JP2014004774A - レーザー加工用インクジェット用紙、インクジェット印刷物およびその加工物 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速インクジェットシステムにおけるフルカラー印刷において十分な耐水性とバーコード印刷適性とインク乾燥性、印刷部均一性を有し、レーザー加工において十分な耐変色性を有するレーザー加工用インクジェット用紙を提供することにある。
【解決手段】原紙の両面あるいは片面にカチオン性物質と水溶性高分子とスチレン−アクリル系共重合体を含有し、顔料を含有しない表面処理剤が塗布されているインクジェット用紙において、前記インクジェット用紙から蒸留水を用いて抽出された抽出液のアニオン要求量が5μeq/L 以上、30μeq/L以下である。
【選択図】なし

Description

本発明は、レーザー加工用インクジェット用紙に関するものであり、特に、高速インクジェットシステムにおけるフルカラー印刷においても優れた耐水性とバーコード印刷適性を有し、レーザーカッターを用いた加工時においても加工箇所が変色する事のないレーザー加工用インクジェット用紙に関するものである。
近年、パーソナルコンピューターで作製した画像情報等を用紙に表示する手段として、熱や圧力を駆動源として、ノズルより溶液状の染料インクや顔料インクを用紙上に吐出させ、インクにより画像を形成して印刷を行うインクジェット記録方式やトナーを用紙上に転写させることにより画像を形成させて印刷を行う電子写真記録方式が使用されている。
また、商業印刷等の分野においては、デジタル情報を製版することなく紙などのメディアに直接印刷できるため少部数の印刷や可変情報印刷(バリアブル印刷)に最適であるインクジェット記録方式や電子写真記録方式が、オンデマンド印刷分野で導入されている。
なかでも、インクジェット方式は記録時の騒音が少なく、カラー化が容易であること、高速記録が可能であること等の理由から近年、急速に発展をとげている。
また、インクジェット方式によるオンデマンド印刷前後の切断加工、穴あけ加工を行う手段として、金属製の型刃による加工が行われているが、近年、レーザーカッターによるレーザー光を用いた加工方式が、型刃を作成することなく、自由な形状に加工できる事等の理由から、検討が進められている。
しかし、一般のインクジェット印刷に使用される上質紙はインクの吸収性が劣るため、印刷されたインクが紙表面で乾燥せずに長時間残り、装置を汚染したり画像が汚れたりするため実用性に乏しい。
こうした問題を解決するために、サイズ度の低い用紙を用いる(例えば、特許文献1参照)ことや、適度なサイズ性を有し、炭酸カルシウム等の填料を含有した電子写真とインクジェット記録共用紙(例えば、特許文献2参照)が提案されている。しかしながら、上記の提案にある記録媒体は、水性インクによる記録が行われるため、媒体上に形成された記録画像に水などが付着した場合、耐水性に劣り、再溶出により記録画像が損なわれるという欠点を有している。
そこでカチオン性ポリマーや水溶性金属塩等の染料とレーキを形成する耐水化剤を印刷後に付与すること(例えば、特許文献3参照)や、樹脂型染料固着剤あるいは4級アンモニウム塩を塩基性化合物とする染料固着剤を塗布したもの(例えば、特許文献4参照)等が提案されている。しかし、これらの提案に示されているジシアンジアミドホルムアルデヒド縮合物や、ポリアミン、ポリエチレンイミン等の各種カチオン性のインク定着剤よりなる染料媒染剤は、十分な耐水性が得られる量を使用すると、白紙黄変や、染料の褪色を引き起こすという欠点があった。
これらの欠点を解決するために、特定の構造を持つ第4級アンモニウム塩(例えば、特許文献5〜7参照)やポリアルキレンポリアミンジシアンジアミドアンモニウム塩縮合物を用いること(例えば、特許文献8参照)等が提案されている。また、高速インクジェットシステムの普及に伴い、高速インクジェットシステムにおけるインク乾燥性や耐水性を備える(例えば、特許文献9〜12参照)等の提案もされている。しかし、上記提案の記録シートはレーザーカッターにおけるミシン目加工や断裁加工において、加工箇所が変色するためレーザー加工用インクジェット用紙として満足できるものではなかった。
特開昭52−53012号公報 特開平6−8617号公報 特開昭55−150396号公報 特開昭60−161188号公報 特開昭61−293886号公報 特開昭62−238783号公報 特開平1−9776号公報 特公平2−35675号公報 特開平9―202042号公報 特開2000―265394号公報 特開2003―326831号公報 特開2000―247016号公報
本発明は、高速インクジェットシステムにおけるフルカラー印刷においても十分な耐水性と優れたバーコード印刷適性、インク乾燥性、印刷部均一性を有し、レーザーカッターを用いたミシン目加工や断裁加工においても加工箇所が耐変色性を有する、レーザー加工用インクジェット用紙を提供することにある。
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意研究を行った結果、下記の構成を採用することにより、達成できることを見出し、本発明に至った。
(1)原紙の両面あるいは片面にカチオン性物質と水溶性高分子とスチレン−アクリル系共重合体を含有し、顔料を含有しない表面処理剤が塗布されているインクジェット用紙において、前記インクジェット用紙から蒸留水を用いて抽出された抽出液のアニオン要求量が5μeq/L 以上、30μeq/L以下であることを特徴とするレーザー加工用インクジェット用紙。
