JPH055366Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH055366Y2
JPH055366Y2 JP1987186530U JP18653087U JPH055366Y2 JP H055366 Y2 JPH055366 Y2 JP H055366Y2 JP 1987186530 U JP1987186530 U JP 1987186530U JP 18653087 U JP18653087 U JP 18653087U JP H055366 Y2 JPH055366 Y2 JP H055366Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
condenser
plate
air conditioner
blind plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987186530U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0191820U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987186530U priority Critical patent/JPH055366Y2/ja
Publication of JPH0191820U publication Critical patent/JPH0191820U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH055366Y2 publication Critical patent/JPH055366Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスポツトクーラ等の空気調和機におけ
る熱源側排気機構の改良に関する。
(従来の技術) 圧縮機、凝縮器(空冷式)、蒸発器をケーシン
グ内に収納した一体構造の空気調和機例えば可動
形スポツトクーラは、凝縮器側(熱源側)の排熱
が高温であるために作業員等の使用者に吹き当る
ことがないよう考慮する必要があり、従来は実開
昭61−101333号公報に開示されてなる内容のよう
に排気口をケーシングの頂板に開口して排気を垂
直上方に向け送出するようにしたものが殆どであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) かかる従来のものでは排気の吹出方向が固定的
であつて、例えば棚などが存在する場所に設置す
ることは、吹出方向の転換により作業員に対し、
あるいは通行する人に対し熱風を吹き当てるおそ
れが生じて設置場所に対する任意性が無く、使用
範囲が限定される不利があつた。
また、必要に迫られて排気吹出方向を変えたい
場合には、別途排気ダクトを接続するなど面倒な
手段が要るのも難点であつた。
このように従来のものが排気方向の特定により
据付自由度が制限されてなる実状に対処して本考
案はその改善をはかるべく成されたものであつ
て、上方と側方への吹出方向切換を容易に行わせ
得る構造とすることによつて、据付現地において
の自由度を高め、運転利用範囲を拡大させる点を
考案の要旨とするものである。
(問題点を解決するための手段) しかして本考案は添付図面を参照して明らかな
ように、圧縮機2、凝縮器3、蒸発器4、吸込側
を凝縮器3に臨ませて軸水平に配設したフアン5
を内蔵する排気チヤンバ8を有する空気調和機に
おいて、前記排気チヤンバ8に面するケーシング
1の頂板1A及び背面板1Bに、多行多列で配設さ
れた複数の孔により形成されてなる、互いに開口
形状を同じくする排気口13,14を設けると共
に、それ等両排気口13,14に共用し得る一枚
の盲板16を、該盲板16一側に設けた二つの爪
17,17と他側に設けたビス挿通用小孔18に
挿通したビスを介して、前記排気口13又は14
に取着可能ならしめて、移動形スポツト式空気調
和機を構成したものである。
(作用) 実際の使用に当たつて空気調和機の据付個所が
上方吹出し、側方吹出しの何れが適当であるかに
よつて、盲板16の交換取り付けを行うだけで良
く、しかも取り付け勝手を同じくさせているので
取り換え作業は簡単である。
また、開口形状が同じであつて軸水平に配設し
たフアン5に対し吹出し抵抗、風量を同じにさせ
得るので吹出方向の変更によるも能力には何等変
化が生じない。
(実施例) 本考案の実施例を添付図面によつて以下詳述す
る。
第1図は本考案の例に係るスポツトエアコンで
あつて、小車輪付きの移動形縦長をなすケーシン
グ1内は、上下2室に断熱的に仕切られて、上室
はさらに左右2室に断熱的に仕切られている。
下方室は機械室となり、圧縮機2、電気品箱
9、ドレンタンク10等を収納しており、一方、
上方室における右方室には、右側面の吸込グリル
に面して立設した凝縮器3、該凝縮器3に吸込側
を臨ませ軸水平に配設したフアン5例えばプロペ
ラフアン及びフアン用モータ7を内蔵する排気チ
ヤンバ8を有しており、左方室には左側面の吸込
グリルに面して立設した蒸発器4、この蒸発器4
に吸込側を臨ませ軸水平に配設した蒸発器用フア
ン6例えばシロツコフアンを有しており、前記モ
ータ7を両軸形となして両フアン5,6に連結せ
しめている。
11は冷風吹出し口であつて、前記フアン6の
吹出口としてケーシング1の頂板に設けた開口に
対し可撓ダクト12により連結して作業員の居場
所に向けて任意の方向に冷風を吹出し得るように
なつている。
かかる構造のスポツトエアコンにおいて、ケー
シング1には第2図イ,ロに略示する如く、頂板
Aと背面板1Bとの前記排気チヤンバ8に面する
個所に、夫々排気口13,14を開口せしめてい
る。
それ等両排気口13,14は開口形状を同じく
するく形であつて、前記プロペラフアン5に対し
ては羽根の後方の吹出し側に位置して夫々設けら
れている。
前記排気口13,14は頂板1A、背面板1B
形成する金属板の所定個所に、例えば10mm×10mm
の角孔を2.5mmの間隔を置いて多行多列の配置で
抜き加工することによつてグリルを有する排気口
に形成されており、この角孔が設けられた両排気
口の一辺に沿つた同じ個所にビス用のネジ孔(図
示せず)を螺孔せしめている。
この排気口13,14に対して一方例えば14
に盲板16を取着せしめることにより、頂板1A
側の排気口13が排熱を真上に吹出すようになり
(第2図イ参照)、逆に排気口13に盲板16を取
着させることにより背面側の排気口14が真横に
排熱を吹出すようになつている(第2図ロ参照)。
