JP2018016266A - 車両側部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドドアを有する車両において、車両の側面衝突時にロッカに伝達される衝突荷重を高めることができる車両側部構造を得る。【解決手段】車両側部構造20は、ロッカ22と、リアサイドドア24と、荷重伝達部材100とを有する。ロッカ22は、車体11下部の車幅方向外側において車両前後方向に延設されている。リアサイドドア24は、ドアインナパネル62とドアアウタパネル64とを備え、車両前後方向にスライドする。ドアインナパネル62は、ドアヒンジ28によりロッカ22に連結されかつロッカ22と車幅方向に並ぶ被取付部62Aを備えている。ドアアウタパネル64は、ドアインナパネル62よりも車幅方向外側に配置されている。荷重伝達部材100は、被取付部62Aに取付けられ、車両側方からドアアウタパネル64に入力された衝突荷重をロッカ22のドアヒンジ28が連結された部位とは異なる部位に伝達させる。【選択図】図4

Description

本発明は、車両側部構造に関する。
特許文献1には、車両のロッカ部とスライドドアとがヒンジピン及びヒンジアームにより車幅方向に連結された車両側部構造が開示されている。
特開2006−347391号公報
スライドドアを有する車両では、ロッカとスライドドアが車幅方向にドアヒンジで連結される。ここで、ドアヒンジは、スライドドアを車幅方向に移動させるために、車両上下方向を軸方向として回転する構成とされているので、入力された衝突荷重を車幅方向に沿って直線的に伝達させ難い。このため、車両の側面衝突時にドアヒンジを介してロッカに伝達される衝突荷重は、低下する。
本発明は上記事実を考慮し、スライドドアを有する車両において、車両の側面衝突時にロッカに伝達される衝突荷重を高めることができる車両側部構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る車両側部構造は、車体下部の車幅方向外側において車両前後方向に延設されたロッカと、車両前後方向にスライド可能なドアヒンジにより前記ロッカに連結されかつ前記ロッカと車幅方向に並ぶ被取付部を備えたドアインナパネルと、該ドアインナパネルよりも車幅方向外側に配置されたドアアウタパネルとを備え、車両前後方向にスライドするスライドドアと、前記被取付部に取付けられ、車両側方から前記ドアアウタパネルに入力された衝突荷重を前記ロッカの前記ドアヒンジが連結された部位とは異なる部位に伝達させる荷重伝達部材と、を有する。
請求項1に記載の発明に係る車両側部構造では、側面衝突時にドアアウタパネルに衝突荷重が入力されることで、スライドドアが車幅方向内側へ変形する。このとき、衝突荷重は、ドアインナパネルの被取付部に取付けられた荷重伝達部材に伝達される。そして、荷重伝達部材は、ロッカのドアヒンジが連結された部位とは異なる部位に車幅方向に沿って衝突荷重を伝達させる。このように、車両側部構造では、荷重伝達部材が、ロッカのドアヒンジが連結された部位とは異なる部位において衝突荷重の伝達経路を形成するので、スライドドアを有する車両において、車両の側面衝突時にロッカに伝達される衝突荷重を高めることができる。
なお、「ロッカのドアヒンジが連結された部位とは異なる部位」とは、ロッカを構成する各部のうち、ドアヒンジが連結された部位を除いた部位を意味する。また、「荷重伝達部材が、衝突荷重をロッカのドアヒンジが連結された部位とは異なる部位に伝達させる」ことは、荷重伝達部材がロッカに接触して衝突荷重を伝達させることに限らない。荷重伝達部材が、ロッカに接触する他の部材と接触して、衝突荷重を他の部材を介してロッカに伝達させることを含む。
請求項2に記載の発明に係る車両側部構造の前記ドアヒンジは、前記ロッカと前記ドアインナパネルとの間に配置され前記被取付部に車幅方向内側から重ねられて締結具により取付けられる取付部を有し、前記荷重伝達部材は、前記締結具により前記取付部と共に前記被取付部に取付けられる。
請求項2に記載の発明に係る車両側部構造では、締結具を用いてドアヒンジの取付部をドアインナパネルの被取付部に取付ける場合に、該締結具により、荷重伝達部材が縦壁部と共に被取付部に取付けられる。これにより、ドアヒンジをドアインナパネルに取付ける締結具と、荷重伝達部材をドアインナパネルに取付ける締結具とが共通化されるので、車両側部構造の部品点数を減らすことができる。
請求項3に記載の発明に係る車両側部構造の前記ロッカの車幅方向外側には、車両の外板を構成するサイドメンバアウタパネルが設けられ、前記荷重伝達部材は、前記サイドメンバアウタパネルと車幅方向に対向する対向部と、前記対向部から車幅方向内側に張出され前記ロッカ及び前記サイドメンバアウタパネルと車両上下方向に並ぶ張出部と、を有する。
請求項3に記載の発明に係る車両側部構造では、側面衝突時に、対向部がサイドメンバアウタパネルの車幅方向の側面と接触し、張出部がロッカ及びサイドメンバアウタパネルの車両上下方向の上面又は下面と接触する。つまり、荷重伝達部材とロッカ及びサイドメンバアウタパネルとが向きの異なる2つの接触面で接触する。これにより、荷重伝達部材に車幅方向に対して斜め方向の衝突荷重が入力された場合に、車幅方向だけでなく車両上下方向においても荷重伝達部材からロッカに衝突荷重を伝達させることができる。
請求項4に記載の発明に係る車両側部構造の前記ロッカには、車幅方向内側に向けて窪み前記ドアヒンジを収容する収容部が設けられ、前記張出部は、前記収容部の内側に向けて張出された第1張出部と、前記ロッカの車両上下方向の上側及び下側の少なくとも一方側に向けて張出された第2張出部と、を有する。
