JP2013256789A - 車両用防護柵 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の防護柵と比較して新規な技術的特徴を備えた車両用防護柵を提供することである。
【解決手段】 車道に沿って所定間隔隔てて配置される角形鋼管製の支柱(12)と、隣接する支柱の頂部を連結するように配置される第1横梁(20)と、隣接する支柱の中間部を連結するように配置される第2横梁(22)とを備えた車両用防護柵(10)であって、支柱の基部にはベースプレート(14)が固定されており、支柱の車道側の第1面(S1)の両端に、平面視で第1面と直交するように、基部とベースプレートとの間に一対のリブプレート(16)がそれぞれ取り付けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は一般に、防護柵に関する。より詳細には、本発明は、車道の脇に設置され、車両が車道外に逸脱するのを防ぐための車両用防護柵に関する。
走行車両が道路から逸脱するのを防止するため、一般道路や橋梁上の車道に沿って、車両用防護柵が設置されている。
しかしながら、従来の防護柵は、防護柵を構成する部材の構造が複雑であったり、施工が煩雑である等、改善すべき点が存在するのが実情であった。
本発明は、このような状況に鑑みて開発されたものであって、従来の防護柵と比較して新規な技術的特徴を備えた車両用防護柵を提供することを目的としている。
本願請求項1に記載の車両用防護柵は、車道に沿って所定間隔隔てて配置される角形鋼管製の支柱と、隣接する前記支柱の頂部を連結するように配置される第1横梁と、隣接する前記支柱の中間部を連結するように配置される第2横梁とを備え、前記支柱の基部にはベースプレートが固定されており、前記支柱の車道側の第1面の両端に、平面視で前記第1面と直交するように、前記基部と前記ベースプレートとの間に一対のリブプレートがそれぞれ取り付けられていることを特徴とするものである。
本願請求項2に記載の車両用防護柵は、前記請求項1の防護柵において、前記支柱の前記基部の内部空間に、前記第1面の内側の両端からそれぞれ、前記第1面と対向する第2面の中央に向かって、平面視で逆V形をなすように一対のプレートがそれぞれ取り付けられていることを特徴とするものである。
本願請求項3に記載の車両用防護柵は、前記請求項1又は2の防護柵において、前記支柱の前記第1面を含む平面内に位置するように前記支柱の所定箇所に、ボルト孔付きのブラケットが取り付けられ、前記第1横梁及び前記第2横梁の所定箇所にねじ切りボルト孔が設けられており、前記ボルト孔と前記ねじ切りボルト孔とを整合させてボルト止めすることによって、前記第1横梁及び前記第2横梁を前記支柱に取り付けるように構成されていることを特徴とするものである。
本願請求項4に記載の車両用防護柵は、前記請求項1から請求項3までのいずれか1項の防護柵において、前記第1横梁の車道側の面及び前記第2横梁の車道側の面が前記リブプレートよりも車道側に位置するように構成されていることを特徴とするものである。
本発明の車両用防護柵によれば、支柱の下部をリブプレートで補強し、支柱の下部の内部空間をプレートで補強することにより、比較的簡単な構造で構造的に強固な防護柵を提供することができる。また、リブプレート及びプレートで補強することにより、支柱部材をサイズダウンすることができ、これによりコストを低減することが可能になる。さらに、ブラケットを用いてボルト止めすることにより横梁を支柱に固定することができるので、施工工期を短縮することが可能になる。
図1は、本発明の好ましい実施の形態に係る車両用防護柵を示した全体図である。 図2は、図1の部分2の拡大図である。 図3は、図1の部分3の拡大図である。 図4(a)は、図2の線4a−4aに沿って見た断面図、図4(b)は、図3の線4b−4bに沿って見た図、図4(c)は、図2の線4c−4cに沿って見た断面図である。 図5は、図1の車両用防護柵の支柱を示した部分切り取り斜視図である。 車両が車両用防護柵に衝突した場合における支柱の基部における衝突力の伝搬状態を示した図である。 図7は、第1及び第2横梁の支柱への取り付け状態を示した分解斜視図である。
次に、本発明の好ましい実施の形態に係る車両用防護柵について詳細に説明する。図1において全体として参照符号10で示される本発明の好ましい実施の形態に係る車両用防護柵は、車道に沿って所定間隔隔てて配置される支柱12と、隣接する支柱12の頂部を連結するように配置される第1横梁20と、隣接する支柱12の中間部を連結するように配置される第2横梁22とを備えている。
図5は、支柱12の構造を明瞭に示すため、一部を切り取って示した支柱12の基部の斜視図である。支柱12として、角形鋼管が使用される。支柱12の基部すなわち下端には、一対のベースプレート14がそれぞれ固定されている。ベースプレート14の固定は通常、支柱12の基部の四周をベースプレート14に隅肉溶接することによって行われる。
ベースプレート14は、構造的に所要の厚さを有する矩形の鋼板によって形成されており、ベースプレート14の四隅には、アンカーボルト用の孔14aが設けられている。
