JP2013530697A - ワックス包埋サンプルからの核酸抽出 - Google Patents
ワックス包埋サンプルからの核酸抽出 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013530697A JP2013530697A JP2013514677A JP2013514677A JP2013530697A JP 2013530697 A JP2013530697 A JP 2013530697A JP 2013514677 A JP2013514677 A JP 2013514677A JP 2013514677 A JP2013514677 A JP 2013514677A JP 2013530697 A JP2013530697 A JP 2013530697A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wax
- sample
- phase
- mixture
- lysis buffer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/68—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving nucleic acids
- C12Q1/6806—Preparing nucleic acids for analysis, e.g. for polymerase chain reaction [PCR] assay
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/10—Processes for the isolation, preparation or purification of DNA or RNA
- C12N15/1003—Extracting or separating nucleic acids from biological samples, e.g. pure separation or isolation methods; Conditions, buffers or apparatuses therefor
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Zoology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Immunology (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
Abstract
Description
1.水と不混和性の少なくとも1つの有機溶媒を含むワックス可溶化剤とサンプルとを接触させる工程、
2.工程1において得られた混合物を必要に応じてインキュベートする工程、
3.依然としてワックス可溶化剤を含む混合物に水性溶解緩衝液を加える工程、
4.工程3において得られた混合物をインキュベートすることにより、少なくとも有機相および水相を含む二相混合物または多相混合物を得る工程(上記有機相は、溶けたワックスおよびワックス可溶化剤を本質的に含み、上記水相は、核酸を含む)
を包含し、ここで、工程2が省略される場合、工程1および工程3は1つの組み合わされた工程としてもまた行われ得る。
5.水相から有機相を分離する工程、ならびに/または
6.水相から核酸を単離、および/もしくは精製する工程
をさらに包含し得る。
予備実験において、25mmol/LのTRISおよび25mmol/LのSDS(pH8.5)を含み、10μLのQIAGENプロテアーゼ(QIAGEN,Hilden,Germany、2,5AV/ml)および1μLのRNase A(10U/ml)(QIAGEN,Hilden,Germany)が補充された、80μLのEP10003759.7に記載されている溶解緩衝液中で、FFPE組織ブロックからの切片(各10μm厚)を溶解した。その混合物をボルテックスし、次いで、56℃で1時間インキュベートした後、90℃、1時間の第2インキュベーション工程を行った。次いで、EP10003765.4に記載されているようにそのサンプルからドデシル硫酸イオンを沈殿させるために10μLの沈殿溶液を加えた(上記溶液は、1.0mol/LのSrCl2を含む)。その混合物をボルテックスし、氷上で10分間インキュベートした。次いで、EP10003766.2に記載されているように全溶解産物をゲル濾過カラム(271bpのサイズ排除限界を有するSephacrylレジンS−400HRを含む)に移し、3分間にわたる700×gでの遠心分離によって核酸を溶出することによって、サンプルに存在するgDNAを単離した。
次に、キシレンの代わりに、種々の鎖の長さの直鎖状アルカン、すなわち、トリデカン(図1において「1」と表示されている)、テトラデカン(図2における「2」)、ペンタデカン(図2における「3」)およびヘキサデカン(図2における「4」)を脱蝋剤として使用した。これらの溶媒のすべてが、わずか数分(約1〜2分)以内に室温においてパラフィン包埋サンプル中の固形パラフィンを完全に溶かすことができた。脱蝋し、有機液相を除去した後、実施例1に記載されたような「1工程単離プロセス」に従ってサンプルを処理した。いかなる脱蝋工程もなしに、さらなるサンプルを処理した(図2における「5」)。
FFPEブロックからの4つの切片の各々(各10μm)を、100μLの実施例1に記載された溶解緩衝液、10μLのプロテイナーゼK(QIAGEN,Hilden,Germany)、ならびにそれぞれ100μLのn−デカン、n−ドデカン、n−ヘキサデカン、灯油およびオクチルエーテルと混合し、切片全体が溶けるまでボルテックスした(これは、各場合において室温で1分未満を要した)。次いで、その混合物を56℃で5分間インキュベートした。その混合物を約20000×gで5分間遠心分離することにより、水相を有機相から分離した。その水相を取り出し、90℃で1時間インキュベートした。次いで、10μLの実施例1に記載されたSrCl2溶液を加え、その混合物をボルテックスし、氷浴内で10分間インキュベートした。次いで、その混合物を最高速度で5分間遠心分離し、100μLの上清の核酸を、実施例1に記載された1工程プロトコルを用いて精製した。