請求項4に記載の発明に係る車両側部構造では、荷重伝達部材に車幅方向に衝突荷重が入力された場合に、対向部がロッカの車幅方向の側面と接触し、第1張出部が収容部の内面と接触し、第2張出部がロッカの車両上下方向の上面又は下面と接触する。つまり、側面衝突時に荷重伝達部材がロッカの一部を車両上下方向に挟む状態となるので、側面衝突時にロッカに伝達される衝突荷重を高めることができる。
請求項5に記載の発明に係る車両側部構造の前記ロッカには、車両上下方向に延設されたセンタピラーの車両上下方向の下部が固定され、前記荷重伝達部材は、前記ドアインナパネルと前記ドアアウタパネルとの間で、車幅方向に投影したときに前記ロッカと前記センタピラーとに跨って配置され、車幅方向外側から前記被取付部に取付けられている。
請求項5に記載の発明に係る車両側部構造では、荷重伝達部材がドアインナパネルとドアアウタパネルとの間で被取付部に取付けられているため、ドアインナパネルとロッカとの間における配置の制約を受けない。ここで、荷重伝達部材が、車幅方向に投影したときにロッカとセンタピラーとに跨って配置されているので、衝突荷重が入力された荷重伝達部材は、ロッカに向けて移動するだけでなく、センタピラーに向けても移動する。これにより、荷重伝達部材に入力された衝突荷重をロッカだけでなくセンタピラーにも伝達可能となるので、車両の側面衝突時に車両の骨格部材に伝達される衝突荷重を高めることができる。
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、スライドドアを有する車両において、車両の側面衝突時にロッカに伝達される衝突荷重を高めることができるという効果を有する。
請求項2に係る発明によれば、車両側部構造の部品点数を減らすことができるという効果を有する。
請求項3に係る発明によれば、荷重伝達部材に車幅方向に対して斜め方向の衝突荷重が入力された場合に、車幅方向だけでなく車両上下方向においても荷重伝達部材からロッカに衝突荷重を伝達させることができるという効果を有する。
請求項4に係る発明によれば、荷重伝達部材に車幅方向に対して斜め方向の衝突荷重が入力された場合でも、ロッカに伝達される衝突荷重を高めることができる。
請求項5に係る発明によれば、車両の側面衝突時に車両の骨格部材に伝達される衝突荷重を高めることができるという効果を有する。
第1実施形態に係る車両側部構造が適用された車両の車体の側部を示す側面図である。 第1実施形態に係る車両側部構造の拡大縦断面図である。 第1実施形態に係る荷重伝達部材の斜視図である。 第1実施形態に係るスライドドアにバリアが側面衝突した状態を示す説明図である。 第2実施形態に係る車両側部構造の拡大縦断面図である。 第2実施形態に係る荷重伝達部材の斜視図である。 第2実施形態に係る荷重伝達部材の配置状態を示す説明図である。 第2実施形態に係るスライドドアにバリアが側面衝突した状態を示す説明図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係る車両側部構造の変形例の拡大断面図である。
[第1実施形態]
以下、図1〜図4に基づいて、第1実施形態に係る車両側部構造20について説明する。なお、図面に適宜示される矢印FRは車両前方を示し、矢印UPは車両上方を示し、矢印OUTは車幅方向外側を示している。また、車両側部構造20は、車幅方向において左右対称に構成されている。このため、車両左側部分について以下に説明し、車両右側部分についての説明は省略する。
図1に示す車両10は、車体11を有する。車体11は、ルーフサイドレール12と、フロントピラー14と、センタピラー16と、リアピラー18と、車両側部構造20とを含んで構成されている。
ルーフサイドレール12は、車体11の車両上下方向の上部で車両前後方向に延在されている。フロントピラー14は、車体11における車両前後方向の前部で車両上下方向に延在されている。センタピラー16は、車体11における車両前後方向の略中央部で車両上下方向に延設されている。リアピラー18は、車体11における車両前後方向の後部で車両上下方向に延在されている。
フロントピラー14、センタピラー16及びリアピラー18の車両上下方向の下端は、後述するロッカ22に接合されている。また、フロントピラー14、センタピラー16及びリアピラー18の車両上下方向の上端は、ルーフサイドレール12に接合されている。そして、フロントピラー14、センタピラー16、ロッカ22及びルーフサイドレール12によって、乗員乗降用のフロントドア開口部19Aが形成されている。また、センタピラー16、リアピラー18、ロッカ22及びルーフサイドレール12によって、乗員乗降用のリアドア開口部19Bが形成されている。
フロントドア開口部19Aは、図示しないフロントサイドドアによって開放及び閉塞が可能とされている。なお、本実施形態では、図示しないフロントサイドドアがスイングドアで構成されている。リアドア開口部19Bは、後述するリアサイドドア24によって開放及び閉塞が可能とされている。
〔車両側部構造〕
図2に示す車両側部構造20は、ロッカ22と、スライドドアの一例としてのリアサイドドア24と、荷重伝達部材100とを有する。ロッカ22とリアサイドドア24とは、ドアヒンジ28により車幅方向に連結されている。
<ロッカ>
ロッカ22は、車体11(図1参照)の車両上下方向の下部の車幅方向外側において、車両前後方向に延設されている。ロッカ22には、既述のように、センタピラー16(図1参照)の車両上下方向の下部が接合されている。また、ロッカ22は、一例として、ロッカインナパネル32と、ロッカリインフォースパネル34と、ロッカアウタパネル36とを含んで構成されている。
