JPH06221610A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH06221610A
JPH06221610A JP5032690A JP3269093A JPH06221610A JP H06221610 A JPH06221610 A JP H06221610A JP 5032690 A JP5032690 A JP 5032690A JP 3269093 A JP3269093 A JP 3269093A JP H06221610 A JPH06221610 A JP H06221610A
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JP
Japan
Prior art keywords
spacer
indoor unit
plate
back plate
electrical equipment
Prior art date
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Pending
Application number
JP5032690A
Other languages
English (en)
Inventor
Motomi Yamauchi
元美 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5032690A priority Critical patent/JPH06221610A/ja
Publication of JPH06221610A publication Critical patent/JPH06221610A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペーサとして特別の部材を必要とせず、且
つ取扱い及び保存が容易であるスペーサを有する空気調
和機を提供する。 【構成】 室内ユニット3の背面にスペーサを介在し
て、据付壁面との間に空間を設けて室内ユニット3の据
付作業をする空気調和機において、前記室内ユニットの
電装ボックスの背板7に、板状のスペーサ11が切り取
り可能に形成されている。従って、スペーサ11として
特別の部材を必要とせず、スペーサの取扱い及び保存が
容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機、特に、室
内ユニットを室内の壁に据付る家庭用の空気調和機に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、家庭用の空気調和機において
は、予め壁に据付板を取り付けておき、室内ユニットの
背面上側を据付板に引っ掛けて、室内ユニットを室内の
壁に据付けるが、かかる据付時には、据付板に引っ掛け
た状態で、室外機との冷媒配管や配線等の接続作業等が
必要なため、室内ユニットの背面下側を壁から離間させ
て空間を形成し、作業用スペースを確保した後、必要な
設置作業をしている。
【0003】かかる作業スペースを確保するため、従
来、、背面下側にスペーサを介在して、室内ユニットの
背面下側を壁面から離間させているが、例えば、実開平
2ー70124号公報には、空気調和機の機体を梱包し
ている緩衝体(発泡スチロール)をスペーサとして用い
る技術が開示されており、スペーサとして特別の部材を
用いずに梱包体の利用が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、緩衝体
はその性質からあまり強度の高いものは用いられておら
ず、これをスペーサとして用いるには、かなり大きなブ
ロックを用いることが必要であるため、その取扱いが不
便であるとともに、作業用スペースが狭くなってしまう
という問題点がある。
【0005】また、かかる緩衝体は比較的大きなブロッ
クであるため、使用後は保持し又は保存しておくのが不
便であるため捨ててしまうことが多く、室内ユニットを
据付た後の修理や据付場所を変える際に、スペーサが使
用できないという不都合がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、スペーサとして
特別の部材を必要とせず、且つ取扱い及び保存が容易で
あるスペーサを有する空気調和機を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、室内ユニットの背面にスペーサを介在し
て、据付壁面との間に空間を設けて室外ユニットとの配
管接続等の室内ユニットの据付作業をする空気調和機に
おいて、前記室内ユニットの電装ボックスの背板に、板
状のスペーサが切り取り可能に形成されている。
【0008】
【作用】本発明の空気調和機を、室内の壁に据え付ける
据付作業時には、まず電装ボックスの背板から板状のス
ペーサを切り取り、次に室内ユニットの背面上側を壁面
に掛け、背面下側においては、スペーサの一端部を壁面
に他端を室内ユニットの背面下側に当てて、つっかえ状
に配置して、室内ユニットの背面下側を壁から離間させ
て作業用スペースを形成する。
【0009】スペーサは、電装ボックスの背板から容易
に切り取ることができるので、スペーサを別体に設ける
必要がない。また、電装ボックスの背板から、スペーサ
としてその一部を取り除いても、それにより形成された
孔は、電装ボックス内の冷却用孔として作用するので、
電装ボックスに悪影響を与えることがない。更に、電装
ボックスの背板は、通常硬質樹脂で形成されているか
ら、板状態のスペーサであっても十分な強度を得ること
ができる。
【0010】作業後は、スペーサは板状体であるから、
室内ユニットの背板の隙間やユニットの天板上に置いて
又は収納して保持し、次回の使用に備える。
【0011】
【実施例】以下に、添付図面の図1乃至図3を参照し
て、本発明の一実施例を詳細に説明する。
【0012】本実施例による空気調和機は家庭用の空気
調和機であって、その室内ユニット3は、上部の引掛け
3aと下部の引掛け3bとで室内の壁2に据え付けるよ
うになっている。
【0013】室内ユニット3には、詳図していないが、
室外機から冷媒が導入される熱交換器と、送風機と、こ
れらの駆動系を制御する電装ボックス等が収納されてお
り、正面側には空気吸い込み口と空気吹き出し口とが形
成されて、室内空気を熱交換して送風するようになって
いる。
【0014】一方、室内ユニット3の背側には、図1に
示すように、室外ユニット3から冷媒を導入する冷媒管
や室外に結露水を排出するドレンパイプ等の管束5が延
出されており、室内ユニットの据え付け時に、管束5を
