JP6158026B2 - 昇圧装置 - Google Patents

昇圧装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6158026B2
JP6158026B2 JP2013210525A JP2013210525A JP6158026B2 JP 6158026 B2 JP6158026 B2 JP 6158026B2 JP 2013210525 A JP2013210525 A JP 2013210525A JP 2013210525 A JP2013210525 A JP 2013210525A JP 6158026 B2 JP6158026 B2 JP 6158026B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
switching element
driver
booster
booster circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013210525A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015076928A (ja
Inventor
小此木 淳史
淳史 小此木
坂本 英之
英之 坂本
護 奥田
護 奥田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2013210525A priority Critical patent/JP6158026B2/ja
Publication of JP2015076928A publication Critical patent/JP2015076928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6158026B2 publication Critical patent/JP6158026B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、内燃機関の燃料噴射装置に用いられる昇圧装置に関する。
一般的に、自動車用の燃料噴射装置の昇圧回路では、昇圧電流を高い精度でモニタし制御することが要求される。
電流のモニタに関し、ドライバオン時の電流値を、シャント抵抗を使用せずにモニタし、過電流検出に役立てる外部負荷駆動用のドライバ回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−290222号公報
特許文献1に開示されるドライバ回路では、ドライバ温度をサーミスタでモニタし、ドライバオン時の電流値を補正している。そのため、温度変化により抵抗値が変化するシャント抵抗を使用した場合に比較して、精度よく過電流を検出することができる。
しかし、このようなドライバ回路では、元来の目的が過電流検出であるために高い精度が求められていない。そのため、特許文献1に開示される技術を燃料噴射装置の昇圧回路に適用しても、高精度で昇圧電流をモニタし制御することができない。
本発明の目的は、電流モニタ用のシャント抵抗を使用することなく、高精度で昇圧電流をモニタし制御することができる昇圧装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、スイッチング素子を有し、前記スイッチング素子がオン/オフされることにより電圧を昇圧する昇圧回路と、前記スイッチング素子をオン/オフする昇圧回路駆動部と、を備え、前記昇圧回路駆動部は、前記スイッチング素子のオン電圧に基づいて、前記スイッチング素子をオフし、前記スイッチング素子をオフしてからの期間を示すオフ時間が第1の閾値になったときに、前記スイッチング素子をオンする昇圧装置であって、前記スイッチング素子のゲート電圧を測定するゲート電圧モニタ回路と、ゲート電圧と第2の閾値を対応付けて記憶する第1のテーブルと、をさらに備え、前記昇圧回路駆動部は、前記スイッチング素子のオン電圧が、測定されたゲート電圧に対応する前記第2の閾値になったときに、前記スイッチング素子をオフするようにしたものである。

本発明によれば、電流モニタ用のシャント抵抗を使用することなく、高精度で昇圧電流をモニタし制御することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施形態による昇圧装置を含む燃料噴射制御装置を搭載する内燃機関システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態による昇圧装置を含む燃料噴射装置駆動回路の構成図である。 本発明の第1の実施形態による昇圧装置に用いられる昇圧回路の構成を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態による昇圧装置に用いられる昇圧回路で生成される昇圧電圧の波形を説明するための図である。 