JP5104272B2 - 自動車の前部車体構造 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車の前部車体構造に関し、特に、ダッシュパネルの前方に車両前後方向に延びるフロントフレーム部を設置して、前面衝突荷重が作用した際に、このフロントフレーム部を座屈変形等させることで、衝突エネルギを吸収するように構成した自動車の前部車体構造に関する。
従来より、自動車の前部車体構造においては、ダッシュパネルの前方に、車両前後方向に延びるフロントサイドフレームと、その前端にクラッシュボックスを設置して、前面衝突荷重が作用した際には、クラッシュボックスおよびフロントサイドフレームを軸圧縮で座屈変形させて、衝突エネルギを吸収するように構成している。
例えば、下記特許文献1では、フロントサイドフレームの側壁部に車両前後方向に延びる水平ビードを形成することで、衝突エネルギの吸収性能を高めている車体構造が開示されている。
この車体構造のように、フロントサイドフレームの側壁部に水平ビードを設けた場合には、フレーム断面の稜線を増やすことができるため、フロントサイドフレームを軸圧縮で座屈変形させる際に、エネルギ吸収量を増加させることができる。
一方、フロントサイドフレームの前面衝突時の変形挙動は、軸圧縮で座屈変形させることが望ましいが、例えば、下記特許文献2に開示された従来構造のように、フレーム形状等により車幅方向に折れ曲り変形(以下、横折れ変形)する場合もある。
特開平05−24558号公報 特開2002−316666号公報
ところで、フロントサイドフレーム、または、フロントサイドフレームとクラッシュボックスの構造体(以下、フロントフレーム部という。)においては、フレーム全てを軸圧縮で座屈変形させることが、衝突エネルギ吸収の観点からは望ましい。
しかし、このフロントフレーム部には、一般にエンジンを支持するエンジン支持部や、サスペンションサブフレームを取付けるサブフレーム取付け部を設定する必要があり、フレーム全てを、軸圧縮で座屈変形させることは困難である。
そこで、例えば、フロントフレーム部の前端部だけを軸圧縮させて、中間部から後端部にかけては積極的に横折れ変形させることで、衝突エネルギを吸収させることが考えられる。
このとき、横折れ変形させる場合には、横折れ部を前後二ヶ所に離間して設定し、それぞれの折れ方向を逆方向に設定することで、平面視で「略Z字状」に変形させることが考えられる。
しかし、単に、折れ部を前後二ヶ所で設定した場合には、変形後のフロントフレーム部の前後長が充分に短くならないおそれがあり、フロントフレーム部の後端がダッシュパネルを後退させる可能性があった。
そこで、本発明は、ダッシュパネルの前方に車両前後方向に延びるフロントフレーム部を設置する自動車の前部車体構造において、前面衝突荷重が作用した際に、フロントフレーム部の前端部を座屈変形させて、中間部以降を横折れ変形させて、衝突エネルギを吸収させつつも、フロントフレーム部の変形後の前後長を短くすることにより、ダッシュパネルの後退量を減少させることができる自動車の前部車体構造を提供することを目的とする。
この発明の自動車の前部車体構造は、車両前部から後方のダッシュパネルに向って車両前後方向に延びるフロントフレーム部を備え、該フロントフレーム部の前端部に、前面衝突荷重が作用した際に軸圧縮で座屈変形する軸圧縮部を設けた前部車体構造であって、前記軸圧縮部の後方に、前面衝突荷重が作用した際に車幅方向に横折れ変形する第一の横折れ部を形成し、該第一の横折れ部の後方に、第一の横折れ部の横折れ方向とは反対方向に横折れ変形する第二の横折れ部を形成すると共に、前記第一の横折れ部と第二の横折れ部との間に、第一の横折れ部と同方向に横折れ変形する第三の横折れ部を形成したものである。
上記構成によれば、第一の横折れ部と第二の横折れ部との間に、第三の横折れ部を形成したことで、フロントフレーム部の横折れポイントが三ヶ所に増加して、折れ曲り変形量が増加する。しかも、第三の横折れ部を第一の横折れ部と同方向に横折れ変形させることで、第一の横折れ部と第二の横折れ部との間のフロントフレーム部を、無理なく横折れ変形させることができる。
このため、フロントフレーム部の中間部以降を、横折れ変形で変形させる場合であっても、確実にフロントフレーム部の変形後の前後長を短くすることができる。