上記サンプル中の架橋およびその除去の影響に起因して、FFPEサンプルから単離および/または増幅され得る核酸フラグメントの最大長が限定されることは、当業者に周知である。本発明に記載の二相溶解手順が、PCRにおいて処理され得るフラグメント長をさらに限定するか否かを試験するために、脱蝋剤としてn−ヘキサデカンを使用してFFPEサンプルを脱蝋し、溶解し、そして上記1工程プロトコルによって、得られた混合物を精製した後に得られた溶出液を用いて、4つの異なる標的長について試験を行った。表1に示されるように、それぞれ78bp、463bp、725bpおよび815bpのフラグメントを、PCR反応において容易に増幅することができた。いくつかの追加のより短いフラグメントのみが、815bpフラグメントのPCR反応物から得られた電気泳動ゲルにおいて観察された(データ示さず)。
FFPEラット肝臓ブロックからの各10μm厚の2つの切片を、150μLの実施例1に記載された溶解緩衝液、10μLのプロテイナーゼK(QIAGEN,Hilden,Germany)、1μLのRNase(QIAGEN,Hilden,Germany)および150mLのn−ヘキサデカンと混合した。そのサンプルをボルテックスし、次いで、56℃で約10分間インキュベートした。次いで、相を分離するためにサンプルを最高速度で遠心分離し、DNAを含む130μLの下の水相を、ピペット操作によって取り出し、新しいチューブに移した。その水性サンプルを90℃で30分間インキュベートした後、蓋の内側から液滴を除去するためにそのサンプルを短時間にわたって遠心分離してもよく、その後、10μLの実施例1に記載されたSrCl2溶液を加えた。その混合物をボルテックスし、次いで、氷浴内で10分間インキュベートした。次いで、全混合物を、実施例1に記載されたように、予め遠心分離(700×g,3分間)した1工程カラム上に移した。そのカラムを700×gで3分間遠心分離することによって、gDNAを精製した。次いで、精製されたgDNAを含む溶出液を、下記に記載されるように分析した。得られたDNAは、任意のさらなる精製工程なしに、下流の適用において直接使用することができる。
FFPEラット肝臓ブロックの2つの切片(各10μm)を、FFPE QIAampキットを製造者の指示書に従って使用して(脱蝋のためにキシレンを使用して)(代替法a)、脱蝋のためにn−ヘキサデカンを使用し、溶解の前にその脱蝋剤を除去して(代替法b)、または本発明に従って、サンプルを溶解しつつ、同時に脱蝋のためにn−ヘキサデカンを使用して(代替法c)、処理した。
QIAampの標準的なプロトコルに従って、FFPEブロックからの10μmの切片を、1mLのキシレンに懸濁し、10秒間ボルテックスすることによって混合し、次いで、最高速度で2分間遠心分離した。ピペット操作によって上層を除去した後、1μLのエタノールを加え、混合し、遠心分離し、ピペット操作により上相を除去することによって、残留キシレンを抽出した。次いで、残留エタノールが蒸発するまで、チューブを開放したまま室温で約20分間インキュベートした。ペレットを溶解するために、それを180μLの緩衝液ATL(QIAGEN,Hilden,Germany)に懸濁し、20μLのプロテイナーゼK(QIAGEN,Hilden,Germany,2,5AU/ml)を加え、ボルテックスすることによってサンプルを混合した。次いで、サンプルを、第1インキュベーション工程において56℃で1時間インキュベートした後、90℃で1時間にわたって第2インキュベーション工程を行った。室温まで冷却した後、RNA消化のためにそのサンプルに1μLのRNase A(QIAGEN,Hilden,Germany)を加えた。200μLの緩衝液ALを加え、その混合物をボルテックスした。次いで、200μLのエタノールを加え、その混合物を再度ボルテックスし、次いで、QIAamp MinEluteカラムに移した。上記カラムを6000×gで1分間遠心分離した。フロースルーを廃棄し、カラムを、500μLの第1洗浄緩衝液AW1(QIAGEN,Hilden,Germany)に続いて500μLの緩衝液AW2(QIAGEN,Hilden,Germany)で洗浄した(両方の場合において、6000×gで1分間遠心分離することによって洗浄緩衝液をカラムに通した)。次いで、そのカラムを最高速度で約3分間遠心分離することにより、残留する微量の緩衝液を除去した後、最後に、100μLのRNase非含有水をそのカラムの内側の膜に適用し、それを室温で約1分間インキュベートし、最後にそのカラムを最高速度で1分間遠心分離することによって、精製されたgDNAを溶出した。
切片に、180μLの緩衝液ATL、20μLのプロテイナーゼKおよび100μLのヘキサデカンを加え、その混合物をボルテックスし、次いで、56℃で10分間インキュベートした。その混合物を最高速度で2分間遠心分離し、下の水相を分離し、新しいチューブに移した。サンプルのさらなる処理を、上で述べたQIAampプロトコルに従って、90℃における1時間のインキュベーション工程から開始して行った。
本発明に従って改変されるプロトコルでは、切片をまずキシレンで処理せず、150μLの実施例1に記載された溶解緩衝液、10μLのプロテイナーゼK、1μLのRNAse Aおよび150μLのヘキサデカンを切片に加える。その混合物をボルテックスし、56℃で10分間インキュベートした。遠心分離後、120μLの下の水相を新しいチューブに移し、90℃で30分間インキュベートした。200μLの緩衝液AL(QIAGEN,Hilden,Germany)および200μLのエタノールをサンプルに加え、次いで、QIAampプロトコルに従ってQIAamp MinEluteカラムを使用し、100μLの水で溶出して、核酸を精製した。
この実験では、ラット腎臓FFPE組織からの18個の切片(切片1つあたり10μm、1実施あたり2つの切片)を、同時係属中の欧州出願10001995.9に記載されている方法に従って、溶解工程の前の脱蝋のために種々の溶媒を使用して、または本発明に記載の多相溶解手順を用いて、処理した。2つのさらなるサンプルを比較するために、RNeasy FFPE Kit(QIAGEN;Hilden,Germany)を製造者の指示書に従って使用して、RNAを単離した(サンプル19および20)。
A1 溶解前の別個の脱蝋工程におけるキシレンの使用(サンプル1および2)
1mLのキシレンを切片に加えた。その混合物を10秒間ボルテックスし、次いで、14,000rpmで2分間遠心分離した。上清を慎重に除去し、1mLのエタノールを、残っているペレットに加えた。その混合物をボルテックスし、次いで、14,000rpmで2分間遠心分離した。上清を慎重に除去し、バイアルを37℃で10分間インキュベートすることにより、残っているエタノールを蒸発させた。
1mLのヘプタンを切片に加えた。その混合物を10秒間ボルテックスし、次いで、それぞれ室温で1時間(サンプル3および4)もしくは15分間(サンプル5および6)インキュベートするか、または単に室温で数秒間、振盪した(サンプル7および8)。次いで、50μLのメタノールを加え、その混合物を10秒間ボルテックスし、次いで、9,000×gで2分間遠心分離した。上清を慎重に除去し、ペレットを放置して、室温で5分間乾燥させた。
