JP6131970B2 - 車両上部構造 - Google Patents

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    • B62D25/00Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
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Description

本発明は、車両上部構造に関する。
特許文献1には、一対のサイドレール間で車両幅方向に延在するサンルーフフレームと、サンルーフフレームに車両上下方向の下側から重ねられてスポット溶接されたサンルーフリインフォースメントと、を有する車両上部構造が開示されている。また、特許文献1の車両上部構造では、サンルーフのリッド(蓋状の部材)を開閉する開閉機構を含むサンルーフアッシーが、サンルーフリインフォースメントよりも車両上下方向下側に配置されている。言い換えると、特許文献1の車両上部構造は、サンルーフフレームとサンルーフリインフォースメントとの間にサンルーフの開閉機構が無い構造と言える。
特開2010−188797号公報
しかしながら、上記先行技術において、サンルーフアッシーの車両上下方向下側に他のフレームを配置した場合、車両側面への衝突時(側面衝突時)にサイドレールに加わった荷重は、該フレーム単体で伝達されることになる。このように、サンルーフアッシーよりも車両上下方向下側にフレームを配置した構造では、側面衝突時にフレームから他の部材へ荷重を分散させ難い。よって、車両上部の変形を抑制するには改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、移動部により移動する蓋部材がルーフパネルの開口部を開放及び閉止する車両において、側面衝突時に車両上部の変形を抑制することができる車両上部構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係る車両上部構造は、開口部が形成されたルーフパネルよりも車室内側で且つルーフサイドレールよりも車室内側において車両幅方向に延在するフレームと、前記フレームの車両幅方向端部で前記フレームよりも車両上下方向の上側に配置され、前記開口部を閉止する蓋部材を開放位置及び閉止位置へ移動させる移動部と、前記フレーム及び前記移動部よりも車両上下方向の上側で車両幅方向に延在され、前記ルーフパネルを補強するルーフリインフォースメントと、前記移動部よりも車両幅方向の内側で前記フレームと前記ルーフリインフォースメントとを車両上下方向に連結する連結部と、を有する。
請求項1に記載の本発明に係る車両上部構造では、フレームとルーフリインフォースメントが、移動部よりも車両幅方向内側で、連結部により車両上下方向に連結されている。このため、側面衝突時に車両上部構造に入力された荷重(衝突荷重)がフレーム及びルーフリインフォースメントに伝達されるとき、フレーム及びルーフリインフォースメントの一方から他方へ、連結部を介して荷重が伝達される。
つまり、入力された荷重がフレームとルーフリインフォースメントとに分散されて伝達されことで、該荷重が車両上部の一部に局所集中することが抑制される。これにより、フレーム及びルーフリインフォースメントの変形が抑制されるので、移動部により移動する蓋部材がルーフパネルの開口部を開放及び閉止する車両において、側面衝突時に車両上部の変形を抑制することができる。
請求項2に記載の本発明に係る車両上部構造の前記連結部は、前記フレームの車両上下方向の上面と前記ルーフリインフォースメントの車両上下方向の下面とに結合されたブラケットを有する。
請求項2に記載の本発明に係る車両上部構造では、ブラケットを介してフレームとルーフリインフォースメントとを結合するので、フレームとルーフリインフォースメントとを結合させるためにこれらを近づける必要が無い。つまり、フレーム及びルーフリインフォースメントの少なくとも一方を湾曲又は屈曲させて近づける必要が無くなり、フレーム及びルーフリインフォースメントを車両幅方向に直線状に形成することができる。これにより、湾曲又は屈曲させた部位が脆弱部となることが抑制されるので、フレーム及びルーフリインフォースメントの変形を抑制することができる。
請求項3に記載の本発明に係る車両上部構造の前記ブラケットは、車両幅方向に開口され前記フレームに結合された本体部と、該本体部から車両前後方向に張り出され前記ルーフリインフォースメントに結合されたフランジ部と、を有する。
請求項3に記載の本発明に係る車両上部構造では、本体部とフランジ部との境界となる稜線が荷重伝達方向に沿って配置される。これにより、ブラケットが変形し難い稜線方向で荷重を伝達することになるので、ブラケット、フレーム、及びルーフリインフォースメントの変形を抑制することができる。