比較例としての昇圧回路の構成を説明するための図である。 比較例としての昇圧回路で生成される昇圧電圧の波形を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態による昇圧装置に用いられる昇圧回路の構成を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態による昇圧装置に用いられるテーブルの構成図である。 本発明の第3の実施形態による昇圧装置に用いられる昇圧回路の構成を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態による昇圧装置に用いられる昇圧回路に用いられるテーブルの構成図である。 本発明の第4の実施形態による昇圧装置に用いられる昇圧回路の構成を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態による昇圧装置に用いられるテーブルを作成する処理を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態による昇圧装置に用いられるテーブルに格納する閾値Vdmaxの計算方法を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態による昇圧装置に用いられるテーブルの構成図である。
以下、本発明の第1〜第4の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において、同一部分には同一符号を付すものとする。
(第1の実施形態)
最初に、図1を用いて、燃料噴射制御装置27を搭載する内燃機関システムの構成を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態による昇圧装置を含む燃料噴射制御装置27を搭載する内燃機関システムの構成図である。
内燃機関システムは、主として、エンジン1、燃料タンク23、ECU9(エンジンコントロールユニット)から構成される。エンジン1は、ピストン2、吸気弁3、排気弁4を備える。
吸気は、空気流量計(AFM)20を通過してスロットル弁19に入り、分岐部であるコレクタ15より吸気管10、吸気弁3を介してエンジン1の燃焼室21に供給される。
燃料は、燃料タンク23から低圧燃料ポンプ24によってエンジン1へと供給され、さらに高圧燃料ポンプ25によって燃料噴射に必要な圧力に高められる。高圧燃料ポンプ25によって昇圧された燃料は、燃料噴射弁5から、エンジン1の燃焼室21に噴射供給され、点火コイル7、点火プラグ6で点火される。燃料の圧力は、燃料圧力センサ26によって計測される。
燃焼後の排気ガスは、排気弁4を介して排気管11に排出される。排気管11は、排気ガス浄化のための三元触媒12を備えている。
ECU9には、燃料噴射制御装置27が内蔵され、エンジン1のクランク角度センサ16の信号、AFM20の空気量信号、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサ13の信号、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ22の信号、燃料圧力センサ26の信号、水温センサ8の信号等が入力される。
ECU9は、アクセル開度センサ22の信号からエンジンへの要求トルクを算出するとともに、アイドル状態の判定等を行う。ECU9は、クランク角度センサ16の信号からエンジン回転数を演算する回転数検出部を備えている。
また、ECU9は、エンジン1に必要な吸入空気量を算出し、それに見合った開度信号をスロットル弁19に出力する。また、ECU9の燃料噴射制御装置27は吸入空気量に応じた燃料量を算出して、燃料噴射弁5が燃料噴射を行う為の電流を出力し、点火プラグ6に点火信号を出力する。
排気管11とコレクタ15との間は、EGR通路18により接続されている。EGR通路18の途中には、EGR弁14が備えられている。EGR弁14の開度は、ECU9によって制御され、必要に応じて、排気管11の中の排気ガスが、吸気管10に還流される。
次に、図2を用いて、燃料噴射装置駆動回路の構成を説明する。図2は、本発明の第1の実施形態による昇圧装置を含む燃料噴射装置駆動回路の構成図である。
燃料噴射装置駆動回路は、主として、燃料噴射制御装置27、バッテリ41、燃料噴射弁5のコイル負荷54から構成される。
燃料噴射制御装置27は、図1に示したように、ECU9に内蔵されている。燃料噴射制御装置27は、電源IC43、マイコン44、ドライバIC47、燃料噴射装置駆動用昇圧回路51A(以下、昇圧回路51Aという。)、ハイサイドドライバ52、ローサイドドライバ53を備える。
バッテリ41は、電圧VbatをECU9に供給する。詳細には、バッテリ41は、電圧Vbatを電源IC43、ドライバIC47、昇圧回路51A、ハイサイドドライバ52等に供給する。ここで、電源IC43は、マイコン44、ドライバIC47等に電圧Vregを供給する。
