JP7167861B2 - 負荷駆動装置 - Google Patents

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Description

この明細書における開示は、燃料噴射弁等の負荷を駆動する負荷駆動装置に関する。
特許文献1には、負荷に電流を出力するトランジスタと、このトランジスタのゲートに駆動電力を与える駆動回路を備えた負荷駆動装置が開示されている。この負荷駆動装置では、駆動回路が、ゲート電圧のスルーレートと、基準のスルーレートとの比較結果に基づいて、ゲートに与える電流を調整する。
特開2017-5565号公報
上記の負荷駆動装置は、比較結果に追随して電流を調整する機能を、駆動回路に持たせる必要がある。そのため、この負荷駆動装置は、回路構成や制御方法が複雑化するという問題がある。
本開示は、負荷駆動装置において、トランジスタが故障するリスクを簡易的に低減することを目的とする。
本開示の一態様による負荷駆動装置は、負荷(30)に供給される電流を制御するトランジスタ(TR2~TR4)と、トランジスタのゲートに接続される、抵抗値が可変である抵抗部(RV1~RV3)と、抵抗部の抵抗値を制御する制御部(12)と、を備え、制御部は、トランジスタにおけるゲート電圧(Vgs)のスルーレートが、所定の下限値よりも小さければ、抵抗値が小さくなるように抵抗部を制御するものであり、抵抗部の抵抗値を決定するデータを記憶する記憶部(122)を備え、
記憶部は、初期データを記憶する第1領域(1221)と、第2領域(1222)とを有し、
制御部は、抵抗部の抵抗値を変動させる制御を行う場合、抵抗部を変動後の抵抗値にするための変動データを、第2領域に記憶させ、
制御部は、第2領域に変動データが記憶されていない場合、初期データに基づいて抵抗部を制御し、第2領域に変動データが記憶されている場合、変動データに基づいて抵抗部を制御する構成とする。
これによれば、ゲートに接続される抵抗部の抵抗値を変動させるため、トランジスタが故障するリスクを簡易的に低減することができる。
この明細書における開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。この明細書に開示される目的、特徴、および効果は、後続の詳細な説明、および添付の図面を参照することによってより明確になる。
図1は、第1実施形態に係る負荷駆動装置1の概略構成例を示す回路図である。 図2は、負荷駆動装置1の動作例を示すタイミングチャートである。 図3は、第1実施形態に係る負荷駆動装置1が備える抵抗部RV1の構成を示すブロック図である。 図4は、トランジスタTR2の各部における電流及び電圧の変動を示したタイミングチャートである。 図5は、第2実施形態に係る負荷駆動装置が備える抵抗部の構成を示すブロック図である。 図6は、第3実施形態に係る負荷駆動装置が備える抵抗部の構成を示すブロック図である。 図7は、第4実施形態に係る負荷駆動装置が備える抵抗部の構成を示すブロック図である。
図面を参照しながら、複数の実施形態を説明する。複数の実施形態において、機能的におよび/または構造的に対応する部分および/または関連付けられる部分には同一の参照符号、または百以上の位が異なる参照符号が付される場合がある。対応する部分および/または関連付けられる部分については、他の実施形態の説明を参照することができる。
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態に係る負荷駆動装置1は、バッテリ20から供給される電圧を用いて、負荷30を駆動する装置である。以下、負荷駆動装置1が、燃料を燃焼室内に直接噴射する燃料噴射弁を駆動する装置である場合を例に挙げて説明する。具体的に、負荷30は、燃料噴射弁が備えるソレノイドコイルである。燃料噴射弁は、ソレノイドコイルに電力が供給されると、弁体が駆動して開いた状態になり、燃料を噴射する。
負荷駆動装置1は、コイルL1、トランジスタTR1~TR4、ダイオードD1~D4、コンデンサC1,C2、抵抗R1,R2、制御部12を備える。トランジスタTR1~TR4は、例えばnチャネル型の電界効果トランジスタである。また、負荷駆動装置1は、抵抗値が可変である抵抗部RV1~RV3を備える。
