JP2014000858A - 車体前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】前面衝突時におけるフロントサイドメンバの上向きの曲げ変形を抑制して、軸方向に適切に圧潰変形可能な車体前部構造を提供する。
【解決手段】エンジンルームの左右両側部で車体前後方向に延在するフロントサイドメンバ1と、平面視してその後方延長上のエクステンションメンバ3とを、ダッシュパネル2を挟んで相互の前,後端を突き合わせて接続した構造を基本構成とし、更に、ダッシュパネル2の車室側面に沿って、前記フロントサイドメンバ1の後端とエクステンションメンバ3の前端との接続部分と、その近傍のフロントピラー5の側面とに跨るクロスメンバ7を接合配置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車の車体前部構造、とりわけ、フロントサイドメンバとダッシュパネルとの接合部周りの構造に関する。
フロントサイドメンバは、車体前部の前後方向骨格部材として、エンジンルームの左右両側部に車体前後方向に延在配置してある。
このフロントサイドメンバは、車両の前面衝突時に軸方向に圧潰変形してエネルギー吸収する衝突エネルギー吸収部材としての機能も要求されている。
フロントサイドメンバの良好な軸方向の圧潰変形を促すためには、該フロントサイドメンバの後端部を接合したダッシュパネル周りで、所要の軸圧潰反力を確保する必要がある。
このため、フロントサイドメンバの後方には、平面視して該フロントサイドメンバの延長上にダッシュパネルに沿ってエクステンションメンバを接合配置してある。
これにより、車両の前面衝突時にフロントサイドメンバに軸方向に作用する衝突入力を、エクステンションメンバからダッシュパネルを介してフロアクロスメンバやサイドシル,フロントピラー等、周辺の他の骨格部材に分散負担させるようにしている。
即ち、このようにエクステンションメンバから周辺の骨格部材に荷重分散させることにより、フロントサイドメンバ後端部とダッシュパネルとの接合部分の強度・剛性を確保し、もって、フロントサイドメンバの軸圧潰反力を確保するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−235756号公報
ダッシュパネルは、車室前部の強度・剛性の確保、および車両の前面衝突時にエンジン等のパワーユニットが後退移動した際に、フロア下方へ誘導して、乗員足元周りの空間確保が可能なように、該ダッシュパネルの下側部を丸みをもって後傾した傾斜面として形成して、パネル剛性を高めている。
従って、上述のフロントサイドメンバとエクステンションメンバとの接続部分には、ダッシュパネル下側の傾斜面に沿って屈曲したキックアップ部が存在する。
このため、フロントサイドメンバに軸方向に衝突入力が作用すると、該フロントサイドメンバの後端部とダッシュパネルとの接合部分に車幅方向軸回りに上向きの回転モーメントが発生する傾向となって、フロントサイドメンバの軸方向の圧潰変形に影響する可能性がある。
そこで、本発明はフロントサイドメンバに軸方向に作用する衝突入力で、その後端部の
ダッシュパネルに対する接合部分に車幅方向軸回りに発生する上向きの回転モーメントを小さく抑制して、フロントサイドメンバを軸方向に適切に圧潰変形可能な車体前部構造を提供するものである。
本発明の車体前部構造は、エンジンルームの左右両側部で車体前後方向に延在するフロントサイドメンバと、平面視してその後方延長上のエクステンションメンバとを、ダッシュパネルを挟んで相互の前,後端を突き合わせて接続した構造を基本構成としている。
そして、前記ダッシュパネルの車室側面に沿って、前記フロントサイドメンバの後端とエクステンションメンバの前端との接続部分と、その近傍のフロントピラーの側面とに跨るクロスメンバを接合配置したことを主要な特徴としている。
本発明によれば、車両の前面衝突時にフロントサイドメンバに、その後端部とダッシュパネルとの接合部分を支点に発生する上向きの回転モーメントを、クロスメンバの捩り力として受けて側方のフロントピラーに分散,負担させることができる。
これにより、フロントサイドメンバの発生モーメントを小さく抑制して上方への曲げ変形を抑え、衝突入力をエクステンションメンバに極力軸力として伝達することが可能となる。
この結果、フロントサイドメンバの軸圧潰反力を適切に維持して、その軸方向の圧潰変形を良好に行わせることができる。
