JP2014025492A - 発進装置 - Google Patents

発進装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014025492A
JP2014025492A JP2012163887A JP2012163887A JP2014025492A JP 2014025492 A JP2014025492 A JP 2014025492A JP 2012163887 A JP2012163887 A JP 2012163887A JP 2012163887 A JP2012163887 A JP 2012163887A JP 2014025492 A JP2014025492 A JP 2014025492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
lock
starting device
lockup
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012163887A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5983146B2 (ja
Inventor
Kazuyoshi Ito
一能 伊藤
Keizo Araki
敬造 荒木
Junya Kashimura
純也 橿村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2012163887A priority Critical patent/JP5983146B2/ja
Publication of JP2014025492A publication Critical patent/JP2014025492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5983146B2 publication Critical patent/JP5983146B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

【課題】ロックアップクラッチ機構を半係合の状態としたときにロックアップクラッチ機構を介して伝達されるトルクが小さくなるのを抑制する。
【解決手段】ロックアップクラッチ機構9にロックアップピストン91の内側にロックアップピストン91と略平行に配置され、ロックアップピストン91と略同径の調圧プレート92を設ける。ロックアップクラッチ機構9を半係合の状態としたときには、調圧プレート92とロックアップピストン91との間の調圧油室95内の摩擦部材98a,98b近傍の遠心油圧はロックアップピストン91とカバー本体33との間の圧力油室96内の摩擦部材98a,98b近傍の遠心油圧と同程度となるから、ロックアップピストン91に作用する遠心油圧の差分に基づいてロックアップピストン91およびカバー本体33から第1ドライブ部材99に伝達されるトルクが小さくなるのを抑制することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発進装置に関する。
従来、この種の発進装置としては、ロックアップクラッチを有する流体力学的なトルクコンバータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。図3に特許文献1に記載されたトルクコンバータ901の構成を示す。このトルクコンバータ901は、クランクシャフトに連結されるフロントカバー903と、フロントカバー903に固定されたポンプインペラ904と、ポンプインペラ904と同軸に回転可能なタービンランナ905と、タービンランナ905からポンプインペラ904への作動油の流れを整流するステータ906と、フロントカバー903とタービンランナ905のカバーであるタービンシェル950とを係合すると共に両者の係合を解除することができる摩擦式のロックアップクラッチ909とを備える。
ロックアップクラッチ909は、フロントカバー903と一体回転する支持プレート992に板バネ993を介して接続されたロックアップピストン991と、ロックアップピストン991とフロントカバー903との間に配置された摩擦薄板998と、摩擦薄板998とタービンシェル50とを連結する連結クランク999とにより構成されている。ロックアップクラッチ909は、フロントカバー903とロックアップピストン991との間の圧力油室996の油圧をロックアップピストン991より図中左側の主油室994の油圧に比して低くすることにより、圧力油室996と主油室994との圧力差によってロックアップピストン991をフロントカバー903側に押圧して摩擦薄板998とロックアップピストン991およびフロントカバー903とを係合(ロックアップ)し、圧力油室996の油圧を主油室994の油圧に比して高くすることにより、圧力油室996と主油室994との圧力差によってロックアップピストン991をフロントカバー903側から遠ざけて摩擦薄板998とロックアップピストン991やフロントカバー903との係合を解除(ロックアップを解除)する。
特開平6−294458号公報
