JP2013256202A - 車両のスライドドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】側突時のサイドドアの挙動を利用して、サイドシルの車室内側への変位や回転を抑制し、延いてはピラーのロードパス機能を有効に発揮する車両のスライドドア構造を提供する。
【解決手段】ドア開口部を上下に仕切るピラー9下部はサイドシル4に連結され、サイドシル4のピラー9との連結部においてサイドシル4内部に車外側から凸入するように設けられ、内部にサイドドア3を前後方向に摺動案内するレール部材17が設けられたレールボックス30を備え、サイドドア3がドア開口部を閉塞した時、ピラー9よりもサイドドア3が車外側に位置し、サイドドア3に設けられ、サイドドア3が閉塞状態の時、サイドシル4の車外側部位でピラー9との連結部において、レールボックス30の車幅方向外側からサイドシル4と重複するように位置し、かつ側突時にサイドドア3の変形に伴い上方からサイドシル4に当接するブラケット40を設けたことを特徴とする。
【選択図】図5

Description

この発明は、ドア開口部と、車体に摺動可能に支持され前後方向の摺動により上記ドア開口部を開閉するサイドドアとを備えたような車両のスライドドア構造に関し、詳しくは、上記ドア開口部を上下方向に延びるセンタピラーのようなピラー部材によって仕切った車両のスライドドア構造に関する。
一般に、スライドドアを備えた車両は、車体に設けられたアッパレール、センタレール、ロアレールの合計3本のスライドレールに沿って該スライドドアを車両前後方向に摺動させることによりドア開口部を開閉するように構成されている。
上述のスライドレールは、ルーフレールに沿うアッパレールと、ベルトラインまたは該ベルトラインよりも若干下方位置に沿うセンタレールと、サイドシルに沿うロアレールとの合計3本を有するのが一般的である。
図12に従来の車両のスライドドア構造を示すように、ドア開口部に上下方向に延びるセンタピラー91(但し、図12,図13ではセンタピラーのうちのセンタピラーインナのみを示しているが、該センタピラーは、センタピラーインナとセンタピラーアウタとセンタピラーレインフォースメントとを備えて、車両の上下方向に延びる車体強度部材である)を設け、側突エネルギを受け止めると共に、この側突エネルギを、ルーフサイドレインやサイドシルインナ92、サイドシルアウタ93、サイドシルレイン94から成るサイドシル95を介して、ルーフ部とフロア部96に設けられたクロスメンバ97に伝達する所謂ロードパス機能(荷重伝達機能)をもたせることにより、側突時のエネルギを荷重分散させる構造が採用されている。
図12において、98はインナパネル98aとアウタパネル98bとを備えたスライドドア、99はレール部材としてのロアレール100を備えたレールボックスである。また、図中101は側突実験用のバリアである。
図12に示す従来構造において、スライドドア車の場合、サイドシル95にはその車幅方向外側からレールボックス99が凹入する構造である点、並びに、サイドシル95の上部がセンタピラー91に接続されている点から、側突時には、図13に示すように進入するバリア101に伴って、センタピラー91の車室内側への変形に引き摺られて、サイドシル95の上端(特に、サイドシルアウタ93の上端)が車室内側に向けて回転変位しやすく、センタピラー91とサイドシル95との接続部付近に変形が発生しやすく、またサイドシル95とクロスメンバ97との間が折れることにより、ロードパス機能が充分に発揮できない恐れがあった。このため、側突に対応した更なる改善の余地があった。
ところで、特許文献1には、スライドドアを備えたピラーレスの車両における側突対策として、サイドシルに凹入されたレールボックス内に位置するロアアームを、サイドシル内に設けたキャッチャピンに係合させることにより、側突時においてスライドドアの車室内側への変位を抑制する構成が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来構造は、あくまでもセンタピラーを有さないピラーレスの車体が前提であって、このため側突時に生じるスライドドアの車室内への変位を、サイドシルを用いて抑制する構造である。
すなわち、この従来構造においては、スライドドアに加わる側突エネルギが大きいと、サイドシルがキャッチャピン取付け部をきっかけとして上方に折れ曲がるように変形することになる。よって、斯る構成を、ロードパス機能のためにピラーを備えた車両に適用すると、サイドシルの折れ曲がり、延いてはピラーの折れ曲がりを誘発しやすく、ピラーによるロードパス機能が逆に発揮しにくくなる問題点があった。