盲板16はケーシング1の外板と同じ塗装仕上
げを施した金属板を、く形の排気口13,14に
対応するく形部分とその一側方に耳状に突出させ
た部分とが存する6辺長方形に形成していて(第
3図参照)、く形部分の長辺側の両端に近い個所
に切り起こしによる2つの爪17,17を裏面方
向に突出させて設ける一方、前記耳状突出部分
に、前記ビス用ネジ孔に対応させてビス挿通用の
小孔18を穿設せしめていて、前記爪17,17
は排気口13,14における対応個所の角孔に挿
入してその縁部に引つ掛け得るように形成してい
る。
以上述べた構造を有するスポツトエアコンは、
据付場所に応じて前記盲板16を排気口13,1
4のいずれかに夫々取り付けるが、その際、2個
の爪17,17で排気口の縁に引つ掛けて小孔1
8を利用し1個のビスで締め付けるだけで簡単か
つ確実に固定できるものであり、その際取り付け
勝手が同じであるので、取り換えは至極容易であ
る。
かくして背面側に障害物(壁等)がある場合は
第4図に示すように上吹き出しを、また、背面側
に窓がある場合、障害物(棚等)が上方側にある
場合は第5図、第6図に例示する如く背面側吹き
出しを行わせばよくて、設置場所の態様に応じて
排気方向を任意に変更すればよい。
(考案の効果) 本考案は排熱の放出方向の切換えが盲板16の
取り付け据えだけで行えるので据付自由度が拡大
され、設置場所の態様に即応し得る。
しかも取り換え作業が取り付け勝手を同じくさ
せているので至極簡単である。
また、盲板の取り換え作業自体は、二つの爪と
一本のビスを介して極めて簡単かつ迅速に行える
ので、頻繁に移動する移動形スポツト式空気調和
機において、しばしば排気方向を変更する際に、
極めて有利である。
さらに盲板16を取り付けた場合は周囲温度が
40℃程度のときの局所冷房に際して運転限界を広
くでき、逆に周囲温度が50℃程度と高い場合は盲
板16を使用しないで両排気口13,14を使用
することによつて、凝縮器3側の冷却性能を高め
高温域での運転限界を拡大し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る略示構造図、第
2図イ,ロは第1図における要部を排熱吹出方向
別に示した要部斜視図、第3図は第1図における
盲板の平面図、第4図乃至第6図は同じく運転態
様別の側面図である。 1……ケーシング、1A……頂板、1B……背面
板、2……圧縮機、3……凝縮器、4……蒸発
器、5……フアン、8……排気チヤンバ、13…
…排気口、14……排気口、16……盲板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機2、凝縮器3、蒸発器4、吸込側を凝縮
    器3に臨ませて軸水平に配設したフアン5を内蔵
    する排気チヤンバ8を有する空気調和機におい
    て、前記排気チヤンバ8に面するケーシング1の
    頂板1A及び背面板1Bに、多行多列で配設され
    た複数の孔により形成されてなる、互いに開口形
    状を同じくする排気口13,14を設けると共
    に、それ等両排気口13,14に共用し得る一枚
    の盲板16を、該盲板16一側に設けた二つの爪
    17,17と他側に設けたビス挿通用小孔18に
    挿通したビスを介して、前記排気口13又は14
    に取着可能ならしめたことを特徴とする移動形ス
    ポツト式空気調和機。
JP1987186530U 1987-12-07 1987-12-07 Expired - Lifetime JPH055366Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987186530U JPH055366Y2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987186530U JPH055366Y2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0191820U JPH0191820U (ja) 1989-06-16
JPH055366Y2 true JPH055366Y2 (ja) 1993-02-12

Family

ID=31477754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987186530U Expired - Lifetime JPH055366Y2 (ja) 1987-12-07 1987-12-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH055366Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6413432U (ja) * 1987-07-15 1989-01-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0191820U (ja) 1989-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20060086732A (ko) 공기조화기
JPH055366Y2 (ja)
JPS62299637A (ja) 天井埋込形空気調和機
JP3006684B2 (ja) 外気吹出ユニット付き空気調和機
JPS623621Y2 (ja)
KR100297497B1 (ko) 차량용 일체형 에어컨장치
JP3315073B2 (ja) 局所冷房用空調機
JP3842903B2 (ja) 室外ユニット及び空気調和機
JPH0541305Y2 (ja)
JPS5838328Y2 (ja) 空気調和装置
JPH0350345Y2 (ja)
JPH10274424A (ja) 空気調和機の換気装置
JPH0737849B2 (ja) キッチンユニット棚組込型空気調和装置
JPS6317940Y2 (ja)
JPH03282132A (ja) 空気調和装置
JPH0410511Y2 (ja)
JPH05737Y2 (ja)
JPH0749290Y2 (ja) 天井設置形空気調和機
JP3030154B2 (ja) 空気調和機
JPS637818Y2 (ja)
JPH06272904A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JPH076682B2 (ja) 窓面組込型分散ヒートポンプ空調機
JPH0416092Y2 (ja)
JPH0410493Y2 (ja)
JPH042328Y2 (ja)