しかしながら、上述のトルクコンバータ901では、ロックアップクラッチ909を半係合の状態とするときには連結クランク999に伝達するトルクが小さくなる場合が生じる。ロックアップクラッチ909の半係合の状態は、摩擦薄板998がフロントカバー903やロックアップピストン991に対して滑りを伴ってフロントカバー903やロックアップピストン991からのトルクを連結クランク999に伝達する状態である。この場合、圧力油室996内の作動油は、フロントカバー903やロックアップピストン991に連れ回されるが、その回転数は、ロックアップピストン991とこれより低回転で回転するタービンシェル950などに連れ回される主油室994内の作動油の回転数より高くなる。このとき、圧力油室996内の摩擦薄板998近傍の作動油や主油室994内の摩擦薄板998近傍の作動油には、回転数に応じた遠心力による油圧(以下、「遠心油圧」という。)が生じるが、圧力油室996内の摩擦薄板998近傍の作動油の回転数の方が主油室994内の摩擦薄板998近傍の作動油の回転数より大きいため、圧力油室996内の摩擦薄板998近傍の作動油に生じる遠心油圧の方が主油室994の遠心油圧より大きくなる。このため、遠心油圧の差分に応じたロックアップピストン991をフロントカバー903から遠ざけようとする面圧がロックアップピストン991に作用し、摩擦薄板998に作用する面圧が小さくなり、フロントカバー903やロックアップピストン991から連結クランク999に伝達するトルクが小さくなってしまう。こうした遠心油圧の差分による不都合は、ロックアップピストン991と摩擦薄板998との滑り(回転数差)が大きくなるほど顕著なものとなる。
本発明の発進装置は、ロックアップクラッチ機構を半係合の状態としたときにロックアップクラッチ機構を介して伝達されるトルクが小さくなるのを抑制することを主目的とする。
本発明の発進装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の発進装置は、
原動機に連結される入力部材に接続されたポンプインペラと、該ポンプインペラと共に回転可能なタービンランナと、入力要素と弾性体と出力要素とを有するダンパ機構と、該ダンパ機構を介して前記入力部材と変速装置の入力軸とを連結するロックアップを実行すると共に該ロックアップを解除することができるロックアップクラッチ機構と、を備える発進装置であって、
前記ロックアップクラッチ機構は、
前記入力部材としての装置カバーの内側に配置されたロックアップピストンと、
前記ロックアップピストンの外周部における前記ロックアップピストンと前記装置カバーとの間に配置され、前記ダンパ機構の入力要素に接続された伝達部材と、
前記ロックアップピストンの外周部における前記ロックアップピストンと前記伝達部材との間および前記装置カバーと前記伝達部材との間に配設された摩擦部材と、
前記ロックアップピストンと前記ダンパ機構の間に配置され、前記ロックアップピストンと一体回転する板状の調圧プレートと、
を備えることを特徴とする。
この本発明の発進装置では、ロックアップクラッチ機構を半係合の状態とすると、ロックアップピストンと装置カバーの回転に伴って、ロックアップピストンと装置カバーとの間の作動油に遠心力による油圧(以下、「第1の遠心油圧」という。)が発生する。また、ロックアップピストンと調圧プレートの回転に伴って、ロックアップピストンと調圧プレートとの間の作動油にも遠心力による油圧(以下、「第2の遠心油圧」という。)が発生する。第1の遠心油圧は、ロックアップピストンを装置カバーから遠ざける方向に作用し、第2の遠心油圧はロックアップピストンを装置カバーに近づける方向に作用する。装置カバーとロックアップピストンと調圧プレートは、一体回転するから、第1の遠心油圧と第2の遠心油圧は同程度の大きさとなる。このため、第1の遠心油圧によるロックアップピストンを装置カバーから遠ざけようとする力と第2の遠心油圧によるロックアップピストンを装置カバーに近づけようとする力は略均衡することになる。この結果、ロックアップクラッチ機構を半係合の状態としても、ロックアップピストンや装置カバーから伝達部材に伝達するトルクが小さくなるのを抑制することができ、ロックアップクラッチ機構を半係合の状態とした際のスリップ制御の制御性を良好なものとすることができる。ここで、ロックアップクラッチ機構の半係合の状態とは、伝達部材またはロックアップピストンおよび装置カバーが摩擦部材に対して滑りを伴って装置カバーやロックアップピストンから伝達部材にトルクの伝達が行なわれている状態、つまり、装置カバーやロックアップピストンから伝達部材へのトルクの伝達はある程度は行なわれているが、伝達部材は装置カバーやロックアップピストンとは一体として回転しておらず、回転数差を生じている状態を意味している。
こうした本発明の発進装置において、前記調圧プレートは、外周端が前記摩擦部材の最内径部位となるか該最内径部位より外周側となるよう形成されてなる、ものとすることもできる。即ち、調圧プレートは、ロックアップクラッチ機構を半係合の状態としたときに、第1の遠心油圧と第2の遠心油圧が同一であるか、第1の遠心油圧の方が第2の遠心油圧より若干大きいか、第1の遠心油圧の方が第2の遠心油圧より若干小さいか、のいずれかであればよいから、その外周端が摩擦部材の最内径部位より外周側になるように形成されていればよい。ここで、「外周端が前記摩擦部材の最内径部位となる」は、外周端が摩擦部材の最内径部位に完全に一致する場合だけでなく、機能的に一致する場合も含む意である。即ち、外周端が摩擦部材の最内径部位より僅かに内周側となる場合も含む意である。また、「該最内径部位より外周側」であればよいから、調圧プレートがロックアップピストンと同径となるように形成されている場合も当然に含まれる。なお、「同径」には、完全に同径である場合だけでなく、僅かに異なるが機能的に見て同径ということができる略同径も含まれる意である。