請求項4に記載の本発明に係る車両上部構造の前記フレームの車両前後方向の少なくとも一部は、車両幅方向に見て、前記ルーフサイドレールに結合されたピラーの車両上下方向上端部の上側に配置されている。
請求項4に記載の本発明に係る車両上部構造では、フレームが車両幅方向に見てピラーの上側に配置されていない構造に比べて、ピラーからフレームまでの荷重伝達経路が短くなる。これにより、側面衝突時にピラーからフレームへの荷重伝達効率が上がるので、側面衝突時のピラーの車室内への侵入量を減らすことができる。
以上説明したように、請求項1に記載の車両上部構造によれば、移動部により移動する蓋部材がルーフパネルの開口部を開放又は閉止する車両において、側面衝突時に車両上部の変形を抑制することができる。
請求項2に記載の車両上部構造によれば、フレーム及びルーフリインフォースメントの変形を抑制することができる。
請求項3に記載の車両上部構造によれば、ブラケット、フレーム、及びルーフリインフォースメントの変形を抑制することができる。
請求項4に記載の車両上部構造によれば、側面衝突時のピラーの車室内への侵入量を減らすことができる。
第1実施形態に係る車両上部構造が適用された車両の上部を示す斜視図である。 図1の2−2線で切断した切断面を拡大して示す拡大断面図である。 第1実施形態に係る車両上部構造を車室内側から見た斜視図である。 第1実施形態に係る車両上部構造の要部を車両幅方向に見た拡大断面図である。 第1実施形態に係るセンタピラー、センタフレーム、及びルーフリインフォースメントの配置を示す説明図である。 第1実施形態に係る車両上部構造の側面衝突時の荷重伝達状態を示す説明図である。 第2実施形態に係る車両上部構造の要部を車両幅方向に見た拡大断面図である。
[第1実施形態]
以下、図1〜図6を参照して、本発明に係る車両上部構造の第1実施形態について説明する。なお、各図に適宜示す矢印FRは車両前方側、矢印RRは車両後方側、矢印UPは車両上方側、矢印INは車両幅方向内側、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、車両前方側を向いた場合の車両幅方向の左右を示すものとする。また、図中の×印は、スポット溶接された箇所を意味している。
<車両の全体構成>
図1には、第1実施形態に係る車両10が示されている。車両10の車両上部12には、ルーフパネル14が設けられている。ルーフパネル14は、車両10の屋根の外板を構成する金属製のパネル部材である。また、ルーフパネル14は、車両前後方向及び車両幅方向に沿って配置されている。
ルーフパネル14の車両前後方向中央部よりも前側には、車両上下方向に貫通した開口部16が形成されている。また、ルーフパネル14の車両幅方向両側には、車両前後方向に沿って延在するルーフサイドレール18がそれぞれ設けられている。なお、ルーフサイドレール18の車両幅方向の外側には、図2に示すサイドアウタパネル19が設けられているが、図1では、サイドアウタパネル19の図示を省略している。さらに、車両上部12には、開口部16を開放又は閉止するサンルーフユニット30が設けられている。
一対のルーフサイドレール18の前端部には、車両幅方向に沿ってフロントヘッダ20が架け渡されている。また、ルーフサイドレール18の前端部からは、車両前方且つ車両下方へ向かってフロントピラー24が延在されている。一対のルーフサイドレール18の後端部には、車両幅方向に沿ってリヤヘッダ22が架け渡されている。ルーフサイドレール18の車両前後方向の中央部には、ピラーの一例としてのセンタピラー26の車両上下方向上端部が結合されている。センタピラー26は、ルーフサイドレール18から車両下方へ向かって延在されている。ルーフサイドレール18の後端部からは、車両後方且つ車両下方へ向かってリヤピラー28が延在されている。
フロントピラー24の下端部、センタピラー26の下端部、及びリヤピラー28の下端部は、車両前後方向に沿って延在された図示しないロッカにそれぞれ結合されている。さらに、車両上部12には、後述する車両上部構造40が設けられている。
(ルーフサイドレール)
図2に示すように、ルーフサイドレール18は、車室13の外側に配置されたルーフサイドレールアウタパネル21と、車室13の内側に配置されたルーフサイドレールインナパネル23とによって構成されている。ルーフサイドレールアウタパネル21の車両上下方向上端部は、ルーフサイドレールインナパネル23の車両上下方向上端部と溶接で結合されている。また、ルーフサイドレールアウタパネル21の下端部は、ルーフサイドレールインナパネル23の下端部と溶接で結合されている。これにより、ルーフサイドレール18は、車両前後方向に見て閉断面を形成している。
また、ルーフサイドレールアウタパネル21の下端部及びルーフサイドレールインナパネル23の下端部は、センタピラー26の上端部と溶接で結合されている。なお、図2では、各部材において断面よりも車両前後方向の前側に位置する部位を二点鎖線で示している。
