JP2013216201A - 自動車のcfrp製キャビン - Google Patents

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Abstract

【課題】 前面衝突時におけるCFRP製のキャビンのサイドシル部の脆性破壊を防止する。
【解決手段】 自動車のCFRP製キャビン11は少なくともフロアパネル部24および左右のサイドシル部21を備えており、前輪33の後方に位置するサイドシル部21の前端の車幅方向幅W1をフロントサイドフレーム30側に向けて拡大し、前輪33の車幅方向幅W2よりも大きくしたので、前面衝突時に前輪33から入力する荷重をサイドシル部21の前端に分散して伝達することで、サイドシル部21の前端の面外変形による脆性破壊を防止して車室の変形を最小限に抑えることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、少なくともフロアパネル部および左右のサイドシル部を備える自動車のキャビンをCFRPで構成した自動車のCFRP製キャビンに関する。
CFRP(カーボン繊維強化樹脂)でバスタブ状に成形した自動車のキャビンのサイドシル部の内部に、側面視で波板状に屈曲するエネルギー吸収部材を配置し、前面衝突時にサイドシル部に入力する荷重でエネルギー吸収部材を圧壊させて衝突エネルギーを吸収するものが、下記特許文献1により公知である。
特許第4788539号公報
ところで、上記特許文献1に記載されたものは、車両の前面衝突時に後退する前輪の荷重がフロントピラーロア部を介してサイドシル部の前端に入力したとき、フロントピラーロア部が変形しながら後方に倒れてサイドシル部の前端との接続部のCFRP材が脆性破壊し、その脆性破壊がサイドシル部の全体に伝播することで車室の変形を招く可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、前面衝突時におけるCFRP製のキャビンのサイドシル部の脆性破壊を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、少なくともフロアパネル部および左右のサイドシル部を備える自動車のキャビンをCFRPで構成した自動車のCFRP製キャビンであって、前輪の後方に位置する前記サイドシル部の前端の車幅方向幅をフロントサイドフレーム側に向けて拡大し、前記前輪の車幅方向幅よりも大きくしたことを特徴とする自動車のCFRP製キャビンが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記前輪の後部に対向する前記サイドシル部の前壁の車幅方向内端から車幅方向内方および前方に湾曲する前側連結壁を前記フロントサイドフレームの後端に接続し、前記サイドシル部の車幅方向内側の側壁の前端から前記前側連結壁の後面に沿って延びる後側連結壁を前記フロントサイドフレームの後端に接続したことを特徴とする自動車のCFRP製キャビンが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記サイドシル部の前端は上方に立ち上がってフロントピラーロア部を構成し、前記フロントピラーロア部の前面にダンパーハウジングを支持し、前記フロントピラーロア部の上面の車幅方向幅と前記ダンパーハウジングの上面の車幅方向幅とを略一致させたことを特徴とする自動車のCFRP製キャビンが提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項3の構成に加えて、前記サイドシル部は前記フロントピラーロア部の後方に変形不可部を備え、前記変形不可部は側面視で前後方向および上下方向に対して傾斜して前記サイドシル部の上壁および下壁を接続する複数のリブを備えることを特徴とする自動車のCFRP製キャビンが提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項3または請求項4の構成に加えて、前記サイドシル部の前記フロントピラーロア部は内部に衝撃吸収部材を配置した変形許可部を構成することを特徴とする自動車のCFRP製キャビンが提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項5の構成に加えて、前記衝撃吸収部材はハニカムコアであることを特徴とする自動車のCFRP製キャビンが提案される。
