JP2013513653A - 改良されたカルボニル化プロセス - Google Patents
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Abstract
〔式中、基X3およびX4は、独立して、30個までの原子の一価基を表すかX3およびX4は、一緒になって、40個までの原子の二価基を形成し、かつX5は、400個までの原子を有し、Q1は、リン、ヒ素、またはアンチモンを表す〕で示される配位子と、c)場合によりアニオン源と、を組み合わせることにより取得可能である。本方法は、水またはその供給源を触媒系に添加する工程を含む。本方法は、好ましくは、電気陽性金属の存在下で行われる。
Description
キシカルボニル化のためのホバン配位子の使用に関する。さらなる可能性としてヒドロキシカルボニル化が挙げられているが、具体例が示されておらず、この場合、カルボニル化生成物がアニオン源として使用されると記されている。
触媒系が、
(a)第8族、第9族、もしくは第10族の金属またはその好適な化合物と、
(b)一般式(I)
基X3およびX4は、独立して、30個までの原子の一価基を表し、またはX3およびX4は、一緒になって、40個までの原子の二価基を形成し、かつX5は、400個までの原子を有し、
Q1は、リン、ヒ素、またはアンチモンを表す〕
で示される配位子と、
c)場合によりアニオン源と、
を組み合わせることにより取得可能であり、
水またはその供給源を触媒系に添加する工程を含むことを特徴とする方法を提供する。
しては、市販品で純粋なASTMグレード1、2、3、および4、Ti/Pd ASTMグレード7および11、ならびにIMI230として知られる2.5%w/wCuを含むものなどのα化合物が挙げられる。他のα型合金としては、IMI685、IMI829、IMI834、およびTi1100、または類似のグレード、たとえば、8%w/wAlと1%w/wMoと1%w/wVとを含むTi、6%w/wAlと2%w/wSnと4%w/wZrと2%w/wMoと0.08%w/wSiとを含むTiが挙げられる。好適なα−βグレードとしては、6%w/wAlと4%w/wVとを含むTi、4%w/wAlと4%w/wMoと2%w/wSnと0.5%w/wSiとを含むTi、4%w/wAlと4%w/wMoと4%w/wSnと0.5%w/wSiとを含むTi(IMI551)、6%w/wAlと6%w/wVと2%w/wSnとを含むTi、および6%w/wAlと2%w/wSnと4%w/wZrと6%w/wMoとを含むTiが挙げられる。好適なβグレードとしては、3%w/wAlと8%w/wVと6%w/wCrと4%w/wZrと4%w/wMoとを含むTi(Beta C)、15%w/wMoと3%w/wNbと3%w/wAlと0.2%w/wSiとを含むTi(Timetal 21S)、および15%w/wVと3%w/wCrと3%w/wSnと3%w/wAlとを含むTiが挙げられる。
反応時のエチレン性不飽和化合物と共反応剤との比(mol/mol)は、広範にわたりうるが、好適には10:1〜1:500の範囲内である。本発明に係る共反応剤は、易動性水素原子を有する水以外の任意の化合物でありうる。また、触媒条件下でエチレン性不飽和化合物と求核剤として反応可能でありうる。共反応剤の化学的性質は、形成される生成物のタイプを決定する。可能性のある共反応剤は、カルボン酸、アルコール、アンモニアもしくはアミン、チオール、またはそれらの組合せである。
おりである〕から選択される1個以上の置換基で置換されうるか、および/または1個以上(好ましくは合計4個未満)の酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ケイ素原子、またはシラノ基もしくはジアルキルケイ素基、またはそれらの混合物が介在しうる。
しうるが、所望により、別の溶媒を使用することも可能である。
好ましくは、本発明に係る反応は、好適な溶媒の存在下で行われる。以下に好適な溶媒を記載する。好ましくは、第8族、第9族、または第10族の金属/金属化合物および配位子は、溶媒に添加され、好ましくはそれに溶解される。
of Princeton,N.J.(たとえば、モデル850および870)から入手可能なセンサーにより、容易に実施可能である。比較に一貫性をもたせるために、好ま
しくは、測定はすべて、特定のフィルターシステムで実質的に同一のサンプル温度で(たとえば水浴を用いて)行われる。一般的には、物質の測定誘電率は、温度が低くなると増加し、温度が高くなると減少するであろう。本明細書に記載のいずれの範囲内の誘電率も、ASTM D924に準拠して決定可能である。
疑問を生じないように述べておくが、本明細書での第8族、第9族、または第10族の金属への参照は、現代の周期表表記の第8族、第9族、または第10族を包含するとみなされるものとする。「第8族、第9族、または第10族」という用語により、我々は、好ましくは、Ru、Rh、Os、Ir、Pt、およびPdなどの金属を選択する。好ましくは、金属は、Ru、Pt、およびPdから選択され、より好ましくは、金属はPdである。
そのような第8族、第9族、または第10族の金属の好適な化合物としては、そのような金属と、硝酸、硫酸、低級アルカン(C12まで)酸、たとえば、酢酸およびプロピオン酸など、スルホン酸、たとえば、メタンスルホン酸、クロロスルホン酸、フルオロスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、トルエンスルホン酸(たとえばp−トルエンスルホン酸)、t−ブチルスルホン酸、および2−ヒドロキシプロパンスルホン酸など、スルホン化イオン交換樹脂(低酸レベルスルホン酸樹脂を含む) 過ハロゲン酸、たとえば、過塩素酸など、ハロゲン化カルボン酸、たとえば、トリクロロ酢酸およびトリフルオロ酢酸など、オルトリン酸、ホスホン酸、たとえば、ベンゼンホスホン酸など、ならびにLewis酸とBroensted酸との相互作用に由来する酸と、の塩、またはそのような酸に由来する弱配位アニオンを含む化合物が挙げられる。好適なアニオンを提供しうる他の供給源としては、場合によりハロゲン
化されていてもよいテトラフェニルボレート誘導体、たとえば、ペルフルオロテトラフェニルボレートが挙げられる。そのほかに、ゼロ価パラジウム錯体、特に、トリフェニルホスフィンやアルケンなどの置換活性配位子を有するもの、たとえば、ジベンジリデンアセトンまたはスチレンまたはトリ(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウムを使用することが可能である。
本発明に係るプロセス時、一酸化炭素は、純粋形で使用可能であるか、または窒素、二酸化炭素、もしくは貴ガス(たとえばアルゴン)などの不活性ガスで希釈可能である。
ないように述べておくが、そのような溶媒は、反応生成物および共反応剤を含む。
記載のごとく、本発明に係る触媒系は、均一系または不均一系で使用可能である。好ましくは、触媒系は均一系で使用される。
好適には、本発明に係るプロセスは、一酸化炭素および易動性水素原子を有する共反応剤(水以外の)および場合によりアニオン源の存在下でエチレン性不飽和化合物のカルボニル化を触媒すべく使用可能である。本発明に係る配位子は、モノカルボニル化反応、好ましくは、エチレン、プロピレン、1,3−ブタジエン、ペンテンニトリル、およびオクテンのモノカルボニル化、特にエチレンで驚くほど高いTONを生じる。その結果、モノカルボニル化プロセスの商業成立性は、本発明に係るプロセスを利用することにより増大されるであろう。
−C結合を包含するとみなされるものとする。
R66−C(O)OCR63=CR64R65 V
〔式中、R66は、水素、アルキル、アリール、Het、ハロ、シアノ、ニトロ、OR19、OC(O)R20、C(O)R21、C(O)OR22、NR23R24、C(O)NR25R26、C(S)R27R28、SR29、C(O)SR30{ここで、R19〜R30は、本明細書に定義されるとおりである}から選択され得る〕
