JP2013255568A - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品 Download PDF

Info

Publication number
JP2013255568A
JP2013255568A JP2012131885A JP2012131885A JP2013255568A JP 2013255568 A JP2013255568 A JP 2013255568A JP 2012131885 A JP2012131885 A JP 2012131885A JP 2012131885 A JP2012131885 A JP 2012131885A JP 2013255568 A JP2013255568 A JP 2013255568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
basis weight
region
block
absorbent
absorbent article
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012131885A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6029862B2 (ja
Inventor
Shigeto Yanagihara
茂人 柳原
Shinya Sato
信也 佐藤
Hikoyuki Suzuki
彦行 鈴木
Mina Tomita
美奈 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2012131885A priority Critical patent/JP6029862B2/ja
Priority to CN201390000529.2U priority patent/CN204671400U/zh
Priority to PCT/JP2013/065270 priority patent/WO2013187262A1/ja
Priority to TW102120808A priority patent/TWI549663B/zh
Publication of JP2013255568A publication Critical patent/JP2013255568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6029862B2 publication Critical patent/JP6029862B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F13/00Bandages or dressings; Absorbent pads
    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
    • A61F13/53Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium
    • A61F13/531Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium having a homogeneous composition through the thickness of the pad
    • A61F13/532Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium having a homogeneous composition through the thickness of the pad inhomogeneous in the plane of the pad
    • A61F13/533Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the absorbing medium having a homogeneous composition through the thickness of the pad inhomogeneous in the plane of the pad having discontinuous areas of compression

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Abstract

【課題】ブロック状の吸収性コアが本来的に有する変形に対する柔軟さを損なうことなく、着用者のウエスト回りのフィット性が良好にすること。
【解決手段】吸収性物品10の吸収性コア22は、ブロック領域235と、その外周に位置する非ブロック領域236とから構成される。ブロック領域235は、坪量が相対的に高い複数の高坪量部234aと、坪量が相対的に低い低坪量部234bとからなるブロック構造を有する。非ブロック領域236は、ブロック領域235の長手方向に沿う両側部及び腹側部A側の端部に位置しているとともに、背側部B側の端部には位置していない。
【選択図】図1