(2)前記表面処理剤のカチオン性物質が、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド重合物である事を特徴とする(1)項記載のレーザー加工用インクジェット用紙。
(3)前記表面処理剤のカチオン性物質が、アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物である事を特徴とする(1)項記載のレーザー加工用インクジェット用紙。
(4)前記表面処理剤の水溶性高分子が、ポリビニルアルコールあるいは、デンプンである事を特徴とする(1)〜(3)項記載のレーザー用インクジェット用紙。
(5)前記表面処理剤総質量部100部に対し、カチオン性物質を2〜20質量部含有する事を特徴とする(1)〜(4)項記載のレーザー加工用インクジェット用紙。
(6)(1)〜(5)項記載のレーザー加工用インクジェット用紙にインクプリンターを用いて印刷したインクジェット印刷物。
(7)(1)〜(5)項に記載のレーザー加工用インクジェット用紙または、(6)項に記載のインクジェット印刷物に波長が532以上、11000nm以下のレーザー光を照射して得られる加工物。
(8)前記レーザー光として、炭酸ガスレーザーを使用することを特徴とする(7)項記載の加工物。
(9)前記レーザー光として、YAGレーザーを使用することを特徴とする(7)項記載の加工物。
本発明に係るインクジェット用紙は、高速インクジェットシステムにおけるフルカラー印刷においても画像の十分な耐水性とバーコード印刷適性を有し、更には、レーザーカッターを用いたミシン目加工、断裁加工においても加工箇所が耐変色性を有するレーザー加工用インクジェット用紙である。
本発明は、原紙の両面あるいは片面にカチオン性物質と水溶性高分子とスチレン−アクリル系共重合体を含有し、顔料を含有しない表面処理剤が塗布されているインクジェット用紙であり、前記インクジェット用紙から蒸留水を用いて抽出された抽出液のアニオン要求量が5μeq/L 以上、30μeq/L以下であることを特徴とするレーザー加工用インクジェット用紙である。
本発明で言うアニオン要求量は、テスト紙片を5cm×20cmにカットし、200mlの蒸留水に23℃にて1分間浸漬した後にテスト紙片を取り除いた抽出液をミューテック社の粒子荷電計PCD−03にてポリエチレン硫酸ナトリウムを用いて測定した値である。
アニオン要求量が5μeq/L以下であると、用紙に対する水性インクの定着力が低下し、その結果インクジェット印刷におけるバーコード適性や画像耐水性が劣り、30μeq/L以上であると、レーザー照射によるカチオン性物質の変色が顕著となり、その結果レーザー加工時に用紙が変色する場合がある。
<表面処理剤>
本発明で使用される表面処理剤(「表面サイズプレス処理剤」ともいう)は、カチオン性物質と水溶性高分子とスチレン-アクリル系共重合体を含有する。
本発明の表面処理剤には、耐水化剤としてカチオン性物質が使用される。カチオン性物質は、(1)アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物、(2)第2級アミノ基、第3級アミノ基や第4級アンモニウム基を有するアクリル重合体、(3)ポリビニルアミン、ポリビニルアミジン、5員環アミジン類、(4)ジシアンジアミド−ホルマリン共重合体に代表されるジシアン系カチオン樹脂、(5)ジシアンジアミド−ジエチレントリアミン共重合物に代表されるポリアミン系カチオン樹脂、(6)ポリエチレンポリアミンやポリプロピレンポリアミンなどのポリアルキレンポリアミン類又はその誘導体、(7)ジアリルジメチルアンモニウム−SO共重合物、(8)ジアリルアミン塩−SO共重合物、(9)ジアリルジメチルアンモニウムクロライド重合物、(10)アリルアミン塩の重合物、(11)ビニルベンジルトリアリルアンモニウム塩の単独重合体又は共重合体、(12)ジアルキルアミノエチル(メタ)アクリレート4級塩共重合物、(13)アクリルアミド−ジアリルアミン塩共重合物、(14)ポリ塩化アルミニウム、(15)ポリ酢酸アルミニウム、(16)硫酸アルミニウム、(17)硫酸マグネシウム、(18)硫酸亜鉛、(19)ギ酸カルシウム、(20)酢酸カルシウム、(21)硝酸カルシウムが挙げられる。
特にアルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物やジアリルジメチルアンモニウムクロライド重合物が少量でインクジェット印刷時のバーコード適性が向上するため好ましい。
本発明で表面処理剤に使用するカチオン性物質の配合量は、総質量部100部に対して2〜20質量部が好ましく、より好ましくは2〜10質量部、さらに好ましくは5〜10質量部の範囲で調節される。カチオン性物質が少ないと、例えば2質量部未満であると、用紙のアニオン要求量が下がって5μeq/L以下になり、インクジェット印刷におけるバーコード印刷適性の低下や印刷部の耐水性の低下が起こりやすくなる。カチオン性物質が多いと、例えば20質量部を超えると、用紙のアニオン要求量が高まって30μeq/L以上になり、レーザー加工時に用紙が変色する場合がある。
本発明の表面処理剤には、バインダーとして、水溶性高分子が使用される。水溶性高分子としては、カチオン化デンプン、生デンプン、酸化デンプン、エーテル化デンプン、エステル化デンプン等のデンプン、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロースなどの水溶性セルロース類、アルギン酸、グアーガム、キサンタンガム、プルラン等の天然水溶性高分子誘導体類、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミドが挙げられる。特にデンプンあるいはポリビニルアルコールがカチオン性物質との相溶性が良く、サイズプレス処理剤を塗布した後、インクジェット用紙表面にカチオン性物質が均一に分布し、印刷面の均一性が向上するため好ましい。
