JP2013514219A - タイヤの充填支援装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は車両(100)の複数のタイヤ(102)の充填状態を監視するための装置に関する。この記装置は、車両(100)の少なくとも1つのタイヤ(102)の充填状態の適応調整が見込まれる状況を検出するように設定された状況識別ユニット(104)と、前記状況の存在を識別した場合に、少なくとも1つのタイヤ(102)の充填状態の適応調整の間、車両(100)のユーザーを、自立的若しくは自動的に支援するように設定された充填状態適応調整支援装置(106)とを有している。

Description

本発明は車両の複数のタイヤの充填状態を監視するための装置に関している。さらに、本発明は車両に関する。また本発明は車両の複数のタイヤの充填状態を監視するための方法に関している。さらに本発明はプログラム要素にも関する。本発明はまた、コンピュータ読出し可能な記憶媒体にも関する。
最近の自動車では、ハードウェアとソフトウェアとから成る複雑なシステムが形成されている。メカトロニクス系である自動車の閉ループ及び開ループ制御には、多数の様々な制御装置が使用される。インテリジェンスタイヤシステムには複数のセンサも統合されており、そこでは自動車の運行中の相応のセンサーデータが考慮され、さらに例えばタイヤの空気圧なども測定されている。
従来のタイヤ空気圧コントロールシステムでは、充填不足のタイヤがドライバーに示唆されていた。タイヤへの空気充填の際には、ドライバーは専ら外的支援手段と測定機器が頼りである。
本発明が基礎とする課題は、操作の快適性が高く、エラーに関する信頼性も高い、車両のタイヤ空気圧を監視するタイヤ監視システムをドライバーに提供することにある。
前記課題は、独立請求項に記載された本発明によって解決される。従属請求項には本発明の有利な実施形態が記載されている。
本発明の第1実施例によれば、車両における複数のタイヤの充填状態の監視のための装置が提案され、この装置は状況識別ユニットを有しており、該状況識別ユニットは、状況の識別のために設定され、ここでは車両の少なくとも1つのタイヤの充填状態の適応調整が推定される。この装置はさらに充填状態適応調整支援装置を有し、該充填状態適応調整支援装置は、所定の状況の存在を検出した場合に、少なくとも1つのタイヤの充填状態適応調整の間、自立的若しくは自動的に支援するように設定されている。
本発明の別の実施例によれば、前述したような車両の複数のタイヤの充填状態の監視のための特徴を有する装置を備えた車両(例えば自動車、特に自家用車又はトラック又は二輪車)が提案される。
本発明のさらに別の実施例によれば、車両の複数のタイヤの充填状態の監視のための方法が提案される。この方法では、車両の少なくとも1つのタイヤの充填状態の適応調整が期待される状況が識別される。さらに車両のユーザーには、少なくとも1つのタイヤの充填状態の適応調整の際中に所定の状況の存在が識別された場合には自動的なアシストがなされる。
本発明の別の実施例による、コンピュータで読出し可能な記憶媒体には、車両の複数のタイヤの充填状態の監視のためのプログラムが記憶されており、このプログラムはそれがプロセッサによって実施される場合には、前述したような特徴を有する方法の実施若しくは制御のために設定される。
本発明の実施例によるプログラム要素(コンピュータプログラム要素)は実施に即して前述したような方法ステップを有する(ないしはこれを制御若しくは実施する)。
本発明の実施例は、コンピュータプログラムすなわちソフトウェアで実現することもでき、1つまたは複数の専用の電気回路すなわちハードウェアで実現することもできる。さらには任意のハイブリッドな形態、すなわちソフトウェアコンポーネントとハードウェアコンポーネントを用いて実現することもできる。
本発明の有利な実施例によれば、ユーザー、例えば車両のドライバーは、次のような支援が受けられる。すなわち車両の1つの若しくは複数のタイヤを付加的な圧縮空気を用いて充填することも、当該のタイヤから過剰な圧縮空気を排気することもできる。この目的のため、例えば、1つ又は複数のタイヤの充填状態がユーザーによって適応調整される、十分高い確率で想定される状況を、1つ又は複数の決定基準に基づいて求めることのできる能力を備えた状況識別ユニットが車載電子回路に設けられる。そのような充填状況又は排出状況が十分な確率で求められたならば、例えば現在の状況に十分マッチした基準でもって示されたならば、充填状態適応調整支援装置の活性化が実施されるようになる。この充填状態適応調整支援装置は、充填過程及び/又は排出過程の間ユーザーを支援し、それによってユーザーが直感的に誘導され、しかも技術的に複雑な環境によるエラーへの耐性も、付加的な外部支援手段(圧縮空気供給ユニット及びエアー抜きユニットなど)を必要とすることなく実現できる。