Description

本発明は、使い捨ておむつ等の吸収性物品に関する。
平面方向に延設された溝状の空間が設けられたブロック状の吸収体を用いた吸収性物品が知られている(特許文献1参照)。同文献には、吸液性コアが、前後方向へ延びる仮想線と、幅方向に延びる仮想線に沿って分割されている状態が記載されている。分割部位においてはコアどうしが離間している。吸液性コアがこのような構成になっているので、体液はコアの頂面から吸収される他に、側面からも吸収されると、同文献には記載されている。
ブロック状の吸収体(吸収性コア)を用いた吸収性物品に関しては、本出願人も特許文献2において、複数の小吸収部とその非肌当接面側に位置する基盤シートとを有する吸収性コアを備えた吸収性物品を提案している。隣り合う小吸収部間は分断されており、その間は凹部となっている。この吸収性物品によれば、高い液拡散性能によって吸収保持量が向上し、また繰り返しの排泄等に対する吸収においてもより広く多くの小吸収部を効果的に使用できるという利点がある。
特開平11−216161号公報 特開2011−136034号公報
ブロック状の吸収性コアは、その構造に起因して外力に対し柔軟に変形しやすいので、複雑に起伏する肌面に合わせて変形し隙間なく面で当接する人体適合性や、着用者の身体の動きに合わせて変形しその肌面と面で当接した状態を維持する動作追随性に優れたものである。ところで、吸収性物品には一般に、該物品を着用者のウエスト回りにフィットさせるためのウエストギャザーが形成されている場合が多い。ウエストギャザーが収縮することで、吸収性物品のウエスト部が着用者のウエスト回りにフィットするようになる。しかし、吸収性物品のウエスト部の近傍に吸収性コアが位置する場合には、該吸収性コアが有する剛性に起因してウエストギャザーの収縮が阻害され、十分なフィット性が発現しない場合がある。
したがって本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る吸収性物品を提供することにある。
本発明は、表面シート、裏面シート及び該表面シートと該裏面シートとの間に配置された吸収体を備え、長手方向の中央域に位置する股下部と該股下部から前後方向に延出する腹側部及び背側部とを有する吸収性物品であって、
前記吸収体は、高吸収ポリマーを含む吸収性コアを有し、前記吸収性コアは、相対的に坪量が高い凸状の複数の凸部及び各該凸部を囲む相対的に坪量が低い溝部からなるブロック構造が腹側部から背側部にわたって縦方向に複数配されたブロック領域を有し、
前記背側部側の長手方向端部域に、幅方向に延びるウエスト弾性部材が配置されているとともに、ウエスト弾性部材に隣接し、かつウエスト弾性部材よりも股下部寄りの位置に、幅方向に延びる胴回り弾性部材が配置されており、
前記ウエスト弾性部材は、吸収性物品の背側部側の長手方向端縁と前記吸収性コアの背側部側の長手方向端縁との間の位置において、吸収性物品の幅方向における一方の側縁部の近傍の位置から、他方の側縁部の近傍の位置にわたって連続して配置されており、
前記胴回り弾性部材は、吸収性物品の幅方向における左右の両側部に配置され、幅方向の中央域は弾性部材が非配置であり、該中央域に、前記吸収性コアが前記胴回り弾性部材と重ならないように配置されており、
前記表面シートには、その中央域に親水性シートからなる親水性領域が存在し、
前記吸収性コアは、前記腹側部から前記背側部にわたって配置されたブロック領域と、該ブロック領域の外周に位置する非ブロック領域を有し、
前記ブロック領域は、坪量が相対的に高い複数の高坪量部と、坪量が相対的に低い低坪量部とからなるブロック構造を有し、各高坪量部の周囲はその全域にわたって該低坪量部によって囲まれており、
前記非ブロック領域は前記ブロック領域の長手方向に沿う両側部及び腹側部側の端部に位置しているとともに、背側部側の端部には位置していない吸収性物品を提供するものである。
本発明によれば、ブロック状の吸収性コアが本来的に有する変形に対する柔軟さを損なうことなく、着用者のウエスト回りのフィット性が良好になる。
図1は、本発明の吸収性物品の一実施形態である展開型の使い捨ておむつを表面シート側から見た平面図である。 図2は、図1に示すおむつの分解斜視図である。 図3は、図1に示すおむつの吸収性コアにおけるX−X線断面図である。 図4は、図1に示すおむつの吸収性コアを表面シート側から見た平面図である。 図5は、図1に示すおむつにおける吸収体の製造装置の一例を示す概略図である。 図6は、図5に示す回転ドラムにおける外周面側の一部(凹部)の幅方向に沿った模式断面図である。 図7は、図5に示す回転ドラムの凹部に吸収性材料が堆積した状態を示す模式断面図である。 図8(a)ないし(c)は、図1に示すおむつにおける吸収性コアの別の実施形態を示す平面図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の一実施形態の使い捨ておむつが示されている。図2は、図1に示すおむつの分解斜視図である。これらの図に示すおむつは、いわゆる展開型の使い捨ておむつである。おむつ10は、長手方向Y及びそれに直交する幅方向Xを有する。
以下の説明において「非肌当接面側」とは、吸収体20などの各部材の表裏両側(面)のうち、着用時に着用者の肌側とは反対側に配される側(面)である。「肌当接面側」とれは、各部材の表裏両側(面)のうち、着用時に着用者の肌側に配される側(面)である。また、おむつ10の長手方向に関し、腹側部A側のことを「前側」ともいい、背側部B側のことを「後側」ともいう。
おむつ10は、着用者の肌当接面側に配された表面シート21と、非肌当接面側に配された裏面シート23と、これら両シート21,23間に配された縦長の吸収体20とを備えている。表面シート21は液透過性のシートからなり、おむつ10の着用状態において着用者の肌に対向する。裏面シートは液不透過性ないし撥水性のシートからなり、着用状態において外方を向いている。特に表面シート21は、その中央域に親水性シートからなる親水性領域が存在していることが、液の透過性の点から好ましい。親水性シートからなる親水性領域とは、シートの素材そのものが親水性繊維からなることに起因して親水性領域となる場合と、シートの素材そのものは疎水性繊維からなるが、親水化処理を施すことで親水性領域が生じる場合との双方を包含する。
おむつ10は、長手方向に延びる長手方向中心線CLに対して左右対称に形成されている。おむつ10は、長手方向の中央域に位置する股下部C、並びに股下部Cから長手方向前方及び後方にそれぞれ延出する腹側部A及び背側部Bを備えている。腹側部Aは、おむつ10の着用時に着用者の腹側に配される。背側部Bは、おむつ10の着用時に着用者の背側に配される。股下部Cは、おむつ10の着用時に着用者の股下に配される。
おむつ10は、腹側部Aの左右両側縁及び背側部Bの左右両側縁それぞれが股下部Cの左右両側縁よりも幅方向外方に延出している。股下部Cの左右両側縁は、幅方向内方に向かって円弧状に湾曲しており、全体として長手方向の中央域が内方に括れた形状を有している。表面シート21及び裏面シート23はそれぞれ、吸収体20の左右両側縁及び前後両端縁から外方に延出している。表面シート21及び裏面シート23はそれぞれ、吸収体20の周縁から外方に延出した延出部において直接的に又は他の部材を介在させて互いに接合されており、吸収体20を挟持・固定している。
おむつ10は、背側部Bの左右両側縁部に一対のファスニングテープF,Fが設けられている。腹側部Aの外表面(非肌当接面)、すなわち裏面シート23の非肌当接面には、図2に示すとおりファスニングテープF,Fを止着させるランディングテープLが設けられている。
おむつ10の長手方向に沿う両側部それぞれには、立体ギャザー形成用シート162が配されている。立体ギャザー形成用シート162は立体ギャザーを形成するために用いられるものである。立体ギャザー形成用シート162は、おむつ10の長手方向に延びる固定端及び自由端が立体ギャザーに形成されるように、肌当接面側に位置するシート、例えば表面シート21と接合されている。更に立体ギャザー形成用シート162は、その長手方向の前後端部域において、該前後端部域と、肌当接面側に位置するシート(例えば表面シート1)とが接合されて前後一対の端部域接合部162A,162Bが形成されている。端部域接合部162Aはおむつ10の腹側部Aに位置しており、端部域接合部162Bは背側部Bに位置している。また、端部域接合部162A,162Bは、おむつ10の長手方向に延びるように形成されている。端部域接合部162A,162Bは、例えばヒートシールや接着剤などの公知の接合手段によって2つのシートを接合することで形成されている。
立体ギャザーの自由端には、おむつ10の長手方向に延びる立体ギャザー弾性部材161が伸長状態で固定されている。この立体ギャザー弾性部材161の収縮力によって、端部域接合部162A,162B間において立体ギャザー形成用シート162が着用者の身体側に向けて起立して立体ギャザーが形成される。
立体ギャザーの固定端よりも幅方向外方の位置においては、立体ギャザー形成用シート162と裏面シート23とが接合されており、それによって一対のサイドフラップ24が形成されている。サイドフラップ24は、吸収体20の長手方向に沿う両側縁から幅方向外方に延出し、かつおむつ10の長手方向に延びている。サイドフラップ24には、股下部Cにほぼ対応する部位にレッグギャザー形成用の複数本のサイドフラップ弾性部材163が長手方向に伸長状態で配されている。サイドフラップ弾性部材163は、立体ギャザー形成用シート162と裏面シート23との間に挟持固定されている。サイドフラップ弾性部材163が収縮することによって、おむつ10の股下部Cにはレッグギャザーが形成される。