特開2007−138666号公報
そこで、この発明は、ドア開口部を上下方向に仕切るピラーを備えた車両において、側突時のサイドドア(スライドドアと同意)の挙動を利用して、サイドシルの車室内側への変位や回転を抑制し、延いてはピラーのロードパス機能を有効に発揮することができる車両のスライドドア構造の提供を目的とする。
この発明による車両のスライドドア構造は、ドア開口部と、車体に摺動可能に支持され前後方向の摺動により上記ドア開口部を開閉するサイドドアとを備えた車両のスライドドア構造であって、上記ドア開口部は少なくとも上下方向に延びるピラーにより仕切られており、該ピラーの下部はサイドシルに連結されており、上記サイドシルにおける少なくとも上記ピラーとの連結部においてサイドシル内部に車外側から凸入するように設けられ、内部に上記サイドドアを前後方向に摺動案内するレール部材が設けられたレールボックスを備え、上記サイドドアが上記ドア開口部を閉塞した状態では、上記ピラーよりもサイドドアが車外側に位置し、上記サイドドアに設けられ、該サイドドアが閉塞状態にある時、少なくとも上記サイドシルの車外側部位で上記ピラーとの連結部において、上記レールボックスの車幅方向外側からサイドシルと重複するように位置すると共に、側突時に上記サイドドアの変形に伴い上方から該サイドシルに当接するブラケットを設けたものである。
上述のピラーは、センタピラーに設定してもよい。
上記構成によれば、側突時には、サイドドアとピラーとが車両内側方向に移動し、サイドシルはピラーに引き摺られてその上方が車両内側に回転するモーメントが加わるが、サイドドアの変形に伴ってサイドシルにはその上方からブラケットが当接し、上述のモーメントをサイドドアに設けたブラケットにより抑制することができるので、ピラーの車内側への移動を抑制し、延いてはピラーのロードパス機能を有効に発揮することができる。
この発明の一実施態様においては、上記サイドシルにおけるピラーとの連結部には、車幅方向に延びるクロスメンバが連結されたものである。
上記構成によれば、上述のブラケットによるサイドシルの回転抑制により、上記連結部から連なるクロスメンバには折れモーメントが加わらないので、該クロスメンバのロードパス機能(荷重伝達機能)が確実に発揮される。
この発明の一実施態様においては、上記ブラケットは、サイドドアから車室内側に突出すると共に、側突時にサイドシル上面に上方から当接するものである。
上記構成によれば、側突時にブラケットがサイドシル上面に上方から当接するので、該ブラケットにより確実にサイドシルの上方への回転を抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、上記ブラケットは、サイドドアから車室内側に突出すると共に、側突時に上記レールボックスの底面に上方から当接するものである。
上記構成によれば、側突時にブラケットがサイドシル内に設けられたレールボックスの底面に上方から当接するので、該ブラケットでレールボックス底面を介してサイドシルの上方への回転を確実に抑制することができる。
この発明の一実施態様においては、上記ブラケットは、車両前後方向に連続して延び、上記サイドドアがドア開口部を閉塞した状態にある時、車両前後方向において上記クロスメンバおよびその後方に位置してサイドシル上部とフロアパネルとを連結する連結部材の両方に対応した位置にあることを特徴とする。
上記構成によれば、ドア開口部の閉塞時に上述のブラケットがクロスメンバと連結部材との両方に対応した位置にあるので、ブラケットによるサイドシルの回転抑制により、上記クロスメンバと連結部材との双方には折れモーメントが加わらないので、これらクロスメンバおよび連結部材によるロードパス機能を確実に発揮させることができる。
この発明によれば、ドア開口部を上下方向に仕切るピラーを備えた車両において、側突時のサイドドア(スライドドアと同意)の挙動を利用して、サイドシルの車室内側への変位や回転を抑制し、延いてはピラーのロードパス機能を有効に発揮することができる効果がある。
本発明の車両のスライドドア構造を備えたスライドドア車の外観斜視図 前後のサイドドアを取外して示す車両の概略側面図 図2のA−A線矢視断面図 車両のスライドドア構造を示す要部斜視図 図3のB−B線矢視断面図 図3のC−C線矢視断面図 サイドドアの部分斜視図 ブラケットを取付けたサイドドアの部分斜視図 側突時の説明図 車両のスライドドア構造の他の実施例を示す断面図 側突時の説明図 従来の車両のスライドドア構造を示す断面図 側突時の説明図