<要部構成>
次に、車両上部構造40について説明する。
図2に示すように、車両上部構造40は、フレームの一例としてのセンタフレーム42と、ルーフリインフォースメント44と、サンルーフユニット30に設けられた移動部50と、連結部及びブラケットの一例としての連結ブラケット62、64とを有している。ルーフリインフォースメント44は、以下、「ルーフR/F44」と称する。なお、車両上部構造40は、車両上部12の車両幅方向の中央位置M(一点鎖線Mで位置を示す)に対して、車両幅方向両側で同様の構造となっている。このため、車両幅方向の一方側(右側)の車両上部構造40について図示及び説明し、他方側(左側)の図示及び説明を省略する。
(センタフレーム)
図2に示すように、センタフレーム42は、一対のルーフサイドレール18間で車両幅方向に沿って延在している。また、センタフレーム42は、車両幅方向を長手方向とし車両前後方向を短手方向とする長尺状に形成されている。即ち、センタフレーム42は、ルーフパネル14よりも車室13の内側(以後、「車室内側」という)で且つルーフサイドレール18よりも車室内側において、車両幅方向に沿って延在している。さらに、センタフレーム42は、サンルーフユニット30よりも車両上下方向の下側に配置されている。
図4に示すように、センタフレーム42は、一例として、車両前後方向に沿った断面形状が矩形波状に形成されている。具体的には、センタフレーム42は、上面に対して車両下方側へ突出形成された3つの突出部42Aと、3つの突出部42Aを車両前後方向に繋ぐ2つの平坦部42Bと、車両前方側に張り出されたフランジ42Cとを有している。
3つの突出部42Aは、車両前後方向に間隔をあけて配置され、それぞれ断面U字状に形成されている。また、車両後方側の突出部42Aは、車両後方側の側壁が無く、車両後方側へ張り出されたフランジ状に形成されている。2つの平坦部42Bは、隣り合う2つの突出部42Aの上端部を繋ぐと共に車両前後方向に沿って配置されている。また、車両後方側の平坦部42Bには、車両上下方向に貫通した貫通孔42Dが車両幅方向に間隔をあけて複数形成されている。貫通孔42Dの直径は、ボルト43の軸部を挿入可能な大きさとされている。フランジ42Cは、車両前方側の突出部42Aの上端部から車両前方側へ張り出されている。
図2に示すように、センタフレーム42の車両幅方向端部には、車両幅方向斜め上側へ屈曲された屈曲部42Eが形成されている。また、センタフレーム42の屈曲部42Eよりも車両幅方向内側には、車両上下方向に貫通した貫通孔42Fが形成されている。なお、センタフレーム42の上面で且つ貫通孔42Fの周縁部には、図示しないウェルドナットが設けられている。センタフレーム42の貫通孔42Fが形成された部位及び屈曲部42Eは、後述するサンルーフブラケット46の車両幅方向内側端部の上側に図示しないボルトにより結合されている。
図5に示すように、車両10を車両幅方向に見て、センタフレーム42及びルーフR/F44の車両前後方向の中央部は、一例として、センタピラー26の車両前後方向の中央部よりも後側にオフセットした配置とされている。これは、開口部16(図1参照)を車両前後方向に拡げるためである。
また、センタフレーム42の車両前後方向の前部(一部)は、車両幅方向に見て、センタピラー26の車両上下方向上端部の上側に配置されている。言い換えると、センタフレーム42における車両前後方向の前端から長さL1の部分である前部は、車両幅方向に見て、センタピラー26の上端部の車両前後方向後端位置よりも前側へ延在されている。なお、本実施形態では、センタピラー26の上端部の車両前後方向の長さをL2として、L2>L1となっている。
(サンルーフブラケット)
図2に示すように、サンルーフブラケット46は、第1結合部46Aと、平坦部46Bと、第2結合部46Cとを有している。また、サンルーフブラケット46は、車両前後方向に沿った断面形状が矩形波状に形成されている。
第1結合部46Aは、ルーフサイドレールインナパネル56の車両上下方向中央部に車両幅方向内側から重ね合されて溶接で結合されている。平坦部46Bは、第1結合部46Aの上端部から車両幅方向内側へ延在している。第2結合部46Cは、平坦部46Bの車両幅方向内側端部から車両幅方向斜め下側へ屈曲されクランク状に形成されている。また、第2結合部46Cには、車両上下方向に貫通した貫通孔46Dが形成されている。さらに、第2結合部46Cには、センタフレーム42の車両幅方向端部が車両上下方向の上側から重ね合され、図示しないボルトにより結合されている。
〔サンルーフユニット〕
図3に示すように、サンルーフユニット30は、一例として、ユニット本体の一部を構成するサンルーフフレーム32と、蓋部材の一例としてのスライドガラス34と、スライドガラス34を移動させる移動部50とを含んで構成されている。
(サンルーフフレーム)
