JP4935304B2 - 空気調和装置の電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外ユニット - Google Patents

空気調和装置の電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外ユニット Download PDF

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本発明は、空気調和装置の電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外ユニットに関する。
一般に、空気調和装置の室外ユニットや室内ユニット等の空調ユニットの中には、各機能を制御する制御基板が配置された電装品ユニットを備えているものがある。
例えば、特許文献1に示す電装品ユニットを備えた空調ユニットでは、レシーバのサイズを大きくする場合にも冷媒連絡配管の取り出し方向に制約が生じないようにしている。
特開2005−76923号公報(平成17年3月24日公開)
しかしながら、上記従来の空調ユニットでは、空調ユニットの組み立て時における空調ユニット本体への電装品ユニットの組み込み作業については、何らの検討もなされていない。
このため、このような空調ユニットにおいて、空調ユニットの組み立て時における作業性の悪さを改善することができなかった。
本発明の課題は、空調ユニットの組み立て時における作業性を従来よりも向上させることが可能な空気調和装置の電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外ユニットを提供することにある。
第1の発明に係る空気調和装置の電装品ユニットは、本体部と、第1取っ手部と、第2取っ手部と、第3取っ手部と、を備えている。本体部は、平面視において略V字状に配置されており上下方向に延びる2つの板状部材を有している。第1取っ手部は、2つの板状部材の上部を結ぶ。第2取っ手部は、第1取っ手部の下方において、2つの板状部材を結ぶ。第3取っ手部は、第2取っ手部の下方において、2つの板状部材を結ぶ。また、第1取っ手部には、本体部を吊り下げる穴が形成されている。
従来、このような電装品ユニットには、上部にしか取っ手が設けられていなかったため組み立て作業を行ない難かった。
これに対して、第1の発明に係る空気調和装置の電装品ユニットでは、第1取っ手部と、第1取っ手部の下方に第2取っ手部とを備えている。このため、荷箱から電装品ユニットを取り出す際には第1取っ手部を掴んで取り出し、空調ユニットに電装品ユニットを組み込む際には第2取っ手部を掴んで組み込むことが可能になる。
これにより、荷箱から電装品ユニットを取り出す場合と空調ユニットに電装品ユニットを組み込む場合とにおいて、作業性をそれぞれ向上させることができる。
この結果、空調ユニットの組み立て時における作業性を従来よりも向上させることができる。
また、この空気調和装置の電装品ユニットでは、第3取っ手部を備えているため、空調ユニットに電装品ユニットを組み込む際に、第3取っ手部をさらに掴んで組み込み作業を行なうことが可能になる。
この結果、空調ユニットの組み立て時における作業性をさらに向上させることができる。
さらに、この空気調和装置の電装品ユニットでは、第1取っ手部には、本体部を吊り下げる穴が形成されているため、小型クレーン等の補助手段を用いて電装品ユニットを吊り上げることが可能になる。
これにより、空調ユニットの組み立て時における作業性をさらに一層向上させることができる。
第2の発明に係る空気調和装置の電装品ユニットは、第1の発明に係る空気調和装置の電装品ユニットであって、2つの板状部材は、発熱量の大きい電子部品を実装したプリント基板を保持する第1板状部材と、発熱量の小さい電子部品を実装したプリント基板を保持する第2板状部材である。
これにより、発熱量の大きい電子部品と発熱量の小さい電子部品とを、別々の板状部材に配置することができる。
このため、発熱量の大きい電子部品において発生する熱の影響を、発熱量の小さい電子部品が受け難くすることができる。
