JP2014005720A - 天井 - Google Patents

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賢一 安村
Masatake Ito
昌毅 伊藤
Toru Yuasa
徹 湯浅
Fumikazu Miura
史一 見浦
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Abstract

【課題】反射音の低減が図れると共に意匠性が高い天井を提供する。
【解決手段】 吸音材3の下に配置する一方の天井材18と他方の天井材19を備え、一方の天井材18と他方の天井材19とは、長尺材であり且つ左右方向に間隔をおいて配置してあり、各々左右に互いに対向する側部18b、19bを有し、各側部18b、19bは上下方向の傾斜面を有し、互いに対向する傾斜面が同じ向きに傾斜しており、隣り合う天井材18、19は、下から見たときに隣り合う側部18b、19bが重なり合って吸音材3を隠している。
【選択図】図1

Description

本発明は、天井に関する。
特許文献1には、断熱性能と吸音性能を有する断熱材(吸音材)の下面をパンチングパネルで覆った天井が開示されている。
一方、鉄道の駅や空港等で人が集まる場所(コンコース)において、案内放送(例えば駅の構内放送)が反射音により聞こえ難くなることを防止するため、特許文献1のように天井材にパンチングパネルを設けることが公知である。
特開2008−95354号公報
しかし、パンチングパネルは下から見るとパンチングパネルの孔から吸音材が見え、意匠性に劣るという問題がある。
そこで、本発明は、反射音の低減が図れると共に意匠性が高い天井の提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、吸音材の下に配置する複数の天井材を備え、各天井材は左右に上下方向の傾斜面を有する一方の長尺材と、左側に一方の長尺材の右側の傾斜面と同じ向きの傾斜面と、右側に一方の長尺材の左側の傾斜面と同じ向きの傾斜面を有する他方の長尺材であり、一方の長尺材と他方の長尺材を交互に間隔をおいて配置してあり、隣り合う天井材は、下から見たときに隣り合う側が重なり合って吸音材を隠していることを特徴とする天井である。
請求項2に記載の発明は、吸音材の下に配置する複数の天井材を備え、各天井材は縦断面が三角形状の長尺材であり、三角形の頂点を上向きにした天井材と下向きにした天井材を交互に間隔をおいて配置してあり、隣り合う天井材は、下から見たときに隣り合う側が重なり合って吸音材を隠していることを特徴とする天井である。
請求項3に記載の発明は、吸音材の下に配置する複数の天井材を備え、各天井材は縦断面がV字形状の長尺材であり、V字の頂点を上向きにした天井材と下向きにした天井材を交互に間隔をおいて配置してあり、隣り合う天井材は、下から見たときに隣り合う側が重なり合って吸音材を隠していることを特徴とする天井である。
請求項4に記載の発明は、吸音材の下に配置する複数の天井材を備え、天井材は縦断面がV字形状の長尺材と、縦断面が三角形状の長尺材であり、縦断面がV字形状の天井材と三角形状の天井材とを交互に間隔をおいて配置してあり且つV字の頂点と三角形の頂点を交互に上向きと下向きにしてあり、隣り合う天井材は、下から見たときに隣り合う側が重なり合って吸音材を隠していることを特徴とする天井である。
請求項5に記載の発明は、吸音材の下に配置する複数の天井材を備え、天井材は縦断面がくの字形状の凹面を左右に有する長尺材と、縦断面がくの字形状の凸面を左右に有する長尺材とであり、左右に凹面を有する天井材と左右に凸面を有する天井材とを左右方向に交互に間隔をおいて配置してあり、隣り合う天井材は、下から見たときに隣り合う側が重なり合って吸音材を隠していることを特徴とする天井。
請求項1〜5に記載の発明によれば、隣り合う天井材間に形成される空間から音の空気振動を吸音材に案内して、反射音の低減を図ることができる。
隣り合う天井材は下から見たときに隣り合う側が重なりあって吸音材を隠しているので、下から見たときに吸音材が見えないので、意匠性が高い。