なお、ここで、「フロントフレーム部」とは、フロントサイドフレーム単体、およびフロントサイドフレームとクラッシュボックスからなる構造体を含む概念である。
この発明の一実施態様においては、前記軸圧縮部には、車両前後方向に延びる水平ビードを形成して、該水平ビードのうち、一方の側壁部の水平ビードの後端を、第一の横折れ部より車両後方側まで延ばし、第三の横折れ部を形成したものである。
上記構成によれば、軸圧縮部に、水平ビードを形成することで、軸圧縮部の断面稜線を増加させることができる。また、一方の側壁部の水平ビード後端を車両後方側まで延ばすことで、フロントフレーム部の左右で剛性差を生じさせることができ、第三の横折れ部を形成することができる。
よって、軸圧縮部のフレーム耐力を増加することができ、衝突エネルギの吸収量を増加させることができる。また、一方の水平ビードを車両後方側まで延ばすといった構造で、第三の横折れ部も簡単に構成することができる。
この発明の一実施態様においては、前記第一の横折れ部を、タイヤハウス前部でフロントフレーム部の外側壁部が内側壁部側に狭めて車幅方向断面を小さくすることで構成する構造であり、前記水平ビードの延長部を、内側壁部に設けて第三の横折れ部を構成したものである。
上記構成によれば、フロントタイヤの操舵角量を確保するために狭められた外側壁部の形状を利用して、第一の横折れ部を構成するとともに、内側壁部に、水平ビードの延長部を設けることで、第三の横折れ部を構成することになる。
よって、前輪の操舵性能を維持しつつ横折れポイントを設定することが可能となり、また、その後方の内側壁部の水平ビードの延長部を利用して、横折れポイントを設定することで、フロントフレーム部を同じ方向に容易に変形させることができる。
この発明の一実施態様においては、前記第一の横折れ部と第三の横折れ部との間に、補強部材を設けたものである。
上記構成によれば、補強部材を、第一の横折れ部に第三の横折れ部との間に設けたことで、第一の横折れ部と第三の横折れ部の間のフロントフレーム部で横折れ変形が生じるのを防ぐことができる。
よって、第一の横折れ部と第三の横折れ部とで確実に横折れ変形を生じさせることができ、横折れ変形の変形モードを安定して生じさせることができる。
この発明の一実施態様においては、前記補強部材を、フロントフレーム部内に設けて、内側壁部との間で閉断面を構成したものである。
上記構成によれば、補強部材をフロントフレーム部内に設けることで、フロントフレーム部周辺のスペースを悪化させることなく、補強部材を設置することができる。また、フロントフレーム部内に閉断面を構成することで、補強部材を設置した部位の剛性をより高めることができる。
よって、エンジンルーム内のスペースを悪化させることなく、第一の横折れ部と第三の横折れ部との間のフレーム剛性を高めることができ、横折れ変形の変形モードを、安定して生じさせることができる。
この発明の一実施態様においては、前記水平ビードを、凹状ビードで形成して、前記補強部材を、該凹状ビードの内側面と接合して複数の閉断面を構成するブラケット部材としたものである。
上記構成によれば、水平ビードを凹状ビードとしたことで、水平ビードを設けたとしても、フロントフレーム部の周辺のスペースを悪化させることない。また、この凹状ビードの凹形状を利用して、ブラケット部材を接合することで、複数の閉断面を容易に構成することができる。
よって、エンジンルーム内のスペースを悪化させることなく、効率的に、閉断面を複数構成することができ、フレーム剛性をより高めることができる。
この発明の一実施態様においては、前記第一の横折れ部と第三の横折れ部との間に、エンジンマウントを設置したものである。
上記構成によれば、エンジンマウントが、第一の横折れ部と第三の横折れ部との間に位置することから、このエンジンマウントを利用して、第一の横折れ部と第三の横折れ部との間で折れ変形が生じるのを防止することができる。
よって、第一の横折れ部と第三の横折れ部に確実に横折れ変形を生じさせることができ、横折れ変形の変形モードを安定して生じさせることができる。
また、同時に、補強部材を設けた場合には、この補強部材をエンジンマウントの取付け補強部材としても用いることができる。
