JP2013512139A - 車両ドア補強ビーム - Google Patents
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Abstract
Description
Claims (42)
- 車両のための構造用ドアビームであって、前記構造用ドアビームを車両ドアに固定する端部取り付けフランジが一体に形成された板金ストリップを有し、前記板金ストリップは、断面で見て、2つの山部及び前記2つの山部相互間に位置した谷部を含む輪郭形状を有し、前記2つの山部の各々は、頂部及び前記頂部と一体の2つの反対側に位置した側壁を有し、各山部の第1の側壁は、前記山部の前記頂部から遠ざかって前記山部の開放基部に向かって延びると共に前記山部の前記開放基部に隣接して前記板金ストリップの縁に沿って形成された外側フランジと一体であり、第2の側壁は、前記山部の前記頂部から前記第1の側壁よりも更に遠ざかって延びて前記谷部の2つの互いに反対側に位置した側壁のうちの一方を同時に構成しており、前記2つの山部のうちの一方は、第1の方向に沿って前記山部の前記開放基部から前記山部の前記頂部まで垂直に測定して高さHを有し、前記谷部は、前記第1の方向とは逆の第2の方向に沿って前記2つの山部のうちの前記一方の前記開放基部から前記谷部の底部まで垂直に測定して約0.2Hよりも大きい深さを有し、前記谷部の前記底部は、前記谷部の前記2つの互いに反対側の側壁と一体である、構造用ドアビーム。
- 前記谷部は、約0.2H〜約Hの深さを有する、請求項1記載の構造用ドアビーム。
- 前記谷部は、約0.5H以上の深さを有する、請求項1又は2記載の構造用ドアビーム。
- 前記谷部は、約0.9H以上の深さを有する、請求項3記載の構造用ドアビーム。
- 前記2つの山部のうちの他方は、前記第1の方向に沿って前記山部の前記開放基部から前記頂部まで垂直に測定して同一の高さHを有する、請求項1〜4のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 前記2つの山部のうちの他方は、前記第1の方向に沿って前記山部の前記開放基部から前記頂部まで垂直に測定してHよりも小さな異なる高さを有する、請求項1〜4のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 前記2つの山部の各々の前記開放基部は、共通平面内に位置している、請求項1〜6のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 各外側フランジは、前記共通平面内に位置した外方に延びる中間部分及び前記共通平面から外れて位置する上曲がり縁部分を有する、請求項7記載の構造用ドアビーム。
- 前記板金ストリップは、高強度鋼から成る、請求項1〜8のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 前記板金ストリップは、少なくとも600MPaの引張り強度を有する、請求項1〜9のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 車両のための構造用ドアビームであって、前記構造用ドアビームを車両ドアに固定する端部取り付けフランジが一体に形成された板金ストリップを有し、前記板金ストリップは、断面で見て、2つの山部及び前記2つの山部相互間に位置した谷部を含む輪郭形状を有し、前記2つの山部の各々は、互いに反対側に位置した側壁、前記互いに反対側に位置した側壁と一体の頂部及び開放基部を有し、前記谷部は、前記2つの山部のうちのいずれか一方の高さの少なくとも約20%だけ前記2つの山部の各々の外側の前記開放基部の下に延び、前記高さは、前記2つの山部のうちの前記いずれか一方の前記開放基部から前記頂部まで測定される、構造用ドアビーム。
- 前記谷部は、前記2つの山部のいずれか一方の前記高さの約20%〜約100%だけ前記2つの山部の各々の前記開放基部の下に延びている、請求項1記載の構造用ドアビーム。
- 前記谷部は、前記2つの山部のいずれか一方の前記高さの少なくとも約50%だけ前記2つの山部の各々の前記開放基部の下に延びている、請求項11又は12記載の構造用ドアビーム。
- 前記谷部は、前記2つの山部のいずれか一方の前記高さの約90%以下だけ前記2つの山部の各々の前記開放基部の下に延びている、請求項11〜13のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 前記2つの山部は、同一の前記谷部の互いに反対側に配置されている、請求項11〜14のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 前記板金ストリップは、高強度鋼から成る、請求項11〜15のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 前記板金ストリップは、少なくとも600MPaの引張り強度を有する、請求項11〜16のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 車両のための構造用ドアビームであって、前記構造用ドアビームを車両ドアに固定する端部取り付けフランジが一体に形成された板金ストリップを有し、前記板金ストリップは、異形断面のものであり、前記板金ストリップは、ビード構造体を有し、前記ビード構造体は、前記ビード構造体の長さの少なくとも一部分に沿って長手方向に延びる第1、第2及び第3のビードを含み、前記第1のビードと前記第2のビードは、中間領域によって横方向に互いに隔てられ、外側フランジが各々、前記第1及び第2のビードから外方に遠ざかって横方向に延びており、前記第1のビードは、前記横方向と前記長手方向の両方に垂直な第1の方向に最大高さHまで延び、前記第3のビードは、前記中間領域内に位置した状態で、前記第1の方向とは逆の第2の方向に少なくとも約0.2Hの最大高さまで延びている、構造用ドアビーム。
