JP2013500442A5

JP2013500442A5 -

Info

Publication number: JP2013500442A5
Application number: JP2012521999A
Authority: JP
Filing date: 2010-07-20
Publication date: 2013-06-20
Anticipated expiration: 2030-07-20

Claims

少なくとも１つのアンバランスウェイト部（２１、２２；２３、２４）と、前記少なくとも１つのアンバランスウェイト部（２１、２２；２３、２４）と関連する少なくとも１つの軸受けポイント（１６、１７）とを含み、
前記軸受けポイント（１６、１７）は、
前記軸受けポイント（１６、１７）の周囲に一部のみ延伸する半径方向の周囲面（１８）を含み、これにより、バランスシャフト（１１）の回転から生じる遠心力が、前記軸受けポイント（１６、１７）の周囲に一部延伸する前記周囲面（１８）によって形成される前記軸受けポイント（１６、１７）の領域にあり、
前記軸受けポイント（１６、１７）の部分的に形成された周囲面（１８）を囲み、非ポジティブ接合および／またはポジティブ接合および／または密着接合によって前記軸受けポイント（１６、１７）に接続されるレースウェイ（２５）を含む、単気筒エンジンまたは多気筒エンジン用のバランスシャフトであって、
前記軸受けポイント（１６、１７）の前記周囲面（１８）は、前記レースウェイ（２５）を受けるための受入領域（３３）と、非ポジティブ嵌合および／またはポジティブ嵌合および／または密着嵌合によって前記受入領域（３３）の少なくとも軸側面（３７）に接続される、前記レースウェイ（２５）の少なくとも軸方向に外側の縁部領域または少なくとも環状の領域とを有し、または、前記レースウェイ（２５）は、その滑走面（３８）に、および、該滑走面に隣接して軸方向に支持部（６１）を有し、該支持部（６１）は、半径方向に少なくとも一部延伸するが周囲全体に延伸せず、前記受入領域（３３）または前記本体（１４）に接続されること
を特徴とする、バランスシャフト。
少なくとも１つのリバースドロー成形面（３４）が、前記軸受けポイント（１６、１７）の前記周囲面（１８）に隣接して周囲方向に備えられ、前記軸受けポイント（１６、１７）の断面積を減少させることを特徴とする、請求項１に記載のバランスシャフト。
前記受入領域（３３）が凹んでおり、
前記受入領域（３３）が、前記受入領域（３３）の幅に沿って少なくとも一部に延伸する少なくとも１つの環状の接触面（３６）を含む
ことを特徴とする、請求項１に記載のバランスシャフト。
前記受入領域（３３）の前記接触面（３６）が、前記周囲面（１８）に対して回転軸（２）から半径方向に内側へずれ、これにより、前記レースウェイ（２５）の滑走面（３８）は、隣接する前記周囲面（１８）に対して半径方向に突出することを特徴とする、請求項３に記載のバランスシャフト。
半径方向の前記接触面（３６）が、前記受入領域（３３）の軸方向側面（３７）に支持され、前記レースウェイ（２５）のための接触肩部（４２）を形成することを特徴とする、請求項３に記載のバランスシャフト。
前記レースウェイ（２５）の少なくとも１つの軸方向端面（４６）が、前記受入領域（３３）の少なくとも１つの軸方向側面（３７）に配置されることを特徴とする、請求項１に記載のバランスシャフト。
前記レースウェイ（２５）は、凹んだ前記受入領域（３３）に配置可能であり、硬化処置によって処理され、未処理の縁部領域を含むことを特徴とする、請求項１に記載のバランスシャフト。
前記受入領域（３３）の前記接触面（３７）は、前記バランスシャフトの隣接部に対して高くなるか、あるいは、半径方向に突出することを特徴とする請求項１に記載のバランスシャフト。
前記凹んだ受入領域（３３）に前記レースウェイ（２５）を固定するために、前記受入領域（３３）に隣接する前記縁部領域（５１）に、特に前記周囲面（１８）に配置されるビード部（５１）によってフランジが備えられることを特徴とする、請求項１に記載のバランスシャフト。
単段状または多段状の輪郭部（４７）、または、少なくとも一部は周囲にある前記滑走面（３８）に対して傾斜している少なくとも１つの端面（４６）が、前記レースウェイ（２５）の前記少なくとも１つの端面（４６）に備えられ、隣接する縁部領域（５１）の前記フランジを備えた後に逃げ溝部として作用することを特徴とする、請求項９に記載のバランスシャフト。
前記支持部（６１）の少なくとも１つの半径方向の端面（６２）または軸方向の端面（６３）が、前記受入領域（３３）または前記本体（１４）に接続されることを特徴とする、請求項１に記載のバランスシャフト。
前記軸受けポイント（１６、１７）の前記周囲面（１８）が、１８０°未満の外周角を有することを特徴とする、請求項１に記載のバランスシャフト。
補強輪郭部（５４）が、前記軸受けポイント（１６、１７）の前記周囲面（１８）の前記半径方向の端部間に延伸し、屋根形であるか、前記周囲面に対して逆方向へ曲がるか、外側に曲がるか、あるいは多角形などであることを特徴とする、請求項１２に記載のバランスシャフト。
前記補強輪郭部（５４）および前記周囲面（１８）が、前記軸受けポイント（１６、１７）の断面領域を形成し、前記本体（１４）の回転軸（２７）は、前記断面領域の外側に存在するか、または前記補強輪郭部に隣接することを特徴とする、請求項１３に記載のバランスシャフト。
端部（１２、１３）および／または隣接するアンバランスウェイト部（２１、２４）および／または隣接する軸受けポイント（１６、１７）が、それぞれ前記レースウェイ（２５）の内径または転がり軸受（７６）の内輪部より小さいリバースドロー成形した直径を有することを特徴とする、請求項１に記載のバランスシャフト。