この発明の一実施態様においては、前記エンジンマウントがタイヤハウスにも取付けられる構造であって、該エンジンマウントの取付け部に第二の補強部材を設けたものである。
上記構成によれば、第二の補強部材によって、タイヤハウスのエンジンマウント取付け部を補強することができる。
このため、第一の横折れ部と第三の横折れ部との間のエンジンマウントの取付け剛性を高めることができ、この間のフロントフレーム部の折れ変形を防止することができる。
よって、さらに確実に第一の横折れ部と第三の横折れ部に横折れ変形を生じさせることができる。
この発明によれば、フロントフレーム部の中間部以降を、横折れ変形で変形させる場合であっても、第三の横折れ部を形成したことにより、確実にフロントフレーム部の変形後の前後長を短くすることができる。
よって、本発明は、ダッシュパネルの前方に車両前後方向に延びるフロントフレーム部を設置する自動車の前部車体構造において、前面衝突荷重が作用した際に、フロントフレーム部の前端部を座屈変形させて、中間部以降を横折れ変形させて、衝突エネルギを吸収させつつも、フロントフレーム部の変形後の前後長を短くすることにより、ダッシュパネルの後退量を減少させることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1は本発明の実施形態に係る自動車の前部車体構造のエンジンルーム内方側からの側面図、図2は前部車体構造の平面図、図3は前部車体構造の底面図である。なお、各図においては、車体右側だけを示しているが、車体左側も対称構造となっており、車体左側の車体構造については図示しない。
この実施形態の自動車の前部車体構造は、図1に示すように、エンジンルームEと車室Cとを上下方向および車幅方向に延びて仕切るダッシュパネル1と、このダッシュパネル1の前方位置で車両前後方向に延びるフロントサイドフレーム2と、ダッシュパネル1の下方位置で車両後方側に延びるフロアメインフレーム3と、ダッシュパネル1の上部前方に設置されるカウルボックス4と、フロントサイドフレーム2の側方位置でタワー形状に立設されるサスタワー部5と、このサスタワー部5と前述のダッシュパネル1とを上下方向および車両前後方向に延びて連結するエプロン部6と、エプロン部6上端で車両前後方向に延びるエプロンレインメンバー7と、エプロン部6下部でフロントタイヤTを収容するよう略半円状に膨出形成されたタイヤハウス8と、を備えている(図2、図3参照)。
また、フロントサイドフレーム2の前端には、前面衝突荷重を受けた際、座屈変形して、衝突エネルギを吸収するクラッシュボックス9を設置している。
ダッシュパネル1の下部前面には、車幅方向に延びる閉断面を構成するダッシュロアクロス10を接合固定している。このダッシュロアクロス10を設けることで、ダッシュパネル1下部の剛性を高めている。
また、フロントサイドフレーム2の前後方向中央部には、略円柱形状のエンジンマウント11を設置して、このエンジンマウント11でパワーユニット(図示せず)を弾性支持している。
また、このエンジンマウント11下方のフロントサイドフレーム2内には、エンジンマウント11の取付け剛性を高めるために、マウント取付けレイン12を設置している。
さらに、フロントサイドフレーム2の後部下面には、サスペンションサブフレームを取付けるサブフレーム取付けブラケット13を接合固定している。
フロントサイドフレーム2は、上部と下部それぞれに接合フランジ21,22を設けた略ハット形状断面のインナパネル2Aとアウタパネル2Bと接合固定することで、略長方形閉断面を構成している。
そして、インナパネル2Aの車幅方向内方側壁面(以下、内側壁面)2aには、前端部から凹形状に窪み水平方向に延びる第一凹状溝23を形成している。また、アウタパネル2Bの車幅方向外方側壁面(以下、外側壁面)2bにも、同様に、前端部から凹形状に窪み水平方向に延びる第二凹状溝24を形成している(図2参照)。
これらの凹状溝23,24は、フロントサイドフレーム2の前部位置では、フレーム断面の稜線を増やし、座屈変形のエネルギ吸収量を増加させる衝撃吸収部として機能させている。
すなわち、閉断面の稜線を増やすことで、フレーム自体の座屈耐力を増加させることができるため、フロントサイドフレーム2に第一凹状溝23と第二凹状溝24を形成することで、座屈耐力の高いフレーム構造にして、衝突エネルギの吸収量を増加させているのである。
