JP6081813B2 - 室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、給湯機や空気調和機の室外機に関するもので、特に、冷媒回路中に冷媒を一時的に蓄えるレシーバの保持構造の改良に係るものである。
この種の室外機には、冷媒回路中に冷媒を一時的に蓄えるレシーバを備えたものがある。レシーバは、冷媒回路から分岐する形で片側一方向のみが冷媒回路に接続されるため、両側が冷媒回路に接続されて位置が決まる場合と異なり、接続部を中心に動き、位置が固定されず、他の配管や部品と接触して振動や騒音を引き起こす原因となる。
レシーバの位置固定のため、従来は、図15に示すように、レシーバ100に隣接する配管101に溶接102するか(従来例1)、あるいは、図16に示すように、配管保持具103によりレシーバ100を隣接する配管101と共に保持し、結束具104によって縛って固定する(従来例2)、さらには、図示しないが、特許文献1に示すように、配管保持具に回り止め形状を設け、もう一本さらに隣接する配管に当てることで位置固定する方法が採用されている。
特開2000-171061号公報
しかし、レシーバ100を従来例1のように隣接する配管101に溶接102すると、レシーバ100と隣接配管101との間で熱伝導や熱漏洩が発生し、熱交換効率の低下となる。また、従来例2のように、レシーバ100を配管保持具103により隣接配管101と共に保持し、結束具104によって縛って固定した場合、隣接配管101を軸の中心としてレシーバ100が回転方向に移動しやすくなり、位置固定が不十分である。
特許文献1のように、配管保持具に回り止め形状を設け、もう一本さらに隣接する配管に当てることで位置固定した場合、回り止め形状部とそれに当てる配管の位置関係が寸法上、非常にシビアであり、その配管位置がわずかにずれてしまうと、回り止めの効果がなくなり、位置固定ができなくなるという課題があった。
本発明は、上記に鑑み、レシーバと他の部品との接触による振動・騒音を防ぐとともに、レシーバと他の部品との接触による熱伝達や熱漏洩による熱交換効率の低下を防止し得るレシーバ固定構造を備えた室外機の提供を目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、屋外の空気と冷媒との間で熱交換を行なう室外熱交換器と、冷媒を圧縮して送出する圧縮機と、該圧縮機、室外熱交換器並びに室内熱交換器に接続されて冷媒回路を構成する冷媒配管と、冷媒回路中で一時的に冷媒を蓄えるタンク状のレシーバと、前記レシーバを冷媒配管に保持するレシーバ保持具とを備えた室外機であって、前記レシーバ保持具は、ゴムもしくは合成樹脂からなる一体成形品であって、前記レシーバをタンク中心軸方向に貫通保持するレシーバ保持孔と、前記冷媒配管を貫通保持する配管取付孔とを有し、これらの孔中心軸が互いに直交し、かつ水平方向で互いにずれた位置に配置され、前記レシーバ保持孔および配管取付孔は、夫々外部に連通する切欠が形成され、前記レシーバ保持孔及び配管取付孔の径を縮径可能とされ、前記2つの切欠きは配管取付孔の孔中心軸に平行になるように形成されている。
本発明によると、レシーバ保持具は、レシーバのタンクを保持する保持部と、レシーバのタンク中心軸と概ね直交して配置された冷媒配管に取り付けられる取付部とを有しており、何らかの応力がレシーバ保持具にかかり、配管の管軸周りに回動する力が発生してもレシーバ保持部が配管と概ね直交しているので、レシーバの移動が制限され、容易かつ確実にレシーバを位置固定することができる。
本発明の実施形態に係る空気調和機の室外機を示す斜視図である。 図1の側壁および天板およびファン部分を取り除いた全体斜視図である。 図2の機械室側の拡大斜視図である。 第1のレシーバ保持具の斜視図である。 第2のレシーバ保持具の正面図である。 第2のレシーバ保持具の平面図である。 図1の熱交換室側の斜視図である。 図7の底板の裏面側から見た斜視図である。 ファンモータ支持部材の正面図である。 ファンモータ支持部材の側面図である。 ファンモータ支持部材の背面図である。 ファンモータ支持部材の平面図である。 ファンモータ支持部材の底面図である。 ファンモータ支持部材に上部取付板を取り付けた状態を底面側からみた図である。 従来例1のレシーバ位置固定構造を示す斜視図である。 従来例2のレシーバ位置固定構造を示す斜視図である。