また、本発明の発進装置において、前記ロックアップピストンは、前記装置カバーに摺動可能に支持されており、前記調圧プレートは、前記装置カバーに固定されていると共に前記ロックアップピストンとバネを介して連結されている、ものとすることもできる。即ち、調圧プレートは装置カバーに固定されており、ロックアップピストンはバネを介して調圧プレートに連結されていると共に装置カバーに摺動可能に可動するものとなる。こうすれば、調圧プレートを装置カバーと完全に一体に回転させることができると共に、ロックアップピストンを調圧プレートや装置カバーに対してバネの弾性力の範囲ではあるが動作の自由度を持たせることができる。この結果、第2の遠心油圧をロックアップピストンにより効果的に作用させることができる。
さらに、本発明の発進装置において、前記調圧プレートは、前記摩擦部材の最内径部位より外周側で前記ロックアップピストンに対して摺動可能に接触する接触部と、前記ロックアップピストンとの間に形成される油室に連通する連通孔と、が形成されてなる、ものとすることもできる。こうすれば、ロックアップピストンと調圧プレートとの間の作動油が接触部の外周側に流動できないから、第2の遠心油圧が低下するのを抑制することができ、第2の遠心油圧が低下することによってロックアップピストンや装置カバーから伝達部材に伝達するトルクが小さくなるのを抑制することができる。この態様の本発明の発進装置において、前記接触部と前記ロックアップピストンはシール部材によるシールが施されている、ものとしてもよい。また、前記接触部は、前記調圧プレートの外周端に形成されており、前記ロックアップピストンは、外周端に前記調圧プレート側に屈曲して前記接触部に接触する屈曲部が形成されてなる、ものとしてもよい。
また、本発明の発進装置において、前記調圧プレートは、前記装置カバーに連結されていると共に前記ロックアップピストンとバネを介して連結されている、ものとすることもできる。こうすれば、調圧プレートを装置カバーと完全に一体に回転させることができると共に、ロックアップピストンを調圧プレートや装置カバーに対してバネの弾性力の範囲ではあるが動作の自由度を持たせることができる。この結果、第2の遠心油圧をロックアップピストンにより効果的に作用させることができる。
本発明の実施例の発進装置1の構成の概略を示す構成図である。 変形例の発進装置1の構成の概略を示す構成図である。 比較例のトルクコンバータ901の構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての発進装置1を示す構成図である。実施例の発進装置1は、原動機としてのエンジン(内燃機関)を備えた車両に発進装置として搭載されるトルクコンバータであり、図示しないエンジンのクランクシャフトに連結されるフロントカバー(入力部材)3と、フロントカバー3に固定されたポンプインペラ(入力側流体伝動要素)4と、ポンプインペラ4と同軸に回転可能なタービンランナ(出力側流体伝動要素)5と、タービンランナ5からポンプインペラ4への作動油(作動流体)の流れを整流するステータ6と、図示しない自動変速機(AT)あるいは無段変速機(CVT)である変速装置のインプットシャフトISに接続されるダンパ機構8と、遠心振子式吸振装置86と、フロントカバー3とダンパ機構8とを連結する(係合させる)と共に両者の連結(係合)を解除することができる摩擦式のロックアップクラッチ機構9とを備える。
フロントカバー3は、センターピース30とカバー本体33とを含む。ポンプインペラ4は、フロントカバー3に密に固定されるポンプシェル40と、ポンプシェル40の内面に配設された複数のポンプブレード41とを有する。タービンランナ5は、タービンシェル50と、タービンシェル50の内面に配設された複数のタービンブレード51と、リベットを介してタービンシェル50に接続されるタービンハブ52とを有する。ポンプインペラ4とタービンランナ5とは、互いに対向し合い、両者の間には、ポンプインペラ4やタービンランナ5と同軸に回転可能なステータ6が配置される。ステータ6は、複数のステータブレード60を有し、ステータ6の回転方向は、ワンウェイクラッチ61により一方向のみに設定される。これらのポンプインペラ4、タービンランナ5およびステータ6は、作動油を循環させるトーラス(環状流路)を形成する。
ダンパ機構8は、インプットシャフトISに固定(スプライン嵌合)されるダンパハブ80(出力要素)と、フロントカバー3やポンプインペラ4のポンプシェル40により画成される油室内の外周側領域に配置されると共にロックアップクラッチ機構9によりフロントカバー3と回転方向に一体化され得る第2ドライブ部材(入力要素)81と、当該油室内の内周側領域に配置されてダンパハブ80に固定されるドリブンプレート82と、複数の第1コイルスプリング(第1弾性部材)83を介して第2ドライブ部材81と係合すると共に複数の第2コイルスプリング(第2弾性部材)84を介してドリブンプレート82と係合する環状の中間部材85とを含む。第2ドライブ部材81は、互いに連結されて複数の第1コイルスプリング83を保持する第1および第2部材からなり、それぞれ対応する第1コイルスプリング83の一端と当接する複数の当接部を有する。ドリブンプレート82は、それぞれ対応する第2コイルスプリング84の一端と当接する複数の当接部を有し、ダンパハブ80に溶接により固定される。これにより、ドリブンプレート82は、ダンパ機構8の出力要素である第2コイルスプリング84と係合する係合部を構成する。中間部材85は、第2コイルスプリング84と係合するドリブンプレート82よりもポンプシ ェル40側(変速装置側)に配置されると共に対応する第1コイルスプリング83の他端と当接する複数の当接部を有する環状の第1中間プレート85aと、第2コイルスプリング84と係合するドリブンプレート82よりもフロントカバー3側(エンジン側)に配置される環状の第2中間プレート85bとを含む。第1および第2中間プレート85a,85bは、ドリブンプレート82を間において発進装置1の軸方向に並設されると共に互いに図示しないリベットを介して連結され、複数の第2コイルスプリング84を保持する。また、第1および第2中間プレート85a,85bは、それぞれ対応する第2コイルスプリング84の他端と当接する複数の当接部をそれぞれ有する。そして、第1中間プレート85aは、タービンハブ52にガタをもって嵌合されると共に、タービンシェル50と共にリベットを介してタービンハブ52に固定される。これにより、第1中間プレート85aおよび第2中間プレート85b、タービンシェル50およびタービンハブ52は、一体に回転可能となる。
