JP2017005565A - ハイサイドドライバ回路及び半導体装置 - Google Patents

ハイサイドドライバ回路及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ハイサイドドライバ回路に接続される負荷、或いは、ハイサイドドライバ回路の出力トランジスタのゲートに存在する寄生素子による影響を抑えながら、出力トランジスタの出力電圧のスルーレートを制御する。【解決手段】ハイサイドドライバ回路100において、出力トランジスタNMOS1は、Nチャネル型MOSトランジスタである。出力トランジスタNMOS1は、外部の電源から入力される電流を外部の負荷201に出力することで負荷201を駆動する。駆動回路101は、出力トランジスタNMOS1を駆動するための電流である駆動電流を出力トランジスタNMOS1のゲートに出力する。電流調整部110は、出力トランジスタNMOS1のゲートの電圧であるゲート電圧のスルーレートを基準のスルーレートと比較する。電流調整部110は、比較結果に基づいて、駆動回路101に駆動電流を調整させる。【選択図】図2

Description

本発明は、ハイサイドドライバ回路及び半導体装置に関するものである。
モータドライバ、電源回路等では、MOS(Metal−Oxide−Semiconductor)トランジスタ、具体的にはパワーMOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor・Field−Effect・Transistor)を出力トランジスタとするドライバ回路が使われている。ドライバ回路には、電流を引き込む出力トランジスタを備えたローサイドドライバ回路と、電流を吐き出す出力トランジスタを備えたハイサイドドライバ回路とがある。一般に、ローサイドドライバ回路では、出力トランジスタにNチャネル型MOSトランジスタが使用される。ハイサイドドライバ回路では、出力トランジスタにPチャネル型MOSトランジスタが使用される場合と、Nチャネル型MOSトランジスタが使用される場合とがある。Nチャネル型MOSトランジスタをハイサイドドライバ回路の出力トランジスタに使用する場合、出力トランジスタを駆動するための回路に昇圧回路が必要となる。そのため、Pチャネル型MOSトランジスタを使用した場合と比べて出力トランジスタを駆動するための回路が複雑になる。一方で、Nチャネル型MOSトランジスタは、Pチャネル型MOSトランジスタと比べて電流能力が高いため、Nチャネル型MOSトランジスタを使用した方が出力トランジスタの素子面積を小さくすることができるという利点がある。
図5に、出力トランジスタNMOS1にNチャネル型MOSトランジスタを使用したハイサイドドライバ回路900を示す。出力トランジスタNMOS1が電源端子T1と出力端子T2との間に接続され、出力トランジスタNMOS1のゲートに駆動回路901が接続される。駆動回路901は、出力トランジスタNMOS1のオンオフを制御するオンオフ制御回路903のオンオフ信号を受け取り、オンオフ信号の電圧レベルを昇圧回路902で生成される電圧レベルに変換し、出力トランジスタNMOS1を駆動する。出力トランジスタNMOS1のゲートと出力端子T2との間に接続されているダイオードD1は、出力トランジスタNMOS1のゲートを過電圧から保護するための回路を形成する。出力トランジスタNMOS1のゲートと出力端子T2との間に、ダイオードD1に対して並列に接続されている抵抗R1は、出力トランジスタNMOS1をオフにするための回路を形成する。
図5に示すようなハイサイドドライバ回路900では、出力トランジスタNMOS1のゲートに存在する寄生素子による寄生電流により、出力電圧のスルーレートにばらつきが生じるという課題がある。また、寄生電流が出力トランジスタNMOS1を駆動するための駆動電流より大きい場合、出力トランジスタNMOS1のオンオフができなくなるという課題がある。
