JP2018031294A - 電磁弁駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】駆動源原を切り替えても電磁弁の状態を一定に保持する。【解決手段】バッテリ電源を昇圧して昇圧電源を生成する昇圧回路1と、保持電源を生成するVB用昇圧回路2と、燃料噴射弁Lの駆動開始時に昇圧電源を燃料噴射弁Lに供給し、駆動開始後の保持電流駆動時には保持電源を燃料噴射弁Lに供給する駆動回路Kとを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、電磁弁駆動装置に関する。
下記特許文献1には、バッテリの出力(バッテリ電源)を昇圧する昇圧回路を備え、燃料噴射弁の駆動開始時において昇圧回路の出力(昇圧電源)を燃料噴射弁に供給し、駆動開始後の保持電流駆動時にはバッテリ電源を燃料噴射弁に供給する電磁弁駆動装置が開示されている。
ところで、燃料噴射弁に供給する電源(駆動電源)を昇圧電源からバッテリ電源に切替えた際に、バッテリ電源が本来の電圧よりも低下(電圧ドロップ)している場合があり、これが原因となって保持電流駆動時に燃料噴射弁の状態を一定状態に保持することができない場合がある。すなわち、駆動開始時には燃料噴射弁が昇圧回路の負荷となるが、当該負荷の影響によって駆動開始時から保持電流駆動時に移行する時点においてバッテリ電源が本来の電圧よりも電圧ドロップし、当該電圧ドロップが原因で燃料噴射弁の状態を保持することができない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、駆動電源を切り替えても電磁弁の状態を一定に保持することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、電磁弁駆動装置に係る第1の解決手段として、バッテリ電源を昇圧して昇圧電源を生成する昇圧回路と、保持電源を生成する電源回路と、電磁弁の駆動開始時に前記昇圧電源を電磁弁に供給し、駆動開始後の保持電流駆動時には前記保持電源を電磁弁に供給する駆動回路とを備える、という手段を採用する。
本発明では、電磁弁駆動装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記電源回路は、前記バッテリ電源に基づいて前記保持電源を生成する電力変換回路である、という手段を採用する。
本発明では、電磁弁駆動装置に係る第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、前記電力変換回路は、前記バッテリ電源を昇圧して前記保持電源を生成する保持電源用昇圧回路である、という手段を採用する。
本発明では、電磁弁駆動装置に係る第4の解決手段として、上記第1〜第3のいずれかの解決手段において、前記電源回路は、外部から作動指令が入力されると前記保持電源の生成を開始する、という手段を採用する。
本発明では、電磁弁駆動装置に係る第5の解決手段として、上記第1〜第4のいずれかの解決手段において、前記電磁弁は、内燃機関において燃料を噴射する燃料噴射弁である、という手段を採用する。
本発明によれば、電磁弁の駆動開始時に昇圧電源を電磁弁に供給し、駆動開始後の保持電流駆動時には、従来のようにバッテリ電源を電磁弁に供給するのではなく、別途生成された保持電源を電磁弁に供給するので、電磁弁の駆動電源を昇圧電源から保持電源に切り替えてもバッテリ電源の電圧ドロップの影響を受けることなく電磁弁の状態を一定に保持することが可能である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
本実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置は、図1に示すように燃料噴射弁L(負荷)を駆動する駆動装置であり、外部のバッテリから供給されるバッテリ電源及び同じく外部の上位制御系から入力される指令信号に基づいて燃料噴射弁Lを駆動する。
本実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置は、図1に示すように燃料噴射弁L(負荷)を駆動する駆動装置であり、外部のバッテリから供給されるバッテリ電源及び同じく外部の上位制御系から入力される指令信号に基づいて燃料噴射弁Lを駆動する。
