JP2013529507A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 生体吸収性インプラントであって、
   マグネシウム、鉄、亜鉛、カルシウムおよびマンガンならびにそれらの組み合わせからなる群より選択される金属を約５０重量％以上含み、かつ希土類金属を実質的に含まない、細長い金属要素を含有し、
   ここで前記細長い金属要素は生体吸収性インプラントの少なくとも一部分を画定し、
   ここで、前記金属が
   （ｉ）少なくとも１０：１の粒長対粒径のアスペクト比を持つ連続単結晶粒、および
   （ｉｉ）柱状マイクロ構造であって、少なくとも約１ｍｍの長さの平均粒長と約０．２ｍｍ未満の平均粒径とを持つ粒を含む、柱状マイクロ構造
   の少なくとも１つを画定する、
   生体吸収性インプラント。
2. 前記柱状マイクロ構造が、少なくとも約１０ｍｍの平均粒長と約３ｍｍ未満の平均粒径との少なくとも一つを持つ粒を含む、請求項１に記載の生体吸収性インプラント。
3. 前記柱状マイクロ構造が、少なくとも１０：１の粒長対粒径のアスペクト比を持つ粒を含む、請求項１〜２のいずれか１項に記載の生体吸収性インプラント。
4. 前記細長い金属要素がワイヤ、ロッドおよび中空管の少なくとも一つを含む、請求項１〜３のいずれか１項に記載の生体吸収性インプラント。
5. 前記生体吸収性インプラントが、管腔内装置、結紮クリップ、結紮クリップコンポーネント、骨固定装置、および骨と軟部組織の固定装置からなる群より選択される、請求項１〜４のいずれか１項に記載の生体吸収性インプラント。
6. 前記生体吸収性インプラントが、プレート、ピンおよびねじからなる群より選択される骨固定装置であるか、または、縫合糸アンカー、干渉ねじおよびクロスピンからなる群より選択される骨と軟部組織の固定装置である、請求項５に記載の生体吸収性インプラント。
7. 生体吸収性インプラントであって、
   マグネシウム、鉄、亜鉛、カルシウムおよびマンガンならびにそれらの組み合わせからなる群より選択される金属を約５０重量％以上含み、かつ希土類金属を実質的に含まない、細長い金属要素を含有し、
   ここで前記細長い金属要素が生体吸収性インプラントの少なくとも一部分を画定し、かつ連続単結晶粒および柱状マイクロ構造の少なくとも一つを画定するワイヤを含み、
   かつ前記ワイヤが、生体吸収性連続らせんシヌソイドならびに第一の生体吸収性拡張性金属リングおよび第二の生体吸収性拡張性金属リングの少なくとも一つを形成している、
   生体吸収性インプラント。
8. 吸収性ポリマーを含有する少なくとも一つの柔軟性縦コネクタであって、前記少なくとも一つの柔軟性縦コネクタが第一の拡張性金属リングと第二の拡張性金属リングとを結合するよう構成されている、少なくとも一つの柔軟性縦コネクタ、ならびに
   コートであって、第一の金属リングおよび第二の金属リングならびに縦コネクタの少なくとも一つの少なくとも一部分上に配置される薬学的に活性な薬剤を含有する、コート、
   をさらに含有する、請求項７に記載の生体吸収性インプラント。
9. （ｉ）少なくとも一つの拡張性金属リングが、近接する機構と結合するためのスタッド機構を含有するか、または、（ｉｉ）少なくとも一つの拡張性リングが、少なくとも一つの柔軟性縦コネクタを結合するのに適した開口部を形成する、請求項７〜８のいずれか１項に記載の生体吸収性インプラント。
10. 少なくとも一つの柔軟性縦コネクタが、乳酸、ラクチド、グリコール酸、グリコリド、カプロラクトン、ジオキサノン、トリメチルカーボナート、ならびにそれらのコポリマーおよびそれらの混合物からなる群より選択される、生体分解性ホモポリマーおよび脂肪族ポリエステルの少なくとも一つを含む、請求項７〜９のいずれか１項に記載の生体吸収性インプラント。
11. 少なくとも一つの柔軟性縦コネクタが、生体吸収性インプラントの長さに沿って伸長する一方向に配向する吸収性繊維および吸収性ポリマーの押出チューブの少なくとも一つを含有する、請求項７〜１０のいずれか１項に記載の生体吸収性インプラント。
12. 前記薬学的に活性な薬剤が、ヒト平滑筋細胞への強力な抗増殖剤、タキサン、ｍＴＯＲ剤およびがん治療に適した化学活性薬剤からなる群より選択される、請求項８〜１１のいずれか１項に記載の生体吸収性インプラント。
13. 前記細長い金属要素が０．１重量パーセント未満の希土類金属を含む、請求項１〜１２のいずれか１項に記載の生体吸収性インプラント。
14. 前記ワイヤが、（ｉ）少なくとも１０：１の粒長対粒径のアスペクト比を持つ連続単結晶粒および（ｉｉ）少なくとも約１ｍｍの長さの平均粒長と約０．２ｍｍ未満の平均粒径とを持つ粒を含む柱状マイクロ構造の少なくとも一つを画定する、請求項７〜１３のいずれか１項に記載の生体吸収性インプラント。