JP2013253530A - 燃料噴射弁の駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料噴射弁の駆動装置において、バッテリ電圧が、トランジスタのスイッチング制御によって弁開度を調整可能な下限電圧を下回った際にでも、燃料噴射弁を所望開度に制御できるようにする。
【解決手段】制御回路10において、エンジンECU8から噴射信号が入力されると、開弁制御部12がトランジスタT1及びT3をオンすることで燃料噴射弁2を開弁させ、その後、スイッチング制御部18がトランジスタT2をオン・オフさせるスイッチング制御を行うことで、燃料噴射弁2に流れる平均電流を目標電流に制御する。また、バッテリ電圧VBがスイッチング制御を実施可能な下限電圧を下回ると、スイッチング制御部18による制御を禁止し、差動増幅器20に対し、トランジスタT2の駆動電圧を制御することで燃料噴射弁2にスイッチング制御停止直前の電流を流す、定電流制御を実行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関に燃料を供給する燃料噴射弁の駆動装置に関する。
内燃機関に燃料を供給する燃料噴射弁は、電磁弁にて構成されており、電磁弁を構成するソレノイドへの通電により開弁する。このため、燃料噴射弁を開弁して燃料噴射を実施させる駆動装置は、燃料噴射弁(詳しくはソレノイド)への通電電流を制御する。
つまり、燃料噴射弁の駆動装置は、燃料噴射弁の開弁開始直後には、燃料噴射弁に高電圧を印加して、通電電流を速やかに上昇させることで、弁体の開方向への移動を速やかに開始させ、その後は、弁体の開方向への移動(引き上げ)、若しくは、弁体の開弁状態での保持、に必要な目標電流となるよう、燃料噴射弁への通電電流を制御する(例えば、特許文献1、2参照)。
このため、燃料噴射弁2の駆動装置には、通常、図6(a)に例示するように、燃料噴射弁2への通電経路を形成する駆動回路4、バッテリ電圧VBを昇圧して駆動回路4に供給する昇圧回路6、及び、駆動回路4を介して燃料噴射弁2への通電電流を制御する制御回路10が備えられている。
そして、制御回路10は、エンジン制御用のマイクロコンピュータ(マイコン)から噴射信号が入力されると、駆動回路4内のトランジスタT1をオン状態にすることで、昇圧回路6にて生成された高電圧を、燃料噴射弁2に印加し、燃料噴射弁2への通電を開始する。
また、駆動回路4において、トランジスタT1から燃料噴射弁2に至る通電経路は、トランジスタT2及びダイオードD1を介してバッテリ電圧VBの電源ラインが接続されると共に、ダイオードD2を介してグランドラインに接地されている。
なお、ダイオードD1は、電源ラインから燃料噴射弁2側に流れ込む電流が順方向となるよう、アノードがトランジスタT2を介して電源ラインに接続され、カソードが燃料噴射弁2の通電経路に接続されている。また、ダイオードD2は、アノードがグランドラインに接地され、カソードが燃料噴射弁2の通電経路に接続されている。
次に、燃料噴射弁2への高電圧の印加によって燃料噴射弁2に流れる電流が上昇し、所定の最大電流に達すると、制御回路10は、トランジスタT1をオフ状態に戻し、その後、燃料噴射弁2に流れる平均電流が所定の目標電流となるようにトランジスタT2をオン・オフさせる、スイッチング制御を実行する。
また、駆動回路4において、燃料噴射弁2のトランジスタT1、T2とは反対側(換言すれば下流側)の通電経路には、その通電経路を導通・遮断するトランジスタT3及び電流検出用の抵抗Rdが設けられている。
そして、制御回路10は、エンジン制御用のマイコンから噴射信号が入力されている間(換言すれば燃料噴射期間中)、トランジスタT3をオン状態にして、燃料噴射弁2への通電経路を形成する。
また、制御回路10は、トランジスタT3をオン状態にして燃料噴射弁2への通電経路を形成する際には、その通電経路に流れる電流を抵抗Rdの両端電圧にて検出し、その検出電圧と通電制御用の基準電圧Vthとをヒステリシス付きのコンパレータ(COMP)等を用いて比較することで、トランジスタT2のオン・オフ状態を切り換える。
このため、図6(a)に示した従来の駆動装置においては、図6(b)に示すように、エンジン制御用のマイコンから噴射信号が入力されると、まず、トランジスタT1がオン状態となって、昇圧回路6から抵抗Rdに至る経路で、開弁用の電流i1が流れる。
そして、この電流i1が上昇して、最大電流に達すると、トランジスタT1がオフ状態に切り換えられる。そして、このとき、燃料噴射弁2のソレノイドには、エネルギが蓄積されているので、そのエネルギにより、燃料噴射弁2からトランジスタT3、抵抗Rd、ダイオードD2を介して燃料噴射弁2に至る還流経路で電流i3が流れる。