上記燃料噴射弁Lは、車両に搭載されたガソリンエンジンあるいはディーゼルエンジン等の内燃機関に燃料を噴射する電磁弁(ソレノイド弁)である。すなわち、本実施形態に係る燃料噴射弁駆動装置は、車両に搭載された内燃機関に燃料を噴射する燃料噴射弁L(電磁弁)を駆動対象する電磁弁駆動装置である。
このような燃料噴射弁駆動装置は、図1に示すように、昇圧回路1、VB用昇圧回路2(電源回路、電力変換回路、保持電源用昇圧回路)、第1〜第3の半導体スイッチ3〜5、第1、第2のダイオード6、7、電流検出用抵抗器8、制御IC9、第1〜第3のゲート抵抗器10〜12、第1、第2の入力抵抗器13、14及び逆流防止ダイオード15を備えている。
なお、これら構成要素のうち、昇圧回路1及びVB用昇圧回路2を除く、第1〜第3の半導体スイッチ3〜5、第1、第2のダイオード6、7、電流検出用抵抗器8、制御IC9、第1〜第3のゲート抵抗器10〜12及び第1、第2の入力抵抗器13、14は、図示するように駆動回路Kを構成している。
また、上記制御IC9は、図示するように昇圧制御部9a、VB用昇圧制御部9b、Ipeak制御部9c、Ihold制御部9d、INJスイッチ制御部9e及び電流検出部9fを機能構成要素として備えている。
昇圧回路1は、車両に搭載されたバッテリから入力されるバッテリ電源を所定の目標電圧(昇圧電圧)に昇圧するチョッパ回路であり、所定の昇圧電圧の昇圧電源を生成する。この昇圧回路1は、昇圧比が例えば十〜数十程度であり、制御IC9内の昇圧制御部9aによって作動が制御される。なお、この昇圧回路1は、後述する回生電流をバッテリに出力し得る回路構成を備えている。
VB用昇圧回路2は、上記バッテリ電源を所定電圧(保持電圧)に昇圧することにより保持電源を生成する保持電源用昇圧回路(電力変換回路)である。このVB用昇圧回路2は、本発明における電源回路に相当する構成要素であり、制御IC9内のVB用昇圧制御部9bによって作動が制御される。なお、このVB用昇圧回路2は、昇圧比が1に近く、バッテリ電源の電圧(バッテリ電圧)と略同等の電圧(保持電圧)の保持電源を生成する。
ここで、上記保持電圧は、上記昇圧電圧よりも小さな電圧値に設定されている。詳細については後述するが、電圧が保持電源よりも高い電圧の昇圧電源は、燃料噴射弁Lの駆動における初期期間T1(駆動開始時)に燃料噴射弁Lに供給される駆動電源であり、一方、電圧が昇圧電源よりも低い保持電源は、初期期間T1後の保持期間T2(保持電流駆動時)において燃料噴射弁Lに供給される駆動電源である。
第1の半導体スイッチ3は、図示するようにMOSトランジスタであり、昇圧回路1の出力端と燃料噴射弁Lの一端(より正確には燃料噴射弁Lにおけるソレノイドコイルの一端)との間に設けられている。すなわち、この第1の半導体スイッチ3において、ドレイン端子は昇圧回路1の出力端に接続され、ソース端子は燃料噴射弁Lの一端に接続され、またゲート端子は第1のゲート抵抗器10を介して制御IC9内のIpeak制御部9cに接続されている。このような第1の半導体スイッチ3は、Ipeak制御部9cによってON/OFF(閉/開)動作が制御される。
第2の半導体スイッチ4は、上記第1の半導体スイッチ3と同様にMOSトランジスタであり、VB用昇圧回路2の出力端と燃料噴射弁Lの一端(ソレノイドコイルの一端)との間に設けられている。すなわち、この第2の半導体スイッチ4において、ドレイン端子は逆流防止ダイオード15のカソード端子に接続され、ソース端子は燃料噴射弁Lの一端に接続され、またゲート端子は第2のゲート抵抗器11を介して制御IC9内のIhold制御部9dに接続されている。このような第2の半導体スイッチ4は、Ihold制御部9dによってON/OFF(閉/開)動作が制御される。
第3の半導体スイッチ5は、上記第1、第2の半導体スイッチ3、4と同様にMOSトランジスタであり、ドレイン端子が燃料噴射弁Lの他端(ソレノイドコイルの他端)に接続され、ソース端子が電流検出用抵抗器8の一端に接続され、またゲート端子が第3のゲート抵抗器12を介して制御IC9内のINJスイッチ制御部9eに接続されている。このような第3の半導体スイッチ5は、INJスイッチ制御部9eによってON/OFF(閉/開)動作が制御される。
第1のダイオード6は、カソード端子が昇圧回路1の出力端に接続され、アノード端子が燃料噴射弁Lの他端(ソレノイドコイルの他端)に接続されており、ソレノイドコイルから出力される回生電流を昇圧回路1を介してバッテリに供給する回生ダイオードである。第2のダイオード7は、カソード端子が燃料噴射弁Lの一端に接続され、アノード端子がGND(基準電位)に接続されており、上記回生電流の経路を形成するための回生ダイオードである。