コイルL1、トランジスタTR1、ダイオードD1及びコンデンサC1,C2は、昇圧回路11を構成する。コイルL1は、一端にバッテリ20及びコンデンサC1の一端が接続され、他端にトランジスタTR1のドレイン及びダイオードD1のアノードが接続される。コンデンサC1は、他端が接地される。ダイオードD1は、カソードにコンデンサC2の一端が接続される。トランジスタTR1は、ソースに抵抗R1の一端及びコンデンサC2の他端が接続される。抵抗R1は、他端が接地される。
トランジスタTR2は、ドレインにダイオードD1のカソード及びコンデンサC2の一端が接続される。さらに、トランジスタTR2は、ソースにダイオードD2,D3のそれぞれのカソードと負荷30の一端31とが接続される。トランジスタTR2は、ゲートに抵抗部RV1が接続される。ダイオードD2は、アノードが接地される。トランジスタTR3は、ドレインにバッテリ20が接続され、ソースにダイオードD3のアノードが接続される。トランジスタTR3は、ゲートに抵抗部RV2が接続される。
トランジスタTR4は、ドレインに負荷30の他端32及びダイオードD4のアノードが接続され、ソースに抵抗R2の一端が接続される。抵抗R2は、他端が接地される。トランジスタTR4は、ゲートに抵抗部RV3が接続される。ダイオードD4は、カソードにダイオードD1のカソード及びコンデンサC2の一端が接続される。
制御部12は、トランジスタTR1のゲートに電圧を印加する。同様に、制御部12は、抵抗部RV1~RV3を介して、トランジスタTR2~TR4のそれぞれのゲートに電圧を印加する。これにより、制御部12は、トランジスタTR1~TR4のそれぞれについて、オン(導通状態)/オフ(非導通状態)を制御する。また、制御部12は、抵抗R1の一端における電圧と、抵抗R2の一端における電圧とのそれぞれを監視する。
次に、負荷駆動装置1の動作例について、図2を参照して説明する。なお、図2において、TR2~TR4は、制御部12が抵抗部RV1~3を介してトランジスタTR2~TR4のそれぞれのゲートに印加する電圧である。IRは、負荷30を流れる電流である。
図2に示す動作をする前に、昇圧回路11が、バッテリ20から与えられる電圧を昇圧する。具体的に、制御部12は、トランジスタTR1をオンにして、コイルL1、トランジスタTR1及び抵抗R1の経路に電流を流す。制御部12は、抵抗R1の一端における電圧を監視することで、コイルL1を流れる電流の大きさを監視する。そして、制御部12は、コイルL1に十分なエネルギーが蓄積されたタイミングで、トランジスタTR1をオフにする。これにより、コイルL1に逆起電力が生じ、これによってコンデンサC2が充電される。制御部12は、トランジスタTR1のオン及びオフの切替を繰り返し行うことで、バッテリ20よりも大きい電圧をコンデンサC2に充電する。なお、バッテリ20から与えられる電圧は、電源電圧に相当する。また、コンデンサC1は、バッテリ20から与えられる電圧に含まれるノイズを吸収する。
制御部12は、時間T1において、トランジスタTR2~TR4をオンにする。これにより、コンデンサC2に充電された電圧が、負荷30に印加され、燃料噴射弁が開く。また、制御部12は、時間T1以降、例えば時間T2,T3において、トランジスタTR1のオン及びオフの切替制御を行い、コンデンサC2を充電する。なお、トランジスタTR3を、時間T1においてオフにしてもよい。即ち、時間T1において、ハイサイド側のうち、トランジスタTR2のみをオンにしてもよい。
次に、制御部12は、時間T2において、トランジスタTR2をオフにする。このとき、制御部12は、抵抗R2の一端における電圧を監視することで、負荷30を流れる電流の大きさを監視する。制御部12は、負荷30を流れる電流が所定の目標範囲内になるように、トランジスタTR3のオン及びオフの切替制御を行う。これにより、バッテリ20の電圧が負荷30に印加され、燃料噴射弁が備える弁体が開弁位置まで到達する。
