JP2008020488A - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影鏡筒部材の光軸中心を部品精度に依存することなく保証可能としたレンズ鏡筒及び撮像装置を提供する。
【解決手段】ズームレンズ鏡筒は、1群鏡筒11、2群鏡筒12、3群鏡筒13、移動フォロア地板14、移動カム環21を備える。2群鏡筒12のカムフォロア12aは、ズームレンズ鏡筒の光軸方向における常用領域の一部において移動カム環21のカム溝21dから脱落して非係合状態となる。2群鏡筒12のカムフォロア12aは、移動カム環21のカム溝21dに係合されると共に常用領域の一部においてカム溝21dから脱落して非係合状態となる。移動フォロア地板14のカムフォロア14a及び可動フォロア14cは、移動カム環21のカム溝21eに対して常に当接状態となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、繰り出しカム機構を備えるレンズ鏡筒及び撮像装置に関する。
従来、撮像装置に装着されるズームレンズ鏡筒の繰り出しカム機構としては各種の技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図11は、従来例に係るズームレンズ鏡筒の可動環の構成を示す斜視図である。図12は、従来例に係るズームレンズ鏡筒のカム環の内周面の展開図である。
図11及び図12において、可動環201は、撮像装置の撮影光学系の一部を支持する部材であり、下記のカム環101のカム溝に係合する複数のカムフォロア201a、201bを備えている。カム環101は、同一の基礎軌跡αを有する複数のカム溝101a、101bを備えている。カム環101は、複数のカム溝101a、101bが何れも前方一部或いは後方一部の何れかが存在しない(途中で切れている)状態で、カム環端面に開口している。
可動環201のカムフォロア201a、201bとカム環101のカム溝101a、101bとが係合し、カム環101が光軸中心に回転することにより、可動環201を光軸方向に進退させる構成となっている。可動環201の前方移動端では、カム環101のカム溝101aからカムフォロア201aが外れ、可動環201の後方移動端では、カム環101のカム溝101bからカムフォロア201bが外れるようになっている。一方のカムフォロアがカム溝から外れても他方のカムフォロアとカム溝が係合を維持することで、基礎軌跡αから逸脱しないようにしている。
上記構成とすることにより、カム環101の光軸方向長さを増大させることなく、可動環201の必要な移動量を確保することが可能となっている。
図13において、カム環301の内周面には、3本のカム溝301aが形成されている。可動環302の外周部には、カム環301のカム溝301aに係合する2本の固定カムフォロア302aと、付勢バネ304によりカム環301のカム溝301aに付勢される可動フォロア303とが配設されている。
図13から分かるように、可動フォロア303がカム環301のカム溝301aに付勢されることで、可動環302の残りの2本の固定カムフォロア302aもカム溝301aに当接した係合状態となる。よって、可動環302のカムフォロアとカム環301のカム溝とにおいて部品のガタを吸収することが可能となり、可動環302を変倍動作時に光軸方向に進退させても常に安定して光軸中心を保証することが可能となる。
特開2004−085932号公報
しかしながら、上記図11及び図12に示す従来例においては、上記図13に示す一般的な構成をとることが不可能である。その理由は、可動環のカムフォロアがカム環のカム溝から外れてしまうためである。可動環に可動フォロアを設けた場合には、カム溝から外れた可動フォロアが復帰する際にカム溝と接触してしまい、可動環の動作が不安定になってしまう。
そのため、従来例(図11)では、可動環に3本の固定カムフォロアを配設する構成となっている。しかし、可動環のカムフォロアとカム環のカム溝との隙間を無くすことは不可能であり、ズームレンズ鏡筒の変倍動作時における可動環の光軸中心を保証することが困難であるという問題があった。また、可動環のカムフォロアとカム環のカム溝との隙間を極力減らすために互いの部品精度を上げると、製造コストが高くなるという問題があった。