で示される置換または無置換のビニルエステルへの参照を包含する。
好ましくは、ホスフィン配位子、アルシン配位子、またはスチビン配位子は、二座配位子である。そのような配位子では、X5は、
Hは、架橋中に1〜6個の原子を有する二価有機架橋基であり、
基X1、X2、X3、およびX4は、独立して、30個までの原子の一価基を表し、場合により、この基をQ1原子もしくはQ2原子に結合させる少なくとも1個の第三級炭素原子を有していてもよく、またはX1およびX2および/またはX3およびX4は、一緒になって、40個までの原子の二価基を形成し、場合により、この基をQ1原子および/またはQ2原子に結合させる少なくとも2個の第三級炭素原子を有していてもよく、かつ
Q1およびQ2は、それぞれ独立して、リン、ヒ素、またはアンチモンを表す〕
を有する。
個、より好ましくは2〜5個、最も好ましくは3または4個の原子を有する、無置換または置換、分枝状または線状、環式、非環式、または部分環式の、脂肪族、芳香族、または芳香脂肪族の二価基でありうる。
X1(X2)−Q2−A−R−B−Q1−X3(X4) (IV)
〔式中、
Aおよび/またはBは、それぞれ独立して、場合により存在していてもよい低級アルキレン結合基を表し、
Rは、Q1およびQ2を、存在するのであれば前記結合基を介して、環式ヒドロカルビル構造の利用可能な隣接する環原子に結合する環式ヒドロカルビル構造を表し、かつ
Q1およびQ2は、それぞれ独立して、リン、ヒ素、またはアンチモンを表す〕
で示される二座配位子になるような基−A−R−B−である。
てそれぞれの原子Q2に連結される。
1およびQ2原子に直接結合される環が芳香族である場合、ヒドロカルビル構造中のさらなる環はいずれも、非芳香族もしくは芳香族またはそれらの組合せでありうる。
サヒドロ−1H−インデン−5,6−イル、トリメチレンノルボルナニル、3a,4,7,7a−テトラヒドロ−1H−インデン−5,6−イル、1,2または3−ジメチル−3a,4,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インデン5,6−イル、1,3−ビス(トリメチルシリル)−3a,4,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−3H−イソベンゾフランから選択可能であり、ここで、結合基AまたはBは、利用可能な非置換の隣接する環原子に連結される。
SR29、C(O)SR30、C(S)NR27R28、アリール、アルキル、Het〔式中、R19〜R30は、本明細書に定義されるとおりである〕から選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、および/または1個以上(好ましくは合計4個未満)の酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ケイ素原子、またはシラノ基もしくはジアルキルケイ素基、またはそれらの混合物が介在していてもよい。
−3,4−ジイル、2,3ジ−低級アルキルピペラジン−5,6−ジイル、2−低級アルキルジヒドロイミダゾール−4,5−ジイル、2、3、5、および/または6低級アルキル−1,4,7トリアザシクロノナン−8,9−ジイル、2、3、4、および/または10低級アルキル−1,5,9トリアザシクロデカン6,7−ジイル、2,3−ジ−低級アルキルチオモルホリン−5,6−ジイル、2−低級アルキル−チアゾリジン−4,5−ジイル、4,5−ジフェニル−シクロヘキサン−1,2−ジイル、4および/または5−フェニル−シクロヘキサン−1,2−ジイル、4,5−ジメチル−シクロヘキサン−1,2−ジイル、4または5−メチルシクロヘキサン−1,2−ジイル、2、3、4、および/または5低級アルキル−デカヒドロナフタレン8,9−ジイル、ビシクロ[4.3.0]ノナン−3,4ジイル、3a,4,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インデン−5,6−ジイル、1、2、および/または3−メチル3a,4,5,6,7,7aヘキサヒドロ−1H−インデン5,6−ジイル、オクタヒドロ−4,7メタノインデン−1,2−ジイル、3a,4,7,7a−テトラヒドロ−1H−インデン−5,6−ジイル、1、2、および/または3−ジメチル−3a,4,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−1H−インデン5,6−ジイル、1,3−ビス(トリメチルシリル)−3a,4,5,6,7,7a−ヘキサヒドロ−3H−イソベンゾフラン−5,6−ジイルから選択可能である。
て定義されるが、好ましくは、C1〜C4アルキルまたはフェニルである〕である。
のB1バンドは、ほぼ同一強度であるので、置換度は1.5と推定される。この実験によりそれぞれの配位子を識別できない場合、場合に応じてジフェニルリンPPh2Hまたはジ−t−ブチルリンを等価なPY2Hと比較することが望ましい。またさらに、これでも配位子を識別できない場合、場合に応じてPPh3またはP(tBu)3配位子をPY3と比較することが望ましい。そのようなさらなる実験は、Ni(CO)4錯体を完全に置換する小さい配位子を用いたときに必要になることがある。
キルリン〔式中、R40〜R42の少なくとも1つは、水素ではなく、かつR19〜R30は、本明細書に定義されるとおりであり、かつR71〜R73は、R40〜R42として定義されるが、好ましくは、C1〜C4アルキルまたはフェニルである〕である。
ル、4−(トリメチルシリル)ベンゼン−1,2ジイル、4−ホスフィノメチルベンゼン−1,2−ジイル、4−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン−1,2−ジイル、4−ジメチルシリルベンゼン−1,2−ジイル、4−ジ−t−ブチル,メチルシリルベンゼン−1,2ジイル、4−(t−ブチルジメチルシリル)−ベンゼン−1,2ジイル、4−t−ブチルシリル−ベンゼン−1,2ジイル、4−(トリ−t−ブチルシリル)−ベンゼン−1,2ジイル、4−(2’−tert−ブチルプロプ−2’−イル)ベンゼン−1,2ジイル、4−(2’,2’,3’,4’,4’ペンタメチル−ペント−3’−イル)−ベンゼン−1,2ジイル、4−(2’,2’,4’,4’−テトラメチル,3’−t−ブチル−ペント−3’−イル)−ベンゼン−1,2ジイル、4−(または1’)t−アルキルフェロセン−1,2−ジイル、4,5−ジフェニル−フェロセン−1,2−ジイル、4−(または1’)フェニル−フェロセン−1,2−ジイル、4,5−ジ−t−ブチル−フェロセン−1,2−ジイル、4−(または1’)t−ブチルフェロセン−1,2−ジイル、4−(または1’)(トリメチルシリル)フェロセン−1,2−ジイル、4−(または1’)ホスフィノメチルフェロセン−1,2−ジイル、4−(または1’)(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン−1,2ジイル、4−(または1’)ジメチルシリルフェロセン−1,2ジイル、4−(または1’)ジ−t−ブチル,メチルシリルフェロセン−1,2ジイル、4−(または1’)(t−ブチルジメチルシリル)−フェロセン−1,2ジイル、4−(または1’)t−ブチルシリル−フェロセン−1,2ジイル、4−(または1’)(トリ−t−ブチルシリル)−フェロセン−1,2ジイル、4−(または1’)(2’−tert−ブチルプロプ−2’−イル)フェロセン−1,2ジイル、4−(または1’)(2’,2’,3’,4’,4’ペンタメチル−ペント−3’−イル)−フェロセン−1,2ジイル、4−(または1’)(2’,2’,4’,4’−テトラメチル,3’−t−ブチル−ペント−3’−イル)−フェロセン−1,2ジイルから選択可能である。