また請求項7に記載された発明によれば、請求項5の構成に加えて、前記衝撃吸収部材は前後方向に延びる合成樹脂製のリブであることを特徴とする自動車のCFRP製キャビンが提案される。
尚、実施の形態のフロントフロアパネル部24は本発明のフロアパネル部に対応し、実施の形態のフロントサイドフレーム後部30は本発明のフロントサイドフレームに対応し、実施の形態のハニカムコア37およびリブ40は本発明の衝撃吸収部材に対応する。
請求項1の構成によれば、自動車のCFRP製キャビンは少なくともフロアパネル部および左右のサイドシル部を備えており、前輪の後方に位置するサイドシル部の前端の車幅方向幅をフロントサイドフレーム側に向けて拡大し、前輪の車幅方向幅よりも大きくしたので、前面衝突時に前輪から入力する荷重をサイドシル部の前端に分散して伝達することで、サイドシル部の前端の面外変形による脆性破壊を防止して車室の変形を最小限に抑えることができる。
また請求項2の構成によれば、前輪の後部に対向するサイドシル部の前壁の車幅方向内端から車幅方向内方および前方に湾曲する前側連結壁をフロントサイドフレームの後端に接続し、サイドシル部の車幅方向内側の側壁の前端から前側連結壁の後面に沿って延びる後側連結壁をフロントサイドフレームの後端に接続したので、フロントサイドフレームに入力した前面衝突の衝撃を前側連結壁および後側連結壁を介してサイドシル部に確実に伝達することができる。
また請求項3の構成によれば、サイドシル部の前端から上方に立ち上がるフロントピラーロア部の前面にダンパーハウジングを支持し、フロントピラーロア部の上面の車幅方向幅とダンパーハウジングの上面の車幅方向幅とを略一致させたので、前面衝突の荷重がダンパーハウジングからフロントピラーロア部を介してサイドシル部に入力するとき、その荷重をサイドシル部に確実に伝達することができる。
また請求項4の構成によれば、サイドシル部はフロントピラーロア部の後方に変形不可部を備え、変形不可部は側面視で前後方向および上下方向に対して傾斜してサイドシル部の上壁および下壁を接続する複数のリブを備えるので、サイドシル部の前端に前面衝突の荷重が入力したときに、リブにより補強されたサイドシル部の変形不可部の脆性破壊を防止して車室の変形を最小限に抑えることができる。
また請求項5の構成によれば、サイドシル部のフロントピラーロア部は内部に衝撃吸収部材を配置した変形許可部を構成するので、前面衝突に荷重がサイドシル部の前端に入力したときに、フロントピラーロア部の内部に収納した衝撃吸収部材が圧壊してエネルギー吸収性能を発揮することができる。
また請求項6の構成によれば、衝撃吸収部材はハニカムコアであるので、軽量でありながら高いエネルギー吸収性能を発揮することができる。
また請求項7の構成によれば、衝撃吸収部材は前後方向に延びる合成樹脂製のリブであるので、簡単な構造でありながら高いエネルギー吸収性能を発揮することができる。
自動車のCFRP製のキャビンの斜視図。(第1の実施の形態) 図1の2方向矢視図。(第1の実施の形態) 図2の3方向矢視図。(第1の実施の形態) 図3の4−4線断面図。(第1の実施の形態) 図3の5−5線断面図。(第1の実施の形態) 図4の6−6線断面図。(第1の実施の形態) 前記図4に対応する図。(第2の実施の形態)
第1の実施の形態
以下、図1〜図6に基づいて本発明の実施の第1の実施の形態を説明する。尚、本明細書における前後方向、左右方向(車幅方向)および上下方向は、運転席に着座した運転者を基準としている。
図1および図2に示すように、自動車の車体フレームはカーボン繊維強化樹脂(CFRP)製のキャビン11と、キャビン11の前端に接続されたアルミニウム合金の鋳造部品である左右一対のサスペンション支持モジュール12,12と、アルミニウム合金の押出し材を所定長さに切断した左右一対のフロントサイドフレーム前部13,13と、CFRP製のフロントエンドモジュール14と、CFRP製の左右一対のロアメンバ15,15と、CFRP製の左右一対のアッパーメンバ16,16とを備える。キャビン11の後部上面には、2本のステーで補強されたCFRP製のロールバー17が立設される。