1mlのヘキサデカンを各切片に加えた。その混合物を10秒間ボルテックスし、次いで、室温で1時間静置するか(サンプル9、10)、または数秒間、振盪することによってさらに混合した(サンプル11、12)。次いで、その混合物を室温において最高速度で(約20000×g)または9,000×gで遠心分離した(サンプル11、12)。上清を慎重に除去した後、バイアルを37℃で10分間インキュベートすることにより、残っている有機溶媒を蒸発させた。
150μLの緩衝液PKDを切片に加えた後、10μLのプロテイナーゼKおよび200μLのn−ヘキサデカンを加えた。その混合物を手作業で振盪し、次いで、振盪インキュベーター上で56℃、1,400rpmで15分間インキュベートした。次いで、そのサンプルを20,000×gで30分間遠心分離した。遠心分離後、4つの「相」を得た(上から下に向かって数えて):1.無色透明の液体、2.白っぽい濁った液体、3.わずかにグリース状の透明の液体、および4.ペレット。
サンプル1〜18から得られた液相を、サーモシェーカーにおいて80℃、450rpmで15分間インキュベートし、次いで、5分間、室温に冷却した。320μLの緩衝液RLT(QIAGEN,Hilden,Germany)を加え、サンプルを混合した。次いで、1.12mLのエタノールを加え、そのサンプルを十分に混合し、700μLという最大容積を有するアリコートにおいてRNeasy MinEluteスピンカラム(QIAGEN,Hilden,Germany)上に適用した。各アリコートを適用した後、そのカラムを10,000rpmで1分間遠心分離し、フロースルーを廃棄した。オンカラムDNase消化のために、そのカラムをまず、1.5M GTCおよび75%エタノールを含む500μLの緩衝液で洗浄した(そのカラムを10,000rpmで1分間遠心分離することによって)。フロースルーを廃棄し、70μLの緩衝液RDD(QIAGEN,Hilden,Germany)と10μLのDNase I溶液(2,7KU/μl)とを混合し、そのカラムに加え、次いで、それを室温で15分間インキュベートした。GTCおよびエタノールを含む500μLの上で述べた緩衝液を上記カラム上に加え、そのカラムを10,000rpmで1分間遠心分離した。各フロースルーを収集し、再結合のために同じカラムに再度適用した。そのカラムを10,000rpmで1分間遠心分離し、ここで、フロースルーを廃棄した。700μLの緩衝液RPE(QIAGEN,Hilden,Germany)をカラム上に加え、そのカラムを10,000rpmで1分間遠心分離した。フロースルーを廃棄し、RPE処理を繰り返した。次いで、そのカラムを、蓋を開けて14,000rpmで5分間遠心分離した。30μLの水を、そのカラムの膜上に直接ピペットで加え、室温で1分間インキュベートし、次いで、14,000rpmで1分間遠心分離することにより、およそ30μLの溶出液を得て、それを収集し、さらに処理するまで−20℃で保管した。
180μLの緩衝液ATL(QIAGEN,Hilden,Germany)を各ペレットに加えた後、20μLのプロテイナーゼKを加えた。そのサンプルを、振盪インキュベーターにおいて1,400rpm、56℃で1時間インキュベートした後、90℃、2時間の第2インキュベーション工程を行った。200μLの緩衝液AL(QIAGEN,Hilden,Germany)を加え、直ちにそのサンプルを十分に混合し、次いで、200μLのエタノールを加え、再度直ちにサンプルを十分に混合した。その混合物の各々をQIAamp MinEluteカラム(QIAGEN,Hilden,Germany)上にピペットで加えた。上記カラムを10,000rpmで1分間遠心分離し、フロースルーを廃棄した。700μLの緩衝液AW1を使用し、そのカラムを10,000rpmで1分間遠心分離して、そのカラムを洗浄した。フロースルーを廃棄し、700μLの緩衝液AW2を使用し、10,000rpmで1分間遠心分離して、そのカラムを洗浄し、再度、フロースルーを廃棄した。次いで、700μLのエタノールを各カラム上に加え、そのカラムを10,000rpmで1分間遠心分離した。フロースルーを廃棄し、カラムを、蓋をあけて14,000rpmで5分間遠心分離することにより、膜を乾燥させた。30μLの緩衝液ATE(QIAGEN,Hilden,Germany)を各カラムの膜上に直接ピペットで加え、そのカラムを1時間インキュベートし、次いで、10,000rpmで1時間、遠心分離して、フロースルーを収集することにより、各カラムのおよそ30μLの溶出液を得た。その溶出液を、さらに処理するまで−20℃で保管した。
Claims (15)
- ワックス包埋サンプルから核酸を抽出するための方法であって:
1.ワックス可溶化剤であって、少なくとも1つの水と不混和性の有機溶媒を含む、ワックス可溶化剤と、該サンプルとを接触させる工程、
2.工程1において得られた混合物を必要に応じてインキュベートする工程、
3.依然として該ワックス可溶化剤を含む該混合物に水性溶解緩衝液を加える工程、
4.工程3において得られた混合物をインキュベートすることにより、少なくとも有機相および水相を含む二相混合物または多相混合物を得る工程であって、該有機相は、溶けたワックスおよび該ワックス可溶化剤を本質的に含み、該水相は、該核酸を含む、工程
を包含し、ここで、工程1および工程3は、1つの組み合わされた工程としてもまた行われ得る、方法。 - 5.必要に応じて、前記水相から前記有機相を分離する工程、
6.該水相から前記核酸を単離および/または精製する工程
をさらに包含する、請求項1に記載の方法。 - 前記サンプルが、パラフィン包埋サンプル、好ましくは、ホルマリン固定パラフィン包埋サンプル(FFPEサンプル)であり、前記ワックス可溶化剤が、少なくとも1つの有機溶媒であって、好ましくは、直鎖状、分枝状および環状のC10〜C16アルカンまたはその混合物を含む群から選択される、有機溶媒、より好ましくは、C13〜C16アルカンまたはその混合物を含む群から選択される、有機溶媒、最も好ましくは、テトラデカン、ペンタデカンまたはヘキサデカンである、有機溶媒を含む、請求項1または2に記載の方法。
- 色素/着色料が、前記ワックス可溶化剤中に含められ得る、請求項1から3のいずれかに記載の方法。
- 工程2に記載の、前記ワックス可溶化剤と前記ワックス包埋サンプルとの前記混合物をインキュベートする工程が、15℃から85℃、好ましくは、20℃から55℃、より好ましくは、室温から35℃の範囲内の温度、最も好ましくは、室温において、好ましくは、1秒から3時間、より好ましくは、10秒から1時間、さらにより好ましくは、20秒から30分間、最も好ましくは、30秒から15分間行われる、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