の発明に係る空気調和装置の電装品ユニットは、第1またはの発明に係る空気調和装置の電装品ユニットであって、第2取っ手部は、2つの板状部材の互いに離間した側の端部付近を結ぶように取り付けられている。
ここでは、2つの板状部材の互いに離間した側の端部付近、すなわち、平面視において、略V字状に配置された2つの板状部材の開口側の各端部付近を結ぶように、第2取っ手部が取り付けられている。
これにより、2つの板状部材と交差する方向の第2取っ手部の長さをより長くして、掴み易くすることができる。
この結果、空調ユニットの組み立て時における作業性をより一層向上させることができる。
の発明に係る空気調和装置の室外ユニットは、ケーシングと、仕切り板と、第1から第の発明のいずれか1つに係る空気調和装置の電装品ユニットと、を備えている。
仕切り板は、ケーシングの内部を送風機室と機械室とに区画するように略鉛直方向に延びる。
これにより、空気調和装置の室外ユニット(以下、室外ユニットと表記)において、上記発明にかかる電装品ユニットと同様の効果を得ることができる。
このため、荷箱から電装品ユニットを取り出す場合と室外ユニットに電装品ユニットを組み込む場合とにおいて、作業性をそれぞれ向上させることができる。
この結果、室外ユニットの組み立て時における作業性を格段に向上させることができる。
第1の発明に係る空気調和装置の電装品ユニットによれば、空調ユニットの組み立て時における作業性を従来よりも向上させることができる。
第2の発明に係る空気調和装置の電装品ユニットによれば、発熱量の大きい電子部品において発生する熱の影響を、発熱量の小さい電子部品が受け難くすることができる。
第3〜第の各発明に係る空気調和装置の電装品ユニットによれば、作業性をさらに向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和装置の室外ユニット1について、図1〜図6を用いて説明すれば以下の通りである。
<室外ユニット1全体の構成>
室外ユニット1は、室外に設置されており、図1〜図4に示すように、いわゆるトランク型の室外機である。
室外ユニット1は、主に、ユニットケーシング2と、冷媒回路構成部品3と、ファン11と、電装品ユニット45と、を備えている。そして、室外ユニット1は、室外ユニット1の背面および左側面から外気(空気)を内部へと吸い込んで、吸い込んだ空気と冷媒との間で熱交換を行なわせる。さらに、室外ユニット1は、熱交換を行なった空気を正面から排気する。
<ユニットケーシング2>
ユニットケーシング2は、図1および図2に示すように、略直方体状に形成されており、図3または図4に示すように、主として、冷媒回路構成部品3と、ファン11と、電装品ユニット45と、を格納する。そして、ユニットケーシング2は、底板21と、左前板22aと、上部左前板22bと、右前板22cと、右側板23aと、上部右側板23bと、天板28と、を有している。
ユニットケーシング2の正面は、図1および図3に示すように、左前板22aおよび上部左前板22bによって正面視の左側側端から中央部やや右寄りの部分までが形成されている。また、右前板22cによって上記中央部やや右寄りの部分から右側端までが形成されている。
左前板22aは、平面視において略L字状に形成されており、室外ユニット1の左側面から正面にかけて配置されている。また、左前板22aには、正面側に円状に形成された吹き出し口27が上下方向に並んで2つ設けられている。この2つの吹き出し口27は、ファン11(後段にて詳述)によってユニットケーシング2の背面(後段にて詳述)側および左側面(後段にて詳述)側から内部に取り込まれた空気を外部に排気するための開口部である。
上部左前板22bは、平面視において略L字状に形成されて上下方向に延びる金属パネルであり、左前板22aの直上方に配置されている。
右前板22cは、室外ユニット1の正面視における右側に配置されており、平面視において略L字状に形成されている。また、右前板22cは、室外ユニット1の正面視における右側端で折り曲げられて背面側へと延びており、後段にて詳述するユニットケーシング2の右側面の正面側を形成している。
