JP2014012602A - 排紙装置、孔版印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】サイドフェンスの位置と印字速度の関係を考慮し、高速印字時においても用紙の腰付け形状を維持して、排紙揃えが悪くならないようにできる排紙装置を提供する。
【解決手段】制御手段53は、サイドフェンスとエンドフェンスの動作全般を制御する。例えば120枚/分までの印刷速度を選択して印刷スタートキーを押すと、サイドフェンスの間隔は以前から設定されていた通りの位置に移動する。120枚/分を超える印刷速度を選択して印刷スタートキーを押すと、サイドフェンスの間隔は従来設定されていた位置よりも幾分狭い位置とする。印刷速度が例えば120枚/分を超える速度の場合の前記サイドフェンスの位置設定は薄紙及び標準紙が選択された場合にのみ動作させ、厚紙とはがき封筒などの特殊用紙が選択された場合は従来の設定位置とする。
【選択図】図6
【解決手段】制御手段53は、サイドフェンスとエンドフェンスの動作全般を制御する。例えば120枚/分までの印刷速度を選択して印刷スタートキーを押すと、サイドフェンスの間隔は以前から設定されていた通りの位置に移動する。120枚/分を超える印刷速度を選択して印刷スタートキーを押すと、サイドフェンスの間隔は従来設定されていた位置よりも幾分狭い位置とする。印刷速度が例えば120枚/分を超える速度の場合の前記サイドフェンスの位置設定は薄紙及び標準紙が選択された場合にのみ動作させ、厚紙とはがき封筒などの特殊用紙が選択された場合は従来の設定位置とする。
【選択図】図6
Description
本発明は、画像形成装置で画像形成した後、画像形成装置から排出された用紙を積載する排紙装置に関する。
孔版印刷装置などの画像形成装置においては、排出時には、搬送方向と直角方向の用紙端部を中央部よりも高くした姿勢(腰付け形状)を保つことで、排紙台上での排紙揃えを良くする工夫をしている。
例えば吸着搬送ユニットで腰付け形状を作り、排紙台のサイドフェンスに配置された排紙ウイングなどにより腰付け形状を維持する方法が採られている。
例えば特許文献1には、排紙揃えを良くするためにサイドフェンスの上部間隔を下部より狭くするという、サイドフェンスの構造の開示があり、特許文献2には、幅調整可能なサイドフェンスを用紙幅サイズより所定量だけ狭く設定するという開示がある。また特許文献3には、用紙が厚紙でないときにサイドフェンスの位置を狭くするという開示があるが、紙厚の検知と関係させているが、印刷速度との関係は考慮されておらず、特許文献4には、サイドフェンスの間隔を紙種や厚みによって用紙の実際のサイズよりも僅かに広く又は狭く設定することが開示され、特許文献5には、用紙サイズに合わせて自動でサイドフェンス、エンドフェンスを制御することが開示され、特許文献6には、印刷速度によりエンドフェンスを排紙出口から遠ざかる方向へ移動させる制御について開示されている。
しかしながら、サイドフェンスの位置、すなわち間隔と、印刷速度との関係を考慮したものは本願発明者の知るところでは存在しておらず、高速印刷時において用紙の腰付け形状を維持できず、排紙揃えが悪くなることがあるという問題が解決されていなかった。
そこで本発明は、サイドフェンスの位置と印刷速度の関係を考慮し、高速印刷時においても用紙の腰付け形状を維持して、排紙揃えが悪くならないようにすることができる排紙装置と、これを用いた画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明に係る排紙装置は、前段装置の排紙開口部から外部へ排出された用紙を積載する排紙装置であって、
前記排紙開口部からの排紙方向に対して水平方向で直交方向に配置され、前記排出された用紙の幅方向の一縁の位置を規制する一対のサイドフェンスを配置した、
排紙装置において、