サンルーフフレーム32は、一例として、サンルーフユニット30の車両上下方向上側の上部フレームを構成している。また、サンルーフフレーム32は、ルーフパネル14よりも車両上下方向の下側に配置されており、車両上下方向に見て開口部16を囲んでいる。さらに、サンルーフフレーム32よりも車両上下方向の下側には、サンルーフユニット30の一部を構成するフレーム部材33(図4参照)が設けられている。
(スライドガラス)
スライドガラス34は、車両上下方向に見て、外周面に図示しないシール材が取り付けられている。そして、スライドガラス34は、図示しないシール材がスライドガラス34とサンルーフフレーム32とで挟まれる閉止位置に配置されることで、開口部16を閉止するようになっている。また、スライドガラス34は、ルーフパネル14よりも車両上下方向の上側の開放位置に配置されることで、開口部16を開放するようになっている。
<移動部>
移動部50は、スライドレール52と、図示しないルーフモータ、スライド部、及びリンク機構部とを含んで構成されている。そして、移動部50は、スライドガラス34を既述の開放位置及び閉止位置へ移動させるようになっている。
スライドレール52は、センタフレーム42の車両幅方向端部よりも上側で、且つサンルーフフレーム32の車両幅方向外端部及びルーフR/F44の車両幅方向端部よりも下側において、車両前後方向に沿って敷設されている。また、スライドレール52は、車両前後方向において、サンルーフフレーム32の前端部からセンタフレーム42よりも後側までの範囲で延在している。さらに、スライドレール52は、図示しないスライド部及びリンク機構部を車両前後方向に移動可能に支持している。
スライド部は、サンルーフフレーム32に隣接して設けられた図示しないルーフモータが駆動されることにより、スライドレール52上を車両前後方向の前側又は後側へ移動するようになっている。また、スライド部には、リンク機構部が取り付けられている。リンク機構部は、図示しない複数のリンク部材により構成されており、一部のリンク部材は、スライドガラス34に取り付けられている。そして、リンク機構部は、ルーフモータの駆動により動作し、スライドガラス34の車両前後方向後端部を車両上下方向の上側又は下側へ移動させるようになっている。
ここで、サンルーフユニット30では、開口部16を開放させる場合、ルーフモータが駆動されリンク機構部が動作することで、スライドガラス34の後端部が前端部よりも上側に配置された傾斜状態となる。そして、スライド部が車両前後方向の後側(矢印A側)へ移動することで、スライドガラス34がルーフパネル14上の開放位置に配置され、開口部16が開放される。
また、サンルーフユニット30では、開口部16を閉止させる場合、ルーフモータが駆動され、スライド部が車両前後方向の前側へ移動する。そして、リンク部が動作され、スライドガラス34の後端部が閉止位置へ向けて下側に移動することで、開口部16がスライドガラス34により閉止される。なお、サンルーフユニット30では、既述のように、スライドガラス34がルーフパネル14の上側に移動する構造となっている。このため、サンルーフユニット30における一対のスライドレール52間で且つセンタフレーム42とルーフR/F44との間には、空間部54(図2参照)が形成されている。
(ルーフリインフォースメント)
図2に示すルーフR/F44は、ルーフパネル14の補強部材であり、ルーフパネル14よりも車両上下方向の下側で、且つセンタフレーム42及び移動部50よりも上側で車両幅方向に延在している。即ち、ルーフR/F44は、車両幅方向を長手方向とし車両前後方向を短手方向とする長尺状に形成されている。また、ルーフR/F44は、一対のルーフサイドレール18よりも車室内側に配設されている。
図4に示すように、ルーフR/F44は、一例として、車両前後方向に沿った断面形状が矩形波状に形成されている。具体的には、ルーフR/F44は、上面に対して車両下方側へ突出形成された3つの突出部44Aと、3つの突出部44Aを車両前後方向に繋ぐ2つの平坦部44Bと、フランジ44C、44Dとを有している。3つの突出部44Aは、車両前後方向に間隔をあけて配置され、それぞれ断面U字状に形成されている。フランジ44Cは、車両前方側の突出部44Aから車両前方側に張り出されている。フランジ44Dは車両後方側の突出部44Aから車両後方側に張り出されている。
図2に示すように、ルーフR/F44の車両幅方向端部は、一例として、ルーフサイドレール18には結合されていない。具体的には、ルーフR/F44は、図示しないバネ及び連結部材を用いて、ルーフパネル14から吊り下げた構造となっている。なお、ルーフR/F44の車両幅方向端部をルーフサイドレール18に結合してもよい。
<連結ブラケット>
図2に示すように、連結ブラケット62、64は、移動部50よりも車両幅方向の内側でセンタフレーム42とルーフR/F44とを車両上下方向に連結している。