おむつ10の背側部B側の長手方向端部の位置には、ウエストギャザー形成用の弾性シート164が配置されている。弾性シート164は、2枚のシート部材164a,164bの間に、おむつ10の幅方向に延びる複数本の弾性部材165a,165bが伸長状態で挟持固定されて構成されている。
弾性シート164においては、複数本の弾性部材165a,165bのうち、ウエスト弾性部材165bが、おむつ10の背側部Bの長手方向端部域において、幅方向に延びるように配置されている。詳細には、ウエスト弾性部材165bはウエスト開口縁W寄りの位置において、背側部B側の長手方向端縁と吸収体20の背側部B側の長手方向端縁との間に位置している。更にウエスト弾性部材165bは、おむつ10の幅方向における一方の側縁部の近傍の位置から、他方の側縁部の近傍の位置にわたって連続して配置されている。一方、ウエスト弾性部材165bに隣接し、かつウエスト弾性部材165bよりも股下部C寄りに位置する弾性部材である胴回り弾性部材165aは、おむつ10の幅方向における左右の両側部にのみ配置されており、幅方向の中央域はいかなる弾性部材も非配置状態になっている。詳細には、胴回り弾性部材165aは、おむつ10の幅方向における側縁部近傍に一端を有する。他端は、おむつ10の幅方向中央域に達する前で終端している。したがって幅方向の中央域には何らの弾性部材も存在していない。
吸収体20は平面視において、おむつ1の長手方向と同方向に延びる縦長の形状をしており、長手方向中心線CLに対して対称形をしている。吸収体20は、おむつ10における腹側部Aから背側部Bまでにわたって配されている。吸収体20はその左右の側縁が、長手方向の中央域、すなわちおむつ10における股下部Cに対応する部位において、幅方向内方へ向けて湾曲している。
吸収体20は、高吸収ポリマーを含む吸収性コア22と該吸収性コア22を包む被覆材から構成される。吸収性コア22は、背側部Bにおいて、上述した胴回り弾性部材165aの間の位置、すなわち幅方向の中央域に配されている。吸収性コア22は、胴回り弾性部材165aと重ならないように配置されている。つまり、胴回り弾性部材165aの2つの端部のうち、幅方向内方寄りの端部は、吸収性コア22の側縁まで達していない。吸収性コア22は、ウエスト弾性部材165bとも重なっていない。吸収性コア22と胴回り弾性部材165aとの配置関係をこのようにすることで、胴回り弾性部材165aの収縮力が吸収性コア22に作用しづらくなる。またウエスト弾性部材165bの収縮力が吸収性コア22によって阻害されづらくなる。これらのことによって、吸収性コア22の意図しない変形や、それに起因するフィット性の低下及び液漏れの発生等を効果的に防止することができる。
図3には、図1に示す吸収体20の吸収性コア22のX−X線断面図が示されている。同図に示すとおり、吸収性コア22は、第1面223A及び第2面223Bを有している。第1面223Aは肌当接面であり、表面シート21又は必要に応じて用いられる中間シート(図示せず)側を向いている。第2面223Bは非肌当接面側であり、裏面シート23側を向いている。
吸収性コア22は、相対的に坪量が高く非肌当接面側に向けて突出した凸の形状を有する高坪量部234aと、高坪量部234aに隣接し、かつ相対的に坪量が低く非肌当接面側から肌当接面側に向けて凹んだ低坪量部234bとを有している。高坪量部234aと低坪量部234bとは一体成形されている。吸収性コア22は、その非肌当接面側が凹凸構造となっており、かつ肌当接面側が平坦となっている。吸収性コア22の非肌当接面側を凹凸構造にすると、吸収体20の幅方向から加わる外力によって吸収体20が柔軟に変形しやすくなる。その結果、おむつ10のフィット性が向上する。「一体成形されている」とは、これらの部位が、接着剤や熱融着等の接合手段を介さずに互いに分離不可能に一体化されており、同一の材料から一体的に形成されていることを意味する。これらの部位が一体成形されていると、体液がスムーズに移動し得る連続性を有するようになる。このような構造の吸収体の製造方法については後で説明する。
吸収性コア22は吸液性材料から構成されている。吸液性材料としては、吸収性物品の技術分野において従来用いられてきたものと同様のものを用いることができる。例えば解繊パルプや、ヒドロゲル材料からなる高吸収性ポリマーを用いることができる。吸収性コア22はティッシュペーパーや不織布等からなる液透過性シートで被覆されている。
図4には、吸収性コア22を表面シート21側から見た平面図が示されている。同図及び図1に示すとおり、低坪量部234bは、その複数本が吸収性コア22の長手方向と平行に延びている。また低坪量部234bは、その複数本が吸収性コア22の幅方向と平行に延びている。その結果、低坪量部234bは、吸収性コア22の長手方向及び幅方向に延びる直交した格子状の形状をしている。そして、低坪量部234bによって形成される格子内に高坪量部234aが位置している。したがって個々の高坪量部234aは低坪量部234bによって区画されており、個々に独立している。各高坪量部234aの形状はほぼ同じであり、平面視して矩形をしており、長手方向の長さが、幅方向の長さよりも大きくなっている。そして各高坪量部234aは、平面視での形状が、おむつ10の長手方向に縦長になっている。高坪量部234aがこのような形状をしていることで、吸収体20に対して幅方向から加わる外力に対して該吸収体20が柔軟に変形しやすくなり、おむつ10のフィット性を高めることができる。一方、低坪量部234bに関しては、該低坪量部234bが吸収性コア22の長手方向及び幅方向に延びて互いに連結しており連続体となっている。吸収性コア22の長手方向に延びる低坪量部234bの幅と、吸収性コア22の幅方向に延びる低坪量部234bの幅とは同じであってもよく、あるいは異なっていてもよい。
本実施形態においては、ブロック領域235を構成する高坪量部234aは、腹側部A、背側部B及び股下部Cにおいていずれも同じ矩形形状をしているが、これに代えて、股下部Cに位置する高坪量部234aの矩形の幅よりも、腹側部Aに位置する高坪量部234aの矩形の幅及び背側部Bに位置する高坪量部234aの矩形の幅を大きくしてもよい。このような構成を採用することによって、おむつ10のフィット性を一層向上させることができる。また、この構成を採用すると、幅方向からの外力が吸収体20に加わった場合に、高坪量部234aの変形や壊れを効果的に防止することもできる。このことは結果的にフィット性の向上につながる。
以上のとおり、吸収性コア22は、坪量が相対的に高い複数の高坪量部234aと、坪量が相対的に低い低坪量部234bとからなるブロック構造を有しており、かつ各高坪量部234aの周囲はその全域にわたって低坪量部234bによって囲まれて個々に独立しているブロック領域235を備えている。更に、ブロック構造の最外周は、低坪量部234bによって囲まれている。ブロック構造の最外周に位置している低坪量部234bの角部は、外方に向けて凸の曲線を描く丸みを帯びていることが好ましい。
高坪量部234aと低坪量部234bとからなるブロック領域235を有することで、吸収性コア22は、その長手方向及び幅方向の双方に柔軟なものとなり、そのことに起因して吸収体20は着用者の身体の形状に沿いやすくなる。更に、排泄された液が、厚みの薄い低坪量部に案内されて流れることで、吸収体20の長手方向及び幅方向の拡散性を向上させることができる。
高坪量部234aの坪量に対する低坪量部234bの坪量は、その下限値が好ましくは20%であり、更に好ましくは30%である。上限値は好ましくは80%であり、更に好ましくは70%である。高坪量部234a自体の坪量は、その下限値が好ましくは300g/m2であり、更に好ましくは350g/m2である。上限値は好ましくは900g/m2であり、更に好ましくは800g/m2である。低坪量部234bに関しては、その坪量の下限値が好ましくは100g/m2であり、更に好ましくは150g/m2である。上限値は好ましくは500g/m2であり、更に好ましくは400g/m2である。坪量は、次のようにして測定される。
吸収性コア22における高坪量部234aと低坪量部234bの境界線に沿ってフェザー社製の片刃剃刀を用いて切断する。切断して得られた高坪量部234aの小片10個をそれぞれ電子天秤(A&D社製電子天秤GR−300、精度:小数点以下4桁)を用いて測定し、高坪量部234aの小片1個の平均重量を求める。求めた平均重量を高坪量部234aの小片1個当たりの平均面積で除して高坪量部234aの坪量を算出する。後述する非ブロック領域236の坪量も高坪量部234aの坪量と同様にして算出する。
次いで、高坪量部234aと低坪量部234bの縦方向(Y方向)に延びた境界線に沿って、長さ100mm、幅は低坪量部234bの幅の設計寸法に合わせて、フェザー社製の片刃剃刀を用いて、細いストライプ状の低坪量部234bのY方向の小片5個を切り出す。得られた小片5個をそれぞれ電子天秤(A&D社製電子天秤GR−300、精度:小数点以下4桁)を用いて測定し、平均して低坪量部234bの小片1個の平均重量を求める。求めた平均重量を低坪量部234bのY方向の小片1個当たりの平均面積で除して低坪量部224bのY方向の坪量を算出する。低坪量部234bのX方向についても、低坪量部234bのY方向と同様にして坪量を算出する。