ドライバIC47は、マイコン44との通信部49、昇圧回路駆動部50、ドライバ駆動部48を有する。昇圧回路駆動部50は、昇圧回路51Aにスイッチング信号(ゲート信号Vg)を送る。
昇圧回路51Aは、スイッチング信号に基づいて、バッテリ41から供給される電圧Vbatを昇圧し、昇圧電圧Vboostをハイサイドドライバ52に供給する。また、昇圧回路51Aは、昇圧電圧Vboostを、ドライバIC47の昇圧回路駆動部50にフィードバックする。ドライバIC47は、フィードバックされた昇圧電圧Vboostに基づいて再びスイッチング信号を送るか否かを判断する。さらに、昇圧回路51Aは、昇圧電圧Vboostを、マイコン44のA/Dコンバータ45にフィードバックする。なお、昇圧回路51Aの詳細については、図3を用いて後述する。
マイコン44の中にある通信部46は、A/Dコンバータ45のA/D値を基にして、ドライバIC47に対して制御信号を送る。
また、マイコン44が有するA/Dコンバータ45には、昇圧電圧Vboostの他に燃料圧力センサ26や水温センサ8等からの信号が入力される。これにより、A/Dコンバータ45は、燃料圧力、エンジン冷却水の水温などをモニタすることが可能である。マイコン44は他にも、外部負荷を駆動したり、外部からの信号をモニタしたりする入出力ポート42を有している。
ハイサイドドライバ52は、昇圧回路51Aから供給される昇圧電圧Vboostとバッテリ41から供給されるバッテリ電圧Vbatを得ることができる。ハイサイドドライバ52は、昇圧電圧Vboostにより駆動するドライバ52aとバッテリ電圧Vbatにより駆動するドライバ52bを有する。
ドライバ駆動部48は、駆動信号(A、B)をドライバ52a、52bへそれぞれ送る。ドライバ52a、52bは、駆動信号(A、B)に応じて、燃料噴射弁5のコイル負荷54へ電流を流す役割を持っている。
一方、ローサイドドライバ53は、ドライバ駆動部48からの駆動信号(C)に応じて、燃料噴射弁5のコイル負荷54からの電流をグランド電位に流す役割を持っている。
次に、図3を用いて、昇圧回路51Aの構成を説明する。図3は、本発明の第1の実施形態による昇圧装置に用いられる昇圧回路51Aの構成を説明するための図である。
昇圧回路51Aは、昇圧コイル62、昇圧ドライバ63(スイッチング素子)、昇圧ダイオード64、サーミスタ66を備える。本実施形態では、昇圧コイル62の前段に電流モニタ用のシャント抵抗を設けていない。
ドライバIC47は、昇圧回路駆動部50を備える。なお、図面を見やすくするため、図3では、図2に示した通信部49、ドライバ駆動部48を表示していない。
昇圧回路駆動部50からハイレベルのゲート信号Vgが供給され、昇圧ドライバ63のゲート電圧Vgがオンすると、昇圧ドライバ63に流れる電流IFETはバッテリ41から昇圧コイル62、昇圧ドライバ63を経由してGNDに流れる。
図3では、電流モニタ用のシャント抵抗61がないため、昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63のドレイン電圧Vdをモニタし、ドレイン電圧Vdに基づいて電流IFETを検出する。
詳細には、昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63のドレイン電圧Vdを測定し、昇圧ドライバ63がオンになっているときのドレイン電圧Vd(オン電圧)の測定値と予め記憶した昇圧ドライバ63のオン抵抗RFETとから昇圧ドライバ63に流れる電流IFETを計算する。
その後、昇圧回路駆動部50は、設定した最大電流値IMaxを検出したところで昇圧ドライバ63をオフする。すなわち、昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63に流れる電流IFETが所定の閾値IMaxになったとき、ローレベルのゲート信号Vgを昇圧ドライバ63に供給する。
昇圧回路駆動部50からローレベルのゲート信号Vgが供給され、昇圧ドライバ63がオフになると、昇圧コイル62の逆起電力により、電流が昇圧ダイオード64に流れる。
昇圧ドライバ63をオフしている間は電流値IFETをモニタすることはできない。本実施形態では、昇圧回路駆動部50は、ローレベルのゲート信号Vgを供給している期間(昇圧ドライバ63をオフしてからの期間)を示すオフ時間TOFFが所定の閾値Tになったときに、昇圧回路51Aにハイレベルのゲート信号Vgを送る。なお、時間は、タイマなどにより計時される。
昇圧回路駆動部50からハイレベルのゲート信号Vgが供給され、設定したオフ時間T後、再び昇圧ドライバ63がオンになると電流値IFETが増加する。その繰り返しにより昇圧ダイオード64に電流が流し続けられ、昇圧電圧Vboostが生成される。
次に、図4を用いて、昇圧回路51Aで生成される昇圧電圧の波形を説明する。図4は、本発明の第1の実施形態による昇圧装置に用いられる昇圧回路51Aで生成される昇圧電圧の波形を説明するための図である。