電流検出用抵抗器8は、一端が第3の半導体スイッチ5のソース端子に接続され、他端がGND(基準電位)に接続されたシャント抵抗器である。すなわち、電流検出用抵抗器8は、半導体スイッチ5を介して燃料噴射弁L(ソレノイドコイル)に直列接続されており、燃料噴射弁Lに通電される駆動電流が通過する。このような電流検出用抵抗器8は、一端と他端との間に駆動電流の大きさに応じた電圧(検出電圧)が発生する。なお、電流検出用抵抗器8において、一端には第1の入力抵抗器13の一端が接続され、他端には第2の入力抵抗器14の一端が接続されている。
制御IC9は、上位制御系から入力される指令信号に基づいて昇圧回路1、VB用昇圧回路2及び第1〜第3の半導体スイッチ3〜5を制御する集積回路(IC:Integrated Circuit)である。この制御IC9において、昇圧制御部9aは、昇圧回路1の動作を制御するための昇圧制御信号(PWM信号)を生成して昇圧回路1に出力する。VB用昇圧制御部9bは、外部から入力されるD−INJ駆動指令(作動指令)に基づいてVB用昇圧回路2の動作を制御するためのVB用昇圧制御信号(PWM信号)を生成してVB用昇圧回路2に出力する。
Ipeak制御部9cは、第1の半導体スイッチ3を制御するための第1のゲート信号を生成し、当該第1のゲート抵抗器10の一端に出力する。Ihold制御部9dは、、第2の半導体スイッチ4を制御するための第2のゲート信号を生成し、当該第2のゲート抵抗器11の一端に出力する。INJスイッチ制御部9eは、第3の半導体スイッチ5を制御するための第3のゲート信号を生成し、当該第3のゲート抵抗器12の一端に出力する。
電流検出部9fは、一対の入力端を備え、一方の入力端が第1の入力抵抗器13の他端に接続され、他方の入力端が第2の入力抵抗器14の他端に接続されている。すなわち、この電流検出部9fには、電流検出用抵抗器8で発生した検出電圧が第1の入力抵抗器13及び第2の入力抵抗器14を介して入力される。このような電流検出部9fは、検出電圧に基づいて駆動電流の大きさを検出(演算)する。
第1のゲート抵抗器10は、Ipeak制御部9cと第1の半導体スイッチ3のゲート端子との間に設けられ、当該ゲート端子にIpeak制御部9cから流れるゲート電流に応じた電圧降下を発生する保護抵抗器である。第2のゲート抵抗器11は、Ihold制御部9dと第2の半導体スイッチ4のゲート端子との間に設けられ、当該ゲート端子にIhold制御部9dから流れるゲート電流に応じた電圧降下を発生する保護抵抗器である。第3のゲート抵抗器12は、INJスイッチ制御部9eと第3の半導体スイッチ5のゲート端子との間に設けられ、当該ゲート端子にINJスイッチ制御部9eから流れるゲート電流に応じた電圧降下を発生する保護抵抗器である。
第1の入力抵抗器13は、電流検出用抵抗器8の一端と電流検出部9fにおける一方の入力端との間に設けられ、通過電流に応じた電圧降下を発生する保護抵抗器である。第2の入力抵抗器14は、電流検出用抵抗器8の他端と電流検出部9fにおける他方の入力端との間に設けられ、通過電流に応じた電圧降下を発生する保護抵抗器である。
また、逆流防止ダイオード15は、カソード端子が第2の半導体スイッチ4のドレイン端子に接続され、アノード端子がVB用昇圧回路2の出力端に接続されている。この逆流防止ダイオード15は、第1の半導体スイッチ3及び第2の半導体スイッチ4が何れもON状態(閉状態)になった場合に、昇圧回路1の出力電流がVB用昇圧回路2の出力端に流入することを防止するための補助部品である。
次に、このように構成された燃料噴射弁駆動装置の動作について、図2をも参照して詳しく説明する。
この燃料噴射弁駆動装置で燃料噴射弁Lを閉弁状態から開弁状態に駆動する場合、制御IC9は、図2に示すように、駆動開始時の初期期間T1(時刻t0〜t1の期間)において昇圧回路1が生成する昇圧電源を燃料噴射弁Lに供給し、上記初期期間T1後の保持期間T2(時刻t1〜t2の期間:保持電流駆動時)においてはVB用昇圧制御部9bが生成する保持電源を燃料噴射弁Lに供給させる。