図6に、寄生素子による寄生電流が発生する例を示す。この例では、出力端子T2に負荷としてインダクタL1が接続されており、出力端子T2とグランドとの間に還流ダイオードD2が接続されている。出力トランジスタNMOS1がオンからオフに切り替わると、出力トランジスタNMOS1を介してインダクタL1に流れていた電流が還流ダイオードD2に流れる。このとき、出力端子T2の電圧は、還流ダイオードD2の順方向電圧分だけ基準電位より低下する。この状態において、寄生トランジスタNPN1により、出力トランジスタNMOS1のゲートから出力端子T2に寄生電流が流れる。図7に示すように、寄生トランジスタNPN1は、ダイオードD1のアノード側のP領域をP−subと分離するためのN領域をコレクタ、基準電位に接続されるP−Subをベース、還流ダイオードD2のカソード側をエミッタとしたNPN型トランジスタである。出力トランジスタNMOS1がオフからオンに切り替わるとき、寄生電流により出力トランジスタNMOS1をオンにするための駆動電流が減少し、出力トランジスタNMOS1のオフからオンへの切り替わりに遅延が生じるという問題が発生する。また、寄生電流が駆動電流より大きくなると、出力トランジスタNMOS1をオンにすることができなくなるという問題が発生する。
通常、寄生素子の特性は、製造工程で管理されていない。そのため、寄生電流は、製造条件、及び、温度等の環境変化により大きくばらつき、上記問題の発生を設計段階で抑え込むことは困難である。よって、想定される寄生電流よりも十分大きな電流値となるように駆動電流を設計する必要があるが、駆動電流が大きくなると、出力トランジスタNMOS1のオンオフ速度が速くなり、電磁放射が悪化するという問題が発生する。そのため、ハイサイドドライバ回路900が使用されるアプリケーションの要求に合った適切なスルーレートで出力電圧を制御する必要がある。
出力電圧のスルーレートを制御する手法として、出力電圧を監視し、フィードバックして制御を行う手法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−323973号公報
出力電圧を監視し、フィードバックする手法では、出力端子に接続される負荷の影響を考慮してIC(Integrated・Circuit)内部の回路を設計する必要がある。そのため、異なる種類の負荷が接続される場合、又は、負荷となる抵抗或いはインダクタの定数が定まっていないか、想定される定数の範囲が広い場合、IC内部の回路の設計が複雑になるという課題がある。また、負荷としてインダクタが接続される場合、出力端子の電圧が基準電位より低下することがある。そのため、出力電圧をフィードバックしてスルーレートを制御する回路を構成しようとすると、IC内部の回路に負電位が印加されることとなり、素子耐圧の問題、或いは、出力電圧を受ける演算増幅器の入力電圧超過の問題が発生する可能性がある。
本発明は、ハイサイドドライバ回路に接続される負荷、或いは、ハイサイドドライバ回路の出力トランジスタのゲートに存在する寄生素子による影響を抑えながら、出力トランジスタの出力電圧のスルーレートを制御することを目的とする。
本発明の一の態様に係るハイサイドドライバ回路は、
Nチャネル型MOSトランジスタであり、外部の電源から入力される電流を外部の負荷に出力することで前記負荷を駆動する出力トランジスタと、
前記出力トランジスタを駆動するための電流である駆動電流を前記出力トランジスタのゲートに出力する駆動回路と、
前記出力トランジスタのゲートの電圧であるゲート電圧のスルーレートを基準のスルーレートと比較し、比較結果に基づいて、前記駆動回路に前記駆動電流を調整させる電流調整部とを備える。
本発明では、出力トランジスタのゲート電圧のスルーレートを基準のスルーレートと比較した結果に基づいて、出力トランジスタの駆動電流が調整される。このため、本発明によれば、ハイサイドドライバ回路に接続される負荷、或いは、出力トランジスタのゲートに存在する寄生素子による影響を抑えながら、出力トランジスタの出力電圧のスルーレートを制御することが可能となる。
実施の形態1に係る半導体装置の構成を示すブロック図。 実施の形態1に係るハイサイドドライバ回路の構成を示すブロック図。 実施の形態1に係るハイサイドドライバ回路の電流調整部の構成例を示すブロック図。 実施の形態1の変形例に係るハイサイドドライバ回路の電流調整部の他の構成例を示すブロック図。 従来のハイサイドドライバ回路の構成を示すブロック図。 従来のハイサイドドライバ回路における寄生素子と電流経路とを示すブロック図。 従来のハイサイドドライバ回路で寄生素子が形成される箇所の断面構造を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一又は相当する部分については、その説明を適宜省略又は簡略化する。
実施の形態1.