昇圧回路駆動部50は、シャント抵抗の両端電圧をモニタする代わりに昇圧ドライバ63のドレイン電圧Vdをモニタし、図4の斜線部分をモニタすることになる。これにより、昇圧ドライバ63がオンのときの電流IFETの波形は、図6を用いて後述するシャント抵抗に流れる電流Iと同じであるが、オフ時は電流IFETをモニタすることができない。そのため、最小電流IMinを検知することができないため、以下に示すように、昇圧ドライバ63のオフ時間TOFFを使用して昇圧動作を行う。
図4に示すように、ゲート信号Vgがオン(ハイレベル)のときに、昇圧ドライバ63はオンする。ゲート信号Vgがオンになったとき、昇圧ドライバ63のドレイン電圧Vdが0V付近に低下し、電流IFETが増大する。なお、図4では、電流IMaxに対応するオン電圧Vd(昇圧ドライバ63のソース・ドレイン間電圧)をVdmaxと表す。
電流IFETが設定した電流IMaxに到達すると、昇圧ドライバ63のゲート信号Vgをオフ(ローレベル)にする。そのとき昇圧ドライバ63のドレイン電圧Vdは昇圧電圧相当に達し、電流が昇圧ダイオード64側に流れる。一方、昇圧ドライバ63に流れる電流IFETは0になる。
昇圧ドライバ63のオフ時間TOFFが設定した閾値Tに到達したときに再び昇圧ドライバ63をオンする。このようにして、図4に示す動作が繰り返される。この動作は昇圧電圧が設定値に達するまで行われる。
以上説明したように、本実施形態によれば、電流モニタ用のシャント抵抗を使用することなく、高精度で昇圧電流をモニタし制御することができる。また、シャント抵抗61を削除することで、製造コストを削減することができる。
(第1の実施形態の変形例)
昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63のオン電圧Vdが閾値Vdmaxになったときに、ローレベルのゲート信号Vgを昇圧ドライバ63に供給し、昇圧ドライバ63をオフにしてもよい。
また、昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63をオンしてからの期間を示すオン時間が所定の閾値Tになったときに、ハイレベルのゲート信号Vgを昇圧ドライバ63に供給し、昇圧ドライバ63をオンにしてもよい。
(比較例)
次に、図5を用いて、比較例としての昇圧回路51Pの構成を詳細に説明する。図5は、比較例としての昇圧回路51Pの構成を説明するための図である。
図5では、図3と比較して、昇圧回路51Pは、電流モニタ用のシャント抵抗61を備えている。
昇圧回路駆動部50からハイレベルのゲート信号Vgが供給され、昇圧ドライバ63のゲート電圧Vgがオンすると、電流Iはバッテリ41からシャント抵抗61、昇圧コイル62、昇圧ドライバ63を経由してGNDに流れる。昇圧回路駆動部50は、このときの電流Iをシャント抵抗61の両端電圧V1、V2に基づいて検出し、設定した最大電流値を検出したところで昇圧ドライバ63をオフする。
昇圧回路駆動部50からローレベルのゲート信号Vgが供給され、昇圧ドライバ63のゲート電圧Vgがオフになると、昇圧コイル62の逆起電力により、電流Iが昇圧ダイオード64に流れる。
昇圧回路駆動部50は、シャント抵抗61を流れる電流Iが閾値IMaxより小さい閾値IMinになったとき、昇圧回路51にハイレベルのゲート信号Vgを送る。昇圧回路駆動部50からハイレベルのゲート信号Vgが供給され、再び昇圧ドライバ63がオンになると、電流値Iが増加する。その繰り返しにより昇圧ダイオード64に電流Iが流し続けられ、昇圧電圧Vboostが生成される。
次に、図6を用いて、比較例としての昇圧回路51Pで生成される昇圧電圧の波形を説明する。図6は、比較例としての昇圧回路51Pで生成される昇圧電圧の波形を説明するための図である。
図6に示すように、ゲート信号Vgがオン(ハイレベル)のときに、昇圧ドライバ63はオンする。ゲート信号Vgがオンになったとき、昇圧ドライバ63のドレイン電圧Vdが0V付近に低下し、電流Iが増大する。
電流Iが設定した電流IMaxに到達すると、昇圧ドライバ63のゲート信号Vgをオフ(ローレベル)にする。そのとき昇圧ドライバ63のドレイン電圧Vdは昇圧電圧相当に達し、電流Iが昇圧ダイオード64側に流れるが、電流値自体は時間と共に低下していく。
電流Iが設定した電流IMin(0<IMin<IMax)に到達したときに再び昇圧ドライバ63をオンする。このようにして、図6に示す動作が繰り返される。この動作は昇圧電圧が設定値に達するまで行われる。なお、図6の斜線部は実際に昇圧ダイオード64に流れる電流であり、昇圧に使用される電流である。
(第2の実施形態)
次に、図7〜図8を用いて、昇圧回路51Bの構成を説明する。図7は、本発明の第2の実施形態による昇圧装置に用いられる昇圧回路51Bの構成を説明するための図である。図8は、本発明の第2の実施形態による昇圧装置に用いられるテーブル101Aの構成図である。