本発明の対象とする自動車の車体骨格の全体構造を示す斜視図。 図1のA範囲部に相当する本発明の一実施形態の要部を車室側から見た斜視説明図。 図2の略示的側面説明図。 図2におけるフロントサイドメンバの後端とクロスメンバの車幅方向内側の端部との配置関係を示す正面説明図。 クロスメンバの配設高さの異なる例を示す図3と同様の略示的側面説明図。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1は自動車の車体骨格Bの全体構成を略示的に示しており、この車体骨格Bの図1におけるA範囲部に相当するダッシュパネル側方の配設部周りの構造を図2〜図4に示す。
図2に示すように、フロントサイドメンバ1は、エンジンルームの左右両側部に車体前後方向に延在配置して、車体前部の前後方向骨格部材として機能している。
フロントサイドメンバ1は、車両の前面衝突時に軸方向に圧潰変形してエネルギー吸収する衝突エネルギー吸収部材としての機能も要求されており、このため、ほぼ直状の矩形の閉断面形状に形成してある。
また、このフロントサイドメンバ1の軸方向の圧潰変形を良好に促すためには、その後端部を接合したダッシュパネル2周りで、所要の軸圧潰反力を確保する必要がある。
そこで、図2,図3に示すように、フロントサイドメンバ1の後方に、平面視して該フロントサイドメンバ1の延長上にダッシュパネル2に沿ってエクステンションメンバ3を接合配置してある。
本実施形態では、フロントサイドメンバ1とエクステンションメンバ3とを、ダッシュパネル2を挟んで相互の前,後端を付き合わせて接合して、平面視してほぼ直線状に車体前後方向に連なるようにしている。
エクステンションメンバ3は、ダッシュパネル2およびその後方に連なるフロアパネル4とで矩形閉断面を構成するようにハット形断面に形成してあり、断面開口縁のフランジ3aを介してこれらダッシュパネル2およびフロアパネル4に接合してある。
エンジンルームと車室とを隔成する上述のダッシュパネル2は、車室前部の強度・剛性の確保、および車両の前面衝突時にエンジン等のパワーユニットが後退移動した際に、これをフロア下方に誘導して、乗員足元周りの空間確保が可能なように、該ダッシュパネル2の下側部を丸みをもって後傾した傾斜面として形成して、パネル剛性を高めている。
従って、上述のフロントサイドメンバ1とエクステンションメンバ3との接続部分には、ダッシュパネル2の下側の傾斜面に沿って屈曲したキックアップ部が存在するようになる。図示する例ではエクステンションメンバ3にキックアップ部3Aを形成して、該キックアップ部3Aをダッシュパネル2の下側の傾斜面に接合するようにしている。
従って、フロントサイドメンバ1は、全体形状を直状としてその後端をダッシュパネル2に突き当てて接合するが、後端部を緩やかにやや下向きに弯曲して形成して、エクステンションメンバ3のキックアップ部3Aに滑らかに連続するようにしている。
これにより、フロントサイドメンバ1に軸方向に作用する衝突入力が、エクステンションメンバ3のキックアップ部3Aに極力、軸力として伝達されるようにしている。
ダッシュパネル2は、その左右側部にフロントホイールハウス2Aを車室側に向けて弧状に膨出成形して面剛性を高めてあり、該フロントホイールハウス2Aを、主要骨格部材のフロントピラー5およびサイドシル6の各側面に接合してある。
これにより、車両の前面衝突時にフロントサイドメンバ1に軸方向に衝突入力が作用すると、この衝突入力をエクステンションメンバ3に伝達して、その周辺のフロアクロスメンバ,フロアサイドメンバ(何れも図示省略)やサイドシル6に分散,伝達する。
一方、ダッシュパネル2のフロントホイールハウス2A周りでは、フロントサイドメンバ1からダッシュパネル2の面方向に分散,伝達された衝突入力を、該フロントホイールハウス2Aからフロントピラー5およびサイドシル6に分散,伝達する。
これにより、ダッシュパネル2に突き合わせたフロントサイドメンバ1の後端部分に所要の圧潰反力を確保して、フロントサイドメンバ1の良好な軸方向の圧潰変形を促すようにしている。
ここで、本実施形態にあっては、上述のダッシュパネル2の車室側面に沿って、フロントサイドメンバ1の後端とエクステンションメンバ3の前端との接続部分と、その近傍のフロントピラー5の側面とに跨るクロスメンバ7を接合配置してある。
クロスメンバ7は、ダッシュパネル2とで矩形の閉断面を形成するようにハット形断面
として、上述のダッシュパネル2の側部のフロントホイールハウス2Aの弯曲形状に合わせて弯曲して形成し、該フロントホイールハウス2Aの背面を横切るようにして接合してある。
具体的には、クロスメンバ7は、ハット形断面の上,下縁に曲折成形したフランジ7aを介してダッシュパネル2の一般平坦面およびフロントホイールハウス2Aの曲面に沿って接合してある。
一方、クロスメンバ7の車幅方向外側の端縁は、その周縁に曲折成形したフランジ7bを介してフロントピラー5の側面に突き合わせて接合してある。