次に、制御部12は、時間T3において、負荷30を流れる電流IRが所定の目標範囲内になるように、トランジスタTR3のオン及びオフの切替制御を行う。ただし、時間T3では、負荷30を流れる電流IRの目標範囲が、時間T2よりも小さい。これにより、バッテリ20の電圧が負荷30に印加され、燃料噴射弁が開いた状態が維持される。なお、図2では、負荷30を流れる電流IRの目標範囲が、二段階で低下する場合を例示しているが、一段階であってもよいし、三段階以上であってもよい。
制御部12は、時間T3の終了後、トランジスタTR3,TR4をオフにする。これにより、負荷30を流れる電流IRが低下し、燃料噴射弁が閉じる。このとき、誘導性の負荷30を流れる電流IRが減少することで、負荷30に逆起電力が発生する。この逆起電力による電流は、ダイオードD4を介して、コンデンサC2に還流される。そして、制御部12は、次に燃料噴射弁を開くべきタイミングで、時間T1と同様にトランジスタTR2,TR4をオンにする。さらに、制御部12は、上述した時間T2,T3と同様の動作を行う。
抵抗部RV1~RV3の構成と動作について説明する。なお、以下では、抵抗部RV1の構成及び動作を例に挙げて説明するが、抵抗部RV2,RV3の構成及び動作も同様である。図3に示すように、抵抗部RV1は、抵抗R11~R14、選択部SL10を備える。抵抗R11~R14は、抵抗値が異なる抵抗であり、並列に接続されている。抵抗R11~R14のそれぞれは、一端がトランジスタTR2のゲートに接続され、他端が選択部SL10に接続される。
トランジスタTR2は、ゲート・ドレイン間の寄生容量Cgdと、ゲート・ソース間の寄生容量Cgsを有する。制御部12は、微分処理部121、記憶部122、演算部123、ドライバ124を備える。記憶部122は、第1領域1221と、第2領域1222を有する。なお、以下では、ゲート・ソース間の電圧Vgsを、「ゲート電圧」という。
ドライバ124は、抵抗部RV1を介して、トランジスタTR2のゲートに駆動電力を与える。例えば、ドライバ124は、バッテリ20から供給される電圧を用いて駆動電力を生成する。なお、ドライバ124が、内部にチャージポンプなどの昇圧回路を備えており、この昇圧回路によって駆動電力を生成してもよい。
抵抗部RV1は、トランジスタTR2のゲートに駆動電力が与えられる際に生じる突入電流を、なまらせる効果がある。特に、抵抗部RV1の抵抗値が大きいほど、突入電流をなまらせる効果が大きくなる。即ち、抵抗部RV1の抵抗値が大きいほど、突入電流によってトランジスタTR2やドライバ124が故障するリスクを低減することができる。
一方、抵抗部RV1の抵抗値が大きいほど、トランジスタTR2のゲートに流れる電流が少なくなり、寄生容量Cgd,Cgsの充電に時間を要する。そのため、ゲート電圧Vgsの立ち上がりが遅くなり、トランジスタTR2が完全にオンになるまでの時間が長くなる。即ち、トランジスタTR2の抵抗値が大きい状態で電流が流れるハーフオンの時間が長くなり、発熱量が増大してトランジスタTR2が故障するリスクが高くなる。
ここで、抵抗部RV1が、トランジスタTR2の各部における電圧及び電流に与える影響について説明する。図4において、Idは、トランジスタTR2のドレインからソースに流れるドレイン電流である。Vdsは、トランジスタTR2のドレイン・ソース間電圧である。Vthは、トランジスタTR2の閾値電圧である。T11,T12のそれぞれは、トランジスタTR2のゲートに駆動電力が与えられ始めてから、トランジスタTR2が完全にオンするまでに要するターンオン時間である。また、図4において、実線は抵抗部RV1の抵抗値が小さい場合を示しており、破線は抵抗部RV1の抵抗値が大きい場合を示している。
ドライバ124からトランジスタTR2のゲートに駆動電力が与えられ始めると、寄生容量Cgsが充電され始め、ゲート電圧Vgsが上昇し始める。このとき、抵抗部RV1の抵抗値が大きいほど、ゲート電圧Vgsが立ち上がる傾きが緩やかになる。そして、ゲート電圧Vgsが閾値電圧Vthを超えると、ドレイン電流Idが上昇し始める。このとき、抵抗部RV1の抵抗値が大きいほど、ドレイン電流Idが立ち上がる傾きが緩やかになる。
