JP2823323B2 - 分離型空気調和機の室内ユニットの据付装置 - Google Patents

分離型空気調和機の室内ユニットの据付装置

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JP2823323B2
JP2823323B2 JP2139475A JP13947590A JP2823323B2 JP 2823323 B2 JP2823323 B2 JP 2823323B2 JP 2139475 A JP2139475 A JP 2139475A JP 13947590 A JP13947590 A JP 13947590A JP 2823323 B2 JP2823323 B2 JP 2823323B2
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は分離型空気調和機の室内ユニットの据付装置
に関するものである。
<従来の技術> 従来の分離型空気調和機の室内ユニットにおける据付
装置としては、例えば第9図に示すように、室内ユニッ
ト(製品)Aの後部上端を壁面に固定する壁掛板Bの上
端に掛ける構成であり、室内ユニットAへの横引き配管
時に、壁掛板Bに引っ掛けた状態で室内ユニットAを一
旦斜め状態とすることで下部後方に作業スペースaをつ
くり、このスペースを利用して横引き配管作業等を行っ
ている。また、この場合室内ユニットと壁掛板との間に
別部品(スペーサ)を入れて、該別部品の介在で室内ユ
ニットを斜めにすることは実公昭58−38889号公報にて
公知である。
<発明が解決しようとする課題> しかし、このように室内ユニットAを、壁掛板の上端
縁を支持点として傾ける据付作業では、下方に作業スペ
ースを大きく取るには室内ユニット表面上角がすぐ天井
に当たるため、室内ユニットAと天井Cとの間にすき間
bを予め大きく取る必要があり、必然的に据付場所が壁
面の下方となり、天井の近くとなる高い壁面の位置への
据付けができず、冷暖房効果を上げることが難しかっ
た。
本発明は上記実情に鑑み、室内ユニットを斜め状態で
仮止めする支持点(仮止め部)を壁掛板に追加形成した
ことで、上記課題を解決するようにした分離型空気調和
機の室内ユニットの据付装置を提供することを目的とし
たものである。
<課題を解決するための手段> 本発明は、室内壁面へ固定される取付具に、分離型空
気調和機の室内ユニットの背面の上部に形成された引っ
掛け部が掛止めされて室内ユニットを据付位置に支持す
る係止部を設けた据付装置において、係合部の下方に設
けられると共に室内ユニットの引っ掛け部と係合可能な
仮止め部と、引っ掛け部を仮止め部に係合された際に室
内ユニットの背面と取付具との間に介在して室内ユニッ
トを斜め上向き状態に保持するスペーサを備えたもので
ある。
<作 用> 上記のような構成のため、横引き配管時に、壁面に固
定した壁掛板の据付用係止部とずれた位置の仮止め部
に、室内ユニットの引っ掛け部を掛けて、この室内ユニ
ットをこの壁掛板に対して斜め上向きすれば、室内ユニ
ットの下部後方には大なる配管作業用スペースが取れ
る。また、室内ユニットへの横引き配管等の工事完了後
は、前記室内ユニットの後部上端を一旦外し、傾斜を直
しながら少し上昇させ、室内ユニットの据付用係止部に
掛ければ据付けができる。この場合、天井と壁掛板との
すき間を、この据付用係止部に室内ユニットの後部上端
の引っ掛け部が通過しえるだけの寸法に保てばよく、従
って、室内ユニットと天井とのすき間を最小とし得る。
<実施例> 以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明すれば、
次の通りである。
第1図,第2図,第3図,第4図は据付用係止部を上
に作業用仮止め部を下に配設する実施例を示し、1は上
端に上向き傾斜爪2aとなる据付用係止部2を左右に突設
すると共に、該係止部2の所定間隔を隔てた下方に上向
き鉤折爪3aとした作業用仮止め部3を左右に突設形成し
た長方形状鋼板の取付具(以下「壁掛板」という。)
で、該壁掛板1を室内壁面4の高所位置に適宜係止具
(図示せず)で固定する。5はケーシング5aの後部上端
に鉤折りの引っ掛け部6を設けた室内ユニットで、この
引っ掛け部6を前記壁掛板1の作業用仮止め部3又は据
付用係止部2に引っ掛ける構成とし、且つ仮止め部3に
対する係止時にはケーシング5aと壁掛板1間に一定長さ
をもつスペーサ7を当接介在する構成とし、これら壁掛
板1とスペーサ7とで据付装置8となる。なお、この室
内ユニット5は前面(正面)に吸込口9をもち内側に熱
交換器10を配設し、更に背部にファン11を設け下部に吹
出口12を形成し、且つ後部下端に形成の凹部13に横引き
配管となる冷媒管14,ドレンホース15を配置する公知の
空気調和機構成である。
次にこの作用を説明すると、先ず長方形状鋼板となる
壁掛板1を上端が室内壁面4の高所位置に適宜係止具を
もって固定する。この場合、壁掛板1の設定位置は、据
付用係止部2の上端に天井16の近傍に臨ませる室内ユニ
ット5の引っ掛け部6の下端が通過しえるだけの間隔
を、天井16より隔てた高所壁面4とする。
ここにおいて、室内ユニット5の室内壁面4側への据
付作業に際しては、先ず第2図に示すように壁掛板1の
板面中間に突出の作業用仮止め部3に室内ユニット5の
後部上端の引っ掛け部6を係止し、この状態で室内ユニ
ット5自体を傾斜させ、該室内ユニット5の後部下端と
室内壁面4間の所定の作業スペース17を形成する。この