本発明の目的は、撮影鏡筒部材の光軸中心を部品精度に依存することなく保証可能としたレンズ鏡筒及び撮像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明のレンズ鏡筒は、撮影光学系を保持するレンズ鏡筒において、カムフォロアが外周面に配設され、前記撮影光学系の一部を保持する筒状の撮影鏡筒部材と、前記撮影鏡筒部材の前記カムフォロアに係合するカム溝が内周面に配設され、回転に伴い前記撮影鏡筒部材を前記撮影光学系の光軸方向に進退させる筒状のカム部材と、付勢部材とを備え、前記撮影鏡筒部材の前記カムフォロアは前記カム部材の前記カム溝から脱落して非係合状態となるように構成され、前期付勢部材は前記撮影鏡筒部材を前記移動部材に対して光軸方向に付勢していることを特徴とする。
また、本発明のレンズ鏡筒は、カムフォロアが外周面に配設され、前記撮影鏡筒部材に対して相対的に光軸方向に移動される移動部材を更に備え、前記カム部材の前記カム溝は、第一のカム溝と、前記第一のカム溝と略同一のカム軌跡を有する第二のカム溝とを含み、前記撮影鏡筒部材の前記カムフォロアは、前記カム部材の前記第一のカム溝に係合されると共に前記常用領域の一部において前記第一のカム溝から脱落して非係合状態となり、前記移動部材の前記カムフォロアは、前記カム部材の前記第二のカム溝に対して当接状態となるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、撮影鏡筒部材のカムフォロアが、光軸方向における常用領域の一部においてカム部材のカム溝から脱落して非係合状態となる。
また、撮影鏡筒部材とカム部材との間に移動部材を介在させ、これら各部材それぞれが部品のガタ吸収が可能である。これらにより、カム部材の光軸方向長さを増大させることなく撮影鏡筒部材に必要な移動量を確保することが可能となり、さらには撮影鏡筒部材の光軸中心を部品精度に依存することなく保証することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒としてのズームレンズ鏡筒の構成(沈胴位置)を示す断面図である。図2は、ズームレンズ鏡筒の構成(WIDE ANGLE(以下WIDE)位置)を示す断面図である。図3は、ズームレンズ鏡筒の構成(TELESCOPE(以下TELE)位置)を示す断面図である。
図1乃至図3において、先ず、ズームレンズ鏡筒の全体構成について説明する。ズームレンズ鏡筒は、1群レンズ1、2群レンズ2、3群レンズ3、1群鏡筒11、2群鏡筒12、3群鏡筒13を備えている。ズームレンズ鏡筒は、更に、移動フォロア地板14、絞りシャッタユニット15、移動カム環21、固定筒22、CCDホルダ23、直進ガイド環24を備えている。
1群レンズ1、2群レンズ2は、変倍作用を有するレンズである。3群レンズ3は、フォーカス(焦点調節)と像面補正を司るレンズである。CCD4は、1群レンズ1、2群レンズ2、3群レンズ3を介して結像された被写体の光学像を電気信号に光電変換する撮像素子である。1群鏡筒11、2群鏡筒12、3群鏡筒13は、それぞれ、1群レンズ1、2群レンズ2、3群レンズ3を光軸方向に移動可能に保持する筒状(環状)部材である。1群鏡筒11、2群鏡筒12及び移動フォロア地板14は、内周面にカム溝(後述)を有する移動カム環21に保持されている。
移動フォロア地板14は、2群鏡筒12に対して相対的に光軸方向に直進案内される筒状(環状)部材である。絞りシャッタユニット15は、絞り動作及びシャッタ動作を行う公知の機構であり、2群鏡筒12に固定されると共に、2群鏡筒12と一体的に光軸方向に移動される。移動カム環21は、外周面に配設された3つのフォロアピン21a、内周面に配設された溝部21b、内周面に配設されたカム溝21c、21d、21eを備えており、固定筒22の内周側に配置されている。
固定筒22は、内周面に配設されたカム溝22aを備えており、該カム溝22aを介して移動カム環21を光軸方向へ移動可能に保持している。CCDホルダ23は、固定筒22の光軸方向の後端部が固定されると共に、CCD4とローパスフィルタ(不図示)を保持している。直進ガイド環24は、光軸方向の前端部の外周部に配設された前方側突起部24a、光軸方向の後端部に配設されたフランジ部24bを備えており、1群鏡筒11、2群鏡筒12の回転を抑制して光軸方向へ直進移動させる。
次に、上記のように構成されたズームレンズ鏡筒の動作について詳述する。
ズームレンズ鏡筒に装備されたズームモータの回転が、ズームモータ出力側に配設されたギアに噛合う移動カム環21の外周部のギア(以上不図示)を介して伝達される結果、移動カム環21が回転する。ここで、移動カム環21の外周面に配設された3つのフォロアピン21aは、固定筒22の内周面に配設された3つのカム溝22aとそれぞれ嵌合している。これに伴い、移動カム環21は、固定筒22のカム溝22aに沿って回転しながら光軸方向に移動することになる。