ドア開口部を上下方向に仕切るピラーを備えた車両において、側突時のサイドドア(スライドドアと同意)の挙動を利用して、サイドシルの車室内側への変位や回転を抑制し、延いてはピラーのロードパス機能を有効に発揮するという目的を、ドア開口部と、車体に摺動可能に支持され前後方向の摺動により上記ドア開口部を開閉するサイドドアとを備えた車両のスライドドア構造において、上記ドア開口部は少なくとも上下方向に延びるピラーにより仕切られており、該ピラーの下部はサイドシルに連結されており、上記サイドシルにおける少なくとも上記ピラーとの連結部においてサイドシル内部に車外側から凸入するように設けられ、内部に上記サイドドアを前後方向に摺動案内するレール部材が設けられたレールボックスを備え、上記サイドドアが上記ドア開口部を閉塞した状態では、上記ピラーよりもサイドドアが車外側に位置し、上記サイドドアに設けられ、該サイドドアが閉塞状態にある時、少なくとも上記サイドシルの車外側部位で上記ピラーとの連結部において、上記レールボックスの車幅方向外側からサイドシルと重複するように位置すると共に、側突時に上記サイドドアの変形に伴い上方から該サイドシルに当接するブラケットを設けるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両のスライドドア構造を示し、図1はスライドドア車の外観斜視図、図2は前後のサイドドアを取外して示す車両の概略側面図である。
図1において、この車両1はフロントドア2と、リヤドアとしてのサイドドア(スライドドアと同意)3とを備えている。一方、図2にボディ構造を示すように、車両下部において車両の前後方向に延びるサイドシル4と、車両の前部において上下方向に延びるヒンジピラー5と、該ヒンジピラー5の上端から上方かつ後方に延びるフロントピラー6と、このフロントピラー6に連続して車両上部を前後方向に延びるルーフサイドレール7と、車両の後端部において上下方向に延びるリヤピラー8と、車両の前後方向中間部において上下方向に延びると共に、サイドシル4とルーフサイドレール7とを連結するセンタピラー9と、クオータウインド開口部10の前部において上下方向に延びるクオータピラー11とを備えている。
そして、上述のヒンジピラー5と、フロントピラー6と、ルーフサイドレール7の前部と、センタピラー9と、サイドシル4とで囲繞されたフロント側のドア開口部12を形成すると共に、センタピラー9と、ルーフサイドレール7と、クオータピラー11と、サイドシル4とで囲繞されたリヤ側のドア開口部13を形成している。
つまり、上述のリヤ側のドア開口部13は少なくとも上下方向に延びるセンタピラー9により仕切られている。また、上述のスライドドアとしてのサイドドア3は、車体に摺動可能に支持されその前後方向の摺動により上述のドア開口部13を開閉するリヤドアである。
このサイドドア3は、ルーフサイドレール7に設けられたアッパレール14と、リヤサイドパネル15に設けられたセンタレール16と、サイドシル4内部に設けられたレール部材としてのロアレール17(図5参照)の合計3本のスライドレールに沿って前後方向に摺動可能に構成されている。
図3は図2のA−A線矢視断面図、図4は図3の要部の斜視図、図5は図3のB−B線矢視断面図、図6は図3のC−C線矢視断面図である。
図3において、ドア開口部12を開閉する上述のフロントドア2はドアアウタパネル2aと、ドアインナパネル2bと、ドアトリム2cとを有し、ヒンジピラー5とフロントドア2前端部との間に設けられた、ボディ側ヒンジブラケット、ドア側ヒンジブラケット、ヒンジピンから成るドアヒンジ(図示せず)により開閉可能に構成されている。
また、図3に示すように、ドア開口部13を開閉するサイドドア3もドアアウタパネル3aと、ドアインナパネル3bと、ドアトリム3cとを有している。
さらに、図3に示すように、センタピラー9は断面ハット形状のセンタピラーアウタ9aと、センタピラーインナ9bと、断面ハット形状のセンタピラーレインフォースメント9cとを有すると共に、上下方向に延びるピラー閉断面18を備えた車体強度部材であって、図4に示すように、このセンタピラー9の下部はサイドシル4に連結されている。
図4,図5,図6に示すように、上述のサイドシル4は、サイドシルアウタ4aと、サイドシルインナ4bと、サイドシルレインフォースメント19,20とを有すると共に、車両の前後方向に延びるサイドシル閉断面21を備えた車体強度部材である。ここで、サイドシルアウタ4aおよびサイドシルインナ4bはそれぞれ断面ハット形状に形成されている。