高坪量部234aは、低坪量部234bよりも坪量が大きいだけでなく、厚みも大きくなっている。高坪量部234aの厚みに対する低坪量部234bの厚みは、その下限値が好ましくは30%であり、更に好ましくは40%である。上限値は好ましくは90%であり、更に好ましくは80%である。高坪量部234a自体の厚みは、その下限値が好ましくは2mmであり、更に好ましくは3mmである。上限値は好ましくは8mmであり、更に好ましくは7mmである。低坪量部234bに関しては、その厚みの下限値が好ましくは1.5mmであり、更に好ましくは2.5mmである。上限値は好ましくは4.5mmであり、更に好ましくは4mmである。高坪量部234a、低坪量部234b(X方向,Y方向)及び後述する非ブロック領域236の厚みは、所定のサイズにサンプルをカットし、5kPaで測定部位を10分間加圧し、除重後すぐに測定を行う。測定箇所は、1枚当たり腹側部、股下部、背側部の任意それぞれ1点以上を含む3点以上とし、おむつサンプル2枚(測定箇所6点以上)の平均値を算出する。例えばおむつ10を、鋭利な剃刀で、図1に示す縦方向(Y方向)、又は横方向(X方向)に切断し、この切断されたサンプルの断面を測定する。高坪量部234a及び後述する非ブロック領域236の厚みは凸部の中で最も厚い位置で測定した値であり、低坪量部234b(X方向,Y方向)の厚みは凹部の中で最も薄い位置で測定した値である。すなわち、低坪量部234b(X方向,Y方向)の厚みは溝の中で最も厚い位置で測定した値である。肉眼にて測定し難い場合には、前記切断されたサンプルの断面を、例えば、マイクロスコープ(KEYENCE社製VHX−1000)を用いて20〜50倍の倍率で観察し、測定してもよい。
ブロック領域235は、吸収性コア22の腹側部Aから背側部Bまでにわたって配置されている。そしてブロック領域235は、腹側部Aに対応する位置に設けられた腹側部高坪量部群237Aと、背側部Bに対応する位置に設けられた背側部高坪量部群237Bと、股下部Cに対応する位置に設けられた股下部高坪量部群237Cとを有している。各高坪量部群は連結している。各高坪量部群においては、幅方向に沿って配置された高坪量部234aの数が同数になっている。本実施形態においては、高坪量部234aの寸法は各高坪量部群において同じであるから、各高坪量部群237A,237B,237Cにおける高坪量部234aの配置の数同じであることは、ブロック領域235の幅が腹側部Aから背側部Bまでにわたって同一であることを意味している。
吸収性コア22におけるブロック領域235の外周には非ブロック領域236が配置されている。つまり、吸収性コア22は、高坪量部234a及び低坪量部234bからなるブロック領域235と、非ブロック領域236とから構成されている。非ブロック領域236は、ブロック領域235の長手方向に沿う両側部及び腹側部A側の端部の外方に位置している。しかし非ブロック領域236は、ブロック領域235の背側部B側の端部の外方には位置していない。吸収性コア22の背側部B側の端部は、ブロック領域235で終端している。ブロック領域235と非ブロック領域236とは、ブロック領域235の最外周に位置する低坪量部234bによって区画されている。非ブロック領域236においては、その任意の位置における厚み及び坪量が一定になっている。
図1に示すとおり、本実施形態においては、非ブロック領域236の厚みは、ブロック領域235の高坪量部234aの厚みとほぼ同じになっている。尤も、非ブロック領域236の厚みと高坪量部234aの厚みとの関係はこれに限られず、非ブロック領域236の厚みの方が大きくてもよく、逆に高坪量部234aの厚みの方が大きくてもよい。具体的には、非ブロック領域236の厚みは、その下限値が好ましくは2mmであり、更に好ましくは3mmである。上限値は好ましくは8mmであり、更に好ましくは7mmである。厚みの測定方法は上述したとおりである。
ブロック領域235の高坪量部234a及び低坪量部234bは、先に述べたとおり一体成形されている。これに加えて、高坪量部234a及び低坪量部234bからなるブロック領域235と、その外周に位置する非ブロック領域236とも一体成形されている。一体成形の意味は先に述べたとおりである。
吸収性コア22の背側部B側の端部は、上述したとおり、外力に対して柔軟に変形し得る構造を有する部位であるブロック領域235で終端している。そしてブロック領域235よりも長手方向外方には、外力に対して変形しづらい構造を有する部位である非ブロック領域は存在していない。また、おむつ10の背側部Bに配されたウエスト弾性部材165bは、吸収性コア22と重ならないように配置されている。これらの構成を組み合わせて採用することによって、おむつ10においては、ウエスト弾性部材165bの伸縮応答性が阻害されず、着用者のウエスト回りにおけるフィット性が高いものとなる。これに対して、吸収性コア22の背側部B側の端部に外力に対して変形しづらい構造を有する部位である非ブロック領域を配置した場合には、ウエスト弾性部材165bの伸縮が非ブロック領域によって阻害されやすく、十分な伸縮応答性を発現させづらい。その結果、着用者のウエスト回りにおけるフィット性を十分に高くすることができない。
ウエスト弾性部材165bの伸縮応答性を一層高める観点からは、吸収性コア22の背側部B側の端部の幅を狭くすることが望ましい。しかし、幅を狭くすることは、液の吸収面積の低下につながる。そこで図4に示すとおり、吸収性コア22は、背側部Bにおいて、長手方向端縁に向かうに連れてその幅を漸減させることが、液の吸収面積を過度に低下させることなく、ウエスト弾性部材165bの伸縮応答性を一層高める観点から好ましい。
以上の説明はおむつ10における背側部Bについてのものであったが、腹側部Aに着目すると、図1に示すとおり、吸収性コア22の腹側部A側の端部には、幅方向に延びる非ブロック領域236が配置されている。この非ブロック領域236は、おむつ10の厚み方向において、ランディングテープLが取り付けられている位置と重なるように配置されている。ランディングテープLが取り付けられている位置は、外力に対して変形しづらい部位である非ブロック領域236によって剛性が高められている。したがって、おむつ10を着用者の身体に装着させる一連の動作のなかで、ファスニングテープFをランディングテープLに取り付けるときに、ランディングテープLが変形しづらく、ランディングテープLに皺が寄りづらくなる。その結果、ファスニングテープFの止着動作を円滑に行うことができる。このことは、着用者のウエスト回りにおけるフィット性の向上に寄与する。
非ブロック領域236によってランディングテープLが取り付けられている位置の剛性を一層高め、ランディングテープLの変形を一層防止する観点から、ブロック領域235の両側部に位置する非ブロック領域236は、腹側部Aにおける幅が、背側部B及び股下部Cにおける幅よりも大きくなっていることが有利である。
次に、上述した実施形態のおむつ10の吸収性コア22の好適な製造方法を説明する。図5には、吸収性コア22の製造方法の一実施態様及びそれに用いる製造装置が示されている。以下の説明においては、吸収性コアを符号41で示す。吸収性コア41の製造装置は、矢印R1方向に回転駆動される回転ドラム50と、回転ドラム50の外周面に吸収性コア41の原料である高吸収性ポリマーを含む吸収性材料45を供給するダクト60と、回転ドラム50の下流側の斜め下方に配置され、矢印R2方向に回転駆動されるトランスファーロール70と、回転ドラム50の周方向におけるダクト60とトランスファーロール70との間に配置されたバキュームボックス65と、バキュームボックス65と回転ドラム50との間及びトランスファーロール70と回転ドラム50との間を通るように配された、シート状の通気性部材であるメッシュベルト75と、トランスファーロール70の下方に配されたバキュームコンベア80とを備えている。
回転ドラム50は、図5に示すとおり円筒状をなし、モータ等の原動機からの動力を受けて、その外周面を形成する部材が水平軸回りを回転する。回転ドラム50の内側(回転軸側)の非回転部分には内部を減圧可能な空間56が形成されている。空間56には、吸気ファン等の公知の排気装置(図示せず)が接続されており、該排気装置を作動させることにより、空間56内を負圧に維持可能である。他方、回転ドラム50の内側(回転軸側)の空間57及び58には、装置外の空気を取り込み可能な配管(図示せず)が接続されている。
図5に示すとおり、回転ドラム50の外周面には、製造する吸収性コア41の形状に対応する形状のドラム凹部51が複数個、R1方向に等間隔を空けて形成されている。各ドラム凹部51の底面部には、図6に示すとおり、多数の細孔が形成されたメッシュプレート52と、金属製又は樹脂製の難通気性部材53とが配されている。ここで、難通気性部材53は、メッシュプレート52上に突出するように設けられており、上述した低坪量部234b,234bの形状及び位置に対応するように配されている。図6に示すとおり、このように配された難通気性部材53により区画されたメッシュプレート52のみからなる領域54が、高坪量部234a,234aに対応する部分となり、難通気性部材53により区画された部分の外周全域におけるメッシュプレート52のみからなる領域55が、非ブロック部236,236に対応する部分となる。また、ドラム凹部51が形成されていない、回転ドラム50の外周面の部分は、金属製の剛体からなる回転ドラム50のフレーム体からなり、非通気性である。