また、その後は、抵抗Rdの両端電圧が基準電圧Vthを中心とする所定範囲内になるようトランジスタT2がスイッチング制御されることから、燃料噴射弁2には、トランジスタT2のオン・オフ状態に応じて、電源ラインから抵抗Rdに至る経路で流れる電流i2と、上記還流経路で流れる電流i3とが、交互に流れることになる。
そして、このスイッチング制御では、燃料噴射弁2に流れる電流が所定範囲内で変化するので、制御回路10は、その平均電流が目標電流となるよう、燃料噴射弁2の通電電流を制御することになり、燃料噴射弁2の開度は、その目標電流に対応した開度に制御される。
従って、燃料噴射弁2の駆動装置において、トランジスタT2のスイッチング制御が正常に実施されていれば、燃料噴射弁2からの燃料噴射量は、噴射信号の入力時間(つまり、燃料噴射弁2の開弁時間)に対応して、適正に制御される。
なお、図6(a)に示す駆動装置においては、トランジスタT1〜T3が全てMOSFETにて構成されている。これは、MOSFETはバイポーラトランジスタに比べて、スイッチング速度が高く、オン抵抗が小さいからである。
特開平1−19058号公報 特許第4418616号公報
ところで、上述した従来の駆動装置においては、バッテリ電圧VBが低下すると、回路抵抗の制約によって、スイッチング制御の際に燃料噴射弁2へ供給可能な最大電流が低下する。
そして、バッテリ電圧VBがある下限電圧VBlimit を下回ると、最大電流がスイッチング制御の電流上限値を越えられなくなって、スイッチング動作が停止するという問題があった。
例えば、図7は、図6(a)に示した燃料噴射弁2の駆動装置において、昇圧回路6からの高電圧の印加によって、燃料噴射弁2の弁体を開弁方向に移動させた後、バッテリ電圧を用いたスイッチング制御によって、弁体の全開位置までの引き上げ、及び、弁体の開弁位置への保持、を段階的に行った場合に、燃料噴射弁2に流れる電流の変化を表している。
そして、バッテリ電圧VBが、弁体の引き上げ時にスイッチング制御を正常に実施可能な下限電圧VBlimit 以上であれば、図7の拡大図に実線で示すように、トランジスタT2が周期的にオン・オフされて、燃料噴射弁2に流れる平均電流が目標電流に制御される。
しかし、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit を下回ると(VB<VBlimit )、燃料噴射弁2に流れる電流が、スイッチング制御の電流上限値に達しない。
このため、燃料噴射弁2への通電電流は、図7の拡大図に一点鎖線で示すように、電流上限値よりも若干低い電流値まで上昇し、最終的には、その電流値に保持されてしまうことになる。
そして、この場合には、燃料噴射弁2に流れる電流が、スイッチング制御実行時の電流上・下限値の間の平均電流値よりも高くなることから、燃料噴射弁の開度が正常時よりも大きくなり、内燃機関に対し、正常時よりも多い燃料が噴射されてしまう。
また、バッテリ電圧VBが更に低下すると、燃料噴射弁2への通電電流が、スイッチング制御実行時の電流下限値付近まで低下し、燃料噴射弁の開度が正常時よりも小さくなって、内燃機関に対し、内燃機関の運転に要する燃料を供給できないこともある。
つまり、従来の駆動装置においては、図8に示すように、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit を下回って、トランジスタT2のスイッチング制御を実施できなくなると、燃料噴射弁2に流れる電流は、バッテリ電圧VBと回路抵抗とで決まる一定電流に収束するため(図8に示す「従来の電流変化」参照)、その電流値が、スイッチング制御実行時の平均電流値よりも大きく(場合によっては小さく)なり、内燃機関に対する燃料噴射を正常に実行できないことがある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、燃料噴射弁の駆動装置において、バッテリ電圧が、トランジスタのスイッチング制御によって弁開度を調整可能な下限電圧を下回った際に、燃料噴射弁に流れる電流を定電流制御することにより、スイッチング制御の停止に伴い生じる燃料噴射弁からの燃料噴射誤差を低減することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の燃料噴射弁の駆動装置においては、外部から噴射要求が入力されると、開弁制御手段が、所定期間、第1スイッチング素子をオン状態にすることで、前記高電圧による前記燃料噴射弁への通電を行い、前記燃料噴射弁を開弁させる。
また、開弁制御手段による第1スイッチング素子の駆動が終了すると、スイッチング制御手段が、電流検出手段により検出される電流値が所定範囲内となるよう、第2スイッチング素子をオン・オフさせる、スイッチング制御を行う。