ここで、昇圧ドライバ63にはFETが使われることが多く、オン電圧Vdはゲート電圧Vgにより変動することが知られている。昇圧電流値Iの精度は、燃料噴射後の昇圧電圧復帰時間や昇圧回路使用部品の温度上昇を安定させるのに重要である。本実施形態では、以下で説明するように、ゲート電圧Vgの測定値に基づいて、昇圧ドライバ63をオフするトリガーとなる閾値Vdmaxを補正するようになっている。
図7では、図3と比較して、ドライバIC47は、モニタ部67、テーブル101Aを備える。モニタ部67は、昇圧ドライバ63のゲート電圧Vgをモニタするゲート電圧モニタ回路65を有する。
図8に示すように、テーブル101Aは、昇圧ドライバ63のゲート電圧Vgとオン電圧の閾値Vdmaxを対応づけて記憶する。
昇圧ドライバ63のオン電圧Vdはゲート電圧Vgが低いほど大きく、ゲート電圧Vgが高いほど小さい。本実施形態では、この特性からゲート電圧Vgに対する電流値IMax相当のVdmaxをテーブル101AとしてドライバIC47に格納している。なお、テーブル101Aを、マイコン44に備えてもよい。
昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63のゲート電圧Vgをゲート電圧モニタ回路65から取得する。昇圧回路駆動部50は、取得したゲート電圧Vgに対応する閾値Vdmaxをテーブル101Aから取得する。つまり、昇圧回路駆動部50は、テーブル101Aを用いて、昇圧ドライバ63のゲート電圧Vgに応じて閾値Vdmaxを補正する。
昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63のオン電圧Vdがゲート電圧Vgに対応する閾値Vdmaxになったときに、ローレベルのゲート信号Vgを昇圧ドライバ63に供給し、昇圧ドライバ63をオフにする。
以上説明したように、本実施形態によれば、電流モニタ用のシャント抵抗を使用することなく、高精度で昇圧電流をモニタし制御することができる。
(第3の実施形態)
次に、図9〜図10を用いて、昇圧回路51Cの構成を説明する。図9は、本発明の第3の実施形態による昇圧装置に用いられる昇圧回路51Cの構成を説明するための図である。図10は、本発明の第3の実施形態による昇圧装置に用いられる昇圧回路51Cに用いられるテーブル101Bの構成図である。
ここで、昇圧ドライバ63にはFETが使われることが多く、オン電圧Vdは温度により変動することが知られている。本実施形態では、以下で説明するように、温度Tの測定値に基づいて、昇圧ドライバ63をオフするトリガーとなる閾値Vdmaxを補正するようになっている。
図9では、図7と比較して、モニタ部67は、ゲート電圧モニタ回路65の代わりにサーミスタ電圧モニタ回路68を備える。サーミスタ電圧モニタ回路68は、昇圧ドライバ63の近傍に設置されたサーミスタ66の電圧Vsに基づいて温度Tをモニタする。また、ドライバIC47は、テーブル101Aの代わりにテーブル101Bを備える。なお、サーミスタ66及びサーミスタ電圧モニタ回路68は、温度を測定する温度測定部として機能する。
図10に示すように、テーブル101Bは、昇圧ドライバ63の近傍の温度Tとオン電圧の閾値Vdmaxを対応づけて記憶する。
昇圧ドライバ63のオン電圧は温度Tが低いほど小さく、温度Tが高いほど大きい。この特性からサーミスタ66からの出力信号に基づいてサーミスタ電圧モニタ回路68によって測定された温度値Tに対する電流IMax値相当のVdmaxをテーブル101BとしてドライバIC47に格納している。なお、テーブル101Bを、マイコン44に備えてもよい。
図9に示すように、昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63の近傍の温度Tをサーミスタ電圧モニタ回路68から取得する。昇圧回路駆動部50は、取得した温度Tに対応する閾値Vdmaxをテーブル101Bから取得する。つまり、昇圧回路駆動部50は、テーブル101Bを用いて、昇圧ドライバ63の近傍の温度Tに応じて閾値Vdmaxを補正する。
昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63のオン電圧Vdが温度Tに対応する閾値Vdmaxになったときに、ローレベルのゲート信号Vgを昇圧ドライバ63に供給し、昇圧ドライバ63をオフにする。
以上説明したように、本実施形態によれば、電流モニタ用のシャント抵抗を使用することなく、高精度で昇圧電流をモニタし制御することができる。
(第4の実施形態)
次に、図11〜図14を用いて、本発明の第4の実施形態による昇圧回路51Dの構成を説明する。
本実施形態では、以下で説明するように、ゲート電圧Vgの測定値及び温度Tの測定値に基づいて、昇圧ドライバ63をオフするトリガーとなる閾値Vdmaxを補正するようになっている。