ダクト60は、図5に示すとおり、その一端側が、負圧に維持される空間56上に位置する回転ドラム50の外周面を覆っており、図示しない他端側には、繊維材料導入装置を有している。繊維材料導入装置は、例えば、シート状の木材パルプを粉砕して解繊パルプとし、その解繊パルプ(繊維材料)をダクト内に送り込む粉砕器を備え、ダクト60の途中に高吸収性ポリマーを導入する高吸収性ポリマー導入部を備えている。
トランスファーロール70は、通気性を有する円筒状の外周部を有しており、モータ等の原動機からの動力を受けて、その外周部がR2方向に回転する。トランスファーロール70の内側(回転軸側)の非回転部分には、内部を減圧可能な空間71が形成されている。空間71には、吸気ファン等の公知の排気装置(図示せず)が接続されており、該排気装置を作動させることにより、空間71内を負圧に維持可能である。
バキュームボックス65は、回転ドラム50の回転方向R1において、ダクト60の下流側端部61と、トランスファーロール70との間に配置されている。バキュームボックス65は、箱状の形状を有し、回転ドラム50に対向する部位に、回転ドラム50方向に向かって開口する開口部を有している。バキュームボックス65は、排気管67を介して、吸気ファン等の公知の排気装置(図示せず)が接続されており、該排気装置の作動により、バキュームボックス65内を負圧に維持可能である。
メッシュベルト75は、網目を有する帯状の通気性ベルトが無端状に連結されたものであり、複数のフリーロール及びトランスファーロール70に案内されて所定の経路を連続的に移動する。メッシュベルト75は、トランスファーロール70の回転によって駆動される。メッシュベルト75は、バキュームボックス65の前記開口部の前を通過している間は、回転ドラム50の外周面に接触しており、トランスファーロール70と回転ドラム50とが最も接近している最接近部付近で、回転ドラム50の外周面から離れてトランスファーロール70上へと移行する。
バキュームコンベア80は、駆動ロール81及び従動ロール82に架け渡された無端状の通気性ベルト83と、通気性ベルト83を挟んでトランスファーロール70と対向する位置に配されたバキュームボックス84とを備えている。
次に、上述した吸収性コアの製造装置を用いて吸収性コアを連続的に製造する方法について説明する。先ず、回転ドラム50内の空間56、及びバキュームボックス65内を、それぞれに接続された排気装置を作動させて負圧にする。空間56内をこのような負圧にすることで、ダクト60内に、吸液性材料45を回転ドラム50の外周面に搬送させる空気流が生じるからである。次に、回転ドラム50及びトランスファーロール70を回転させ、また、バキュームコンベア80を作動させる。そして前記繊維材料導入装置を作動させて、ダクト60内に繊維材料及び高吸収性ポリマーを供給すると、これらの吸液性材料45は、ダクト60内を流れる空気流に乗り、飛散状態となって回転ドラム50の外周面に向けて供給される。
ダクト60に覆われた部分を搬送されている間に、回転ドラム50のドラム凹部51には、吸液性材料(繊維材料と高吸収性ポリマーとの混合物)45が吸引される。吸液性材料45は、図7に示すとおり、ドラム凹部51の各領域54及び領域55のメッシュプレート52上に徐々に堆積する。こうして得られた堆積物46においては、難通気性部材53上に吸液性材料45が堆積してなる部位(難通気性部材53対応部)46aが、相対的に吸液性材料45の堆積量が少なく、その他の部位(領域54対応部)46b及び部位(領域55対応部)46cが、相対的に吸液性材料45の堆積量が多くなっており、堆積物46全体として凹凸構造を有するようになる。
そして、回転ドラム50が回転して、ドラム凹部51がバキュームボックス65の対向位置にくると、ドラム凹部51内の堆積物46がバキュームボックス65からの吸引によって、メッシュベルト75に吸い付けられた状態となる。ドラム凹部51内の堆積物46は、その状態で、トランスファーロール70と回転ドラム50との最接近部の直前まで搬送され、該最接近部付近で、トランスファーロール70側からの吸引により、メッシュベルト75に吸い付けられた状態のままドラム凹部51より離型し、トランスファーロール70上へと移行する。
こうして、メッシュベルト75とともにトランスファーロール70上に移行した凹凸構造を有する堆積物46は、トランスファーロール70上のメッシュベルト75に吸着されたまま、バキュームコンベア80との受け渡し部(トランスファーロール70の最下端部)まで搬送され、該受け渡し部において、バキュームボックス84による吸引によりバキュームコンベア80上へと移行する。
本実施形態の吸収体の製造装置においては、図5に示すように、堆積物46が載置される前のバキュームコンベア80上に、ティッシュペーパーや親水性の不織布からなる被覆材42が導入され、被覆材42上に堆積物46が移行する。そして、更に、折り返し板(図示せず)により被覆材42が折られて堆積物46を被覆材42で包んだ後、被覆材42で包まれた状態の堆積物46を所定の間隔で切断して、吸収体1個分の寸法に切断された吸収体前駆体49を連続的に製造する。
そして、本実施形態の吸収体の製造装置においては、こうして得られた吸収体前駆体49を加圧手段90によって圧縮し、吸収体前駆体49を構成する堆積物46の厚みを積極的に減少させて、目的とする吸収体20(吸収性コア41)を得る。加圧手段90は図5に示すとおり、少なくとも一方の表面が平滑な一対のロール91,92を備え、ロール91,92間に導入された被加圧物を上下面から加圧して厚み方向に圧縮可能に構成されている。
加圧手段90によって吸収体前駆体49を圧縮すると、吸液性材料が相対的に多く厚みの大きい部位(領域54対応部)46b及び部位(領域55対応部)46cは、吸液性材料45が相対的に少なく厚みの小さい部位(難通気性部材53対応部)46aよりも強く圧縮される。その結果、上述した製造装置を用いて製造された吸収体の吸収性コアにおいては、堆積物46における部位(領域54対応部)46b(凸部)及び部位(領域55対応部)46cが、吸収性コア41において相対的に密度の高い高坪量部234a及び非ブロック領域236となり、堆積物46における部位(難通気性部材53対応部)46a(凹部)が、吸収性コア41において相対的に密度の低い低坪量部234bとなる。
図8(a)ないし(c)には、本実施形態のおむつ10に用いられる吸収性コア22の別の実施形態が示されている。図8(a)ないし(c)に示す吸収性コア22A,22B,22Cは、図1に示す吸収体20の吸収性コア22と同様に、相対的に坪量が高く非肌当接面側に向けて突出した凸の形状を有する高坪量部234aと、高坪量部234aに隣接し、かつ相対的に坪量が低く肌当接面側に向けて凹んだ低坪量部234bとからなるブロック構造を有している。高坪量部234aと低坪量部234bとは一体成形されている。吸収性コア22は、その非肌当接面側が凹凸構造となっており、かつ肌当接面側が平坦となっている。
吸収性コア22A,22B,22Cにおけるブロック領域の幅方向外方、及び腹側部Aの長手方向外方には、非ブロック領域236が配置されている。背側部Bの長手方向外方には、非ブロック領域236が配置されていない。吸収性コア22A,22B,22Cは、高坪量部234a及び低坪量部234bからなるブロック領域と、非ブロック領域236とから構成されている。
吸収性コア22A,22B,22Cにおけるブロック領域は、腹側部Aから背側部Bまでにわたって配置されている。そしてブロック領域は、腹側部Aに対応する位置に設けられた腹側部高坪量部群237Aと、背側部Bに対応する位置に設けられた背側部高坪量部群237Bと、股下部Cに対応する位置に設けられた股下部高坪量部群237Cとを有している。各高坪量部群は連結している。腹側部高坪量部群237A及び背側部高坪量部群237Bにおける高坪量部234aの配置の数は、股下部高坪量部群237Cにおける高坪量部234aの配置の数よりも多くなっている。図8(a)に示す実施形態では、腹側部高坪量部群237A及び背側部高坪量部群237Bにおいては、幅方向に沿って配置された高坪量部234aの数が4個であるのに対して、股下部高坪量部群237Cにおいては、幅方向に沿って配置された高坪量部234aの数が3個である。図8(b)に示す実施形態では、腹側部高坪量部群237A及び背側部高坪量部群237Bにおいては、幅方向に沿って配置された高坪量部234aの数が5個又は4個であるのに対して、股下部高坪量部群237Cにおいては、幅方向に沿って配置された高坪量部234aの数が3個である。図8(c)に示す実施形態では、腹側部高坪量部群237A及び背側部高坪量部群237Bにおいては、幅方向に沿って配置された高坪量部234aの数が6個又は4個であるのに対して、股下部高坪量部群237Cにおいては、幅方向に沿って配置された高坪量部234aの数が2個である。このように、各実施形態の吸収性コア22A,22B,22Cはいずれも、股下部Cにおけるブロック領域の幅よりも、腹側部A及び背側部Bにおけるブロック領域の幅の方が大きくなっている。これらの吸収性コア22A,22B,22Cを用いた場合も、図1に示す吸収性コア22を用いた場合と同様の有利な効果が奏される。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明の範囲は前記実施形態に制限されない。例えば前記実施形態は、本発明の吸収性物品を展開型の使い捨ておむつに適用した例であるが、本発明は展開型の使い捨ておむつ以外の吸収性物品、例えばパンツ型の吸収性物品等にも同様に適用することができる。
また前記の各実施形態においては、吸収性コア22におけるブロック領域235は、肌当接面側が平坦になっており、かつその非肌当接面側が凹凸になっていたが、これに代えて、非肌当接面側を平坦となし、かつその肌当接面側を凹凸にしてもよい。