縦断面が三角形状やV字形状の天井材を、頂点を下向きと上向きにしたものを交互に配置したり、左右の天井材が互いに隣り合う傾斜面を同じ向きに傾斜したり、左右にくの字状の凹面を有する天井材と左右にくの字状の凸面を有する天井材を隣り合うように配置することにより、天井を下から見たときに従来にない意匠を得ることができる。
本発明の第1実施の形態にかかる天井及びその裏側の図であって、図3のA部を拡大して示す断面図である。 本発明の第1実施の形態にかかる天井及びその裏側の図であって、図4のB部を拡大して示す断面図である。 本発明の第1実施の形態にかかる天井及びその裏側を示す縦断面図である。 図3のC−C断面図である。 本発明の第2実施の形態にかかる天井及びその裏側を拡大して示す図であって、図1と略同じ位置で切断して示す断面図である。 本発明の第3実施の形態にかかる天井及びその裏側の図であって、図1と略同じ位置で切断して示す断面図である。 本発明の第4実施の形態にかかる天井及びその裏側の図であって、図1と略同じ位置で切断して示す断面図である。 本発明の第5実施の形態にかかる天井及びその裏側の図であって、図1と略同じ位置で切断して示す断面図である。 本発明の第5実施の形態にかかる天井及びその裏側の図であって、図8のE−E断面図である。 本発明の第5実施の形態にかかる天井及びその裏側の図であって、天井材の取り付け方を示す断面図である。 本発明の第6実施の形態にかかる天井及びその裏側の図であって、図1と略同じ位置で切断して示す断面図である。 本発明の第6実施の形態にかかる天井及びその裏側の図であって、図11のF−F断面図である。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明するが、まず、図1〜図4を参照して本発明の第1実施の形態を説明する。第1実施の形態に係る天井1は、鉄道駅構内のコンコースの天井である。
図3及び図4に示すように、天井1の裏側(上側)には、吸音材3と、野縁5とが設けてあり、野縁5は躯体7との間に設けた支持構造体9に取り付けてある。
支持構造体9は、上端を躯体7に固定した吊ボルト11と、吊ボルト11の下端に固定したハンガー13と、ハンガー13に固定した野縁受け17と、耐震ブレース15とを備え、野縁受け17に野縁5がボルト及びナットで固定してある。
吸音材3は、野縁5の上に配置してあり、例えば、ガラスクロスである。
図1に示すように、天井1は、吸音材3の下に配置した一方の天井材18と、他方の天井材19とを備えており、各天井材18、19は、各々野縁5の下面に取り付けてある。尚、図3では、天井1の天井材18、19を一部省略して示している。
一方の天井材18と他方の天井材19は、各々縦断面が略三角形状の長尺材であり、本実施の形態では、縦断面が二等辺三角形のアルミニウム製形材である。
一方の天井材18は三角形の頂点18aを上向きにしてあり、他方の天井材19は三角形の頂点19aを下向きにして交互に間隔をおいて配置してあり、縦断面において、下側には頂点と辺部とが交互に配置されている。即ち、一方の天井材18は、左側部18bと右側部18fに上下方向の傾斜面を有し、他方の天井材19は、左側部19bに一方の天井材18の右側部18fの傾斜面と同じ向きの傾斜面を有し、右側部19fに一方の天井材18の左側部18bの傾斜面と同じ向きの傾斜面を有している。また、互いに対向する側部18f、19b間の間隔及び19f、18b間の間隔は、上側程狭くしてある。
隣り合う一方の天井材18と他方の天井材19は、下から見たときに符号Hで示すように、隣り合う側部18f、19b及び18b、19fが重なり合って吸音材3を隠している。
一方の天井材18において、上向きにしてある頂点18aには、ボルト23の頭23aをスライド可能に保持するボルト保持溝25が設けてあり、ボルト23の軸23bを野縁5の下部にナット27で固定している。また、一方の天井材18の頂点18aには野縁5との間に防振ゴム29が設けてある。
図2に示すように、長手方向で隣り合う一方の天井材18、18は互いにジョイントスリーブ30で固定している。尚、図示していないが、長手方向で隣り合う他方の天井材19、19も、一方の天井材18、18と同様にジョイントスリーズ30で互いに固定している。
