JP2013257369A - 光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カム溝の直進溝に対する角度がどのような角度であっても光学性能に影響を与えず、スムーズにズーミングまたはフォーカシングを行うことができる光学装置を提供する。
【解決手段】光学素子を保持し、光学素子の光軸方向に移動する第1の鏡筒と、第1の鏡筒の移動に伴って、第1の鏡筒が移動する方向と同じ方向に移動する第2の鏡筒と、第1、第2の鏡筒に接続する第1、第2のカムフォロアを光軸方向に変位させる第1、第2のカム溝を備えるカム環と、第1、第2のカムフォロアを光軸方向に案内する第1、第2の直進溝を備える固定筒と、第1のカムフォロア、第2のカムフォロアを夫々光軸方向と交差する方向に付勢する付勢部材と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直進溝を配置した固定筒に対して、カム溝を配置したカム環が回動することで、直進溝およびカム溝に係合するカムフォロアを配置したレンズ鏡筒が光軸方向に移動し、ズーミングまたはフォーカシングを行う光学装置に関する。
光学素子を保持した少なくとも1つのレンズ鏡筒、レンズ鏡筒に取り付けられるカムフォロア、カムフォロアが係合する直進溝が配置された固定筒、カムフォロアが係合するカム溝が配置されたカム環で、基本的に光学装置が構成される。そして、ズーミングまたはフォーカシングのため、カムフォロアは光軸方向にのみ移動可能となるように直進溝に嵌合し、かつカムフォロアはカム環の回動に伴って直進溝に沿って所定量光軸方向へ移動するようにカム溝に嵌合している。
ここで、直進溝とカムフォロア、およびカム溝とカムフォロアとの嵌合状態は、部品公差によって変化する。また、環境温度変化に伴う線膨張や高湿時のカムフォロアの吸湿によっても、この嵌合状態は変化する。嵌合状態の変化によって嵌合が弛んでガタが生ずると、ガタ分だけレンズ鏡筒が動いてしまい、光学性能に影響が生じる。また、逆に嵌合がきつくなると、カム環の回動時のトルクが増大し、スムーズにズーミングまたはフォーカシングができなくなる。
この問題に対して、特許文献1では、ズーミングまたはフォーカシングしてもレンズ鏡筒と一定の間隔を常に保って移動する移動部材を配置し、レンズ鏡筒と移動部材の間に光軸方向に付勢する付勢手段を配置して嵌合状態のガタを除去するようにしている。また、特許文献2では、カム環の外側に固定筒を配置し、コイルバネの一端を固定筒の外周に固定し他端をカムフォロアに固定して構成している。
特許第3206199号公報 特開2000−75191号公報
ズーミングまたはフォーカシングに伴うレンズ鏡筒の光軸方向の移動量は、光学設計で決定しており、機種毎で異なる。即ち、カム環に配置されたカム溝の直進溝に対する角度は、機種毎に異なる。光学装置としては、直進溝に対してカム溝がどのような角度に配置された場合であっても、光学性能に影響を与えず、スムーズにズーミングまたはフォーカシングを行う必要がある。
しかしながら、特許文献1では光軸方向にのみ付勢する構成であり、カム溝の直進溝に対する角度が大きい状態(90°に近い状態)では、光軸の周りの回転方向に付勢できない。このため、直進溝とカムフォロアのガタを除去できず、ガタ分だけレンズ鏡筒が動き、光学性能に影響が生じてしまう。
また、特許文献2では、コイルバネの端を固定筒に固定する構成のため、レンズ鏡筒の移動によってコイルバネの長さが変わり、付勢力が変化してしまう。この付勢力の変化のために、カム環の回動時のトルクも変化してしまい、スムーズにズーミングまたはフォーカシングを行うことができない。
