JP6013976B2 - ばね部材及びそれを用いた柵部材支持構造 - Google Patents
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Description
すなわち本発明に係るばね部材は、上下方向に沿って凹溝が形成された複数の支柱が間隔を開けかつ前記凹溝を相対向させて立設されるとともに、前記凹溝の側壁間に左右の端部がそれぞれ挿入されて、複数の柵部材が積み重ねられて支柱に支持されるようになされた柵部材支持構造において、前記凹溝のいずれか一方の側壁と柵部材の前記端部との間に装着されて、柵部材の前記端部を前記凹溝の他方の側壁の方向に押圧するためのばね部材であって、
積み重ねられて上下に隣り合う下段の柵部材の上面と上段の柵部材の下面との間に配置される取付片と、前記取付片よりも下方に向けて凸状に突出して、下段の柵部材の端部を前記凹溝の他方の側壁の方向に押圧する第一押圧部と、前記取付片よりも上方に向けて凸状に突出して、上段の柵部材の端部を前記凹溝の他方の側壁の方向に押圧する第二押圧部とを備えたことを特徴とするものである。
前記構成のばね部材を、前記凹溝のいずれか一方の側壁と柵部材の前記端部との間に装着して、柵部材の前記端部が前記凹溝の他方の側壁の方向に押圧するようになされていることを特徴とするものである。
まず、図1〜図6に示す本発明に係る実施形態について説明する。
図1〜図6において、1は本発明のばね部材であり、Sはばね部材1を用いて形成した本発明に係る柵部材支持構造を備えた防護柵である。該防護柵Sは、後述する第一の柵体2と第二の柵体3とを前後に有するものである。
なお、第二の支柱31の形状は上述の形態に限定されるものではなく、H鋼等を用いた水平断面H型でもよく、要は、上下方向に沿って凹溝が形成されたものであればよい。
本実施形態においては、前記ばね部材1は、積み重ねられて上下に隣り合う下段の柵部材32bの上面と上段の柵部材32aの下面との間に配置される取付片11と、前記取付片11よりも下方に向けて凸状に突出して、下段の柵部材32bの端部321を第二の支柱31の凹溝311の前面側の側壁312の方向に押圧する第一押圧部12と、前記取付片11よりも上方に向けて凸状に突出して、上段の柵部材32aの端部321を前記凹溝311の前面側の側壁312の方向に押圧する第二押圧部13とを備えてなり、前記取付片11の基端部から下方に延びる縦片14の下部から、前記取付片11と反対側に折り返されて立上片15が斜め上方に立ち上げられて第一押圧部12が形成されるとともに、前記立上片15の上部から前記取付片11の側に折り返されて降下片16が斜め下方に降下されて第二押圧部13が形成されている点については、図1〜図6に記載の実施形態と同様であるが、前記降下片16の下部に、前記取付片11と反対方向に凹む収納部17は形成されておらず、また、前記立上片15の上部から前記取付片11の側に折り返されて斜め下方に降下された降下片16の下端縁は、取付片11より上方に配置されている点について、図1〜図6に記載の実施形態と相違する。
本実施形態においては、前記ばね部材1は、積み重ねられて上下に隣り合う下段の柵部材32bの上面と上段の柵部材32aの下面との間に配置される取付片11と、前記取付片11よりも下方に向けて凸状に突出して、下段の柵部材32bの端部321を第二の支柱31の凹溝311の前面側の側壁312の方向に押圧する第一押圧部12と、前記取付片11よりも上方に向けて凸状に突出して、上段の柵部材32aの端部321を前記凹溝311の前面側の側壁312の方向に押圧する第二押圧部13とを備えてなり、前記取付片11の基端部から下方に延びる縦片14の下部から、前記取付片11と反対側に折り返されて立上片15が斜め上方に立ち上げられて第一押圧部12が形成されるとともに、前記立上片15の上部から前記取付片11の側に折り返されて