キャビン11はアッパーパネル18およびロアパネル19を上下に接合した中空構造であり、前端のダッシュパネル部20と、ダッシュパネル部20の車幅方向両端から後方に延びる左右一対のサイドシル部21,21と、サイドシル部21,21の後端から後上方に延びる左右一対のリヤサイドフレーム部22,22と、リヤサイドフレーム部22,22の後端間を車幅方向に接続するリヤクロスメンバ部23と、ダッシュパネル部20および左右のサイドシル部21,21を接続するフロントフロアパネル部24と、フロントフロアパネル部24の後端から立ち上がるキックアップ部25と、キックアップ部25の上端から後方に延びてリヤサイドフレーム部22,22およびリヤクロスメンバ部23に接続するリヤフロアパネル部26とを備える。
フロントエンドモジュール14は、車幅方向に延びるバンパービーム27と、バンパービーム27の車幅方向両端部から後方に延びてフロントサイドフレーム前部13,13の前端に接続される左右一対のバンパービームエクステンション28,28と、バンパービームエクステンション28,28間に支持された枠状のフロントバルクヘッド29とを備える。各々のサスペンション支持モジュール12は、フロントサイドフレーム前部13の後端とダッシュパネル部20の前面とに接続されたフロントサイドフレーム後部30と、フロントサイドフレーム後部30から車幅方向外側かつ上方に延びてダッシュパネル部20の前面に接続されたダンパーハウジング31とを一体に備える。ロアメンバ15,15はバンパービーム27の車幅方向両端部から車幅方向外側に延び、そこから後上方に屈曲してアッパーメンバ16,16の前端に接続され、アッパーメンバ16,16の後端はダッシュパネル部20の車幅方向両端上部に接続される。
次に、図1〜図6に基づいてキャビン11の構造を詳細に説明する。
キャビン11を構成するアッパーパネル18およびロアパネル19は、その外周を取り囲むように延びる接合フランジ18a,19aを備えており、両接合フランジ18a,19aは接着、溶着、リベット等で接合される。
フロントフロアパネル部24を構成するアッパーパネル18およびロアパネル19の車幅方向中央部には、前後方向に延びるフロアトンネル24aが上向きに隆起するように形成される。ロアパネル19は、フロアトンネル24aとサイドシル部21,21との間が平坦であるのに対し、アッパーパネル18はフロアトンネル24aとサイドシル部21,21とを車幅方向に接続する前後2本のクロスメンバ18b,18bを備える。一方、リヤフロアパネル部26は、アッパーパネル18およびロアパネル19が共に平坦に形成される。
サイドシル部21の前部は上方に立ち上がってフロントピラーロア部32を構成しており、フロントピラーロア部32の前壁32a(図2および図4参照)は前輪33の後面に対向するホイールハウス後壁を構成する。フロントピラーロア部32の車幅方向内側の側壁32b(図1、図3および図6参照)は、サイドシル部21の車幅方向内壁21aに対して車幅方向内側に拡開しており、これによりフロントピラーロア部32の前壁32aの車幅方向幅、つまりサイドシル部21の前端の車幅方向幅W1は、その前方に位置する前輪33の車幅方向幅W2よりも大きくなっている(図3参照)。
フロントピラーロア部32の前壁32aは車幅方向内方かつ前方に弧状に湾曲して前側連結壁34(図6参照)を構成するとともに、フロントピラーロア部32の側壁32bは車幅方向内方かつ前方に弧状に湾曲して後側連結壁35(図6参照)を構成し、前側連結壁34および後側連結壁35はダッシュパネル部20の前面に締結されたサスペンション支持モジュール12のフロントサイドフレーム後部30の後端に接続する。フロントピラーロア部32の上端の車幅方向幅W3は、サスペンション支持モジュール12のダンパーハウジング31の上端の車幅方向幅W4に略一致している(図3参照)。