最初に、図11を用いて、昇圧回路51Dの構成を説明する。図11は、本発明の第4の実施形態による昇圧装置に用いられる昇圧回路51Dの構成を説明するための図である。
図11では、モニタ部67は、ゲート電圧モニタ回路65とサーミスタ電圧モニタ回路68を備える。また、ドライバIC47は、テーブル101Cを備える。なお、テーブル101Cの詳細は、図14を用いて後述する。
次に、図12〜図14を用いて、テーブル101Cを作成する処理を説明する。図12は、本発明の第4の実施形態による昇圧装置に用いられるテーブル101Cを作成する処理を示すフローチャートである。図13は、本発明の第4の実施形態による昇圧装置に用いられるテーブル101Cに格納する閾値Vdmaxの計算方法を説明するための図である。図14は、本発明の第4の実施形態による昇圧装置に用いられるテーブル101Cの構成図である。
図12に示すように、昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63のゲート電圧Vgをオンする(ステップS101)。次に、昇圧回路駆動部50は、定電流源を用いて昇圧コイル62、昇圧ドライバ63に既知の電流Iを流す(ステップS102)。その後、昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63のオン電圧Vd1を測定する(ステップS103)。
昇圧回路駆動部50は、定電流源を用いて昇圧コイル62、昇圧ドライバ63に電流Iと異なる既知の電流Iを流す(ステップS104)。昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63のオン電圧Vd2を測定する(ステップS105)。
昇圧回路駆動部50は、2つの既知の電流I、Iと測定されたオン電圧Vd1、Vd2よりテーブルを作成し(ステップS106)、作成したテーブルをマイコン44もしくはドライバIC47に格納する。
詳細には、ゲート電圧Vg、温度Tが一定の下、昇圧ドライバ63に流れる電流IFETとドレイン電圧Vdとの間には、図13に示すように、線形近似の関係が成立する。昇圧回路駆動部50は、図13に示す2点(I,Vd1)、(I,Vd2)から、回帰係数(直線Lの傾き)を求め、所定の閾値IMaxに対応するVdmaxを計算する。
昇圧回路駆動部50は、サーミスタ電圧モニタ回路68から温度Tを取得し、取得した温度Tと計算したVdmaxとを対応づけてテーブル101Cに記憶する。この動作を、ゲート電圧Vgを変化させながら(例えば、Vg=X、Y、・・・)、及び温度Tを変動させながら(T=A3、C3、・・・)繰り返すことにより、昇圧回路駆動部50はテーブル101Cを作成する。
このようにして、テーブル101Cは、図14に示すように、温度T及びゲート電圧Vgの組合せと、オン電圧Vdmaxとを対応付けて記憶する。
図11に示すように、昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63のゲート電圧Vgをゲート電圧モニタ回路65から取得し、昇圧ドライバ63の近傍の温度Tをサーミスタ電圧モニタ回路68から取得する。
昇圧回路駆動部50は、取得したゲート電圧Vg及び温度Tに対応する閾値Vdmaxをテーブル101Cから取得する。つまり、昇圧回路駆動部50は、テーブル101Aを用いて、ゲート電圧Vg及び温度の組合せに応じて閾値Vdmaxを補正する。
昇圧回路駆動部50は、昇圧ドライバ63のオン電圧Vdがゲート電圧Vg及び温度の組合せに対応する閾値Vdmaxになったときに、ローレベルのゲート信号Vgを昇圧ドライバ63に供給し、昇圧ドライバ63をオフにする。
以上説明したように、本実施形態によれば、電流モニタ用のシャント抵抗を使用することなく、高精度で昇圧電流をモニタし制御することができる。また、昇圧ドライバ63をオフするトリガーとなる閾値Vdmaxを補正(校正)することにより精度の高い電流検出が可能となる。
本発明は、上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
上記第2の実施形態において、ゲート電圧Vgの代わりとして、バッテリ電圧のようなゲート電圧を生成している電圧源をモニタしてもよい。
上記第第1〜第4の実施形態において、昇圧回路51(51A、51B、51C)、ハイサイドドライバ52、ローサイドドライバ53は、ドライバIC47の内部、外部のどちらに配置してもよい。また、ドライバIC47をドライバもしくはプリドライバどちらの役割で使用してもよい。
上記第第1〜第4の実施形態では、昇圧回路51は昇圧電圧を燃料噴射弁5のコイル負荷54に印加しているが、負荷であれば何でもよい。
1…エンジン
2…ピストン
3…吸気弁
4…排気弁
5…燃料噴射弁
6…点火プラグ
7…点火コイル
8…水温センサ
9…ECU(エンジンコントロールユニット)
10…吸気管
11…排気管
12…三元触媒
13…酸素センサ