上述した実施形態に関し、本発明は更に以下の吸収性物品を開示する。
<1>
表面シート、裏面シート及び該表面シートと該裏面シートとの間に配置された吸収体を備え、長手方向の中央域に位置する股下部と該股下部から前後方向に延出する腹側部及び背側部とを有する吸収性物品であって、
前記吸収体は、吸収ポリマーを含む吸収性コアと該吸収性コアを包む被覆材とを有し、前記吸収性コアは、相対的に坪量が高い凸状の複数の凸部及び各該凸部を囲む相対的に坪量が低い溝部からなるブロック構造が腹側部から背側部にわたって縦方向に複数配されたブロック領域を有し、
前記背側部側の長手方向端部域に、幅方向に延びるウエスト弾性部材が配置されているとともに、ウエスト弾性部材に隣接し、かつウエスト弾性部材よりも股下部寄りの位置に、幅方向に延びる胴回り弾性部材が配置されており、
前記ウエスト弾性部材は、吸収性物品の背側部側の長手方向端縁と前記吸収性コアの背側部側の長手方向端縁との間の位置において、吸収性物品の幅方向における一方の側縁部の近傍の位置から、他方の側縁部の近傍の位置にわたって連続して配置されており、
前記胴回り弾性部材は、吸収性物品の幅方向における左右の両側部に配置され、幅方向の中央域は弾性部材が非配置であり、該中央域に、前記吸収性コアが前記胴回り弾性部材と重ならないように配置されており、
前記表面シートには、その中央域に親水性シートからなる親水性領域が存在し、
前記吸収性コアは、前記腹側部から前記背側部にわたって配置されたブロック領域と、該ブロック領域の外周に位置する非ブロック領域を有し、
前記ブロック領域は、坪量が相対的に高い複数の高坪量部と、坪量が相対的に低い低坪量部とからなるブロック構造を有し、各高坪量部の周囲はその全域にわたって該低坪量部によって囲まれており、
前記非ブロック領域は前記ブロック領域の長手方向に沿う両側部及び腹側部側の端部に位置しているとともに、背側部側の端部には位置していない吸収性物品。
<2>
前記ブロック領域の長手方向に沿う両側部に位置する前記非ブロック領域は、前記腹側部における幅が、前記背側部及び前記股下部における幅よりも大きくなっている<1>に記載の吸収性物品。
<3>
前記ブロック領域においては、前記股下部に位置する高坪量部の幅よりも、前記腹側部に位置する高坪量部の幅及び前記背側部に位置する高坪量部の幅の方が大きくなっている<1>又は<2>に記載の吸収性物品。
<4>
前記ブロック領域においては、前記高坪量部の平面視での形状が、吸収性物品の長手方向に縦長である矩形状になっている<1>ないし<3>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<5>
前記吸収性コアは、前記背側部において、長手方向端縁に向かうに連れてその幅が漸減している<1>ないし<4>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<6>
前記ブロック領域は、その肌当接面側が平坦になっており、かつその非肌当接面側が、該非肌当接面側に向けて突出した凸の形状を有する前記高坪量部と、非肌当接面側から肌当接面側に向けて凹んだ前記低坪量部とを有している<1>ないし<5>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<7>
前記表面シートには、その中央域に親水性シートからなる親水性領域が存在している<1>ないし<6>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<8>
前記腹側部の左右両側縁及び前記背側部の左右両側縁それぞれが前記股下部の左右両側縁よりも幅方向外方に延出しており、
前記股下部の左右両側縁は、幅方向内方に向かって円弧状に湾曲しており、全体として長手方向の中央域が内方に括れた形状を有している<1>ないし<7>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<9>
前記物品の長手方向に沿う両側部それぞれに、立体ギャザー形成用シートが配されており、
前記立体ギャザー形成用シートは、前記物品の長手方向に延びる固定端及び自由端が立体ギャザーに形成されるように、前記物品の肌当接面側に位置するシートと接合されており、
更に前記立体ギャザー形成用シートは、その長手方向の前後端部域において、該前後端部域と、肌当接面側に位置するシートとが接合されて前後一対の端部域接合部が形成されている<1>ないし<8>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<10>
前記物品の長手方向に沿う両側部それぞれに、立体ギャザー形成用シートが配されて立体ギャザーが形成されており、
前記立体ギャザーの固定端よりも幅方向外方の位置においては、前記立体ギャザー形成用シートと前記裏面シートとが接合されており、それによって一対のサイドフラップが形成されており、
前記サイドフラップは、前記吸収体の長手方向に沿う両側縁から幅方向外方に延出し、かつ前記物品の長手方向に延びており、
前記サイドフラップには、前記股下部にほぼ対応する部位にレッグギャザー形成用の複数本のサイドフラップ弾性部材が長手方向に伸長状態で配されており、 前記サイドフラップ弾性部材は、前記立体ギャザー形成用シートと前記裏面シートとの間に挟持固定されている<1>ないし<9>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<11>
前記物品の前記背側部側の長手方向端部の位置に、ウエストギャザー形成用の弾性シートが配置されており、
前記弾性シートは、2枚のシート部材の間に、前記物品の幅方向に延びる複数本の弾性部材が伸長状態で挟持固定されて構成されている<1>ないし<10>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<12>
前記低坪量部は、その複数本が前記吸収性コアの長手方向と平行に、かつ幅方向と平行に延びており、それによって前記低坪量部は、前記吸収性コアの長手方向及び幅方向に延びる直交した格子状の形状をしており、
前記高坪量部が、前記低坪量部によって形成される格子内に位置している<1>ないし<11>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<13>
前記ブロック領域を構成する前記高坪量部は、前記腹側部、前記背側部及び前記股下部においていずれも同じ矩形形状をしているか、又は
前記股下部に位置する前記高坪量部の矩形の幅よりも、前記腹側部に位置する前記高坪量部の矩形の幅及び前記背側部に位置する前記高坪量部の矩形の幅が大きい<1>ないし<12>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<14>
前記高坪量部の坪量に対する前記低坪量部の坪量は、その下限値が20%である<1>ないし<13>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<15>
前記高坪量部の坪量に対する前記低坪量部の坪量は、その下限値が30%である<14>に記載の吸収性物品。
<16>
前記高坪量部の坪量に対する前記低坪量部の坪量は、その上限値が80%である<1>ないし<15>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<17>
前記高坪量部の坪量に対する前記低坪量部の坪量は、その上限値が70%である<16>に記載の吸収性物品。
<18>
前記高坪量部の厚みに対する前記低坪量部の厚みは、その下限値が30%である<1>ないし<17>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<19>
前記高坪量部の厚みに対する前記低坪量部の厚みは、その下限値が40%である<18>に記載の吸収性物品。
<20>
前記高坪量部の厚みに対する前記低坪量部の厚みは、その上限値が90%である<1>ないし<19>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<21>
前記高坪量部の厚みに対する前記低坪量部の厚みは、その上限値が80%である<20>に記載の吸収性物品。
<22>
前記ブロック領域の前記高坪量部及び前記低坪量部が一体成形されている<1>ないし<21>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<23>
前記高坪量部及び前記低坪量部からなる前記ブロック領域と、その外周に位置する前記非ブロック領域とが一体成形されている<1>ないし<22>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<24>
展開型使い捨ておむつである<1>ないし<23>のいずれか1に記載の吸収性物品。
<25>
パンツ型使い捨ておむつである<1>ないし<23>のいずれか1に記載の吸収性物品。
10 使い捨ておむつ
20 吸収体
21 表面シート
22 吸収性コア
23 裏面シート
234a 高坪量部
234b 低坪量部
235 ブロック領域
236 非ブロック領域
237A 腹側部高坪量部群
237B 背側部高坪量部群
237C 股下部高坪量部群
24 サイドフラップ
161 立体ギャザー弾性部材
162 立体ギャザー形成用シート
162A,162B 端部域接合部
163 サイドフラップ弾性部材
165a 胴回り弾性部材
165b ウエスト弾性部材