.2.0]オクタン、ビシクロ[4.3.0]ノナン、アダマンタン、テトラヒドロピラン、ジヒドロピラン、テトラヒドロチオピラン、テトラヒドロフラン2−オン、δバレロラクトン、γ−ブチロラクトン、グルタル酸無水物、ジヒドロイミダゾール、トリアザシクロノナン、トリアザシクロデカン、チアゾリジン、ヘキサヒドロ−1H−インデン(5,6ジイル)、オクタヒドロ−4,7メタノ−インデン(1,2−ジイル)、およびテトラヒドロ−1H−インデン(5,6ジイル)が挙げられ、これらはすべて、無置換であってもまたは本明細書でアリールに対して定義されたように置換されていてもよい。
。
オロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−5−メチルシクロペンタン、cis−1−(2−ホスフィノ−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジメチルシクロヘキサン、cis−1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(2−ホスフィノ−1,3,5−7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−4,5−ジメチルシクロヘキサン、cis−1−(ジ−t−ブチルホスフィノ)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジメチルシクロヘキサン、cis−1−(ジ−アダマンチルホスフィノ)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジメチルシクロヘキサン、cis−1−(ジ−アダマンチルホスフィノ)−2−(ジアダ−マンチルホスフィノメチル)−4,5−ジメチルシクロヘキサン、cis−1−(2−ホスフィノ−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサアダマンチル)−2−(ジ−アダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ジメチルシクロヘキサン、cis−1−(P−(2,2,6,6−テトラメチル−ホスファ−シクロヘキサン4−オン))−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジメチルシクロヘキサン、1−[4,5−ジメチル−2−P−(2,2,6,6−テトラメチル−ホスファ−シクロヘキサン−4−オン)−[1S,2R]シクロヘキシルメチル]−P−2,2,6,6−テトラメチル−ホスファ−シクロヘキサン−4−オンである。
ロブタン、cis−1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)シクロヘキサン、cis−1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)シクロペンタン、cis−1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)シクロブタン、cis−1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)シクロヘキサン、cis−1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)シクロペンタン、cis−1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)シクロブタン、cis−1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)シクロヘキサン、cis−1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)シクロペンタン、cis−1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)シクロブタン、cis−1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)シクロヘキサン、cis−1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]デシル)シクロペンタン、cis−1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)シクロブタン、cis−1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)シクロヘキサン、cis−1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)シクロペンタン、cis−1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)シクロブタン、cis−1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)シクロヘキサン、cis−1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)シクロペンタン、cis−1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)シクロブタン、cis−1,2−ビスペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}−デシル)シクロヘキサン、cis−1,2−ビスペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]デシル)シクロペンタン、cis−1,2−ビスペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]デシル)シクロブタン、cis−1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]デシル)シクロヘキサン、cis−1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]デシル)シクロペンタン、およびcis−1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]デシル)シクロブタン、(2−exo,3−exo)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2,3−ビス(ジ−tert−ブチ
ルホスフィノメチル)および(2−endo,3−endo)−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2,3−ビス(ジ−tert−ブチルホスフィノメチル)である。
(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−フェニルベンゼン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)ベンゼン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジフェニルベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−フェニルベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ジフェニルベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−フェニルベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}−デシル)−4,5−ジフェニルベンゼン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−フェニルベンゼン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}−デシル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