以下では、この装置のさらなる構成を説明する。これらの実施形態は、本発明による車両、方法、プログラム要素およびコンピュータ読出し可能な記憶媒体にも当てはまる。
上記の状況識別ユニットと充填状態適応調整支援装置には車両エレクトロニクスの構成要素が流用されててもよい。換言すれば、これらの支援機能は、専用の外的支援手段を必要とすることなく、車載エレクトロニクスのみによって提供することも可能である。これにより、ユーザーにとって充填及び/又は排出を簡単にさせる自立システムが得られるようになる。
状況識別ユニットは、1つ又は複数の以下に挙げる基準若しくはその他の基準を充たした場合に、充填ないし排出状況を識別するように設定されている。例えば、ユーザーによる給油キャップのロック解除がセンサによって検出された場合には、ユーザーがガソリンスタンドに到着したことを示す条件として評価できる。ガソリンスタンドでは通常はタイヤの空気圧調整のためのエアーの充填及び/又は排出のための設備が提供されているので、給油キャップのロック解除直後に、タイヤの充填状態の適応調整が考慮される確率は高い。その他の基準としては、車両のイグニッションスイッチオフの識別が挙げられる。特にエンジンを停止した後では、少なくとも1つのタイヤの充填状態を適応調整する(すなわちタイヤの空気圧を増減する)可能性があることを車両ユーザーへ予告することができる。車載エレクトロニクスがユーザーに、例えば音響的又は光学的表示を用いて、1つ又は複数のタイヤの空気圧の増減を知らせるのであれば、このことは、タイヤの充填状態の適応調整がなされる可能性の指標若しくは基準として利用することができる。さらにその他の基準は、ガソリンスタンドにおける車両のエンジン停止の検出があげられる。このことは例えばナビゲーションシステムを用いて、あるいはそのようなガソリンスタンドにおける光マーカーを識別する光学的センサを用いて検出することが可能である。また車両の給油タンク内の燃料レベルが予め定めた閾値以下に減少した後の、例えばリザーブ充填レベルを下回った場合の車両のエンジン停止の検出もそのような基準として見なすことができる。
状況識別ユニットは、所定の状況が識別された場合に充填状態適応調整支援装置を活性化するように設定され得る。換言すれば、充填状態適応調整支援装置(これは車両内の電流又はエネルギーを消費する負荷であり得る)は、充填状態適応調整支援装置が充填状態変化過程中にユーザーを支援すべき状況が十分に高い確率で出現するまで、非活性化又はスリープ状態に維持される。
充填状態適応調整支援装置は、所定の状況を識別した場合に、少なくとも1つのタイヤの空気圧検出の反復間隔を短くするように設定可能である。考えられる充填及び/又は排出期間では、自動車の通常モードより時間あたりのタイヤ空気圧の格段に早い変化が考えられるので、反復間隔を、例えば数日若しくは数時間単位から数秒単位に低減することも可能である。それにより、充填状態が実際に変化する間に、ユーザーに目下の空気圧を、より短い時間間隔で表示することが可能になる。
そのような典型的な実施例によれば、状況に見合った測定頻度ないし送信頻度の適応調整は、ホイール/タイヤモジュールにおいて特別な装置またはインテリジェンス機能(従来では特にインテリジェンスではなかった)を必要とする。たとえ伝送が最終的に毎分一回のみの頻度(すなわち比較的低頻度)で行われるものであったとしても、1秒から20秒毎に(すなわち高頻度で)圧力をホイールモジュールが測定するという1つのストラティジーがある。そのような圧力情報のオーバーサンプリングによれば、圧力変化の相応の早期検出が可能になる。そのような機能は、自然なエアー抜けの状況(例えば走行中のタイヤに異物が刺さるなどして)をできるだけ早く識別できるようにするために用いることが可能である。それにより、所定の送信頻度の規則的送信状態から、送信頻度を高めた規則的送信状態へ、変更することが可能となる。前述した本発明による実施例の枠内では、次のような機能が用いられてもよい。すなわち走行モードから駐車モードへ変更した後の所定の期間の間、より高い測定周波数で圧力監視を行うようにしてもよい(但し送信頻度は大幅に低減するか無くしてもよい)。