Claims (6)

  1. 表面シート、裏面シート及び該表面シートと該裏面シートとの間に配置された吸収体を備え、長手方向の中央域に位置する股下部と該股下部から前後方向に延出する腹側部及び背側部とを有する吸収性物品であって、
    前記吸収体は、高吸収ポリマーを含む吸収性コアを有し、前記吸収性コアは、相対的に坪量が高い凸状の複数の凸部及び各該凸部を囲む相対的に坪量が低い溝部からなるブロック構造が腹側部から背側部にわたって縦方向に複数配されたブロック領域を有し、
    前記背側部側の長手方向端部域に、幅方向に延びるウエスト弾性部材が配置されているとともに、ウエスト弾性部材に隣接し、かつウエスト弾性部材よりも股下部寄りの位置に、幅方向に延びる胴回り弾性部材が配置されており、
    前記ウエスト弾性部材は、吸収性物品の背側部側の長手方向端縁と前記吸収性コアの背側部側の長手方向端縁との間の位置において、吸収性物品の幅方向における一方の側縁部の近傍の位置から、他方の側縁部の近傍の位置にわたって連続して配置されており、
    前記胴回り弾性部材は、吸収性物品の幅方向における左右の両側部に配置され、幅方向の中央域は弾性部材が非配置であり、該中央域に、前記吸収性コアが前記胴回り弾性部材と重ならないように配置されており、
    前記表面シートには、その中央域に親水性シートからなる親水性領域が存在し、
    前記吸収性コアは、前記腹側部から前記背側部にわたって配置されたブロック領域と、該ブロック領域の外周に位置する非ブロック領域を有し、
    前記ブロック領域は、坪量が相対的に高い複数の高坪量部と、坪量が相対的に低い低坪量部とからなるブロック構造を有し、各高坪量部の周囲はその全域にわたって該低坪量部によって囲まれており、
    前記非ブロック領域は前記ブロック領域の長手方向に沿う両側部及び腹側部側の端部に位置しているとともに、背側部側の端部には位置していない吸収性物品。
  2. 前記ブロック領域の長手方向に沿う両側部に位置する前記非ブロック領域は、前記腹側部における幅が、前記背側部及び前記股下部における幅よりも大きくなっている請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記ブロック領域においては、前記股下部に位置する高坪量部の幅よりも、前記腹側部に位置する高坪量部の幅及び前記背側部に位置する高坪量部の幅の方が大きくなっている請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記ブロック領域においては、前記高坪量部の平面視での形状が、吸収性物品の長手方向に縦長である矩形状になっている請求項1ないし3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記吸収性コアは、前記背側部において、長手方向端縁に向かうに連れてその幅が漸減している請求項1ないし4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
  6. 前記ブロック領域は、その肌当接面側が平坦になっており、かつその非肌当接面側が、該非肌当接面側に向けて突出した凸の形状を有する前記高坪量部と、非肌当接面側から肌当接面側に向けて凹んだ前記低坪量部とを有している請求項1ないし5のいずれか一項に記載の吸収性物品。
JP2012131885A 2012-06-11 2012-06-11 吸収性物品 Active JP6029862B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012131885A JP6029862B2 (ja) 2012-06-11 2012-06-11 吸収性物品
CN201390000529.2U CN204671400U (zh) 2012-06-11 2013-05-31 吸收性物品
PCT/JP2013/065270 WO2013187262A1 (ja) 2012-06-11 2013-05-31 吸収性物品
TW102120808A TWI549663B (zh) 2012-06-11 2013-06-11 Absorbent items