すなわち、初期期間T1では、昇圧制御部9aが昇圧回路1に昇圧制御信号を出力することによって、所定の昇圧電圧を有する昇圧電源を昇圧回路1から出力させる。また、この初期期間T1では、Ipeak制御部9cがゲート信号を第1の半導体スイッチ3に出力することによって昇圧電源を燃料噴射弁Lの一端(ソレノイドコイルの一端)に供給すると共に、INJスイッチ制御部9eが第3の半導体スイッチ5にゲート信号を出力することによって、燃料噴射弁Lの他端(ソレノイドコイルの他端)を電流検出用抵抗器8を介してGND(基準電位)に接続させる。
この結果、初期期間T1では、図2の下段に示すように比較的高い昇圧電圧の昇圧電源が燃料噴射弁Lに供給され、よって図2の上段に示すようにピーク状の立ち上がり電流が燃料噴射弁Lに流れる。このようなピーク状の立ち上がり電流は、燃料噴射弁Lの開弁動作を高速化するものである。
そして、保持期間T2では、VB用昇圧制御部9bがVB用昇圧回路2にVB用昇圧制御信号を出力することによって、所定の保持電圧を有する保持電源をVB用昇圧回路2から出力させる。また、この保持期間T2では、Ihold制御部9dがゲート信号を第2の半導体スイッチ4に出力することによって保持電源を燃料噴射弁Lの一端(ソレノイドコイルの一端)に供給すると共に、INJスイッチ制御部9eが第3の半導体スイッチ5にゲート信号を出力することによって、燃料噴射弁Lの他端(ソレノイドコイルの他端)を電流検出用抵抗器8を介してGND(基準電位)に接続させる。
この結果、保持期間T2では、図2の下段に示すように比較的低い保持電圧の保持電源が燃料噴射弁Lに供給され、よって図2の上段に示すようにピーク状の立ち上がり電流が燃料噴射弁Lに流れる。
ここで、Ihold制御部9dは、所定のデューティ比のPWM信号をゲート信号として第2の半導体スイッチ4に供給するので、保持電源は燃料噴射弁Lに対して断続的に供給される。また、上記デューティ比は電流検出部9fが検出した駆動電流の大きさに基づいて設定される。すなわち、Ihold制御部9dは、電流検出部9fが検出した駆動電流の大きさに基づいてPWM信号のデューティ比を設定することにより駆動電流の大きが所定の目標値を維持するようにフィードバック制御する。
この結果、図2の上段に示すように一定の保持電流が燃料噴射弁Lに供給され、以て燃料噴射弁Lの開弁状態が一定状態に保持される。また、保持期間T2において上記デューティ比を2段階に変更することによって、図2の上段に示すように保持電流を段階的に変化させることが可能である。
また、昇圧制御部9aは、制御IC9(燃料噴射弁駆動装置)に外部から電源が供給されると、昇圧制御信号を昇圧回路1に速やかに出力して昇圧動作を開始させる。これに対して、VB用昇圧制御部9bは、外部からD−INJ駆動指令(作動指令)が入力された時点からVB用昇圧制御信号を生成してVB用昇圧回路2に出力する。すなわち、昇圧回路1は比較的早めに立上って昇圧電源の生成を開始するが、VB用昇圧回路2は、保持電源を燃料噴射弁Lに供給する必要のある期間のみ保持電源を生成する。
このような昇圧回路1とVB用昇圧回路2との動作期間の違いは、両者の昇圧比の違いに起因している。すなわち、VB用昇圧回路2は昇圧比が1に近いために比較的短時間で安定した保持電圧の保持電源を出力することが可能であるが、昇圧回路1は、昇圧比がVB用昇圧回路2よりも格段に大きいので、昇圧電圧が目標値に到達するために時間を要する。このような事情からVB用昇圧回路2の動作期間が必要最小限に設定され、これによって消費電飾の削減を実現することができる。
このような本実施形態によれば、保持期間T2において従来のようにバッテリ電源を燃料噴射弁Lに供給するのではなく、VB用昇圧回路2によって別途生成された保持電源を燃料噴射弁Lに供給するので、燃料噴射弁Lの駆動電源を昇圧電源から保持電源に切り替えても、バッテリ電源の電圧ドロップの影響を受けることなく燃料噴射弁Lの開弁状態を一定に保持することが可能である。
すなわち、図2の下段に示すように、バッテリ電源の電源電圧(バッテリ電圧)は昇圧回路1が作動を開始することによって、初期期間T1及び保持期間T2の初期において本来の電圧から電圧ドロップするが、本実施形態では、このようなバッテリ電源を保持期間T2に採用せず、バッテリ電源に基づいて生成されるものの、VB用昇圧回路2によってバッテリ電源とは個別に生成された保持電源を保持期間T2に用いるので、燃料噴射弁Lの開弁状態を一定に保持することが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、保持電源をVB用昇圧回路2によって生成したが、本発明における電源回路はVB用昇圧回路2に限定されない。例えば、保持電圧をバッテリ電圧よりも低く設定する場合には、VB用昇圧回路2に代えて降圧回路(電力変換回路)あるいは電圧変換機能を有しない電源回路を用いても良い。
