JP2009210134A - 手掛け具、該手掛け具を備えた空気調和装置の室外機および該室外機を用いた空気調和装置 - Google Patents

手掛け具、該手掛け具を備えた空気調和装置の室外機および該室外機を用いた空気調和装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ケーシング内のハーネスの余剰部分の処理を低コストで行う。
【解決手段】本発明の手掛け具3は、空気調和装置の室外機100のケーシング2に取り付けられる手掛け具3であって、手掛け具本体31と、手掛け具本体31の背面側に設けられ、ケーシング2の内部に収容されるハーネスhの余剰部分を巻き付けるためのハーネス巻付部32とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気調和装置の室外機に取り付けられる手掛け具、該手掛け具を備えた空気調和装置の室外機および該室外機を用いた空気調和装置に関する。
従来、風量や温度を調整して、室内を快適な状態に維持するための空気調和装置が知られている。空気調和装置は、主に、屋内に設置される室内機と、屋外に設置される室外機とを備えている。なかでも、室外機は、熱交換器、送風機、圧縮機、減圧機構、各種センサならびにこれらを制御する制御部などがケーシング内に収容されているものである(特許文献1参照)。そして、ケーシング内の各器機と制御部は、何本ものハーネス(導線)によって接続されている。
これらのハーネスは、同じ役割を果たすハーネスであっても、ケーシングのサイズによってその長さが異なる。たとえば、制御部と外気温センサのセンサ部とを接続するハーネスであっても、制御部の位置と外気温センサの取付位置との間を繋ぐために必要な過不足のない長さは、ケーシングのサイズが大きい場合には、ケーシングのサイズが小さい場合よりも長い。
特開2007−101025号公報
このような、異なるサイズのケーシング間で部品の共通化を図り、管理費などのコストを削減することが試みられている。
しかしながら、ハーネスを異なるサイズのケーシング間で共通化しようとすると、ハーネスの長さを、最も大きなサイズのケーシングに用いられるハーネスの長さに統一しなければならない。この場合には、ケーシングのサイズが小さくなればなる程、ハーネスの余剰部分が長くなり、ケーシング内で絡まり合ったり、メンテナンス時に作業の邪魔になったりしてしまうという問題がある。
この問題を解決するため、結束バンド等の部品を追加して、ハーネスの余剰部分を束ねることが行われている。しかしながら、結束バンド等の部品の追加に伴ってコストが増大し、部品の共通化によるコスト削減の効果が相殺されてしまう。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、ケーシング内のハーネスの余剰部分の処理を低コストで行うことができる手掛け具、該手掛け具を備えた空気調和装置の室外機および該室外機を用いた空気調和装置を提供することを目的としている。
本発明の手掛け具(3)は、空気調和装置の室外機(100)のケーシング(2)に取り付けられる手掛け具(3)であって、手掛け具本体(31)と、該手掛け具本体(31)の背面側に設けられ、前記ケーシング(2)の内部に収容されるハーネス(h)の余剰部分を巻き付けるためのハーネス巻付部(32)とを有する。
この発明によれば、ハーネス(h)の余剰部分を巻き付けるためのハーネス巻付部(32)が、手掛け具本体(31)の背面側に設けられていることにより、この手掛け具(3)を空気調和装置の室外機(100)のケーシング(2)に取り付けると、室外機(100)の内部に収容されたハーネス(h)の余剰部分を手掛け具本体(31)の背面側に巻き付けられるようになる。このため、空気調和装置の室外機(100)の部品点数を増加させることなく、ケーシング(2)内のハーネス(h)の余剰部分を所定の場所にまとめておくことができる。したがって、ケーシング(2)内のハーネス(h)の余剰部分の処理を低コストで行うことができる。しかも、ケーシング(2)の内側に突出する手掛け具(3)にハーネス巻付部(32)を設けているので、ハーネス(h)の余剰部分の巻き付け作業を行いやすい。
また、前記ハーネス巻付部(32)が、前記手掛け具本体(31)の背面側に複数設けられていることが好ましい。
この発明によれば、ハーネス巻付部(32)が、手掛け具本体(31)の背面側に複数設けられていることにより、ハーネス巻付部(32)に、ハーネス(h)の余剰部分を大量に巻き付けることができる。また、ハーネス(h)を、ハーネス(h)の種類に応じて、異なるハーネス巻付部(32)に巻き付けることもできる。