本発明の目的は、カム溝の直進溝に対する角度がどのような角度であっても光学性能に影響を与えず、スムーズにズーミングまたはフォーカシングを行うことができる光学装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る光学装置の代表的な構成は、光学素子を保持し、前記光学素子の光軸方向に移動する第1の鏡筒と、前記第1の鏡筒の移動に伴って、前記第1の鏡筒が移動する方向と同じ方向に移動する第2の鏡筒と、前記第1の鏡筒に接続する第1のカムフォロアと、前記第1のカムフォロアに対し前記光学素子の光軸の周方向に変位した位置にあって前記第2の鏡筒に接続する第2のカムフォロアと、前記第1のカムフォロアを光軸方向に変位させる第1のカム溝、および前記第2のカムフォロアを光軸方向に変位させる第2のカム溝を備えるカム環と、前記第1のカムフォロアを光軸方向に案内する第1の直進溝、および第2のカムフォロアを光軸方向に案内する第2の直進溝を備える固定筒と、前記第1のカムフォロア、前記第2のカムフォロアを夫々前記光軸方向と交差する方向に付勢する付勢部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、カム溝の直進溝に対する角度がどのような角度であっても光学性能に影響を与えず、スムーズにズーミングまたはフォーカシングを行うことができる。
(a)は本発明の実施形態に係る光学装置としてのレンズユニットのコイルバネの付勢方向の説明図、(b)は光軸方向から見たコイルバネ取り付け部の説明図である。。 本発明の実施形態に係る光学装置としてのレンズユニットの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る2群鏡筒と移動環とコイルバネの分解斜視図である。
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
《第1の実施形態》
図2に、本発明の実施形態である光学装置としてのレンズユニットの分解斜視図を示す。101は第1レンズ群を保持した第1鏡筒、102は第2レンズ群を保持した2群鏡筒、103は第3レンズ群を保持した第3鏡筒である。また、104は第4レンズ群を保持した第4鏡筒、105は第5レンズ群を保持した第5鏡筒、106は第6レンズ群を保持した第6鏡筒である。
第1鏡筒101はフォーカスレンズを保持し、第2鏡筒102、第3鏡筒103、第4鏡筒104および第5鏡筒105は、それぞれ第2乃至第5レンズ群としての変倍レンズを保持する。第6鏡筒106は、固定レンズ群である第6レンズ群としてのリレー系レンズを保持しており、マウント112の後端部にカムフォロア108を介して固定される。107は後述する移動環、111は固定筒である。
固定筒111の光軸方向後端部(第6鏡筒106側の端部)には、マウント112がビス止めされ、マウント112には光学機器本体に取り付けられるフランジ部が形成されている。113は、固定筒111の外周のうち前側(第1鏡筒101側)の領域に配置され、ギア部を備えて光軸の周りに回転する第1の回転環としてのフォーカスカム環である。114は、固定筒111の内周のうち後ろ側(第6鏡筒106側)の領域に配置され、光軸の周りに回転する第2の回転環としてのズームカム環である。
108A乃至Gは、それぞれ第1鏡筒、移動環107、第2乃至第6鏡筒にビスで取り付けられたカムフォロアである。第1鏡筒101に接続するカムフォロア108Aは、固定筒111に形成された第1鏡筒側の直進溝111Aおよびフォーカスカム環113に形成されたカム溝113Aに嵌合する。直進溝はカムフォロアを光軸方向に案内する機能を備え、カム溝は光軸の周りに回転されることでカムフォロアを直進溝に沿って光軸方向に所定量変位させる機能を備える。
第2鏡筒102乃至第6鏡筒106にそれぞれ接続するカムフォロア108C乃至108Gは、それぞれ固定筒111に形成された第6鏡筒106側の直進溝111Bおよびズームカム環114に形成されたカム溝114B乃至Eに嵌合する。後に詳述する移動環107に接続するカムフォロア108Bは、固定筒111に形成された直進溝111Eおよびズームカム環114に形成されたカム溝114Aに嵌合する。
115はギア部を有し固定筒111の外周に配置されるズーム環であり、不図指の連結部材を介してズームカム環114と一体に回転する様に取り付けられる。121はアクチュエータとしてのモータユニットで、ステッピングモータ、DCモータ、振動型モータ等のモータ本体と、該モータ本体の回転を減速して出力する減速ギヤボックスを含む。モータユニット121は、ビスにより保持部材122に固定される。そして、保持部材122はビスにより固定筒111に固定される。