- 前記溶解緩衝液が、好ましくは、Trips、Mops、Mes、Hepes、リン酸塩、ホウ酸塩および炭酸塩を含む群から選択される緩衝剤、ならびに、好ましくは、陰イオン洗浄剤および両性イオン洗浄剤を含む群から選択される洗浄剤を含む、請求項1から5のいずれかに記載の方法。
- 前記溶解緩衝液が、キレート剤、還元剤、無機塩、pH指示薬および安定剤を含む群から選択される1つ以上の物質をさらに含み、かつ、好ましくは、4から11、好ましくは、7から10、最も好ましくは、8から9の範囲内のpHを有する、請求項6に記載の方法。
- 前記溶解緩衝液のほかに、タンパク分解剤が、工程3において前記混合物に加えられるか、またはタンパク分解剤が、工程3において前記サンプルに加えられる前記溶解緩衝液に予め含められており、該タンパク分解剤が、プロテアーゼおよび非酵素的タンパク分解性化合物を含む群から選択され、好ましくは、プロテイナーゼK、トリプシン、キモトリプシン、パパイン、ペプシン、プロナーゼ、エンドプロテイナーゼLys−C、ブロモシアン、組換えBacillusプロテアーゼ、Lysozymeまたはそれらの混合物である、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
- 工程4に記載の、前記サンプルに前記水性溶解緩衝液を加えた後に得られる前記混合物をインキュベートする工程が、15℃から95℃、好ましくは、20℃から70℃、最も好ましくは、37℃から65℃の範囲内の温度において、好ましくは、30秒から24時間、より好ましくは、50秒から12時間、さらにより好ましくは、50秒から5時間、最も好ましくは、1分から2時間行われる、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
- 工程6に記載の、前記水相に含まれる前記核酸を単離および/または精製する工程が、少なくともクロマトグラフィーおよび/または固相ベースの方法、好ましくは、ゲル濾過クロマトグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、逆相クロマトグラフィーおよびカオトロープ非含有親和性結合を含む群から選択される方法を用いて行われる、請求項2から9のいずれかに記載の方法。
- 前記溶解緩衝液が、陰イオン界面活性物質イオンを含み、該イオンが、工程4に記載のインキュベートの後に、好ましくは、Rb+、Cs+、Ca2+、Sr2+、Ba2+またはそれらの混合物を含む群から選択されるアルカリ金属の一価イオンおよび/またはアルカリ土類金属の二価イオンを用いた沈殿によって前記サンプルから本質的に除去され、その後、好ましくは、ゲル濾過クロマトグラフィーによって、前記水相から前記核酸が単離および/または精製される、請求項10に記載の方法。
- 前記核酸が、リボ核酸(RNA)およびデオキシリボ核酸(DNA)を含む群から選択され、好ましくは、DNA、より好ましくは、少なくとも100bpの長さを有するDNAである、請求項1から11のいずれかに記載の方法。
- 直鎖状、分枝状および環状のC10〜C16アルカンまたはその混合物を含む群から選択される溶媒、より好ましくは、C13〜C16アルカンまたはその混合物を含む群から選択される溶媒、最も好ましくは、ヘキサデカンである溶媒の、架橋ワックス包埋サンプル、好ましくは、FFPEサンプルから核酸を抽出、単離および/または精製するための方法においてワックス包埋サンプルからワックスを除去するための使用であって、ここで、該サンプル中の架橋を溶解する工程は、1つ以上の該溶媒と水性溶解緩衝液との二相混合物または多相混合物において行われる、使用。
- 請求項1から12のいずれかに記載の方法に従ってワックス包埋サンプルから核酸を抽出、単離および/または精製するためのキットであって、
(1)ワックス可溶化剤、好ましくは、請求項3に記載のワックス可溶化剤、および必要に応じて
(2)工程3に記載の二相系または多相系において溶解を行うための指示書
を備える、キット。 - (3)水性溶解緩衝液、好ましくは、請求項7または8に記載の溶解緩衝液、
(4)タンパク分解剤、好ましくは、請求項8に記載のタンパク分解剤、ならびに
(5)クロマトグラフィー用および/または親和性結合用の固相
を含む群から選択される1つ以上の追加の構成要素をさらに備える、請求項14に記載のキット。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP10165799A EP2395082A1 (en) | 2010-06-14 | 2010-06-14 | Extraction of nucleic acids from wax-embedded samples |
EP10165799.7 | 2010-06-14 | ||
PCT/EP2011/059784 WO2011157683A1 (en) | 2010-06-14 | 2011-06-14 | Extraction of nucleic acids from wax-embedded samples |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013530697A true JP2013530697A (ja) | 2013-08-01 |
JP5950415B2 JP5950415B2 (ja) | 2016-07-13 |
Family
ID=42734633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013514677A Active JP5950415B2 (ja) | 2010-06-14 | 2011-06-14 | ワックス包埋サンプルからの核酸抽出 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9458494B2 (ja) |
EP (2) | EP2395082A1 (ja) |
JP (1) | JP5950415B2 (ja) |
CN (1) | CN102939381B (ja) |
WO (1) | WO2011157683A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018524016A (ja) * | 2015-07-24 | 2018-08-30 | セファイド | 組織試料からのdna及びrna抽出のための組成物及び方法 |