ドレイン電流Idが所定の大きさに達すると、ドレイン電流Id及びゲート電圧Vgsが一定になり、ドレイン・ソース間電圧Vdsが低下し始める。このとき、寄生容量Cgdが充電される。そして、ドレイン・ソース間電圧Vdsが一定になったところで、トランジスタTR2が線形領域から飽和領域に遷移し、完全にオンになる。そして、抵抗部RV1の抵抗値が大きい場合のターンオン時間T12は、抵抗部RV1の抵抗値が小さい場合のターンオン時間T11よりも長くなる。
図4に示すように、ゲート電圧Vgsの立ち上がる傾きは、抵抗部RV1の抵抗値が大きいほどゆるやかになる。また、ターンオン時間T11,T12は、抵抗部RV1の抵抗値が大きいほど長くなる。したがって、ゲート電圧Vgsのスルーレートが小さいほど、ターンオン時間は長くなり、トランジスタTR2が故障するリスクが高くなる。なお、ゲート電圧Vgsのスルーレートとは、単位時間あたりにおけるゲート電圧Vgsの変動量である。また、以下では、ゲート電圧Vgsのスルーレートを、単に「スルーレート」という。
ただし、抵抗部RV1の抵抗値を小さくして、スルーレートを大きくすると、ターンオン時間は短くなるが、突入電流をなまらせる効果は小さくなる。したがって、スルーレートが大きいほど、突入電流によってトランジスタTR2やドライバ124が故障するリスクが高くなる。
負荷駆動装置1は、上記のようなスルーレートが大きい場合と小さい場合のリスクを考慮して、抵抗部RV1の抵抗値を適切な値に制御する。
図3に示すように、微分処理部121は、ゲート電圧Vgsを微分処理することで、スルーレートを取得する。例えば、微分処理部121は、コンデンサによりゲート電圧Vgsを微分するアナログの微分回路を備える。
演算部123は、微分処理部121から得られるスルーレートに基づいて、抵抗部RV1の抵抗値を制御する。このとき、演算部123は、選択部SL10を制御して、駆動電力の供給先を抵抗R11~R14の中から選択することで、抵抗部RV1の抵抗値を制御する。ただし、演算部123は、負荷30に電流が供給されておらず、燃料噴射弁が閉じている期間中に、選択部SL10を制御して抵抗部RV1の抵抗値を制御する。
具体的に、演算部123は、スルーレートが下限値よりも小さければ、抵抗値が小さくなるように抵抗部RV1を制御する。例えば、このスルーレートの下限値は、トランジスタTR2のターンオン時間が長くなり過ぎて、トランジスタTR2の故障が懸念される大きさである。演算部123は、選択部SL10が選択中である抵抗よりも、さらに抵抗値が小さい抵抗に駆動電力が供給されるように、選択部SL10を制御する。
また、演算部123は、スルーレートが上限値よりも大きければ、抵抗値が大きくなるように抵抗部RV1を制御する。例えば、このスルーレートの上限値は、突入電流によってトランジスタTR2やドライバ124の故障が懸念される大きさである。演算部123は、選択部SL10が選択中である抵抗よりも、さらに抵抗値が大きい抵抗に駆動電力が供給されるように、選択部SL10を制御する。
演算部123は、抵抗部RV1の抵抗値を制御するにあたり、記憶部122に記憶されているデータを参照する。記憶部122に記憶されている初期データ及び変動データのそれぞれは、抵抗R11~R14の中で駆動電力を供給すべき抵抗を示すデータである。換言すると、初期データ及び変動データのそれぞれは、抵抗部RV1の抵抗値を決定するデータである。記憶部122は、第1領域1221に初期データを記憶し、第2領域1222に変動データを記憶する。
トランジスタTR2における寄生容量Cgs,Cgdは、負荷駆動装置1毎にばらつく可能性がある。そのため、抵抗部RV1の抵抗値を、一律で同じ大きさに設定すると、トランジスタTR2のスルーレートも負荷駆動装置1毎にばらつく可能性がある。そこで、例えば負荷駆動装置1の製造時に、トランジスタTR2のスルーレートを上限値以下かつ下限値以上にする抵抗が調べられ、その抵抗を示すデータが初期データとなる。したがって、演算部123が、初期データを参照して選択部SL10を制御することで、寄生容量Cgs,Cgdのばらつきに起因するスルーレートの変動が抑制される。
