JP4935304B2 - 空気調和装置の電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外ユニット - Google Patents
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室外ユニット1は、室外に設置されており、図1〜図4に示すように、いわゆるトランク型の室外機である。
ユニットケーシング2は、図1および図2に示すように、略直方体状に形成されており、図3または図4に示すように、主として、冷媒回路構成部品3と、ファン11と、電装品ユニット45と、を格納する。そして、ユニットケーシング2は、底板21と、左前板22aと、上部左前板22bと、右前板22cと、右側板23aと、上部右側板23bと、天板28と、を有している。
ファン11は、図3に示すように、複数の翼を有するプロペラファンであり、送風機室SP1(図4参照)において、熱交換器30の前面側の支持部材12に吹き出し口27と面するように上下方向に並んで2基取り付けられている。このファン11を回転駆動すると、室外ユニット1の内部が負圧状態となって、ユニットケーシング2の背面あるいは左側面からユニットケーシング2の正面へと向かう空気の流れが生成される。そして、上記空気の流れによって、熱交換器30(後段にて詳述)を通過した空気は左前板22aの吹き出し口27から外部へと吹き出される。
冷媒回路構成部品3は、図3及び図4に示されるように、熱交換器30、圧縮機40、レシーバ41、四路切換弁42、閉鎖弁37、38等を備えている。
電装品ユニット45は、機械室SP2の上部に配置されており(図4参照)、図5に示すように、本体部50と、第1取っ手部54と、第2取っ手部55と、第3取っ手部56と、を備えている。また、電装品ユニット45の重量は、約10kgである。
ここで、電装品ユニット45の室外ユニット1への取り付け作業について、以下において、図6を用いて説明する。
(1)
本実施形態の室外ユニット1において、図5に示すように、電装品ユニット45は、本体部50と、第1取っ手部54と、第2取っ手部55と、を備えている。本体部50は、平面視において略V字状に配置されており、上下方向に延びる2つの板状部材(第1板状部材51、第2板状部材52)を有している。第1取っ手部54は、上記2つの板状部材の上部を結ぶように取り付けられている。第2取っ手部55は、第1取っ手部54の下方において、上記2つの板状部材を結ぶように取り付けられている。
本実施形態の電装品ユニット45において、図5に示すように、第1板状部材51は比較的発熱量の大きいコンデンサ51c等の電子部品を実装した駆動用P板51aを搭載しており、第2板状部材52は比較的発熱量の小さい電子部品52bを実装した制御用P板52aを搭載している。
本実施形態の電装品ユニット45において、図5に示すように、第2取っ手部55の下方において、第1板状部材51と第2板状部材52とを結ぶように取り付けられた第3取っ手部56をさらに備えている。
本実施形態の電装品ユニット45において、図5に示すように、第2取っ手部55は2つの板状部材(第1板状部材51、第2板状部材52)の互いに離間した側の端部付近を結ぶように取り付けられている。
本実施形態の電装品ユニット45において、図5に示すように、第1取っ手部54には、本体部50を吊り下げる吊り下げ穴54aが形成されている。
本実施形態の空気調和装置の室外ユニット1は、図3に示すように、ユニットケーシング2と、仕切り板25と、電装品ユニット45と、を備えている。仕切り板25は、ユニットケーシング2の内部を送風機室SP1と機械室SP2とに区画するように上下方向に延びている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、図5に示すように、第1取っ手部54は、第1板状部材51および第2板状部材52の上端部の中央部付近を結ぶように、取り付けられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、図5に示すように、第1板状部材51は比較的発熱量の大きいコンデンサ51cやパワートランジスタ等の電子部品を実装した駆動用P板51aを搭載しており、第2板状部材52は比較的発熱量の小さい電子部品52bを実装した制御用P板52aを搭載している例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、図5に示すように、電装品ユニット45が第3取っ手部56を備えている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、図5に示すように、第2取っ手部55は、第1板状部材51および第2板状部材52の互いに離間した側の端部付近を結ぶように取り付けられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、図5に示すように、第1取っ手部54には、本体部50を吊り下げる吊り下げ穴54aが形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、室外ユニット1において、電装品ユニット45が備えられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、図5に示すように、各取っ手部(第1取っ手部54、第2取っ手部55、第3取っ手部56)は長手方向と直交する向きの断面が略U字状に形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、図5に示すように、第1取っ手部54には、本体部50を吊り下げる吊り下げ穴54aが形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
2 ユニットケーシング
3 冷媒回路構成部品
25 仕切り板
45 電装品ユニット
50 本体部
51 第1板状部材
51a 駆動用P板(プリント基板)
51b ヒートシンク
51c コンデンサ(電子部品)
52 第2板状部材
52a 制御用P板(プリント基板)
52b 電子部品
54 第1取っ手部
54a 吊り下げ穴
55 第2取っ手部
56 第3取っ手部
B 荷箱
SP1 送風機室
SP2 機械室
X 作業者
Z フック
Claims (4)
- 平面視において略V字状に配置されており上下方向に延びる2つの板状部材(51、52)を有する本体部(50)と、
前記2つの板状部材(51、52)の上部を結ぶ第1取っ手部(54)と、
前記第1取っ手部(54)の下方において、前記2つの板状部材(51、52)を結ぶ第2取っ手部(55)と、
前記第2取っ手部(55)の下方において、前記2つの板状部材(51、52)を結ぶ第3取っ手部(56)と、
を備え、
前記第1取っ手部(54)には、前記本体部(50)を吊り下げる穴(54a)が形成されている、
空気調和装置の電装品ユニット(45)。 - 前記2つの板状部材(51、52)は、発熱量の大きい電子部品(51c)を実装したプリント基板(51a)を保持する第1板状部材(51)と、発熱量の小さい電子部品(52b)を実装したプリント基板(52a)を保持する第2板状部材(52)である、
請求項1に記載の空気調和装置の電装品ユニット(45)。 - 前記第2取っ手部(55)は、前記2つの板状部材(51、52)の互いに離間した側の端部付近を結ぶように取り付けられている、
請求項1または2に記載の空気調和装置の電装品ユニット(45)。 - ケーシング(2)と、
前記ケーシング(2)の内部を送風機室(SP1)と機械室(SP2)とに区画するように略鉛直方向に延びる仕切り板(25)と、
請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和装置の電装品ユニット(45)と、
を備えている空気調和装置の室外ユニット(1)。
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