JP2020518291A (ja) * | 2017-05-05 | 2020-06-25 | バイオエコー ライフ サイエンシズ ゲーエムベーハー | 生物試料からの高品質核酸の迅速精製 |
US11299726B2 (en) | 2012-09-28 | 2022-04-12 | Cepheid | Methods for DNA and RNA extraction from fixed paraffin-embedded tissue samples |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK2611916T3 (en) * | 2010-09-02 | 2017-04-10 | Qiagen Gmbh | PROCEDURE FOR INSULATING A TARGET NUCLEIC ACID, INCLUDING SMALL TARGET ACIDS, WITH HIGH Yield |
CN103890163B (zh) | 2011-06-19 | 2016-09-14 | 阿博根公司 | 用于样品采集的装置、溶液和方法 |
EP2776577B1 (en) | 2011-11-07 | 2017-01-11 | Qiagen GmbH | Lysis method and lysis composition |
US10081806B2 (en) | 2011-12-06 | 2018-09-25 | Qiagen Gmbh | Recovery of a biomolecule comprising aqueous phase from a multiphasic mixture |
US10233508B2 (en) | 2012-08-21 | 2019-03-19 | Qiagen Gmbh | Virus particle stabilisation and method for isolating viral nucleic acids |
US20150225712A1 (en) * | 2012-08-21 | 2015-08-13 | Qiagen Gmbh | Method for isolating nucleic acids from a formaldehyde releaser stabilized sample |
JP6060567B2 (ja) * | 2012-08-30 | 2017-01-18 | 凸版印刷株式会社 | 包埋組織からの核酸抽出方法 |
EP2730653A1 (en) | 2012-11-07 | 2014-05-14 | QIAGEN GmbH | Method for lysing a fixed biological sample |
US9416356B2 (en) * | 2013-03-15 | 2016-08-16 | Abbott Molecular Inc. | Compositions and methods for nucleic acid extraction |
TWI462930B (zh) * | 2013-06-06 | 2014-12-01 | Rbc Bioscience Corp | 福馬林固定石蠟包埋樣本核酸分離方法 |
WO2016161023A1 (en) * | 2015-03-30 | 2016-10-06 | President And Fellows Of Harvard College | Methods to isolate high quality rna from fixed samples |
US11965216B2 (en) | 2015-04-07 | 2024-04-23 | Polyskope Labs | Detection of one or more pathogens |
US10371604B2 (en) | 2015-08-10 | 2019-08-06 | Life Technologies Corporation | Biological sample preparation for testing |
JP2019519228A (ja) * | 2016-05-31 | 2019-07-11 | ディーエヌエー ジェノテック インク | 水溶液からの洗浄剤の除去のための組成物、システムおよび方法 |
CN106148327A (zh) * | 2016-08-01 | 2016-11-23 | 上海革亚医疗科技有限公司 | 一种石蜡包埋法抽提生物组织样本dna的试剂盒及其提取方法 |
US10274405B2 (en) * | 2016-11-25 | 2019-04-30 | Exscale Biospecimen Solutions Ab | Deparaffinization of FFPE tissue samples |
WO2018119295A1 (en) * | 2016-12-22 | 2018-06-28 | Ventana Medical Systems, Inc. | Fully automated nucleic acid extraction method for tissue samples |
SG11202001088PA (en) * | 2017-08-18 | 2020-03-30 | Fluidigm Corp | Methods and kits for extracting nucleic acids from paraffin embedded samples |
CN108998445A (zh) * | 2018-08-15 | 2018-12-14 | 益善生物技术股份有限公司 | 一种从石蜡切片样本中提取核酸的试剂盒及其方法 |
JP7215467B2 (ja) * | 2019-08-19 | 2023-01-31 | 株式会社島津製作所 | ホルマリン固定パラフィン包埋組織試料からの抗体の分離、検出及び/又は分析方法 |
CN110819622A (zh) * | 2019-10-09 | 2020-02-21 | 广州达正生物科技有限公司 | 一种快速提取石蜡组织rna的方法 |
CN115335519A (zh) | 2020-03-31 | 2022-11-11 | 凯杰有限公司 | 从固定的生物样品纯化核酸 |
CN113308460A (zh) * | 2020-12-15 | 2021-08-27 | 深圳未知君生物科技有限公司 | 一种提取石蜡切片中细菌dna的试剂盒 |
WO2022146960A1 (en) * | 2020-12-29 | 2022-07-07 | Curative Inc. | Nucleic acid purification methods using a water-immiscible solvent wash |