一方、フロントサイドフレーム2の中央部位置では、図2に示すように、第一凹状溝23の後端23aが、第二凹状溝24の後端24aよりも車両後方側まで延びるように形成している。
具体的には、第一凹状溝23に、第二凹状溝24よりも車両後方側に延びる延長部23bを形成して、その後端23aがエンジンマウント11位置よりも車両後方側になるように設定している。
このように、第一凹状溝23の後端23aを、第二凹状溝24の後端24aよりも車両後方側まで延びるように設定することで、フロントサイドフレーム2の横折れ変形を促進する変形コントロール部として機能させている。なお、この詳細構造と、フロントサイドフレーム2の変形挙動については、後述する。
フロントサイドフレーム2の後部には、図1に示すように、下方に傾斜して湾曲形成された湾曲部25を形成している。そして、フロントサイドフレーム2の後端上部26(図2参照)は、ダッシュロアクロス10に接合固定されるように構成しており、後端下部27(図1参照)は、フロアメインフレーム3の前端に連結部40を介して連結固定されている。
また、フロントサイドフレーム2後部の車幅方向内方側には、図2に示すように、略筋交状に傾斜して延びる連結補強メンバ28を設置して、フロントサイドフレーム2の湾曲部25とダッシュロアクロス10とを強固に連結している。
さらに、フロントサイドフレーム2の後部上方には、エプロン部6の車幅外方側で車体上方側に延びる上部連結メンバ29を設置して、図示しないフロントピラーとフロントサイドフレーム2の後部とを連結している。
このように、フロントサイドフレーム2の後部においては、各々連結メンバ等(3,28,29)を設けることで、車両下部、車両中央部、車両上部の各三方に、フロントサイドフレーム2からの前面衝突荷重を各々伝達するように構成している。
また、フロントサイドフレーム2に設置されるエンジンマウント11は、図2に示すように、平面視で三方に放射状に延びる脚部11a、11b、11cを有している。このうち、前後の脚部11a、11bは、フロントサイドフレーム2の上面に締結固定されている。そして、車幅方向外方側に延びる脚部11cは、サスタワー部5前方のタイヤハウス8に締結固定されている。
そして、エンジンマウント11の脚部11cが取付けられるタイヤハウス8には、フロントサイドフレーム2とエプロンレインメンバ7とを、車幅方向に延びて連結する連結ガセット30を設けており、この連結ガセット30に対しても、エンジンマウント11の脚部11cを締結固定している。
また、車体前部には、図3に示すように、フロントサイドフレーム2の前端とエプロンレインメンバ7の前端とを車幅方向に延びて連結する連結フレーム31を設置している。この連結フレーム31を設けることによって、前面衝突荷重をエプロンレインメンバ7にも伝達できるように構成している。
このように構成される前部車体構造において、特徴的な部分であるフロントサイドフレーム2の構造について、図4〜図6の各断面図を参照して、より詳細に説明する。図4は図1のA−A線矢視断面図、図5は図1のB−B線矢視断面図、図6は図1のC−C線矢視断面図である。
図4に示すように、フロントサイドフレーム2は、内側壁面2aと外側壁面2bとに、第一凹状溝23と第二凹状溝24とを形成しており、各凹状溝23、24の底面壁23c、24cがそれぞれフレーム内方側に位置するように形成されている。
外側壁面2bの第二凹状溝24は、外側壁面2bの外端壁41が車両後方側に行くに従って徐々に車幅内方側に移行して狭まるように傾斜(傾斜部42)することで、後端24aを形成している。
この外端壁41の傾斜部42は、図2に示すように、フロントタイヤTの操舵角量を確保するために、フロントサイドフレーム2の中間部を削って車幅方向断面を小さくすることによって生じるものである。すなわち、第二凹状溝24の後端24aは、フロントタイヤTの操舵角量を確保する傾斜部42を利用して形成していることになる。
一方、内側壁面2aの第一凹状溝23は、底面壁23cがエンジンマウント11位置よりも車両後方側で、車幅方向内方側に傾斜(23d)するように形成されることで、その後端23aを形成している。すなわち、第一凹状溝23の後端23aは、凹状形状を徐々になくすことにより形成していることになる。