連結ブラケット62は、車両幅方向に沿った板状の基部62Aを有している。基部62Aは、センタフレーム42の平坦部42Bの上面に載置されている。また、基部62Aは、車両幅方向の中央位置が車両上部12の車両幅方向の中央位置Mと車両上下方向で揃うように配置されている。即ち、連結ブラケット62は、一例として、車両幅方向で1つ設けられている。
さらに、基部62Aには、車両上下方向に貫通した貫通孔62Fが形成されている。貫通孔62Fの大きさは、ボルト43の軸部を挿入可能な大きさとされている。加えて、基部62Aにおける貫通孔62Fの周縁で且つ車両上方側の部位には、ウェルドナット62Gが一体で形成されている。ここで、基部62Aは、貫通孔42D及び貫通孔62Fに挿入されたボルト43がウェルドナット62Gに締結されることで、センタフレーム42の上面に結合されている。
基部62Aの車両幅方向両端部には、基部62Aから車両上方に向けて延在する一対の縦壁部62B、62Cが形成されている。縦壁部62B、62Cは、車両上下方向に対して車両幅方向の内側、外側に傾斜している。即ち、連結ブラケット62は、一例として、車両前後方向に見た断面形状が車両上下方向の上側に開口したハット状に形成されている。基部62A及び縦壁部62B、62Cは、本体部の一例である。縦壁部62B、62Cの上端部には、縦壁部62B、62Cから車両幅方向の内側又は外側に張り出されたフランジ部の一例としてのフランジ62D、62Eが形成されている。
図4に示すように、基部62Aの車両前後方向の幅は、一例として、平坦部42Bの車両前後方向の幅とほぼ同じ大きさとなっている。フランジ62D及びフランジ62Eの車両前後方向の幅は、一例として、基部62Aの車両前後方向の幅よりも大きくなっている。また、フランジ62Dの上面及びフランジ62Eの上面は、一例として、ルーフR/F44の3つの突出部44Aのうち、2つの突出部44Aの下面に跨って接触している。ここで、フランジ62D及びフランジ62Eは、突出部44Aの下面にスポット溶接で結合されている。
図2に示すように、連結ブラケット64は、一例として、センタフレーム42上で且つ車両幅方向における連結ブラケット62とスライドレール52との間に設けられている。即ち、連結ブラケット64は、一例として、中央位置Mに対する左側及び右側に1つずつ、合計2つ設けられている。なお、連結ブラケット64は、連結ブラケット62に比べて車両上下方向の高さが低くなっているが、連結ブラケット62と同様の形状とされている。このため、連結ブラケット64の各部の名称及び符号については、連結ブラケット62と同じ名称及び符号を用いて説明を省略する。
連結ブラケット64は、基部62Aがセンタフレーム42の平坦部42B(図4参照)上に載置されており、ボルト43がウェルドナット62Gに締結されることによりセンタフレーム42の上面に結合されている。また、連結ブラケット64のフランジ62D、62Eは、ルーフR/F44の突出部44Aの下面にスポット溶接で結合されている。なお、第1実施形態の連結ブラケット62、64は、車両上下方向の上側、車両前後方向の前側、及び後側に開口した配置とされており、車両幅方向には開口していない。
<車両上部構造の組み付け>
図2に示すように、車両上部構造40の組み付けでは、ルーフサイドレール18上にルーフパネル14の車両幅方向端部が結合される。続いて、ルーフパネル14の下側にルーフR/F44が組み付けられる。続いて、ルーフR/F44の下側に連結ブラケット62、64のフランジ62D、62Eが結合される。続いて、ルーフR/F44の車両幅方向端部の下側に移動部50を配置した状態で、サンルーフユニット30が組み付けられる。
続いて、ルーフサイドレール18にサンルーフブラケット46が結合され、センタフレーム42の車両幅方向端部がサンルーフブラケット46に結合される。このとき、センタフレーム42上にスライドレール52が配置される。続いて、センタフレーム42が、ボルト43により、連結ブラケット62、64の基部62Aに結合される。このようにして、連結ブラケット62、64がセンタフレーム42とルーフR/F44とを連結することで、車両上部構造40が形成されている。
<作用並びに効果>
次に、第1実施形態の車両上部構造40の作用並びに効果について説明する。
図6に示すように、側面衝突時に車両10の車体側部に車両10の側方から荷重F(衝突荷重)が入力されると、荷重Fは、センタピラー26からルーフサイドレール18へ伝達された後、サンルーフブラケット46を介してセンタフレーム42に入力される。
ここで、車両上部構造40では、センタフレーム42に連結ブラケット62、64を介してルーフR/F44が連結されている。このため、センタフレーム42に入力された荷重Fは、センタフレーム42自体の第1伝達経路に荷重F1として伝達されると共に、連結ブラケット62、64を介してルーフR/F44に至る第2伝達経路に荷重F2として伝達される。即ち、センタフレーム42に入力された荷重Fは、荷重F1と荷重F2とに分散されて効率良く伝達される。