図1に示すように、他方の天井材19は、一方の天井材18と同様に縦断面が二等辺三角形のアルミニウム製形材であるが、下向きの頂点19aの開き角度R2が一方の天井材18の頂点18aの開き角度R1よりも大きくしてある。例えば、一方の天井材18の頂点18aにおける開き角度R1は約53度であり、他方の天井材19の頂点19aにおける開き角度R2は約67度である。
他方の天井材19は、下向きの頂点19aに対向する辺部19cには、縦断面L字形状の2つの係合部31a、31bが間隔をあけて形成されている。
他方の天井材19と野縁5との間には、補助材33が設けてあり、補助材33は野縁5の下面にねじ35で固定してある。尚、補助材33の左右側端面33aは他方の天井材19の側部19bと一致した傾斜面にしてある。補助材33の下面には縦断面L字形状の被係合部37a、37bが間隔をあけて形成してあり、補助材33の被係合部37a、37bはL字を同方向に向けている。他方の天井材19の係合部31a、31bも断面L字形状を成して、共にL字を同方向に向けている。そして、一方の被係合部37aには他方の天井材19の係合部31aが、他方の被係合部37bには他方の天井材19の係合部31bが係合している。
次に、第1実施の形態にかかる天井1の施工、作用効果について説明する。
図3及び図4に示すように、支持構造体9及び吸音材3を施工した後、支持構造体9の野縁受け17に野縁5を取り付け、野縁5に一方の天井材18と、他方の天井材19を取り付ける補助材33との位置決めをしておく。位置決めは、隣り合う一方の天井材18と他方の天井材19とにおいて、隣り合う側部18f、19b及び18b、19fが、下から見たときに重なる位置としてある。
次に、図1及び図2に示すように、一方の天井材18の頂点21に設けたボルト係合溝25にボルト23の頭23aを係合して、ナット27を締め付けることにより、一方の天井材18を野縁5の下面に固定する。
他方の天井材19の取り付けは、まず、野縁5の下面に補助材33をねじ35で固定する。次に、他方の天井材19の頂点19aを下にして頂点19aに対向する辺部19cを上にし、他方の天井材19の一方の係合部31aを補助材33の被係合37aに、他方の係合部31bを補助材33の被係合37bに、他方の天井材19を左右方向の一方からスライドして係合する。
この第1実施の形態によれば、図1に示すように、隣り合う天井材18、19間に形成される空間Sに入る音の空気振動は、矢印Tで示すように、隣り合う側部18f、19b及び18b、19f間で反射しながら吸音材3に案内し、吸音材3で吸音するので、構内アナウンス等の反射音の低減を図ることができる。
隣り合う天井材18、19は一方の天井材18は、左側部18bと右側部18fに上下方向の傾斜面を有し、他方の天井材19は、左側部19bに一方の天井材18の右側部18fの傾斜面と同じ向きの傾斜面を有し、右側部19fに一方の天井材18の左側部18bの傾斜面と同じ向きの傾斜面を有して隣り合う側部18f、19b及び18b、19fが、矢印Hで示すように、下から見たときに重なりあって吸音材3が見えないので外観が良い。
一方の天井材18は、左側部18bと右側部18fに上下方向の傾斜面を有し、他方の天井材19は、左側部19bに一方の天井材18の右側部18fの傾斜面と同じ向きの傾斜面を有し、右側部19fに一方の天井材18の左側部18bの傾斜面と同じ向きの傾斜面を有していることにより、従来にない意匠を得ることができる。
また、一方及び他方の天井材18、19は、これらの下端を縦断面において頂点と辺とを交互に配置することによっても、従来にない意匠を得ることができ、意匠性を高めることができる。
以下に本発明の他の実施の形態を説明するが、以下に説明する実施の形態において、上述の第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符合を付することにより、その部分の説明を省略し、以下の説明では第1実施の形態と主に異なる点を説明する。