また、このフロントサイドフレーム2の内部には、前述したマウント取付けレイン12を設置している。このマウント取付けレイン12は、異形プレート状のガセット部材で構成しており、インナパネル2Aに接合固定することで、エンジンマウント11下部のフレーム剛性を高めている。
具体的には、図5、図6に示すように、インナパネル2Aの上部の接合フランジ21と、下部の接合フランジ22と、第一凹状溝23の中央の底面壁23cとに、マウント取付けレイン12をそれぞれ接合しており、インナパネル2Aとの間で、上部閉断面S1と下部閉断面S2とを構成するように接合固定している。
このように、フロントサイドフレーム2内で、第一凹状溝23の凹状形状を利用して上部閉断面S1と下部閉断面S2とを形成することで、エンジンマウント11の取付け剛性を高めるとともに、前面衝突荷重を受けた際の折れ曲がり変形も防止できる。
なお、図5にも示すように、エンジンマウント11は、前述したように、車幅方向に延びる脚部11cを、タイヤハウス8の下面に接合固定された連結ガセット30に対して締結固定している。このため、エンジンマウント11の取付け剛性を高めることができる。
また、図6に示すように、エンジンマウント11は、後方の脚部11bを、フロントサイドフレーム2内の上部閉断面S1内に貫通するように締結固定している。このため、エンジンマウント11の取付け剛性をより高めることができる。
このように構成された自動車の前部車体構造の、前面衝突時の変形挙動について、図7、図8を利用して説明する。図7は、本実施形態の前面衝突荷重を受けた際の変形挙動を説明する模式図、図8は、第一凹状溝に延長部を設けていない場合の変形挙動を説明する模式図である。それぞれ、(a)が衝突前の車体構造を示す模式図で、(b)が衝突後の車体構造を示す模式図である。
これらの模式図において、Fはフロントサイドフレームとクラッシュボックスとからなるフロントフレーム体、Dはダッシュパネル、Mは連結補強メンバ、Iはダッシュロアクロスとトンネル部に設けたメンバ部材とからなる内側荷重伝達体、Uは上部連結メンバ、Q(ハッチング領域)はマウント取付けレイン、R(ハッチング領域)はサブフレーム取付けブラケット、Tはフロントタイヤをそれぞれ示している。
図7(a)の衝突前の車体構造に示すように、フロントフレーム体Fは、車両前後方向に略直線状に延びるように設置しており、その後方には、ダッシュパネルDと、連結補強メンバMと、内側荷重伝達体Iと、上部連結メンバUとをそれぞれ設置して、車両前方からの前面衝突荷重Zを、車体後方側の各方向に伝達して分散するように構成している。
また、図7(a)に示すように、フロントフレーム体Fには、変形後の位置関係が容易に分かるように、便宜上、車両前後方向に略直線状に延びる複数のポイントを設定している。第一ポイントP1はクラッシュボックスの前端位置、第二ポイントP2はフロントサイドフレーム2の前端位置、第三ポイントP3は薄板(前側)と厚板(後側)との突合せ溶接の位置、第四ポイントP4はマウント取付けレインの後端位置、第五ポイントP5はサブフレーム取付けブラケットの前端位置、第六ポイントP6はダッシュパネルの前端位置、第七ポイントP7はフロントサイドフレームの後端位置を示している。
前面衝突荷重Zが作用すると、フロントフレーム体Fは、座屈変形と横折れ変形が生じて衝突エネルギを吸収するとともに、後端の後方移動を抑制して、ダッシュパネルDの後退を防ぐ。
具体的には、図7(b)に示すように、衝突体Wがフロントフレーム体Fに衝突すると、フロントフレーム体Fの第一ポイントP1と第二ポイントP2との間、さらには、第三ポイントP3の途中までの間で、座屈変形が生じる。
しかし、第三ポイントP3から第四ポイントP4の間では、マウント取付けレインQ等が存在することにより、座屈変形を生じさせることができない。
そこで、フレーム形状が途中から細くなっていること、および板厚が変化していることを利用して、積極的に、第二ポイントP2と第三ポイントP3との間で一旦車幅方向内方側に横折れ変形(内折れ変形)を生じさせて、さらに、第三ポイントP3で車幅方向外方側(後方側)へ横折れ変形(外折れ変形)をさせるようにしている。