)ベンゼン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4,5−ジフェニルベンゼン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−フェニルベンゼン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)ベンゼン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、1,2−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1,2−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1,2−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−t−ブチルベンゼン、1,2−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−t−ブチルベンゼン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,
9,10−トリオキサ−アダマンチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−4−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)ベンゼン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−4−t−ブチルベンゼン、1,2−ビス(ジ−アダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1,2−ビス(ジ−アダマンチルホスフィノメチル)−4−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1,2−ビス(ジ−アダマンチルホスフィノメチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)ベンゼン、1,2−ビス(ジ−アダマンチルホスフィノメチル)−4−t−ブチルベンゼン、1−(P,Pアダマンチル,t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1−(P,Pアダマンチル,t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1−(P,Pアダマンチル,t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)ベンゼン、1−(P,Pアダマンチル,t−ブチルホスフィノメチル−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−t−ブチルベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)4,5−(ジ−t−ブチル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−t−ブチルベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダ
マンチルホスフィノメチル)−4−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−t−ブチルベンゼン、1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)ベンゼン、1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−t−ブチルベンゼン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン
、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4,5−(ジ−t−ブチル)ベンゼン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−t−ブチルベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−t−ブチルベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)ベンゼン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−t−ブチルベンゼン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}−デシル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}−デシル)−4,5−(ジ−t−ブチル)ベンゼン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−t−ブチルベンゼン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)ベンゼン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4,5−(ジ−t−ブチル)ベンゼン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−t−ブチルベンゼン、1,2−ビス−(P−(2,2,6,6−テトラメチル−ホスフィノメチル−シクロヘキサン−4−オン)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、1−(ジ−tert−ブチルホスフィノメチル)−2−(ホスファ−アダマンチル)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、1−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−2−(ホスファ−アダマンチル)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、1−(ホスファ−アダマンチル)−2−(ホスファ−アダマンチル)−4−(トリ
メチルシリル)メチルベンゼン、1−(ジ−tert−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、1−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノ)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、1−(ジ−tert−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノ)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、1−(ジ−tert−ブチルホスフィノメチル)−2−(P−(2,2,6,6−テトラメチル−ホスファ−シクロヘキサン−4−オン)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、1−(ジ−tert−ブチルホスフィノメチル)−2−(P−(2,2,6,6−テトラメチル−ホスファ−シクロヘキサン−4−オン)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、1−(2−(P−(2,2,6,6−テトラメチル−ホスファ−シクロヘキサン−4−オン))−4−トリメチルシリルベンジル)−2,2,6,6−テトラメチル−ホスファ−シクロヘキサン−4−オン、1−(tert−ブチル,アダマンチルホスフィノ)−2−(ジ−アダマンチルホスフィノメチル)−4−(トリメチルシリル)ベンゼン、〔ここで、「ホスファ−アダマンチル」は、