水溶性高分子の配合量は、総質量部100部に対して80〜95質量部が好ましい。水溶性高分子が80質量部未満であると、表面強度の低下が起こり、印刷部のコスレ汚れが発生しやすくなり、95質量部を超えると、インク乾燥性の低下が起こりやすくなる。
本発明の表面サイズプレス処理剤には、外添サイズ剤としてスチレン-アクリル系共重合体を含有することが好ましい。スチレン-アクリル系共重合体の配合量は、総質量部100部に対して0.1〜10質量部が好ましく、より好ましくは0.5〜5質量部の範囲で調節される。スチレン-アクリル系共重合体が0.1質量部未満であると、バーコード印刷適性の低下が起こり、10質量部を超えると、インク乾燥性の低下が起こりやすくなる。
また、必要に応じ各種助剤、例えば、界面活性剤、pH調節剤、粘度調節剤、柔軟剤、光沢付与剤、ワックス類、分散剤、流動変性剤、安定化剤、帯電防止剤、架橋剤、サイズ剤、蛍光増白剤、着色剤、紫外線吸収剤、消泡剤、耐水化剤、可塑剤、滑剤、防腐剤及び香料等が必要に応じて適宜配合される。
本発明において、表面サイズプレス処理剤の塗布量については、特に限定されるものではないが、両面当りの乾燥塗布量が0.5〜4.0g/m2の範囲となるように、原紙の両面に塗布、乾燥するのが好ましく、1.0〜2.0g/m2の範囲とするのがさらに好ましい。表面サイズプレス処理剤の塗布量が0.5g/m2未満では、充分なバーコード印刷適性および耐水性が得られず、他方、4.0g/m2を越えるとインク乾燥性の低下やアニオン要求量の増加によるレーザー加工時の変色が発生しやすくなる。
<原紙>
本発明で用いるインクジェット用紙の原紙としては、原料パルプとして化学パルプ(NBKP、LBKP等)、機械パルプ(GP、CGP、RGP、PGW、TMP等)、脱墨古紙パルプ(DIP等)等の木材パルプを単独または任意の比率で混合して使用される。また、ホワイトカーボン、クレー、無定形シリカ、タルク、酸化チタン、炭酸カルシウムなどの製紙用填料が抄紙時に添加される。また、必要に応じて、内添サイズ剤、定着剤、紙力増強剤、歩留り向上剤、耐水化剤、紫外線吸収剤等の公知公用の抄紙用薬品が適宜添加され、公知公用の抄紙機にて抄紙される。原紙の抄造条件についても、特に限定はない。抄紙機としては、例えば、長網式抄紙機、ギャップフォーマー型抄紙機、円網式抄紙機、短網式抄紙機等の商業規模の抄紙機が、目的に応じて適宜選択して使用できる。
本発明のインクジェット用紙に使用する原紙は、特に限定されるものではないが、一般的には、坪量が50〜200g/m2程度の範囲にある原紙が、目的に応じて適宜選択して使用される。
<表面サイズプレス処理剤の原紙への塗布>
表面サイズプレス処理剤を紙原紙へ塗布するための装置としては、特に限定されるものではないが、例えば2ロールサイズプレス、ブレードメタリングサイズプレス、ロッドメタリングサイズプレス、ゲートロールコーターなどのロールコーター、トレーリング、フレキシブル、ロールアプリケーション、ファウンテンアプリケーション、ショートドゥエル等のベベルタイプやベントタイプのブレードコーターロッドブレードコーター、バーコーター、エアーナイフコーター、カーテンコーター、スプレーコーター、グラビアコーターなどの公知公用の装置が適宜使用される。なお、表面処理剤組成物を塗布後の湿潤塗被層を乾燥する方法としては、例えば、蒸気乾燥、ガスヒーター乾燥、電気ヒーター乾燥、赤外線ヒーター乾燥等の各種方式が採用できる。
本発明のインクジェット用紙の製造に際しては、表面サイズプレス処理剤組成物の塗布層の形成後に、各種キャレンダー装置にて平滑化処理を施しても良く、かかるキャレンダー装置としては、スーパーキャレンダー、ソフトキャレンダー、グロスキャレンダー、コンパクトキャレンダー、マットスーパーキャレンダー、マットキャレンダー等の一般に使用されているキャレンダー装置が適宜使用できる。キャレンダー仕上げ条件としては、剛性ロールの温度、キャレンダー圧力、ニップ数、ロール速度、キャレンダー前の紙水分等が、要求される品質に応じて適宜選択される。さらに、キャレンダー装置は、コーターと別であるオフタイプとコーターと一体となっているオンタイプがあるが、どちらにおいても使用できる。使用するキャレンダー装置の材質は、剛性ロールでは金属もしくはその表面に硬質クロムメッキ等で鏡面処理したロールである。弾性ロールはウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、フェノール樹脂、ポリアクリレート樹脂等の樹脂ロール、コットン、ナイロン、アスベスト、アラミド繊維等を成型したロールが適宜使用される。なお、キャレンダーによる仕上げ後の塗被紙の調湿、加湿のための水塗り装置、静電加湿装置、蒸気加湿装置等を適宜組合せて使用することも可能である。
本発明に係るインクジェット記録シートの白色度は特に限定されないが、70%以上、好ましくは75%以上であれば、印刷面が鮮明である。
本発明に係るインクジェット記録シートの不透明度は特に限定されないが、75%以上、好ましくは80%以上であれば、印刷面の裏面に印刷面が透き通ることなく印刷後の不透明性を維持できる。
<レーザー加工>