すなわち、図4で、一点鎖線で示すように、第二凹状溝24が終わる傾斜部42の前端位置で、外端壁41に車両後方側への変位挙動を生じさせて、この位置(第三ポイントP3)で車幅方向内方側への変形挙動を生じさせることにより、フレーム後端側を外方側に折り曲げる、外折れ変形を生じさせているのである(矢印参照)。
さらに、第四ポイントP4でも、第一凹状溝23が車両後方側まで延びるように形成していることで、第五ポイントP5までの間を車幅方向外方側に横折れ変形させるようにしている。
すなわち、図4で、破線で示すように、第一凹状溝23が終わる底面壁23cの傾斜部23dの前端位置でも、底面壁23cに車両後方側への変位挙動を生じさせて、この位置(第四ポイントP4)で車幅方向内方側への変形挙動を生じさせることにより、フレーム後端側を外方側に折り曲げる、外折れ変形が生じさせているのである(矢印参照)。
こうして、第三ポイントP3、第四ポイントP4では、共に車幅方向外方側への外折れ変形が生じる。
一方、第五ポイントP5では、サブフレーム取付けブラケットRでサブフレームを取り付け固定していることと、その後方位置で荷重分散するためにフレーム剛性を高めているから、この第五ポイントP5では、再度、車幅方向内方側への横折れ変形(内折れ変形)が生じるようにしている。
さらに、第六ポイントP6では、車幅方向外方側(車両後方側)へ折れ曲がる横折れ変形が生じるようにしている。
そして、第七ポイントP7では、車両後方側への後退量をできるだけ抑制しつつ、衝突前と同様の車幅方向位置を維持している。
以上の本実施形態の変形挙動に対して、図8に示す模式図の車体構造では、(a)に示すように、第四ポイントP4′に積極的な横折れ構造を形成していない。すなわち、第一凹状溝23に延長部を設けておらず、横折れのきっかけがないのである。
このため、前面衝突荷重が作用すると、(b)の衝突後の車体構造に示すように、フロントフレーム部Fには、第四ポイントP4′で横折れ変形が生じず、そのままの直線状態を維持して、フレーム変形が生じることになる。
このように、第四ポイントP4′で横折れ変形が生じないと、フロントフレーム部Fの変形後の前後長が、本実施形態のものよりも長くなってしまい、フロントフレーム部Fの後端がダッシュパネルD′を後退させ、ダッシュパネルD′の位置が、一点鎖線で示す本実施形態のダッシュパネルDの位置よりも、車両後方側に後退してしまうことになる。
こうした不具合を対策するため、本実施形態では、前述のように、第四ポイントP4で横折れ変形を生じさせて、フロントフレーム部Fの変形後の前後長を、できるだけ短くできるようにしているのである。
特に、第四ポイントP4の折れ方向が、第三ポイントP3と同じ車幅方向外方であることから、この横折れ変形も、より円滑に行わせることができる。
次に、このように構成された本実施形態の作用効果について説明する。
この実施形態の自動車の前部車体構造は、フロントサイドフレーム2の前端に軸圧縮して衝突エネルギを吸収するクラッシュボックス9を設置すると共に、フロントサイドフレーム2の前部に第一凹状溝23と第二凹状溝24を形成して衝撃吸収部CZ(図1参照)を構成した前部車体構造であって、この衝撃吸収部CZの後方に、前面衝突荷重が作用した際に外折れ変形するように、外側壁面2bに傾斜部42(図4参照)を形成して、その後方に、内折れ変形するように、サブフレーム取付けブラケット13、上部連結メンバ29、連結補強メンバ28を設けると共に、これらと傾斜部42の間で、外折れ変形するように、内側壁面2aの第一凹状溝23に延長部23bを設けている。
これにより、フロントサイドフレーム2の横折れポイントが、二ヶ所から三ヶ所に増加して、折れ曲り変形量が増加する。しかも、第一凹状溝23の後端23aによって生じる折れ方向を、傾斜部42の折れ方向と同じ外折れ方向に設定することで、無理なく横折れ変形させることができる。
このため、フロントサイドフレーム2の中間部以降を、横折れ変形で変形させる場合であっても、確実にフロントサイドフレーム2の変形後の前後長を短くすることができる。
よって、ダッシュパネルの前方に車両前後方向に延びるフロントサイドフレーム2を設置する自動車の前部車体構造において、前面衝突荷重が作用した際に、フロントサイドフレーム2の前端部を座屈変形させて、中間部以降を横折れ変形させて、衝突エネルギを吸収させつつも、フロントサイドフレーム2の変形後の前後長を短くすることにより、ダッシュパネル1の後退量を減少させることができる。