このように、車両上部構造40では、車両10の車体側部へ入力された荷重Fが第1伝達経路の荷重F1と第2伝達経路の荷重F2とに分散されて伝達されることで、荷重Fが車両上部12の一部に局所集中することが抑制される。これにより、車両上部構造40では、センタフレーム42とルーフR/F44が連結されない構成に比べて、センタフレーム42及びルーフR/F44の断面の変形が抑制されるので、車両10において、側面衝突時に車両上部12の変形を抑制することができる。
なお、荷重Fがセンタフレーム42よりも先にルーフR/F44に入力された場合でも、連結ブラケット62、64を介してセンタフレーム42に荷重が伝達されることで荷重Fが分散されるので、側面衝突時に車両上部12の変形を抑制することができる。
また、車両上部構造40では、連結ブラケット62、64を介してセンタフレーム42とルーフR/F44とを連結しているので、センタフレーム42とルーフR/F44とを連結させるためにこれらを近づける必要が無い。つまり、センタフレーム42及びルーフR/F44の少なくとも一方を湾曲又は屈曲させて近づける必要が無くなるので、センタフレーム42及びルーフR/F44を車両幅方向に沿って直線状に形成することができる。これにより、湾曲又は屈曲させた部位が荷重伝達時の脆弱部となることがなくなるので、センタフレーム42及びルーフR/F44の変形を抑制することができる。
さらに、車両上部構造40では、センタフレーム42の車両前後方向の前部が、センタピラー26の上端部の上側に配置されている。このため、センタピラー26の上側にセンタフレーム42が配置されていない構造に比べて、センタピラー26からセンタフレーム42までの荷重伝達経路が短くなる。これにより、側面衝突時にセンタピラー26からセンタフレーム42への荷重伝達効率が上がるので、側面衝突時のセンタピラー26の車室13内への侵入量を減らすことができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る車両上部構造80について説明する。
車両上部構造80は、図1に示す第1実施形態に係る車両10において、車両上部構造40に換えて設けられている。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して説明を適宜省略する。同様の構成とは、一部の長さや形状が異なるものの、基本的な機能が同様である構成を含む概念である。
図7に示すように、車両上部構造80は、センタフレーム42と、ルーフリインフォースメント82と、移動部50(図2参照)と、連結部及びブラケットの一例としての連結ブラケット84とを有している。ルーフリインフォースメント82は、以下、「ルーフR/F82」と称する。なお、車両上部構造80は、車両上部12の車両幅方向の中央位置M(図2参照)に対して、車両幅方向両側で同様の構造となっている。このため、車両幅方向の一方側(右側)の車両上部構造80について説明し、他方側(左側)の説明を省略する。また、図7に示す×印は、スポット溶接された箇所を意味している。
(ルーフリインフォースメント)
ルーフR/F82は、ルーフパネル14の補強部材であり、ルーフパネル14よりも車両上下方向の下側で、且つセンタフレーム42及び移動部50(図2参照)よりも上側で車両幅方向に延在している。即ち、ルーフR/F82は、車両幅方向を長手方向とし車両前後方向を短手方向とする長尺状に形成されている。また、ルーフR/F82は、一対のルーフサイドレール18(図2参照)よりも車室内側に配設されている。
さらに、ルーフR/F82は、一例として、車両前後方向に沿った断面形状が台形波状に形成されている。具体的には、ルーフR/F82は、上面に対して車両下方側へ突出形成された3つの突出部82Aと、3つの突出部82Aの上端部を車両前後方向に繋ぐ2つの平坦部82Bと、後側の突出部82Aの後端部にクランク状に形成された延出部82Cとを有している。
ルーフR/F82の車両幅方向端部は、一例として、ルーフサイドレール18(図2参照)には結合されておらず、図示しないバネ及び連結部材を用いてルーフパネル14から吊り下げた構造となっている。なお、ルーフR/F82の車両幅方向端部をルーフサイドレール18に結合してもよい。
<連結ブラケット>
連結ブラケット84は、車両幅方向に沿って設定された長さで延在されている。また、連結ブラケット84は、一例として、車両幅方向に間隔をあけて中央位置M(図2参照)を含む3箇所に設けられている。さらに、連結ブラケット84は、移動部50(図2参照)よりも車両幅方向の内側でセンタフレーム42とルーフR/F82とを連結している。