ロッカインナパネル32は、車幅方向に沿って上下に切断した断面形状が、車幅方向外側に開放された略ハット状に形成されている。具体的には、ロッカインナパネル32は、縦壁部32Aと、下壁部32Bと、下フランジ部32Cと、上壁部32Dと、上フランジ部32Eとを有する。
縦壁部32Aは、車両上下方向及び車両前後方向に沿って広がっている。また、縦壁部32Aの車両前後方向の一部でかつ車両上下方向の略中央部には、縦壁部32Aを車幅方向に貫通した貫通孔32Fが形成されている。下壁部32Bは、縦壁部32Aの下端から車幅方向外側へ向かって斜め下方に延出されている。下フランジ部32Cは、下壁部32Bの下端から車両下方へ延出されている。上壁部32Dは、縦壁部32Aの上端から車幅方向外側へ向かって斜め上方に延出されている。上フランジ部32Eは、上壁部32Dの上端から車両上方へ延出されている。
下壁部32Bには、車室の床部を構成する図示しないフロアパネルが接合されている。フロアパネルは、左右のロッカ22間に配設されている。上壁部32Dには、車幅方向に延在されたフロアクロスメンバ41の一部が接合されている。フロアクロスメンバ41の車幅方向内側の端部は、図示しないフロアパネルの車幅方向中央部に設けられた図示しないトンネル部に接合されている。また、上壁部32Dには、車両10の図示しない配線が収容される筒部46が取付けられている。
ロッカリインフォースパネル34は、ロッカインナパネル32よりも車幅方向外側に配置されている。また、ロッカリインフォースパネル34は、車幅方向に沿って上下に切断した断面形状が、車幅方向内側に開放された略ハット状に形成されている。ロッカリインフォースパネル34は、具体的には、縦壁部34Aと、下壁部34Bと、下フランジ部34Cと、上壁部34Dと、上フランジ部34Eとを有する。
縦壁部34Aは、車両上下方向及び車両前後方向に沿って広がっている。また、縦壁部34Aは、車幅方向に縦壁部32Aと対向している。さらに、縦壁部34Aの車両前後方向の一部でかつ車両上下方向の略中央部には、縦壁部34Aを車幅方向に貫通した貫通孔34Fが形成されている。貫通孔34Fは、貫通孔32Fと車幅方向に対向している。下壁部34Bは、縦壁部34Aの下端から車幅方向内側へ向かって斜め下方に延出されている。下フランジ部34Cは、下壁部34Bの下端から車両下方へ延出されている。
上壁部34Dは、縦壁部34Aの上端から車幅方向内側へ向かって斜め上方に延出されている。上フランジ部34Eは、上壁部34Dの上端から車両上方へ延出されている。下フランジ部32Cと下フランジ部34Cは、車幅方向に重ね合わされて接合されている。上フランジ部32Eと上フランジ部34Eは、車幅方向に重ね合わされて接合されている。
ロッカアウタパネル36は、ロッカリインフォースパネル34の貫通孔34Fの周縁部から、ロッカインナパネル32の貫通孔32Fを通って、ロッカインナパネル32よりも車幅方向内側に延びている。また、ロッカアウタパネル36は、車両前後方向に見て、車幅方向外側に開放された断面略U字状に形成されている。
ロッカアウタパネル36は、具体的には、車両上方側に配置されたロッカアウタアッパパネル42と、車両下方側に配置されたロッカアウタロアパネル44とが、接合されることにより構成された分割構造とされている。
ロッカアウタアッパパネル42は、車両上下方向及び車両前後方向に延びるフランジ部42Aと、フランジ部42Aの下端部から車幅方向内側に延びる上壁部42Bと、上壁部42Bの車幅方向内側の端部から車両下方側に延びるフランジ部42Cと、を有する。フランジ部42Aは、既述の縦壁部34Aにおける貫通孔34Fの周縁部のうち車両上下方向の上部に相当する部位に、車幅方向内側から重ねられて接合されている。上壁部42Bは、縦壁部34Aからロッカインナパネル32の貫通孔32Fを通って、ロッカインナパネル32よりも車幅方向内側に延びている。
ロッカアウタロアパネル44は、車両上下方向及び車両前後方向に延びるフランジ部44Aと、フランジ部44Aの上端部から車幅方向内側に延びる下壁部44Bと、下壁部44Bの車幅方向内側の端部から車両上方側に延びるフランジ部44Cと、を有する。フランジ部44Aは、既述の縦壁部34Aにおける貫通孔34Fの周縁部のうち車両上下方向の下部に相当する部位に、車幅方向内側から重ねられて接合されている。下壁部44Bは、縦壁部34Aからロッカインナパネル32の貫通孔32Fを通って、ロッカインナパネル32よりも車幅方向内側に延びている。フランジ部44Cは、フランジ部42Cに車幅方向内側から重ねられて接合されている。
ロッカアウタパネル36の断面略U字状の部位の内側の空間部を収容部40と称する。収容部40は、ロッカ22において車幅方向内側に向けて窪んだ部位であり、後述するドアヒンジ28を収容する。ロッカアウタパネル36は、収容部40を有する収容部材の一例である。
ロッカリインフォースパネル34の縦壁部34A及び下フランジ部34Cと、ロッカアウタロアパネル44の下壁部44Bの車幅方向外端部とには、車幅方向外側からサイドメンバアウタパネル52の一部が重ねられ接合されている。
(サイドメンバアウタパネル)