前記排紙開口部から排出される用紙の排紙速度を検出する排紙速度検出手段と、
該排紙速度検出手段で得た、前記排紙開口部から排出される用紙の排紙速度情報から、前記用紙の排紙速度が所定の速度より大きいと検出された場合、前記一対のサイドフェンスの間隔を所定の速度以下のときよりも狭くするように制御する制御手段を有することを特徴とする。
前記排紙開口部からの排紙方向に対して水平方向で直交方向に配置され、前記排出された用紙の幅方向の一縁の位置を規制する一対のサイドフェンスを配置した、
排紙装置において、
前記排紙開口部から排出される用紙の排紙速度を検出する排紙速度検出手段と、
該排紙速度検出手段で得た、前記排紙開口部から排出される用紙の排紙速度情報から、前記用紙の排紙速度が所定の速度より大きいと検出された場合、前記一対のサイドフェンスの間隔を所定の速度以下のときよりも狭くするように制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、高速時においても、用紙の腰付け形状を維持して、排紙揃えが悪くならないようにすることができる。
以下、図面に示した本発明に係る実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施対象の一例となる印刷装置、具体的には孔版印刷装置1であって、印刷部2、製版部3、給紙部4、排版部5、排紙部6、画像読取部7、補助トレイ8、再給紙手段9、案内部材10と排紙装置40等を有しているものを示している。
図1は本発明の実施対象の一例となる印刷装置、具体的には孔版印刷装置1であって、印刷部2、製版部3、給紙部4、排版部5、排紙部6、画像読取部7、補助トレイ8、再給紙手段9、案内部材10と排紙装置40等を有しているものを示している。
図中100はこの孔版印刷装置1の装置本体である。この装置本体100のほぼ中央に配置された印刷部2は、版胴11と押圧部材としてのプレスローラ12とを有している。版胴11は装置本体100に着脱自在かつ回転自在に支持されており、図示しない版胴駆動手段によって回転駆動される。版胴11はその外周面に開閉自在なクランパ13を有しており、版胴11の外周面には、両面印刷時には製版部3で製版された分割製版済みマスタ14が、片面印刷時には製版部3で製版された製版済みマスタ15がそれぞれ巻装される。版胴11の外周面近傍には、版胴11の位置を検知する図示しないロータリーエンコーダが設けられている。本実施形態において、版胴11には最大でA3サイズの用紙に印刷が可能な製版済みマスタ15が巻装される。
分割製版済みマスタ14には表面画像に応じた第1製版画像と裏面画像に応じた第2製版画像とが形成され、各製版画像間には未製版部分Sが形成される。分割製版済みマスタ14は、版胴11上において、第1製版画像が表面領域に、第2製版画像が同裏面領域に、未製版部分が同中間領域にそれぞれ対応するように巻装される。製版済みマスタ15は、版胴11上において、その製版画像が表面領域と裏面領域と中間領域とを合わせた範囲内に対応するように巻装される。
版胴11の下方にはプレスローラ12が配設されている。プレスローラ12は図示しないアーム部材にその両端を回転自在に支持されており、図示しないアーム部材は図示しない揺動手段によって揺動自在に支持されている。プレスローラ12はその周面が版胴11より離間する離間位置と、その周面が版胴11上の分割製版済みマスタ14(両面印刷時)に圧接する圧接位置とを選択的に占める。
図示しない揺動手段は、プレスローラ12の版胴11に対する押圧範囲を、表面領域と中間領域と裏面領域とをすべて合わせた範囲である第1の範囲、表面領域と同じ範囲である第2の範囲、表面領域の下流側部分と中間領域と裏面領域とを合わせた範囲である第3の範囲のいずれかに切り換え可能に構成されている。プレスローラ12の周面近傍には、プレスローラ12の周面に接触してクリーニングを行うクリーニングローラ16が配設されている。