具体的には、連結ブラケット84は、車両前後方向に沿った板状の基部84Aを有している。基部84Aは、センタフレーム42の平坦部42Bの上面に載置されている。また、基部84Aには、車両上下方向に貫通した貫通孔84Fが形成されている。貫通孔84Fの大きさは、ボルト43の軸部を挿入可能な大きさとされている。加えて、基部84Aにおける貫通孔84Fの周縁で且つ車両上方側の部位には、ウェルドナット84Gが一体で形成されている。ここで、基部84Aは、貫通孔42D及び貫通孔84Fに挿入されたボルト43がウェルドナット84Gに締結されることで、センタフレーム42の上面に結合されている。
基部84Aの車両幅方向両端部には、基部84Aから車両上方に向けて延在する一対の縦壁部84B、84Cが形成されている。縦壁部84B、84Cは、車両上下方向に対して車両前後方向の前側、後側に傾斜している。即ち、連結ブラケット84は、一例として、車両幅方向に見た断面形状が車両上下方向の上側に開口したハット状に形成されている。基部84A及び縦壁部84B、84Cは、本体部の一例である。縦壁部84B、84Cの上端部には、縦壁部84B、84Cから車両前後方向の前側又は後側に張り出されたフランジ部の一例としてのフランジ84D、84Eが形成されている。
基部84Aの車両前後方向の幅は、一例として、平坦部42Bの車両前後方向の幅とほぼ同じ大きさとなっている。フランジ84D及びフランジ84Eのそれぞれの車両前後方向の幅は、一例として、平坦部82B及び延出部82Cのそれぞれの車両前後方向の幅よりも小さくなっている。フランジ84Dの上面は、ルーフR/F82の後側の平坦部82Bの下面に接触している。フランジ84Eの上面は、延出部82Cの下面に接触している。ここで、フランジ84Dは、平坦部82Bの下面にスポット溶接で結合されている。フランジ84Eは、延出部82Cの下面にスポット溶接で結合されている。なお、第2実施形態の連結ブラケット84は、車両上下方向の上側及び車両幅方向に開口した配置とされており、車両前後方向には開口していない。
<作用並びに効果>
次に、第2実施形態の車両上部構造80の作用並びに効果について説明する。
図7に示す車両上部構造80において、側面衝突時に車両10の車体側部に荷重Fが入力されると、荷重Fは、第1実施形態と同様の荷重伝達経路を通ってセンタフレーム42に入力される。
ここで、車両上部構造80では、センタフレーム42に連結ブラケット84を介してルーフR/F82が連結されている。このため、センタフレーム42に入力された荷重は、センタフレーム42自体の第1伝達経路に沿って伝達されると共に、連結ブラケット84を介してルーフR/F82に至る第2伝達経路に沿って伝達される。即ち、センタフレーム42に入力された荷重は、第1伝達経路の荷重と第2伝達経路の荷重とに分散されて効率良く伝達される。
このように、車両上部構造80では、車両10の車体側部へ入力された荷重が第1伝達経路と第2伝達経路とに分散されて伝達されることで、荷重が車両上部12の一部に局所集中することが抑制される。これにより、車両上部構造80では、センタフレーム42とルーフR/F82が連結されない構成に比べて、センタフレーム42及びルーフR/F82の断面の変形が抑制されるので、車両10において、側面衝突時に車両上部12の変形を抑制することができる。
なお、荷重がセンタフレーム42よりも先にルーフR/F82に入力された場合でも、連結ブラケット84を介してセンタフレーム42に荷重が伝達されることで荷重が分散されるので、側面衝突時に車両上部12の変形を抑制することができる。
また、車両上部構造80では、連結ブラケット84を介してセンタフレーム42とルーフR/F82とを連結するので、センタフレーム42とルーフR/F82とを連結させるためにこれらを近づける必要が無い。つまり、センタフレーム42及びルーフR/F82の少なくとも一方を湾曲又は屈曲させて近づける必要が無くなるので、センタフレーム42及びルーフR/F82を車両幅方向に沿って直線状に形成することができる。これにより、湾曲又は屈曲させた部位が荷重伝達時の脆弱部となることがなくなるので、センタフレーム42及びルーフR/F82の変形を抑制することができる。
さらに、車両上部構造80では、縦壁部84Bとフランジ84Dとの境界となる稜線A、及び縦壁部84Cとフランジ84Eとの境界となる稜線Bが、荷重伝達方向である車両幅方向に沿って配置されている。即ち、連結ブラケット84の稜線方向が荷重伝達方向に沿っている。これにより、連結ブラケット84では、変形し難い稜線方向で荷重を伝達することになるので、連結ブラケット84、センタフレーム42、及びルーフR/F84の変形を抑制することができる。また、連結ブラケット84が変形し難い方向で荷重が伝達されるので、連結ブラケット84の板厚を低減することができる。これにより、車両上部構造80を軽量化することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
センタピラー26の車両上下方向上端部の上側へのセンタフレーム42の配置は、本実施形態のように互いに一部が車両上下方向で重なるオフセット配置に限らず、センタピラー26の真上にセンタフレーム42の全体が配置されていてもよい。