(フォーカス駆動機構)
ここで、フォーカス駆動機構について説明する。第1鏡筒101の外周における周方向120°毎の3箇所には、カムフォロア108Aが取り付けられている。第1鏡筒101に設けられたカムフォロア108Aは、上述したように固定筒111に光軸方向に延びるように形成された直進溝111Aに嵌合し、更にフォーカスカム環113に形成されたカム溝113Aにも嵌合する。また、フォーカスカム環113は、固定筒111に対してバヨネット結合構造等によって、光軸方向への移動が阻止された状態で、光軸の周りに回転可能となっている。
フォーカスカム環113のギア部と噛み合ったモータユニット121を駆動すると、フォーカスカム環113が回転駆動される。そして、カム溝113Aと直進溝111Aに沿って第1鏡筒101に接続するカムフォロア108Aが光軸方向に移動してフォーカシングが行われる。
(ズーム駆動機構)
ここでズーム駆動機構について説明する。上述したように、第2鏡筒102、第3鏡筒103、第4鏡筒104および第5鏡筒105は、それぞれ第2乃至第5レンズ群としての変倍系レンズを保持する。第2鏡筒102、第3鏡筒103、第4鏡筒104および第5鏡筒105が光軸方向に所定量移動することで、変倍(ズーム)が行われる。
第2鏡筒102、第3鏡筒103、第4鏡筒104および第5鏡筒105の外周における周方向120°毎の3箇所には、それぞれカムフォロア108C、108D、108E、108Fが取り付けられている。これら第鏡筒102乃至第5鏡筒105に設けられたカムフォロアは、固定筒111に光軸方向に延びるように形成された直進溝111Bに嵌合し、更にズームカム環114に形成されたカム溝114E、114B、114C、114Dにも嵌合する。
また、固定筒111の外周には、不図示の連結部材を介してズームカム環114と一体に回転するズーム環115が取り付けられている。ズームカム環114およびズーム環115は、固定筒111に対してバヨネット結合構造等によって光軸116の方向への移動が阻止された状態で光軸の周りに回転可能となっている。
ズーム環115のギア部と噛み合ったモータユニット121を駆動すると、ズーム環115が回転駆動される。ズーム環115が回転すると、これと一体的にズームカム環114が固定筒111に対して光軸の周りに回転する。ズームカム環114が回転すると、カム溝114E、114B、114C、114Dと直進溝111Bに沿って、カムフォロア108C乃至Fが取り付けられた第2乃至第5鏡筒102乃至105が、光軸方向に移動することで、ズーム駆動が行われる。
(移動環)
次に移動環107について、図1乃至図3を用いて説明する。以下に詳述するように、第1の鏡筒としての2群鏡筒102と、第2の鏡筒としての移動環107は、光軸方向の移動量が同じとなるように構成される(本実施形態では一体化)。図3で、102A乃至Cは2群鏡筒102のカムフォロア108C(第1のカムフォロア)の取り付け部、107A乃至Cは移動環107のカムフォロア108B(第2のカムフォロア)の取り付け部である。102Dは移動環回転規制軸、107Dは2群鏡筒回転規制穴であり、光軸116(図3)の周りの回転が規制される。
図3に示すように、移動環107の外周における回転方向120°毎の3箇所の取り付け部107A乃至Cには、カムフォロア108Bが取り付けられる。移動環107に設けられたカムフォロア108Bは、固定筒111に光軸方向に延びるように形成された直進溝111Eに嵌合し、更にズームカム環114に形成されたカム溝114Aにも嵌合する。直進溝111B(第1の直進溝)に対して、直進溝111E(第2の直進溝)は、ズームカム環114の周方向(回転方向)に60°変位した位置に配置されている。また、カム溝114Aも、カム溝114Eに対してズームカム環114の回転方向に60°ずれて配置している。