以下、本発明に係る室外機の実施形態として空気調和機の室外機を例に図面に基づいて説明する。図1は空気調和機の室外機を示す斜視図、図2は室外機の底板部の斜視図である。
室外機1は、底板2の周縁に沿って側壁3が立設され、この側壁3の上端部を閉塞する天板4とから、箱形のキャビネット5が構成される。図2ではキャビネットを構成する側壁3および天板4を取り除き、底板2のみを図示している。
底板2は、金属板のプレス成形品であって、適宜の箇所に圧縮機や送風機を取り付ける取付部が形成され、また、仕切板6が立設されて、仕切板6によって左右の空間スペースに区切られている。図2では、仕切板6よりも右側空間スペースが、圧縮機10、四方弁11、膨張弁12、レシーバ13、ストレーナ18およびこれらを接続する冷媒配管14群が収容される機械室とされる。仕切板6よりも左側空間スペースが、室外熱交換器15と、送風機16及びこれを支持する支持部材17(図7および図8を参照)とが収容される熱交換室とされる。
圧縮機10は冷媒を圧縮して送出する。室外熱交換器15は屋外の空気と室外熱交換器の配管を通る冷媒との間で熱交換を行なう。室外熱交換器15は水平方向に等間隔に平行に並べられた多数の放熱フィン(図示略)と、該放熱フィンを貫通する複数段の冷媒管とを有し、冷媒管の端部はU字状の連結管15aによって連結され、蛇行状の冷媒流路が形成されている。ストレーナ18は、冷媒回路を循環する冷媒に混入する不純物を取り除く。膨張弁12は冷媒の減圧と流量制御を行なう。前記圧縮機10、室外熱交換器15および膨張弁12は、室内側に配置される室内熱交換器(図示略)に配管接続されて冷媒回路(図示略)を構成する。また、冷媒回路には冷媒を一時的に蓄えるレシーバ13が設けられる。さらに、冷媒回路には、ストレーナ18や膨張弁12が介在される。
レシーバ13は、図3に示すように、筒状のタンク構造を採用し、冷媒回路から分岐する形で片側一方向のみが冷媒回路に接続される回路構成を採る。この場合、レシーバ13は、その両側が冷媒回路に接続されて位置固定される場合と異なり、配管の接続部を中心として動いて位置固定されず、他の配管や部品と接触して振動や騒音を引き起こす原因となるので、レシーバ13を冷媒配管14に保持するレシーバ保持具20、21が設けられる。
レシーバ保持具は、第1のレシーバ保持具20と第2のレシーバ保持具21とを有し、両レシーバ保持具20,21は、互いに概ね90度の角度に配置された冷媒配管14の配管部14a,14bに取り付けられている。本例では、冷媒配管14がレシーバ13の頭頂部付近で概ね90度の角度に曲げられているので、第1のレシーバ保持具20は、レシーバ13の頭頂部付近に取り付けられ、第2のレシーバ保持具21は、レシーバ13の頭頂部から間隔をおいて、レシーバ13の下部に取り付けられている。
但し、両レシーバ保持具20,21の保持位置は、本実施形態に限定されるものではなく、少なくとも第1のレシーバ保持具20は、レシーバ13のタンク中心軸と概ね直交して配置された配管部14aに取付可能な位置とされ、第2のレシーバ保持具21は、第1のレシーバ保持具とは間隔をおいてレシーバタンク中心軸と平行な冷媒配管14の配管部14bに取付ける構成となっている。この場合、配管部14a,14bは、それぞれ別々の配管に存在してもよいが、本実施形態では、レシーバ13のタンク中心軸と概ね直交する方向に配置された配管部14aを、途中からレシーバ13のタンク中心軸に平行な管軸方向に概ね90度折曲げて、レシーバ13のタンク中心軸と平行な配管部14bとし、これら配管部14a,14bを一つの配管14に設けた構成である。
レシーバ保持具20,21の具体的な構成を図4〜図6に示す。図4は第1のレシーバ保持具の斜視図である。図5は第2のレシーバ保持具の正面図、図6はその平面図である。
第1のレシーバ保持具20は、図4に示すように、ゴムもしくは合成樹脂から形成され、縦方向に貫通する2つの孔22,23が互いに直交する方向で形成される。一つの孔22は、筒状に形成されてタンク状のレシーバ13を管軸方向に貫通保持するレシーバ保持孔(レシーバ保持部)として機能し、他の孔23は筒状に形成されて配管14を貫通保持する配管取付孔(配管取付部)として機能する。2つの孔22,23は、その孔中心軸が互いに直交し、かつ水平方向で互いにずれた位置(オフセット)に配置されている。2つの孔22,23のオフセット量は2つの孔22,23の孔径の合計値程度の小さい値とされ、第1のレシーバ保持具20の配管取付孔周りの回転モーメントがレシーバ13のタンク中心軸に直交する方向への移動力に及ぼす影響を極力少なくしている。