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012131885A JP6029862B2 (ja) 2012-06-11 2012-06-11 吸収性物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013255568A true JP2013255568A (ja) 2013-12-26
JP6029862B2 JP6029862B2 (ja) 2016-11-24

Family

ID=49758090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012131885A Active JP6029862B2 (ja) 2012-06-11 2012-06-11 吸収性物品

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6029862B2 (ja)
CN (1) CN204671400U (ja)
TW (1) TWI549663B (ja)
WO (1) WO2013187262A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017099639A (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 花王株式会社 吸収性物品
WO2018100704A1 (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 ユニ・チャーム株式会社 吸収体及びその製造方法並びに吸収性物品
WO2019082819A1 (ja) * 2017-10-25 2019-05-02 花王株式会社 吸収性物品
JP2020036737A (ja) * 2018-09-04 2020-03-12 花王株式会社 吸収性物品
RU2776336C2 (ru) * 2017-10-25 2022-07-18 Као Корпорейшн Впитывающее изделие

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3247319B1 (en) 2015-01-23 2022-12-14 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Bridged absorbent structure
JP7150023B2 (ja) 2017-12-21 2022-10-07 エシティ・ハイジーン・アンド・ヘルス・アクチエボラグ 吸収性物品
EP3868346A1 (en) 2017-12-21 2021-08-25 Gdm S.P.A. Method for manufacturing the absorbent article
JP2021507767A (ja) 2017-12-21 2021-02-25 エシティ・ハイジーン・アンド・ヘルス・アクチエボラグ 吸収性物品及び吸収性物品を製造する方法
JP7092876B2 (ja) 2017-12-21 2022-06-28 エシティ・ハイジーン・アンド・ヘルス・アクチエボラグ 湿り度インジケータを備える吸収性物品、およびその吸収性物品を製造するための方法
ES2962376T3 (es) 2017-12-21 2024-03-18 Essity Hygiene & Health Ab Artículo absorbente con flacidez reducida
RU2743324C1 (ru) 2017-12-21 2021-02-17 Эссити Хайджин Энд Хелт Актиеболаг Впитывающее изделие с системой сварных соединений, содержащей сварные точки, и способ изготовления впитывающего изделия
JP7101248B2 (ja) 2017-12-21 2022-07-14 エシティ・ハイジーン・アンド・ヘルス・アクチエボラグ 幅が一定である密封アレンジメントを備える吸収性物品及びその製造方法
US11007095B2 (en) 2017-12-21 2021-05-18 Essity Hygiene And Health Aktiebolag Absorbent article and method for manufacturing an absorbent article

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09504206A (ja) * 1993-10-29 1997-04-28 キンバリー クラーク コーポレイション 選択されたパターンで配置された不連続の細長いポケット中に配置された超吸収材を含む吸収剤製品
JPH11216161A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Uni Charm Corp 使い捨ておむつ
JP2002219144A (ja) * 2000-11-21 2002-08-06 Uni Charm Corp 生理用ナプキン
JP2004195244A (ja) * 2004-02-12 2004-07-15 Kao Corp 使い捨ておむつ
JP2008525100A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー 吸収用品
JP2008237252A (ja) * 2007-03-23 2008-10-09 Kao Corp 使い捨ておむつ
JP2009119154A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Uni Charm Corp 吸収性物品

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4008868B2 (ja) * 2003-08-29 2007-11-14 大王製紙株式会社 吸収性物品

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09504206A (ja) * 1993-10-29 1997-04-28 キンバリー クラーク コーポレイション 選択されたパターンで配置された不連続の細長いポケット中に配置された超吸収材を含む吸収剤製品
JPH11216161A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Uni Charm Corp 使い捨ておむつ
JP2002219144A (ja) * 2000-11-21 2002-08-06 Uni Charm Corp 生理用ナプキン
JP2004195244A (ja) * 2004-02-12 2004-07-15 Kao Corp 使い捨ておむつ
JP2008525100A (ja) * 2004-12-23 2008-07-17 エスセーアー・ハイジーン・プロダクツ・アーベー 吸収用品
JP2008237252A (ja) * 2007-03-23 2008-10-09 Kao Corp 使い捨ておむつ
JP2009119154A (ja) * 2007-11-16 2009-06-04 Uni Charm Corp 吸収性物品

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017099639A (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 花王株式会社 吸収性物品
WO2018100704A1 (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 ユニ・チャーム株式会社 吸収体及びその製造方法並びに吸収性物品
CN109803619A (zh) * 2016-11-30 2019-05-24 尤妮佳股份有限公司 吸收体及其制造方法以及吸收性物品
JPWO2018100704A1 (ja) * 2016-11-30 2019-10-17 ユニ・チャーム株式会社 吸収体及びその製造方法並びに吸収性物品
WO2019082819A1 (ja) * 2017-10-25 2019-05-02 花王株式会社 吸収性物品
JP2019076499A (ja) * 2017-10-25 2019-05-23 花王株式会社 吸収性物品
JP7075740B2 (ja) 2017-10-25 2022-05-26 花王株式会社 吸収性物品
RU2776336C2 (ru) * 2017-10-25 2022-07-18 Као Корпорейшн Впитывающее изделие
JP2020036737A (ja) * 2018-09-04 2020-03-12 花王株式会社 吸収性物品
JP7189706B2 (ja) 2018-09-04 2022-12-14 花王株式会社 生理用ナプキン

Also Published As

Publication number Publication date
JP6029862B2 (ja) 2016-11-24
WO2013187262A1 (ja) 2013-12-19
CN204671400U (zh) 2015-09-30
TW201417783A (zh) 2014-05-16
TWI549663B (zh) 2016-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6029862B2 (ja) 吸収性物品
JP5670960B2 (ja) 吸収性物品
JP6137589B2 (ja) 吸収性物品
CN113069279B (zh) 用于吸收制品的吸收芯
JP5608707B2 (ja) 吸収性物品
JP5997944B2 (ja) 吸収性物品
JP6012270B2 (ja) 吸収性物品
JP5670959B2 (ja) 吸収性物品
JP5997945B2 (ja) パンツ型吸収性物品
WO2013187376A1 (ja) 吸収性物品の吸収体及びそれを備えた吸収性物品
JP5997943B2 (ja) 吸収性物品
JP6012272B2 (ja) 吸収性物品
JP6012271B2 (ja) 吸収性物品
JP6012269B2 (ja) 吸収性物品
JP5593350B2 (ja) 吸収性物品
JP2013255559A (ja) 吸収性物品
JP6421024B2 (ja) 吸収体の製造方法及び製造装置
JP5779464B2 (ja) 吸収性物品
JP6012273B2 (ja) 吸収性物品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150313

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20151217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161004

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161019

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6029862

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250