また、この実施形態では、特に、この軸圧縮させて衝突エネルギを吸収させる構造や横折れ変形させる構造を、車両前後方向に延びる第一凹状溝23と第二凹状溝24で達成している。
これにより、軸圧縮で変形させる部分のフレーム耐力を増加することができ、衝突エネルギの吸収量を増加させることができる。また、第一凹状溝23を、車両後方側まで延ばすといった簡単な構造によって、横折れポイントも増加させることができる。
また、この実施形態では、さらに、タイヤハウス8の前部で、フロントサイドフレーム2の外側壁面2bが車幅方向内方側に傾斜する傾斜部42を利用して、外折れ変形するように構成している(図2参照)。
これにより、フロントタイヤTの操舵角量を確保するために狭められた外側壁面2bの形状を利用して、フロントサイドフレーム2を外折れ変形をさせることができる。
よって、前輪の操舵性能を維持しつつ、横折れポイントを設定することが可能となる。
また、この実施形態では、外側壁面2bの傾斜部42と、内側壁面2aの第一凹状溝23の後端23aとの間に、マウント取付けレイン12を設けている。
これにより、マウント取付けレイン12を設けた部分のフレーム剛性が高まり、傾斜部42と第一凹状溝23の後端23aとの間で、無用な横折れ変形が生じるのを防ぐことができる。
よって、傾斜部42と第一凹状溝23の後端23aとに、確実に横折れ変形を生じさせることができ、横折れ変形の変形モードを安定して生じさせることができる。
また、この実施形態では、マウント取付けレイン12を、フロントサイドフレーム2内に設けて、内側壁面2aとの間で閉断面(S1,S2)を構成するように設置している。
これにより、フロントサイドフレーム2周辺のスペースを悪化させることなく、フレーム補強を行なうマウント取付けレイン12を設置することができる。また、フロントサイドフレーム2内に閉断面(S1,S2)を構成することで、より剛性を高めることができる。
よって、エンジンルームE内のスペースを悪化させることなく、フレーム剛性を高めることができ、横折れ変形の変形モードを、安定して生じさせることができる。
また、このマウント取付けレイン12を設置することで構成する閉断面(S1,S2)は、第一凹状溝23の凹状形状を利用して、上下に二つに構成している。
これにより、フロントサイドフレーム2の周辺のスペースを悪化させることなく、容易に複数の閉断面(S1、S2)を構成することができる。
よって、エンジンルームE内のスペースを悪化させることなく、効率的に、閉断面(S1,S2)を複数構成することができ、フレーム剛性をより高めることができる。
また、この実施形態では、外側壁面2bの傾斜部42と内側壁面2aの第一凹状溝23の後端23aとの間に、エンジンマウント11を設置している。
これにより、エンジンマウント11を利用して、傾斜部42と第一凹状溝23の後端23aとの間で、無用な横折れ変形が生じるのを防ぐことができる。
よって、外側壁面2bの傾斜部42と、内側壁面2aの第一凹状溝23の後端23aとに、確実に横折れ変形を生じさせることができ、横折れ変形の変形モードを安定して生じさせることができる。
また、この実施形態では、エンジンマウント11のタイヤハウス8の取付け部に、連結ガセット30を設けている。
これにより、エンジンマウント11の取付け剛性をさらに高めることができる。
このため、よりさらに、エンジンマウント11を利用して、無用な横折れ変形が生じるのを防ぐことができる。
よって、さらに確実に、外側壁面2bの傾斜部42と、内側壁面2aの第一凹状溝23の後端23aとに、横折れ変形を生じさせることができ、横折れ変形の変形モードを安定して生じさせることができる。
以上、この発明の構成と前述の実施形態との対応において、
この発明のフロントフレーム部は、実施形態のフロントサイドフレーム2とクラッシュボックス9に対応し、
以下、同様に、
軸圧縮部は、衝撃吸収部CZに対応し、
第一の横折れ部は、外側壁面の傾斜部42(P3)に対応し、
第二の横折れ部は、サブフレーム取付けブラケット13の前端(P5)に対応し、
第三の横折れ部は、第一凹状溝23の後端23a(P4)に対応するも、