状態下で室内ユニット5のケーシング5aの中間部と壁掛
板1間にスペーサ7を挿入介在させれば作業スペースが
保持される。このとき、室内ユニット5の傾き幅は仮止
め部3が据付用係止部2より下方に位置してなるため、
室内ユニット5をかなり傾けても表面上角が天井16に当
たらず、大きな傾きを得る。
従って、この確保された作業スペース17を利用して室
内ユニット5の後部下端の凹部13に冷媒管14やドレンホ
ース15の適宜配管を行なえばよい。
このように、所定の配管完了後における室内ユニット
5の据付け固定に当たっては、前記スペーサ7を外し、
傾いた室内ユニット5を正常位置(真直ぐ)に直しなが
ら少なくとも後部上端の引っ掛け部6の下端が壁掛板1
の据付用係止部3の上端と同一線上となるまで上昇させ
(第3図参照)、この状態で室内ユニット5を少し室内
壁面4側に平行移動させれば、室内ユニット5の引っ掛
け部6が壁掛板1の係止部3の内側に臨むものとなり、
ここで室内ユニット5を少し下げれば、引っ掛け部6の
下端が係止部2の上向き傾斜爪2a面に接触して係止し、
据付作業が完了する。このときの、室内ユニット5の上
面と天井16とのすき間18は小さくなる(第4図参照)。
この場合、係止部2の下方となる前記仮止め部3は、
室内ユニット5のケーシング5aの凹部19に位置するた
め、据付時に邪魔になることもない。
第5図乃至第8図は上述した仮止め部を据付用係止部
よりも上方に配設し、且つ案内機構を設けた他の実施例
を示すものである。この場合の壁掛板1の構成は、据付
用係止部2を下方に設けると共に、上方に作業用仮止め
部3を配設し、該仮止め部3の更に上方の両端に、前方
へ鉤折り突出する案内溝20を穿って案内部21を形成して
なり、また室内ユニット5側には引っ掛け部6の上方両
端に、案内溝20に挿通する案内軸22を起立突設し、該案
内軸22と案内部21とで案内具としたものである。
このときは、先ず室内ユニット5の案内軸22を、室内
壁面4に固定した壁掛板1の案内部21の案内溝20に下方
から挿入案内した状態で、案内軸22のすぐ下部位置の引
っ掛け部6を壁掛板1の前方へ傾斜の作業用仮止め部3
に引っ掛けて下方を傾ければ、室内ユニット5の後部下
端に大なる作業用スペース17が形成される(第6図参
照)。ここで室内ユニット5の後部下端の凹部13への所
定配管が完了した後に、室内ユニット5の傾きを直すよ
う持ち上げながら回動すれば、前記案内軸22が案内部21
の案内溝20中を上昇するため、室内ユニット5が揺れる
ことなく円滑に正常位置となり(第7図参照)、最後
に、室内ユニット5を更に少し持ち上げケーシング5aの
後部中間に突設した下向きの引っ掛け部6′を壁掛板1
の下部に設けた据付用係止部2に係合し据付けとする。
勿論、このときも室内ユニット5は天井17の近傍に据付
けられるものである(第8図参照)。
<発明の効果> 上述のように、本発明は室内ユニットを、室内壁面に
固定する取付具の作業用仮止め部と据付用係合部に段階
的に引っ掛ける構成としたことにより、横引き配管工事
に当たって室内ユニットをこの壁掛板に対して傾け下端
作業スペースを大きく取っても、取付具の据付用支持点
(係止部)を仮止め部と別途としてなるため、この取付
具を高所位置の壁面への据付けが簡単に行え、このこと
は天井近傍への室内ユニット据付けとなり空調効率を最
大とし得るものである。また、室内ユニットの据付け作
業時には、室内ユニットの引っ掛け部を仮止め部に係合
させ、室内ユニットと取付具との間にスペーサを介在さ
せることで室内ユニットを傾斜させた状態に保持できる
ので、室内ユニットの引っ掛け部及び取付具の仮止め部
の構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は壁掛板の
斜視図、第2図は配管用作業スペース形成の要部を示す
縦断側面図、第3図は据付作業の説明図、第4図は据付
状態の縦断側面図、第5図は他の実施例の壁掛板の斜視
図、第6図は同配管用作業スペース形成の縦断側面図、
第7図は据付作業の説明図、第8図は据付状態の縦断側
面図、第9図は従来の室内ユニットの据付け説明図であ
る。 1……取付具(壁掛板)、2……係止部、3……仮止め
部、4……室内壁面、5……室内ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/00 - 1/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内壁面へ固定される取付具に、分離型空
    気調和機の室内ユニットの背面の上部に形成された引っ
    掛け部が掛止めされて前記室内ユニットを据付位置に支
    持する係止部を設けた分離型空気調和機の室内ユニット
    の据付装置において、前記係合部の下方に設けられると
    共に前記室内ユニットの引っ掛け部と係合可能な仮止め
    部と、前記引っ掛け部を前記仮止め部に係合させた際に
    前記室内ユニットの背面と前記取付具との間に介在して
    前記室内ユニットを斜め上向き状態に保持するスペーサ
    を備えたことを特徴とする分離型空気調和機の室内ユニ
    ットの据付装置。
JP2139475A 1990-05-29 1990-05-29 分離型空気調和機の室内ユニットの据付装置 Expired - Lifetime JP2823323B2 (ja)

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