本実施の形態に係る装置の構成、本実施の形態に係る装置の動作、本実施の形態の効果を順番に説明する。
***構成の説明***
図1を参照して、本実施の形態に係る装置である半導体装置200の構成を説明する。
半導体装置200は、ハイサイドドライバ回路100と、負荷201とを備える。
ハイサイドドライバ回路100については後述する。
負荷201は、ハイサイドドライバ回路100により駆動される。負荷201は、図6に示したインダクタL1と同様の素子、又は、任意のデバイス、コンポーネント若しくはシステムである。
図2を参照して、ハイサイドドライバ回路100の構成を説明する。
ハイサイドドライバ回路100は、出力トランジスタNMOS1と、ダイオードD1と、抵抗R1と、オンオフ制御回路103と、昇圧回路102と、駆動回路101と、電流調整部110とを備える。
出力トランジスタNMOS1は、Nチャネル型MOSトランジスタである。出力トランジスタNMOS1は、外部の電源から入力される電流を外部の負荷201に出力することで負荷201を駆動する。
出力トランジスタNMOS1は、ドレイン、ソース、ゲートの3つの電極を有する。ドレインは、電源を接続するための電源端子T1に電気的に接続される。ソースは、負荷201を接続するための出力端子T2に電気的に接続される。ゲートは、駆動回路101に電気的に接続される。
ダイオードD1は、出力トランジスタNMOS1のゲートと出力端子T2との間に接続される。ダイオードD1は、出力トランジスタNMOS1のゲートを過電圧から保護するための回路を形成する。
抵抗R1は、出力トランジスタNMOS1のゲートと出力端子T2との間に、ダイオードD1に対して並列に接続される。抵抗R1は、出力トランジスタNMOS1をオフにするための回路を形成する。
オンオフ制御回路103は、出力トランジスタNMOS1のオンオフを制御するためのオンオフ信号を駆動回路101に出力する。
昇圧回路102は、駆動回路101と電源端子T1との間に接続される。昇圧回路102は、出力トランジスタNMOS1を駆動するために必要な電圧レベルを生成する。
駆動回路101は、オンオフ制御回路103のオンオフ信号を受け取り、オンオフ信号の電圧レベルを昇圧回路102で生成される電圧レベルに変換する。これにより、駆動回路101は、出力トランジスタNMOS1を駆動するための電流である駆動電流を出力トランジスタNMOS1のゲートに出力する。
電流調整部110は、出力トランジスタNMOS1のゲートの電圧であるゲート電圧のスルーレートを基準のスルーレートと比較する。電流調整部110は、比較結果に基づいて、駆動回路101に駆動電流を調整させる。
本実施の形態において、電流調整部110は、電圧監視回路111と、基準スルーレート生成回路112と、比較回路113とを有する。
電圧監視回路111は、出力トランジスタNMOS1のゲート電圧を監視し、ゲート電圧のスルーレートを示す信号151を出力する。
基準スルーレート生成回路112は、基準のスルーレートを示す信号152を生成して出力する。ここで、基準のスルーレートとは、出力トランジスタNMOS1のゲート電圧のスルーレートのリファレンスとなる値である。
比較回路113は、電圧監視回路111から出力される信号151と、基準スルーレート生成回路112から出力される信号152との間の誤差を示す信号153を駆動回路101に出力する。
駆動回路101は、出力トランジスタNMOS1の駆動電流を、比較回路113から出力される信号153によって示される誤差を小さくする電流に調整する。駆動回路101は、望ましくは、比較回路113から出力される信号153によって示される誤差がなくなるように、出力トランジスタNMOS1のゲートに出力する駆動電流を調整する。
***動作の説明***
引き続き図2を参照して、ハイサイドドライバ回路100の動作を説明する。ハイサイドドライバ回路100の動作は、本実施の形態に係るスルーレート制御方法に相当する。