サイドメンバアウタパネル52は、車両10の外板を構成する部材であり、縦壁部52Aと、上壁部52Bと、下壁部52Cと、下フランジ部52Dとを含んで構成され、車両前後方向に延在している。縦壁部52Aは、ロッカリインフォースパネル34の縦壁部34Aと車幅方向に並び、車両上下方向に延在している。縦壁部52Aには、車幅方向に貫通した貫通孔52Eが形成されている。貫通孔52Eは、既述の貫通孔34Fと連通されており、収容部40の車幅方向外側端部を後述するリアサイドドア24に向けて開放させている。また、縦壁部52Aにおける貫通孔52Eよりも車両下方側でリアサイドドア24と車幅方向に対向する部位には、ウエザストリップ58が設けられている。
上壁部52Bは、縦壁部52Aの上端部から車幅方向内側へ屈曲され車幅方向に延在している。また、上壁部52Bは、ロッカリインフォースパネル34よりも車両上方側に配置されている。さらに、上壁部52Bの一部には、スカッフプレート54及びオープニングシール56が設けられている。下壁部52Cは、縦壁部52Aの下端部から車幅方向内側へ屈曲され車幅方向に延在している。下フランジ部52Dは、下壁部52Cの車幅方向内側端部から車両上下方向の下側へ延びている。また、下フランジ部52Dは、ロッカリインフォースパネル34の下フランジ部34Cに車幅方向外側から重ねられて接合されている。
<リアサイドドア>
リアサイドドア24は、ロッカ22及びサイドメンバアウタパネル52よりも車幅方向外側に配置されている。また、リアサイドドア24は、後述するドアヒンジ28によりロッカ22に連結されており、車幅方向及び車両前後方向に移動可能とされている。さらに、リアサイドドア24は、ドアインナパネル62と、ドアアウタパネル64と、ドアトリム66とを含んで構成されている。リアサイドドア24では、ドアインナパネル62とドアアウタパネル64とが一体化されて閉断面を形成している。
ドアインナパネル62は、車両前後方向及び車両上下方向に延在する板状のプレス成型部品である。また、ドアインナパネル62は、後述する荷重伝達部材100が取付けられる被取付部62Aと、被取付部62Aよりも車両下方側で車両上下方向に延在する下フランジ部62Bとを備えている。
被取付部62Aは、ドアインナパネル62における車両上下方向に延在する縦壁の一部である。また、被取付部62Aは、ロッカ22及びサイドメンバアウタパネル52と車幅方向に並んで配置されている。具体的には、被取付部62Aは、リアサイドドア24がリアドア開口部19B(図1参照)を閉塞する状態において、サイドメンバアウタパネル52の縦壁部52Aと車幅方向に間隔をあけて対向する位置に配置されている。被取付部62Aには、車幅方向に貫通した貫通孔62Cが、一例として、車両上下方向及び車両前後方向に間隔をあけて4箇所形成されている。貫通孔62Cには、後述するボルト82が挿入される。
ドアインナパネル62における被取付部62Aの車両上下方向中央よりも車両上方側には、ドアインナパネル62を車幅方向内側から覆うドアトリム66が設けられている。ドアトリム66の車両上下方向の下端部には、車両下方側に向けて開口した開口部66Aが形成されている。
ドアアウタパネル64は、ドアインナパネル62と同様に車両前後方向及び車両上下方向に延在する板状のプレス成型部品であり、ドアインナパネル62よりも車幅方向外側に配置されている。また、ドアアウタパネル64は、車幅方向外側に向けて突出すると共に緩やかに湾曲して形成されている。ドアアウタパネル64の車幅方向外側の面は、車両10の外観意匠の一部を構成する意匠面とされている。ドアアウタパネル64の車両下方側には、車両上下方向に延在する下フランジ部64Aが形成されている。下フランジ部64Aは、下フランジ部62Bに車幅方向に接合されている。また、ドアアウタパネル64の車両上下方向の下部には、ドアモール69が設けられている。
<ドアヒンジ>
ドアヒンジ28は、スライドレール72と、ガイドローラ74と、ヒンジピン75と、ヒンジアーム76とを含んで構成されており、収容部40の内側に収容されている。また、ドアヒンジ28は、ロッカ22とリアサイドドア24とを車幅方向に連結しており、リアサイドドア24の車幅方向の移動及び車両前後方向の移動を可能としている。なお、ヒンジアーム76の一部は、サイドメンバアウタパネル52よりも車幅方向外側に突出されている。
スライドレール72は、車両下方側に開口した断面略U字状に形成され、車両前後方向に延びている。また、スライドレール72は、収容部40の車幅方向内側端でロッカアウタアッパパネル42に接合されている。ガイドローラ74は、車両上下方向を軸方向として配置され、スライドレール72に沿って移動可能とされている。ヒンジピン75は、車両上下方向を中心軸方向として配置されている。
ヒンジアーム76は、第1ヒンジアーム76Aと、第2ヒンジアーム76Bとを有する。第1ヒンジアーム76Aと第2ヒンジアーム76Bは、一部が車両上下方向に重ねられ、ボルト73及び図示しないナットにより締結されている。第1ヒンジアーム76Aは、車幅方向に延在している。また、第1ヒンジアーム76Aの車幅方向内側端部は、ヒンジピン75に回転可能に連結されている。第2ヒンジアーム76Bは、車幅方向に延在する延在部77と、車両上下方向に沿って延在する取付部78とを有する。延在部77は、車両上下方向を厚さ方向とする板状に形成されている。
取付部78は、延在部77の車幅方向外側端部から車両上方側に延在され、車幅方向を厚さ方向とする板状に形成されている。取付部78には、車幅方向に貫通した貫通孔78Aが形成されている。貫通孔78Aは、一例として、車両上下方向及び車両前後方向に間隔をあけて4箇所形成されている。また、取付部78は、サイドメンバアウタパネル52(ロッカ22)と、ドアインナパネル62との間に配置され、既述の被取付部62Aに車幅方向内側から重ねられて、締結具の一例としてのボルト82により被取付部62Aに取付けられている。
<荷重伝達部材>