プレスローラ12の右方近傍には補助トレイ8上から送られた表面印刷済みの用紙Pをプレスローラ12の周面に沿わせて搬送するための再給紙案内部材17が配設されており、プレスローラ12の下方には補助トレイ8上に貯留された用紙Pをプレスローラ12の周面に接触させて送り出す再給紙レジストローラ18が配設されている。プレスローラ12の左下方には上面に補助トレイ8を有する再給紙搬送ユニット19が配設されており、これには再給紙位置決め部材20が一体的に設けられている。再給紙搬送ユニット19の上方には、補助トレイ8の上面に沿って移動自在な用紙受け板21が配設されている。これら補助トレイ8、再給紙案内部材17、再給紙レジストローラ18、再給紙位置決め部材20、再給紙搬送ユニット19及び用紙受け板21によって再給紙手段9が構成されている。
版胴11とプレスローラ12との接触位置の左方であって用紙Pの搬送経路上には、案内部材10が配設されている。案内部材10はその用紙搬送方向下流側の端部を装置本体100に回動自在に支持されており、後述する移動手段によって移動され、実線で示す第1の位置と2点鎖線で示す第2の位置とを選択的に占める。版胴11とプレスローラ12との間を通過した用紙Pは、案内部材10が第1の位置を占めているときに排紙部6へと案内され、案内部材10が第2の位置を占めているときに補助トレイ8へと案内される。
印刷部2の右上方には製版部3が配設されている。製版部3は、マスタ22をロール状に巻成したマスタロールを保持するマスタ保持部材23、プラテンローラ24、サーマルヘッド25、マスタ切断手段26、マスタストック部27、テンションローラ対28、反転ローラ対29等を有する周知の構成であり、製版部3では両面印刷時において分割製版済みマスタ14が、片面印刷時において製版済みマスタ15がそれぞれ作成される。
製版部3の下方には給紙部4が配設されている。給紙部4は、用紙Pを積載する給紙トレイ30、給紙ローラ、分離ローラ、分離パッド、レジストローラ対等を有する周知の構成である。給紙トレイ30には、同と例に積載された用紙Pのサイズを検知する複数の用紙サイズ検知センサ30Aが配設されている。
印刷部2の左上方に配設された排版部5も、上排版部材、下排版部材、排版ボックス、圧縮板等を有する周知の構成であり、使用済みの分割製版済みマスタ14、製版済みマスタ15を版胴11の外周面より剥離して排版ボックスの内部に廃棄する。
排版部5の下方には排紙部6が配設されている。排紙部6は、剥離爪、排紙搬送ユニット、剥離ファン等を有する周知の構成であり、版胴11の外周面上より印刷済みの用紙Pを剥離して排紙装置40の排紙トレイ41上に排出する。
装置本体100の上部には画像読取部7が配設されている。画像読取部7は、それぞれ図示してはいないが、原稿を載置するコンタクトガラス、コンタクトガラスに対して接離自在に設けられた圧板、原稿画像を走査して読み取る反射ミラー及び蛍光灯、走査された画像を集束するレンズ、集束された画像を処理する画像センサ等を有している。
排紙装置40は、印刷後の用紙Pを積載する排紙トレイ41と、排紙トレイ41に積載される用紙Pの幅方向に配置され排出された用紙の幅方向の一縁の位置を規制する一対のサイドフェンス42、43と、排紙トレイ41に積載される用紙の先端Paと衝突可能であり、用紙排出側となる装置本体100に対して近接/離間する方向に移動自在なエンドフェンス44とを備えている。
排紙装置40は、図2に示すように、用紙種類情報に基づきエンドフェンス44を移動して用紙Pの先端Paとの衝突位置を可変するフェンス位置可変手段50を有している。フェンス位置可変手段50は、エンドフェンス44を前段装置である装置本体100に対して近接/離間する方向に移動する駆動源となるステッピングモータ51を備えたフェンス駆動系52と、ステッピングモータ51の作動を制御する制御手段53(排紙装置側制御手段:以下、排紙制御手段53と記載する)とを有している。