また、このサイドシル4のサイドシルインナ4bには、図3,図4に示すように、センタピラー9の位置に対応して、サイドドア3を車幅方向内方へ引き込むために、車幅方向内方へ膨出した引き込み部4cが設けられている。
この実施例の車両のスライドドア構造は左右対称に構成されており、左右一対のサイドシル4,4におけるサイドシルインナ4b,4b間には、図3,図4,図5に示すように、フロアパネル22が設けられている。
このフロアパネル22の車幅方向中央部には、車室内ヘ突出して車両の前後方向に延びるトンネル部23が、一体または、一体的に形成されており、上述の引き込み部4cの前後方向中間部位と対応する位置において、該引き込み部4cの縦壁部と、トンネル部23の縦壁部との間には、車幅方向に延びるクロスメンバ24(いわゆるNo,2.5クロスメンバ)が設けられている。
このクロスメンバ24は、図3,図4,図5に示すように、フロアパネル22との間に車幅方向に延びる閉断面25を形成した車体強度部材であって、該クロスメンバ24は前壁24aと、上壁24bと、後壁24cと、前壁24aに一体に折曲げ形成された接合フランジ部24fとを有する断面略ハット形状に形成されており、各接合フランジ部24d,24e,24fを対応する部材(フロアパネル22、トンネル部23参照)に接合固定すると共に、上壁24bの車幅方向外端部を引き込み部4cの縦壁部に結合したものである。
上述のクロスメンバ24の後方において、フロアパネル22には、図6に示すように、上方に立上がる段差部22aを一体形成し、左右の段差部22a,22a(但し、図面では一方のみを示す)上端のフランジ部22b,22b相互間には、凸形状のリヤシートパン26(フロアパネル22の一部)を設けている。
そして、図3,図4,図6に示すように、サイドシル4における引き込み部4cのクロスメンバ24後方の縦壁部およびその後方のサイドシルインナ4bの縦壁部と、上記各要素22b,26の接合部との間には、連結部材としての補強板27を設けている。
この補強板27はその車幅方向外端部に接合フランジ部27aを有し、この接合フランジ部27aをクロスメンバ24の後方における引き込み部4cの縦壁部およびその後方のサイドシルインナ4bの縦壁部に接合固定し、補強板27の車幅方向内端部を上記各要素22b,26間にサンドイッチ状に結合して、図6に示すように、該補強板27と、サイドシルインナ4bとフロアパネル22およびその段差部22aとで囲繞された閉断面28が形成されている。
つまり、この補強板27は、クロスメンバ24の後方に位置してサイドシル4上部とフロアパネル22(詳しくは、リヤシートパン26)とを連結する連結部材である。
図4,図5,図6に示すように、サイドシル4におけるセンタピラー9との連結部と、リヤホイールハウス29の前方部との間にかけて、サイドシル4内部に車外側から凸入するようにレールボックス30が設けられている。
このレールボックス30は断面略コの字状に形成され、図5,図6に示すように、サイドシルレインフォースメント19,20に固定されている。このレールボックス30の車幅方向外方とサイドシルアウタ4aとには車幅方向の内外に連続する開口部31が形成されている。
図2,図4に示すように、該開口部31は、サイドシル4のセンタピラー9との連結部と、リヤホイールハウス29前方部との間にわたって形成されている。
図5,図6に示すように、上述のレールボックス30は、略水平方向に延びる上壁30aと、上下方向に延びる内壁30bと、略水平方向に延びて荷重受け面を構成する底壁30cと、この底壁30cの車幅方向外端から下方に延びる外壁30dとを一体形成したもので、内壁30dは図6に示すように、サイドシルレインフォースメント20に結合されており、外壁30dは、図5に示すように、サイドシルアウタ4aとサイドシルレインフォースメント19との間にサンドイッチ状に連結固定されている。
また、上述のレールボックス30における上壁30aの下面には前述のロアレール17が取付けられている。このロアレール17はサイドドア3を前後方向に摺動案内するレール部材である。
図5に示すように、センタピラー9のセンタピラーインナ9bは、その下部がサイドシルアウタ4aとサイドシルインナ4bとの各上側接合フランジ部でサンドイッチ状に挟持固定され、この挟持固定部よりもさらに下方に延びたセンタピラーインナ9bの下端折曲げ部9dは、レールボックス30の上壁30a上面に固定されている。