2−ホスファ−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサアダマンチル、2−ホスファ−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサアダマンチル、2−ホスファ−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロメチル)−6、9,10−トリオキサアダマンチル、または2−ホスファ−1,3,5−トリ(トリフルオロメチル)−6,9,10−トリオキサアダマンチルから選択される〕、1−(ジtertブチルホスフィノメチル)−2−(P−(2,2,6,6−テトラメチル−ホスファ−シクロヘキサン−4−オン))−4−(トリメチルシリル)フェロセン、1,2−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジフェニルフェロセン、1,2−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)フェニルフェロセン、1,2−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)フェロセン、1,2−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(トリメチルシリル)フェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−4,5−ジフェニルフェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−4−(または1’)フェニルフェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)フェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)4−(または1’)(トリメチルシリル)フェロセン、1,2−ビス(ジ−アダマンチルホスフィノメチル)−4,5ジフェニルフェロセン、1,2−ビス(ジ−アダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)フェニルフェロセン、1,2−ビス(ジ−アダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)フェロセン、1,2−ビス(ジ−アダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(トリメチルシリル)フェロセン、1−(P,Pアダマンチル,t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジフェニルフェロセン、1−(P,Pアダマンチル,t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)フェニルフェロセン、1−(P,Pアダマンチル,t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)フェロセン、1−(P,Pアダマンチル,t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(トリメチルシリル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)4,5−ジフェニルフェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)フェニルフェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)4,5−ビス−(トリメチルシリル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,
5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(トリメチルシリル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ジフェニルフェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)フェニルフェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(トリメチルシリル)フェロセン、1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,
5−ジフェニルフェロセン、1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)フェニルフェロセン、1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)フェロセン、1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(トリメチルシリル)フェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]デシル)−4,5−ジフェニルフェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(または1’)フェニルフェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)フェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(または1’)(トリメチルシリル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジフェニルフェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)フェニルフェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(トリメチルシリル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ジフェニルフェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)フェニルフェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(トリメチルシリル)フェロセン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1
.1[3.7]}−デシル)−4,5−ジフェニルフェロセン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(または1’)フェニルフェロセン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}−デシル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)フェロセン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(または1’)(トリメチルシリル)フェロセン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4,5−ジフェニルフェロセン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(または1’)フェニルフェロセン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4,5−ビス−(トリメチルシリル)フェロセン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(または1’)(トリメチルシリル)フェロセン、1,2−