降下片16が斜め下方に降下されて第二押圧部13が形成され、前記降下片16の下部に、前記取付片11と反対方向に凹む収納部17が形成され、前記ばね部材1が凹溝311のいずれか一方の側壁312と前記柵部材32の端部321との間に配置されたときに、前記収納部17に前記縦片14の上部が嵌まり込むようになされている点については、図1〜図6に記載の実施形態と同様であるが、前記縦片14の上部が収納部17に嵌まり込んだ状態において、前記縦片14の上部背面と収納部17の前面との間に、隙間18が形成されるようになされている点について、図1〜図6に記載の実施形態と相違する。
11 取付片
111 通孔
12 第一押圧部
13 第二押圧部
14 縦片
15 立上片
16 降下部
17 収納部
18 隙間
2 第一の柵体
21 第一の支柱
22 第一の柵部材
211 支柱本体
212 ベース部
213 前フランジ
214 後フランジ
215 ウェブ
3 第二の柵体
31 第二の支柱
311 凹溝
312 側壁
32 第二の柵部材
32a 上段の柵部材
32b 下段の柵部材
321 端部
322 面状部材
323 枠材
324 突起
325 空間
4 連結手段
41 第一の被連結部
42 第二の被連結部
43 第三の被連結部
431 第一の端部
432 第二の端部
5 軸部材
51 第一の軸部材
52 第二の軸部材
N アンカーボルト
BN ボルト・ナット
K 地覆コンクリート
Claims (5)
- 上下方向に沿って凹溝が形成された複数の支柱が間隔を開けかつ前記凹溝を相対向させて立設されるとともに、前記凹溝の側壁間に左右の端部がそれぞれ挿入されて、複数の柵部材が積み重ねられて支柱に支持されるようになされた柵部材支持構造において、前記凹溝のいずれか一方の側壁と柵部材の前記端部との間に装着されて、柵部材の前記端部を前記凹溝の他方の側壁の方向に押圧するためのばね部材であって、
積み重ねられて上下に隣り合う下段の柵部材の上面と上段の柵部材の下面との間に配置される取付片と、前記取付片よりも下方に向けて凸状に突出して、下段の柵部材の端部を前記凹溝の他方の側壁の方向に押圧する第一押圧部と、前記取付片よりも上方に向けて凸状に突出して、上段の柵部材の端部を前記凹溝の他方の側壁の方向に押圧する第二押圧部とを備えたことを特徴とするばね部材。 - 前記ばね部材は、前記取付片の基端部から下方に延びる縦片の下部から、前記取付片と反対側に折り返されて立上片が斜め上方に立ち上げられて第一押圧部が形成されるとともに、前記立上片の上部から前記取付片の側に折り返されて降下片が斜め下方に降下されて第二押圧部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のばね部材。
- 前記降下片の下部に、前記取付片と反対方向に凹む収納部が形成され、前記ばね部材が凹溝のいずれか一方の側壁と前記柵部材の端部との間に配置されたときに、前記収納部に前記縦片の上部が嵌まり込むようになされたことを特徴とする請求項2に記載のばね部材。
- 前記縦片の上部が収納部に嵌まり込んだ状態において、前記縦片の上部背面と収納部の前面との間に、隙間が形成されるようになされていることを特徴とする請求項3に記載のばね部材。
- 上下方向に沿って凹溝が形成された複数の支柱が間隔を開けかつ前記凹溝を相対向させて立設されるとともに、前記凹溝の側壁間に左右の端部がそれぞれ挿入されて、複数の柵部材が積み重ねられて支柱に支持されるようになされた柵部材支持構造であって、
前記請求項1〜4のいずれか1項に記載のばね部材が、前記凹溝のいずれか一方の側壁と柵部材の前記端部との間に装着されて、柵部材の前記端部が前記凹溝の他方の側壁の方向に押圧されるようになされていることを特徴とする柵部材支持構造。
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