ユニットケーシング2の左側面は、図1および図3に示すように、正面視において、左前板22aおよび上部左前板22bが室外ユニット1の左側端で折り曲げられ、後方へと延びて形成されている。なお、ユニットケーシング2の左側面には、前後方向(正面側から背面側へ向かう方向)に長い長方形状の空気吸い込み口24aが上下方向に並んで設けられている。
ユニットケーシング2の右側面は、図2および図3に示すように、室外ユニット1の正面視における右側端から延びる右前板22cによって正面側が形成されており、さらに、右側板23aおよび上部右側板23bによって、背面側が形成されている。
ここで、室外ユニット1の背面は、図2に示すように、右側板23aおよび上部右側板23bによって右側部分の一部が形成されている。そして、室外ユニット1の残りの背面部分、すなわち、ユニットケーシング2の左側面の背面側の側端と、右側板23aおよび上部右側板23bの背面側の側端との間には、開口スペースが形成されている。
なお、熱交換器30(後段にて詳述)は、上記開口スペースに背面側が露出するように配置されている。
仕切り板25は、図3に示すように、平面視において弧状に形成されており、上下方向に延びる金属製の仕切り部材である。そして、仕切り板25は、図4に示すように、ユニットケーシング2の内部空間を左側の送風機室SP1と右側の機械室SP2とに区画するように配置されている。
管板26は、熱交換器30の背面側の端面に対応するように設けられた金属製の板状部材である。
<ファン11>
ファン11は、図3に示すように、複数の翼を有するプロペラファンであり、送風機室SP1(図4参照)において、熱交換器30の前面側の支持部材12に吹き出し口27と面するように上下方向に並んで2基取り付けられている。このファン11を回転駆動すると、室外ユニット1の内部が負圧状態となって、ユニットケーシング2の背面あるいは左側面からユニットケーシング2の正面へと向かう空気の流れが生成される。そして、上記空気の流れによって、熱交換器30(後段にて詳述)を通過した空気は左前板22aの吹き出し口27から外部へと吹き出される。
<冷媒回路構成部品3>
冷媒回路構成部品3は、図3及び図4に示されるように、熱交換器30、圧縮機40、レシーバ41、四路切換弁42、閉鎖弁37、38等を備えている。
熱交換器30は、送風機室SP1において、ユニットケーシング2の左側面から背面に沿うように配置された略L字形状の熱交換器である。そして、熱交換器30は、第1熱交換部31と第2熱交換部32とを有している。
第1熱交換部31は、上下方向の高さが左前板22aとほぼ同じ高さとなるように形成されている。
第2熱交換部32は、第1熱交換部31の直上方に配置されており、上部左前板22bと上下方向の高さがほぼ同じとなるように形成されている。
ここで、第1熱交換部31および第2熱交換部32は、室外ユニット1の左側面あるいは背面側から吸い込まれた空気が通りに抜ける際に、内部を流れる冷媒と空気との間で熱交換を行なわせる。
<電装品ユニット45>
電装品ユニット45は、機械室SP2の上部に配置されており(図4参照)、図5に示すように、本体部50と、第1取っ手部54と、第2取っ手部55と、第3取っ手部56と、を備えている。また、電装品ユニット45の重量は、約10kgである。
本体部50は、図4および図5に示すように、平面視において略V字状に配置された第1板状部材51と第2板状部材52とを有している。
第1板状部材51は、図4に示すように、仕切り板25と面するように配置されており、上下方向に延びる長方形状の板状部材である。そして、第1板状部材51は、図5に示すように、圧縮機40を駆動するインバータ回路を形成する比較的発熱量の大きいコンデンサ51cやパワートランジスタと、パワートランジスタを冷却する大型のヒートシンク51bと、を実装した駆動用P板(プリント基板)51aを搭載している。
第2板状部材52は、図4に示すように、ユニットケーシング2の正面と面するように配置されており、上下方向に延びる長方形状の板状部材である。そして、第2板状部材52は、運転制御を行うための制御回路を形成する比較的発熱量の小さい電子部品52b(図5参照)を実装した制御用P板(プリント基板)52aをユニットケーシング2の正面と面するように搭載している。
これにより、比較的発熱量の大きいコンデンサ51cやパワートランジスタ等の電子部品と比較的発熱量の小さい電子部品52bとを、第1板状部材51と第2板状部材52とにそれぞれ別々に配置することができる。