レシーバ保持孔22および配管取付孔23は、夫々外部に連通する切欠24,25が形成され、2つの孔22,23の径を縮径可能とされている。2つの切欠き24,25は配管取付孔23の孔中心軸に平行になるように形成される。そして、第1のレシーバ保持具20の外周には結束バンド26(図3参照)を係合する巻き締め凹部27が形成される。巻き締め凹部27は配管取付孔23の外周部を通ってレシーバ保持孔22の切欠25およびレシーバ保持孔22側の切欠25を跨ぐように形成されている。
この構成においては、第1のレシーバ保持具20の2つの孔22,23をレシーバ13および配管14にそれぞれ貫通した後、外周凹部27に結束バンド26を巻き締め固定することで、レシーバ13および配管14におけるレシーバ保持具20の位置が固定される。このとき、第1のレシーバ保持具20が、配管部14aの管軸(取付孔)周りに回転しようとしても、配管部14aの管軸とレシーバ13のタンク中心軸とがほぼ直交しており、配管部14aの管軸周りの回転モーメントがレシーバ保持部側に及びにくくなっているので、レシーバ保持部側の回動が規制される。ここで、冷媒配管14の曲がり具合が概ね直交する(90度)とは、曲がり具合が80度〜100度を意味する。なお、配管14の曲がり具合としては45度〜135度の範囲であってもよく、さらには、第1のレシーバ保持具20において、配管取付孔周りの回転モーメントがレシーバ13のタンク中心軸に直交する方向への移動力に極力影響を及ばない角度であればよい。
また、第2のレシーバ保持具21は、平板状の合成樹脂から形成され、縦方向に平行に貫通する2つの孔30,31が形成される。一つの孔30は、タンク状のレシーバ13をタンク中心軸方向に貫通保持するレシーバ保持孔として機能し、他の孔31は配管14を貫通保持する配管取付孔として機能する。
2つの孔30,31は、その孔中心軸が互いに平行に配置され、両孔中心軸を結ぶ直線の延長線上で、各孔30,31には、夫々外部に連通する切欠32,33が形成され、2つの孔30,31の径を縮径可能とされている。レシーバ側の切欠32の幅は、レシーバ13の外径よりも小さく、また、配管側の切欠33は配管14の外径よりも小さく設定されている。そして、第2のレシーバ保持具21の外周には結束バンド34(図3参照)を係合する巻き締め凹部35(外周凹部)が形成される。
上記構成においては、第2のレシーバ保持具21の孔30,31をレシーバ13および配管14にそれぞれ貫通した後、外周部の凹部35に結束バンド34を巻き締め固定することで、レシーバ13および配管14における第2のレシーバ保持具21の位置が固定される。
本例では、途中で概ね90度に折り曲げられた配管14のうち、レシーバ13のタンク中心軸と平行に配置された配管部14bに第2のレシーバ保持具21を配置し、レシーバ13のタンク中心軸と概ね直交するように配置された配管部14aに第1のレシーバ保持具20を配置し、両レシーバ保持具20,21を夫々配管14に位置固定している。そのため、レシーバ保持具20,21のいずれかが、配管14周りに回動しようとしても、他のレシーバ保持具がその回転を規制するので、レシーバ13の位置固定が確実に行われる。
本例では、第1のレシーバ保持具20のレシーバ側の保持孔30が孔軸方向に長い筒状に形成されているので、何らかの応力がかかり第1のレシーバ保持具20が配管取付孔31周りに回動しようとしても、レシーバ保持孔30側の筒部が回動を阻止する。したがって、第1のレシーバ保持具20のみをもってレシーバの位置固定を図ることもできるが、本例では、より確実にレシーバ13の位置固定を行なうために、レシーバ13に2つのレシーバ保持具20,21を準備した。
図7は熱交換室側の斜視図、図8は底板の裏面側から見た斜視図である。いずれの図も仕切板および機械室側の部品を取り除いて図示している。図7及び図8に示すように、熱交換室では、側面および背面に沿ってL字形に折り曲げられた室外熱交換器15が保持機構(図示略)を介して底板2に保持されている。送風機16は、ファン16aとファンモータ16bとを備える。ファン16aは、ファンモータ16bのモータ軸に固定された軸流ファンであって、図7の後方から前方に向かった風の流れを発生させる。ファンモータ16bは支持部材17にネジ止め固定される。