図7,図8はサイドドア3の部分斜視図であって、図7,図8に示すように、サイドドア3を形成するドアインナパネル3bの前側下部には、図示しないボルト、ナットを用いて、L字状のドア側ブラケット32を固定し、このドア側ブラケット32の下片部にはドア側部材としてアームブラケット33を取付けている。
このアームブラケット33の車幅方向内端部には、固定構造のリンク34および上下方向に延びる支持軸35を介してローラブラケット36を取付け、このローラブラケット36には一対のロアローラ37,37(いわゆる水平ローラ)と、1つの荷重ローラ38(いわゆる垂直ローラ)とをそれぞれ回転自在に配設している。
上述のローラブラケット36は開口部31からレールボックス30内に臨設されるもので、一対のロアローラ37,37がロアレール17内に位置し、荷重ローラ38がレールボックス30の荷重受け面を構成する底壁30c上面に位置して、これらの各ローラ37,37,38がロアレール17、レールボックス30に沿って移動することで、スライドドアとしてのサイドドア3を開閉可能に構成したものである。
ところで、図3に示すように、サイドドア3がドア開口部13を閉塞した状態では、センタピラー9よりもサイドドア3が車外側に位置し、サイドドア3に設けられ、該サイドドア3が閉塞状態にある時、少なくとも上述のサイドシル4の車外側部位でセンタピラー9との連結部において、レールボックス30の車幅方向外側からサイドシル4と重複するように位置すると共に、側突時にサイドドア3の変形に伴い該サイドシル4の上方からサイドシル4(詳しくは、サイドシルアウタ4a)に当接するブラケット40を設けている(図5,図7,図8参照)。
図5,図8に示すように、該ブラケット40は、サイドドア3のドアインナパネル3bの下部に、ボルト等の取付け部材(図示せず)を用いて、取付けられており、かつ該ブラケット40は、金属などの剛性部材で構成されていて、図7,図8に示すように、このブラケット40は、車両前後方向に連続して延びており、サイドドア3がドア開口部13を閉塞した状態にある時、車両前後方向において上述のクロスメンバ24とその後方に位置する補強板27との両方に対応した位置に存在するものである。
また、図5,図7,図8に示すように、上述のブラケット40は、サイドドア3のドアインナパネル3bに対する取付け部40aと、この取付け部40aの上部から車室内側に向けて斜め上方に突出し、側突時にサイドシル4のサイドシルアウタ4a上面にその上方から当接する上壁部40bと、取付け部40aの下部から車室内側に向けて略水平に突出し、側突時にレールボックス30における底壁30cにその上方から当接する下壁部40cと、を一体または一体的に備えたものである。
図5に示すように、ブラケット40の上壁部40bは、サイドドア閉塞時において、サイドシルアウタ4aの上面に間隔を隔ててその上方に位置しており、ブラケット40の下壁部40cは、サイドドア閉塞時において、レールボックス30の底壁30cの上面に間隔を隔ててその上方に位置している。
また、上述のブラケット40はその取付け部40aの上下から車室内側に突出する上壁部40b、下壁部40cを有するが、該ブラケット40は通常時(ドア開閉時)にはボディ側と干渉しないように形成されている。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示す。
図示実施例は上記の如く構成するものにして以下作用を説明する。
車両の側突時には、まずサイドドア3が、図5に示す状態から図9に示すように、車両内側方向に移動し、これによりセンタピラー9が車室内側へ移動して、サイドシル4のサイドシルアウタ4aはセンタピラー9に引き摺られて、サイドシルアウタ4aの上方が車両内側に回転するモーメントが加わるが、図9に示すように、サイドドア3の変形に伴ってサイドシルアウタ4aの上方にはその上方からブラケット40の上壁部40bが当接し、レールボックス30の底壁30c上面にはその上方からブラケット40の下壁部40cが当接し、図5に矢印で示す下向きの荷重により上述のモーメントを抑制する。
この結果、サイドシルアウタ4aの図示時計方向への回転が抑制され、センタピラー9の車内側への移動を抑制して、延いてはセンタピラー9のロードパス機能を有効に発揮することができる。
なお、上述の両者40b,4a、および40c,30cの当接時、ブラケット40の上壁部40bとサイドシルアウタ4aとは相対移動可能に面接触し、またブラケット40の下壁部40cとレールボックス30の底壁30cも相対移動可能に面接触するものである。