図3に示すように、荷重伝達部材100は、縦壁部102と、縦壁部102から車幅方向内側に張出された張出部104と、縦壁部102から車両前後方向の両側に張出されたフランジ部106とを有する。また、荷重伝達部材100は、一例として、鉄製であり、鋳造により形成されている。
縦壁部102は、車両前後方向及び車両上下方向に延在する直方体状の部位である。また、縦壁部102は、対向部の一例であり、サイドメンバアウタパネル52の縦壁部52A(図2参照)と車幅方向に対向している。縦壁部102の車両上下方向の長さは、縦壁部52Aの車両上下方向の長さよりも長い。また、縦壁部102の車両上下方向の長さは、一例として、取付部78(図2参照)の車両上下方向の長さとほぼ同じ長さとされている。
張出部104は、縦壁部102から車幅方向内側に張出され、ロッカ22及びサイドメンバアウタパネル52(図2参照)と車両上下方向に並ぶ部位である。また、張出部104は、一例として、縦壁部102の車両上下方向の下端部から車幅方向内側に張出された第1張出部108と、縦壁部102の車両上下方向の上端部から車幅方向内側に張出された第2張出部109とを有する。
図2に示すように、第1張出部108は、縦壁部102から収容部40の内側に向けて張出されている。そして、第1張出部108の車幅方向の中央部から内側端部までは、収容部40の内側に配置されている。また、第1張出部108は、上壁部42B、縦壁部34Aの上部及び縦壁部52Aの上部よりも車両上下方向の下側で、上壁部42B、縦壁部34Aの上部及び縦壁部52Aの上部と車両上下方向に間隔をあけて対向配置されている。第1張出部108の車幅方向内側端は、一例として、車幅方向におけるロッカリインフォースパネル34とロッカインナパネル32との接合位置よりも車幅方向外側に位置している。
第2張出部109は、一例として、縦壁部102からロッカ22及びサイドメンバアウタパネル52の車両上下方向の上側に向けて張出されている。具体的には、第2張出部109は、サイドメンバアウタパネル52の上壁部52Bよりも上側に車両上下方向に間隔をあけて配置されている。また、第2張出部109は、一例として、ドアトリム66の開口部66Aの内側に配置されている。第2張出部109の車幅方向内側端は、一例として、ロッカリインフォースパネル34とロッカアウタアッパパネル42との接合位置の上側に位置している。第2張出部109の車両上下方向の長さは、一例として、第1張出部108の車両上下方向の長さよりも短い。
図3に示すように、フランジ部106は、一例として、縦壁部102よりも車幅方向の厚さが薄い板状に形成されている。また、フランジ部106は、縦壁部102の車両前後方向の前面から前側へ張出されたフランジ112と、縦壁部102の車両前後方向の後面から後側へ張出されたフランジ113とで構成されている。フランジ112及びフランジ113には、車幅方向に貫通した貫通孔114が形成されている。貫通孔114は、一例として、車両上下方向及び車両前後方向に間隔をあけて4箇所形成されている。
(ヒンジリテーナ)
図2に示すように、被取付部62Aにおける車幅方向外側には、補強部材の一例としてのヒンジリテーナ116が設けられている。ヒンジリテーナ116は、車幅方向外側に開口した断面略U字状に形成されており、車両上下方向に延在する縦壁部116Aと、縦壁部116Aの車両上下方向の上端部及び下端部から車幅方向外側に張出されたフランジ116Bとを有する。
縦壁部116Aは、被取付部62Aに車幅方向外側から重ねられて接合されている。また、縦壁部116Aには、一例として、車両上下方向及び車両前後方向に間隔をあけて、4箇所の貫通孔116Cが形成されている。縦壁部116Aの車幅方向外側面における貫通孔116Cの周縁部には、ウェルドナット116Dが接合されている。ウェルドナット116Dには、既述のボルト82が螺合される。
ここで、荷重伝達部材100の組付けでは、リアサイドドア24が開放位置に配置された状態において、取付部78が被取付部62Aに車幅方向内側から重ねられる。さらに、取付部78に車幅方向内側からフランジ部106を重ねた状態で、ボルト82が、貫通孔114(図3参照)、貫通孔78A、貫通孔62C及び貫通孔116Cに挿通される。そして、ボルト82がウェルドナット116Dに螺合され、縦壁部116A、被取付部62A、取付部78及びフランジ部106が共締めされることで、荷重伝達部材100が取付部78と共に被取付部62Aに取付けられる。
荷重伝達部材100は、車両10の側面衝突時に、サイドメンバアウタパネル52と接触することで、車両側方からドアアウタパネル64に入力された衝突荷重をロッカ22のドアヒンジ28が連結された部位とは異なる部位に伝達させるようになっている。なお、本実施形態において、ロッカ22のドアヒンジ28が連結された部位とは、ロッカアウタアッパパネル42にスライドレール72が接合された部位となっている。また、ドアヒンジ28が連結された部位とは異なる部位とは、ロッカアウタアッパパネル42、ロッカリインフォースパネル34及びサイドメンバアウタパネル52が接合された部位であり、縦壁部52Aとなっている。
〔作用及び効果〕
次に、第1実施形態の車両側部構造20の作用及び効果について説明する。
図4に示すように、車両側部構造20では、側面衝突時に衝突体であるバリア200がリアサイドドア24に衝突した場合に、ドアアウタパネル64に衝突荷重が入力されることで、リアサイドドア24が車幅方向内側へ変形及び変位する。そして、荷重伝達部材100が、サイドメンバアウタパネル52の縦壁部52Aと接触する。ここで、ドアアウタパネル64に入力された衝突荷重は、被取付部62Aを介して荷重伝達部材100に伝達される。さらに、荷重伝達部材100に伝達された衝突荷重は、荷重伝達部材100を介して縦壁部52A及びロッカ22に伝達され、フロアクロスメンバ41及び図示しないフロアパネルを介して、車幅方向の反対側へ伝達される。