図9〜図13はファンモータ支持部材を示し、図9は正面図、図10は側面図、図11は背面図、図12は平面図、図13は底面図である。また、図14はファンモータ支持部材に上部取付板を取り付けた状態を示す底面図である。図に示すように、ファンモータ支持部材17は、金属板のプレス成形品であって、上下方向で中間部にファンモータを嵌合保持する開口36が形成され、その上下方向には軸流ファン16aの軸方向への風を通すための複数(2個づつ合計4個)の矩形の通風用の開口37が形成される。
支持部材17の上端に上部取付板39を保持するための板状の上部保持部40が前方へ概ね90度に折り曲げ形成される。その上部保持部40には上部取付板39から切り起こされた爪41を係合保持する平面視ヘ字形(平面視V字形)の保持孔42が左右一対形成されている。
支持部材17の下端には、キャビネットの底板2に位置固定するための板状の台座43が折り曲げ形成される。台座43の左右両側には底板2の左右一対の差込孔44(図2参照)に差し込み係合される脚片45が、台座43より一段下がった状態で前方へ突出形成される。また、支持部材17の垂直面の下端部には、底板2側から切り起こし形成された支え片46(図2参照)を裏面側から嵌合するよう前方に突出する嵌合部47が形成され、この嵌合部47にネジ孔48が形成される。支え片46は、図2に示すように、底板2の左右一対の差込孔44の中央付近から切り起こし形成され、その中心部に前記ネジ孔48に合わせてネジ孔49が形成される。支持部材17は、その下端部において、脚片45を差込孔44に差し込み係合し、次いで、中央部の両ネジ孔48,49にネジ嵌合することで、下端部が底板2に位置固定される。
また、図11及び図12に示すように、支持部材17の垂直面の左右両側は、上端から下端まで後方に折り曲げられて支持部材17の補強構造とされると共に、さらに内側に鋭角に折り曲げて折曲片50が形成される。この折曲片50によって後方から前方に向かう風が、開口36,37の周壁部分に滞留することなく、スムーズに前方に流れるようにしている。なお、折曲片50は、その部分で吹き溜まりをなくすように、支持部材17の垂直面とほぼ重なる程度まで折り曲げてもよい。また、支持部材17には、その開口36,37の周囲、上部保持部40の左右端部等に補強用のリブが形成されている。
モータ支持部材17の上部に取り付ける上部取付板39は、後端に室外熱交換器15の放熱フィン上端に係合保持する保持片53が折曲形成され、また、前端にキャビネットの側壁に位置固定される固定片54が折曲形成される。そして、上部取付板39の中央には切り起こし形成される一字形状の爪41が下方に突出形成され、モータ支持部材17のへ字形(V字形)の係合孔42に貫通接圧して係合保持され、上部取付板39のがたつきが低減される。また、左右一対の爪41の間にはネジ孔が形成され、ネジ固定されることにより、モータ支持部材17と上部取付板39とが位置固定される。
上記構成において、レシーバ13が、互いに概ね90度の角度に配置された冷媒配管14にレシーバ保持具20,21を介して保持されるので、レシーバ13の移動が制限され、容易に位置固定することができる。特に、途中で概ね90度に折り曲げられた配管14のうち、レシーバ13と平行な配管部14aに第1のレシーバ保持具20を配置保持し、レシーバ13の管軸方向と直交する配管部14bに第2のレシーバ保持具21を配置保持し、両レシーバ保持具20,21を夫々配管14の所望箇所に位置固定しているので、レシーバ保持具20,21のいずれかが、配管14周りに回動しようとしても、他のレシーバ保持具がその回転を規制し、レシーバ13の位置固定が確実に行われる。
以上の実施形態の説明から明らかな通り、本発明は、屋外の空気と冷媒との間で熱交換を行なう室外熱交換器と、冷媒を圧縮して送出する圧縮機と、該圧縮機、室外熱交換器並びに室内熱交換器に接続されて冷媒回路を構成する冷媒配管と、冷媒回路中で一時的に冷媒を蓄えるレシーバと、前記レシーバを冷媒配管に保持するレシーバ保持具とを備えた室外機であって、前記レシーバ保持具は、レシーバのタンクを保持する保持部と、レシーバのタンク中心軸と概ね直交して配置された冷媒配管に取り付けられる取付部とを有することを特徴とする。
上記構成によると、レシーバ保持具が、レシーバのタンクを保持する保持部と、レシーバのタンク中心軸と概ね直交して配置された冷媒配管に取り付けられる取付部とを有しているので、何らかの応力がかかり、レシーバ保持具が取付部を介して配管の管軸周りに回動しようとしても、タンク中心軸が冷媒配管と概ね直交するレシーバの保持部がその回動を規制することにより、レシーバの移動が制限され、容易かつ確実にレシーバを位置固定することができる。