Nチャネル型MOSトランジスタである出力トランジスタNMOS1を備えたハイサイドドライバ回路100において、電圧監視回路111は、出力トランジスタNMOS1のゲート電圧を監視する。基準スルーレート生成回路112は、リファレンスとなるスルーレートを決めるための電圧を生成する。比較回路113は、電圧監視回路111と基準スルーレート生成回路112との出力を入力とし、両入力の誤差を出力する。駆動回路101は、比較回路113の出力に従って誤差がなくなるように駆動電流を調整する。これにより、出力トランジスタNMOS1のゲート電圧のスルーレートが制御される。Nチャネル型MOSトランジスタの特性として、出力トランジスタNMOS1のソースの電圧であるソース電圧は、出力トランジスタNMOS1のゲート電圧に一定の電位差を持って追従する。そのため、出力トランジスタNMOS1のゲート電圧のスルーレートを制御することで、出力トランジスタNMOS1のソース電圧、即ちハイサイドドライバ回路100の出力電圧のスルーレートを制御することが可能となる。
***効果の説明***
本実施の形態では、出力トランジスタNMOS1のゲート電圧のスルーレートを基準のスルーレートと比較した結果に基づいて、出力トランジスタNMOS1の駆動電流が調整される。このため、本実施の形態によれば、ハイサイドドライバ回路100に接続される負荷201、或いは、出力トランジスタNMOS1のゲートに存在する寄生素子による影響を抑えながら、出力トランジスタNMOS1の出力電圧のスルーレートを制御することが可能となる。
本実施の形態では、出力トランジスタNMOS1のゲート電圧を監視してフィードバックし、基準となるスルーレートと比較し、誤差がなくなるように駆動回路101の吐き出し電流及び引き込み電流を調整することで、ゲート電圧のスルーレートを制御し、それにより出力電圧のスルーレートを制御することが可能となる。その結果、出力端子T2に接続される負荷201、或いは、出力トランジスタNMOS1のゲートに存在する寄生素子による寄生電流等、出力トランジスタNMOS1の駆動を阻害する要因に関わらず、出力電圧のスルーレートを制御することが可能となる。出力電圧のスルーレートを適切に制御することで電磁放射低減効果も得られる。
本実施の形態では、駆動電流を寄生電流に対して過大な電流値とする必要がないため、出力トランジスタNMOS1のオンオフ速度を抑えることができ、電磁放射の悪化を防ぐことができる。また、出力電圧のスルーレートを制御するために出力電圧を監視してフィードバックする必要がないため、出力端子T2に接続される負荷201により回路設計が複雑になるという課題も生じない。
以下では、図3を参照して、図2に示した電流調整部110の構成例を説明する。
図3の例において、電圧監視回路111は、分圧回路からなる。この分圧回路は、抵抗R2と、抵抗R2に直列に接続された抵抗R3とで構成されている。電圧監視回路111は、出力トランジスタNMOS1のゲート電圧を分圧して比較回路113にフィードバックする。
基準スルーレート生成回路112は、定電流源V1,V2とキャパシタC1とスイッチS1,S2とからなる。定電流源V1,V2は、互いに直列に接続されている。キャパシタC1は、定電流源V1に対して直列に、定電流源V2に対して並列に接続されている。スイッチS1は、定電流源V1と、定電流源V1とキャパシタC1との接続点との間に接続されている。スイッチS2は、定電流源V1とキャパシタC1との接続点と、定電流源V2との間に接続されている。基準スルーレート生成回路112は、定電流源V1,V2を使ってキャパシタC1への充放電を行うことにより、基準のスルーレートを決める電圧である基準スルーレート電圧を生成する。
比較回路113は、演算増幅器OPA1からなる。演算増幅器OPA1は、電圧監視回路111からフィードバックされた電圧の波形を、基準スルーレート生成回路112で生成された基準スルーレート電圧の波形と比較し、両波形の誤差がなくなるように駆動回路101から出力される電流量を調整する。
このように、図3の例では、演算増幅器OPA1によって、電圧監視回路111でゲート電圧を分圧した電圧と、基準スルーレート生成回路112で生成した電圧との間の誤差がなくなるように、駆動回路101からの駆動電流が制御される。これにより、ゲート電圧のスルーレートが一定になるように制御される。その結果、ゲート電圧に追従する出力電圧のスルーレートが一定になる。
***他の構成***
図4を参照して、図2に示した電流調整部110の他の構成例を説明する。
図4の例において、電圧監視回路111は、微分回路121からなる。微分回路121の構成としては、任意の構成を採用することができるが、この例では、図示していない抵抗とキャパシタとで構成されているものとする。電圧監視回路111は、出力トランジスタNMOS1のゲート電圧の時間変化を比較回路113にフィードバックする。