フェンス駆動系52は、複数の歯付プーリに段付の無端ベルトが巻き掛けた周知のプーリとベルトを用いた駆動伝達機構であって、ベルトの一部にスライダーを装着している。エンドフェンス44の下部には、このスライダーが固定されていて、ステッピングモータ51が作動することで、その回転方向に応じて近接方向と離間方向へと移動される。本実施形態において、エンドフェンス44は、ステッピングモータ51が正回転すると離間方向に移動し、逆回転すると近接方向に移動する。
図2の符号60は、サイドフェンス42、43を幅方向に近接/離間する移動手段を示す。移動手段は、駆動源となるステッピングモータ61と、ステッピングモータ61の回転をサイドフェンス42、43の下部にそれぞれ設けられたラックに噛み合うピニオンに伝達する駆動伝達手段62で構成された周知の構成を採る。これらフェンス位置可変手段50と移動手段60はそれぞれ排紙トレイ41の内部に装着されている。
排紙トレイ41には、サイドフェンス42、43の初期位置を検知するサイドフェンス初期位置検知センサ70と、エンドフェンス44の初期位置を検知するエンドフェンス初期位置検知センサ71が配設されている。
図3は、装置本体100に設けられた操作パネル31を示している。同図において操作パネル31には、製版スタートキー32、印刷スタートキー33、ストップキー34、テンキー35、液晶表示装置(LCD)からなる表示手段36と、図示しない両面印刷を行う際に押下される両面印刷キーと片面印刷を行う際に押下される片面印刷キー等の周知の構成の他、複数の印刷速度から任意の印刷速度を設定する設定手段となる印刷速度設定キー37と、用紙種類設定画面を呼び出す用紙種類選択キー38と、操作手段となるフェンス調整キー39と、方向指定キー等が配設されている。表示手段36はいわゆる、タッチパネルスイッチであって、各種情報や各種スイッチ及び警告内容を表示するように構成されている。
印刷速度設定キー37は速度アップキー37aと速度ダウンキー37bとで構成されていて、速度アップキー37aを1回操作すると現在の印刷速度から1段速い印刷速度が設定され、速度ダウンキー37bを1回操作すると、現在の印刷速度から1段遅い印刷速度が設定される。
用紙種類選択キー38は、図4に示す用紙の種類〔厚さ〕を設定する設定画面を表示手段36に表示させる際に操作するもので、この用紙種類選択キー38が操作されると、表示手段36に、図4の用紙種類選択画面101が表示される。用紙種類選択画面101には、標準、厚紙、薄紙、特殊、ユーザなどの用紙の厚さに相関する用紙種類と、表示された用紙種類それを選択する矢印キー102、103が表示される。
フェンス調整キー39は、サイドフェンス42を手動操作で移動させる際に用いるキーであって、このキーが操作されると、図5に示すように、表示手段36に排紙トレイ41の調整画面104が表示されるとともに、上下左右に移動方向を指定するフェンス移動キー80を操作することでサイドフェンス42がフェンス移動キー80に指示された方向に移動する。
図6は、本形態の制御系の構成を示す。孔版印刷装置1は、装置本体100側にCPU、ROM、RAM等を有する周知のコンピュータで構成された装置本体側制御手段(以下、主制御手段と記載する)90を備え、排紙装置40側に、上述した排紙制御手段53を備えている。主制御手段90は、原稿読み取りから印刷に至る印刷動作関係の動作を制御するもので、図示しないロータリーエンコーダ及び操作パネル31からの作動信号に基づいて印刷部2、製版部3、給紙部4、排版部5、排紙部6、画像読取部7、再給紙手段9、案内部材10の作動をそれぞれ制御する。主制御手段90と排紙制御手段53は信号線を介して接続されていて、各種情報の送受信を行うように構成されている。