本発明のインクジェット用紙は、特に限定されるものではないが、任意のレーザー加工方法により断裁、穴あけ加工を行うことができる。
本発明のインクジェット用紙のレーザー加工に使用できるレーザー光としては、ArFエキシマレーザー、KrFエキシマレーザー、XeClエキシマレーザー、YAGレーザー、YLF若しくはYVOの固体レーザー、Ti:Sレーザー、半導体レーザー、ファイバーレーザー又は炭酸ガスレーザーを使用することができる。特に炭酸ガスレーザーは得られるレーザー光の波長10600nmは紙への吸収率が高いため、切断用途に対しては加工性が良好なため好ましい。
本発明のインクジェット用紙のレーザー加工に使用できるレーザー光の波長は特に限定されるものではないが、532nm以上11000nm以下のものが好ましい。532nm以下であるとレーザー出力が低下し、一定速度以上で紙を切断するために必要な出力が得られにくく、11000nm以上であると紙への吸収率はよいものの、工業用途で製作されるレーザー発信機が入手困難となる。
<インクジェット印刷>
また、本発明のインクジェット用紙は、任意のインクジェット用インクを用いて印刷を行うことができる。
本発明のインクジェット用紙の印刷に使用できるインクジェット用インクとしては、特に限定されるものではないが、例えば水性染料インク、水性顔料インク、油性染料インク、油性顔料インク、溶剤型インク、UV硬化型インクが挙げられる。特に水性染料インクと水性顔料インクが安価である為、好ましい。
以下、実施例に基づいて本発明をさらに詳細に説明する。例中、部とあるのは質量部を、%とあるのは重量%をそれぞれ示す。尚、本発明は、これらの実施例に何等制限を受けるものではない。
基材の調整
ユーカリ、オーク材を原料としてECF漂白されたLBKP100%を380mlCSFに叩解し、填料として軽質炭酸カルシウムを10.0%、内添サイズ剤としてアルケニル無水コハク酸(ナショナルスターチ社製、ファイブラン81)を0.07%、歩留向上剤(協和産業社製、パーコール182)を0.02%で長網多筒型抄紙機によって抄紙し、坪量81.4g/mの原紙を作成した。
実施例1
上記原紙上に、アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製、DK6854)7部、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)92部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC製、SE2220)1部の混合塗布液を両面で1.5g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
実施例2
上記原紙上に、アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製、DK6854)3部、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)96部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC製、SE2220)1部の混合塗布液を両面で1.5g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
実施例3
上記原紙上に、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド重合物(センカ製、ユニセンスFPA1000L)12部、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)87部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC製、SE2220)1部の混合塗布液を両面で1.5g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
実施例4
上記原紙上に、アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製、DK6854)18部、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)81部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC製、SE2220)1部の混合塗布液を両面で1.5g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
実施例5
上記原紙上に、アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製、DK6854)7部、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)92部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC製、SE2220)1部の混合塗布液を両面で0.8g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
実施例6
上記原紙上に、アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製、DK6854)7部、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)92部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC製、SE2220)1部の混合塗布液を両面で3.0g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