センタフレーム42、ルーフR/F44、及び連結ブラケット62、64は、本実施形態のように車両前後方向で1組のものに限らず、車両前後方向に並んで複数組設けられていてもよい。また、車両前後方向に並んだ複数のセンタフレーム42と、車両前後方向で1つのルーフR/F44とを、連結ブラケットで結合してもよい。さらに、車両前後方向で1つのセンタフレーム42と、車両前後方向に並んだ複数のルーフR/F44とを、連結ブラケットで結合してもよい。なお、第2実施形態のセンタフレーム42、ルーフR/F82、及び連結ブラケット84についても同様に、単数、複数の組み合せで構成してよい。
センタフレーム42及びルーフR/F44は、断面矩形波状のものに限らず、板状や台形波状等、他の形状とされていてもよい。どのような構成のセンタフレーム及びルーフR/Fを用いるかは、車種やそれに伴う車両上部構造との関係で適宜選択すればよい。
フレームとルーフR/Fとを連結する連結部は、連結ブラケット62、64、84に限らない。連結部の他の例として、フレーム及びルーフR/Fの一方に屈曲又は湾曲させた連結部を形成して、該連結部を他方に結合させる構造にしてもよい。また、連結部の他の例として、フレーム及びルーフR/Fの両方に屈曲又は湾曲させた連結部を形成して、該連結部同士を結合させてもよい。
連結ブラケット62、64、84のセンタフレーム42及びルーフR/F44、82への結合方法は、上部がスポット溶接で下部がボルト締結のものに限らず、上部及び下部の両方がスポット溶接のもの又はボルト締結のものであってもよい。さらに、車両上部構造は、車両幅方向の左右両側で同様の構造に限らず、車両幅方向の右側と左側とで異なる構造であってもよい。
また、車両前後方向に開口した連結ブラケット62及び連結ブラケット64と、車両幅方向に開口した連結ブラケット84とを組み合せて(車両幅方向に並べて)もよい。連結ブラケット62、64、84の数は、それぞれ1つ又は複数のいずれであってもよい。
移動部50は、スライドガラス34をスライド移動させるものに限らない。例えば、開口部16を閉止する蓋部材がリンク機構部により車両上下方向に移動する構造では、リンク機構部が移動部の一例となる。
以上、本発明の第1実施形態及び第2実施形態に係る車両上部構造について説明したが、これらの実施形態を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 車両
13 車室
14 ルーフパネル
16 開口部
18 ルーフサイドレール
26 センタピラー(ピラーの一例)
34 スライドガラス(蓋部材の一例)
40 車両上部構造
42 センタフレーム(フレームの一例)
44 ルーフリインフォースメント
50 移動部
62 連結ブラケット(連結部及びブラケットの一例)
62A 基部(本体部の一例)
62B 縦壁部(本体部の一例)
62C 縦壁部(本体部の一例)
62D フランジ(フランジ部の一例)
62E フランジ(フランジ部の一例)
64 連結ブラケット(連結部及びブラケットの一例)
80 車両上部構造
82 ルーフリインフォースメント
84 連結ブラケット(連結部及びブラケットの一例)
84A 基部(本体部の一例)
84B 縦壁部(本体部の一例)
84C 縦壁部(本体部の一例)
84D フランジ(フランジ部の一例)
84E フランジ(フランジ部の一例)

Claims (4)

  1. 開口部が形成されたルーフパネルよりも車室内側で且つルーフサイドレールよりも車室内側において車両幅方向に延在するフレームと、
    前記フレームの車両幅方向端部で前記フレームよりも車両上下方向の上側に配置され、前記開口部を閉止する蓋部材を開放位置及び閉止位置へ移動させる移動部と、
    前記フレーム及び前記移動部よりも車両上下方向の上側で車両幅方向に延在され、前記ルーフパネルを補強するルーフリインフォースメントと、
    前記移動部よりも車両幅方向の内側で前記フレームと前記ルーフリインフォースメントとを車両上下方向に連結する連結部と、
    を有する車両上部構造。
  2. 前記連結部は、前記フレームの車両上下方向の上面と前記ルーフリインフォースメントの車両上下方向の下面とに結合されたブラケットを有する請求項1に記載の車両上部構造。
  3. 前記ブラケットは、車両幅方向に開口され前記フレームに結合された本体部と、該本体部から車両前後方向に張り出され前記ルーフリインフォースメントに結合されたフランジ部と、を有する請求項2に記載の車両上部構造。
  4. 前記フレームの車両前後方向の少なくとも一部は、車両幅方向に見て、前記ルーフサイドレールに結合されたピラーの車両上下方向上端部の上側に配置されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両上部構造。
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