センサがそのような期間において自然な圧力増減(特に所定の閾値を超える圧力増減)を識別すると、相応に高められた頻度の送信、例えば毎秒20回から180回、有利には毎秒60回、の送信が組み込まれる。所定の期間の間、安定した圧力値がみられる場合には、送信器は、送信なし又は非常に少ない送信のもとで短い測定間隔に戻される。さらなる所定の期間の経過後は、センサが、完全にパーキングモードに変更される。このモードではセンサは、例えば次の走行開始時の動きによって活性化される。
充填状態適応調整支援装置は例えば車両側の構成要素として実施されてもよい。これは特にホイール/タイヤモジュールとの双方向通信機能が欠けているために、対応する送信器に送信頻度の所望の増加を伝達する手段が備わっていない場合に有利である。それ故に有利には、充填状態適応調整支援装置が、センサのソフトウェアモジュールとして機能し、所定の圧力変化が存在する場合に、自立的に送信頻度を適応調整する。これにより、充填状態適応調整支援装置の車両側部材に、高められた反復周波数で存在するデータの処理/表示が可能となる。
充填状態適応調整支援装置は、所定の状況の存在を識別した場合には、所定のタイヤに対する充填又は排出が引き続き継続されるべきか否か、または充填を終了すべきか否か、を示すように設定されてもよい。そのような表示は例えば光学的及び/又は音響的に行われてもよい。
特に本発明による装置は、マンマシーンインターフェース(例えばグラフィック表示ユニット、ユーザーによる指示の入力のための任意の入力ユニット)を有し、それらがユーザーに充填状態適応調整支援装置の支援情報を表示するように設定することも可能である。例えば各タイヤに液晶表示が設けられ、ユーザーに現在のタイヤ空気圧が高すぎる、または低すぎる、またはちょうどいい、などを表示するようにしてもよい。また中央に共通のマンマシーンインターフェースが設けられ、ユーザーに光学的及び/又は音響的に相応に情報提供するようにしてもよい。
別の有利な実施例によれば、充填状態適応調整支援装置が、車両のリソースを駆動制御し、それによってユーザーに充填状態適応調整支援装置のアシスト情報が表示されるようにしてもよい。例えば、充填状態の指示のために、既存の室内照明装置が利用されてもよい。その場合には例えば通常の点滅が充填状態を表わし、連続点灯状態の照明は許容不可能な充填状態を表わし、比較的早い点滅頻度の点滅は充填不足を表わすものであってもよい。また音響装置を代替的に若しくは補足的に用いてもよい。その際には、例えば通常のピープー音が充填開始を、連続的なノイズ音は十分な充填状態を、そして迅速なピープー音が充填過多を表わすようにしてもよい。それにより、技術的な付加的コストをかけることなく、充填状態をユーザーのために直感的にかつ簡単に伝えるために、前述したリソースまたはその他のリソース(例えば自動車の外部照明)も共同的に用いることが可能である。
この装置は充填経過予測ユニットを有していてもよい。この予測ユニットは、推定される充填経過を予測し、その結果を支援のための基礎情報として充填状態適応調整支援装置に提供するように設定され得る。換言すれば、充填経過予測ユニットは、目下のユーザー又は平均的なユーザーが充填を行うために通常使用する1つ又は複数の基準を利用するものであってもよい。例えば、このために利用可な複数の基準とは、充填経過の開始が、車両の運転席ドアに最も空間的に近いタイヤから始まるものであってもよい。このことは(左ハンドルの車の場合)通常は左前輪に当てはまる。大抵のユーザーは、この左方前輪タイヤを充填状態実行のためのスタートに選択する。しかしながらユーザーが事前に全く別のタイヤの充填の必要性に関する通知を受けとった場合には、このユーザーはまずそのような臨界状態のタイヤの充填若しくは排出を行った上で他のタイヤに向かう確率が大である。代替的又は補足的に充填経過が車両を中心に時計回りに行われる可能性もある。このことは通常はユーザーのやり方による。さらに別の基準は、過去においてユーザーが実施した1つ又は複数の充填経過に一致する充填経過が行なわれるものであってもよい。例えばこのシステムでは所定のユーザーに対する履歴データが記録され、それに基づいて所定のユーザーの癖が識別されてもよい。このような癖に相応して当該システムは可能性のある充填経過を学習し、支援機能の信頼性をより高めることが可能である。
この装置は、車両のタイヤに設けられ、各タイヤ毎の空気圧を求めるように構成された複数のセンサを備えた充填状態識別ユニットを有し得る。これらの目下のタイヤ空気圧情報(これらは個々のタイヤにおける(若しくは対応するホイールにおける)圧力センサによって検出され得る)は、支援のための基礎情報として用いることが可能である。
以下では車両の付加的な構成を説明する。これらの実施形態は、本発明による装置、方法、コンピュータ読出し可能な記憶媒体、プログラム要素にも当てはまる。