以上、説明したように、車両側部構造20では、荷重伝達部材100が、ロッカ22のドアヒンジ28が連結された部位とは異なる部位において衝突荷重の伝達経路を形成する。このため、荷重伝達部材100を有していない構成に比べて、車両10の側面衝突時にロッカ22に伝達される衝突荷重を高めることができる。
また、車両側部構造20では、ボルト82を用いてドアヒンジ28の取付部78をドアインナパネル62の被取付部62Aに取付ける場合に、ボルト82により、荷重伝達部材100が取付部78と共に被取付部62Aに取付けられる。これにより、ドアヒンジ28をドアインナパネル62に取付ける締結具と、荷重伝達部材100をドアインナパネル62に取付ける締結具とが共通化されるので、車両側部構造20の部品点数を減らすことができる。
さらに、車両側部構造20では、被取付部62Aに荷重伝達部材100とドアヒンジ28の取付部78とが共締めされている。このため、側面衝突時の衝突荷重は、被取付部62Aから荷重伝達部材100を介してロッカ22へ向かう伝達経路だけでなく、被取付部62Aからドアヒンジ28を介してロッカアウタパネル36へ向かう伝達経路においても伝達される。このように、衝突荷重の伝達経路が複数になるので、車両10の側面衝突時にロッカ22に伝達される衝突荷重を高めることができる。
加えて、車両側部構造20では、側面衝突時に、一例として、荷重伝達部材100が車幅方向に対して斜め上方に移動された場合に、縦壁部102がサイドメンバアウタパネル52の車幅方向の側面(縦壁部52A)と接触する。さらに、第1張出部108が、ロッカ22及びサイドメンバアウタパネル52の車両上下方向の下面と接触する。つまり、荷重伝達部材100と、ロッカ22及びサイドメンバアウタパネル52とが、向きの異なる2つの接触面で接触する。これにより、荷重伝達部材100に車幅方向に対して斜め方向の衝突荷重が入力された場合に、車幅方向だけでなく車両上下方向においても荷重伝達部材100からロッカ22に衝突荷重を伝達させることができる。
車両側部構造20の変形例として、第1張出部108と第2張出部109との車両上下方向の間隔の大きさが、縦壁部52Aの車両上下方向の高さとほぼ等しい構成について説明する。この構成では、荷重伝達部材100に車幅方向に衝突荷重が入力されると、縦壁部102がロッカ22の側面(縦壁部52A含む)と接触し、第1張出部108が収容部40の内面(下面)と接触し、第2張出部109がロッカ22の上面(上壁部52B含む)と接触する。
つまり、変形例では、側面衝突時に、荷重伝達部材100がロッカ22の一部を車両上下方向に挟む状態となるので、荷重伝達部材100に車幅方向の衝突荷重が入力された場合に、荷重伝達部材100とロッカ22との接触状態が保持される。これにより、縦壁部52Aのみに荷重伝達部材100が接触する構成に比べて、荷重伝達部材100とロッカ22との接触面積が大きくなるので、荷重伝達部材100からロッカ22に伝達される衝突荷重を高めることができる。
[第2実施形態]
次に、図5〜図8に基づいて、第2実施形態に係る車両側部構造120について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付し、適宜説明を省略する。
図5に示す車両側部構造120は、第1実施形態に係る車両側部構造20(図2参照)において、荷重伝達部材100及びヒンジリテーナ116(図2参照)に換えて、荷重伝達部材122が設けられた構成とされている。つまり、車両側部構造120は、ロッカ22と、リアサイドドア24と、荷重伝達部材122とを有する。なお、荷重伝達部材122以外の構成は、車両側部構造20と同様の構成とされている。
<荷重伝達部材>
荷重伝達部材122は、ドアインナパネル62とドアアウタパネル64との間に配置され、車幅方向外側から被取付部62Aに取付けられている。図5では、リアサイドドア24及び荷重伝達部材122を車両前後方向に見て、荷重伝達部材122が配置されている領域の外縁を二点鎖線Sで示している。荷重伝達部材122は、一例として、リアサイドドア24の下端部付近の高さからドアトリム66の下部と車幅方向に並ぶ高さまでの間に設けられている。なお、被取付部62A又は取付部78と縦壁部52Aとの車幅方向の間隔は、車両10の側面衝突時に、被取付部62A又は取付部78と縦壁部52Aとが接触するように、予め設定されている。
図6に示すように、荷重伝達部材122は、一例として、インパクトブレースとして構成された部材であり、車両前後方向に見て、車幅方向内側へ向けて開口した断面ハット状に形成されている。具体的には、荷重伝達部材122は、縦壁122Aと、上壁122Bと、下壁122Cと、上フランジ122Dと、下フランジ122Eとを含んで構成されている。また、荷重伝達部材122は、一例として、鉄製とされている。荷重伝達部材122をアルミニウム製としてもよい。
なお、荷重伝達部材122は、全体がドアインナパネル62(図5参照)の車幅方向外側面に沿って配置される。このため、荷重伝達部材122は、実際は部分的に屈曲された部材とされているが、図6及び図7では、荷重伝達部材122を分かり易く示すために、屈曲部分の図示が省略され直線状の部材として示されている。また、図7では、ドアヒンジ28を簡略化して示している。