直進ガイド環24の前端部の外周部に配設された前方側突起部24aは、移動カム環21の内周面に配設された溝部21bに当接している。更に、直進ガイド環24の後端部に配設されたフランジ部24bは、移動カム環21の後端部に当接している。これにより、直進ガイド環24は、移動カム環21に対して光軸方向への相対的な移動が規制されている。
また、直進ガイド環24は、固定筒22の内周側面に配設された直進ガイド(不図示)に直進可能に嵌合している。これにより、直進ガイド環24は、回転方向の移動が規制されている。従って、移動カム環21が、固定筒22のカム溝22aに沿って回転しながら光軸方向へ移動すると、直進ガイド環24は、移動カム環21の光軸方向の移動に追従して光軸方向にのみ移動する。
移動カム環21の内周面に配設されたカム溝21c、21d、21eには、それぞれ、1群鏡筒11のカムフォロア11a、2群鏡筒12のカムフォロア12a、移動フォロア地板14のカムフォロア14aが嵌合している。直進ガイド環24の側面には、光軸に平行に一定幅の直進ガイド溝(不図示)が配設されている。1群鏡筒11、2群鏡筒12、3群鏡筒13は、直進ガイド環24の直進ガイド溝により、回転移動を抑制されている。
そのため、移動カム環21が移動すると、1群鏡筒11、2群鏡筒12、3群鏡筒13は、回転せずに、移動カム環21の内周面のカム溝21c、21d、21eに沿って光軸方向に移動する。これにより、ズームレンズ鏡筒において所望の焦点距離に応じたレンズの配置を行うことが可能である。
次に、ズームレンズ鏡筒における2群鏡筒12の構成について詳述する。
図4は、2群鏡筒12、移動フォロア地板14、圧縮バネ33の構成を示す分解斜視図である。図5は、2群鏡筒12、移動フォロア地板14、圧縮バネ33を組み立てた状態を示す斜視図である。図6は、2群鏡筒12の正面図である。図7は、2群鏡筒12の図6の矢視A−A線に沿う断面図である。
図4乃至図7において、移動フォロア地板14の内周側面には、光軸方向に均一の幅を有する3本の直進ガイド溝14bが周方向に所定間隔で配設されている。また、2群鏡筒12の外周面には、3本の直進キー12bが周方向に所定間隔で配設されている。移動フォロア地板14の3本の直進ガイド溝14bは、2群鏡筒12の3本の直進キー12bに対してそれぞれ嵌合される。これにより、移動フォロア地板14は、2群鏡筒12に対する相対的な回転移動が規制され、2群鏡筒12に対して相対的に光軸方向にのみ移動することになる。
2群鏡筒12の3本の直進キー12bのうち1本に設けられている穴12cには、可動ピン31と付勢バネ32とが組み込まれている(図7参照)。2群鏡筒12の直進キー12bと移動フォロア地板14の直進ガイド溝14bとのガタを吸収するように、2群鏡筒12は、付勢バネ32により移動フォロア地板14に対して光軸中心の径方向に付勢される。これにより、2群鏡筒12の光軸中心に対する偏芯誤差は、移動フォロア地板14に対して相対的に保証されることになる。
また、移動フォロア地板14の外周面には、一体的に形成された2つのカムフォロア14aと、バネにより移動カム環21のカム溝21eに付勢された可動フォロア14cとが配設されている。これにより、移動フォロア地板14の光軸中心に対する偏芯誤差は、移動フォロア地板14のカムフォロア14aと移動カム環21のカム溝21eとの部品精度に依存することはない。なお、移動フォロア地板14のカムフォロア14a及び可動フォロア14cは、移動カム環21のカム溝21eに対して常に当接状態となるように構成されている(図9(係合)、図10(非係合)参照)。
具体的には、移動フォロア地板14の可動フォロア14cが移動カム環21のカム溝21eに付勢されることで、移動フォロア地板14のカムフォロア14aと、移動カム環21のカム溝21eとが当接する。これにより、移動フォロア地板14のカムフォロア14aと、移動カム環21のカム溝21eとのガタが吸収されることで、光軸中心が保証される。
本実施の形態では、上述したように、2群鏡筒12と移動カム環21との間に移動フォロア地板14を介して、それぞれに部品のガタ吸収機構を持たせている。これにより、2群鏡筒12の光軸中心は、移動フォロア地板14のカムフォロア14aと移動カム環21のカム溝21eとの部品精度に依存することなく保証される。