また、本発明の駆動装置には、バッテリ電圧が、スイッチング制御手段がスイッチング制御を実施可能な下限電圧を下回ると、その旨を検知して、スイッチング制御手段による第2スイッチング素子の駆動を禁止する電圧低下検知手段が設けられている。
そして、電圧低下検知手段が、スイッチング制御手段による第2スイッチング素子の駆動を禁止すると、定電流制御手段が、電流検出手段により検出される電流値が、スイッチング制御実行時に燃料噴射弁に流れる平均電流に対応した一定電流値となるよう、燃料噴射弁に流れる電流を定電流制御する。
従って、請求項1に記載の燃料噴射弁の駆動装置によれば、バッテリ電圧の低下に伴い、スイッチング制御手段による第2スイッチング素子のスイッチングが停止すると、定電流制御による定電流制御が開始されることになる。
このため、請求項1に記載の燃料噴射弁の駆動装置によれば、図8に示すように、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit を下回り、第2スイッチング素子のスイッチング制御を実施できなくなっても、上記定電流制御によって、燃料噴射弁に流れる電流が、スイッチング制御実行時に流れる平均電流から外れるのを防止し(図8の「本発明の電流変化」参照)、燃料噴射弁の開度(延いては、燃料噴射量)を、適正に制御することができる。
ここで、定電流制御手段の制御目標である一定電流値は、例えば、バッテリ電圧から、その電流値に対応した一定電圧を生成することにより設定するようにしてもよい。
しかし、スイッチング制御手段のスイッチング制御によって燃料噴射弁に流れる平均電流は、スイッチング制御手段の制御特性や燃料噴射弁を含む通電経路の回路特性等で決まることから、定電流制御手段の制御目標である一定電流値をこの平均電流に対応した値に設定するには、その値を、スイッチング制御手段や駆動回路の回路特性に応じて適宜設定変更できるようにすることが望ましい。
このため、本発明の燃料噴射弁の駆動装置においては、請求項2に記載のように、定電流制御手段の制御目標である一定電流値が、内燃機関の制御に用いられるマイコンにて設定されるようにすることが望ましい。
つまり、このようにすれば、マイコンのメモリに書き込む制御データを適宜変更することで、定電流制御手段の制御目標である一定電流値を、スイッチング制御実行時に燃料噴射弁に流れる平均電流と対応させることができるので、その設定作業を簡単に行うことができる。
また次に、電圧低下検知手段は、内燃機関の制御に用いられるマイコンの一機能として実現するようにしてもよいが、このようにすると、マイコンにおいて、バッテリ電圧の低下を監視する処理を周期的に実行する必要があり、マイコンの処理負荷が増大することが考えられる。
このため、請求項3に記載のように、電圧低下検知手段には、バッテリ電圧若しくはバッテリ電圧相当値と、下限電圧若しくは下限電圧相当値とを比較する電圧比較回路を設け、電圧比較回路にてバッテリ電圧が下限電圧よりも低いと判定されると、スイッチング制御手段による第2スイッチング素子の駆動を禁止するように構成するとよい。
また、電圧低下検知手段は、必ずしもバッテリ電圧を直接監視するように構成する必要はなく、請求項4に記載のように、スイッチング制御手段によるスイッチング制御の停止が所定時間以上継続すると、バッテリ電圧が下限電圧よりも低いと判定して、スイッチング制御手段による第2スイッチング素子の駆動を禁止するように構成してもよい。
つまり、バッテリ電圧の低下に伴いスイッチング制御手段によるスイッチング制御が停止すると、第2スイッチング素子がオン状態に保持され、オフ状態への切り換えが停止されることから、この停止時間から、バッテリ電圧の低下に伴うスイッチング制御の停止を検出するのである。
そして、このようにしても、バッテリ電圧を直接監視するようにした場合と同様、バッテリ電圧の低下に伴いスイッチング制御手段によるスイッチング制御が停止した際に、定電流制御による定電流制御を開始することができる。
第1実施形態の燃料噴射弁の駆動装置全体の構成を表す回路図である。 VB監視回路内のコンパレータの動作を説明する説明図である。 第2実施形態の燃料噴射弁の駆動装置全体の構成を表す回路図である。 第3実施形態の燃料噴射弁の駆動装置全体の構成を表す回路図である。 第3実施形態のエンジンECUにて実行される燃料噴射弁駆動制御処理を表すフローチャートである。 従来の燃料噴射弁の駆動装置の構成及び動作を説明する説明図である。 バッテリ電圧正常時及び低下時に燃料噴射弁に流れる電流を表す説明図である。 バッテリ電圧の低下に伴い生じる電流制御の変化を従来技術と本発明とを比較して表す説明図である。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、本実施形態の燃料噴射弁の駆動装置は、駆動回路4と、昇圧回路6と、制御回路10と、VB監視回路30と、から構成されている。