このクロスメンバ7は縦長断面としてあって、図2に示すように車幅方向内側の端部から車幅方向外側の端部に至るにしたがって、漸次径大となるように径変化させて形成している。
クロスメンバ7の車幅方向内側の端部は、エクステンションメンバ3のキックアップ部3Aの上端と重ならないように、これと上下方向に配分してフロントサイドメンバ1の後端の突き合わせ相当部分でダッシュパネル2の背面に接合してある。
図4は、このクロスメンバ7の車幅方向内側の端部と、フロントサイドメンバ1の後端との配置関係を示している。
図示する例では、フロントサイドメンバ1の後端の矩形断面形状の後端上部に対応する部分で、矩形断面の中で高い剛性が分布する4隅部のうち、上側2隅部を含む1/3以上を占める部分に、クロスメンバ7の車幅方向内側の端部を接合配置してある。
一方、クロスメンバ7の車幅方向外側の端部は、図3に示すように矩形断面の中心位置Sが、フロントサイドメンバ1に軸方向に作用する衝突入力軸線fとほぼ同一の高さ位置となるようにしている。フロントサイドメンバ1の軸方向の圧潰変形前では、この衝突入力軸線fはフロントサイドメンバ1の矩形断面中心線0と一致するので、図示する例ではこの矩形断面中心線0と同じ高さ位置に設定している。
また、このクロスメンバ7の車幅方向外側の端部は、その矩形断面が、上述のエクステンションメンバ3のキックアップ部3Aの変曲点Pと側面視してほぼ同一の前後位置分布線L上となる位置でフロントピラー5の側面に接合することが好ましい。
次に、以上の構成からなる本実施形態の車体前部構造の車両前面衝突時における作用について説明する。
図3に示すように車両の前面衝突時にフロントサイドメンバ1に軸方向に衝突入力Fが作用すると、後方に連なるエクステンションメンバ3とは上下方向のオフセット量が存在しているため、フロントサイドメンバ1には、その後端とダッシュパネル2との接合部分を支点に車幅方向軸回りに上向きの回転モーメントが発生する傾向となる。
この接合部分では、上述の回転モーメントをクロスメンバ7の捩り力として受けて、側方のフロントピラー5に分散,負担させる。
これにより、フロントサイドメンバ1の発生モーメントを小さく抑制して上方への曲げ変形を抑え、衝突入力Fをエクステンションメンバ3のキックアップ部3Aに極力軸力として伝達する。
この結果、フロントサイドメンバ1の軸圧潰反力を適切に維持して、同図に鎖線で示すように該フロントサイドメンバ1の軸方向の圧潰変形を良好に行わせることができる。
ここで、エクステンションメンバ3のキックアップ部3Aは、フロントサイドメンバ1の後端とはダッシュパネル2を挟んでその車室側面に接合してあるため、上述の回転モーメントによる曲げ力を強度的に有利な圧縮方向で受ける。
このため、フロントサイドメンバ1の発生モーメントの抑制効果を高めることができる。
また、クロスメンバ7は縦長断面としてあるため、上述の回転モーメントに対する捩り荷重値が大きく、これによってもフロントサイドメンバ1の発生モーメントの抑制効果を高めることができる。
本実施形態では、このクロスメンバ7の縦長断面と併せて、該クロスメンバ7をその車幅方向内側の端部から車幅方向外側の端部に至るにしたがって漸次経大変化させて形成してある。このため、上述の回転モーメントによるクロスメンバ7の捩りトルクを、車幅方向内側の端部側では小さく受けることができる。
これにより、クロスメンバ7自体の捩れ変形乃至破損を抑制して、上述のフロントサイドメンバ1の発生モーメントの抑制効果を更に高めることができる。
しかも、このクロスメンバ7の車幅方向内側の端部は、フロントサイドメンバ1の後端の矩形断面形状の後端上部に対応する部分で、矩形断面の中で高い剛性が分布する4隅部のうち、上側2隅部を含む1/3以上を占める部分に重合して接合配置している。
このため、フロントサイドメンバ1の後端からの荷重入力をクロスメンバ7の車幅方向内側の端部で効率よく受けて、フロントピラー5へ伝達して分散,負担させることができる。
また、クロスメンバ7は、ダッシュパネル2の側部に車室側に膨出成形されてパネル剛性が高められたフロントホイールハウス2Aの背面を横切るようにして接合してある。このため、フロントサイドメンバ1からフロントピラー5への荷重伝達効果が高く、上述のフロントサイドメンバ1の発生モーメントの抑制効果をより一層高めることができる。
しかも、このクロスメンバ7は、ダッシュパネル2に対しては上,下縁のフランジ7aを介して接合し、フロントピラー5の側面に対しては車幅方向外側の端部周縁のフランジ7bを介して接合してある。
これにより、フランジ7a,7bの接合部分では、何れもクロスメンバ7に作用する捩り力を強度的に有利な剪断方向で受けることができて、クロスメンバ7によるフロントピラー5側への荷重伝達効果を高めることができる。