2群鏡筒12の外周側面には、圧縮バネ33が組み込まれている。2群鏡筒12は、圧縮バネ33により、移動フォロア地板14に対して光軸方向後方(撮像素子側)に常に付勢されることになる。2群鏡筒12は、ズームレンズ鏡筒の後述するTELE端近傍以外では、移動フォロア地板14のストッパ14dが可動ピン31に当接する位置で移動フォロア地板14に対して相対的に光軸方向の位置が決まる(図7参照)。
次に、ズームレンズ鏡筒における2群鏡筒12の変倍時の動作について詳述する。
図8は、移動カム環21の内周面の展開図である。
図8において、左方向の矢印は移動カム環21の回転方向を示し、上方向の矢印は被写体側を示す。2群鏡筒12に所望の移動量を与えるためには、図示のようなカム軌跡41が必要である。カム軌跡41とは、沈胴位置からWIDE位置(広角端)及びTELE位置(望遠端)までの常用領域と、ズームレンズ鏡筒の構成部品の組み込み時に必要な組み込み位相領域とを含む。カム軌跡41の光軸方向の最大移動量L2は、図示のように移動カム環21の光軸方向の長さL1を上回っている。
常用領域は、以下の領域を有する。2群鏡筒12のカムフォロア12aと移動カム環21のカム溝21dとの係合により、光軸方向位置制御を行う領域である。移動フォロア地板14の2本のカムフォロア14a及び可動フォロア14cと移動カム環21のカム溝21eとの係合により、光軸方向位置制御を行う領域である。
従って、従来のように、カム軌跡を移動カム環の内周面に単純に展開して形成する構造では、移動カム環の光軸方向の長さが増大してしまうことになる。このことは、即ち、ズームレンズ鏡筒の沈胴時の光軸方向長さを増大させることになる。これに対し、本実施の形態では、移動カム環21の光軸方向長さを増大させることなく、2群鏡筒12に必要な移動量を確保するものである。
2群鏡筒12の3本のカムフォロア12aと、移動フォロア地板14の2本のカムフォロア14a及び可動フォロア14cとは、図4及び図5から分かるように光軸方向に位置をずらして同位相となるように配置される。このため、2群鏡筒12のカムフォロア12aと移動カム環21のカム溝21d、移動フォロア地板14のカムフォロア14a及び可動フォロア14cと移動カム環21のカム溝21e、については以下のように形成される。即ち、組み込み位相、沈胴位置、WIDE位置、TELE位置とがそれぞれ同位相となるように形成される(図8参照)。
ここで、移動カム環21のカム溝21dとカム溝21eは、カム軌跡41をトレースするように形成される(略同一のカム軌跡を有する)が、それぞれがカム軌跡41を完全にカバーしているわけではない。移動カム環21のカム溝21dは、沈胴位置からWIDE位置への途中のm1と、WIDE位置からTELE位置への途中のm2において途切れており、移動カム環21の光軸方向の後端面において開口部を有する。移動カム環21のカム溝21eは、TELE位置近傍のm3からTELE位置まで勾配を持たない領域を有する。該領域では移動カム環21が回転しても移動フォロア地板14は光軸方向へは進退しない。
つまり、m1からm2までの領域は、移動カム環21のカム溝21eがカム軌跡41をカバーしている。また、m3からTELE位置までの領域は、移動カム環21のカム溝21dがカム軌跡41をカバーしている。これにより、カム軌跡41の全域をカバーすることになる。
図1の沈胴位置が、図8の移動カム環21のカム溝21d、21eのそれぞれの沈胴位置に対応している。沈胴位置においては、2群鏡筒12の3本のカムフォロア12aと、移動フォロア地板14の2本のカムフォロア14a及び可動フォロア14cの何れもが、対応する移動カム環21のカム溝21d、21eに対して係合している。
図1の沈胴位置から、ズームレンズ鏡筒が装着された撮像装置のズーム動作に伴って移動カム環21を回転させると、2群鏡筒12及び移動フォロア地板14の各部は以下のように動作する。2群鏡筒12の3本のカムフォロア12aと移動フォロア地板14の2本のカムフォロア14a及び可動フォロア14cは、それぞれ、移動カム環21のカム溝21d、21eにガイドされ沈胴位置からWIDE位置へ向かって光軸方向後方へ移動する。
上述したように、移動カム環21のカム溝21dは、移動カム環21の光軸方向の後端面において開口している。そのため、沈胴位置からWIDE位置への途中のm1において、2群鏡筒12の3本のカムフォロア12aは、移動カム環21のカム溝21dから外れる。m1からWIDE位置を通ってm2までの領域では、2群鏡筒12の3本のカムフォロア12aは、移動カム環21のカム溝21dから外れている。