14…EGR弁
15…コレクタ
16…クランク角センサ
18…EGR通路
19…スロットル弁
20…AFM
21…燃焼室
22…アクセル開度センサ
23…燃料タンク
24…低圧燃料ポンプ
25…高圧燃料ポンプ
26…燃料圧力センサ
27…燃料噴射制御装置
41…バッテリ
42…マイコンの入出力ポート
43…電源IC
44…マイコン
45…A/Dコンバータ
46…マイコン内部の通信部
47…ドライバIC(もしくはプリドライバ)
48…ドライバ駆動部
49…ドライバIC内部の通信部
50…昇圧回路駆動部
51A、51B、51C…昇圧回路
52…ハイサイドドライバ
53…ローサイドドライバ
54…コイル負荷
61…シャント抵抗
62…昇圧コイル
63…昇圧ドライバ
64…昇圧ダイオード
65…ゲート電圧モニタ回路
66…サーミスタ
67…モニタ部
68…サーミスタ電圧モニタ回路
101A、101B、101C…テーブル

Claims (4)

  1. スイッチング素子を有し、前記スイッチング素子がオン/オフされることにより電圧を昇圧する昇圧回路と、
    前記スイッチング素子をオン/オフする昇圧回路駆動部と、を備え、
    前記昇圧回路駆動部は、
    前記スイッチング素子をオフしてからの期間を示すオフ時間が第1の閾値になったときに、前記スイッチング素子をオンし、
    前記スイッチング素子のオン電圧が第2の閾値になったときに、前記スイッチング素子をオフする昇圧装置であって、
    前記スイッチング素子のゲート電圧を測定するゲート電圧モニタ回路と、
    ゲート電圧と第2の閾値を対応付けて記憶する第1のテーブルと、をさらに備え、
    前記昇圧回路駆動部は、
    前記スイッチング素子のオン電圧が、測定されたゲート電圧に対応する前記第2の閾値になったときに、前記スイッチング素子をオフする
    ことを特徴とする昇圧装置。
  2. スイッチング素子を有し、前記スイッチング素子がオン/オフされることにより電圧を昇圧する昇圧回路と、
    前記スイッチング素子をオン/オフする昇圧回路駆動部と、を備え、
    前記昇圧回路駆動部は、
    前記スイッチング素子をオフしてからの期間を示すオフ時間が第1の閾値になったときに、前記スイッチング素子をオンし、
    前記スイッチング素子のオン電圧が第2の閾値になったときに、前記スイッチング素子をオフする昇圧装置であって、
    温度を測定する温度測定部と、
    温度と第2の閾値を対応付けて記憶する第2のテーブルと、をさらに備え、
    前記昇圧回路駆動部は、
    前記スイッチング素子のオン電圧が、測定された温度に対応する前記第2の閾値になったときに、前記スイッチング素子をオフする
    ことを特徴とする昇圧装置。
  3. スイッチング素子を有し、前記スイッチング素子がオン/オフされることにより電圧を昇圧する昇圧回路と、
    前記スイッチング素子をオン/オフする昇圧回路駆動部と、を備え、
    前記昇圧回路駆動部は、
    前記スイッチング素子をオフしてからの期間を示すオフ時間が第1の閾値になったときに、前記スイッチング素子をオンし、
    前記スイッチング素子のオン電圧が第2の閾値になったときに、前記スイッチング素子をオフする昇圧装置であって、
    前記スイッチング素子のゲート電圧を測定するゲート電圧モニタ回路と、
    温度を測定する温度測定部と、
    温度及びゲート電圧の組合せと、第2の閾値とを対応付けて記憶する第3のテーブルと、をさらに備え、
    前記昇圧回路駆動部は、
    前記スイッチング素子のオン電圧が、測定された温度及び測定されたゲート電圧の組合せに対応する前記第2の閾値になったときに、前記スイッチング素子をオフする
    ことを特徴とする昇圧装置。
  4. 前記請求項に記載の昇圧装置であって、
    前記昇圧回路駆動部は、
    前記スイッチング素子に第1の電流値の電流を流したときの前記スイッチング素子のオン電圧を示す第1のオン電圧を測定し、
    前記スイッチング素子に第2の電流値の電流を流したときの前記スイッチング素子のオン電圧を示す第2のオン電圧を測定し、
    前記第1及び第2の電流値と前記第1及び前記第2のオン電圧とに基づいて、前記第2の閾値を計算し、
    測定された温度及び測定された前記ゲート電圧の組合せと、計算された前記第2の閾値とを対応付けて前記第3のテーブルに記憶する
    ことを特徴とする昇圧装置。
JP2013210525A 2013-10-07 2013-10-07 昇圧装置 Active JP6158026B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013210525A JP6158026B2 (ja) 2013-10-07 2013-10-07 昇圧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013210525A JP6158026B2 (ja) 2013-10-07 2013-10-07 昇圧装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015076928A JP2015076928A (ja) 2015-04-20