このように、上記実施例の車両のスライドドア構造は、ドア開口部13と、車体に摺動可能に支持され前後方向の摺動により上記ドア開口部13を開閉するサイドドア3とを備えた車両のスライドドア構造であって、上記ドア開口部13は少なくとも上下方向に延びるセンタピラー9により仕切られており、該センタピラー9の下部はサイドシル4に連結されており、上記サイドシル4における少なくとも上記センタピラー9との連結部においてサイドシル4内部に車外側から凸入するように設けられ、内部に上記サイドドア3を前後方向に摺動案内するレール部材(ロアレール17参照)が設けられたレールボックス30を備え、上記サイドドア3が上記ドア開口部13を閉塞した状態では、上記センタピラー9よりもサイドドア3が車外側に位置し、上記サイドドア3に設けられ、該サイドドア3が閉塞状態にある時、少なくとも上記サイドシル4の車外側部位で上記センタピラー9との連結部において、上記レールボックス30の車幅方向外側からサイドシル4と重複するように位置すると共に、側突時に上記サイドドア3の変形に伴い上方から該サイドシル4(特に、サイドシルアウタ4a参照)に当接するブラケット40を設けたものである(図2,図5,図9参照)。
この構成によれば、側突時には、サイドドア3とセンタピラー9とが車両内側方向に移動し、サイドシル4はセンタピラー9に引き摺られてその上方が車両内側に回転するモーメントが加わるが、サイドドア3の変形に伴ってサイドシル4(特に、サイドシルアウタ4a参照)にはその上方からブラケット40が当接し、上述のモーメントをサイドドア3に設けたブラケット40により抑制することができるので、センタピラー9の車内側への移動を抑制し、延いてはセンタピラー9のロードパス機能を有効に発揮することができる。
また、上記サイドシル4におけるセンタピラー9との連結部には、車幅方向に延びるクロスメンバ24が連結されたものである(図3,図4参照)。
この構成によれば、上述のブラケット40によるサイドシル4の回転抑制により、上記連結部から連なるクロスメンバ24には折れモーメントが加わらないので、該クロスメンバ24のロードパス機能(荷重伝達機能)が確実に発揮される。
さらに、上記ブラケット40は、サイドドア3から車室内側に突出すると共に、側突時にサイドシル4上面(サイドシルアウタ4a上面)に上方から当接するものである(図5,図9参照)。
この構成によれば、側突時にブラケット40がサイドシル上面4(サイドシルアウタ4a上面)に上方から当接するので、該ブラケット40により確実にサイドシル4の上方への回転を抑制することができる。
加えて、上記ブラケット40は、サイドドア3から車室内側に突出すると共に、側突時に上記レールボックス30の底面(底壁30c参照)に上方から当接するものである(図5,図9参照)。
この構成によれば、側突時にブラケット40がサイドシル4内に設けられたレールボックス30の底面(底壁30c)に上方から当接するので、該ブラケット40でレールボックス30底面を介してサイドシル4の上方への回転を確実に抑制することができる。
また、上記ブラケット40は、車両前後方向に連続して延び、上記サイドドア3がドア開口部13を閉塞した状態にある時、車両前後方向において上記クロスメンバ24およびその後方に位置してサイドシル4上部とフロアパネル22とを連結する連結部材(補強板27参照)の両方に対応した位置にあることを特徴とする(図3,図5参照)。
この構成によれば、ドア開口部13の閉塞時に上述のブラケット40がクロスメンバ24と連結部材(補強板27)との両方に対応した位置にあるので、ブラケット40によるサイドシル4の回転抑制により、上記クロスメンバ24と連結部材(補強板27)との双方には折れモーメントが加わらないので、これらクロスメンバ24および連結部材(補強板27)によるロードパス機能を確実に発揮させることができる。
図10,図11は車両のスライドドア構造の他の実施例を示し、図10は非側突時の断面図、図11は側突時の断面図である。
この実施例においては、ブラケット40の上壁部40bにおける車幅方向内端部に、サイドシルアウタ4aの上面にその上方から当接する係止爪40dを一体形成し、また、ブラケット40の下壁部40cにおける車幅方向内端部にレールボックス30の底壁30cの上面にその上方から当接する係止爪40eを一体形成している。
この実施例においても、サイドドア3の閉塞時に、ブラケット40の係止爪40dとサイドシルアウタ4aの上面との間には間隔が形成されると共に、ブラケット40の係止爪40eとレールボックス30の底壁30c上面との間にも間隔が形成されている。