そのため、上記m1からm2の領域においては、移動フォロア地板14の2本のカムフォロア14a及び可動フォロア14cのみが移動カム環21のカム溝21eに対して係合していることになる(図2、図7参照)。よって、m1からm2の領域においては、移動フォロア地板14が移動カム環21のカム溝21eにガイドされることで、2群鏡筒12も光軸方向へ移動される。このとき、2群鏡筒12は、移動フォロア地板14に対して相対的に光軸中心が保証される。
また、2群鏡筒12は、図7に示したように移動フォロア地板14のストッパ14dに可動ピン31が当接することで、移動フォロア地板14に対して相対的に光軸位置が保証される。m1からm2までの領域では、移動フォロア地板14はカム軌跡41に従って光軸方向にガイドされるため、2群鏡筒12もまたカム軌跡41から逸脱することはない。よって、2群鏡筒12の光軸方向の位置も保証される。
更に、移動カム環21を回転させると、WIDE位置からTELE位置への途中のm2において、2群鏡筒12の3本のカムフォロア12aは、移動カム環21の後端面の開口部からカム溝21dへ復帰する。m2から次のTELE位置近傍のm3を通りTELE位置に至るまでの領域では、2群鏡筒12及び移動フォロア地板14の各部は以下のように動作する。再び、2群鏡筒12の3本のカムフォロア12aと移動フォロア地板14の2本のカムフォロア14a及び可動フォロア14cの何れもが、対応する移動カム環21のカム溝21d、21eに対して係合する2重の係合状態となる。
しかしながら、上記m2からTELE位置までの領域では、2群鏡筒12の光軸中心及び光軸方向位置は、2群レンズ2を保持している2群鏡筒12のカムフォロア12aと移動カム環21のカム溝21dとの係合によってのみ保証されることが望ましい。2群鏡筒12の光軸方向位置に関しては、すでに2群鏡筒12のカムフォロア12aと移動カム環21のカム溝21dとが係合しているため、保証されている。2群鏡筒12の光軸中心の保証を、2群鏡筒12のカムフォロア12aと移動カム環21のカム溝21dとで保証可能とすればよい。
具体的には、図4に示すように、2群鏡筒12は、付勢バネ32により径方向のガタが吸収されて移動フォロア地板14に対して相対的に光軸中心が定められる。そのため、2群鏡筒12と移動フォロア地板14の相対関係を断ち切るように、付勢バネ32より圧縮バネ33の付勢力が勝るように構成する。これに伴い、2群鏡筒12のカムフォロア12aは、圧縮バネ33の付勢力により移動カム環21のカム溝21dに当接する。
これにより、付勢バネ32の付勢力に抗して圧縮バネ33の付勢力により、2群鏡筒12のカムフォロア12aと移動カム環21のカム溝21dのガタが吸収される。よって、m2からTELE端近傍のm3を通りTELE位置までの領域においては、2群鏡筒12の光軸中心及び光軸方向位置は、2群鏡筒12の3本のカムフォロア12aと移動カム環21のカム溝21dとの係合により保証される。
その後、移動カム環21を更に回転させると、TELE位置近傍のm3において移動カム環21のカム溝21eの勾配が無くなる。そのため、移動フォロア地板14は、m3からTELE位置までの領域においては、移動カム環21が回転しても光軸方向に進退しない。この間、2群鏡筒12は、移動カム環21のカム溝21dにガイドされて光軸方向前方へ移動する。そのため、m3からTELE位置までの領域では、移動フォロア地板14は、圧縮バネ33のバネ力に抗して2群鏡筒12との距離を縮めることになる。
そして、TELE位置(図3)において、移動フォロア地板14と2群鏡筒12とが最接近する。また、この間、移動フォロア地板14は、カム軌跡41から外れることになる。しかし、上述したように、m3からTELE位置までの領域においては、2群鏡筒12の光軸方向の位置保証は、2群鏡筒12のカムフォロア12aと移動カム環21のカム溝21dとの係合により保証されている。
本実施の形態のズームレンズ鏡筒では、移動カム環21と2群鏡筒12との間に移動フォロア地板14を介在させ、変倍動作時に2群鏡筒12と移動フォロア地板14との光軸方向の距離を変化させる。これにより、移動カム環21の光軸方向長さを増大させることなく、2群鏡筒12に必要な移動量を確保している。移動カム環21の光軸方向長さを増大させることなく2群鏡筒12に必要な移動量を確保するという点では、本実施の形態と従来例とで大きな相違はない。