図5に本発明の第2実施の形態を示す。第2実施の形態にかかる天井1は、一方の天井材18及び他方の天井材19に、縦断面がV字型形状をした形材を用い、一方の天井材18はV字形状の頂点18aを上向きにし、他方の天井材19はV字の頂点19aを下向きにして、一方の天井材18と他方の天井材19とを間隔をあけて交互に取り付けてある。
一方の天井材18はV字の頂点18aを、防振ゴム29を介してねじ41で野縁5に下から固定してあり、V字の頂点18aの下側は、キャップ43を嵌めてねじ41の頭を隠してある。
他方の天井材19は、V字の両側端部19d、19dを各々ねじ41で固定して、各端部19d、19dにキャップ43を嵌めてねじ41の頭を隠してある。
この第2実施の形態では、一方の天井材18のV字の角度R1は約53度であり、他方の天井材19のV字の角度R2は約90度である。
この第2実施の形態においても、上述の第1実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
図6に本発明の第3実施の形態を示す。この第3実施の形態にかかる天井1は、一方の天井材18に、縦断面がV字型形状をした形材を用い、他方の天井材19に縦断面が三角形状の形材を用い、一方の天井材18はV字形状の頂点18aを上向きにし、他方の天井材19は三角形状の頂点19aを下向きにして、一方の天井材18と他方の天井材19とを間隔をあけて交互に取り付けてある。
尚、一方の天井材18のV字の角度R1は約53度であり、他方の天井材19のV字の角度R2は約90度である。
この第3実施の形態においても、上述の第1実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
図7に第4実施の形態を示す。この第4実施の形態にかかる天井1は、一方の天井材18に縦断面が三角形状をした形材を用い、他方の天井材19に縦断面がV字形状の形材を用い、一方の天井材18は三角形状の頂点18aを上向きにし、他方の天井材19はV字形状の頂点19aを下向きにして、一方の天井材18と他方の天井材19とを間隔をあけて交互に取り付けてある。
尚、一方の天井材18のV字の角度R1は約53度であり、他方の天井材19のV字の角度R2は約90度である。
この第4実施の形態においても、上述の第1実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
図8〜図10に第5実施の形態を示す。図8に示すように、この第5実施の形態にかかる天井1では、上述した第1実施の形態に対して、一方の天井材18と野縁5との間には、一方の補助材45が設けてあると共に図8において一方の天井材18の左側に位置する他方の天井材19との間に外れ止め材49が設けてある。尚、第5実施の形態の説明では、他方の天井材19の補助材33を「他方の補助材33」とする。
一方の天井材18は縦断面が略台形状を成しており、台形の上底には縦断面が略L字形状の係合部47a、47bが形成されている。一方の係合部47aは一方の天井材18の左側部18bからその傾斜に沿って上方に突出した突出部に形成してある。他方の係合部47bは、一方の係合部47aと水平方向に間隔をあけて形成している。
一方の補助材45は、ねじ51で野縁5の下面に固定してあり、図8において左側面部45aの下端には一方の被係合部53aが形成されており、右側面部45bの下端には他方の被係合部53bが形成されている。
一方の天井材18は、図8において左側から右側へスライドさせて一方の補助材45に係合しており、他方の天井材19は、他方の補助材33に対して右側から左側へスライドさせて補助材33に係合している。即ち、一方の天井材18と他方の天井材19とは互いに離れる方向にスライドさせることにより、対応する各補助材33、45も係合してある。
外れ止め材49は、野縁固定部49aと、一方の天井材押さえ部49bと、他方の天井材押さえ部49cとを備えている。図9に示すように、外れ止め材49は一方の天井材18の長手方向に間隔をあけて配置されている。
野縁固定部49aは野縁5と一方の補助材45とが形成するコーナ部にねじ55を斜めに向けて止めてある。ねじ55は本実施の形態では、一方の天井材18の左側部18bの傾斜に沿う方向で斜めに止めてある。