そして、車両の側突時には、サイドドア3が図10に示す状態から図11に示すように、車両内側方向に移動し、これによりセンタピラー9が車室内側へ移動して、サイドシル4のサイドシルアウタ4aはセンタピラー9に引き摺られて、サイドシルアウタ4aの上方が車両内側に回転するモーメントが加わるが、図11に示すように、サイドドア3の変形に伴ってサイドシルアウタ4aの上方にはその上方からブラケット40の係止爪40dが引っ掛かり、レールボックス30の底壁30c上面にはその上方からブラケット40の係止爪40eが引っ掛かって、図10に矢印で示す下向きの荷重により上述のモーメントを抑制する。
この結果、サイドシルアウタ4aの図示時計方向への回転が抑制され、センタピラー9の車内側への移動を抑制して、延いてはセンタピラー9のロードパス機能を有効に発揮することができる。
図10,図11に示すこの実施例においても、その他の構成、作用、効果については、先の実施例と同様であるから、図10,図11において、前図と同一の部分には、同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のピラーは、実施例のセンタピラー9に対応し、
以下同様に、
レール部材は、ロアレール17に対応し、
レールボックスの底面は、レールボックス30の底壁30cに対応し、
連結部材は、補強板27に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上述の補強板27に代えて、クロスメンバ24(いわゆるNo,2.5クロスメンバ)の後方に他のクロスメンバ(いわゆるNo,3クロスメンバ)が存在する車両においては、上述のブラケット40はNo,2.5クロスメンバとNo,3クロスメンバとの両方に対応した位置に配設するとよい。
以上説明したように、本発明は、ドア開口部と、車体に摺動可能に支持され前後方向の摺動により上記ドア開口部を開閉するサイドドアとを備え、上記ドア開口部は少なくとも上下方向に延びるピラーにより仕切られた車両のスライドドア構造について有用である。
3…サイドドア
4…サイドシル
9…センタピラー(ピラー)
13…ドア開口部
17…ロアレール(レール部材)
22…フロアパネル
24…クロスメンバ
27…補強板(連結部材)
30…レールボックス
30c…底壁(底面)
40…ブラケット

Claims (5)

  1. ドア開口部と、車体に摺動可能に支持され前後方向の摺動により上記ドア開口部を開閉するサイドドアとを備えた車両のスライドドア構造であって、
    上記ドア開口部は少なくとも上下方向に延びるピラーにより仕切られており、
    該ピラーの下部はサイドシルに連結されており、
    上記サイドシルにおける少なくとも上記ピラーとの連結部においてサイドシル内部に車外側から凸入するように設けられ、内部に上記サイドドアを前後方向に摺動案内するレール部材が設けられたレールボックスを備え、
    上記サイドドアが上記ドア開口部を閉塞した状態では、上記ピラーよりもサイドドアが車外側に位置し、
    上記サイドドアに設けられ、該サイドドアが閉塞状態にある時、少なくとも上記サイドシルの車外側部位で上記ピラーとの連結部において、上記レールボックスの車幅方向外側からサイドシルと重複するように位置すると共に、側突時に上記サイドドアの変形に伴い上方から該サイドシルに当接するブラケットを設けた
    車両のスライドドア構造。
  2. 上記サイドシルにおけるピラーとの連結部には、車幅方向に延びるクロスメンバが連結された
    請求項1記載の車両のスライドドア構造。
  3. 上記ブラケットは、サイドドアから車室内側に突出すると共に、側突時にサイドシル上面に上方から当接する
    請求項1または2記載の車両のスライドドア構造。
  4. 上記ブラケットは、サイドドアから車室内側に突出すると共に、側突時に上記レールボックスの底面に上方から当接する
    請求項1〜3の何れか1項に記載の車両のスライドドア構造。
  5. 上記ブラケットは、車両前後方向に連続して延び、上記サイドドアがドア開口部を閉塞した状態にある時、車両前後方向において上記クロスメンバおよびその後方に位置してサイドシル上部とフロアパネルとを連結する連結部材の両方に対応した位置にある
    請求項1〜4の何れか1項に記載の車両のスライドドア構造。
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