また、前記ハーネス巻付部(32)の先端には、該ハーネス巻付部(32)に巻き付けられた前記ハーネス(h)が前記ハーネス巻付部(32)から解けるのを防止するための解け止め手段(33)が設けられていることが好ましい。
この発明によれば、ハーネス巻付部(32)の先端に、ハーネス巻付部(32)に巻き付けられたハーネス(h)が解けるのを防止するための解け止め手段(33)が設けられていることにより、ハーネス巻付部(33)に巻き付けられたハーネス(h)をその状態のまま維持できる。
また、前記解け止め手段(33)は、前記ハーネス巻付部(32)の先端から直角方向に突出する板状を呈した直立部(33a)を有することが好ましい。
この発明によれば、解け止め手段(33)が、前記ハーネス巻付部(32)の先端から直角方向に突出する板状を呈した直立部(33a)を有しているという、簡素な構造でハーネス(h)が解けるのを防止することができる。
また、前記解け止め手段(33)は、鉤状を呈した鉤部(33b)を有することが好ましい。
この発明によれば、解け止め手段(33)が、鉤状を呈した鉤部(33b)を有していることにより、ハーネス巻付部(32)へのハーネス(h)の余剰部分の過剰な巻き付けを防ぐことができる。また、解け止め手段(33)にもハーネス(h)の余剰部分を巻き付けておくことができる。
また、前記解け止め手段(33)は、前記ハーネス巻付部(32)の側部から突出した保持部(33c)を有し、該保持部(33c)には前記ハーネス(h)の余剰部分を保持可能な溝(33c1、33c2)が形成されていることが好ましい。
この発明によれば、ハーネス巻付部(32)の側部から突出し、ハーネス(h)の余剰部分を保持するための溝(33c1、33c2)が形成された保持部(33c)に、ハーネス(h)の余剰部分を保持させることによって、ハーネス(h)の余剰部分がハーネス巻付部(32)から解けるのを防止することができる。
また、前記手掛け具本体(31)および前記ハーネス巻付部(32)が、合成樹脂により一体に成形されていることが好ましい。
この発明によれば、手掛け具本体(31)およびハーネス巻付部(32)が、合成樹脂により一体に成形されているので、手掛け具本体(31)とハーネス巻付部(32)とを一括で成形することができる。
本発明の空気調和装置の室外機(100)は、上記の手掛け具(3)がケーシング(2)に取り付けられている。
この発明によれば、ハーネス(h)の余剰部分を巻き付けるためのハーネス巻付部(32)が、手掛け具本体(31)の背面側に設けられた手掛け具(3)をケーシング(2)に取り付けることにより、空気調和装置の室外機(100)の内部に収容されたハーネス(h)の余剰部分を手掛け具(3)の背面側に巻き付けられるようになる。このため、空気調和装置の室外機(100)の部品点数を増加させることなく、ケーシング(2)内のハーネス(h)の余剰部分を所定の場所にまとめておくことができる。したがって、ケーシング(2)内のハーネス(h)の余剰部分の処理を低コストで行うことができる。
本発明の空気調和装置は、上記の手掛け具(3)がケーシング(2)に取り付けられた室外機(100)を用いている。
本発明によれば、ケーシング内のハーネスの余剰部分の処理を低コストで行うことができる。
以下で、本発明の手掛け具、空気調和装置の室外機および空気調和装置について、図面を用いて詳細に説明する。
本実施の形態の空気調和装置は、主に、屋内に設置される室内機と、室内機に連結され、屋外に設置される室外機100とを備えている。室内機と室外機は、環状の管によって連絡され、前記管の内部を、熱媒体である冷媒が循環している。
図1は、空気調和装置の室外機100の背面側を説明するための斜視図である。室外機100は、図1に示されるように、熱交換器4、送風機、減圧機構、制御部および圧縮機などを内部に収容するケーシング2と、ケーシング2に取り付けられ、運搬時などに作業者が手を掛ける手掛け具3とを含む。
ケーシング2は、板金製の筐体であり、天板20と、天板20の下面側に略垂直に設けられる側板22と、側板22の下端側に設けられ、かつ、天板20に対して略平行に設けられる底フレーム23とを含む。ケーシング2の側部には、外気をケーシング2の内部に取り込むための吸い込み口2aと、ケーシング2の内部で熱交換が済んだ空気をケーシング2の外部に吹き出すための吹き出し口(図示しない)とが形成されている。そして、ケーシング2には、吸い込み口2aを覆うように吸込グリル6が、吹き出し口を覆うように吹出グリル(図示しない)が取り付けられている。また、ケーシング2の内部は、仕切り板21によって、熱交換器4および送風機などを収容するための熱交換器室Aと、減圧機構、圧縮機および制御部などを収容するための機械室Bとに仕切られている。そして、側板22のうち、室外機100の背面側であって、機械室Bを覆うように設置される部分には、手掛け具3を取り付けるための開口2c(図4参照)が形成されている。