実施例7
上記原紙上に、アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製、DK6854)7部、ポリビニルアルコール(クラレ製、PVA117)92部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC製、SE2220)1部の混合塗布液を両面で1.5g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
実施例8
上記原紙上に、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド重合物(センカ製、ユニセンスFPA1000L)7部、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)92部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC製、SE2220)1部の混合塗布液を両面で3.0g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
実施例9
上記原紙上に、ジシアンジアミド−ジエチレントリアミン共重合物(センカ社、ユニセンスKHP10L)7部、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)92部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC社、SE2220)1部の混合塗布液を両面で3.0g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
比較例1
上記原紙上に、アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製、DK6854)1部、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)98部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC製、SE2220)1部の混合塗布液を両面で1.5g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
比較例2
上記原紙上に、アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製、DK6854)23部、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)76部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC製、SE2220)1部の混合塗布液を両面で1.5g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
比較例3
上記原紙上に、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)99部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC製、SE2220)1部の混合塗布液を両面で1.5g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
比較例4
上記原紙上に、アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製、DK6854)7部、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)92部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC製、SE2220)1部の混合塗布液を両面で0.1g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
比較例5
上記原紙上に、アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製、DK6854)7部、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)92部、スチレン-アクリル系共重合体(星光PMC製、SE2220)1部の混合塗布液を両面で6.0g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
比較例6
上記原紙上に、アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製、DK6854)7部、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)93部の混合塗布液を両面で1.5g/mとなるように2ロールサイズプレス機で、塗布後乾燥しインクジェット記録シートを得た。
得られたインクジェット用紙について、以下に示す方法により評価
を行った。得られた結果を表1に示す。
<インクジェット印刷適性/バーコード印刷適性>