第1取っ手部54は、図5に示すように、本体部50の上部において、第1板状部材51および第2板状部材52の上端部の中央部付近を結ぶように配置されており、吊り下げ穴54aが形成されている。また、第1取っ手部54は、長手方向に直交する向きにおける断面が略U字状に形成されており、略U字状に形成された断面の開口側が上側となるように、第1板状部材51および第2板状部材52にそれぞれ取り付けられている。
吊り下げ穴54aは、図5に示すように、第1取っ手部54の長手方向の中央部付近に形成されており、略水平方向であって、且つ、第1取っ手部54の長手方向と直交する方向へと第1取っ手部54を貫通するように形成された円状の穴である。ここで、略水平方向とは、第1板状部材51の長手方向と交差する方向である。
第2取っ手部55は、第1取っ手部54の下方において、第1板状部材51および第2板状部材52の開口側の端部付近、すなわち第1板状部材51および第2板状部材52の互いに離間した側の端部付近を結ぶように取り付けられている。このように各端部付近を結ぶように第2取っ手部55を取り付けることによって、第2取っ手部55の長手方向の長さをより長くすることができる。なお、第2取っ手部55は、第1取っ手部54と同様に、長手方向に直交する方向の断面の形状が略U字状に形成されている。そして、第2取っ手部55は、略U字状に形成された断面の開口側が本体部50に対して略水平方向の外向きとなるように取り付けられている。
第3取っ手部56は、第2取っ手部55の下方において、第1板状部材51および第2板状部材52の下端部の中央部付近を結ぶように配置されている。なお、第3取っ手部56は、第2取っ手部55と同様に、長手方向に直交する方向の断面の形状が略U字状に形成されており、略U字状に形成された断面の開口側が下側となるように取り付けられている。
上記のように各取っ手部(第1取っ手部54、第2取っ手部55、第3取っ手部56)を設けることで、荷箱B(図6参照)から電装品ユニット45を取り出す場合および室外ユニット1に電装品ユニット45を取り付ける場合における作業性を向上させることができる。
なお、各取っ手部を設けることで、電装品ユニット45の強度を向上させるといった効果もある。
(電装品ユニット45の室外ユニット1への取り付け作業)
ここで、電装品ユニット45の室外ユニット1への取り付け作業について、以下において、図6を用いて説明する。
室外ユニット1の組み立てラインにおいて、図6(a)に示すように、作業者Xは、第1取っ手部54を掴んで電装品ユニット45を荷箱Bから取り出す。そして、作業者Xは、取り出した電装品ユニット45を作業テーブル(図示せず)に置く。
さらに、作業者Xは、図6(b)に示すように、組立作業用の簡易クレーン(図示せず)を操作し、簡易クレーンの先端に取り付けられたフックZを吊り下げ穴54aに引っ掛けて電装品ユニット45を吊り上げる。そして、作業者Xは、第2取っ手部55および第3取っ手部56を掴んで、室外ユニット1の機械室SP2の上部の所定の位置に電装品ユニット45を取り付ける。この際、図4に示すように、第1板状部材51が仕切り板25に面し、第2板状部材52がユニットケーシング2の正面と面するように、電装品ユニット45は取り付けられる。
なお、仕切り板25に面する第1板状部材51には複数の係止部(図示せず)が設けられており、仕切り板25に設けられた開口部(図示せず)にこれらの係止部を引っ掛けて電装品ユニット45を仕切り板25に保持させる。
<電装品ユニット45の特徴>
(1)
本実施形態の室外ユニット1において、図5に示すように、電装品ユニット45は、本体部50と、第1取っ手部54と、第2取っ手部55と、を備えている。本体部50は、平面視において略V字状に配置されており、上下方向に延びる2つの板状部材(第1板状部材51、第2板状部材52)を有している。第1取っ手部54は、上記2つの板状部材の上部を結ぶように取り付けられている。第2取っ手部55は、第1取っ手部54の下方において、上記2つの板状部材を結ぶように取り付けられている。