そして、ケーシング2内の制御部と各器機は、それぞれハーネスhによって接続されている。各ハーネスhの長さは、異なるサイズのケーシング間で部品の共通化を図り、管理費などのコストを削減するために、最も大きなサイズのケーシング2に対応できるように統一されている。たとえば、制御部と外気温センサのセンサ部とを接続するハーネスhでは、その長さを、ケーシング2のサイズが最も大きい場合における、制御部の位置と外気温センサの取付位置との間を繋ぐために必要な過不足のない長さに統一している。本実施の形態では、サイズが最大でないケーシング2を用いた場合を想定しており、ケーシング2の機械室B内には、ハーネスhの余剰部分が発生している。
図2は、手掛け具3の前面側を説明するための斜視図である。図3は、手掛け具3の背面側を説明するための斜視図である。図4は、手掛け具3が、ケーシング2に取り付けられた状態を説明するための断面図である。
手掛け具3は、運搬時などに作業者が手をケーシング2の内方へ向けて差し込む部分である手掛け具本体31と、ケーシング2の内部に収容されるハーネスhの余剰部分を巻き付けるためのハーネス巻付部32とを含む。手掛け具本体31およびハーネス巻付部32は、合成樹脂により一体に成形されている。
手掛け具本体31は、図2に示されるように、一方が開放された略椀状を呈し、左右側壁の中間部に、向かい合うように1対の凹みが形成され、その1対の凹みを繋ぐように架設部31cが設けられている。手掛け具本体31の架設部31cを上縁部とする架設部31c下側の横長開口は、作業者が手を掛けるための手掛け穴31aである。また、架設部31cを下縁部とする手掛け具本体31の上側の端面31dは、ケーシング本体22の内面に当接する部分である。また、手掛け穴31aの周縁部には、ケーシング本体22に形成された開口2cの周縁部外側表面に当接し、開口2cから手掛け具3のケーシング2の内部への脱落を防止するための縁部31bが、手掛け具本体31に鍔状に形成されている。縁部31bは、ケーシング2の厚さに相当する分だけ、上述の手掛け具本体31の上側の端面31dより突出した位置に形成されている。さらに、縁部31bの下側部分には、下方へ向けて突出した突出片31b1が形成されている。この突出片31b1は、側板22に形成された開口2cを塞ぐために、開口2cの形状に応じて設けられたものである。手掛け具3をケーシング本体22に形成された開口2cに嵌め込むと、端面31dと縁部31bとによって開口2cの上縁部が挟み込まれる。
ハーネス巻付部32は、図3に示されるように、手掛け具本体31の背面側に複数突出して設けられている。具体的には、手掛け具本体31の背面から、板状の部材が略水平に突出するように設けられている。本実施の形態では、2つのハーネス巻付部32が、手掛け具本体31の背面に互いに略平行になるように設けられている。以下では、上段を第1ハーネス巻付部32a、下段を第2ハーネス巻付部32bと呼ぶ。とくに、下段の第2ハーネス巻付部32bは、上段の第1ハーネス巻付部32aより手掛け具本体31の背面からの突出長さが長い。これにより、手掛け具3をケーシング2に取り付けた状態であっても、作業者は、下段側の第2ハーネス巻付部32bの位置を視認しやすく、下段側の第2ハーネス巻付部32bにハーネスhの余剰部分を巻き付ける作業を行いやすい。
さらに、第1ハーネス巻付部32aおよび第2ハーネス巻付部32bの先端には、それぞれ、第1ハーネス巻付部32a、第2ハーネス巻付部32bに巻き付けられたハーネスhが第1ハーネス巻付部32a、第2ハーネス巻付部32bから解けるのを防止するための解け止め手段33が設けられている。解け止め手段33は、第1ハーネス巻付部32aまたは第2ハーネス巻付部32bと一体に成形されたものであり、第1ハーネス巻付部32a、第2ハーネス巻付部32bの各先端部に沿って延び、かつ、第1ハーネス巻付部32a、第2ハーネス巻付部32bの各上面に対して略直角に延出した板状の直立部33aを有する。
ここで、手掛け具3の取り付け手順について説明する。
まず、作業者は、手掛け具3をケーシング2の側板22に形成された開口2cに嵌め入れる。具体的には、図4に示されるように、手掛け具3は、ケーシング2の背面側に設けられた側板22に形成されている開口2cに、側板22の外側から挿入され、縁部31bを開口2cの周縁部外側表面に当接させた状態で取り付けられる。