車両はたとえば自動車(とりわけ乗用自動車または貨物自動車)とすることができるが、本発明によるシステムは、列車や二輪車などで実現することも可能である。
本発明の実施形態の説明は、本発明の様々な対象に関連して記述されていることを述べておく。とりわけ本発明の実施形態のうち、装置クレームで説明される実施形態や、方法クレームで説明される実施形態もあるが、当業者であれば、本願の開示内容から、特記しない限りは、ある1つの種類の対象に属する特徴を組み合わせることや、複数の異なる種類の対象に属する特徴を任意に組み合わせることが可能であることは明らかである。
また以下の有利な実施例についての説明からも、本発明の別の利点および構成を容易に理解することができる。本願の図面は単なる概略図であり、必ずしも縮尺通りではないことを述べておく。
本発明の実施例による車輌の複数のタイヤの充填状態監視システムを示した図 本発明による方法の実施例を示すフローチャート 本発明による方法の実施例を示すフローチャート 本発明による方法の実施例を示すフローチャート 本発明による方法の実施例を示すフローチャート
異なる図において同一または同様の構成要素には、同一の参照番号を付している。
従来のタイヤ空気圧コントロールシステムでは、充填不足のタイヤがドライバーに示唆されていた。しかしながらタイヤの充填の際にはドライバーはもはや車輌システムによる支援はなく、専ら外的支援手段と測定機器のみが頼りである。
本発明の有利な実施例によれば、タイヤの充填の際にも既存のタイヤ空気圧コントロールシステムを用いてドライバーを所期のように支援することが可能となり、さらに外的な測定機器を不要にさせたり、その精度を向上させたりすることが可能となる。
本発明の有利な実施例におけるステップには、開始条件の識別、順序の確定、ドライバーに対する所期の情報提供/通知を介した充填の制御が含まれる。
開始条件
ここでの目的は、ドライバーがすぐにタイヤにエアーを充填できる状況か、既に開始している状況を識別することにある(いわゆるdPエミッション)。これに適するトリガーとしては、例えば給油キャップの電子ロックの解除であってもよいし、タイヤ空気圧の警告指示が出た後の車輌のエンジン停止であってもよいし、車輌が給油所でエンジン停止したことを検出することであってよいし、給油タンク残量が例えば20%以下に低下しかつ車輌がエンジン停止されたことを検出するものであってもよい。いずれにせよアルゴリズムを介して充填状況の存在若しくは存在の可能性が識別された場合には、充填アシスト機能が開始されるべきである。
順序
ここでは、充填の際の直感的なドライバーのやり方を追従することが重要である。それに対しては手近なホイールとして左方前輪からの開始が可能であり(右ハンドルの場合は右方前輪)、この処理手順は車両周りで時計回りに続けられる(これは代替的に反時計回りであってもよい)。他の部位において例えばドライバーに既に表示したような圧力問題が存在する場合には、開始位置は、異なって選択されてもよい。例えば走行中に既に別の箇所において臨界的な圧力低下が表示された場合には、まず左方前輪から開始するという所定のシナリオは目的にそぐわなくなる。そのようなときにはドライバーはまず、圧力低下が警告されているタイヤからエアー充填を開始しなければならないことに直感的に気付く。その後で初めて、その他の、場合によっては僅かな圧力低下が生じているタイヤの対応を実施したいはずである。
充填支援
エアー充填の際には、有利には、ホイールエレクトロニクスが高められたレートで送信される。そのためにはホイールエレクトロニクスの中で、車両のエンジン停止後に、高められた反復頻度で(例えば1秒毎、2秒毎、又は0.3秒毎に)、圧力測定を、所定の期間の間(例えば5分間、10分間、20分間)実施させることが必要である。この期間の間にエアーが充填される場合には、ホイールエレクトロニクスは、先行する測定に対する圧力変化を識別し、高められた無線モードに変更し、さらなる圧力変化がもはや生じなくなるまで、例えば0.5秒毎、又は1行毎、又は2秒毎に圧力を測定して伝送する(場合によってはエアー充填中に短い休止を入れるために数秒延長してもよい)。車両側の充填支援機能部はこの情報(いわゆるdPメッセージ)を処理し、さらにドライバーに対して、さらに充填を実施すべき、目標圧力が既に達成されている、又は、目標圧力を既に超過し再度の減圧が必要である、などの情報を知らせる。目標圧力には有利には、過度に頻繁な情報表示ないし情報通知を避けるために、上方並びに下方に向けてヒステリシスを設けてもよい。