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1,2−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1,2−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4(5ジ−t−ブチルフェロセン)、1,2−ビス(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)t−ブチルフェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−4−(または1’)(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)フェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−4−(または1’)t−ブチルフェロセン、1,2−ビス(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1,2−ビス(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1,2−ビス(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)フェロセン、1,2−ビス(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)t−ブチルフェロセン、1−(P,Pアダマンチル,t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1−(P,Pアダマンチル,t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1−(P,Pアダマンチル,t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)フェロセン、1−(P,Pアダマンチル,t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)t−ブチルフェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)
4,5−(ジ−t−ブチル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)t−ブチルフェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサ−アダマンチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)t−ブチルフェロセン、1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)フェロセン、1−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)t−ブチルフェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4、5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(または1’)(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4,5−(ジ−t−ブチル)フェロセン、1,2−ビス(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(または1’)t−ブチルフェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジ−t−ブチルホスフィノメチル)−4−(または1’)t−ブチルフェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメ
チル−1,3,5トリメチル− −6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4,5−(ジ−t−ブチル)フェロセン、1−(2−ホスフィノメチル−1,3,5−トリメチル6,9および1
0−トリオキサトリシクロ−{3.3.1.1[3.7]}デシル)−2−(ジアダマンチルホスフィノメチル)−4−(または1’)t−ブチルフェロセン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}−デシル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}−デシル)−4−(または1’)(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}−デシル)−4,5−(ジ−t−ブチル)フェロセン、1,2−ビス−ペルフルオロ(2−ホスフィノメチルLおよび3,5,7テトラメチル−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(または1’)t−ブチルフェロセン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4,5−ジ−(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]デシル)−4−(または1’)(2’−フェニルプロプ−2’−イル)フェロセン、1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−・S,5−(ジ−t−ブチル)フェロセン、
1,2−ビス−(2−ホスフィノメチル−1,3,5,7−テトラ(トリフルオロ−メチル)−6,9,10−トリオキサトリシクロ{3.3.1.1[3.7]}デシル)−4−(または1’)t−ブチルフェロセンが挙げられる。
(ジ−tert−ブチル(ホスフィノメチル))フェニル)ベンゼン
R19〜R30は、それぞれ独立して、水素、アルキル、アリール、またはHetを表し、R19は、水素、無置換C1〜C8アルキル、またはフェニルを表し、R20、R22、R23、R24、R25、R26は、それぞれ独立して、水素または無置換C1〜C8アルキルを表し、
R49およびR54は、存在する場合、それぞれ独立して、水素、アルキル、またはアリールを表し、
R50〜R53は、存在する場合、それぞれ独立して、アルキル、アリール、またはHetを表し、
YY1およびYY2は、存在する場合、それぞれ独立して、酸素、硫黄、またはN−R55〔式中、R55は、水素、アルキル、またはアリールを表す〕を表す。
R1〜R12は、同一のC1〜C6アルキル基、特に非置換C1〜C6アルキル、たとえば、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、iso−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、およびシクロヘキシルを表す。より好ましくは、各R1〜R12は、メチルまたはtert−ブチル、最も好ましくはメチルを表す。
マンチルは、2−ホスファ−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサアダマンチル基または2−ホスファ−1,3,5,−トリメチル−6,9,10−トリオキサアダマンチル基から選択される。最も好ましくは、2−ホスファ−アダマンチルは、2−ホスファ−1,3,5,7−テトラメチル−6,9,10−トリオキサアダマンチル基または2−ホスファ−1,3,5,−トリメチル−6,9,10−トリオキサアダマンチル基から選択される。
X3がCR7(R8)(R9)を表し、X4がCR10(R11)(R12)を表し、X1がCR1(R2)(R3)を表し、かつX2がCR4(R5)(R6)を表すもの、
X3がCR7(R8)(R9)を表し、X4がCR10(R11)(R12)を表し、かつX1およびX2がそれらが結合されているQ2と一緒になって2−ホスファア−ダマンチル基を形成するもの、