このため、荷箱Bから電装品ユニット45を取り出す場合には、作業者Xは第1取っ手部54を掴んで取り出すことができる。また、電装品ユニット45を室外ユニット1に取り付ける場合には、第2取っ手部55を掴んで取り付けることができる。
これにより、荷箱Bから電装品ユニット45を取り出す場合と、室外ユニット1に電装品ユニット45を取り付ける場合と、における作業性を向上させることができる。
この結果、室外ユニット1の組み立て時における作業性を従来よりも向上させることができる。
(2)
本実施形態の電装品ユニット45において、図5に示すように、第1板状部材51は比較的発熱量の大きいコンデンサ51c等の電子部品を実装した駆動用P板51aを搭載しており、第2板状部材52は比較的発熱量の小さい電子部品52bを実装した制御用P板52aを搭載している。
これにより、比較的発熱量の大きいコンデンサ51c等の電子部品と比較的発熱量の小さい電子部品52bとを、それぞれ第1板状部材51と第2板状部材52とに別々に配置することができる。
この結果、比較的発熱量の大きいコンデンサ51c等の電子部品において発生する熱の影響を電子部品52bが受け難くすることができる。
(3)
本実施形態の電装品ユニット45において、図5に示すように、第2取っ手部55の下方において、第1板状部材51と第2板状部材52とを結ぶように取り付けられた第3取っ手部56をさらに備えている。
これにより、作業者Xは、室外ユニット1に電装品ユニット45を取り付ける際に、第2取っ手部55と第3取っ手部56とを掴んで取り付けることができる。
このため、作業者Xは電装品ユニット45をよりしっかりと保持しながら、電装品ユニット45を室外ユニット1に組み込むことができる。
この結果、室外ユニット1の組み立て時における作業性をさらに向上させることができる。
(4)
本実施形態の電装品ユニット45において、図5に示すように、第2取っ手部55は2つの板状部材(第1板状部材51、第2板状部材52)の互いに離間した側の端部付近を結ぶように取り付けられている。
このため、例えば、上記2つの板状部材の中央部付近を結ぶように第2取っ手部55が取り付けられている場合よりも、第2取っ手部55の長手方向の長さをより長くすることができる。そのため、第2取っ手部55をより掴み易くすることばできる。
この結果、室外ユニット1の組み立て時における作業性をより一層向上させることができる。
(5)
本実施形態の電装品ユニット45において、図5に示すように、第1取っ手部54には、本体部50を吊り下げる吊り下げ穴54aが形成されている。
これにより、フックZを吊り下げ穴54aに引っ掛けて本体部50を吊り上げることができる。
この結果、室外ユニット1の組み立て時における作業性をさらに一層向上させることができる。
(6)
本実施形態の空気調和装置の室外ユニット1は、図3に示すように、ユニットケーシング2と、仕切り板25と、電装品ユニット45と、を備えている。仕切り板25は、ユニットケーシング2の内部を送風機室SP1と機械室SP2とに区画するように上下方向に延びている。
これにより、荷箱Bから電装品ユニット45を取り出す場合と室外ユニット1に電装品ユニット45を組み込む場合とにおける作業性をそれぞれ向上させることができる。
この結果、室外ユニット1の組み立て作業の作業性を格段に向上させることができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態では、図5に示すように、第1取っ手部54は、第1板状部材51および第2板状部材52の上端部の中央部付近を結ぶように、取り付けられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、室外ユニット1に電装品ユニット45を取り付ける際に問題が発生しない場合には、第2取っ手部55と同様に、第1板状部材51および第2板状部材52の上端部において、互いに離間した側の端部付近を結ぶように、第1取っ手部54を取り付けても良い。
この場合には、第1取っ手部54の長手方向の長さをより長くして、作業者がさらに第1取っ手部54を掴み易くすることができる。
(B)