サイドシル部21のフロントピラーロア部32は車両の前面衝突時に圧壊して衝突エネルギーを吸収する変形許可部36(図4参照)を構成するもので、その内部には例えばアルミニウム合金製の四角柱の集合体であるハニカムコア37が軸線を前後方向に向けて配置される。サイドシル部21のフロントピラーロア部32よりも後方部分は強度の高い変形不可部38(図4参照)を構成するもので、その内部には側面視でX字状を成す合成樹脂製の複数のリブ39…が配置される。
リブ39…はジグザグに折り曲げられた上半部および下半部からなり、上半部はサイドシル部21の上壁21cに接着され、下半部はサイドシル部21の下壁21dに接着され、上半部および下半部はどうしはX字状の交差部で接着される(図4参照)。またリブ39…の左右両端はサイドシル部21の車幅方向内壁21aおよび車幅方向外壁21bに接着される(図5参照)。ハニカムコア37の前端はフロントピラーロア部32の前壁32aに接着され、ハニカムコア37の後端はサイドシル部21のリブ39…の前端のX字状の交差部に接着される(図4参照)。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
自動車が前面衝突すると、フロントエンドモジュール14に入力した衝突荷重はフロントサイドフレーム前部13からフロントサイドフレーム後部30およびダンパーハウジング31よりなるサスペンション支持モジュール12に伝達され、そこからキャビン11のダッシュパネル部20およびフロントピラーロア部32に入力される。また前面衝突により前輪33が後退すると、前輪33の後方に位置するキャビン11のフロントピラーロア部32の前壁32aに衝突荷重が入力される。
前輪33の後部に対向するフロントピラーロア部32の前壁32aの車幅方向内端から車幅方向内方および前方に湾曲する前側連結壁34をダッシュパネル部20を挟んでフロントサイドフレーム後部30の後端に接続し、サイドシル部21のフロントピラーロア部32の車幅方向内側の側壁32bの前端から前側連結壁34の後面に沿って延びる後側連結壁35をダッシュパネル部20を挟んでフロントサイドフレーム後部30の後端に接続したので、フロントサイドフレーム後部30に入力した前面衝突の衝撃を前側連結壁34および後側連結壁35を介してサイドシル部21に確実に伝達して分散することができる。
しかもサスペンション支持モジュール12のダンパーハウジング31の上面の車幅方向幅W4と、その後方に接続されたサイドシル部21の前端のフロントピラーロア部32の上面の車幅方向幅W3とを略一致させたので(図3参照)、前面衝突の荷重がダンパーハウジング31からフロントピラーロア部32を介してサイドシル部21に入力するとき、その荷重を均等に分散してフロントピラーロア部32に伝達することができる。
またホイールハウス後壁を構成するフロントピラーロア部32の前壁32aに前輪33から衝突荷重が入力するとき、フロントピラーロア部32前端の車幅方向幅W1を車幅方向内側に向けて拡大し、前輪33の車幅方向幅W2よりも大きくしたので(図3参照)、前輪33から入力する衝突荷重をサイドシル部21のフロントピラーロア部32に分散して伝達することで、フロントピラーロア部32の面外変形による脆性破壊を防止して車室の変形を最小限に抑えることができる。
このとき、フロントピラーロア部32は、内部にハニカムコア37よりなる衝撃吸収部材を配置した変形許可部36を構成するので、前面衝突の荷重がフロントピラーロア部32に入力したときに、フロントピラーロア部32の内部に収納したハニカムコア37が圧壊してエネルギー吸収性能を発揮することができる。特に、衝撃吸収部材をハニカムコア37で構成したので、軽量でありながら高いエネルギー吸収性能を発揮することができる。
一方、サイドシル部21はフロントピラーロア部32の後方に変形不可部38を備え、変形不可部38は側面視で前後方向および上下方向に対して傾斜してサイドシル部21の上壁21cおよび下壁21dを接続する複数のX字状のリブ39…を備えるので、サイドシル部21の前端に前面衝突の荷重が入力したときに、リブ39…により補強されたサイドシル部21の変形不可部38の脆性破壊を防止して車室の変形を最小限に抑えることができる。
第2の実施の形態