(1)上記実施形態では、保持電源をVB用昇圧回路2によって生成したが、本発明における電源回路はVB用昇圧回路2に限定されない。例えば、保持電圧をバッテリ電圧よりも低く設定する場合には、VB用昇圧回路2に代えて降圧回路(電力変換回路)あるいは電圧変換機能を有しない電源回路を用いても良い。
(2)上記実施形態では、D−INJ駆動指令(作動指令)に基づいて保持電源を生成したが、本発明はこれに限定されない。例えば昇圧回路1と同様にD−INJ駆動指令(作動指令)に関わりなく制御IC9(燃料噴射弁駆動装置)に外部から電源が供給されると保持電源を生成しても良い。
(3)上記実施形態では、燃料噴射弁Lを駆動対象としてが、本発明はこれに限定されない。本発明は、燃料噴射弁L以外の各種電磁弁の駆動に適用することが可能である。
L 燃料噴射弁
K 駆動回路
1 昇圧回路
2 VB用昇圧回路(電源回路、電力変換回路、保持電源用昇圧回路)
3 第1の半導体スイッチ
4 第2の半導体スイッチ
5 第3の半導体スイッチ
6 第1のダイオード
7 第2のダイオード
8 電流検出用抵抗器
9 制御IC
9a 昇圧制御部
9b VB用昇圧制御部
9c Ipeak制御部
9d Ihold制御部
9e INJスイッチ制御部
9f 電流検出部
10 第1のゲート抵抗器
11 第2のゲート抵抗器
12 第3のゲート抵抗器
13 第1の入力抵抗器
14 第2の入力抵抗器
15 逆流防止ダイオード
K 駆動回路
1 昇圧回路
2 VB用昇圧回路(電源回路、電力変換回路、保持電源用昇圧回路)
3 第1の半導体スイッチ
4 第2の半導体スイッチ
5 第3の半導体スイッチ
6 第1のダイオード
7 第2のダイオード
8 電流検出用抵抗器
9 制御IC
9a 昇圧制御部
9b VB用昇圧制御部
9c Ipeak制御部
9d Ihold制御部
9e INJスイッチ制御部
9f 電流検出部
10 第1のゲート抵抗器
11 第2のゲート抵抗器
12 第3のゲート抵抗器
13 第1の入力抵抗器
14 第2の入力抵抗器
15 逆流防止ダイオード
Claims (5)
- バッテリ電源を昇圧して昇圧電源を生成する昇圧回路と、
保持電源を生成する電源回路と、
電磁弁の駆動開始時に前記昇圧電源を電磁弁に供給し、駆動開始後の保持電流駆動時には前記保持電源を電磁弁に供給する駆動回路と
を備えることを特徴とする電磁弁駆動装置。 - 前記電源回路は、前記バッテリ電源に基づいて前記保持電源を生成する電力変換回路であることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁駆動装置。
- 前記電力変換回路は、前記バッテリ電源を昇圧して前記保持電源を生成する保持電源用昇圧回路であることを特徴とする請求項2に記載の電磁弁駆動装置。
- 前記電源回路は、外部から作動指令が入力されると前記保持電源の生成を開始することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁弁駆動装置。
- 前記電磁弁は、内燃機関において燃料を噴射する燃料噴射弁であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電磁弁駆動装置。
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---|---|---|---|---|
JP2020096125A (ja) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | 株式会社ケーヒン | ソレノイド駆動装置 |
CN114320634A (zh) * | 2020-09-30 | 2022-04-12 | 日立安斯泰莫株式会社 | 电磁阀驱动装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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