更に、本実施形態では、フロントピラー5の側面に接合したクロスメンバ7の車幅方向外側の端部の断面中心位置Sを、フロントサイドメンバ1に軸方向に作用する衝突入力軸線fとほぼ同一の高さ位置に設定している。
これにより、クロスメンバ7の車幅方向内側の端部をフロントサイドメンバ1の後端対応部に接合した荷重入力点と、フロントピラー5に対する接続点とを結ぶモーメントアー
ム長を極力短かくすることができる。
この結果、クロスメンバ7の車幅方向外側の端部とフロントピラー5の側面との接合部分の剛性を高められて、荷重の分散,伝達効果を高めることができる。
また、本実施形態では、クロスメンバ7の車幅方向外側の端部を、その矩形断面がエクステンションメンバ3のキックアップ部3Aの変曲点Pと側面視してほぼ同一の前後位置分布線L上となる位置でフロントピラー5の側面に接合している。
これにより、フロントサイドメンバ1の後端に対応した荷重入力点を頂点とした、キックアップ部3Aの軸線と、クロスメンバ7の軸線と、上述の変曲点Pを通る前後位置分布線Lとで形成されるほぼ直立した3角形の面で入力荷重を受けて、これらキックアップ部3Aとクロスメンバ7への荷重分散を良好に行わせることができる。
ここで、図3に示す例では、フロントピラー5の側面に接合したクロスメンバ7の車幅方向外側の端部の断面中心位置Sを、フロントサイドメンバ1の軸方向の圧潰変形前の矩形断面中心線0上に設定しているが、図5のように、軸方向圧潰変形時における衝突入力軸線f上であればよい。
1…フロントサイドメンバ
2…ダッシュパネル
2A…フロントホイールハウス
3…エクステンションメンバ
3A…キックアップ部
4…フロアパネル
5…フロントピラー
6…サイドシル
7…クロスメンバ
7a…上,下縁のフランジ
7b…周端縁のフランジ

Claims (8)

  1. エンジンルームの左右両側部で車体前後方向に延在するフロントサイドメンバと、平面視してその後方延長上のエクステンションメンバとを、ダッシュパネルを挟んで相互の前,後端を突き合わせて接続した構造であって、
    前記ダッシュパネルの車室側面に沿って、前記フロントサイドメンバの後端とエクステンションメンバの前端との接続部分と、その近傍のフロントピラーの側面とに跨るクロスメンバを接合配置したことを特徴とする車体前部構造。
  2. 前記クロスメンバを、前記フロントサイドメンバの後端とエクステンションメンバの前端との接続部分に配置される車幅方向内側の端部から、前記フロントピラーの側面に配置される車幅方向外側の端部に至るにしたがって、漸次経大化したことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  3. 前記クロスメンバを、縦長断面に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の車体前部構造。
  4. 前記クロスメンバを、前記ダッシュパネルの側部に車室側に膨出して形成したフロントホイールハウスの背面を横切るようにして接合したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の車体前部構造。
  5. 前記クロスメンバは、その上,下縁にフランジを曲折成形して、これら上,下縁フランジを介して前記ダッシュパネルに接合してある一方、車幅方向外側の端部周縁にフランジを曲折成形して、該周縁フランジを介して前記フロントピラーの側面に接合したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の車体前部構造。
  6. 前記クロスメンバの車幅方向内側の端部を、前記フロントサイドメンバの矩形断面形状の後端上部に対応する部位で、該矩形断面の1/3以上を覆って接合したことを特徴とする請求項1〜5の何れか1つに記載の車体前部構造。
  7. 前記フロントピラーの側面に接合した前記クロスメンバの車幅方向外側の端部の断面中心位置を、前記フロントサイドメンバに軸方向に作用する衝突入力軸線とほぼ同一の高さ位置に設定したことを特徴とする請求項1〜6の何れか1つに記載の車体前部構造。
  8. 前記エクステンションメンバの、前記ダッシュパネル下側の傾斜面に沿うキックアップ部の変曲点と、前記フロントピラーの側面に接合した前記クロスメンバの車幅方向外側の端部の中心位置を、側面視してほぼ同一の前後位置分布線上に設定したことを特徴とする請求項1〜7の何れか1つに記載の車体前部構造。
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