遠心振子式吸振装置86は、環状の支持部材87と、支持部材87に対してそれぞれ揺動可能な複数(実施例では、4個)の質量体88a〜88dとからなる。実施例の質量体88a〜88dは、円盤状に形成された2枚の金属板と、支持部材87のガイド孔に転動自在に挿通されると共に両端に金属板が固定される支軸とにより構成される。支持部材87は、ダンパ機構8の第2中間プレート85bにリベットを介して固定される。これにより、遠心振子式吸振装置86の支持部材87は、ダンパ機構8の第2中間プレート85bと一体に回転可能となる。
ロックアップクラッチ機構9は、フロントカバー3の内部かつ当該フロントカバー3のエンジン側(図中右側)の内壁面近傍に配置される。ロックアップクラッチ機構9は、カバー本体33の内側に配置されてセンターピース30にシール部材を介して当接するロックアップピストン91と、ロックアップピストン91とカバー本体33との間のロックアップピストン91の外周部に配置された第1ドライブ部材99と、ロックアップピストン91の内側にロックアップピストン91と略平行に配置されロックアップピストン91と略同径の調圧プレート92と、ロックアップピストン91のフロントカバー3側の外周側の部位とこの部位に整合するフロントカバー3の部位とに貼着された摩擦部材98a,98bとを含む。調圧プレート92は、センターピース30に溶接されると共にロックアップピストン91に板バネ93により接続される。これにより、センターピース30とロックアップピストン91と調圧プレート92は、一体に回転可能となる。第1ドライブ部材99は、摩擦部材98a,98bに挟まれた係合部99aとダンパ機構8の第2ドライブ部材81と嵌合する嵌合部99bとから構成される。嵌合部99bは、櫛歯形状しており、同様に櫛歯形状に形成された第2ドライブ部材81の嵌合部81aと相互に噛み合っている。したがって、ロックアップクラッチ機構9の第1ドライブ部材99とダンパ機構8の第2ドライブ部材81は一体回転する。
発進装置1の内部は、タービンハブ52近傍の第1油路72とセンターピース30に形成された第2油路74とからの作動油(作動流体)により満たされている。第1油路72は、ダンパ機構8などが配置される主油室94に連通しており、主油室94は、調圧プレート92の外周側でロックアップピストン91と調圧プレート92に挟まれた調圧油室95と連通している。第2油路74は、カバー本体33とロックアップピストン91とに挟まれた圧力油室96に連通しており、この圧力油室96は、第1ドライブ部材99の係合部99aと摩擦部材98a,98bとを介して主油室94と連絡している。したがって、第2油路74から作動油を排出して圧力油室96の油圧を主油室94に比して低くし、主油室94の油圧によりロックアップピストン91がセンターピース30側に押されるようにして摩擦部材98a,98bの第1ドライブ部材99の係合部99aに対する面圧を大きくすることにより、ロックアップクラッチ機構9をロックアップ(係合)とすることができる。一方、第2油路74から作動油を供給して圧力油室96の油圧を主油室94に比して高くし、圧力油室96の油圧によりロックアップピストン91が調圧プレート92側に押されるようにして摩擦部材98a,98bの第1ドライブ部材99の係合部99aに対する面圧を小さくすることにより、ロックアップクラッチ機構9のロックアップを解除(係合の解除)することができる。なお、ロックアップクラッチ機構9のロックアップを解除するときには、作動油は、摩擦部材98a,98bと第1ドライブ部材99の係合部99aとの間を通って主油室94に流れ込む。一方、ロックアップクラッチ機構9がロックアップ(係合)しているときには、摩擦部材98a,98bと第1ドライブ部材99の係合部99aとが面圧により十分に接合しているから、作動油は主油室94から圧力油室96へは流れない。
こうして構成された実施例の発進装置1の動作、特に、ロックアップクラッチ機構9を半係合の状態としているときの動作について、図3に示す比較例のトルクコンバータ901と比較して説明する。ここで半係合の状態とは、実施例の発進装置1では、第1ドライブ部材99の係合部99aが摩擦部材98a,98bに対して滑りを伴ってカバー本体33やロックアップピストン91からのトルクの伝達が行なわれている状態、つまり、カバー本体33やロックアップピストン91から第1ドライブ部材99へのトルクの伝達はある程度は行なわれているが、第1ドライブ部材99はカバー本体33やロックアップピストン91とは一体として回転しておらず、回転数差を生じている状態を意味しており、比較例のトルクコンバータ901では、摩擦薄板998がフロントカバー903やロックアップピストン991に対して滑りを伴ってフロントカバー903やロックアップピストン991からのトルクを連結クランク999に伝達する状態を意味している。