次に、図7に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態ではフロントピラーロア部32の内部に配置される衝撃吸収部材がハニカムコア37で構成されているが、第2の実施の形態は前記衝撃吸収部材が前後方向および上下方向に延びる1枚の合成樹脂製のリブ40で構成される。リブ40の前端はフロントピラーロア部32の前壁32aに接着され、下端はフロントピラーロア部32の下壁32dに接着され、後端はサイドシル部21の内部に配置したX字状のリブ39…に接着される。
本実施の形態によれば、衝撃吸収部材を前後方向および上下方向に延びる1枚の合成樹脂製のリブ40で構成したので、簡単な構造でありながら高いエネルギー吸収性能を発揮することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、ハニカムコア37は四角柱の集合体である必要はなく、六角柱や三角柱の集合体であっても良く、その材質はアルミニウム合金等の金属に限定されず、合成樹脂であっても良い。
11 キャビン
21 サイドシル部
21a 車幅方向内壁
21c 上壁
21d 下壁
24 フロントフロアパネル部(フロアパネル部)
30 フロントサイドフレーム後部(フロントサイドフレーム)
31 ダンパーハウジング
32 フロントピラーロア部
32a 前壁
32b 側壁
33 前輪
34 前側連結壁
35 後側連結壁
36 変形許可部
37 ハニカムコア(衝撃吸収部材)
38 変形不可部
39 リブ
40 リブ(衝撃吸収部材)
W1 サイドシル部の前端の車幅方向幅
W2 前輪の車幅方向幅
W3 フロントピラーロア部の上面の車幅方向幅
W4 ダンパーハウジングの上面の車幅方向幅

Claims (7)

  1. 少なくともフロアパネル部(24)および左右のサイドシル部(21)を備える自動車のキャビン(11)をCFRPで構成した自動車のCFRP製キャビンであって、
    前輪(33)の後方に位置する前記サイドシル部(21)の前端の車幅方向幅(W1)をフロントサイドフレーム(30)側に向けて拡大し、前記前輪(33)の車幅方向幅(W2)よりも大きくしたことを特徴とする自動車のCFRP製キャビン。
  2. 前記前輪(33)の後部に対向する前記サイドシル部(21)の前壁(32a)の車幅方向内端から車幅方向内方および前方に湾曲する前側連結壁(34)を前記フロントサイドフレーム(30)の後端に接続し、前記サイドシル部(21)の車幅方向内側の側壁(32b)の前端から前記前側連結壁(34)の後面に沿って延びる後側連結壁(35)を前記フロントサイドフレーム(30)の後端に接続したことを特徴とする、請求項1に記載の自動車のCFRP製キャビン。
  3. 前記サイドシル部(21)の前端は上方に立ち上がってフロントピラーロア部(32)を構成し、前記フロントピラーロア部(32)の前面にダンパーハウジング(31)を支持し、前記フロントピラーロア部(32)の上面の車幅方向幅(W3)と前記ダンパーハウジング(31)の上面の車幅方向幅(W4)とを略一致させたことを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の自動車のCFRP製キャビン。
  4. 前記サイドシル部(21)は前記フロントピラーロア部(32)の後方に変形不可部(38)を備え、前記変形不可部(38)は側面視で前後方向および上下方向に対して傾斜して前記サイドシル部(21)の上壁(21c)および下壁(21d)を接続する複数のリブ(39)を備えることを特徴とする、請求項3に記載の自動車のCFRP製キャビン。
  5. 前記サイドシル部(21)の前記フロントピラーロア部(32)は内部に衝撃吸収部材(37,40)を配置した変形許可部(36)を構成することを特徴とする、請求項3または請求項4に記載の自動車のCFRP製キャビン。
  6. 前記衝撃吸収部材はハニカムコア(37)であることを特徴とする、請求項5に記載の自動車のCFRP製キャビン。
  7. 前記衝撃吸収部材は前後方向に延びる合成樹脂製のリブ(40)であることを特徴とする、請求項5に記載の自動車のCFRP製キャビン。
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