主制御手段90には、あらかじめ複数の印刷速度情報が設定されているとともに、排版から製版動作までの処理、印刷処理にかかるプログラムが記憶されていて、操作パネル31からの入力情報や用紙サイズ検知センサ30Aの検出情報に基づき、各プログラムを起動させて対応する動作を各部に実行させている。
排紙制御手段53は、サイドフェンス42、43とエンドフェンス44の動作全般を制御するものであり、印刷速度に応じたサイドフェンス42、43とエンドフェンス44の基本位置情報と、用紙サイズや用紙厚さを含む用紙種類情報に応じたエンドフェンス44の補正位置情報があらかじめ設定されている。これら基本位置情報や補正位置情報は、サイドフェンス初期位置検知センサ70と、エンドフェンス初期位置検知センサ71で検知されるサイドフェンス42、43とエンドフェンス44の初期位置を基準としたステッピングモータ51、61のステップ数として設定されている。
本実施形態において、排紙制御手段53の特徴は、印刷速度設定キー37により現状の印刷速度と異なる印刷速度が印刷動作中に設定された場合、ステッピングモータ51の駆動によるエンドフェンス44の移動を禁止する機能と、現状の印刷速度より速い印刷速度が印刷速度設定キー37により印刷動作中に設定された場合、エンドフェンス44を速い印刷速度に応じた位置へ移動するようにステッピングモータ51を作動させる機能と、エンドフェンス44の移動が禁止されたときに警告内容を表示させるように表示手段36を作動させる機能と、用紙Pに印刷される画像割合情報に基づきエンドフェンス44の位置を移動するように、ステッピングモータ51を作動させる機能と、フェンス調整キー39とフェンス移動キー80が操作それて移動方向を指示する作動指令がフェンス移動キー80から出力されると、この移動方向にエンドフェンス44が移動するようにステッピングモータ51を作動させる機能と、サイドフェンス42、43やエンドフェンス44の動作終了信号を検出するまでは、印刷動作を禁止する機能を備えている。
本実施形態において、動作終了信号とはステッピングモータ51の動作後の停止信号を指す。また、画像割合情報とは、用紙Pに印刷される画像の面積であり、これは、製版部3が備えるサーマルヘッドへ25の駆動信号に用いる製版画像情報を指す。
次に、印刷装置全体の動作と、本発明特有の排紙装置40の動作について説明するが、排紙装置40特有の動作は、片面印刷や両面印刷の場合でも同様であるので、印刷装置全体の動作説明は片面印刷の場合のみとし、両面印刷の動作は省略することとする。
画像読取部7に原稿がセットされ、ユーザにより片面印刷キーが押下されると、片面印刷が設定されたことが主制御手段90に記憶され片面印刷用の動作プログラムが呼び出される。その後、ユーザにより製版スタートキー32が押下されると、画像読取部7において原稿画像の読取動作が行われるとともに排版部5が作動して版胴11の外周面から使用済みの分割製版済みマスタ14あるいは製版済みマスタ15が剥離される。排版後、製版部3が作動することによりマスタ22に製版画像情報に基づいた製版画像が形成されて新たな製版済みマスタ15が製版され、これが版胴11に巻装される。
巻装動作が完了して孔版印刷装置1が片面印刷待機状態となった後、印刷速度、用紙種類や印刷枚数などの各種印刷条件設定後にユーザによって印刷スタートキー33が押下されると、版胴11が設定された印刷速度で回転駆動されるとともに給紙部4より用紙Pが1枚分離給送される。給送された用紙Pはレジストローラ対で一時停止された後、所定のタイミングで版胴11とプレスローラ12との間に向けて送られる。
版胴11が所定の角度まで回転してその表面領域がプレスローラ12と対応する位置を占めると、プレスローラ12が圧接位置を占めることにより用紙Pが版胴11上の製版済みマスタ15の製版画像に圧接され、画像を転写される。