それにより、ドライバーは、空気圧の変更を必要とするタイヤのエアー充填の際に、順に命令を下すことが可能となる。この結果は例えば、法的限界や閾値の遵守に関する妥当性、又はアクスル毎の同一の圧力(但し所定の許容偏差、例えば0.2〜0.3barの誤差は含み得る)に関する妥当性、又は同一の負荷状態(部分負荷されたフロント側圧力や全負荷されたリア側圧力などを回避するための)に関する妥当性を得たものとなり得る。ある場所での充填が中断した場合には(例えばドライブオフによって、又は別の場所の充填によって)、当該機能部は、ドライバーの動作に柔軟に反応し、さらに場合によっては、適正に充填された圧力をシステム内で変換し、それに対してまだ適正に充填されてない箇所を場合によってはさらに警告する。
アウトプット/マンマシーンインターフェース
ドライバーとのコミュニケーションに対しては、多種多様な手段が利用可能である。例えば点滅ランプ(ウインカー、ハザードランプ等)、全室内照明装置、又は車両サウンドシステムなどが挙げられる。その際には光を用いることによって状態を示すことができ、さらに点滅を介せばアクションを符号化することも可能である。例えば点滅は充填を示し、連続点灯は空気圧が正常であることを示し、めまぐるしい点滅状態は、空気が抜けていることを示すことが可能である。またスピーカを介すことによって、信号音又は音声指示を出力することが可能である。またその他のコミュニケーション手段を用いることも可能である(例えば携帯電話、ディスプレイ付きの無線キーなど)。本発明の典型的な実施例による考察は、充填状況のインテリジェンスな識別、または、充填が有利か可能である状況のインテリジェンスな識別からなっている。さらに本発明では、平素とは異なる異常な状況下でドライバーを最良に支援するために、既存の車両システムを最適に利用することが可能である。この利点は、システムに伴う余分なコストがかからないというのではなく、既存のリソースが共同的に有効利用されるということに基づいている。
図1には、本発明の典型的な実施例による、複数のタイヤ102のエアー充填状態を監視するための装置を備えた車両100が示されている。
前記複数のタイヤ102の各々には、対応するタイヤ空気圧センサ120と、タイヤの空気を充填又は排出するための、すなわちタイヤに空気を入れる又はタイヤから空気を抜くための充填/排出装置(図示せず)を備えたバルブ140とが含まれている。その上さらに各タイヤ102には、以下でさらに詳しく説明するエアー充填状態適応調整支援装置106とワイヤレス接続(代替的に有線接続)された液晶表示部110が備わっている。このことは図1において相応の送受信アンテナ150によって概略的に表わされている。
車両100は、図1中にその一部しか示されていない複数の車両リソース、例えばタンクキャップ108,タンク122,エンジン170、室内照明装置112,及びサウンドシステム114を有している。さらに前記車両100の外部領域には、周辺データを記録するカメラ180が設けられている。
以下の明細書では、車両100のユーザー、例えばドライバー若しくは同乗者が、タイヤ102の充填及び/又は排出過程の間に、どのように支援又は指示されるのかを詳細に説明する。
この目的のために、まず状況識別ユニット104が設けられ、この状況識別ユニット104は、車両100の少なくとも1つのタイヤ102の充填状態の適応調整が見込まれる状況を検出するように設定されている。これに対して当該状況識別ユニット104は、カメラ180からの入力信号を受取り、車両100のそのつどの周辺状況、例えば給油所での滞在等を表示する。さらに前記状況識別ユニット104は、センサ信号を用いて、ユーザーが車両100の給油キャップ108を操作したことを伝える。タンク122の中身が所定の閾値を下回って減少した事実も、状況識別ユニット104は伝えることができる。エンジン170が停止されると、相応の信号が状況識別ユニット104に伝送される。それと共に状況識別ユニット104は、前述した1つ若しくは複数のセンサ信号と、前述していないさらなる別のセンサ信号とから、タイヤ102の1つの間近なエアー充填及び/又はエアー排出を十分な確率のもとに導き出す。
状況識別ユニット104がそのようなシナリオを識別した場合には、当該ユニット104に接続されているエアー充填状態適応調整支援装置106が活性化され、例えばスイッチオフされた状態からスイッチオン状態に、あるいはスリープモードから復帰モードに移行する。充填状態適応調整支援装置106は、充填ないし排出状況の存在が検出された場合に、車両100のユーザーに、少なくとも1つのタイヤ102の充填状態の適応調整の間自立的に若しくは自動的に(つまりユーザーに行動を促すことなく)支援するように設定されている。換言すれば、充填状態適応調整支援装置106は、ユーザーが外部支援手段の必要性なしで直感的に充填又は排出過程に誘導されるようなアルゴリズムを実行できる。