- 前記第3のビードは、前記第2の方向に約0.2H〜約Hの最大高さまで延びている、請求項18記載の構造用ドアビーム。
- 前記第3のビードは、前記第2の方向に少なくとも約0.5Hの最大高さまで延びている、請求項18又は19記載の構造用ドアビーム。
- 前記第3のビードは、前記第2の方向に約0.9H以下の最大高さまで延びている、請求項20記載の構造用ドアビーム。
- 前記第1のビードと前記第2のビードと前記第3のビードは、互いに平行である、請求項18〜21のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 共通平面が前記板金ストリップの互いに反対側の側縁部に沿って設けられた前記外側フランジを通り、前記第1の山部及び前記第2の山部の各々の高さは、前記共通平面に対して測定される、請求項18〜22のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 前記第2のビードの高さは、前記第1のビードの高さHとほぼ同じである、請求項18〜23のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 前記第2のビードの高さは、前記第1のビードの高さHとは異なり且つこれよりも小さい、請求項18〜23のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 各外側フランジは、前記第1のビード及び前記第2のビードのうちの一方と一体である外方に延びる中間部分と、前記第1の方向に向かって上に曲げられた縁部分とを有する、請求項18〜25のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 前記板金ストリップは、高強度鋼から成る、請求項18〜26のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 前記板金ストリップは、少なくとも600MPaの引張り強度を有する、請求項18〜27のうちいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 車両のための構造用ドアビームであって、所与の厚さ及び既知の材料組成の中央ウェブによって構成された細長い多チャネル型構造体を有し、前記構造用ドアビームを車両ドアに固定する端部取り付けフランジが前記細長い多チャネル型構造体と一体に形成され、前記細長い多チャネル型構造体は、横方向に互いに隔てられた2つの外側チャネル及び前記2つの外側チャネル相互間に設けられた第3のチャネルを有し、前記2つの外側チャネルのうちの第1のチャンネルは、既知の高さの山部まで絞り加工され、前記第3のチャネルは、前記2つの外側チャネル相互間にトラフを構成し、材料品質及びトラフとピークとの間の距離は、前記所与の厚さ及び材料組成の前記ウェブの場合、1回の常温成形作業で達成できる最大の品質及び距離を超える、構造用ドアビーム。
- 前記2つの外側チャネルの他方は、前記2つの外側チャネルのうちの前記第1のチャネルの前記山部の高さと同一である既知の高さの山部まで絞り加工されている、請求項29記載の構造用ドアビーム。
- 前記2つの外側チャネルの他方は、前記2つの外側チャネルのうちの前記第1のチャネルの前記山部の高さよりも小さい既知の高さの山部まで絞り加工されている、請求項29記載の構造用ドアビーム。
- 前記中央ウェブは、高強度鋼から成る、請求項29〜31のうちのいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 前記高強度鋼は、少なくとも600MPaの引張り強度を有する、請求項32記載の構造用ドアビーム。
- 前記2つの外側チャネルと前記第3のチャネルは、互いに平行である、請求項24〜33のうちのいずれか一に記載の構造用ドアビーム。
- 構造用ドアビームを成形する方法であって、前記方法は、
板金ブランクを第1の成形ステーション内に配置するステップを有し、前記板金ブランクは、第1及び第2の互いに反対側の側部を有し、
最初の成形作業において、中央ビードを前記板金ブランクの前記第1の側部よりも上方の所定高さのところまで絞り加工するステップを有し、前記中央ビードに隣接して位置する板金ブランクの複数の部分は、前記最初の成形作業中、実質的に非成形状態のままであり、
前記板金ブランクを第2の成形ステーションに移送するステップを有し、
2回目の成形作業において、前記中央ビードの各側に1つずつ設けられた2つのビードを前記板金ブランクの非成形部分内で絞り加工するステップを有し、前記2つのビードは、前記板金ブランクの前記第2の側部よりも上方の所定高さのところまで絞り加工される、方法。 - 前記板金ブランクの前記第1の側部の上方の前記所定高さと前記板金ブランクの前記第2の側部の上方の前記所定高さの和は、1回の成形作業を用いて達成できる最大高さよりも大きい、請求項35記載の方法。
- 前記最初の成形作業及び前記2回目の成形作業は、常温成形作業である、請求項35又は36記載の方法。
- 前記最初の成形作業の実施後に、前記構造用ドアビームの外側縁部分の輪郭を定めるために前記板金ブランクをトリムするステップを有する、請求項35〜37のうちいずれか一に記載の方法。
- 前記板金ブランクの横方向側縁部に沿って外側のトリムされた縁部分に隣接して外側フランジを形成するステップを有する、請求項38記載の方法。
- 前記板金ブランクは、高強度鋼である、請求項35〜39のうちいずれか一に記載の方法。
- 前記板金ブランクは、少なくとも600MPaの引張り強度を有する、請求項35〜39のうちいずれか一に記載の方法。
- 前記最初の成形作業及び前記2回目の成形作業は、常温成形作業である、請求項35〜41のうちいずれか一に記載の方法。
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