画像を転写されて印刷済み用紙となった用紙Pは第1の位置を占めた案内部材10によって排紙部6へと案内され、剥離ファンからの送風によってその先端部を浮き上げられた後、剥離爪の先端によって版胴11の外周面より剥離される。剥離された印刷済みの用紙Pは排紙搬送ユニットへと送られた後、排紙装置40に搬送されて排紙トレイ41上に排出積載される。以下、上述の動作が設定された印刷枚数を消化するまで繰り返され、設定された枚数の片面印刷動作が完了すると各部位の作動が停止する。
さらに、以下に本実施形態における特有の動作、すなわち、印刷速度によって、サイドフェンス42、43の間隔を狭く制御する排紙制御手段53による制御内容について説明する。
(1)まず、例えば120枚/分までの印刷速度を選択して印刷スタートキー33を押すと、サイドフェンス42、43の間隔は以前から設定されていた通りの位置に移動する。
(2)次に、例えば120枚/分を超える印刷速度を選択して印刷スタートキー33を押すと、サイドフェンス42、43の間隔は従来設定されていた位置よりも幾分狭い位置となる。ここで、「幾分」とは例えば約10mmであり、サイドフェンス42、43の片方当りでは約5mmである。
(3)さらに、印刷速度が例えば120枚/分を超える速度(印刷機によって異なっており、例えば135枚/分や150枚/分などの装置が想定される)の場合のサイドフェンス42、43の位置設定は、
(3a)薄紙及び標準紙を選択された場合にのみ動作し、
(3b)厚紙、はがき、封筒などの特殊用紙を選択された場合は従来通りの位置とする。
(1)まず、例えば120枚/分までの印刷速度を選択して印刷スタートキー33を押すと、サイドフェンス42、43の間隔は以前から設定されていた通りの位置に移動する。
(2)次に、例えば120枚/分を超える印刷速度を選択して印刷スタートキー33を押すと、サイドフェンス42、43の間隔は従来設定されていた位置よりも幾分狭い位置となる。ここで、「幾分」とは例えば約10mmであり、サイドフェンス42、43の片方当りでは約5mmである。
(3)さらに、印刷速度が例えば120枚/分を超える速度(印刷機によって異なっており、例えば135枚/分や150枚/分などの装置が想定される)の場合のサイドフェンス42、43の位置設定は、
(3a)薄紙及び標準紙を選択された場合にのみ動作し、
(3b)厚紙、はがき、封筒などの特殊用紙を選択された場合は従来通りの位置とする。
なお前記説明は、自動排紙装置の場合の動作についての説明であるが、手動で排紙を行う排紙台を用いた装置においても同様に(ただし手動で)動作させることで自動排紙の場合と同様の作用を得られる。
また、搬送方向と直角方向の用紙サイズが小さい場合は、高速印刷時に空気抵抗が増すことなどによる腰付け形状維持への妨げがより小さくなる。すると、サイドフェンス42、43の間隔は用紙サイズが大きい場合よりも広めの設定となる。また、用紙の紙厚が45kg未満の薄紙の場合は、高速印刷時に空気抵抗が増すことなどによる腰付け形状維持への妨げがより大きくなるので、サイドフェンス間隔は55kg(連量)程度の標準紙の場合よりも狭めの設定となる。
なお装置の設置環境における温度や湿度を検出するセンサを備えるようにし、高温高湿環境の場合は、高速印刷時に空気抵抗が増すことなどによる腰付け形状維持への妨げがより大きくなるので、サイドフェンス42、43の間隔は常温常湿環境の場合よりも狭めの設定となるように構成することができる。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
1:印刷装置
2:印刷部
3:製版部
4:給紙部
5:排版部
6:排紙部
7:画像読取部
8:補助トレイ
9:再給紙手段
10:案内部材10
11:版胴
12:プレスローラ
16:クリーニングローラ
18:再給紙レジストローラ
19:再給紙搬送ユニット