充填状態適応調整支援装置106は、充填又は排出状況が存在する場合に、少なくとも1つのタイヤ102の空気圧を、通常行われている場合よりも短い間隔で検出することが可能である。例えば、空気圧の不所望な低下又は過度な増加が生じた場合に、すぐにそのことをユーザーに知らせるためにも、空気圧の検出を標準的に行わせるようにしてもよい。但し、充填又は排出過程の間のユーザーにとって好ましいのは、タイヤの空気圧検出が、標準的なケースにおいてよりも頻繁に行われることであろう。というのも充填又は排出過程の間は、タイヤの空気圧が、車両の通常モードのときよりも著しく迅速に増減されるからである。充填状態適応調整支援装置106は、ユーザーに、例えば充填又は排出過程の間、当該充填又は排出過程がどのように進行しているかを知らせることも可能である。これについては例えば、対応するタイヤ102の液晶表示部110に、現在の圧力を所望の圧力と対比させて表示するようにしてもよい。このことは、タイヤ102空気圧の充填又は排出状況をユーザーに直感させることを可能にさせる。
代替的に又は補足的に、充填状態適応調整支援装置106は、車両のその他のリソース、例えば、室内照明装置112、又は、サウンドシステム114を、充填又は排出過程の進行状態を表示するために利用することができる。そのため例えば光学的及び/又は音響的なコードを、室内照明装置112及び/又はサウンドシステム114によって開始してもよい。例えば、充填が必要な期間の間、パルス信号を発する、所望の最終圧力に達した場合に連続的な信号を発する、許容される最大空気圧を超えた場合に高頻度のパルス信号を発するなどである。このように既に車両内に存在している既存の車両リソースを利用することで、新たな付加的設備の準備を必要とさせることなく、ユーザーにとって好ましい、充填状態適応調整支援装置106を構成することが可能になる。
充填状態適応調整支援装置106は、さらに充填経過予測ユニット116によって支援され得る。この充填経過予測ユニット116は、例えば、あり得そうな充填経過を予測し、それを充填状態適応調整支援装置106に支援のための基礎情報として通知するように設定してもよい。それにより、充填経過予測ユニット116は、例えばユーザーの習慣や癖をシミュレートし得る(例えば車両100の運転席ドアに最も近いタイヤ102から開始されるなど)。しかしながら、事前にユーザーに対して所定のタイヤ102の望ましくない圧力値に関する情報が通知されている場合には、別の予測が充填経過予測ユニット116から発せられる。そのようなケースでは、ユーザーはまず当該の問題のあるタイヤ102から充填を開始するはずであり、その後で、場合により残りのタイヤ102の充填を実施することが予測される。
充填状態識別ユニット118は、圧力センサ120からのセンサ信号を受取り、処理を施して得られた圧力値を、充填状態監視支援装置106に支援のための基礎情報として転送する。
以下では、図2乃至図5に基づいて、本発明の例示的な実施例としての充填状態適応調整支援装置の作動に対するプロセス経過を詳細に説明する。
図2は、スタートのための前提条件を説明するためのシーケンスを示した図である。ここではまずブロック200において、点火スイッチのスイッチオンが確認され、その後で、ブロック202において、積載が完了している状態か否かが問い合わせされる。ブロック204では、位置確認情報ないし局所化情報の利用が可能かどうかが問合せされる。ブロック206では、タイヤサイズ情報の利用が可能かどうかが問合せされる。ブロック208では、タイヤ空気圧情報の利用が可能かどうかが問合せされる。ブロック210では充填支援機能が準備される。
図3は充填支援機能をスタートするための開始条件を説明するためのプロセスフローを示している。
ブロック210において充填支援機能が準備されると、現下の状況において、充填状況が存在し得るか否かを通知するために、一連の基準がチェックされる。まず、ブロック300では、燃料タンクの開閉が検査される。ブロック302では、車両が停止しているか、そして空気圧値の(目標値からの)ずれ(dP、0よりも大)を受信しているかどうかが問合せされる。ブロック304では、車両が停車され、燃料タンクがほぼ空(満タン時の20%以下)の状態で、さらにイグニッションスイッチがスイッチオフされたかどうかが問合せされる。ブロック306では、車両が停止し、ナビゲーション装置が車両の現在地を給油所として認識したかどうかが問合せされる。ブロック308では、充填支援装置の手動スタートがドライバーによって(メニュー上で)実施されたかどうかが問合せされる。ブロック310では、車両が停車された後で、タイヤ空気圧の減少を警告する警報表示がなされたかどうかが問合せされる。ブロック312では、空気圧の警告がイグニッションスイッチオフ時に表示され、車両が停車されたかどうかが問合せされる。ブロック314では、前述したブロック302、304、306、308、310、312における基準のうちの1つ又は複数に基づいて、充填支援が開始される。