X3がCR7(R8)(R9)を表し、X4がCR10(R11)(R12)を表し、かつX1およびX2がそれらが結合されているQ2と一緒になって式1a
X3がCR7(R8)(R9)を表し、X4がアダマンチルを表し、かつX1およびX2がそれらが結合されているQ2と一緒になって2−ホスファア−ダマンチル基を形成するもの、
X3がCR7(R8)(R9)を表し、X4がアダマンチルを表し、かつX1およびX2がそれらが結合されているQ2と一緒になって式1a
X3がCR7(R8)(R9)を表し、X4がアダマンチルを表し、X1がCR1(R2)(R3)を表し、かつX2がCR4(R5)(R6)を表すもの、
X3がCR7(R8)(R9)を表し、X4がコングレッシルを表し、かつX1およびX2がそれらが結合されているQ2と一緒になって2−ホスファア−ダマンチル基を形成するもの、
X3がCR7(R8)(R9)を表し、X4がコングレッシルを表し、X1がCR1(R2)(R3)を表し、かつX2がCR4(R5)(R6)を表すもの、
X3およびX4が独立してアダマンチルを表し、かつX1およびX2がそれらが結合されているQ2と一緒になって2−ホスファア−ダマンチル基を形成するもの、
X3およびX4が独立してアダマンチルを表し、かつX1およびX2がそれらが結合されているQ2と一緒になって式1a
X3およびX4が独立してアダマンチルを表し、X1がCR1(R2)(R3)を表し、かつX2がCR4(R5)(R6)を表すもの、
X1、X2、X3、およびX4がアダマンチルを表すもの、
X3およびX4がそれらが結合されているQ1と一緒になって式1b
X3およびX4が独立してコングレッシルを表し、かつX1およびX2がそれらが結合されているQ2と一緒になって2−ホスファア−ダマンチル基を形成するもの、
X3およびX4がそれらが結合されているQ1と一緒になって式1b
X3およびX4が独立してコングレッシルを表し、X1がCR1(R2)(R3)を表し、かつX2がCR4(R5)(R6)を表すもの、
X3およびX4がそれらが結合されているQ1と一緒になって式1b
X3およびX4がそれらが結合されているQ1と一緒になって2−ホスファア−ダマンチル基を形成し、かつX1およびX2がそれらが結合されているQ2と一緒になって2−ホスファア−ダマンチル基を形成するもの、
が挙げられる。
X3がCR7(R8)(R9)を表し、X4がCR10(R11)(R12)を表し、X1がCR1(R2)(R3)を表し、かつX2がCR4(R5)(R6)を表すもの、特にR1〜R12がメチルであるもの、
が挙げられる。
(1)X3がCR7(R8)(R9)を表し、X4がCR10(R11)(R12)を表し、X1がCR1(R2)(R3)を表し、かつX2がCR4(R5)(R6)を表し、
AおよびBが同一であって−CH2−を表すか、Aが−CH2を表しかつBが存在せずにリンが基Rに直接連結され、
Q1およびQ2が両方とも、環の1および2位でR基に結合されたリンを表し、
Rが4−(トリメチルシリル)−ベンゼン−1,2−ジイルを表すもの、
(2)X3がCR7(R8)(R9)を表し、X4がCR10(R11)(R12)を表し、X1がCR1(R2)(R3)を表し、かつX2がCR4(R5)(R6)を表し、
AおよびBが同一であって−CH2−を表すか、Aが−CH2を表しかつBが存在せずにリンが基Rに直接連結され、
Q1およびQ2が両方とも、環の1および2位でR基に結合されたリンを表し、
Rが4−t−ブチル−ベンゼン−1,2−ジイルを表すもの、
(3)X3およびX4がそれらが結合されているQ1と一緒になって2−ホスファア−ダマンチル基を形成し、かつX1およびX2がそれらが結合されているQ2と一緒になって2−ホスファア−ダマンチル基を形成し、
AおよびBが同一であって−CH2−を表すか、Aが−CH2を表しかつBが存在せずにリンが基Rに直接連結され、
Q1およびQ2が両方とも、環の1および2位でR基に結合されたリンを表し、
Rが4−(トリメチルシリル)−ベンゼン−1,2−ジイルを表すもの、
(4)X1、X2、X3、およびX4がアダマンチルを表し、
AおよびBが同一であって−CH2−を表すか、Aが−CH2を表しかつBが存在せずにリンが基Rに直接連結され、
Q1およびQ2が両方とも、環の1および2位でR基に結合されたリンを表し、
Rが4−(トリメチルシリル)−ベンゼン−1,2−ジイルを表すもの、
(5)X3がCR7(R8)(R9)を表し、X4がCR10(R11)(R12)を表し、X1がCR1(R2)(R3)を表し、かつX2がCR4(R5)(R6)を表し、
AおよびBが同一であって−CH2−を表すか、Aが−CH2を表しかつBが存在せずにリンが基Rに直接連結され、
Q1およびQ2が両方とも、環の1および2位でR基に結合されたリンを表し、
Rがフェロセンまたはベンゼン−1,2−ジイルを表すもの、
(6)X3およびX4がそれらが結合されているQ1と一緒になって2−ホスファア−ダマンチル基を形成し、かつX1およびX2がそれらが結合されているQ2と一緒になって2−ホスファア−ダマンチル基を形成し、
AおよびBが同一であって−CH2−を表すか、Aが−CH2を表しかつBが存在せずにリンが基Rに直接連結され、
Q1およびQ2が両方とも、環の1および2位でR基に結合されたリンを表し、
Rがフェロセンまたはベンゼン−1,2−ジイルを表すもの、
(7)X1、X2、X3、およびX4がアダマンチルを表し、
AおよびBが同一であって−CH2−を表すか、Aが−CH2を表しかつBが存在せずにリンが基Rに直接連結され、
Q1およびQ2が両方とも、環の1および2位でR基に結合されたリンを表し、
Rがフェロセンまたはベンゼン−1,2−ジイルを表すもの、
が挙げられる。
R1〜R12がアルキルでありかつ同一であり、好ましくはそれぞれがC1〜C6アルキルとくにメチルを表すもの、
が挙げられる。
各R1〜R12が同一でありかつメチルを表し、
AおよびBが同一でありかつ−CH2−を表し、
Rがベンゼン−1,2−ジイル、フェロセン−1.2−ジイル、4−t−ブチル−ベンゼン−1,2−ジイル、4(トリメチルシリル)−ベンゼン−1,2−ジイルを表すもの、
が挙げられる。
素原子以外に、本明細書に定義される1個以上の置換基を含む場合、好ましくは、各置換基は同一である。好ましい置換基は、無置換C1〜C8アルキルおよびトリフルオロメチル、特にメチルなどの無置換C1〜C8アルキルである。きわめて好ましいアダマンチル基、コングレッシル基、ノルボルニル基、または1−ノルボルナジエニル(norborndienyl)基は、水素原子のみを含む。すなわち、アダマンチル基 コングレッシル基、ノルボルニル基、または1−ノルボルナジエニル基は、置換されていない。
式I〜IVで示される化合物でAおよびBが表す「低級アルキレン」という用語は、本明細書で用いられる場合、C0〜C10基またはC1〜C10基を包含し、後者の場合、基上の2箇所で結合されて基Q1またはQ2をR基に結合することが可能であり、後者の場合、それ以外では以下の「アルキル」と同様に定義される。それにもかかわらず、後者の場合、メチレンが最も好ましい。前者の場合、C0とは、基Q1またはQ2がR基に直接結合され、C1〜C10低級アルキレン基が存在しないことを意味し、この場合、AおよびBの一方のみがC1〜C10低級アルキレンである。いずれの場合も、基AまたはBの一方がC0である場合、他方の基はC0にはなりえず、本明細書に定義されるC1〜C10基でなければなない。したがって、AおよびBの少なくとも一方は、C1〜C10「低級アルキレン」基でなければならないので、「場合により存在していてもよい」という用語は、それに応じた解釈がなされるものとする。
にハロ、ニトロ、シアノ、チオ、およびアミノを表す。好ましくは、R19〜R30は、水素、無置換C1〜C8アルキル、またはフェニル、より好ましくは、水素または無置換C1〜C8アルキルを表す。