駆動回路4は、図6に示した従来のものと同様、MOSFETからなるトランジスタT1〜T3と、ダイオードD1、D2と、電流検出用の抵抗Rdとを備え、制御回路10によりトランジスタT1〜T3のオン・オフ状態が切り換えられることで、燃料噴射弁2への通電を行うものである。
そして、本実施形態の駆動回路4には、スイッチング制御に用いられるトランジスタT2のゲートとグランドラインとの間に、抵抗R1、R2の直列回路が設けられている。
この抵抗R1、R2は、その間に印加する駆動電圧を制御することで、トランジスタT2(延いては、燃料噴射弁2)に流れる電流iを制御できるようにするためのものである。
つまり、本実施形態では、トランジスタT2を、燃料噴射弁2への通電経路を形成するスイッチング素子として利用するだけでなく、その通電経路に流れる通電電流を制御可能な電流制御素子として利用できるようにされている。
次に、VB監視回路30は、バッテリ電圧VBを監視し、バッテリ電圧VBが予め設定された下限電圧VBlimit よりも低下して、燃料噴射弁2に流すことのできる最大電流が、制御回路10がトランジスタT2のスイッチング制御を行う際の電流上限値に達しなくなったこと(換言すれば、スイッチング制御によるトランジスタT2のスイッチングが停止したこと)を検知するためのものである。
このため、VB監視回路30には、バッテリ電圧VBを分圧する抵抗R7及びR8、レギュレータ9にて生成された一定の電源電圧VCを分圧することで下限電圧VBlimit に対応した閾値電圧を生成する抵抗R9及びR10、及び、これら各抵抗による分圧電圧を比較し、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit 以上であるときハイレベル、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit 未満であるときローレベルの信号を出力するコンパレータ(COMP)32、が設けられている。
このコンパレータ32は、オペアンプにて構成されており、抵抗R7及びR8にて分圧されたバッテリ電圧VBの分圧電圧が入力される非反転入力端子(+)の入力経路には、抵抗R13が設けられ、非反転入力端子(+)と出力端子との間には、抵抗R14が設けられている。
このため、コンパレータ32は、ヒステリシス付きのコンパレータ(所謂シュミットトリガ)として機能する。
つまり、図2に示すように、コンパレータ32からの出力は、バッテリ電圧VBの低下時には、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit を下回ったときに、ハイレベル(Hi)からローレベル(Lo)に変化し、バッテリ電圧VBの上昇時には、バッテリ電圧VBが、下限電圧VBlimit に所定電圧αを加えた電圧値(VBlimit +α)を越えたときに、ローレベル(Lo)からハイレベル(Hi)に変化する。
従って、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit 付近にあるとき、コンパレータ32の出力が頻繁に変化するのを防止できる。
なお、レギュレータ9は、内燃機関制御用の電子制御装置(以下、エンジンECUという)8を駆動するための電源電圧VCを生成するためのものである。
つまり、エンジンECU8は、内燃機関の運転状態に応じて、燃料噴射弁2からの燃料噴射量や燃料噴射時期等を制御するためのものであり、CPU、ROM、RAM等からなるマイコンを中心に構成されている。
このため、レギュレータ9は、エンジンECU8を構成するマイコンに一定の電源電圧を供給するために用いられる。
次に、エンジンECU8は、内燃機関の運転状態に基づき演算した燃料噴射時期に、内燃機関に供給すべき燃料噴射量に対応した燃料噴射時間の間、制御回路に噴射信号を出力することで、燃料の噴射要求を行う。
すると、制御回路10は、エンジンECU8から噴射信号が入力されている間、駆動回路4を介して燃料噴射弁2に電流を流し、燃料噴射弁2を開弁させることで、燃料噴射弁2から燃料を噴射させる。
このため、制御回路10には、エンジンECU8からの噴射信号の入力直後に、駆動回路4内のトランジスタT1及びT3をオン状態にして燃料噴射弁2に昇圧回路6からの高電圧VAを印加し、燃料噴射弁2を開弁させる開弁制御部12と、駆動回路4内の電流検出用抵抗Rdの両端電圧を増幅する差動増幅器(AMP)14と、この差動増幅器(AMP)からの出力電圧(換言すれば電流検出電圧)Viと燃料噴射弁2に流す目標電流に対応した閾値電圧とを比較するコンパレータ(COMP)16と、このコンパレータ16からの出力に従い、駆動回路4のトランジスタT2をオン・オフさせるスイッチング制御部18と、が備えられている。