図4は、充填プロシージャに対する順序の定義を示したフローチャートである。ブロック314において充填支援が開始された後で、ブロック400において、圧力ずれdPが受信されたかどうかが問合せされる。この応答がノーの場合には、ブロック402において、手段が必要かどうかが問合せされる。前記応答(ブロック402)がノーの場合には、ブロック404において当該プロシージャが終了する。前記応答(ブロック402)がイエスの場合には、ブロック406において警告ないし警報の有無が問合せされる。前記応答(ブロック406)がノーの場合には、ブロック408において左前方のタイヤ位置から開始される。前記応答(ブロック406)がイエスの場合には、ブロック410において最大の警報優先度を有する位置のタイヤから開始される。前記ブロック400における応答がイエスの場合には、ブロック412において圧力ずれを有する位置のタイヤから開始される。ブロック414では、充填位置が時計回りに移される。ブロック416では、手段を必要としない位置が消去される。ブロック418では、順序が確定される。
図5には、充填プロシージャ中のプロセスフローが示されている。ブロック418において順序が確定されると、ブロック500において、圧力ずれdPが"RCP−ヒステリシス"よりも小であるか否かが検査される。前記応答(ブロック500)がノーの場合には、ブロック502において、圧力ずれdPが"RCP+ヒステリシス"よりも大であるか否かが検査される。前記応答(ブロック502)がノーの場合には、ブロック504においてマンマシーンインターフェースに"ストップ"が表示される。前記ブロック500の応答がイエスの場合には、ブロック506において、マンマシーンインターフェースに増圧の指示がなされる。また前記ブロック502での応答がイエスの場合には、ブロック508において、マンマシーンインターフェースに減圧の必要性が指示される。
ブロック504に続くブロック510では、さらに別のタイヤに対して手段の必要性が生じているかどうかが問合せされる。前記応答(ブロック510)がイエスの場合には、当該プロシージャがブロック500に継続される。前記応答(ブロック510)がノーの場合には、ブロック512において当該充填支援が終了する。
本発明による充填支援への利用が可能な車両リソースは、有利には、点滅ライト(ウインカー、ハザードランプ等)、ミラーライト、ヘッドライト、テールライト、インテリアライト、"ウエルカムライト"、サウンドシステムのスピーカなどが挙げられる。またショートメッセージサービス(SMS)又はブルトゥース機能を介した携帯電話、ディスプレイ表示、クラクションなどもさらなる車両リソースとして利用可能である。同様に、集中ドアロックシステム、パワーウインドウ、電動ドアミラーなどの利用も考えられる。
本願で開示した実施形態は、本発明の実施可能な実施形態から選択された一部にすぎず、個々の実施形態の特徴を適切に組み合わせることが可能であることに留意されたい。したがって当業者であれば、本願で明示された実施形態から、多くの様々な実施形態も開示内容から自明であると見なすことができる。
なお本願明細書では、タイヤに充填される媒体として専らエアーを記載してきたが、これ以外の別の代替媒体、例えば窒素ガスなどももちろん適用可能であることを最後に述べておく。

Claims (15)

  1. 車両(100)の複数のタイヤ(102)の充填状態を監視するための装置であって、 前記装置は、
    状況識別ユニット(104)と、
    充填状態適応調整支援装置(106)とを有しており、
    前記状況識別ユニット(104)は、車両(100)の少なくとも1つのタイヤ(102)の充填状態の適応調整が見込まれる状況を検出するように設定されており、
    前記充填状態適応調整支援装置(106)は、前記状況の存在を識別した場合に、少なくとも1つのタイヤ(102)の充填状態の適応調整の間、車両(100)のユーザーを、自立的若しくは自動的に支援するように設定されていることを特徴とする装置
  2. 前記状況識別ユニット(104)と、前記充填状態適応調整支援装置(106)は、車両エレクトロニクスの構成要素である、請求項1記載の装置。