20:再給紙位置決め部材
21:用紙受け板
22:マスタ
23:マスタ保持部材
24:プラテンローラ
25:サーマルヘッド
26:マスタ切断手段
27:マスタストック部
28:テンションローラ対
29:反転ローラ対
30:給紙トレイ
30A:用紙サイズ検知センサ
36:表示手段
37:印刷速度設定キー(印刷速度の設定手段)
39:操作手段
40:排紙装置
41:排紙トレイ
42、43:サイドフェンス
44:エンドフェンス
50:フェンス位置可変手段
51:駆動源
52:フェンス駆動系
53:排紙制御手段
70:サイドフェンス初期位置検知センサ
71:エンドフェンス初期位置検知センサ
80:フェンス移動キー
90:主制御手段
100:装置本体
P:用紙
Pa:用紙先端
2:印刷部
3:製版部
4:給紙部
5:排版部
6:排紙部
7:画像読取部
8:補助トレイ
9:再給紙手段
10:案内部材10
11:版胴
12:プレスローラ
16:クリーニングローラ
18:再給紙レジストローラ
19:再給紙搬送ユニット
20:再給紙位置決め部材
21:用紙受け板
22:マスタ
23:マスタ保持部材
24:プラテンローラ
25:サーマルヘッド
26:マスタ切断手段
27:マスタストック部
28:テンションローラ対
29:反転ローラ対
30:給紙トレイ
30A:用紙サイズ検知センサ
36:表示手段
37:印刷速度設定キー(印刷速度の設定手段)
39:操作手段
40:排紙装置
41:排紙トレイ
42、43:サイドフェンス
44:エンドフェンス
50:フェンス位置可変手段
51:駆動源
52:フェンス駆動系
53:排紙制御手段
70:サイドフェンス初期位置検知センサ
71:エンドフェンス初期位置検知センサ
80:フェンス移動キー
90:主制御手段
100:装置本体
P:用紙
Pa:用紙先端
Claims (6)
- 前段装置の排紙開口部から外部へ排出された用紙を積載する排紙装置であって、
前記排紙開口部からの排紙方向に対して水平方向で直交方向に配置され、前記排出された用紙の幅方向の一縁の位置を規制する一対のサイドフェンスを配置した、
排紙装置において、
前記排紙開口部から排出される用紙の排紙速度を検出する排紙速度検出手段と、
該排紙速度検出手段で得た、前記排紙開口部から排出される用紙の排紙速度情報から、前記用紙の排紙速度が所定の速度より大きいと検出された場合、前記一対のサイドフェンスの間隔を所定の速度以下のときよりも狭くするように制御する制御手段を有することを特徴とする、
排紙装置。 - 請求項1に記載の排紙装置において、
前記サイドフェンスの間隔を可変する駆動機構を有し、
前記制御手段は、前記排紙速度検出手段で得た前記排紙速度情報に応じて、前記駆動機構を制御して、前記一対のサイドフェンスの間隔を高速時に狭くするように制御する、
ことを特徴とする排紙装置。 - 請求項1に記載の排紙装置において、
前記制御手段は、用紙のサイズや厚さによって、前記一対のサイドフェンスの間隔を変える、
ことを特徴とする排紙装置。 - 請求項1に記載の排紙装置において、
環境温湿度を検出する環境温湿度検知手段を備え、
前記制御手段は、前記環境温湿度検知手段で得た環境温湿度情報に応じて、前記一対のサイドフェンスの間隔を変える、
ことを特徴とする排紙装置。 - 請求項4に記載の排紙装置において、
前記環境温湿度検知手段で得た環境温湿度情報から高温高湿環境であると検知した場合、前記制御手段は、前記一対のサイドフェンスの間隔を常温常湿環境の場合よりも狭めに設定する、
ことを特徴とする排紙装置。 - 少なくとも画像形成部と、請求項1乃至5のいずれかに記載の排紙装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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