なお、図4において、差動増幅器14は、非反転入力端子及び反転入力端子がR3、R5を介して、電流検出用抵抗Rdの両端に接続されると共に、非反転入力端子が抵抗R4を介してグランドラインに接地され、反転入力端子と出力端子とが抵抗R6を介して接続されたオペアンプにて構成されている。
また、コンパレータ16は、図6に示した制御回路10内のコンパレータ(COMP)と同様、ヒステリシス付きのコンパレータ(所謂シュミットトリガ)である。このため、コンパレータ16からの出力は、差動増幅器14からの出力電圧Viに対応した電流値が電流上限値を越えると、ローレベルからハイレベルに反転し、差動増幅器14からの出力電圧Viに対応した電流値が電流下限値を下回ると、ハイレベルからローレベルに反転する。
また、この電流上限値及び電流下限値の基となる基準電圧は、エンジンECU8から出力される制御データにより設定される。
つまり、エンジンECU8を構成するマイコンのROM内には、スイッチング制御部18によるスイッチング制御の制御目標として、当該駆動装置の動作特性に対応した基準電圧が予め記憶されている。
そして、エンジンECU8は、制御回路10に噴射信号を出力する際には、ROMから基準電圧データを読み出し、制御回路10内のD/A変換器(DAC)15に出力する。
この結果、制御回路10では、エンジンECU8から出力された基準電圧データが、D/A変換器15にて基準電圧に変換され、コンパレータ16に入力される。
なお、図7に示したように、燃料噴射弁2の弁体の開弁位置までの引き上げ制御と、弁体の開弁位置への保持制御とを、段階的に行う際には、エンジンECU8は、弁体の引き上げ時間が経過した時点で、基準電圧データを、引き上げ制御用の基準電圧データから、保持制御用の基準電圧データへと変更することで、スイッチング制御の制御目標(目標電流)を切り換える。
次に、スイッチング制御部18は、開弁制御部12によるトランジスタT1の駆動が停止したときに、開弁制御部12から出力される信号により起動し、その後、エンジンECU8からの噴射信号の出力が停止されて、開弁制御部12がトランジスタT3の駆動を停止するまで、コンパレータ16からの出力に応じて、トランジスタT2をオン・オフさせるスイッチング制御を実施する。
つまり、スイッチング制御部18は、燃料噴射弁2に流れる電流が低下し、コンパレータ16からの出力がローレベルであるとき、駆動回路4にローレベルの信号を出力することで、トランジスタT2をオン状態にし、燃料噴射弁2に流れる電流が上昇して、コンパレータ16からの出力がハイレベルになると、駆動回路4にハイレベルの信号を出力することで、トランジスタT2をオフ状態に切り換える。
このため、本実施形態の駆動装置によれば、図6に示す従来の駆動装置と同様、昇圧回路6からの高電圧とトランジスタT1とを利用して燃料噴射弁2を速やかに開弁させた後、トランジスタT2のスイッチング制御により、弁体の引き上げ制御や保持制御を行うことができる。
なお、開弁制御部12は、エンジンECU8から噴射信号が入力されて、トランジスタT1、T3をオン状態にした後は、差動増幅器14からの出力電圧Viに基づき燃料噴射弁2に流れる電流を監視する。
そして、出力電圧Viが所定の上限電圧に達し、燃料噴射弁2に流れる電流が最大電流になると、トランジスタT1をターンオフさせて、高電圧による燃料噴射弁2への通電を停止させ、スイッチング制御部18に起動用の信号を出力する。
また、開弁制御部12は、エンジンECU8からの噴射信号の入力が停止されると、トランジスタT3をターンオフさせることで、燃料噴射弁2への通電経路を遮断し、スイッチング制御部18の動作を停止させる。
次に、制御回路10には、スイッチング制御部18から駆動回路4内の抵抗R1、R2の接続点に至るスイッチング制御用の信号経路に、この信号経路を遮断して、抵抗R1、R2の接続点を差動増幅器(AMP)20の出力に接続する切換スイッチ22が設けられている。
そして、この切換スイッチ22は、VB監視回路30からの出力がハイレベルであるとき(換言すればバッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit (若しくはVBlimit +α)以上であるとき)、スイッチング制御部18側に切り換えられ、VB監視回路30からの出力がローレベルであるとき(換言すればバッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit (若しくはVBlimit +α)未満であるとき)、差動増幅器20側に切り換えられる。