また、レシーバ保持具はレシーバのタンク中心軸と概ね直交して配置された冷媒配管に取付けられる第1のレシーバ保持具とされ、さらに、前記レシーバのタンク中心軸に平行に配置された冷媒配管に、前記第1のレシーバ保持具とは間隔をおいて取り付けられる第2のレシーバ保持具を有する構成を採用してもよい。
上記構成によると、レシーバ保持具が冷媒配管の管軸周りに回動しようとしても、互いに直交するいずれかのレシーバ保持具がその回動を規制することになる。
なお、第1のレシーバ保持具および第2のレシーバ保持具は、それぞれ別々の配管に取り付けられても良いが、第1のレシーバ保持具および第2のレシーバ保持具は、レシーバのタンク中心軸に概ね直交する方向に配置され、途中からタンク中心軸に平行になるように曲げられた一つの配管に取り付けられる構成であってもよい。この構成によると、一つの配管とレシーバとの位置固定が確実かつ堅牢に行われることになる。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。例えば、上記実施形態では、空気調和機の室外機について説明したが、ヒートポンプ式給湯機の室外機であってもよい。この場合、配管で接続される冷媒回路の室内熱交換器が凝縮器として機能し、高温高圧の冷媒が水と熱交換することになる。
1 室外機
2 底板
3 側壁
4 天板
5 キャビネット
6 仕切板
10 圧縮機
11 四方弁
12 膨張弁
13 レシーバ
14 冷媒配管
15 室外熱交換器
16 送風機
17 モータ支持部材
18 ストレーナ
20 第1のレシーバ保持具
21 第2のレシーバ保持具
22 第レシーバ保持孔(レシーバ保持部)
23 配管取付孔(配管取付部)
24,25 切欠
26 結束バンド
27 外周凹部
30 レシーバ保持孔(レシーバ保持部)
31 配管取付孔(配管取付部)
32,33 切欠
34 結束バンド
35 外周凹部
36 開口
37 通風用開口
39 上部取付板
40 上部保持部
41 爪
42 保持孔
43 台座
44 差込孔
45 脚片
46 支え片
47 嵌合部
48,49 ネジ孔
50 折曲片

Claims (3)

  1. 屋外の空気と冷媒との間で熱交換を行なう室外熱交換器と、冷媒を圧縮して送出する圧縮機と、該圧縮機、室外熱交換器並びに室内熱交換器に接続されて冷媒回路を構成する冷媒配管と、冷媒回路中で一時的に冷媒を蓄えるタンク状のレシーバと、前記レシーバを冷媒配管に保持するレシーバ保持具とを備えた室外機であって、
    前記レシーバ保持具は、ゴムもしくは合成樹脂からなる一体成形品であって、前記レシーバをタンク中心軸方向に貫通保持するレシーバ保持孔と、前記冷媒配管を貫通保持する配管取付孔とを有し、これらの孔中心軸が互いに直交し、かつ水平方向で互いにずれた位置に配置され、
    前記レシーバ保持孔および配管取付孔は、夫々外部に連通する切欠が形成され、前記レシーバ保持孔及び配管取付孔の径を縮径可能とされ、前記2つの切欠きは配管取付孔の孔中心軸に平行になるように形成されたことを特徴とする室外機。
  2. 屋外の空気と冷媒との間で熱交換を行なう室外熱交換器と、冷媒を圧縮して送出する圧縮機と、該圧縮機、室外熱交換器並びに室内熱交換器に接続されて冷媒回路を構成する冷媒配管と、冷媒回路中で一時的に冷媒を蓄えるレシーバと、前記レシーバを冷媒配管に保持するレシーバ保持具とを備えた室外機であって、
    前記レシーバ保持具は、レシーバのタンクを保持する保持部と、レシーバのタンク中心軸と概ね直交して配置された冷媒配管に取り付けられる取付部とを有し、
    前記レシーバ保持具は、レシーバのタンク中心軸と概ね直交して配置された冷媒配管に取付けられる第1のレシーバ保持具とされ、さらに、前記レシーバのタンク中心軸に平行に配置された冷媒配管に、前記第1のレシーバ保持具とは間隔をおいて取り付けられる第2のレシーバ保持具を有することを特徴とする室外機。
  3. 第1のレシーバ保持具および第2のレシーバ保持具は、レシーバのタンク中心軸に概ね直交する方向に配置され、途中からタンク中心軸に平行になるように曲げられた一つの配管に取り付けられた請求項2に記載の室外機。
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