つぎに、作業者は、ケーシング2の内側に突出した手掛け具本体31の背面からさらにケーシング2の内方に突出しているハーネス巻付部32に対して、機械室B内のハーネスhの余剰部分を巻き付ける。このとき、作業者は、ハーネスhの種類に応じて、ハーネスhの余剰部分を異なるハーネス巻付部32に巻き付けてもよい。たとえば、外気温センサのハーネスを第1ハーネス巻付部32aに巻き付け、圧力センサのハーネスを第2ハーネス巻付部32bに巻き付ける。
このようにして、ハーネスhの余剰部分は、手掛け具3の背面側にまとめられた状態で機械室B内に収められる。
以上の実施の形態によれば、ハーネスhの余剰部分を巻き付けるためのハーネス巻付部32が、手掛け具本体31の背面側に設けられていることにより、この手掛け具3を空気調和装置の室外機100のケーシング2に取り付けると、室外機100の内部に収容されたハーネスhの余剰部分を手掛け具本体31の背面側に巻き付けられるようになる。このため、空気調和装置の室外機100の部品点数を増加させることなく、ケーシング2内のハーネスhの余剰部分を所定の場所にまとめておくことができる。したがって、ケーシング2内のハーネスhの余剰部分の処理を低コストで行うことができる。しかも、ケーシング2の内側に突出する手掛け具3にハーネス巻付部32を設けているので、ハーネスhの余剰部分の巻き付け作業を行いやすい。
また、ハーネス巻付部32が、手掛け具本体31の背面側に複数設けられていることにより、ハーネス巻付部32に、ハーネスhの余剰部分を大量に巻き付けることができる。また、ハーネスhを、ハーネスhの種類に応じて、異なるハーネス巻付部32に巻き付けることもできる。
また、ハーネス巻付部32の先端に、ハーネス巻付部32に巻き付けられたハーネスhが解けるのを防止するための解け止め手段33が設けられていることにより、ハーネス巻付部32に巻き付けられたハーネスhをその状態のまま維持できる。
また、解け止め手段33が、ハーネス巻付部32の先端から直角方向に突出する板状を呈した直立部33aを有しているという、簡素な構造でハーネスhが解けるのを防止することができる。
また、手掛け具本体31およびハーネス巻付部32が、合成樹脂により一体に成形されているので、手掛け具本体31とハーネス巻付部32とを一括で成形することができる。
なお、上記実施の形態では、ハーネス巻付部32が、手掛け具本体31の背面側に略水平に設けられた形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ハーネス巻付部32を略垂直に設けてもよいし、ハーネス巻付部32を斜めに設けてもよい。
また、上記実施の形態では、ハーネスhの長さを、異なるサイズのケーシング間で統一している形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、ケーシングのサイズが1種類であっても、ハーネスの長さを、ハーネスの役割によらずに統一したり、所定の長さのハーネスの汎用品を用いる場合にも、本発明を適用することで、ハーネスの余剰部分を手掛け具に巻き付け、余剰部分の処理を低コストで行うことができる。
また、上記実施の形態では、ハーネス巻付部32の先端に解け止め手段33が設けられた形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、解け止め手段は省略してもよい。
また、上記実施の形態では、ハーネス巻付部32を第1ハーネス巻付部32aおよび第2ハーネス巻付部32bの2つ設ける形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ハーネス巻付部32を1つまたは3つ以上設けてもよい。
また、上記実施の形態では、板状を呈した直立部33aのみをハーネス巻付部32の先端部に設けた形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図5(a)、図5(b)、図6(a)および図6(b)は、解け止め手段33の他の例を説明するための図であり、図5(a)および図6(a)は手掛け具3の背面側の斜視図であり、図5(b)および図6(b)は手掛け具3がケーシング2に取り付けられた状態の断面図である。たとえば、図5(a)および図5(b)に示されるように、解け止め手段33が、鉤状を呈した鉤部33bを有していてもよい。すなわち、この場合の解け止め手段33は、ハーネス巻付部32の先端から直角方向に突出した板状の部材に、さらに、その先端から略水平に手掛け具本体31の背面へ向けて延出した部分が設けられたものである。この場合、解け止め手段33が、鉤状を呈した鉤部33bを有することにより、第1ハーネス巻付部32aおよび第2ハーネス巻付部32bへのハーネスhの余剰部分の過剰な巻き付けを防ぐことができる。また、鉤部33bにもハーネスhの余剰部分を巻き付けておくことができる。