本実施の形態のズームレンズ鏡筒の特徴は以下の点である。
先ず、本実施の形態では、移動カム環21と移動フォロア地板14、移動フォロア地板14と2群鏡筒12、それぞれに部品のガタ吸収機構(付勢バネ32、圧縮バネ33等)を有する構成としている。これにより、2群鏡筒12の光軸中心を、部品精度に依存することなく移動フォロア地板14を介して相対的に保証している。
また、本実施の形態では、移動フォロア地板14の2本のカムフォロア14a及び可動フォロア14cが、常に移動カム環21のカム溝21eと係合する構成としている。そのため、2群鏡筒12のカムフォロア12aが変倍動作中に移動カム環21のカム溝21dから脱落しても、移動フォロア地板14を介して2群鏡筒12の光軸中心を相対的に常に保証することを可能としている。これにより、移動カム環21の光軸方向長さを増大させることなく2群鏡筒12に必要な移動量を確保すると共に、2群鏡筒12の光軸中心を部品精度に依存することなく保証することが可能となる。
また、本実施の形態では、図8における沈胴位置からm1までの領域と、m2からTELE位置までの領域において、次のように構成されている。2群鏡筒12の3本のカムフォロア12aと移動フォロア地板14の2本のカムフォロア14a及び可動フォロア14cとが、対応する移動カム環21のカム溝21d、21eに対して係合する2重の係合状態となっている。
また、本実施の形態では、上述したように、圧縮バネ33が付勢バネ32より付勢力が勝るように構成することで、光軸中心の保証のため上記2重の係合状態を回避しているが、より積極的に回避するほうがなおよい。即ち、沈胴位置からm2に至るまでの領域では、移動カム環21のカム溝21dを2群鏡筒12のカムフォロア12aの径より大きめに形成する。m2からTELE位置に至るまでの領域では、移動カム環21のカム溝21eを移動フォロア地板14のカムフォロア14a及び可動フォロア14cの径より大きめに形成する。
この場合、先ず、沈胴位置からm2に至るまでの領域(常用領域内の領域)では、図9に示すように、2群鏡筒12のカムフォロア12aは、移動カム環21のカム溝21dから脱落して非係合状態となる。これにより、移動フォロア地板14が移動カム環21のカム溝21eにガイドされて光軸方向に進退し、2群鏡筒12は移動フォロア地板14に対して光軸中心及び光軸方向位置が保証されることになる。
次に、m2からTELE位置に至るまでの領域(常用領域内の領域)では、図10に示すように、移動フォロア地板14のカムフォロア14a及び可動フォロア14cは、移動カム環21のカム溝21eと非係合状態となる。但し、この領域では、移動フォロア地板14は、圧縮バネ33により光軸方向前方へ付勢されるため、移動カム環21のカム溝21eの光軸方向前方端面と当接状態となっている。これにより、2群鏡筒12が移動カム環21のカム溝21dにガイドされて光軸方向に進退する。
以上、変倍動作途中の常用領域のm2において、移動フォロア地板14と2群鏡筒12とにより、光軸方向にガイドするためのカムを乗り移ってカム軌跡41をカバーする。この場合においても、本実施の形態により得られる効果は何ら変わることはない。
以上説明したように、本実施の形態によれば、移動カム環21の光軸方向長さを増大させることなく2群鏡筒12に必要な移動量を確保することが可能となる。更に、2群鏡筒12の光軸中心を部品精度に依存することなく保証することを可能とするズームレンズ鏡筒の繰り出しカム機構を実現することが可能となる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、ズームレンズ鏡筒について説明したが、本発明は、ズームレンズ鏡筒が装着される撮像装置にも適用することが可能である。
本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒としてのズームレンズ鏡筒の構成(沈胴位置)を示す断面図である。 ズームレンズ鏡筒の構成(WIDE位置)を示す断面図である。 ズームレンズ鏡筒の構成(TELE位置)を示す断面図である。 2群鏡筒、移動フォロア地板、圧縮バネの構成を示す分解斜視図である。 2群鏡筒、移動フォロア地板、圧縮バネを組み立てた状態を示す斜視図である。 2群鏡筒の正面図である。 2群鏡筒の図6の矢視A−A線に沿う断面図である。 移動カム環の内周面の展開図である。 2群鏡筒のカムフォロアと移動カム環のカム溝との非係合状態を示す図である。 移動フォロア地板のカムフォロア及び可動フォロアと移動カム環のカム溝との非係合状態を示す図である。 従来例に係るズームレンズ鏡筒の可動環の構成を示す斜視図である。 従来例に係るズームレンズ鏡筒のカム環の内周面の展開図である。 一般的な可動環のカムフォロアとカム環のカム溝との係合状態を示す図である。