また、差動増幅器20は、差動増幅器14からの出力電圧Viと、レギュレータ9にて生成された一定電圧VCを抵抗R11、R12で分圧することにより得られる基準電圧Vrefとの電圧差(Vi−Vref)に応じた制御信号を出力することで、トランジスタT2を介して燃料噴射弁2に流れる電流を、基準電圧Vrefに対応した一定電流値iconst に制御するためのものである。
つまり、基準電圧Vrefは、差動増幅器14の増幅率A1と、電流検出用抵抗Rdの抵抗値と、燃料噴射弁2に流すべき一定電流値iconst とに基づき、予め一定電圧(Vref=A1・Rd・iconst )となるよう設定されている。
また、一定電流値iconst には、バッテリ電圧VBが、スイッチング制御部18がスイッチング制御を正常に実行可能な下限電圧VBlimit にあるとき、スイッチング制御によって燃料噴射弁2に流れる平均電流を実験的に導出した電流値が設定されている。
このため、本実施形態の燃料噴射弁の駆動装置によれば、バッテリ電圧VBが、スイッチング制御部18がスイッチング制御を実行可能な下限電圧VBlimit を下回ると、スイッチング制御部18によるトランジスタT2のスイッチング制御が禁止されて、差動増幅器20による定電流制御が実行されることになる。
そして、差動増幅器20による定電流制御は、差動増幅器14からの出力電圧Viが基準電圧Vrefとなるよう、トランジスタT2を介して燃料噴射弁2に流れる電流をフィードバック制御するものであるため、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit を下回ったときには、燃料噴射弁2に流れる電流が、基準電圧Vrefに対応した一定電流値iconst に制御されることになる。
また、この一定電流値iconst は、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit であるときにスイッチング制御部18の動作によって制御される平均電流に設定されているため、バッテリ電圧VBが低下して下限電圧VBlimit を下回っても、燃料噴射弁2を、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit 以上であるときと同様に開弁させ、燃料噴射弁2からの燃料噴射量をエンジンECU8からの噴射信号に対応した燃料噴射量に制御することができる。
なお、本実施形態においては、電流検出用の抵抗Rd及び差動増幅器14が、本発明の電流検出手段に相当し、トランジスタT1が、本発明の第1スイッチング素子に相当し、トランジスタT2が、本発明の第2スイッチング素子に相当し、開弁制御部12が、本発明の開弁制御手段に相当し、コンパレータ16及びスイッチング制御部18が、本発明のスイッチング制御手段に相当し、VB監視回路30が、本発明の電圧低下検知手段に相当し、差動増幅器20が、本発明の定電流制御手段に相当する。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図3に示すように、本実施形態の燃料噴射弁の駆動装置は、基本的には第1実施形態のものと同様の構成をしており、第1実施形態と異なる点は、VB監視回路30に代えてVB検出回路34が設けられている点、及び、差動増幅器20の基準電圧Vrefが、エンジンECU8からの出力データをアナログ電圧に変換するD/A変換器(DAC)19にて設定される点、の2点である。
以下、この相違点について説明する。
図3に示すように、VB検出回路34は、バッテリ電圧VBを分圧する2つの抵抗R7、R8にて構成されており、この抵抗R7、R8により分圧された電圧は、エンジンECU8に入力される。
エンジンECU8は、その入力された電圧を、A/D変換器(ADC)8aを介して取り込み、第1実施形態のコンパレータ32と同様の機能を実現するVB判定処理を実行する。
つまり、エンジンECU8は、マイコンによる演算処理の一つとして、VB判定処理を実行することで、A/D変換器8aを介して取り込んだ電圧と下限電圧VBlimit に対応した閾値電圧とを比較し、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit を下回ったか否かを判定する。そして、VB判定処理にて、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit を下回ったと判断されると、切換スイッチ22を差動増幅器20側に切り換える。
また、VB判定処理では、その後、バッテリ電圧VBが上昇して、「下限電圧VBlimit +α」以上となったか否かを判断し、バッテリ電圧VBが「下限電圧VBlimit +α」以上になると、切換スイッチ22をスイッチング制御部18側に戻す。
この結果、本実施形態では、本発明の電圧低下検知手段としての機能が、VB検出回路34と、エンジンECU8にて実行されるVB判定処置にて実現されることになる。