上記実施形態では、図5に示すように、第1板状部材51は比較的発熱量の大きいコンデンサ51cやパワートランジスタ等の電子部品を実装した駆動用P板51aを搭載しており、第2板状部材52は比較的発熱量の小さい電子部品52bを実装した制御用P板52aを搭載している例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、コンデンサ51cやパワートランジスタ等の電子部品が発生させる熱の影響を電子部品52bが受けない場合には、駆動用P板51aおよび制御用P板52aを第1板状部材51に搭載しても良い。または、駆動用P板51aおよび制御用P板52aを第2板状部材52に搭載しても良い。
この場合にも、上記実施形態に係る電装品ユニット45と同様の効果を得ることができる。
(C)
上記実施形態では、図5に示すように、電装品ユニット45が第3取っ手部56を備えている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、電装品ユニット45の重量が比較的軽く作業者の負担が少ない場合には、第3取っ手部56は設けなくても良い。
この場合にも、上記実施形態に係る電装品ユニット45と同様の効果を得ることができる。
但し、この場合には、室外ユニット1本体に電装品ユニット45を取り付ける際に、作業者がしっかりと電装品ユニット45を保持し難くなるおそれがある。そのため、上記実施形態のように、第3取っ手部56を電装品ユニット45に備えさせる方がより好ましい。
また、例えば、第3取っ手部56を各板状部材(第1板状部材51、第2板状部材52)に取り付けることができない場合には、作業者が手で掴むための開口部を各板状部材に設けても良い。
この場合にも、上記実施形態にかかる電装品ユニット45と同様の効果を得ることができる。
但し、この場合には、各板状部材を作業者が持ちながら室外ユニット1に電装品ユニット45を取り付ける作業を行なう必要がある。そのため、各板状部材に搭載されている電子部品等を作業中に破損してしまうおそれがある。このため、上記実施形態のように、第3取っ手部56を設ける方がより好ましい。
(D)
上記実施形態では、図5に示すように、第2取っ手部55は、第1板状部材51および第2板状部材52の互いに離間した側の端部付近を結ぶように取り付けられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、電装品ユニット45や室外ユニット1のレイアウトの都合によって上記離間した端部付近を結ぶように第2取っ手部55を取り付けることができない場合には、第1板状部材51および第2板状部材52の中央部付近を結ぶように取り付けても良い。
この場合にも、上記実施形態に係る電装品ユニット45と同様の効果を得ることができる。
但し、この場合には、第2取っ手部55の長手方向の長さが短くなり掴み難くなる。このため、上記実施形態のように、第2取っ手部55は第1板状部材51および第2板状部材52の互いに離間した側の端部付近を結ぶように取り付ける方がより好ましい。
(E)
上記実施形態では、図5に示すように、第1取っ手部54には、本体部50を吊り下げる吊り下げ穴54aが形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、電装品ユニット45の重量が比較的軽く、クレーン等の補助手段によって本体部50を吊り上げる必要がない場合には、吊り下げ穴54aは設けなくても良い。
この場合にも、上記実施形態にかかる電装品ユニット45と同様の効果を得ることができる。
(F)
上記実施形態では、室外ユニット1において、電装品ユニット45が備えられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、空気調和装置の室内ユニットが電装品ユニット45を備えていても良い。
この場合にも、空気調和装置の室内ユニットにおいて、上記実施形態に係る電装品ユニット45と同様の効果を得ることができる。
(G)
上記実施形態では、図5に示すように、各取っ手部(第1取っ手部54、第2取っ手部55、第3取っ手部56)は長手方向と直交する向きの断面が略U字状に形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、各取っ手部の長手方向と直交する向きの断面が略円状や多角形状となるように、各取っ手部を形成しても良い。