CN113755486A (zh) * | 2021-09-23 | 2021-12-07 | 翌圣生物科技(上海)股份有限公司 | 用于处理石蜡包埋样本的脱蜡剂及从石蜡包埋样本中提取核酸的方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61111464A (ja) * | 1984-07-06 | 1986-05-29 | ベクトン・デイツキンソン・アンド・カンパニ− | 微生物の被膜および蛋白質複合体の可溶化法 |
JPH07501223A (ja) * | 1991-12-02 | 1995-02-09 | クイアジェン・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 核酸を単離する装置及び方法 |
JP2003525033A (ja) * | 1999-12-20 | 2003-08-26 | ユニバーシティ・オブ・サザン・カリフォルニア | ホルマリン固定パラフィン包埋組織試料からのrnaの単離方法 |
US20060188892A1 (en) * | 2005-02-18 | 2006-08-24 | Ambion, Inc. | Enzymatic digestion of tissue |
JP2008527330A (ja) * | 2004-12-30 | 2008-07-24 | ベンタナ・メデイカル・システムズ・インコーポレーテツド | 低温の脱パラフィン処理 |
JP2008541761A (ja) * | 2005-05-31 | 2008-11-27 | インヴィトロジェン コーポレーション | パラフィン含有試料からの核酸の分離及び精製 |
WO2009127350A1 (en) * | 2008-04-15 | 2009-10-22 | Universität Bern | Method for optimized isolation of rna from fixed tissue |
Family Cites Families (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2509482C2 (de) | 1975-03-05 | 1985-11-21 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung des Kallikrein-Trypsin-Inhibitors aus Rinderlunge |
US4900677A (en) | 1986-09-26 | 1990-02-13 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for rapid isolation of high molecular weight DNA |
US5130423A (en) | 1990-07-13 | 1992-07-14 | Microprobe Corporation | Non-corrosive compositions and methods useful for the extraction of nucleic acids |
US5654179A (en) | 1990-11-14 | 1997-08-05 | Hri Research, Inc. | Nucleic acid preparation methods |
SE9301582D0 (sv) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | Kabi Pharmacia Ab | Purification of plasma proteins |
US6632598B1 (en) * | 1994-03-11 | 2003-10-14 | Biogenex Laboratories | Deparaffinization compositions and methods for their use |
WO1996000228A1 (en) | 1994-06-23 | 1996-01-04 | Dade International Inc. | Method for the rapid isolation of nucleic acid |
CA2181125A1 (en) | 1995-07-14 | 1997-01-15 | Gladys S. Gabriel | Stabilization of enzymes in laundry detergent compositions |
SE9703532D0 (sv) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | Pharmacia Biotech Ab | A process for the purification of plasmid DNA |
CN1221794A (zh) * | 1997-12-31 | 1999-07-07 | 中国科学院新疆化学研究所 | 从石蜡包埋组织中提取核酸进行基因扩增的方法 |
FR2801106B1 (fr) | 1999-11-12 | 2007-10-05 | Commissariat Energie Atomique | Procede de diagnostic d'une esst provoquee par une souche d'atnc dans un echantillon biologique et son utilisation dans le diagnostic differentiel des differentes souches d'atnc |
AU2001265394A1 (en) | 2000-06-07 | 2001-12-17 | Amersham Pharmacia Biotech Inc. | Method and apparatus for purifying nucleic acids |
JP2004515752A (ja) * | 2000-09-15 | 2004-05-27 | バイオジェネックス ラボラトリーズ | insituハイブリダイゼーションの向上 |
GB2369822A (en) | 2000-12-05 | 2002-06-12 | Genovar Diagnostics Ltd | Nucleic acid extraction method and kit |
GB0107634D0 (en) | 2001-03-27 | 2001-05-16 | Fermentas Ab | Nucleic acid purification |