JP6158026B2 true JP6158026B2 (ja) 2017-07-05

Family

ID=53001407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013210525A Active JP6158026B2 (ja) 2013-10-07 2013-10-07 昇圧装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6158026B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018055779A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 カシオ計算機株式会社 駆動回路
JP7107314B2 (ja) * 2017-07-14 2022-07-27 日本電産株式会社 Dc-dcコンバータ、スイッチ素子による電圧降下を測定する方法、スイッチ素子の故障を検知する方法、3相インバータ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07222448A (ja) * 1994-01-28 1995-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Ac−dcコンバータ
JP2008079448A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 昇圧電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015076928A (ja) 2015-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6309653B2 (ja) 内燃機関の燃料制御装置
JP6181865B2 (ja) 電子制御装置
JP5198496B2 (ja) 内燃機関のエンジンコントロールユニット
US9261038B2 (en) Vehicle engine control system
US9903305B2 (en) Control device for internal combustion engine
US20170226950A1 (en) Fuel injection control device for internal combustion engine
JP2008190388A (ja) 電磁弁駆動装置及び燃料噴射制御装置
JP5719402B2 (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2004347423A (ja) 電気負荷の異常検出装置及び電子制御装置
US11181067B1 (en) Injection control device
US20160363076A1 (en) Internal Combustion Engine Controller
US20090109588A1 (en) Load driver with wire break detection circuit
KR20040095146A (ko) 연료분사제어장치 및 제어방법
JP6158026B2 (ja) 昇圧装置
JP6420204B2 (ja) 内燃機関の燃料制御装置
US9322384B2 (en) Glow plug control drive method and glow plug drive control system
JP5900369B2 (ja) 電磁弁駆動装置
JP2012184686A (ja) エンジンコントロールユニット
JP2010216278A (ja) 燃料噴射弁駆動用昇圧回路
JP5886685B2 (ja) 内燃機関の燃料供給制御装置
JP7363590B2 (ja) 噴射制御装置
US11326545B2 (en) Injection control device
KR100794123B1 (ko) 자동차의 산소 신호 수신 장치
JP2015081592A (ja) 内燃機関制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160309

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6158026

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250