また、トランジスタTR2における寄生容量Cgs,Cgdは、周囲温度等の動作環境に応じて変動する。そのため、演算部123が、初期データに基づいて選択部SL10を制御しても、スルーレートが上限値より大きくなるか、下限値より小さくなる場合がある。演算部123は、負荷駆動装置1の動作中に、スルーレートが上限値より大きくなるか、下限値より小さくなると、上記の通り抵抗部RV1の抵抗値を変動させる。このとき、演算部123は、抵抗部RV1を変動後の抵抗値にするための変動データを、第2領域1222に記憶させる。したがって、演算部123が、変動データを参照して選択部SL10を制御することで、動作環境による寄生容量Cgs,Cgdの変動に起因するスルーレートの変動が抑制される。
演算部123は、記憶部122の第2領域1222に変動データが記憶されていない場合、初期データに基づいて選択部SL10を制御する。一方、演算部123は、記憶部122の第2領域1222に変動データが記憶されている場合、この変動データに基づいて選択部SL10を制御する。また、演算部123は、変動データに基づいて選択部SL10を制御している際に、スルーレートが上限値より大きくなるか、下限値より小さくなれば、変動データを上書きする。
以上のように、制御部12は、スルーレートが、所定の下限値よりも小さければ、抵抗値が小さくなるように抵抗部RV1を制御する。そのため、トランジスタTR2のターンオン時間が長くなり過ぎることで、トランジスタTR2が故障するリスクを、低減することができる。
また、制御部12は、スルーレートが、所定の上限値よりも大きければ、抵抗値が大きくなるように抵抗部RV1を制御する。そのため、突入電流によってトランジスタTR2やドライバ124が故障するリスクを、低減することができる。
また、負荷30は、燃料を燃焼室内に直接噴射する燃料噴射弁である。図2に示したように、負荷駆動装置1は、昇圧回路11で昇圧した電圧を負荷30に与えるが、このときに電流IRが大きくなる。そのため、このときの電流IRが流れるトランジスタTR2,TR4は、チップサイズが大きく電流容量が大きいトランジスタを選択せざるを得ない。したがって、トランジスタTR2,TR4は、寄生容量Cgs,Cgdのばらつきが大きくなることが不可避であり、故障のリスクを低減させることが特に困難である。しかし、負荷駆動装置1は、トランジスタTR2,TR4のゲートに、抵抗部RV1,RV3を接続している。これにより、低減させることが特に困難なトランジスタTR2、TR4の故障のリスクを、低減することができる。
また、制御部12は、初期データ及び変動データに基づいて、抵抗部RV1の抵抗値を制御する。そのため、寄生容量Cgs,Cgdのばらつきに起因するスルーレートの変動を抑制することができる。また、動作環境による寄生容量Cgs,Cgdの変動によるスルーレートの変動を抑制することができる。
なお、図1では、抵抗部RV1~RV3が、トランジスタTR2~TR4に対して設けられる場合を例示した。しかし、抵抗部は、必ずしもトランジスタTR2~TR4の全てに設けられていなくてもよい。例えば、トランジスタTR2,TR4にのみ、抵抗部RV1,RV3が設けられていてもよい。
また、変動データは、初期データに対する変動分を示すデータであってもよい。例えば、初期データが「抵抗R12」を示すデータであった場合、変動データが「抵抗値を1段階大きくする」を示すデータであってもよい。この場合、演算部123は、初期データと変動データの両方を参照して、抵抗R12の次に抵抗値が大きい抵抗R13が選択されるように、選択部SL10を制御する。
また、変動データは、負荷駆動装置1の動作終了時に消去されてもよいし、そのまま第2領域に記憶され続けてもよい。また、変動データが、負荷駆動装置1の動作終了時に記憶部122の特定の領域に記憶され、次回の負荷駆動装置1の起動時に第2領域1222に読み込まれてもよい。
また、図3では、抵抗部RV1が4つの抵抗を備える場合を例示しているが、抵抗部RV1が備える抵抗の数は、複数であればいくつであってもよい。また、抵抗部RV1において、抵抗R11~R14の他に配線が並列接続されており、選択部SL10がこの配線を選択可能であってもよい。また、抵抗部RV1~RV3のそれぞれが備える抵抗の数は、同じであってもよいし、一部または全部が異なっていてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同じ符号を用いる場合、第1実施形態と同一の構成を示しており、特に説明がない限り先行する説明を参照する。なお、第2実施形態に係る負荷駆動装置は、抵抗部RV20の内部の構成が、第1実施形態とは異なる。
図5は、第1実施形態について説明した図3に相当する。図5に示すように、抵抗部RV20は、直列に接続された抵抗R21~R24を備える。抵抗R21~R24の抵抗値は、全て同じであってもよいし、一部または全部が異なっていてもよい。
抵抗R21は、一端がトランジスタTR2のゲートに接続され、他端が抵抗R22の一端及び選択部SL20に接続される。抵抗R22は、他端が抵抗R23の一端及び選択部SL20に接続される。抵抗R23は、他端が抵抗R24の一端及び選択部SL20に接続される。抵抗R24は、他端が選択部SL20に接続される。
演算部123は、選択部SL20を制御して、駆動電力の供給先を抵抗R21~R24が有する端子の中から選択することで、抵抗部RV20の抵抗値を制御する。ただし、図5に例示する選択部SL20は、抵抗R21の一端を選択することができない構成である。
なお、図5では、抵抗部RV20が4つの抵抗を備える場合を例示しているが、抵抗部RV20が備える抵抗の数は、複数であればいくつであってもよい。また、図5において、選択部SL20が、抵抗R21の一端を選択することができるように構成してもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同じ符号を用いる場合、第1実施形態と同一の構成を示しており、特に説明がない限り先行する説明を参照する。なお、第3実施形態に係る負荷駆動装置は、抵抗部RV30の内部の構成が、第1実施形態とは異なる。
図6は、第1実施形態について説明した図3に相当する。図5に示すように、抵抗部RV30は、直列に接続された抵抗R31~R34で構成される抵抗列を備える。さらに、抵抗部RV30は、直列に接続された抵抗R35~R38で構成される抵抗列を備える。抵抗R31~R34の抵抗値は、全て同じであってもよいし、一部または全部が異なっていてもよい。同様に、抵抗R35~R38の抵抗値は、全て同じであってもよいし、一部または全部が異なっていてもよい。ただし、抵抗R31~R34の抵抗値の組み合わせと、抵抗R35~R38の抵抗値の組み合わせは、異なると好ましい。
抵抗R31は、一端がトランジスタTR2のゲートに接続され、他端が抵抗R32の一端及び選択部SL30に接続される。抵抗R32は、他端が抵抗R33の一端及び選択部SL30に接続される。抵抗R33は、他端が抵抗R34の一端及び選択部SL30に接続される。抵抗R34は、他端が選択部SL30に接続される。
抵抗R38は、一端がトランジスタTR2のゲートに接続され、他端が抵抗R37の一端及び選択部SL30に接続される。抵抗R37は、他端が抵抗R36の一端及び選択部SL30に接続される。抵抗R36は、他端が抵抗R35の一端及び選択部SL30に接続される。抵抗R35は、他端が選択部SL30に接続される。
演算部123は、選択部SL30を制御して、駆動電力の供給先を、いずれか1つの抵抗列を構成する複数の抵抗が有する端子の中から選択する。これにより、抵抗部RV30の抵抗値を制御する。ただし、図6に例示する選択部SL30は、抵抗R31の一端及び抵抗R38の一端を選択することができない構成である。
なお、図6では、抵抗部RV30が2つの抵抗列を備える場合を例示しているが、抵抗部RV30が3つ以上の抵抗列を備えてもよい。また、図6では、抵抗列のそれぞれが4つの抵抗を備える場合を例示しているが、抵抗列のそれぞれが備える抵抗の数は、複数であればいくつであってもよい。また、抵抗列のそれぞれが備える抵抗の数は、全ての抵抗列において同じであってもよいし、一部または全部が異なっていてもよい。また、図6において、選択部SL30が、抵抗R31の一端及び抵抗R38の一端の少なくとも一方を選択することができるように構成してもよい。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。なお、以下の説明において、第1実施形態と同じ符号を用いる場合、第1実施形態と同一の構成を示しており、特に説明がない限り先行する説明を参照する。なお、第4実施形態に係る負荷駆動装置は、抵抗部RV40の内部の構成が、第1実施形態とは異なる。
図7は、第1実施形態について説明した図3に相当する。図7に示すように、抵抗部RV40は、可変抵抗器R40を備える。可変抵抗器R40は、例えばデジタルポテンショメータなどで構成される。
可変抵抗器R40は、一端がトランジスタTR2のゲートに接続され、他端がドライバ124に接続される。演算部123は、可変抵抗器R40に対して抵抗値を指定する信号を出力することで、可変抵抗器R40の抵抗値を制御する。例えば、演算部123は、スルーレートが下限値よりも小さければ、可変抵抗器R40の抵抗値を所定値だけ小さくする。また、演算部123は、スルーレートが上限値よりも大きければ、可変抵抗器R40の抵抗値を所定値だけ大きくする。
(他の実施形態)
この明細書および図面等における開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品および/または要素の組み合わせに限定されない。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品および/または要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品および/または要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示されるいくつかの技術的範囲は、請求の範囲の記載によって示され、さらに請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものと解されるべきである。
例えば、上述した各実施形態では、燃料を燃焼室内に直接噴射する燃料噴射弁を駆動する負荷駆動装置を例示した。しかし、これ以外の負荷を駆動する負荷駆動装置に、上述した各実施形態を適用してもよい。
また、上述した各実施形態では、制御部12が、スルーレートが下限値より小さい場合と上限値より大きい場合の両方で、抵抗部RV1~RV3の抵抗値を制御すると説明した。しかし、制御部12が、スルーレートが下限値より小さい場合に限り、抵抗部RV1~RV3の抵抗値を制御してもよい。また、制御部12が、スルーレートが上限値より大きい場合に限り、抵抗部RV1~RV3の抵抗値を制御してもよい。
また、上述した各実施形態では、微分処理部121が、コンデンサによりゲート電圧Vgsを微分するアナログの微分回路を有する場合を例示した。しかし、微分処理部121が、これ以外の回路や方法でゲート電圧Vgsを微分してもよい。例えば、微分回路が、論理回路によりゲート電圧Vgsを微分するデジタルの微分回路を有していてもよい。この論理回路は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などで構成される。この場合、演算部123に過度な負担をかけることなく、制御部12の回路を小型にすることができる。また、微分回路を有することなく、演算部123が、ゲート電圧Vgsの値を取得して、演算処理によってゲート電圧Vgsを微分してもよい。この場合、演算部123の負担は大きくなるが、制御部12の回路を最も小型にすることができる。
また、上述した各実施形態の制御部12は、1または複数の制御装置によって構成される。この制御装置は、電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)とも呼ばれる場合がある。例えば、制御装置は、メモリと、メモリに格納されたプログラムを実行するプロセッサとを備える。また例えば、制御装置は、プログラムされた多数の論理ユニット(ゲート回路)を含むデジタル回路によって構成された論理回路を備える。
1 負荷駆動装置、12 制御部、13 昇圧回路、14 選択部、30 負荷、TR2~TR4 トランジスタ、RV1~RV3 抵抗部、Vgs ゲート電圧、

Claims (10)

  1. 負荷(30)に供給される電流を制御するトランジスタ(TR2~TR4)と、
    前記トランジスタのゲートに接続される、抵抗値が可変である抵抗部(RV1~RV3)と、
    前記抵抗部の抵抗値を制御する制御部(12)と、を備え、
    前記制御部は、前記トランジスタにおけるゲート電圧(Vgs)のスルーレートが、所定の下限値よりも小さければ、抵抗値が小さくなるように前記抵抗部を制御するものであり、前記抵抗部の抵抗値を決定するデータを記憶する記憶部(122)を備え、
    前記記憶部は、初期データを記憶する第1領域(1221)と、第2領域(1222)とを有し、
    前記制御部は、前記抵抗部の抵抗値を変動させる制御を行う場合、前記抵抗部を変動後の抵抗値にするための変動データを、前記第2領域に記憶させ、
    前記制御部は、前記第2領域に前記変動データが記憶されていない場合、前記初期データに基づいて前記抵抗部を制御し、前記第2領域に前記変動データが記憶されている場合、前記変動データに基づいて前記抵抗部を制御する、負荷駆動装置。
  2. 前記制御部は、前記スルーレートが、所定の上限値よりも大きければ、抵抗値が大きくなるように前記抵抗部を制御する、請求項1に記載の負荷駆動装置。
  3. バッテリ(20)から供給される電源電圧を昇圧する昇圧回路(11)を、さらに備え、
    前記負荷は、燃料を燃焼室内に直接噴射する燃料噴射弁であり、
    前記トランジスタが、前記昇圧回路によって昇圧された電圧を前記燃料噴射弁に供給する、請求項1または2に記載の負荷駆動装置。
  4. 前記抵抗部は、並列に接続された、抵抗値が異なる複数の抵抗(R11~R14)と、前記トランジスタを駆動する駆動電力の供給先を選択する選択部(SL10)と、を備え、
    前記選択部が、前記駆動電力の供給先を、前記複数の抵抗の中から選択することで、前記抵抗部の抵抗値が制御される、請求項1~のいずれか1項に記載の負荷駆動装置。
  5. 前記抵抗部は、直列に接続された複数の抵抗(R21~R24)と、前記トランジスタを駆動する駆動電力の供給先を選択する選択部(SL20)と、を備え、
    前記選択部が、前記駆動電力の供給先を、前記複数の抵抗が有する端子の中から選択することで、前記抵抗部の抵抗値が制御される、請求項1~のいずれか1項に記載の負荷駆動装置。
  6. 前記抵抗部は、直列に接続された複数の抵抗(R31~R34,R35~R38)で構成される複数の抵抗列と、前記トランジスタを駆動する駆動電力の供給先を選択する選択部(SL30)と、を備え、
    前記選択部が、前記駆動電力の供給先を、前記複数の抵抗が有する端子の中から選択することで、前記抵抗部の抵抗値が制御される、請求項1~のいずれか1項に記載の負荷駆動装置。
  7. 前記抵抗部は、可変抵抗器(R40)で構成される、請求項1~のいずれか1項に記載の負荷駆動装置。
  8. 前記制御部は、コンデンサにより前記トランジスタのゲート電圧を微分する微分回路を備え、
    前記制御部は、前記微分回路の出力に基づいて、前記スルーレートの大きさを監視する、請求項1~のいずれか1項に記載の負荷駆動装置。
  9. 前記制御部は、論理回路により前記トランジスタのゲート電圧を微分する微分回路を備え、
    前記制御部は、前記微分回路の出力に基づいて、前記スルーレートの大きさを監視する、請求項1~のいずれか1項に記載の負荷駆動装置。
  10. 前記制御部は、演算処理を行う演算部を備え、
    前記制御部は、前記演算部による前記トランジスタのゲート電圧を微分処理した結果に基づいて、前記スルーレートの大きさを監視する、請求項1~のいずれか1項に記載の負荷駆動装置。
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