CN1488639A (zh) * | 2002-10-09 | 2004-04-14 | 上海市刑事科学技术研究所 | 从组织样品中分离rna的方法 |
EP3061833B1 (en) * | 2004-09-30 | 2018-03-14 | Epigenomics AG | Method for providing dna fragments derived from an archived sample |
WO2006079176A1 (en) | 2005-01-28 | 2006-08-03 | Apollo Life Sciences Limited | Molecules and chimeric molecules thereof |
US20070092403A1 (en) | 2005-10-21 | 2007-04-26 | Alan Wirbisky | Compact apparatus, compositions and methods for purifying nucleic acids |
US20100331534A1 (en) | 2007-07-27 | 2010-12-30 | Ge Healthcare Bio-Sciences Corp. | nucleic acid purification method |
EP2163621A1 (de) | 2008-09-03 | 2010-03-17 | Qiagen GmbH | Verfahren zum Isolieren und Reinigen von Nukleinsäuren |
DE202009018981U1 (de) | 2009-07-01 | 2015-03-11 | Axagarius Gmbh & Co. Kg | Verwendung eines Kits für die Isolierung von Biomolekülen aus biologischen Proben sowie Kit dafür |
US8921515B2 (en) | 2011-12-28 | 2014-12-30 | Case Western Reserve University | Methods and compositions of preparation for proteome analysis |
-
2010
- 2010-06-14 EP EP10165799A patent/EP2395082A1/en not_active Withdrawn
-
2011
- 2011-06-14 EP EP11725436.7A patent/EP2580323B2/en active Active
- 2011-06-14 CN CN201180029182.XA patent/CN102939381B/zh active Active
- 2011-06-14 WO PCT/EP2011/059784 patent/WO2011157683A1/en active Application Filing
- 2011-06-14 US US13/703,205 patent/US9458494B2/en active Active
- 2011-06-14 JP JP2013514677A patent/JP5950415B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61111464A (ja) * | 1984-07-06 | 1986-05-29 | ベクトン・デイツキンソン・アンド・カンパニ− | 微生物の被膜および蛋白質複合体の可溶化法 |
JPH07501223A (ja) * | 1991-12-02 | 1995-02-09 | クイアジェン・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 核酸を単離する装置及び方法 |
JP2003525033A (ja) * | 1999-12-20 | 2003-08-26 | ユニバーシティ・オブ・サザン・カリフォルニア | ホルマリン固定パラフィン包埋組織試料からのrnaの単離方法 |
JP2008527330A (ja) * | 2004-12-30 | 2008-07-24 | ベンタナ・メデイカル・システムズ・インコーポレーテツド | 低温の脱パラフィン処理 |
US20060188892A1 (en) * | 2005-02-18 | 2006-08-24 | Ambion, Inc. | Enzymatic digestion of tissue |
JP2008541761A (ja) * | 2005-05-31 | 2008-11-27 | インヴィトロジェン コーポレーション | パラフィン含有試料からの核酸の分離及び精製 |
WO2009127350A1 (en) * | 2008-04-15 | 2009-10-22 | Universität Bern | Method for optimized isolation of rna from fixed tissue |
Non-Patent Citations (9)
Title |
---|
JPN6015006905; '"109843 NEO-CLEAR(R) (xylene substitute) for microscopy"' [online] * |
JPN6015006907; CAO, W. et al.: '"Comparison of methods for DNA extraction from paraffin-embedded tissues and buccal cells."' CANCER DETECT. PREV. Vol.27, No.5, 2003, P.397-404 * |
JPN6015006909; SCHANDER, C. et al.: '"DNA, PCR and formalinized animal tissue - a short review and protocols."' ORG. DIVERS. EVOL. Vol.3, No.3, 2003, P.195-205 * |
JPN6015006911; 永田善明: '「ゼオライトを用いた簡便迅速なプラスミド調製法の開発」' 島根県産業技術センター研究報告 Vol.46, 201002, P.17-24 * |
JPN6015043810; MACHEREY-NAGEL: 'Product Flyer "NucleoSpin FFPE RNA"' [online] , 20100410, Internet Archive: Wayback Machine * |
JPN6015043815; MACHEREY-NAGEL: '"New Products"' [online] , 20100410, Internet Archive: Wayback Machine * |