比較例のトルクコンバータ901では、ロックアップクラッチ909が半係合の状態では、圧力油室996内の作動油は、フロントカバー903やロックアップピストン991に連れ回されるから、圧力油室996内の摩擦薄板998近傍の作動油には回転半径と回転数に応じた遠心力による油圧(遠心油圧)が発生する。一方、主油室994の作動油は、ロックアップピストン991とこれより低回転で回転するタービンシェル950などに連れ回されるから、主油室994の摩擦薄板998近傍の作動油にも遠心油圧が生じるが、その大きさは、圧力油室996内の摩擦薄板998近傍の作動油に発生する遠心油圧より小さくなる。このため、圧力油室996内の摩擦薄板998近傍の作動油の遠心油圧によって生じるロックアップピストン991をフロントカバー903から遠ざける方向の力は主油室994の摩擦薄板998近傍の作動油の遠心油圧によって生じるロックアップピストン991をフロントカバー903に近づける方向の力より大きくなり、フロントカバー903やロックアップピストン991から連結クランク999に伝達するトルクが小さくなる。
実施例の発進装置1では、ロックアップクラッチ機構9が半係合の状態では、圧力油室96の作動油は、カバー本体33やロックアップピストン91に連れ回されるから、圧力油室96内の摩擦部材98a,98b近傍の作動油には回転半径と回転数に応じた遠心力による油圧(第1の遠心油圧)が発生する。調圧油室95の作動油は、ロックアップピストン91や調圧プレート92に連れ回されるから、調圧油室95の摩擦部材98a,98b近傍の作動油にも、第1の遠心油圧と同様に、回転半径と回転数に応じた遠心力による油圧(第1の遠心油圧)が発生する。カバー本体33とロックアップピストン91と調圧プレート92は一体として回転するから、第1の遠心油圧と第2の遠心油圧は同程度となる。このため、第1の遠心油圧によりロックアップピストン91をカバー本体33から遠ざける方向の力と第2の遠心油圧によりロックアップピストン91をカバー本体33に近づける方向の力とは同程度となり、ロックアップピストン91やカバー本体33から第1ドライブ部材99に伝達するトルクはあまり変化しない。即ち、実施例の発進装置1では、調圧プレート92を設けることにより、調圧プレート92を設けない比較例のトルクコンバータ901に比して、ロックアップクラッチ機構9を半係合の状態としたときにロックアップピストン91やカバー本体33から第1ドライブ部材99に伝達するトルクが小さくなるのを抑制することができる。
以上説明した実施例の発進装置1によれば、ロックアップクラッチ機構9にロックアップピストン91の内側にロックアップピストン91と略平行に配置され、ロックアップピストン91と略同径の調圧プレート92を設けることにより、ロックアップクラッチ機構9を半係合の状態としたときに、圧力油室96内の摩擦部材98a,98b近傍の遠心油圧(第1の遠心油圧)と調圧油室95内の摩擦部材98a,98b近傍の遠心油圧(第2の遠心油圧)とを同程度とし、ロックアップクラッチ機構9を半係合の状態としたときにロックアップピストン91に作用する両側の遠心油圧の差分に基づいてロックアップピストン91やカバー本体33から第1ドライブ部材99に伝達するトルクが小さくなるのを抑制することができる。この結果、ロックアップクラッチ機構9を半係合の状態とした際のスリップ制御の制御性を良好なものとすることができる。
実施例の発進装置1では、ロックアップクラッチ機構9にロックアップピストン91の内側にロックアップピストン91と略平行に配置され、ロックアップピストン91と略同径の調圧プレート92を設けるものとしたが、ロックアップクラッチ機構9を半係合の状態としたときに、圧力油室96の摩擦部材98a,98b近傍の遠心油圧(第1の遠心油圧)が調圧油室95の摩擦部材98a,98b近傍の遠心油圧(第2の遠心油圧)とが同程度であればよいから、即ち、第1の遠心油圧と第2の遠心油圧が同一であるか、第1の遠心油圧の方が第2の遠心油圧より若干大きいか、第1の遠心油圧の方が第2の遠心油圧より若干小さいか、のいずれかであればよいから、調圧プレート92はロックアップピストン91と同径である必要がなく、例えば、調圧プレートの外周が摩擦部材98a,98bの最内径部位となるものとしたり、調圧プレートの外周が摩擦部材98a,98bの中央の位置となるものとしたり、調圧プレートの外周が摩擦部材98a,98bの最外径部位となるものとしたり、調圧プレートの外周が摩擦部材98a,98bの最外径部位より外周側になるものとしてもよい。即ち、調圧プレートの外周が摩擦部材98a,98bの最内径部位となるか摩擦部材98a,98bの最内径部位より外周側となればよい。なお、調圧プレートの外周が摩擦部材98a,98bの最内径部位となるものには、調圧プレートの外周が摩擦部材98a,98bの最内径部位より僅かに内周側となるものも含まれる意である。
実施例の発進装置1では、調圧プレート92をセンターピース30に溶接し、調圧プレート92とロックアップピストン91とを板バネ93により連結するものとしたが、ロックアップクラッチ機構9を半係合の状態としたときに、圧力油室96の摩擦部材98a,98b近傍の遠心油圧が調圧油室95の摩擦部材98a,98b近傍の遠心油圧と同程度になればよいから、調圧プレート92とロックアップピストン91とセンターピース30との接続は上記に限定されるものではない。
図2は、実施例の発進装置1の変形例としての発進装置1Bの構成の概略を示す構成図である。変形例の発進装置1Bは、ロックアップクラッチ機構9のロックアップピストン91と調圧プレート92に代えて、ロックアップクラッチ機構9Bのロックアップピストン191と調圧プレート192を備える点を除いて、実施例の発進装置1と同一の構成をしている。そこで、変形例の発進装置1Bを説明するにあたり、重複した説明を回避するために、変形例の発進装置1Bの構成のうち図1に示した実施例の発進装置1の構成と同一の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