ズームカム環114の回転に伴う2群鏡筒102と、移動環107との光軸方向の移動量が同じとなるように、カム溝114E(第1のカム溝)とカム溝114A(第2のカム溝)とは同じカム形状に構成されている。2群鏡筒102には、移動環107とオーバーラップして一体化するように、カムフォロア108Cの取り付け部102A、102B、102Cが設けられる。
また、図1(b)に示すように、移動環107には、2群鏡筒102とオーバーラップして一体化するようにカムフォロア108Bの取り付け部107Cがカムフォロア108Cの取り付け部102Aに対し、周方向(回転方向)に60°ずれて設けられている。カムフォロア108Bの取り付け部107A、107Bも同様にカムフォロア108Cの取り付け部102B、102Aに対し、周方向(回転方向)に60°ずれて設けられる。
(付勢部材)
ここで、図1(a)に示すようにカムフォロア取り付け部102Aとカムフォロア取り付け部107Aの間には、コイルバネ109が設けられる。同様に、カムフォロア取り付け部102Bとカムフォロア取り付け部107B、カムフォロア取り付け部102Cとカムフォロア取り付け部107Cの間にもコイルバネ109が設けられる。ここで、コイルバネ109の付勢方向が、直進溝111Bとカム溝114Eのなす角度131の中間方向130と平行となるように、コイルバネ109がカムフォロア取り付け部102Aとカムフォロア取り付け部107Aに取り付けられる。
これにより、コイルバネ109は、第1のカムフォロアとしてのカムフォロア108C、第2のカムフォロアとしてのカムフォロア108Bを夫々光軸方向と交差する方向に付勢する。その結果、カムフォロア108Bと直進溝111Eおよびカムフォロア108Cとカム溝114Bの両方のガタと共に、カムフォロア108Cと直進溝111Bおよびカムフォロア108Cとカム溝114Eの両方のガタが除去される。
また、ズーム駆動を行った際も2群鏡筒102と移動環107は常に一定の間隔を保って光軸116の方向に移動するので、トルク変動が生じず、常にスムーズにズーム駆動を行うことができる。また、コイルバネ109をズームカム環114の内部に配置しているので、レンズユニットが大きくなることも回避することができる。
なお、移動環回転規制軸102Dと2群鏡筒回転規制穴107Dのガタ量は、カムフォロア108Cと直進溝111Bのガタ量よりも常に大きくなるように設定されているが、以下のように何ら問題を生じない。即ち、コイルバネ109を取り付けても、移動環回転規制軸102Dと2群鏡筒回転規制穴107Dとのガタ量以上にコイルバネ109が縮むため、移動環回転規制軸102Dと2群鏡筒回転規制穴107Dにより回転しない構成にできる。
以上、本実施形態によれば、カム溝の直進溝に対する角度がどのような角度であっても光学性能に影響を与えず、スムーズにズーミングまたはフォーカシングを行うことができるようになる。また、付勢手段を固定筒の内部に配置するため、レンズユニットは大きくならない。この結果、機種によらず高性能で高品位のレンズユニットが提供できるようになる。
(変形例)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、請求項に記載の範囲内で種々の変形が可能である。
(変形例1)
例えば、上記実施形態では、2群鏡筒102について述べたが、同様の構成をとることで1群鏡筒101、3群鏡筒103乃至5群鏡筒105のガタを除去することもできる。
(変形例2)
また、上述した実施形態では、コイルバネ109を引っ張って用いることで付勢力を発生させてガタの除去を行ったが、圧縮バネを用いて付勢力を発生させてガタの除去を行うこともできる。また、上述した実施形態では、コイルバネ109の付勢する方向を、直進溝とカム溝のなす角度が最も大きくなった位置での直進溝とカム溝のなす角度の中間方向であるとしたが、本発明はこれに限らない。即ち、光学素子を備える鏡筒の倒れまたは平行偏芯による光学性能の変化に対する敏感度が最も高くなる位置での、直進溝とカム溝のなす角度の中間方向とすることもできる。
また、上記実施形態では、カムフォロア取り付け部102Aとカムフォロア取り付け部107Aにコイルバネ109を取り付けたが、ズームカム環114の回転方向で位相がずれていれば他の部位へ取り付けることもできる。