JPN6015043819; MACHEREY-NAGEL: '"NucleoSpin FFPE RNA/DNA"' [online] , 20100412, Internet Archive: Wayback Machine * |
JPN6015043825; MACHEREY-NAGEL: '"RNA Isolation from FFPE Samples User Manual NucleoSpin FFPE RNA"' [online] Rev. 02, 201007, Internet Archive: Wayback Machine * |
JPN6015043831; MACHEREY-NAGEL: '"RNA and DNA Isolation from FFPE Samples User Manual NucleoSpin FFPE RNA/DNA"' [online] Rev. 02, 201007, Internet Archive: Wayback Machine * |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11299726B2 (en) | 2012-09-28 | 2022-04-12 | Cepheid | Methods for DNA and RNA extraction from fixed paraffin-embedded tissue samples |
JP2018524016A (ja) * | 2015-07-24 | 2018-08-30 | セファイド | 組織試料からのdna及びrna抽出のための組成物及び方法 |
JP7099951B2 (ja) | 2015-07-24 | 2022-07-12 | セファイド | 組織試料からのdna及びrna抽出のための組成物及び方法 |
JP2020518291A (ja) * | 2017-05-05 | 2020-06-25 | バイオエコー ライフ サイエンシズ ゲーエムベーハー | 生物試料からの高品質核酸の迅速精製 |
JP7122373B2 (ja) | 2017-05-05 | 2022-08-19 | バイオエコー ライフ サイエンシズ ゲーエムベーハー | 生物試料からの高品質核酸の迅速精製 |
US11578319B2 (en) | 2017-05-05 | 2023-02-14 | Bioecho Life Sciences Gmbh | Rapid purification of high quality nucleic acids from biological samples |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2395082A1 (en) | 2011-12-14 |
JP5950415B2 (ja) | 2016-07-13 |
EP2580323B1 (en) | 2017-08-09 |
US9458494B2 (en) | 2016-10-04 |
CN102939381B (zh) | 2015-12-02 |
CN102939381A (zh) | 2013-02-20 |
EP2580323A1 (en) | 2013-04-17 |
US20130280787A1 (en) | 2013-10-24 |
EP2580323B2 (en) | 2023-09-06 |
WO2011157683A1 (en) | 2011-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5950415B2 (ja) | ワックス包埋サンプルからの核酸抽出 | |
EP2580348B1 (en) | Method for determination of target cells or tissue for extraction of biomolecules from non-formalin-fixed biological samples | |
US10273470B2 (en) | Method for isolating RNA from a RNA and DNA containing sample | |
KR101193765B1 (ko) | 초고속 핵산의 정제방법 | |
US20070031880A1 (en) | Chemical treatment of biological samples for nucleic acid extraction and kits therefor | |
JP2013523143A (ja) | 核酸を単離および精製するための方法 | |
JP2005501523A (ja) | 界面活性剤およびプロテアーゼを使用して核酸を単離するための組成物、方法およびキット | |
US20150299769A1 (en) | Method for lysing a fixed biological sample | |
JP2013528786A (ja) | 核酸を単離および精製するためのクロマトグラフィーデバイスおよび方法 | |
JP2013523144A (ja) | 核酸の存在下で陰イオン界面活性剤イオンを沈殿させるための方法 | |
JP4441262B2 (ja) | 改良された核酸の単離方法 | |
US11078476B2 (en) | Methods and kits for extracting nucleic acids from paraffin embedded samples | |
US20130023656A1 (en) | Method for selective isolation and purification of nucleic acids | |
van Pelt-Verkuil et al. | The different types and varieties of nucleic acid target molecules |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140319 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160204 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160603 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5950415 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |