JP6494120B2 - 起伏収容式仮設防護柵 - Google Patents

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Description

本発明は、道路改良工事等に用いられる両面にガードレールを備える起伏収容式仮設防護柵に関する。
大規模な道改良工事等では、工事中の安全を確保するために仮設防護柵を設けることが一般的である。仮設防護柵の設置作業は、渋滞を回避するために交通量の少ない夜間の特定の時間帯に限って行われことが多い。安全を確保するために、設置作業は交通規制の完了を待って行わなくてはならない。撤去作業についても同様である。すなわち、仮設防護柵の設置・撤去作業は夜間の限られた時間帯のうち、さらに限られた時間帯に行わなければならない場合が多い。このようなきわめて時間制約の大きい状況下では、仮設防護柵の設置・撤去作業の効率化が必要不可欠である。
特開2001−207421号公報
設置・撤去作業の効率化を図った仮設用防護柵として、例えば、特許文献1では、仮設防護柵の基礎内部空間にガードレール等を収容することができる片側にガードレールが設けられた仮設防護柵が開示されている。この仮設防護柵は片側にガードレールが設けられている構成となっていることから、基本的には、歩車道境界や路肩に使用可能となっている。狭小な個所に施工する場合では、ガードレールをはみ出させないように、支柱を中心から片側にずらせて設置しなければならないことがある。また、仮設防護柵を上り車線・下り車線を分離するために使用しようとする場合、設置後にガードレールが設けられていないもう一方の側に、改めてガードレールを設けなければならない。また、撤去時は、もう一方の側のガードレールを外した後でなければ、基礎内部空間にガードレール等を収容することができない。すなわち、この仮設用防護柵を上り車線・下り車線を分離するために使用しようとする場合、設置・撤去作業の効率化が図れないおそれがある。
仮に、特許文献1に開示された仮設防護柵を改良して両面にガードレールを設ける構成とした場合、ガードレールを収容可能とするためには、短手方向の幅の広い基礎内部空間を確保する必要が生じ、仮設防護柵の大型化、重量化を招き、設置・撤去作業の効率化が図れないおそれがある。
道路改良工事等では、既存の道路を切り廻を行うことにより、作業帯を確保するとともに、交通渋滞を回避するために、既存道路と同じ車線数を設ける場合がほとんどである。また、切り回しによって造られた新たな車線は、上り線・下り線を分離するための仮設用防護柵が設けられる。ほとんどの場合、新たな車線では、既存の道路の車線幅を確保することができず、当該箇所での交通容量が低下し、交通渋滞を招く一因となる。そのため、仮設用防護柵の短手方向の幅は法令等で許される範囲で、可能な範囲で狭くすることが求められることがある。仮設防護柵を新たな車線に設置した場合は、基礎構造の幅が広くならざるを得ず、交通渋滞を助長する要因となるおそれがある。
そこで、本発明の課題は、仮設用防護柵の起伏する部材の幅を小さくでき、軽量化、コンパクト化等を図るとともに、設置・撤去作業の効率化を可能とする起伏収容式仮設防護柵を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、長手方向に長尺であるとともに、上方に開口する凹部が形成された基礎架台と、前記基礎架台のウェブ部の上面に固定され、長手方向の背部と短手方向の側部を有し、前記基礎架台の長手方向に複数設けられている定着部材と、長手方向に設けられるガードレールと、短手方向に厚さを有する回動板状部材と、を備え、前記回動板状部材の下方側端部は、短手方向に延びる第1回動軸線を中心として前記定着部材に回動可能に取り付けられているとともに、上方側端部は、短手方向に延びる第2回動軸線を中心として前記ガードレールに回動可能に取り付けられおり、前記回動板状部材が倒伏した状態のとき、前記ガードレール及び前記回動板状部材を前記ウェブ部の短手方向の幅に収容可能であり、前記回動板状部材が起立した状態のとき、前記回動板状部材が前記定着部材に緊締部材により固定できることを特徴とする起伏収容式仮設防護柵である。
この構成によれば、前記回動板状部材は短手方向に厚さを有するので、短手方向の幅を薄くすることができる。これにより、ガードレールと回動板状部材を倒した状態で、前記基礎架台の上方に形成された前記ウェブ部の短手方向の幅に収容することができる。ガードレールと回動板状部材を起立した状態で、緊締部材により固定できる。その結果、道路路肩、歩車道境界のみならず、上り車線・下り車線を分離するためにも使用することができる。定着部材により回動板状部材を固定できるので、耐荷力も確保できる。回動板状部材には、板、中空板等も含まれる。
仮設用防護柵を倒伏状態から起立させたとき、すでにガードレールが取り付けられているので、上り車線・下り車線を分離するために用いた場合でも、その後、新たなガードレール取付け作業をすることなく仮設用防護柵の設置作業を行うことができる。その結果、設置作業の効率化を図ることができる。
前記回動板状部材が倒伏した状態のとき、前記基礎架台の上方に形成される前記凹部に収容されているので、その後の作業をすることなく仮設用防護柵の撤去作業に取りかかることができる。その結果、撤去作業の効率化を図ることができる。
この構成によれば、前記定着板は、長手方向の背部と短手方向の側部を有しているので、水平方向の耐荷力を強化できる。また、前記基礎架台の長手方向に所定の間隔で複数設けられているので、一つの基礎架台に一対のガードレールを複数組設けることが可能となり、仮設用防護柵の長尺化を図ることができる。その結果、仮設用防護柵の設置・撤去数を減らすことができ、設置・撤去作業の効率化を図ることができる。
請求項に係る発明は、長手方向に長尺であるとともに、上方に開口する凹部が形成された基礎架台と、前記基礎架台のウェブ部の上面に固定された定着部材と、長手方向に設けられるガードレールと、短手方向に厚さを有する回動板状部材と、を備え、前記回動板状部材の下方側端部は、短手方向に延びる第1回動軸線を中心として前記定着部材に回動可能に取り付けられているとともに、上方側端部は、短手方向に延びる第2回動軸線を中心として前記ガードレールに回動可能に取り付けられおり、前記回動板状部材が倒伏した状態のとき、前記ガードレール及び前記回動板状部材を前記ウェブ部の短手方向の幅に収容可能であり、前記回動板状部材が起立した状態のとき、前記回動板状部材が前記定着部材に緊締部材により固定でき、前記ガードレールと前記回動板状部材が倒伏した状態の前記基礎架台を上方に積み上げたとき、上方の前記基礎架台を支持するための支持部材を、前記ウェブ部上面にさらに備え、前記支持部材は、開口する凹部が対向する状態で設けられた平面形状がU字形の一対の板であり、前記一対の板で画成される空間は、防護柵を組み立てるとき必要となる部品を収容可能であることを特徴とする。
この構成によれば、前記起伏収容式防護柵は、上方の前記基礎架台を支持するための支持部材を備えているので、上側の基礎架台が下側のガードレールに接触することによる破損等を防止するために、特段の作業をすることなく前記起伏収容式防護柵を積み上げることができる。その結果、積み込み・積み下ろし作業の効率化を図ることができる。
この構成によれば、支持部材で画成される空間は、起伏収容式防護柵を現場で組み立てるとき必要となる部品を収容可能であるので、組み立て用の部品を別途そろえることなく仮設用防護柵を組み立てることができる。その結果、設置作業の効率化を図ることができる。
請求項に係る発明は、長手方向に長尺であるとともに、上方に開口する凹部が形成された基礎架台と、前記基礎架台のウェブ部の上面に固定された定着部材と、長手方向に設けられるガードレールと、短手方向に厚さを有する回動板状部材と、を備え、前記回動板状部材の下方側端部は、短手方向に延びる第1回動軸線を中心として前記定着部材に回動可能に取り付けられているとともに、上方側端部は、短手方向に延びる第2回動軸線を中心として前記ガードレールに回動可能に取り付けられおり、前記回動板状部材が倒伏した状態のとき、前記ガードレール及び前記回動板状部材を前記ウェブ部の短手方向の幅に収容可能であり、前記回動板状部材が起立した状態のとき、前記回動板状部材が前記定着部材に緊締部材により固定でき、前記ガードレールと前記回動板状部材が倒伏した状態の前記基礎架台を上方に積み上げたとき、上方の前記基礎架台を支持するための支持部材を、前記ウェブ部上面にさらに備え、上方の基礎架台がずれることを防止するためのずれ止め部材が、前記支持部材の直下の前記ウェブ部の下面に設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、前記起伏収容式防護柵は、上方の前記基礎架台を支持するための支持部材を備えているので、上側の基礎架台が下側のガードレールに接触することによる破損等を防止するために、特段の作業をすることなく前記起伏収容式防護柵を積み上げることができる。その結果、積み込み・積み下ろし作業の効率化を図ることができる。
この構成によれば、起伏収容式仮設防護柵には、ずれ止め部材が設けられているので、上方に積み上げられた起伏収容式仮設防護柵の位置ずれや落下を防止することができる。
本発明第1実施形態の仮設防護柵の組み立て完成状態の正面図である。 本実施形態の仮設防護柵の倒伏した状態の正面図である。 (a)は、仮設防護柵の片側のガードレールを省略した組み立て完成状態の拡大斜視図であり、(b)は組み立て完成状態の拡大正面図である。 (a)は仮設防護柵の倒伏した状態の拡大斜視図であり、(b)は同両側のガードレールを使用略した拡大斜視図であり、(c)は倒伏した状態の拡大正面図である。 (a)は第1支持板、及び、ずれ止め板の斜視図であり、(b)は同正面図である。 (a)は第2支持板の斜視図であり、(b)は同正面図である。 回動板の正面図である。 (a)は定着板の正面図であり、(b)は同平面図であり、(c)は同側面図である。 (a)はブラケットの正面図であり、(b)は同平面図である。 (a)は補強板の正面図であり、(b)は同平面図であり、(c)は同側面図である。 図1のI-I断面に沿って切断した断面図である。 連結プレートの正面図である。 第2実施形態の仮設防護柵(眩光防止網の取付け状態)を示す正面図である。 同実施形態の眩光防止網の取付け状態の拡大斜視図である。 同実施形態の防止網支柱の正面図である。 第3実施形態の仮設防護柵を示し、(a)は、仮設防護柵の組み立て完成状態の拡大斜視図であり、(b)は組み立て完成状態の拡大正面図である。 第3実施形態の仮設防護柵を示し、(a)は仮設防護柵の拡大斜視図であり、(b)は倒伏した状態の拡大正面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について説明する。
図1は第1実施形態の起伏収容式仮設防護柵1(以下、仮設防護柵1という。)の組み立て完成状態を示し、図2は仮設防護柵1が倒伏した状態を示す。仮設防護柵1は運搬、設置、撤去等に伴い、上記の2つの状態が相互に移り変わるものである。
図1及び図3(a)(b)に示す通り、仮設防護柵1は、基礎架台2と、4組の一対の定着板3,3(定着部材)と、4つの回動板4と、4つの一対の補強板5,5(補強部材)と、2組の一対のガードレール6,6などから構成されている。仮設防護柵1は金属製、例えば、鉄製が好ましい。
仮設防護柵1は、ガードレール6一対を回動板4の両面に有し、上り車線・下り車線を分離するために使用する。
基礎架台2は、フランジ部21,21とウェブ部22を有するH形鋼であり、長手方向Y(基礎架台2が延びる方向)に長尺に延びているとともに、上方に開放する凹部である上側空間24a、下方に開放する凹部である下側空間24bを形成している。フランジ部21,21の両端部にジョイント取付孔26(図1参照)が4個ずつ所定の間隔に形成されている。H形鋼の横幅寸法(短手方向Xの外寸)は、200、250、300、350、400、500mm等が例示される。
図11に示す通りジョイント取付孔26にジョイント用ボルト221が連結用プレート120を介して挿通されナット222で螺合され固定されるようになっている。これにより、基礎架台2を相互に連結することができる。図12に示す通り連結用プレート120は矩形の板であり、ジョイント取付孔26に対応する孔121が形成されている。
ウェブ部上面27に、4組の一対の定着板3,3が等間隔又は任意間隔に設けられている。なお、一対の定着板3,3の取付け位置、個数等については基礎架台2とガードレール6との関係で適宜変更可能である。例えば、さらに長尺な基礎架台2を用い3組のガードレールを取り付ける場合は、6組の一対の定着板3,3を用いることができる。逆に、短尺な基礎架台2を用い1組のガードレールを取り付ける場合は、2組の一対の定着板3,3を用いることができる。
図3(b)及び図4(c)に示す通り、一対の定着板3,3は、背部35、35が所定の隙間Cを存する状態でフランジ部21と平行になるように配設されている。また、それぞれの背部35と、フランジ部21の距離は同じ例を示す。この隙間Cは、フランジ部21,21の間隔の4分の1以下、例えば、5〜15%が例示される。定着板3,3の片側の幅は、フランジ部21,21の間隔の3分の1以下、例えば、20〜30%が例示され、また、ウェブ部22の厚み以上の厚さのものが例示される。定着板3,3の高さはガードレール6の高さと概ね同じである。回動板4の起立状態では、定着板3,3よりもガードレール6,6は高い位置になり(図3(b)参照)、回動板4の倒伏状態では、定着板3,3とガードレール6,6は同じ位置になる(図4(c)参照)。
図3(a)、(b)、図8(a)、(b)に示す通り、定着板3は、平面形状がU字状の板であり、正面形状が上下方向Zに長い矩形状で長手方向Yに延び出す背部35と、背部35の両端から短手方向Xに向かって同じ方向に垂直に延びる側部36,36で構成されている。背部35の下端部に支柱回動孔31が形成され、その上方に2個の固定孔32が上下方向Zに列をなして所定の間隔で形成されている。側部36によって、定着板3の水平方向の剛性を高めることができ、水平方向の外力に対しての所定の強度が確保できるとともに、変形しにくい構造となっている。
図3(a)(b)、図4(a)(b)(c)、及び図7に示す通り、隙間Cに回動板4がスライド可能に挿入されている。回動板4は正面形状が矩形状で所定の厚さの存する薄板であり、起立状態では上下方向Zに直立し、倒伏状態では、長手方向Yに伏せた配置になる。回動板4の厚さは定着板3の隙間Cとの関係で設定される。回動板4の横幅は厚みの2〜5倍、高さは横幅の5〜7倍が例示される。回動板4は、起立状態において、厚みは短手方向Xにあり、横幅は長手方向Yにあり、高さは上下方向Zにある。回動板4の高さは、ガードレール6を取り付けるため、定着板3の高さよりも高く設定されている。回動板4の高さと幅は、定着板3の寸法との関係で設定される。回動板4の形状は矩形に限定されず、楕円、小判等の縦長形状等、適宜の形状を取り得る。
回動板4には、上下方向Zに延びる中心線上の下端部に支柱回動孔31に対応する孔41、その上方に固定孔32に対応する孔42が上下方向Zに列をなして2つ形成されている。さらにその上方に、ガードレール回動孔66(図9参照)に対応する孔43、その上方に長手方向Yに列をなす2つの孔44が形成されている。孔44は、後述する第2実施形態の対向車線のヘッドライトの光を低減するための眩光防止網200を脱着可能に固定する孔であり、眩光防止網200を取り付けない場合は、省略してもよい。
支柱回動孔31及び孔41は、回動板4が倒伏されたとき、ウェブ部上面27に回動板4が衝突しない位置に設けられている。なお本実施形態では回動板4は矩形の板としているが、下端部の隅に丸みを設けてもよい。これにより孔41を低い位置に設けても、回動板4とウェブ部上面27の衝突は回避することができる。
図10に示す通り、補強板5は、平面形状がU字状の板であり、正面形状が上下方向Zに縦長の矩形状であり長手方向Yに延び出す前部55と、前部55の両端から短手方向Xに同じ方向に向かって垂直に延びる一対の側部56、56で構成されている。側部56の延出方向は、側部36の延出方向とは、逆方向になっている。前部55の下端部に、固定孔32に対応する孔51が上下方向Zに列をなして2つ形成されている。また、回動板4と接している部分の密着性を高めるために、側部56の上端部が定着板3の方向に突出した階段状となっている。補強板5は、長手方向Yの幅が、定着板3の幅よりも小さく構成されている。補強板5の短手方向Xの厚みが、定着板3の厚みよりも小さくされている。そのため、定着板3の凹みに収まるようになっている。
図3に示す通り、一対の定着板3,3に形成された支柱回動孔31、31と、回動板4に形成された孔41に、支柱回動ボルト45(第1回動軸線)が挿通され支柱回動ナット(図示略)が螺合され締め付けられている。また、一対の定着板3,3に形成された2つの固定孔32,32と、回動板4に形成された2つの孔42と、一対の補強板5,5に形成された2つの孔51のそれぞれに、ボルト57が挿通されナット58が螺合され締め付けられている。
これにより、一対の補強板5,5は一対の定着板3,3を介して回動板4に固定されるとともに、回動板4、一対の定着板3,3、及び一対の補強板5,5は協働して水平方向の耐荷力を高めている。また、ナット58を取り外すとともにボルト57を抜き取り、さらに支柱回動ナットを緩めることにより、回動板4は、支柱回動ボルト45(第1回動軸線)を中心として回動可能となる。
ブラケット65は、図9に示す通り、正面形状が矩形状の背部68と、背部68の両端から垂直に同じ方向に延びる接続部69、69と、接続部69、69の両端から垂直に互いに離れる方向に延びる、つば部70,70を有している。背部68の中央部にガードレール回動孔66、つば部70の中央部にガードレール固定孔67が形成されている。平面視でブラケット65には中央部の前側に凹部が形成される。回動板4の起立状態において、ブラケット65の位置は定着板3より高い位置に設けられ、補強板5の上部がブラケット65の下部に当接している。回動板4の倒伏状態では、補強板5とブラケット65は同じ高さになる。
ガードレール6は、図1に示す通り、固定孔32に対応する孔62と、ガードレール6同士を接合するための孔63が形成されている。孔62とガードレール固定孔67にガードレール固定ボルト77を挿通し、ガードレール固定ナット76を螺合し締め付けることにより、ガードレール6とブラケット65が固定される。なお、ガードレール6の構造については、一般的構成であるので説明は省略する。
仮設防護柵1のガードレール6,6と回動板4が倒伏した状態ではガードレール6は両端とも基礎架台2の両端から若干突出し、完成状態では、基礎架台2に対して、ずれて配置されているが、この配置は適宜の設定が可能である。
一対のブラケット65,65に形成されたガードレール回動孔66,66と回動板4に形成された孔43にガードレール回動ボルト73(第2回動軸線)が挿通されガードレール回動ナット(図示略)が螺合され締め付けられている。一対のガードレール6,6は一対のブラケット65、65を挟み込む状態で、一対のブラケット65、65を介して、回動板4に取り付けられている。すなわち、それぞれのブラケット65に形成された2つのガードレール固定孔67とガードレール6に形成された2つの孔63にボルト77が挿通されナット76が螺合され締め付けられている。支柱回動ナット(図示略)を緩めることにより、一対のガードレール6,6は、一対のブラケット65、65を介して、ガードレール回動ボルト73(第2回動軸線)を中心として回動可能となる。
一対のガードレール6,6の内の片方の短手方向X(長手方向Y及び上下方向Zに垂直な方向)の幅は、フランジ部21,21の短手方向Xの幅(内寸)よりも狭くなっており、ここでは半分以下、図示例では20〜30%が例示される。これにより一対のガードレールを上側空間24aに収容することができる。
一対のガードレール6,6同士を接続するとき、車線進行方向に向かって手前に設けられているガードレール6は、その先方に設けられているガードレール6の外側(車線側)になるように配置する。すなわち、一対のガードレール6,6の一方は外側に他方は内側(回動板側)になるように配設されている。これにより、車両がガードレールに衝突したとき、ガードレールの端部が追突車両に突き刺さる等の事態を回避することができる。
図1に示す通り、一対の第1支持板91,91(支持部材)は、回動板4の間で、かつ、基礎架台2の一方の端部の近傍に設けられている。第1支持板91は、開放する凹部を形成する平面形状がU字状の板であり、一対の第1支持板91,91は凹部が長手方向Yに開放しているとともに対向した状態で、ウェブ部上面27に固定されている。また、ガードレール6が倒伏した状態のとき、ガードレール6の上方端の上方に若干突出している。また、一対の第1支持板91,91で画成される第1空間S1は、仮設防護柵1を現地で組み立てるときに使用するボルト・ナット等を収納するための第1収納箱(図示略)が内装されている。
一対の第2支持板95,95(支持部材)は、基礎架台2の他方の端部の近傍に設けられている。第2支持板95は、開放する凹部を有する平面形状がU字状の板であり、一対の第2支持板95,95は凹部が長手方向Yに開放しているとともに対向した状態で、ウェブ部上面27に固定されている。また、ガードレール6が倒伏した状態のとき、ガードレール6の上方端の上方に若干突出している。また、一対の第2支持板95,95で画成される第2空間S2は、仮設防護柵1を組み立てるときに使用する連結用プレート120、ジョイント用ボルト221等を収納するための第2収納箱(図示略)が内装されている。
図5に示す通り、一対のずれ止め板97,97(ずれ止め部材)は、仮設防護柵1が上方に積み上げられたとき、上方の仮設防護柵1に設けられた一対のずれ止め板97,97の内縁は、一対の下方の仮設防護柵1に設けられている一対の第1支持板91,91上端部の外縁を取囲む状態となるように、ウェブ部下面28に設けられている。ずれ止め板97は、開放する凹部を形成する平面形状がU字状の板であり、一対の第2支持板95,95は凹部が長手方向Yに開放しているとともに対向した状態で、ウェブ部下面28に固定されている。なお、本実施形態では、一対のずれ止め板97,97は、一対の第1支持板91,91直下のウェブ部下面28に設けられているが、一対の第2支持板95,95直下のウェブ部下面28に設けてもよく、双方に設けてもよい。
組み立て完成状態の仮設防護柵1は、組み立て完成状態から倒伏した状態にできるとともに、基礎架台2に形成された上側空間24aに収容することができる。
この場合、まず、ボルト57に螺合されているナット58を取り外し、ボルト57を固定孔32,32と、固定孔32,32に対応する孔42及び孔51から抜き取り、一対の補強板5,5を取り外す。支柱回動ボルト45に螺合されている支柱回動ナット(図示略)を緩める。次にガードレール回動ボルト73に螺合されているガードレール回動ナット(図示略)を緩める。これにより、回動板4は、支柱回動ボルト45を中心として回動可能になるとともに、ガードレール回動ボルト73を中心に一対のガードレールと回動板4は相互に回動可能となる。回動の中心軸が2つあることにより、一対のガードレール6,6とブラケット65は水平状態を保持したままで枢動し、上側空間24aに収容される。補強板5,5、ボルト57、ナット58は、第1支持板91,91で画成される第1空間S1に収容される。また、一対の第2支持板95,95で画成される第2空間S2に連結用プレート120、ジョイント用ボルト221等を収納する。
仮設防護柵1が倒伏した状態から、車両に積み上げて積載して、他の場所に移動し、車両から降ろす。降ろした場所で組み立て完成状態にして設置する作業は、上記と逆の手順を踏めばよい。
以上説明した仮設防護柵1の効果を説明する。回動板4は板であり、短手方向に厚さを有し、回動板4が定着板3,3の間に配置され、2つの回動軸により回動可能な構成であるので、ガードレール6と回動板4を倒した状態で、基礎架台2の上方に形成されたウェブ部22の短手方向の幅に収容することができる。ガードレール6と回動板4を起立した状態で、ボルト、ナットにより、定着板3により回動板4を固定できる。一般的に用いられる円管又は角筒管の支柱に比べ、必要に応じて、短手方向の幅を薄くすることができる。仮設防護柵1を小型化、軽量化、コンパクト化を達成でき、設置・撤去作業の効率化を図ることができる。道路路肩、歩車道境界のみならず、上り車線・下り車線を分離するためにも使用することができる。
回動板4を倒伏状態から起立させたとき、すでにガードレール6が取り付けられているので、上り車線・下り車線を分離するために用いた場合でも、その後、新たなガードレール取付け作業をすることなく仮設用防護柵1の設置作業を行うことができる。その結果、設置作業の効率化を図ることができる。
回動板4が倒伏した状態のとき、基礎架台2の上方に形成される凹部に収容されているので、その後の作業をすることなく仮設用防護柵1の撤去作業に取りかかることができる。その結果、撤去作業の効率化を図ることができる。
定着板3は、長手方向の背部35と短手方向の側部36を有しているので、水平方向の耐荷力を強化できる。基礎架台2の長手方向Yに所定の間隔で複数設けられているので、一つの基礎架台2に一対のガードレール6,6を複数組設けることが可能となり、仮設用防護柵1の長尺化を図ることができる。その結果、仮設用防護柵1の設置・撤去数を減らすことができ、設置・撤去作業の効率化を図ることができる。
短手方向Xの耐荷力を確保するための補強板5をさらに備え、補強板5は緊締部材であるボルト57、ナット58により回動板4及び定着板3に固定できるので、回動板4の短手方向Xの幅をさらに薄くしても耐荷力を確保できることから、さらにコンパクトな構造にすることができる。
起伏収容式防護柵1は、上方の基礎架台2を支持するための支持部材91,95を備えているので、上側の基礎架台2が下側のガードレール6に接触することによる破損等を防止するために、特段の作業をすることなく仮設防護柵1を積み上げることができる。その結果、積み込み・積み下ろし作業の効率化を図ることができる。
支持部材91,95は、開口する凹部が対向する状態で設けられている平面形状がU字形の一対の板であり、一対の板で画成される空間は、防護柵を組み立てるとき必要となる部品を収容可能であるので、組み立て用の部品を別途そろえることなく仮設用防護柵1を組み立てることができる。その結果、設置作業の効率化を図ることができる。
仮設防護柵1を積み上げた場合、上方の基礎架台2がずれることを防止するためのずれ止め部材97が支持部材91,95の直下のウェブ部22の下面に設けられていることを特徴とするので、上方に積み上げられた起伏収容式仮設防護柵の位置ずれや落下を防止することができる。
第2実施形態の仮設防護柵201を図13〜図15を参照して説明する。図13、図14(a)(b)に示す通り、仮設防護柵201は仮設防護柵1の上部に防眩装置を設けたもので、眩光防止網200は、防止網支柱210と防止網本体220とから構成されている。防止網支柱210は、回動板4に脱着自在に固定するための一対の支柱接続板211,211を有している。支柱接続板211には、孔41に対応する孔244が形成されている。一対の支柱接続板211,211をスライド可能に回動板4に挿入し、孔44,244にボルト250を挿通しナット(図示略)を螺合することによって固定することができる。防止網本体220等については、一般的構成であるので、説明は省略する。
第3実施形態の仮設防護柵301は、第1実施形態の仮設防護柵1において、ガードレール6を回動板4の片面だけに取り付け、他の片面のガードレール6は取り付けず、歩車道境界等に利用するものである。第3実施形態の部品番号は300番台として第1実施形態の図示及び説明を援用する。本実施形態によれば、回動板304をウェブ部327の中心に位置させることができるので、端の方に偏倚しなくてもよいという効果がある。さらに、実施形態3の仮設防護柵301は、追加の他側のブラケット65、及び、ガードレール6を取り付けるだけで、実施形態1の仮設防護柵1に簡単に変更ができる効果がある。
以上、本実施形態を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で本発明を適宜、変更、追加等した種々なる態様を実施できることは無論である。例えば、本実施形態では、回動板4を回動可能に固定するものとして一対の定着板3,3(2つの定着板)を用いたが、どちらか一方の定着板だけでもよい。また、回動板4を補強するために一対の補強板5,5(2つの補強板)を用いたが、どちらか一方の補強板5だけでもよい。また、補強板5は、定着板3を介して回動板4に固定していたが、直接、回動板4に固定してもよい。基礎架台2はH形鋼であるとしたが、これに限らず、溝形鋼であってもよく、板同士を組み合わせ、長手方向Yに長尺であるとともに上方に開口する凹部を備えたものであってもよい。回動板4は中実板に限らず、中空板等、板から構成される部材であれば、他の形態でもよい。実施形態で記載した数値はいずれも例示である。
1 起伏式仮設防護柵
2 基礎架台
21 フランジ部
22 ウェブ部
24a 上側空間
24b 下側空間
26 孔
27 ウェブ部上面
28 ウェブ部下面
3 定着板
31 支柱回動孔
32 固定孔
35 背部
36 側部
4 回動板
C 隙間
41〜44 孔
45 支柱回動ボルト(第1回動軸線)
5 補強版
51 孔
55 前部
56 側部
57 ボルト
58 ナット
6 ガードレール
62,63 孔
65 ブラケット
66 ガードレール回動孔
67 ガードレール固定孔
68 背部
69 接続部
70 つば部
71 ガードレール固定ボルト
72 ガードレール固定ナット
73 ガードレール回動ボルト(第2回動軸線)
76 ナット
77 ボルト
91 第1支持板(支持部材)
95 第2支持板(支持部材)
97 ずれ止め板(ずれ止め部材)
120 連結用プレート
121 孔
200 眩光防止網
201 仮設防護柵
210 防止網支柱
211 支柱接続板
220 防止網本体
221 ジョイント用ボルト
222 ナット
244 孔
250 ボルト
301 仮設防護柵
304 回動板
327 ウェブ部
X 短手方向
Y 長手方向
Z 上下方向
S1、S2 空間

Claims (3)

  1. 長手方向に長尺であるとともに、上方に開口する凹部が形成された基礎架台と、
    前記基礎架台のウェブ部の上面に固定され、長手方向の背部と短手方向の側部を有し、前記基礎架台の長手方向に複数設けられている定着部材と、
    長手方向に設けられるガードレールと、
    短手方向に厚さを有する回動板状部材と、を備え
    前記回動板状部材の下方側端部は、短手方向に延びる第1回動軸線を中心として前記定着部材に回動可能に取り付けられているとともに、上方側端部は、短手方向に延びる第2回動軸線を中心として前記ガードレールに回動可能に取り付けられおり、
    前記回動板状部材が倒伏した状態のとき、前記ガードレール及び前記回動板状部材を前記ウェブ部の短手方向の幅に収容可能であり、
    前記回動板状部材が起立した状態のとき、前記回動板状部材が前記定着部材に緊締部材により固定できることを特徴とする起伏収容式仮設防護柵。
  2. 長手方向に長尺であるとともに、上方に開口する凹部が形成された基礎架台と、
    前記基礎架台のウェブ部の上面に固定された定着部材と、
    長手方向に設けられるガードレールと、
    短手方向に厚さを有する回動板状部材と、を備え、
    前記回動板状部材の下方側端部は、短手方向に延びる第1回動軸線を中心として前記定着部材に回動可能に取り付けられているとともに、上方側端部は、短手方向に延びる第2回動軸線を中心として前記ガードレールに回動可能に取り付けられおり、
    前記回動板状部材が倒伏した状態のとき、前記ガードレール及び前記回動板状部材を前記ウェブ部の短手方向の幅に収容可能であり、
    前記回動板状部材が起立した状態のとき、前記回動板状部材が前記定着部材に緊締部材により固定でき、
    前記ガードレールと前記回動板状部材が倒伏した状態の前記基礎架台を上方に積み上げたとき、上方の前記基礎架台を支持するための支持部材を、前記ウェブ部上面にさらに備え、
    前記支持部材は、開口する凹部が対向する状態で設けられた平面形状がU字形の一対の板であり、前記一対の板で画成される空間は、防護柵を組み立てるとき必要となる部品を収容可能であることを特徴とする起伏収容式仮設防護柵。
  3. 長手方向に長尺であるとともに、上方に開口する凹部が形成された基礎架台と、
    前記基礎架台のウェブ部の上面に固定された定着部材と、
    長手方向に設けられるガードレールと、
    短手方向に厚さを有する回動板状部材と、を備え、
    前記回動板状部材の下方側端部は、短手方向に延びる第1回動軸線を中心として前記定着部材に回動可能に取り付けられているとともに、上方側端部は、短手方向に延びる第2回動軸線を中心として前記ガードレールに回動可能に取り付けられおり、
    前記回動板状部材が倒伏した状態のとき、前記ガードレール及び前記回動板状部材を前記ウェブ部の短手方向の幅に収容可能であり、
    前記回動板状部材が起立した状態のとき、前記回動板状部材が前記定着部材に緊締部材により固定でき、
    前記ガードレールと前記回動板状部材が倒伏した状態の前記基礎架台を上方に積み上げたとき、上方の前記基礎架台を支持するための支持部材を、前記ウェブ部上面にさらに備え、
    上方の前記基礎架台がずれることを防止するためのずれ止め部材が、前記支持部材の直下の前記ウェブ部の下面に設けられていることを特徴とする起伏収容式仮設防護柵。
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