また次に、エンジンECU8は、上記実施形態と同様、制御回路10の開弁制御部に噴射信号を出力しているときに、DAC15に、スイッチング制御の制御目標となる基準電圧を表す基準電圧データを出力するが、上記判定処理にてバッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit を下回ったと判断されると、DAC19に、定電流制御の制御目標となる基準電圧Vrefを表す基準電圧データを出力する。
この基準電圧データは、エンジンECU8内のマイコンが実行する各種制御プログラムと共に、エンジンECU8内のメモリ(ROM若しくは不揮発性RAM)に格納されており、エンジンECU8からは、そのメモリに記憶された基準電圧データが出力される。
このため、本実施形態の燃料噴射弁の駆動装置においては、差動増幅器20の動作によって実現される定電流制御の目標電流である一定電流値が、エンジンECU8を構成するマイコンにて設定されることになる。
従って、スイッチング制御部18によるスイッチング制御によって燃料噴射弁2に流れる平均電流が、駆動回路4や制御回路10の回路特性によりばらついたとしても、マイコンのメモリに書き込む基準電圧データを適宜変更することで、定電流制御の制御目標である一定電流値を、スイッチング制御によって燃料噴射弁2に流れる平均電流と容易に対応させることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図4に示すように、本実施形態の燃料噴射弁の駆動装置は、基本的には第2実施形態のものと同様の構成をしており、第2実施形態と異なる点は、エンジンECU8に対し、VB検出回路34からのバッテリ電圧VBの検出信号(分圧電圧)に代えて、コンパレータ16からの出力が入力され、エンジンECU8が、その入力されたコンパレータ16からの出力に基づき、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit を下回ったか否かを判断して、切換スイッチ22を切り換える点である。
そこで、本実施形態では、エンジンECU8において実行される燃料噴射弁駆動制御処理について、図5に示すフローチャートに沿って説明する。
この燃料噴射弁駆動制御処理は、エンジンECU8において、内燃機関の運転中、繰り返し実行される処理であり、処理が開始されると、まずS110(Sはステップを表す)にて、切換スイッチ22をスイッチング制御部18側に設定し、続くS120にて、燃料噴射要求が発生したか否かを判断する。
そして、燃料噴射要求が発生していなければ、再度S120の処理を実行することで、燃料噴射要求が発生するのを待ち、燃料噴射要求が発生すると、S130に移行して、その燃料噴射要求に対応した噴射時間の間、制御回路10の開弁制御部12に噴射信号を出力する。
S130にて、噴射信号の出力を開始すると、上述した制御回路10の動作によって、開弁制御部12による開弁制御、及び、スイッチング制御部18によるスイッチング制御が順次実行されることから、続くS140では、噴射信号の出力期間中、コンパレータ16からの出力を取り込み、その出力がスイッチング制御によって変動しているか否かを判断する。
そして、S140にて、噴射信号の出力期間中、コンパレータ16からの出力は変動していると判断されると、再度S110に移行して、S110〜S140の処理を実行する。
一方、S140にて、コンパレータ16からの出力は変動していないと判断された場合には、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit を下回って、スイッチング制御によるトランジスタT2のスイッチングが停止したと判断し、S150に移行する。
そして、S150では、差動増幅器14からの出力電圧(つまり電流検出電圧)Viを取り込み、続くS160にて、その取り込んだ出力電圧Viに基づき、差動増幅器20の基準電圧Vrefが、スイッチング制御によるトランジスタT2のスイッチングが停止する直前の出力電圧Viとなるように設定する。
また続くS170では、S160にて設定された基準電圧Vrefを表す基準電圧データをD/A変換器19に出力することで、差動増幅器20に対し、S160で設定した基準電圧Vrefを入力させる。
そして、続くS180では、切換スイッチ22を差動増幅器20側に切り換え、S120に移行する。
従って、本実施形態の燃料噴射弁の駆動装置によれば、第1実施形態及び第2実施形態の駆動装置のように、バッテリ電圧VBを検出して、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit を下回ったか否かを判定することなく、バッテリ電圧VBの低下を検知して、切換スイッチ22をスイッチング制御部18側から差動増幅器20側へと切り換えることができるようになる。