また、図6(a)および図6(b)に示されるように、解け止め手段33は、ハーネス巻付部32の側部および手掛け具本体31の背面に一体に設けられ、ハーネス巻付部32の両側部から、下方に延出するように形成された1対の板状の保持部33cを有していてもよい。この保持部33cには、ハーネスhを保持部33cに引っ掛けて保持するための溝が形成されている。溝は、ハーネスhを挿通させるための拡幅部33c2と、ハーネスhを拡幅部33c2内へ導く通路となる狭小部33c1とからなる。狭小部33c1は、保持部33cの側縁から凹状に形成され、狭小部33c1の幅より幅広に形成された拡幅部33c2に連通している。狭小部33c1は、少なくともハーネスhが1本通る程度の幅を有すればよい。また、拡幅部33c2は、ハーネスhの巻き付け量に応じた幅を確保すればよい。ハーネスhは、ハーネス巻付部32と保持部33cに形成された拡幅部33c2とに亘って巻き付けられる。このような、ハーネス巻付部32の側部から直角方向に突出し、ハーネスhの余剰部分を保持するための狭小部33c1、拡幅部33c2が形成された保持部33cに、ハーネスhの余剰部分を保持させることによって、ハーネスhの余剰部分がハーネス巻付部32から解けるのを防止することができる。
空気調和装置の室外機の背面側を説明するための斜視図である。 実施の形態1の手掛け具の前面側を説明するための斜視図である。 実施の形態1の手掛け具の背面側を説明するための斜視図である。 実施の形態1の手掛け具が、ケーシングに取り付けられた状態を説明するための断面図である。 解け止め手段の他の一例を説明するための図であり、(a)は背面側の斜視図であり、(b)はケーシングに取り付けられた状態の断面図である。 解け止め手段の他の一例を説明するための図であり、(a)は背面側の斜視図であり、(b)はケーシングに取り付けられた状態の断面図である。
符号の説明
2 ケーシング
3 手掛け具
31 手掛け具本体
32 ハーネス巻付部
33 解け止め手段
33a 直立部
33b 鉤部
33c 保持部
33c1 狭小部(溝)
33c2 拡幅部(溝)
100 空気調和装置の室外機
h ハーネス

Claims (9)

  1. 空気調和装置の室外機(100)のケーシング(2)に取り付けられる手掛け具(3)であって、
    手掛け具本体(31)と、
    該手掛け具本体(31)の背面側に設けられ、前記ケーシング(2)の内部に収容されるハーネス(h)の余剰部分を巻き付けるためのハーネス巻付部(32)とを有する手掛け具(3)。
  2. 前記ハーネス巻付部(32)が、前記手掛け具本体(31)の背面側に複数設けられている請求項1記載の手掛け具(3)。
  3. 前記ハーネス巻付部(32)の先端には、該ハーネス巻付部(32)に巻き付けられた前記ハーネス(h)が前記ハーネス巻付部(32)から解けるのを防止するための解け止め手段(33)が設けられている請求項1または2記載の手掛け具(3)。
  4. 前記解け止め手段(33)は、前記ハーネス巻付部(32)の先端から直角方向に突出する板状を呈した直立部(33a)を有する請求項3記載の手掛け具(3)。
  5. 前記解け止め手段(33)は、鉤状を呈した鉤部(33b)を有する請求項3記載の手掛け具(3)。
  6. 前記解け止め手段(33)は、前記ハーネス巻付部(32)の側部から突出した保持部(33c)を有し、該保持部(33c)には前記ハーネス(h)の余剰部分を保持可能な溝(33c1、33c2)が形成されている請求項3記載の手掛け具(3)。
  7. 前記手掛け具本体(31)および前記ハーネス巻付部(32)が、合成樹脂により一体に成形されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の手掛け具(3)。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の手掛け具(3)がケーシング(2)に取り付けられた空気調和装置の室外機(100)。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の手掛け具(3)がケーシング(2)に取り付けられた室外機(100)を用いた空気調和装置。
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