符号の説明
1 1群レンズ(撮影光学系)
2 2群レンズ(撮影光学系)
3 3群レンズ(撮影光学系)
4 CCD(撮影光学系)
11 1群鏡筒
12 2群鏡筒(撮影鏡筒部材)
12a カムフォロア
13 3群鏡筒
14 移動フォロア地板(移動部材)
14a カムフォロア
14c 可動フォロア
21 移動カム環(カム部材)
21d カム溝(第一のカム溝)
21e カム溝(第二のカム溝)
32 付勢バネ(第二の付勢部材)
33 圧縮バネ(付勢部材)
41 カム軌跡

Claims (9)

  1. 撮影光学系を保持するレンズ鏡筒において、
    カムフォロアが外周面に配設され、前記撮影光学系の一部を保持する筒状の撮影鏡筒部材と、
    前記撮影鏡筒部材の前記カムフォロアに係合するカム溝が内周面に配設され、回転に伴い前記撮影鏡筒部材を前記撮影光学系の光軸方向に進退させる筒状のカム部材と、
    付勢部材とを備え、
    前記撮影鏡筒部材の前記カムフォロアは前記カム部材の前記カム溝から脱落して非係合状態となるように構成され、前期付勢部材は前記撮影鏡筒部材を前記移動部材に対して光軸方向に付勢していることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記撮影光学系は、広角撮影と望遠撮影が可能な光学系であり、
    前記非係合状態となる領域は、前記レンズ鏡筒における収納状態である沈胴位置から広角端及び望遠端までの領域の一部であることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
  3. カムフォロアが外周面に配設され、前記撮影鏡筒部材に対して相対的に光軸方向に移動される移動部材を更に備え、
    前記カム部材の前記カム溝は、第一のカム溝と、前記第一のカム溝と略同一のカム軌跡を有する第二のカム溝とを含み、
    前記撮影鏡筒部材の前記カムフォロアは、前記カム部材の前記第一のカム溝に係合されると共に前記常用領域の一部において前記第一のカム溝から脱落して非係合状態となり、
    前記移動部材の前記カムフォロアは、前記カム部材の前記第二のカム溝に対して当接状態となるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記カム部材の前記第一のカム溝は、前記カム部材の光軸方向の端面において開口していることを特徴とする請求項3記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記カム部材の前記第二のカム溝は、勾配を持たない領域を有し、該領域では前記カム部材が回転しても前記移動部材は光軸方向へは進退しないことを特徴とする請求項3記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記撮影鏡筒部材と前記移動部材との間に更に第二の付勢部材を備え、
    前記第二の付勢部材により、前記撮影鏡筒部材を前記移動部材に対して光軸中心の径方向に付勢することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記非係合状態となる領域は、前記撮影鏡筒部材の前記カムフォロアと前記カム部材の前記第一のカム溝との係合により光軸方向位置制御を行う第一の領域と、前記移動部材の前記カムフォロアと前記カム部材の前記第二のカム溝との係合により光軸方向位置制御を行う第二の領域とを有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のレンズ鏡筒。
  8. 前記第一の領域では前記移動部材の前記カムフォロアと前記カム部材の前記第二のカム溝とが非係合状態となり、前記第二の領域では前記撮影鏡筒部材の前記カムフォロアと前記カム部材の前記第一のカム溝とが非係合状態となることを特徴とする請求項7記載のレンズ鏡筒。
  9. 前記請求項1乃至8の何れかに記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする撮像装置。
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