各実施例および比較例で得たインクジェット用紙をKodakVersamark製高速インクジェット プリンティングシステムで染料インクを用い、「UCC/EAN128コード」を印刷した後、インクジェット印刷されたEAN128バーコードについて、バーコード検証機「Inspector D4000」(RJS社製)を用いてバーコードを10回走査させ評価した。
〈評価基準〉
5:バーコードリーダーの10回の走査の内、10回読み取れる。
4:バーコードリーダーの10回の走査の内、9回読み取れる。
3:バーコードリーダーの10回の走査の内、6以上9回未満読み取れる。
2:バーコードに対して複数の走査線を通過させると読み取れるレベル。
1:読み取ることが出来ないレベル。
なお、評価が2以下のものは、実用上問題がある。
<インクジェット印刷適性/耐水性>
各実施例および比較例で得たインクジェット用紙をKodakVersamark製高速インクジェット プリンティングシステムで染料インクを用い、黒色のブロックパターンを印刷した後、インクジェット 印刷後のシートを水道水中に30秒間浸積した後、自然乾燥した。その後、印刷画像の滲みの程度を目視で評価した。
〈評価基準〉
5(優)−1(劣)
なお、評価が2以下のものは、実用上問題がある。
<インクジェット印刷適性/インク乾燥性>
各実施例および比較例で得たインクジェット用紙を大日本スクリーン製高速インクジェット プリンティングシステムを用い、黒色のブロックパターンを印刷した後、インクジェット 印刷を行った部位について、インクの転写汚れについて、目視判定を行った。
〈評価基準〉
5(優)−1(劣)
なお、評価が2以下のものは、実用上問題がある。
<インクジェット印刷適性/画像均一性>
各実施例および比較例で得たインクジェット用紙を大日本スクリーン製高速インクジェット プリンティングシステムを用い、黒色のブロックパターンを印刷した後、インクジェット 印刷を行った部位について、画像の均一性について、目視判定を行った。
〈評価基準〉
5(優)−1(劣)
なお、評価が2以下のものは、実用上問題がある。
<レーザーカッター加工適性/耐変色性>
各実施例および比較例で得たインクジェット用紙を、パルス周波数20kHz、レーザー出力61〜110W、波長10600nmの炭酸ガスレーザーと、スポット径210μm、加工速度600〜3000mm/秒のスキャナヘッド光学系とを用いて、丸孔、ミシン目形状を断裁加工した後、加工部の変色の程度を目視で評価した。
〈評価基準〉
5(優)−1(劣)
なお、評価が2以下のものは、実用上問題がある。
<アニオン要求量>
各実施例および比較例で得たインクジェット用紙をテスト紙片として5cm×20cmに断裁し、水温23℃の200mlの蒸留水に1分間浸漬した後にテスト紙片を取り除いた抽出液をミューテック社の粒子荷電計PCD−03にてポリエチレン硫酸ナトリウムを用いて測定した。
実施例1〜8及び比較例1〜6の、インクジェット印刷適性の評価結果を表1に示す。
Figure 2014004774
表1からわかるように、本発明のレーザーカッター加工用インクジェット用紙は、十分なインクジェット印刷適性とレーザー加工適性を有する。
本発明のインクジェット用紙は、インクジェット印刷においても優れた耐水性とバーコード印刷適性、インク乾燥性、印刷部均一性を有し、レーザーカッター加工においても優れた耐変色性を有するものであり、実用的に優れたものである。

Claims (9)

  1. 原紙の両面あるいは片面にカチオン性物質と水溶性高分子とスチレン−アクリル系共重合体を含有し、顔料を含有しない表面処理剤が塗布されているインクジェット用紙において、前記インクジェット用紙から蒸留水を用いて抽出された抽出液のアニオン要求量が5μeq/L 以上、30μeq/L以下であることを特徴とするレーザー加工用インクジェット用紙。
  2. 前記表面処理剤のカチオン性物質が、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド重合物である事を特徴とする請求項1に記載のレーザー加工用インクジェット用紙。
  3. 前記表面処理剤のカチオン性物質が、アルキルアミン−エピクロルヒドリン共重合物である事を特徴とする請求項1に記載のレーザー加工用インクジェット用紙。
  4. 前記表面処理剤の水溶性高分子が、ポリビニルアルコールあるいは、デンプンである事を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のレーザー用インクジェット用紙。
  5. 前記表面処理剤総質量部100部に対し、カチオン性物質を2〜20質量部含有する事を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のレーザー加工用インクジェット用紙。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のレーザー加工用インクジェット用紙にインクジェットプリンターにて印刷したインクジェット印刷物。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のレーザー加工用インクジェット用紙または、請求項6に記載のインクジェット印刷物に波長が532以上、11000nm以下のレーザー光を照射して得られる加工物。
  8. 前記レーザー光として、炭酸ガスレーザーを使用することを特徴とする請求項7に記載の加工物。
  9. 前記レーザー光として、YAGレーザーを使用することを特徴とする請求項7に記載の加工物。
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