以上、本発明が適用された3つの実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて、種々の態様をとることができる。
例えば、第1実施形態では、図7に示したように、燃料噴射弁2の弁体の開弁位置までの引き上げ制御と、弁体の開弁位置への保持制御とを段階的に行う場合の、エンジンECU8の基準電圧データの出力動作について説明したが、本発明は、昇圧回路6にて昇圧された高電圧VAの印加によって燃料噴射弁2を所望の開弁位置まで引き上げることができ、高電圧VAの印加後、保持制御に速やかに移行する駆動装置(特許文献1に記載の装置)であっても、上記実施形態と同様に適用できる。
また、第2実施形態及び第3実施形態では、バッテリ電圧VBが下限電圧VBlimit を低下したか否かの判定と、差動増幅器20の基準電圧Vrefの設定とを、エンジンECU8が行うものとして説明したが、このうちの何れか一方をエンジンECU8が行い、他方は第1実施形態と同様、一定電圧VCの分圧若しくはVB監視回路30による判定で実現するようにしてもよい。
2…燃料噴射弁、4…駆動回路、6…昇圧回路、8…エンジンECU、8a…A/D変換器、9…レギュレータ、10…制御回路、12…開弁制御部、14…差動増幅器、15…D/A変換器、16…コンパレータ、18…スイッチング制御部、19…D/A変換器、20…差動増幅器、22…切換スイッチ、30…VB監視回路、32…コンパレータ、34…VB検出回路、T1〜T3…トランジスタ(MOSFET)、D1,D2…ダイオード、Rd…抵抗(電流検出用)、R1〜R14…抵抗。

Claims (4)

  1. 内燃機関に燃料を供給する燃料噴射弁への通電経路に設けられ、前記燃料噴射弁に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    バッテリ電圧を昇圧することにより、前記燃料噴射弁開弁用の高電圧を生成する昇圧回路と、
    前記昇圧回路にて生成された高電圧を、前記通電経路に印加する第1スイッチング素子と、
    前記バッテリ電圧を、前記通電経路に印加する第2スイッチング素子と、
    外部から噴射要求を受けると、所定期間、第1スイッチング素子をオン状態にすることで、前記高電圧による前記燃料噴射弁への通電を行い、前記燃料噴射弁を開弁させる開弁制御手段と、
    前記開弁制御手段による前記第1スイッチング素子の駆動が終了すると、前記電流検出手段により検出される電流値が所定範囲内となるよう、前記第2スイッチング素子をオン・オフさせる、スイッチング制御を行うスイッチング制御手段と、
    前記バッテリ電圧が、前記スイッチング制御手段が前記スイッチング制御を実施可能な下限電圧を下回ると、その旨を検知して、前記スイッチング制御手段による前記第2スイッチング素子の駆動を禁止する電圧低下検知手段と、
    前記電圧低下検知手段が前記スイッチング制御手段による前記第2スイッチング素子の駆動を禁止すると、前記電流検出手段により検出される電流値が、前記スイッチング制御実行時に前記燃料噴射弁に流れる平均電流に対応した一定電流値となるよう、前記燃料噴射弁に流れる電流を定電流制御する定電流制御手段と、
    を備えたことを特徴とする燃料噴射弁の駆動装置。
  2. 前記定電流制御手段の制御目標である前記一定電流値は、前記内燃機関の制御に用いられるマイクロコンピュータにて設定されることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁の駆動装置。
  3. 前記電圧低下検知手段は、前記バッテリ電圧若しくはバッテリ電圧相当値と、前記下限電圧若しくは前記下限電圧相当値とを比較する電圧比較回路を備え、
    該電圧比較回路にて前記バッテリ電圧が前記下限電圧よりも低いと判定されると、前記スイッチング制御手段による前記第2スイッチング素子の駆動を禁止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料噴射弁の駆動装置。
  4. 前記電圧低下検知手段は、
    前記スイッチング制御手段による前記スイッチング制御の停止が所定時間以上継続すると、前記バッテリ電圧が前記下限電圧よりも低いと判定して、前記スイッチング制御手段による前記第2スイッチング素子の駆動を禁止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料噴射弁の駆動装置。
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