一方の天井材押さえ部49bは、一方の天井材18の右側部18bの上端部と一方の補助材45の左側面部45aとに対向して、一方の補助材45に対して一方の天井材18の係合が外れないように一方の天井材18を押さえている。他方の天井材押さえ部49cは、他方の天井材19の右側部19fの上端部と他方の補助材33とに対向して、他方の補助材33に対して他方の天井材19の係合が外れないように他方の天井材19を押さえている。
尚、第5実施の形態では、R1は約90度であり、R2は約53度である。
この第5実施の形態によれば、上述した第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
更に、第5実施の形態によれば、図10に示すように、野縁5に一方の補助材45と他方の補助材33を取付けてから、一方の補助材45に一方の天井材18をスライド係合により取り付け、他方の補助材33に他方の天井材19をスライド係合により取付けているので、天井材18、19の施工が容易にできる。
図8に示すように、一方の天井材18と他方の天井材19とは1つの外れ止め材39で、同時に外れを防止しているので、少ない部品数で天井材18、19の外れを防止できる。
外れ止め材49は、一方の補助材45と野縁5とのコーナ部に固定しているので、下から天井1を見たときに見え難く、外観が良い。特に、外れ止め材49を固定するねじ55を斜めにしてねじ込むことで、下から天井1を見上げたときにねじ55の頭を目立たなくできる。
更に、互いに対向する側部18f、19b及び18b、19f間の間隔は、上側程狭くしてあるので、下から天井1を見上げたときに外れ止め材49やねじ55が見え難い。
図11及び図12に第6実施の形態を示す。図11に示すように、この第6実施の形態にかかる天井1では、第5実施の形態に対して、一方の天井材18及び他方の天井材19の形状と、一方の補助材45の形状と、外れ止め材49の形状が異なっている。
一方の天井材18は、左右の各側部18b、18fが縦断面において左右にくの字形状で突出した形状になっており、左右に突出したくの字の頂点59は、他方の天井材19の対向する各側部19b、19fの上端と下から見たときに略同じ位置に位置している。
他方の天井材19は、縦断面において下面19cを辺にしてあり、左右の側部19b、19fが、縦断面でくの字形状に凹んだ形状になっており、一方の天井材18の側部18b、18fと略平行な、くの字形状としてある。くの字の頂点57は下面19cの左右端19d、19dよりも内側に位置しており、側部19bの上端19gは下面19cの左右端19d、19dよりも外側に位置している。
他方の天井材19の、くの字に凹んだ左側部19bと隣り合う一方の天井材18の、くの字に突出した右側部18f及び他方の天井材19の、くの字に凹んだ右側部19fと隣り合う一方の天井材18の、くの字に突出した左側部18bとは、両者の間隔が下から上へ向けて次第に狭くなっている。
図11に示すように、縦断面において、一方の天井材18の下端は頂点18aになっており、他方の天井材19の下面19cと一方の天井材18の頂点18aが左右方向に交互に配置されている。
外れ止め材49は、一方の補助材45と他方の補助材33との間に設けてあり、野縁固定部49aは野縁5と他方の補助材33とが形成するコーナ部にねじ55を斜めに向けて止めてある。この外れ止め材49は、一方の天井押さえ部49bと他方の天井押さえ部49cとの間に野縁5の下面に当接する野縁5側に突設した野縁当接部49dが形成されている。
尚、図12に示すように、この第2実施の形態でも外れ止め材49は一方の天井材18の長手方向に間隔をあけて配置されている。
この第6実施の形態によれば、上述した第5実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
更に、下から天井を見たときに、図11に矢印M、Nで示すように、左右斜めから見上げた場合でも、一方の天井材18及び他方の天井材19により、吸音材3の他に、外れ止め材49及び外れ止め材49を固定するねじ55も見えなくでき、外観が良い。