この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、あらゆる自動車の前部車体構造に適用する実施形態を含むものである。
前述の実施形態では、第一凹状溝23の後端23aや、外側壁面2bの傾斜部42等によって横折れ変形のきっかけ(「横折れ部」)を作っているが、その他にも、例えば、上下方向に延びる折れビードを各側壁面に形成して「横折れ部」を構成してもよい。
また、この実施形態では、フロントサイドフレーム2の前部に、軸圧縮で座屈変形する衝撃吸収部CZを設けているが、その他に、軸圧縮で変形する部分は、クラッシュボックス9だけで、フロントサイドフレーム2は横折れ変形だけで変形するように構成してもよい。また逆に、クラッシュボックス9をなくし、フロントサイドフレーム2の前部だけで軸圧縮で変形させて、その後方を横折れ変形させるように構成してもよい。
さらに、マウント取付けレイン12についても、このようにフロントサイドフレーム2内に設置されるものに限定されず、また、マウント取付けレイン12を全く設定しないように構成してもよい。
自動車の前部車体構造のエンジンルーム内方側からの側面図。 前部車体構造の平面図。 前部車体構造の底面図。 図1のA−A線矢視断面図。 図1のB−B線矢視断面図。 図1のC−C線矢視断面図。 本実施形態の前面衝突荷重を受けた際の変形挙動を説明する模式図。 第一凹状溝に延長部を設けていない場合の変形挙動を説明する模式図。
1…ダッシュパネル
2…フロントサイドフレーム(フロントフレーム部)
8…タイヤハウス
9…クラッシュボックス(フロントフレーム部)
11…エンジンマウント
12…マウント取付けレイン(補強部材)
13…サブフレーム取付けブラケット
23…第一凹状溝
23a…第一凹状溝の後端(第三の横折れ部)
23b…延長部
24…第二凹状溝
24a…第二凹状溝の後端
30…連結ガセット(第二の補強部材)
42…傾斜部(第一の横折れ部)
CZ…衝撃吸収部(軸圧縮部)
P5…サブフレーム取付けブラケットの前端(第二の横折れ部)
S1,S2…閉断面

Claims (8)

  1. 車両前部から後方のダッシュパネルに向って車両前後方向に延びるフロントフレーム部を備え、該フロントフレーム部の前端部に、前面衝突荷重が作用した際に軸圧縮で座屈変形する軸圧縮部を設けた前部車体構造であって、
    前記軸圧縮部の後方に、前面衝突荷重が作用した際に車幅方向に横折れ変形する第一の横折れ部を形成し、
    該第一の横折れ部の後方に、第一の横折れ部の横折れ方向とは反対方向に横折れ変形する第二の横折れ部を形成すると共に、
    前記第一の横折れ部と第二の横折れ部との間に、第一の横折れ部と同方向に横折れ変形する第三の横折れ部を形成した
    自動車の前部車体構造。
  2. 前記軸圧縮部には、車両前後方向に延びる水平ビードを形成して、該水平ビードのうち、一方の側壁部の水平ビードの後端を、第一の横折れ部より車両後方側まで延ばし、第三の横折れ部を形成した
    請求項1記載の自動車の前部車体構造。
  3. 前記第一の横折れ部を、タイヤハウス前部でフロントフレーム部の外側壁部が内側壁部側に狭めて車幅方向断面を小さくすることで構成する構造であり、
    前記水平ビードの延長部を、内側壁部に設けて第三の横折れ部を構成した
    請求項2記載の自動車の前部車体構造。
  4. 前記第一の横折れ部と第三の横折れ部との間に、補強部材を設けた
    請求項3記載の自動車の前部車体構造。
  5. 前記補強部材を、フロントフレーム部内に設けて、内側壁部との間で閉断面を構成した
    請求項4記載の自動車の前部車体構造。
  6. 前記水平ビードを、凹状ビードで形成して、
    前記補強部材を、該凹状ビードの内側面と接合して複数の閉断面を構成するガセット部材とした
    請求項5記載の自動車の前部車体構造。
  7. 前記第一の横折れ部と第三の横折れ部との間に、エンジンマウントを設置した
    請求項1〜6記載の自動車の前部車体構造。
  8. 前記エンジンマウントがタイヤハウスにも取付けられる構造であって、
    該エンジンマウントの取付け部に第二の補強部材を設けた
    請求項7記載の自動車の前部車体構造。
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