室外に導出して配管するようになっている。
【0015】また、室内ユニット3の背面には、電装ボ
ックスの背板7が配置されているが、この背板7には、
ボックス内の電装部品を冷却するため、通風用の孔9が
多数形成されている。この背板7の一部には、スペーサ
11を切り取るために切り欠かれた案内溝13が形成さ
れており、背板7の一部を切り取って、スペーサ11と
して使用するようになっている。案内溝13は、スペー
サ11の周囲に沿って略矩形に形成されており、略中央
に位置する接続部15のみが切り欠かれずに残されてい
る。
【0016】尚、背板7は、例えばポリスチレン等の硬
質樹脂から作られており、スペーサとして十分な強度を
持つものである。
【0017】スペーサの寸法は、特に制限されるもので
はないが、好ましくは、室内ユニット3の下端を壁2か
ら100mm〜120mm程度離間させる長さに形成されて
いる。
【0018】室内ユニット3の背板17には、その略中
央にスペーサ11の一端部を受ける受け部19が一体に
形成されており、この受け部19には、スペーサ11の
一端部が挿入される受孔21が形成されている。
【0019】次に、本実施例による作用を説明する。
【0020】室内ユニット3の据え付け作業時には、ま
ず電装ボックスの背板7から板状のスペーサ11を取り
外す。このとき、スペーサ11は、背板7の接続部15
を工具等により切り取ることにより、または素手で容易
に取り外すことができる。尚、案内溝13は通気用孔9
の形成と同時に形成されるのでスペーサ11用の工程を
特に設ける必要がない。また、電装ボックスの背板7は
通常硬質樹脂であるから、板状態のスペーサであって
も、室内ユニット3を支える十分な強度を有している。
【0021】スペーサ11が取り外された後の背板7に
は、その部分に孔が開くことになるが、電装ボックス内
の通風を良好にする通気用の孔9と同様に利用されるこ
とになる。
【0022】次に、予め壁の据付位置に据付板23を取
り付けておき、その据付板23に、室内ユニット3の背
面上側を掛け、背面下側においては、スペーサ11の一
端部11aを据付板23の係止部23aに、他端部11
bを室内ユニットの背面下側にある受け部19の受け孔
21に挿入して係合させる。これにより、図3に示すよ
うに、スペーサ11は、いわゆるつっかえとして、室内
ユニットの背面下側を据付板23から離間させて保持
し、作業用スペースAを確保する。
【0023】そして、ドレン等の管束の配管、その他必
要な室内ユニットの据付け作業を終了した後、スペーサ
11を受け部19から取り外して、室内ユニット3の背
面下側を据付板23に係合させて、室内ユニット3を据
付板に固定する。これにより、室内ユニットの据付が完
了する。
【0024】一方、スペーサ11は、室内ユニット3の
据付作業後、薄い板状体であるから、室内ユニット3の
背板11の一部(例えば管束5の隙間)やユニットの天
板上に置いて又は収納して保持し、次回の使用に備え
る。このように、スペーサ11は板状態であるから、場
所を取らず、背板11にある僅かの隙間や、室内ユニッ
トの天板、または据付板23に容易に保持することがで
き、邪魔にならない。
【0025】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0026】例えば、スペーサは矩形に限らず、台形形
状等他の形状であっても同様な効果を得ることができ
る。
【0027】また、スペーサは一枚に限らず、2あるい
は3枚使用し、電装箱の背板7に2あるいは、3枚抜き
取るように形成されていてもよい。
【0028】更に、スペーサ11を係止する受け部19
は必ずしも必要でなく、受け部19を形成しなくともよ
い。この場合には、スペーサ11の他端部11bはユニ
ットの背面にある適当な凹凸部に係止させる。
【0029】更にまた、係止部23aは必ずしも、必要
でなく、係止部23aを形成しなくともよい。この場合
には、スペーサ11の一端部11aは据付板23に形成
された多数の孔あるいは長孔に嵌め込むようにして係止
させる。
【0030】
【発明の効果】本発明の空気調和機によれば、室内ユニ
ットの電装ボックスの背板に板状のスペーサを切り取り
可能に形成しているから、スペーサとして特別の部材を
必要とせず、スペーサの取扱い及び保存が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる室内ユニットの背面を
示す斜視図である。
【図2】図1に示す室内ユニットの電装箱の背板を拡大
して示す側面図である。
【図3】図1に示す室内ユニットの据付作業時の状態を
示す側面図である。
【符号の説明】
3 室内ユニット 7 電装箱の背板 11 スペーサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニットの背面にスペーサを介在し
    て、据付壁面との間に空間を設けて室外ユニットとの配
    管接続等の室内ユニットの据付作業をする空気調和機に
    おいて、前記室内ユニットの電装ボックスの背板に、板
    状のスペーサが切り取り可能に形成されていることを特
    徴とする空気調和機。
JP5032690A 1993-01-28 1993-01-28 空気調和機 Pending JPH06221610A (ja)

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JP5032690A JPH06221610A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 空気調和機

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JP5032690A JPH06221610A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 空気調和機

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JPH06221610A true JPH06221610A (ja) 1994-08-12

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JP5032690A Pending JPH06221610A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 空気調和機

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