(変形例3)
また、上記実施形態では、移動環回転規制軸102Dと2群鏡筒回転規制穴107Dで回転規制機構を構成したが、軸と穴を反対にしても回転規制機構を構成することができる。また、カムフォロア取り付け部102A乃至102Cと、カムフォロア取り付け部107A乃至107Cとのすき間誤差量が、カムフォロア108Cと直進溝111Bのガタ量よりも常に大きくなるように設定することでも回転規制機構を構成することができる。
(変形例4)
また、上記実施形態では、光学素子として透過型光学素子としてのレンズを示したが、本発明はこれに限らず、反射型光学素子としての凸面鏡や凹面鏡とすることもできる。
(変形例5)
また、上記実施形態では、光学素子を保持する第1の鏡筒としての第2鏡筒102と、
第2の鏡筒としての移動筒107とを一体化させて、第1の鏡筒、第2の鏡筒に接続するカムフォロア同士の光軸方向の位置を一致させたが、本発明はこれに限られない。即ち、
第1の鏡筒、第2の鏡筒に接続するカムフォロア同士の光軸方向の位置をずらせても良く、第2の鏡筒が第1の鏡筒と同じ動きをする構成であれば良い。例えば、第1の鏡筒、第2の鏡筒に接続するカムフォロア同士の方向が、図1(a)の直進溝111Bとカム溝114Eのなす角度131の中間方向130と一致するように構成し、この方向にコイルバネ109を設けることもできる。
102・・第2鏡筒、102A・・カムフォロア取り付け部、107・・移動環、107A・・カムフォロア取り付け部、108A、108B・・カムフォロア、109・・コイルバネ、111・・固定筒、114・・ズームカム環

Claims (6)

  1. 光学素子を保持し、前記光学素子の光軸方向に移動する第1の鏡筒と、
    前記第1の鏡筒の移動に伴って、前記第1の鏡筒が移動する方向と同じ方向に移動する第2の鏡筒と、
    前記第1の鏡筒に接続する第1のカムフォロアと、
    前記第1のカムフォロアに対し前記光学素子の光軸の周方向に変位した位置にあって前記第2の鏡筒に接続する第2のカムフォロアと、
    前記第1のカムフォロアを光軸方向に変位させる第1のカム溝、および前記第2のカムフォロアを光軸方向に変位させる第2のカム溝を備えるカム環と、
    前記第1のカムフォロアを光軸方向に案内する第1の直進溝、および第2のカムフォロアを光軸方向に案内する第2の直進溝を備える固定筒と、
    前記第1のカムフォロア、前記第2のカムフォロアを夫々前記光軸方向と交差する方向に付勢する付勢部材と、
    を有することを特徴とする光学装置。
  2. 前記光学素子は、ズーミングまたはフォーカシングの際に光軸方向に移動するレンズであることを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記第1の鏡筒および前記第2の鏡筒の前記光軸の周方向への回転を規制する回転規制手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の光学装置。
  4. 前記付勢部材の付勢する方向が、前記第1の直進溝と前記第1のカム溝のなす角度が最も大きくなった位置での前記第1の直進溝と前記第1のカム溝のなす角度の中間方向であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学装置。
  5. 前記付勢部材の付勢する方向が、前記第1の鏡筒の倒れまたは平行偏芯による光学性能の変化に対する敏感度が最も高くなる位置での前記第1の直進溝と前記第1のカム溝のなす角度の中間方向であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学装置。
  6. 前記第1のカム溝と前記第2のカム溝のカム形状は同じである請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学装置。
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