変形例の発進装置1Bのロックアップクラッチ機構9Bでは、ロックアップピストン191の外周端に、調圧プレート192側に屈曲する屈曲部191aが形成されている。この屈曲部191aは、調圧プレート192の外周端に位置する接触部192aに摺動可能に接触しており、屈曲部191aと接触部192aはシール部材193によってシールされている。また、調圧プレート192のセンターピース30との溶接部より若干外周側には、主油室94と調圧油室95とを連通する複数の油路孔192cが形成されており、調圧油室95には、複数の油路孔192cを介して主油室94から作動油が供給されるようになっている。
こうした変形例の発進装置1Bにおいて、ロックアップクラッチ機構9Bを半係合の状態にしたときの調圧油室95内の作動油に作用する第2の遠心油圧は、ロックアップピストン191の屈曲部191aと調圧プレート192の接触部192aがシール部材193によりシールされているため、屈曲部191aや接触部192aが形成されていない実施例の発進装置1より高くなる。このため、ロックアップクラッチ機構9Bを半係合の状態としたときにロックアップピストン191に作用する両側の遠心油圧の差分(第1の遠心油圧と第2の遠心油圧との差分)に基づいてロックアップピストン191やカバー本体33から第1ドライブ部材99に伝達するトルクが小さくなるのをより効果的に抑制することができる。なお、変形例の発進装置1Bでは、ロックアップピストン191の屈曲部191aと調圧プレート192の接触部192aとが摩擦部材98a,98bより外周側に形成されているから、調圧油室95の摩擦部材98a,98bに相当する部位に作用する遠心油圧によってロックアップピストン191はカバー本体33側に押されることになり、ロックアップピストン191やカバー本体33から第1ドライブ部材99に伝達するトルクは若干大きくなる。
変形例の発進装置1Bでは、ロックアップピストン191の外周端に屈曲部191aを形成すると共に調圧プレート192の外周端に接触部192aを形成するものとしたが、調圧プレート192の外周端にロックアップピストン191側に屈曲してロックアップピストン191の外周端に接触する接触部を形成し、この接触部とロックアップピストン191の外周端とをシール部材によりシールするものとしてもよい。
変形例の発進装置1Bでは、ロックアップピストン191の屈曲部191aと調圧プレート192の接触部192aとを摩擦部材98a,98bより外周側に形成するものとしたが、ロックアップクラッチ機構9Bを半係合の状態としたときに、圧力油室96の摩擦部材98a,98b近傍の遠心油圧(第1の遠心油圧)が調圧油室95の摩擦部材98a,98b近傍の遠心油圧(第2の遠心油圧)とが同程度であればよいから、即ち、第1の遠心油圧と第2の遠心油圧が同一であるか、第1の遠心油圧の方が第2の遠心油圧より若干大きいか、第1の遠心油圧の方が第2の遠心油圧より若干小さいか、のいずれかであればよいから、屈曲部191aや接触部192aに相当する構成については、摩擦部材98a,98bより若干内周側の位置に形成するものとしたり、摩擦部材98a,98bの中央の位置に形成するものとしたり、摩擦部材98a,98bより若干外周側の位置に形成するものとしてもよい。即ち、屈曲部191aや接触部192aに相当する構成については、摩擦部材98a,98bより若干内周側の位置(所定位置)より外周側であればよい。
変形例の発進装置1Bでは、ロックアップピストン191の屈曲部191aと調圧プレート192の接触部192aとをシール部材193によりシールするものとしたが、調圧油室95内の遠心油圧(第2の遠心油圧)は圧力油室96内の遠心油圧(第1の遠心油圧)より若干小さくても構わないから、ロックアップピストン191の屈曲部191aと調圧プレート192の接触部192aとをシール部材193によりシールしないものとしても構わない。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、センターピース30とカバー本体33とからなるフロントカバー3が「入力部材」に相当し、ポンプインペラ4が「ポンプインペラ」に相当し、タービンランナ5が「タービンランナ」に相当し、ダンパ機構8が「ダンパ機構」に相当し、ロックアップクラッチ機構9が「ロックアップクラッチ機構」に相当し、カバー本体33が「装置カバー」に相当し、ロックアップピストン91が「ロックアップピストン」に相当し、第1ドライブ部材99が「伝達部材」に相当し、摩擦部材98a,98bが「摩擦部材」に相当し、調圧プレート92が「調圧プレート」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、発進装置の製造産業などに利用可能である。