図6に示す縦壁122Aは、車両上下方向に沿っている。上壁122Bは、縦壁122Aの上端部から車幅方向内側へ延びている。下壁122Cは、縦壁122Aの下端部から車幅方向内側へ上壁122Bとほぼ同じ長さで延びている。上フランジ122Dは、上壁122Bの縦壁122A側とは反対側の端部から上方へ延びている。上フランジ122Dには、一例として、車幅方向に貫通された2箇所の貫通孔123が形成されている。下フランジ122Eは、下壁122Cの縦壁122A側とは反対側の端部から下方へ延びている。下フランジ122Eには、一例として、車幅方向に貫通された1箇所の貫通孔124が形成されている。なお、図6では、荷重伝達部材122においてスポット溶接される部位が×印で示されている。
上フランジ122D及び下フランジ122Eは、貫通孔123及び貫通孔124が形成された部位を除いて、被取付部62A(図5参照)に接合されている。なお、図6では図示を省略しているが、上フランジ122D及び下フランジ122Eの車幅方向外側の面における貫通孔123及び貫通孔124の周縁部には、ウェルドナット125(図5参照)が設けられている。
図5に示すように、貫通孔123及び貫通孔124は、被取付部62Aの貫通孔62C及び取付部78の貫通孔78Aと連通する位置に形成されている。つまり、荷重伝達部材122は、一部分が被取付部62Aに接合され、他の部分が被取付部62Aを介してボルト82により取付部78と共締めされている。
図7に示すように、荷重伝達部材122は、車幅方向に見て、車両上下方向の下側が上側よりも車両前後方向の後側に配置されている。言い換えると、荷重伝達部材122は、車両上下方向に対して交差する斜め方向を軸方向として配置されている。また、荷重伝達部材122は、車幅方向に投影したときに、上端部126がセンタピラー16と重なる場所に配置され、下端部127がロッカ22と重なる場所に配置され、中央部128がドアヒンジ28と重なる場所に配置されている。つまり、荷重伝達部材122は、車幅方向に投影したときに、ロッカ22とセンタピラー16とに跨って斜めに配置されている。なお、荷重伝達部材122を斜めに配置できるのは、荷重伝達部材122がドアインナパネル62とドアアウタパネル64(図5参照)との間に配置されることで、ドアインナパネル62とロッカ22との間で配置の制約を受けないことによる。
図5に示す荷重伝達部材122は、車両10の側面衝突時に、ドアアウタパネル64と接触することで、車両側方からドアアウタパネル64に入力された衝突荷重をドアインナパネル62及びドアヒンジ28に伝達させるようになっている。また、被取付部62Aは、サイドメンバアウタパネル52の縦壁部52Aと車幅方向に並んでいる。このため、車両10の側面衝突時に荷重伝達部材122に伝達された衝突荷重が、被取付部62A又は取付部78が縦壁部52Aと接触することで、ロッカ22及びフロアクロスメンバ41に伝達されるようになっている。
〔作用及び効果〕
次に、第2実施形態の車両側部構造120の作用及び効果について説明する。
図8に示すように、車両側部構造120では、側面衝突時にバリア200がリアサイドドア24に衝突した場合に、バリア200によってリアサイドドア24が車幅方向内側へ押し込まれる。このとき、ドアアウタパネル64に入力された衝突荷重により、ドアアウタパネル64が、車幅方向内側へ変形して荷重伝達部材122と接触する。そして、荷重伝達部材122を介して被取付部62A及び取付部78に衝突荷重が伝達されることで、被取付部62A又は取付部78が縦壁部52Aと接触する。さらに、縦壁部52Aに伝達された衝突荷重は、ロッカ22に伝達され、フロアクロスメンバ41及び図示しないフロアパネルを介して、車幅方向の反対側へ伝達される。
以上、説明したように、車両側部構造120では、荷重伝達部材122が、車体11のドアヒンジ28が連結された部位とは異なる部位において衝突荷重の伝達経路を形成する。このため、荷重伝達部材122を有していない構成に比べて、車両10の側面衝突時にロッカ22に伝達される衝突荷重を高めることができる。
また、車両側部構造120では、被取付部62Aに荷重伝達部材122とドアヒンジ28の取付部78とがボルト82により共締めされている。このため、側面衝突時の衝突荷重は、荷重伝達部材122から被取付部62A又は取付部78を介してロッカ22へ向かう伝達経路だけでなく、被取付部62Aからドアヒンジ28を介してロッカアウタパネル36へ向かう伝達経路においても伝達される。このように、ロッカ22への衝突荷重の伝達経路が複数になるので、車両10の側面衝突時にロッカ22に伝達される衝突荷重を高めることができる。
さらに、図7に示すように、車両側部構造120では、荷重伝達部材122が、車幅方向に投影したときにロッカ22とセンタピラー16とに跨って配置されている。このため、衝突荷重が車幅方向に入力された荷重伝達部材122は、ロッカ22に向けて移動するだけでなく、センタピラー16に向けても移動する。そして、ドアインナパネル62(図5参照)が、サイドメンバアウタパネル52(図5参照)におけるロッカ22と並ぶ部位だけでなく、センタピラー16と並ぶ部位にも接触する。これにより、荷重伝達部材122に入力された衝突荷重が、ロッカ22だけでなくセンタピラー16にも伝達されるので、車両10の側面衝突時に車両10の骨格部材に伝達される衝突荷重を高めることができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
<変形例>