  3. 前記状況識別ユニット(104)は、
    以下に定義する条件、すなわち、
    給油キャップ(108)のロック解除の検出、
    少なくとも1つのタイヤ(102)の充填状態が適応調整されていることを、先行の時点で車両(100)ユーザーに通知した後の車両(100)のエンジン停止の検出、
    給油所における車両(100)のエンジン停止の検出、
    車両(100)の給油タンク内の燃料レベルが所定の閾値を下回って低下した後の車両(100)のエンジン停止の検出、
    のうちの少なくとも1つが充たされた場合に、車両(100)の少なくとも1つのタイヤ(102)の充填状態の適応調整が見込まれる状況として識別するように設定されている、請求項1または2記載の装置。
  4. 前記状況識別ユニット(104)は、前記状況を識別した場合に、前記充填状態適応調整支援装置(106)を活性化するように設定されている、請求項1から3いずれか1項記載の装置。
  5. 前記充填状態適応調整支援装置(106)は、前記状況の存在を識別した場合に、少なくとも1つのタイヤ(102)の空気圧検出の反復間隔が短くなるように設定されている、請求項1から4いずれか1項記載の装置。
  6. 前記充填状態適応調整支援装置(106)は、前記状況の存在を識別した場合に、所定のタイヤ(102)に対する充填又は放出を継続するか否かについてユーザーに表示するように設定されている、請求項1から5いずれか1項記載の装置。
  7. 前記装置はさらにマンマシンインターフェース(110)を有しており、該マンマシンインターフェース(110)は、ユーザーに前記充填状態適応調整支援装置(106)の支援情報を、特に光学的、及び/又は、音響的に表示するように設定されている、請求項1から6いずれか1項記載の装置。
  8. 前記充填状態適応調整支援装置(106)は、ユーザーに当該充填状態適応調整支援装置(106)の支援情報を表示するために、車両リソース、特に車室内照明装置(112)、及び/又は、サウンドシステム(114)を駆動制御するように構成されている、請求項1から7いずれか1項記載の装置。
  9. 充填経過予測ユニット(116)が設けられており、該充填経過予測ユニット(116)は、あり得そうな充填経過を予測し、それを充填状態適応調整支援装置(106)に支援のための基礎情報として通知するように設定されている、請求項1から8いずれか1項記載の装置。
  10. 前記充填経過予測ユニット装置(116)は、あり得そうな充填経過を、ユーザーの特性に係わる以下の条件のうちの少なくとも1つに基づいて予測するように構成されており、
    前記条件とは、
    ・車両(100)の運転席ドアに空間的に最も近いタイヤ(102)の充填経過の開始、・ユーザーが先行の時点で、充填状態の適応調整を要する通知を受けとったタイヤ(102)における充填経過の開始、
    ・車両(100)周囲における時計回り方向での充填経過の実行、
    ・過去におけるユーザーの1つ又は複数の充填経過と一致する充填経過の存在、
    である、請求項9記載の装置。
  11. 複数のセンサ(120)を備えた充填状態識別ユニット(118)が設けられており、前記複数のセンサ(120)は、車両(100)のタイヤ(102)に配置され、前記各タイヤ(102)の空気圧を求めるように設定されている、請求項1から10いずれか1項記載の装置。
  12. 請求項1から10いずれか1項記載の、車両(100)の複数のタイヤ(102)の充填状態を監視するための装置を備えていることを特徴とする車両(100)。
  13. 車両(100)の複数のタイヤ(102)の充填状態を監視するための方法であって、
    前記方法は、
    車両(100)の少なくとも1つのタイヤ(102)の充填状態の適応調整が見込まれる状況を検出するステップと、
    前記状況の存在が識別された場合に、少なくとも1つのタイヤ(102)の充填状態の適応調整の間に、車両(100)のユーザーを自立的ないし自動的に支援するステップとを有していることを特徴とする方法。
  14. 請求項13記載の方法の実施又は制御用に設定された、車両(100)の複数のタイヤ(102)の充填状態を監視するためのプログラムが記憶されている、コンピュータで読出し可能な記憶媒体。
  15. 請求項13記載の方法の実施又は制御をプロセッサで実施できるように設定した、車両(100)の複数のタイヤ(102)の充填状態を監視するためのプログラム要素。
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