1 発進装置、3 フロントカバー、4 ポンプインペラ、5 タービンランナ、6 ステータ、8 ダンパ機構、9,9B ロックアップクラッチ機構、30 センターピース、33 カバー本体、40 ポンプシェル、41 ポンプブレード、50 タービンシェル、51 タービンブレード、52 タービンハブ、60 ステータブレード、61 ワンウェイクラッチ、72 第1油路、74 第2油路、80 ダンパハブ、81 第2ドライブ部材、81a 嵌合部、82 ドリブンプレート、83 第1コイルスプリング、84 第2コイルスプリング、85 中間部材、85a 第1中間プレート、85b 第2中間プレート、86 遠心振子式吸振装置、87 支持部材、88a〜88d 質量体、91,191 ロックアップピストン、92,192 調圧プレート、93 板バネ、94 主油室、95 調圧油室、96 圧力油室、98a,98b 摩擦部材、99 第1ドライブ部材、99a 係合部、99b 嵌合部、901 トルクコンバータ、903 フロントカバー、904 ポンプインペラ、905 タービンランナ、906 ステータ、909 ロックアップクラッチ、950 タービンシェル、991 ロックアップピストン、992 支持プレート、993 板バネ、994 主油室、996 圧力油室、998 摩擦薄板、999 連結クランク、191a 屈曲部、192a 接触部、192c 油路孔、193 シール部材193、IS インプットシャフト。

Claims (7)

  1. 原動機に連結される入力部材に接続されたポンプインペラと、該ポンプインペラと共に回転可能なタービンランナと、入力要素と弾性体と出力要素とを有するダンパ機構と、該ダンパ機構を介して前記入力部材と変速装置の入力軸とを連結するロックアップを実行すると共に該ロックアップを解除することができるロックアップクラッチ機構と、を備える発進装置であって、
    前記ロックアップクラッチ機構は、
    前記入力部材としての装置カバーの内側に配置されたロックアップピストンと、
    前記ロックアップピストンの外周部における前記ロックアップピストンと前記装置カバーとの間に配置され、前記ダンパ機構の入力要素に接続された伝達部材と、
    前記ロックアップピストンの外周部における前記ロックアップピストンと前記伝達部材との間および前記装置カバーと前記伝達部材との間に配設された摩擦部材と、
    前記ロックアップピストンと前記ダンパ機構の間に配置され、前記ロックアップピストンと一体回転する板状の調圧プレートと、
    を備えることを特徴とする、
    発進装置。
  2. 請求項1記載の発進装置であって、
    前記調圧プレートは、外周端が前記摩擦部材の最内径部位となるか該最内径部位より外周側となるよう形成されてなる、
    発進装置。
  3. 請求項1または2記載の発進装置であって、
    前記ロックアップピストンは、前記装置カバーに摺動可能に支持されており、
    前記調圧プレートは、前記装置カバーに固定されていると共に前記ロックアップピストンとバネを介して連結されている、
    発進装置。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれか1つの請求項に記載の発進装置であって、
    前記調圧プレートは、前記摩擦部材の最内径部位より外周側で前記ロックアップピストンに対して摺動可能に接触する接触部と、前記ロックアップピストンとの間に形成される油室に連通する連通孔と、が形成されてなる、
    発進装置。
  5. 請求項4記載の発進装置であって、
    前記接触部と前記ロックアップピストンは、シール部材によるシールが施されている、
    発進装置。
  6. 請求項4または5記載の発進装置であって、
    前記接触部は、前記調圧プレートの外周端に形成されており、
    前記ロックアップピストンは、外周端に前記調圧プレート側に屈曲して前記接触部に接触する屈曲部が形成されてなる、
    発進装置。
  7. 請求項1ないし6のうちのいずれか1つの請求項に記載の発進装置であって、
    前記調圧プレートは、前記ロックアップピストンと同径のプレートである、
    発進装置。
JP2012163887A 2012-07-24 2012-07-24 発進装置 Expired - Fee Related JP5983146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012163887A JP5983146B2 (ja) 2012-07-24 2012-07-24 発進装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012163887A JP5983146B2 (ja) 2012-07-24 2012-07-24 発進装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014025492A true JP2014025492A (ja) 2014-02-06
JP5983146B2 JP5983146B2 (ja) 2016-08-31

Family

ID=50199322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012163887A Expired - Fee Related JP5983146B2 (ja) 2012-07-24 2012-07-24 発進装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5983146B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018162855A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 アイシン・エィ・ダブリュ工業株式会社 クラッチ
JP2019138371A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 ヴァレオカペックジャパン株式会社 トルクコンバータのロックアップピストン及びピストンガイド構造