一方の天井材18の左側部18bと隣り合う他方の天井材19の右側部19f及び一方の天井材18の右側部18fと隣り合う他方の天井材19の左側部19bを共にくの字形状としているので、いままでにない特異な意匠を形成できる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、吸音材3は、多孔質パネル、発泡樹脂材であっても良く、吸音材の種類は限定されない。
隣り合う一方及び他方の天井材18、19において、下から見たときに隣り合う側の重なりは、少なくとも隣り合う側の端が重なって見えれば良く、例えば隣り合う側部18bや19bの略半分重なって見えても良く、重なり幅は制限されない。
一方及び他方の天井材18、19は、アルミニウム製の形材に限らず、鋼材等であっても良く、材質は制限されない。
請求項2〜5の記載の発明では、天井材18、19は、寸法やV字の頂点の角度や三角形の角度が異なる他の種類の天井材を用いても良いし、一方の天井材18と他方の天井材19との2種類に限らず、3種類や4種類の天井材を用いても良い。また、一方の天井材18と他方の天井材19とでV字形状の形材を用いる場合には、寸法が同じ同一種類の形材を用いても良いし、同様に一方の天井材18と他方の天井材19とで三角形状の形材を用いる場合にも、寸法が同じ同一種類の形材を用いても良い。
1 天井
3 吸着材
18 一方の天井材(一方の長尺材)
18a 頂点
18b 左側部(左傾斜面、くの字の凸面)
18f 右側部(右傾斜面、くの字の凸面)
19 他方の天井材(他方の長尺材)
19a 頂点
19b 左側部(左傾斜面、くの字の凹面)
19f 右側部(右傾斜面、くの字の凹面)

Claims (5)

  1. 吸音材の下に配置する複数の天井材を備え、各天井材は左右に上下方向の傾斜面を有する一方の長尺材と、左側に一方の長尺材の右側の傾斜面と同じ向きの傾斜面と、右側に一方の長尺材の左側の傾斜面と同じ向きの傾斜面を有する他方の長尺材であり、一方の長尺材と他方の長尺材を交互に間隔をおいて配置してあり、隣り合う天井材は、下から見たときに隣り合う側が重なり合って吸音材を隠していることを特徴とする天井。
  2. 吸音材の下に配置する複数の天井材を備え、各天井材は縦断面が三角形状の長尺材であり、三角形の頂点を上向きにした天井材と下向きにした天井材を交互に間隔をおいて配置してあり、隣り合う天井材は、下から見たときに隣り合う側が重なり合って吸音材を隠していることを特徴とする天井。
  3. 吸音材の下に配置する複数の天井材を備え、各天井材は縦断面がV字形状の長尺材であり、V字の頂点を上向きにした天井材と下向きにした天井材を交互に間隔をおいて配置してあり、隣り合う天井材は、下から見たときに隣り合う側が重なり合って吸音材を隠していることを特徴とする天井。
  4. 吸音材の下に配置する複数の天井材を備え、天井材は縦断面がV字形状の長尺材と、縦断面が三角形状の長尺材であり、縦断面がV字形状の天井材と三角形状の天井材とを交互に間隔をおいて配置してあり且つV字の頂点と三角形の頂点を交互に上向きと下向きにしてあり、隣り合う天井材は、下から見たときに隣り合う側が重なり合って吸音材を隠していることを特徴とする天井。
  5. 吸音材の下に配置する複数の天井材を備え、天井材は縦断面がくの字形状の凹面を左右に有する長尺材と、縦断面がくの字形状の凸面を左右に有する長尺材とであり、左右に凹面を有する天井材と左右に凸面を有する天井材とを左右方向に交互に間隔をおいて配置してあり、隣り合う天井材は、下から見たときに隣り合う側が重なり合って吸音材を隠していることを特徴とする天井。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004084310A (ja) * 2002-08-27 2004-03-18 Sekisui House Ltd 配線構造
JP2006274798A (ja) * 2006-06-08 2006-10-12 Gantan Beauty Ind Co Ltd 天井・屋根構造

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