より、たとえば、式の1つで示される化合物またはその好適な塩もしくは誘導体の立体異性混合物の分別結晶化、クロマトグラフィー、またはH.P.L.C.により達成可能である。式の1つで示される化合物の個別のエナンチオマーはまた、対応する光学的に純粋な中間体から、または分割により、たとえば、好適なキラル担体を用いて対応するラセミ体のH.P.L.C.により、もしくは対応するラセミ体と必要に応じて好適な光学活性の酸もしくは塩基との反応により形成されたジアステレオ異性塩の分別結晶化により、調製可能である。
さらなる態様によれば、本発明は、プロセスが担体、好ましくは不溶性担体を含む触媒を用いて行われる、本明細書に定義されるエチレン性不飽和化合物のカルボニル化プロセスを提供する。
触媒下でエチレンと一酸化炭素とメタノールとからメチルプロパノエートを調製する連続プロセスでは、所望の生成物メチルプロパノエートを生成するために、触媒系の存在下で液相中で精製ストリームの一酸化炭素とエチレンとメタノールとの反応を利用する。図1は、反応槽内のレベルを3%w/wに維持するように水を連続的に供給する場合に適合する供給速度で使用される装置の概略図である。しかしながら、フロー図は、水が不在の場合の比較実験にも同様に適用可能である。
不活性雰囲気下で5リットル丸底フラスコ中に3960mlのメチルプロパナオエート(methyl propanaote)および40mlのメタノールを入れる。この材料を窒素で3時間スパージングして十分に脱酸素化されたことを保証する。この溶液に172.5mgのパラジウムdba(トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(Pd2(dba)3)とトリス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(Pd(dba)3)との混合物(Aldrich)−Pdアッセイ 20.04%Pdおよび160mgの1,2−ビス(ジ−tert−ブチルホスフィノメチル)ベンゼンを添加する。これは、1:1.25のパラジウム:ホスフィン比の3.25×10−4モルのパラジウムおよび4.06×10−4モルのホスフィン配位子と一致する。パラジウム塩およびホスフィン配位子を12時間かけて錯体化した後、420μlのメタンスルホン酸を添加する。この結果、1:20のパラジウム:メタンスルホン酸比になる。これにより触媒の調製は終了し、この時点で使用可能な状態になる。触媒溶液のパラジウム濃度は、9.44ppmPdである。パラジウム供給速度の計算に用いられるパラジウムのMWは、106.4ダルトンである。
速度は低下した。
パラジウムのターンオーバー数を以下のようにCO使用量に基づいて計算する。
1. ノルマルリットル(NL)/hr単位のCO使用量=反応器に供給されたCO−反応器から送出されたCO。反応器から送出されたCOは、二成分を有する。
i) 反応器出口ガス中のCO。ガスとして送出されたCO=ヘッドスペースCO%×全送出フロー/100(所与のヘッドスペースCOに対する全送出フロー)は、流量計を用いて決定される。ヘッドスペース%COは、Rosemount NGA 2000
IR分析計を用いて赤外分析により決定される。
ii) 液相に溶解されたCO。最初に、液相に溶解されたガスの全量を入口フローと全出口ガスフローとの差として計算する。このCOの%は、ヘッドスペースCO%を用いて計算される。これは、ガスおよび液体が反応器内で十分に混合され、したがって、液相ガス濃度が気相出口組成に類似すると仮定する。
2. 反応は、簡潔にするために、MePの選択率が100%であると仮定される(実際値は、GCにより決定される>99.6%である)。したがって、モル/hr単位のCO使用量は、モル/hr単位の生成されたMePに直接変換される。
3. モルMeP/モルPd単位のTONは、モル/hr単位の生成されたMePをgモル/hr単位の供給されたパラジウムで割り算して計算される。供給されたパラジウムは、触媒供給原料中のパラジウムの濃度および反応器への添加速度を知ることにより計算される。
4. 表1の第1欄から(from from)のデータを用いた実施例の計算は、以下のとおりである。
i) 供給されたCO=62.7NL/hr、供給されたエテン=217.8 NL/hr
ii) 5.0%ヘッドスペースCOでの全ガス出口フロー=152.4NL/hr
iii) 出口フロー中のCO=152.4の5.0%=7.62NL/hr
iv) 溶解されたガスとして消失したガス=全添加ガス−(全反応ガス+ガス出口フロー)
=280.5−(110.16+152.4)
=17.64NL/hr
v) 送出液体中に溶解されたCO=17.64の5%=0.88NL/hr
vi) 全CO使用量=62.77−(7.62+0.88)=54.27NL/hr
vii) モル/hr単位のCO使用量=54.27/24=2.26モル/hr
viii) 生成したMePは=2.26モル/hr
ix) 触媒供給原料中のPd濃度=8.1224×10−5gモル/リットル
x) 触媒供給速度=0.207ml/min
xi) Pd供給速度=1.0088×10−6gモル/hr
xii) TON =(viii)/(xi)=224万モルMeP/モルPd
Claims (8)
- 易動性水素原子を有する、水やその供給源を除く、共反応剤の存在下で一酸化炭素を用いるエチレン性不飽和化合物のモノカルボニル化のための触媒系のTONを増大させる方法であって、
前記触媒が、
(a)第8族、第9族、もしくは第10族の金属またはその好適な化合物と、
(b)一般式(I)
基X3およびX4は、独立して、30個までの原子の一価基を表し、またはX3およびX4は、一緒になって、40個までの原子の二価基を形成し、かつX5は、400個までの原子を有し、
Q1は、リン、ヒ素、またはアンチモンを表す〕
で示される配位子と、
c)場合によりアニオン源と、
を組み合わせることにより取得可能であり、
水またはその供給源を前記触媒系に添加する工程を含み、かつ電気陽性金属の存在下で行われることを特徴とする、方法 - 前記触媒系が液相中に存在する、請求項1に記載の方法。
- 前記液相中で前記触媒系に接触する反応槽および/または反応槽の給排用導管の1つ以上が、前記電気陽性金属で形成される、請求項2に記載の方法。
- 前記触媒系に添加される水の量が0.001〜10%w/w液相である、請求項2または3に記載の方法。
- 前記モノカルボニル化が連続プロセスである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記エチレン性不飽和化合物が、アセチレン、メチルアセチレン、プロピルアセチレン、1,3−ブタジエン、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン、ペンテン、ペンテンニトリル、メチル3−ペンテノエートなどのアルキルペンテノエート、ペンテン酸(たとえば2−および3−ペンテン酸)、ヘプテン、ビニルアセテートなどのビニルエステル、オクテン、ドデセンから選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記配位子が式III
Hは、架橋中に1〜6個の原子を有する二価有機架橋基であり、
基X1、X2、X3、およびX4は、独立して、30個までの原子の一価基を表し、場合により、前記基をQ1原子もしくはQ2原子に結合させる少なくとも1個の第三級炭素原子を有していてもよく、またはX1およびX2および/またはX3およびX4は、一緒になって、40個までの原子の二価基を形成し、場合により、前記基をQ1原子および/またはQ2原子に結合させる少なくとも2個の第三級炭素原子を有していてもよく、かつ
Q1およびQ2は、それぞれ独立して、リン、ヒ素、またはアンチモンを表す〕
を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。 - 以上に記載したようにかつ実施例に準拠して触媒系のTONを増大させる方法。
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