図9には、変形例として、車両側部構造130が示されている。車両側部構造130は、ロッカ22と、リアサイドドア24と、荷重伝達部材100と、荷重伝達部材122とを有する。つまり、車両側部構造130は、被取付部62Aの車幅方向外側に荷重伝達部材122が取付けられ、被取付部62Aの車幅方向内側に荷重伝達部材100が取付けられた構成とされている。また、取付部78、荷重伝達部材100及び荷重伝達部材122は、被取付部62Aにボルト82により共締めされている。
車両側部構造130では、側面衝突時にバリア200がリアサイドドア24に衝突した場合に、ドアアウタパネル64が、車幅方向内側へ変形して荷重伝達部材122と接触する。そして、荷重伝達部材122を介して被取付部62A及び取付部78に衝突荷重が伝達される。さらに、被取付部62A及び取付部78から荷重伝達部材100を介して縦壁部52Aに衝突荷重が伝達される。縦壁部52Aに伝達された衝突荷重は、ロッカ22に伝達され、フロアクロスメンバ41及び図示しないフロアパネルを介して、車幅方向の反対側へ伝達される。このように、車両側部構造130では、荷重伝達部材100及び荷重伝達部材122を有しているので、車両10の側面衝突時にロッカ22に伝達される衝突荷重を高めることができる。
<他の変形例>
荷重伝達部材100、122は、アルミニウム製あるいは樹脂製としてもよい。荷重伝達部材100が接触する部位は、サイドメンバアウタパネル52に限らず、ロッカ22の側面であってもよい。
荷重伝達部材100のフランジ部106は、被取付部62Aにおける取付部78が取付けられた部位とは車両前後方向にずれた部位に取付けられてもよい。また、荷重伝達部材100は、取付部78と一体化されていてもよい。さらに、荷重伝達部材100は、フランジ部106が無く、縦壁部102をボルト82により被取付部62Aに取付ける構成であってもよい。
また、荷重伝達部材100は、第1張出部108及び第2張出部109のいずれか一方が無い構成であってもよい。取付部78が延在部77の車幅方向外側端部から車両下方側に延在された構成の場合は、第2張出部109は、ロッカ22の車両上下方向の下側に向けて張出されていてもよい。さらに、荷重伝達部材100は、第1張出部108及び第2張出部109が無い直方体状とされていてもよい。
荷重伝達部材122は、車幅方向に投影したときにロッカ22とセンタピラー16とに跨って配置された構成に限らず、車幅方向に投影したときにロッカ22のみに重なる配置とされていてもよい。
被取付部62Aへの荷重伝達部材100の取付けでは、フランジ部106を被取付部62Aと取付部78との間に配置して、ボルト82で共締めした取付けとしてもよい。
以上、本発明の実施形態及び各変形例に係る車両側部構造について説明したが、これらの実施形態及び各変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 車両
16 センタピラー
20 車両側部構造
22 ロッカ
24 リアサイドドア(スライドドアの一例)
28 ドアヒンジ
40 収容部
52 サイドメンバアウタパネル
62 ドアインナパネル
62A 被取付部
64 ドアアウタパネル
78 取付部
82 ボルト(締結具の一例)
100 荷重伝達部材
102 縦壁部(対向部の一例)
104 張出部
108 第1張出部
109 第2張出部
120 車両側部構造
122 荷重伝達部材
130 車両側部構造

Claims (5)

  1. 車体下部の車幅方向外側において車両前後方向に延設されたロッカと、
    車両前後方向にスライド可能なドアヒンジにより前記ロッカに連結されかつ前記ロッカと車幅方向に並ぶ被取付部を備えたドアインナパネルと、該ドアインナパネルよりも車幅方向外側に配置されたドアアウタパネルとを備え、車両前後方向にスライドするスライドドアと、
    前記被取付部に取付けられ、車両側方から前記ドアアウタパネルに入力された衝突荷重を前記ロッカの前記ドアヒンジが連結された部位とは異なる部位に伝達させる荷重伝達部材と、
    を有する車両側部構造。
  2. 前記ドアヒンジは、前記ロッカと前記ドアインナパネルとの間に配置され前記被取付部に車幅方向内側から重ねられて締結具により取付けられる取付部を有し、
    前記荷重伝達部材は、前記締結具により前記取付部と共に前記被取付部に取付けられる請求項1に記載の車両側部構造。
  3. 前記ロッカの車幅方向外側には、車両の外板を構成するサイドメンバアウタパネルが設けられ、
    前記荷重伝達部材は、
    前記サイドメンバアウタパネルと車幅方向に対向する対向部と、
    前記対向部から車幅方向内側に張出され前記ロッカ及び前記サイドメンバアウタパネルと車両上下方向に並ぶ張出部と、
    を有する請求項1又は請求項2に記載の車両側部構造。
  4. 前記ロッカには、車幅方向内側に向けて窪み前記ドアヒンジを収容する収容部が設けられ、
    前記張出部は、前記収容部の内側に向けて張出された第1張出部と、前記ロッカの車両上下方向の上側及び下側の少なくとも一方側に向けて張出された第2張出部と、を有する請求項3に記載の車両側部構造。
  5. 前記ロッカには、車両上下方向に延設されたセンタピラーの車両上下方向の下部が固定され、
    前記荷重伝達部材は、前記ドアインナパネルと前記ドアアウタパネルとの間で、車幅方向に投影したときに前記ロッカと前記センタピラーとに跨って配置され、車幅方向外側から前記被取付部に取付けられている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両側部構造。
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