角形鋼管によって形成される支柱12の面のうち車道側の面S1の両端には、平面視でS1と直交するように(換言すると、面S1と直交する面S2、S3とほぼ一線をなすように)、支柱12の基部とベースプレート14との間に一対のリブプレート16がそれぞれ取り付けられている。リブプレート16は、ほぼ直角三角形の形状の鋼板によって形成されており、支柱12の面S1とベースプレート14に溶接することによって固定されている。好ましくは、リブプレート16の直角部には、支柱12とベースプレート14との溶接線を避けるため、切欠き16aが設けられている。
車両が防護柵10に衝突した場合には、横梁20、22を介して支柱12に、又は直接的に支柱12に、車道側と反対方向への力が作用することとなるが、リブプレート16を設けることにより、図6(a)に示されるように、衝突力がリブプレート16及びそれと一線をなす支柱12の面S2、S3に沿って伝搬するため、所定の設計荷重の範囲内においては、このような衝突力に対処することができる。
好ましくは、支柱12の基部の内部空間には、支柱12の面S1の内側の両端からそれぞれ、支柱12の面S1と対向する面S4の中央に向かって、平面視で逆V形をなすように一対のプレート18が配置されている。各プレート18は、矩形の鋼板によって形成されており、支柱12の内面に溶接することによって固定されている。各プレート18は、リブプレート16の高さとほぼ同じ高さを有している。
リブプレート16に加えてプレート18を設けることにより、図6(b)に示されるように、衝突力がリブプレート16及びそれと一線をなす支柱12の面S2、S3に沿って伝搬するとともに、プレート18にも力が分散されるため、さらに衝突力に対処することができる。
図7は、第1横梁20及び第2横梁22の支柱12への取り付け状態を示した分解斜視図である。第1横梁20は、支柱12の面S1を含む平面内に位置するように支柱12に取り付けられたブラケット12aを使用して支柱12に固定される。すなわち、ブラケット12aにはボルト孔12a1が設けられており、第1横梁20に設けられたねじ切りボルト孔(図示せず)とボルト孔12a1を整合させ、ワッシャ13aを付けてボルト13をねじ込むことによって、第1横梁20は支柱12に固定される。
第2横梁22は、支柱12の面S1を含む平面内に位置するように支柱12に取り付けられたブラケット12bを使用して支柱12に固定される。すなわち、ブラケット12bにはボルト孔12b1が設けられており、第2横梁22に設けられたねじ切りボルト孔(図示せず)とボルト孔12b1を整合させ、ワッシャ13aを付けてボルト13をねじ込むことによって、第2横梁22は支柱12に固定される。
好ましくは、図4(a)に示されるように、第1横梁20の車道側の面F1及び第2横梁22の車道側の面F2がリブプレート16よりも車道側に位置するように構成されている。これにより、車両が防護柵10に衝突する際には、まず第1横梁20及び第2横梁22に衝突し、しかる後、支柱12の基部に衝突するようになっている。
本発明は、以上の発明の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
たとえば、図面に示されている支柱12、ベースプレート14、横梁20、22等の大きさ等は、単なる例示的なものであり、これらに限定されるものではない。
10 車両用防護柵
12 支柱(角形鋼管)
S1 車道側の面(第1面)
S2、S3 S1と直交する面
S4 S1と対向する面(第2面)
13 ボルト
13a ワッシャ
14 ベースプレート
14a アンカーボルト用孔
16 リブプレート
16a 切欠き
18 プレート
20 第1横梁
22 第2横梁

Claims (4)

  1. 車道に沿って所定間隔隔てて配置される角形鋼管製の支柱と、隣接する前記支柱の頂部を連結するように配置される第1横梁と、隣接する前記支柱の中間部を連結するように配置される第2横梁とを備えた車両用防護柵であって、
    前記支柱の基部にはベースプレートが固定されており、
    前記支柱の車道側の第1面の両端に、平面視で前記第1面と直交するように、前記基部と前記ベースプレートとの間に一対のリブプレートがそれぞれ取り付けられていることを特徴とする車両用防護柵。
  2. 前記支柱の前記基部の内部空間に、前記第1面の内側の両端からそれぞれ、前記第1面と対向する第2面の中央に向かって、平面視で逆V形をなすように一対のプレートがそれぞれ取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載された車両用防護柵。
  3. 前記支柱の前記第1面を含む平面内に位置するように前記支柱の所定箇所に、ボルト孔付きのブラケットが取り付けられ、前記第1横梁及び前記第2横梁の所定箇所にねじ切りボルト孔が設けられており、前記ボルト孔と前記ねじ切りボルト孔とを整合させてボルト止めすることによって、前記第1横梁及び前記第2横梁を前記支柱に取り付けるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載された車両用防護柵。
  4. 前記第1横梁の車道側の面及び前記第2横梁の車道側の面が前記リブプレートよりも車道側に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された車両用防護柵。
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