基準スルーレート生成回路112は、定電流源V3と抵抗R4とからなる。基準スルーレート生成回路112は、定電流源V3と抵抗R4とを使って基準のスルーレートの時間変化に相当する一定電圧を出力する。
比較回路113は、図3の例と同じように、演算増幅器OPA1からなる。演算増幅器OPA1は、電圧監視回路111からフィードバックされた電圧を、基準スルーレート生成回路112から出力された電圧と比較し、両電圧の誤差がなくなるように駆動回路101から出力される電流量を調整する。
このように、図4の例では、演算増幅器OPA1によって、電圧監視回路111でゲート電圧を時間微分した電圧と、基準スルーレート生成回路112で生成した電圧との間の誤差がなくなるように、駆動回路101からの駆動電流が制御される。これにより、ゲート電圧のスルーレートが一定になるように制御される。その結果、ゲート電圧に追従する出力電圧のスルーレートが一定になる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この実施の形態を部分的に実施しても構わない。例えば、この実施の形態の説明において「回路」として説明するもののうち、いずれか1つのみを採用してもよいし、いくつかの任意の組み合わせを採用してもよい。なお、本発明は、この実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
100 ハイサイドドライバ回路、101 駆動回路、102 昇圧回路、103 オンオフ制御回路、110 電流調整部、111 電圧監視回路、112 基準スルーレート生成回路、113 比較回路、121 微分回路、151 信号、152 信号、153 信号、200 半導体装置、201 負荷、900 ハイサイドドライバ回路、901 駆動回路、902 昇圧回路、903 オンオフ制御回路、D1 ダイオード、D2 還流ダイオード、L1 インダクタ、NMOS1 出力トランジスタ、NPN1 寄生トランジスタ、OPA1 演算増幅器、R1 抵抗、R2 抵抗、R3 抵抗、R4 抵抗、S1 スイッチ、S2 スイッチ、T1 電源端子、T2 出力端子、T3 基準端子、V1 定電流源、V2 定電流源、V3 定電流源。

Claims (8)

  1. Nチャネル型MOSトランジスタであり、外部の電源から入力される電流を外部の負荷に出力することで前記負荷を駆動する出力トランジスタと、
    前記出力トランジスタを駆動するための電流である駆動電流を前記出力トランジスタのゲートに出力する駆動回路と、
    前記出力トランジスタのゲートの電圧であるゲート電圧のスルーレートを基準のスルーレートと比較し、比較結果に基づいて、前記駆動回路に前記駆動電流を調整させる電流調整部と
    を備えるハイサイドドライバ回路。
  2. 前記電流調整部は、
    前記ゲート電圧を監視し、前記ゲート電圧のスルーレートを示す信号を出力する電圧監視回路と、
    前記基準のスルーレートを示す信号を生成して出力する基準スルーレート生成回路と、
    前記電圧監視回路から出力される信号と、前記基準スルーレート生成回路から出力される信号との間の誤差を示す信号を前記駆動回路に出力する比較回路と
    を有し、
    前記駆動回路は、前記駆動電流を、前記比較回路から出力される信号によって示される誤差を小さくする電流に調整する請求項1に記載のハイサイドドライバ回路。
  3. 前記電圧監視回路は、分圧回路からなる請求項2に記載のハイサイドドライバ回路。
  4. 前記基準スルーレート生成回路は、定電流源とキャパシタとスイッチとからなる請求項2又は3に記載のハイサイドドライバ回路。
  5. 前記電圧監視回路は、微分回路からなる請求項2に記載のハイサイドドライバ回路。
  6. 前記基準スルーレート生成回路は、定電流源と抵抗とからなる請求項4又は5に記載のハイサイドドライバ回路。
  7. 前記比較回路は、演算増幅器からなる請求項2から6のいずれか1項に記載のハイサイドドライバ回路。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載のハイサイドドライバ回路と、
    前記出力トランジスタにより駆動される負荷と
    を備える半導体装置。
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