この場合には、作業者が各取っ手部をより掴み易くなるので、電装品ユニット45の作業性をさらに向上させることができる。
但し、この場合には、各取っ手部を本体部50に取り付けるのに手間がかかり、製造コストの増加を招くおそれがある。このため、上記実施形態のように、各取っ手部は長手方向と直交する向きの断面が略U字状となるように形成する方がより好ましい。
(H)
上記実施形態では、図5に示すように、第1取っ手部54には、本体部50を吊り下げる吊り下げ穴54aが形成されている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、本体部50に十分な強度がある場合には、吊り下げ穴54aは本体部50に設けても良い。
この場合にも、上記実施形態にかかる電装品ユニット45と同様の効果を得ることができる。
但し、この場合には、電装品ユニット45を吊り上げる際に、電装品ユニット45が大きく傾く、または、フックZが電子部品等と干渉するおそれもある。このため、上記実施形態のように、第1取っ手部54に吊り下げ穴54aを設ける方がより好ましい。
本発明の空気調和装置の電装品ユニットは、空調ユニットの組み立て作業時における作業性を従来よりも向上させるという効果を奏することから、空気調和装置の電装品ユニットおよびこれを備えた空気調和装置の室外ユニットに対して広く適用可能である。
本発明の一実施形態に係る空気調和装置の室外ユニットの正面側の外観を示す斜視図。 図1に示す空気調和装置の室外ユニットの背面側の外観を示す斜視図。 図1に示す空気調和装置の室外ユニットの内部構成を示す分解図。 図1に示す空気調和装置の室外ユニットにおいて、仕切り板が取り付けられた状態を示す分解図。 図4に含まれる電装品ユニットの構成を示す斜視図。 図5に示す電装品ユニットに備えられた各取っ手部の使用方法を模式的に示す図。
1 室外ユニット(空気調和装置の室外ユニット)
2 ユニットケーシング
3 冷媒回路構成部品
25 仕切り板
45 電装品ユニット
50 本体部
51 第1板状部材
51a 駆動用P板(プリント基板)
51b ヒートシンク
51c コンデンサ(電子部品)
52 第2板状部材
52a 制御用P板(プリント基板)
52b 電子部品
54 第1取っ手部
54a 吊り下げ穴
55 第2取っ手部
56 第3取っ手部
B 荷箱
SP1 送風機室
SP2 機械室
X 作業者
Z フック

Claims (4)

  1. 平面視において略V字状に配置されており上下方向に延びる2つの板状部材(51、52)を有する本体部(50)と、
    前記2つの板状部材(51、52)の上部を結ぶ第1取っ手部(54)と、
    前記第1取っ手部(54)の下方において、前記2つの板状部材(51、52)を結ぶ第2取っ手部(55)と、
    前記第2取っ手部(55)の下方において、前記2つの板状部材(51、52)を結ぶ第3取っ手部(56)と、
    を備え
    前記第1取っ手部(54)には、前記本体部(50)を吊り下げる穴(54a)が形成されている、
    空気調和装置の電装品ユニット(45)。
  2. 前記2つの板状部材(51、52)は、発熱量の大きい電子部品(51c)を実装したプリント基板(51a)を保持する第1板状部材(51)と、発熱量の小さい電子部品(52b)を実装したプリント基板(52a)を保持する第2板状部材(52)である、
    請求項1に記載の空気調和装置の電装品ユニット(45)。
  3. 前記第2取っ手部(55)は、前記2つの板状部材(51、52)の互いに離間した側の端部付近を結ぶように取り付けられている、
    請求項1または2に記載の空気調和装置の電装品ユニット(45)。
  4. ケーシング(2)と、
    前記ケーシング(2)の内部を送風機室(SP1)と機械室(SP2)とに区画するように略鉛直方向に延びる仕切り板(25)と、
    請求項1からのいずれか1項に記載の空気調和装置の電装品ユニット(45)と、
    を備えている空気調和装置の室外ユニット(1)。
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