WO2020050942A1 (en) * 2018-09-05 2020-03-12 Schaeffler Technologies Ag & Co. Kg. Torque converter with charge pressure compensation

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04113358U (ja) * 1991-03-22 1992-10-02 アイシン精機株式会社 トルクコンバータの直結クラツチ
JP2004308904A (ja) * 2003-04-05 2004-11-04 Zf Sachs Ag 捩り振動ダンパ
JP2008138879A (ja) * 2006-11-29 2008-06-19 Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg トルクコンバータ
JP2013053750A (ja) * 2011-09-04 2013-03-21 Schaeffler Technologies Ag & Co Kg 低い背圧を有するトルクコンバータクラッチ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04113358U (ja) * 1991-03-22 1992-10-02 アイシン精機株式会社 トルクコンバータの直結クラツチ
JP2004308904A (ja) * 2003-04-05 2004-11-04 Zf Sachs Ag 捩り振動ダンパ
JP2008138879A (ja) * 2006-11-29 2008-06-19 Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg トルクコンバータ
JP2013053750A (ja) * 2011-09-04 2013-03-21 Schaeffler Technologies Ag & Co Kg 低い背圧を有するトルクコンバータクラッチ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018162855A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 アイシン・エィ・ダブリュ工業株式会社 クラッチ
JP2019138371A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 ヴァレオカペックジャパン株式会社 トルクコンバータのロックアップピストン及びピストンガイド構造
WO2020050942A1 (en) * 2018-09-05 2020-03-12 Schaeffler Technologies Ag & Co. Kg. Torque converter with charge pressure compensation
US10844940B2 (en) 2018-09-05 2020-11-24 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Torque converter with charge pressure compensation

Also Published As

Publication number Publication date
JP5983146B2 (ja) 2016-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5051447B2 (ja) 流体伝動装置
JP5852701B2 (ja) 流体式動力伝達装置
JP5531728B2 (ja) 流体伝動装置
EP2990690B1 (en) Fluid transmission device
JP4000152B2 (ja) クラッチ装置
JP6626506B2 (ja) タービン−ピストンロックアップクラッチを有する流体動力学トルク連結装置、及び関連する方法
JP5401697B2 (ja) シールされたインペラクラッチ提供チャンバを備えた多機能トルクコンバータ及び多機能トルクコンバータを形成及び操作する方法
JP6530604B2 (ja) 動力伝達装置
JP5505558B2 (ja) 発進装置
WO2011152205A1 (ja) トルクコンバータ用のロックアップ装置
JP5983146B2 (ja) 発進装置
JP5120705B2 (ja) 流体伝動装置
JP4926228B2 (ja) トルクコンバータの動力伝達装置
JP2012215222A (ja) クラッチ装置およびそれを備えた流体伝動装置
JP6173814B2 (ja) クラッチ
JP2012207777A (ja) 発進装置
JP2006162054A (ja) ダンパーディスク組立体
JP2006162054A5 (ja)
JP6458722B2 (ja) ダンパ装置
JP4395407B2 (ja) トルクコンバータのロックアップ装置
JP7002986B2 (ja) 車両用トルクコンバータ
CN110494676B (zh) 用于液力变矩器的涡轮活塞及其操作方法
JP5505357B2 (ja) クラッチ装置およびそれを備えた流体伝動装置
JP2015203460A (ja) トルクコンバータ
JP4694876B2 (ja) 流体式トルク伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160718

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5983146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees