JP2013248196A - ミシン及び油タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】布くず及び埃が侵入しにくく且つ油が酸化により劣化しにくい油タンク及び油タンクを備えたミシンを提供する。
【解決手段】ミシン2は、ベッド部21の下側に、油タンク10を備える。油タンク10は、ミシン2の駆動部に供給する潤滑油が落下する場合に、潤滑油を受け且つ貯留する。油タンク10は、油受け台11と、接続部材13と、貯留部14とを備える。油受け台11及び貯留部14は、ベッド部21の下側にネジにて固定する。接続部材13は、油受け台11と貯留部14とを接続する。ミシン2が、起立位置、傾倒位置のいずれの位置にある場合でも、油タンク10は、ベッド部21の下側に位置する。故に、油受け台11にある潤滑油には、布くず及び埃が侵入しにくい。また、油タンク10の内部にある潤滑油は大気との接触が制限される。この結果、潤滑油を酸化による劣化から防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、油を貯留する油タンク、及び油タンクを備えたミシンに関する。
従来、油タンクを備えたミシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示のミシンは、アーム部とベッド部からなるミシンフレームと、ミシンに給油する給油ポンプと、給油口を有する油タンクと、ベッド部の下側を覆うアンダーカバーとを備える。該ミシンは、給油ポンプと油タンクとを給油パイプで接続する。アンダーカバーはミシンテーブルに固定される。油タンクはアンダーカバーの下側に着脱可能に設ける。ミシンはミシンテーブルに対して回転中心の周りを回転し、起立位置及び起立位置から傾倒した傾倒位置に切替可能である。ミシンが起立位置から傾倒位置へと切替わる場合、アンダーカバーはミシンテーブルに固定してあるので切替わらない。
特開2002−136788号公報
上記ミシンが傾倒位置にある場合、油タンクの給油口を覆うものはなく、給油口は開口状態となる。油タンク内部の油面は給油口を介して大気に晒される。故に、ミシンが傾倒位置にある場合、布くず及び埃が給油口から油タンク内部へと侵入するおそれがあると共に油タンク内部の油が酸化により劣化するおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、布くず及び埃が侵入しにくく且つ油が酸化により劣化しにくい油タンク、及び油タンクを備えたミシンを提供することを目的とする。
本発明の第一の態様に係るミシンは、ベッド部と、前記ベッド部から立設された脚柱部と、前記ベッド部に対向し、前記脚柱部から延びるアーム部とを備え、前記脚柱部が水平面に対して垂直になる起立位置と、前記起立位置から前記脚柱部が傾倒した傾倒位置との間で、前記ベッド部の一端部側に前記アーム部と平行に設けられた水平軸を中心に回動可能なミシンであって、潤滑油を収容可能な油タンクを備え、前記油タンクは、前記ベッド部に対し前記脚柱部と反対側且つ前記脚柱部と対向するよう前記ベッド部に固定され、前記脚柱部の内部で落下する潤滑油を受ける油受け台と、前記ベッド部に対し前記脚柱部と反対側の前記ベッド部に固定され、前記油受け台が受けた前記潤滑油を貯留する貯留部と、前記油受け台と前記貯留部とを接続し且つ内部を前記潤滑油が流れる接続部材とを備え、前記油受け台は、前記脚柱部の内部で落下する潤滑油が通る第一開口部を形成する外周壁と、前記第一開口部と対向し且つ周縁から前記外周壁が立設する底壁と、前記底壁に設けられ且つ前記接続部材の一端部が接続し前記潤滑油を排出する排出部とを備え、前記貯留部は、前記接続部材の前記一端部側とは異なる他端部側が接続される流入部を介して流入する前記潤滑油を貯留することを特徴とする。
ミシンが起立位置から傾倒位置へと回動する場合、油受け台、接続部材及び貯留部は、ベッド部と共に水平軸を中心に回動する。ミシンが起立位置または傾倒位置のいずれに位置する場合であっても、ベッド部は第一開口部を覆う。故に、ミシンは油受け台の内部に布くず及び埃が侵入しにくい。油受け台、接続部材及び油タンクの内部にある潤滑油は大気との接触が制限される。故に、ミシンは潤滑油を酸化による劣化から防ぐことができる。
前記排出部は、前記ミシンが少なくとも前記傾倒位置にある場合に、前記流入部よりも高い位置にあってもよい。ミシンが少なくとも傾倒位置にある場合に排出部が流入部よりも高い位置にあることで、底壁が受けた潤滑油は自重により排出部及び接続部材の内部を経由して流入部へと流れ易くなる。故に、ミシンは底壁に落下する潤滑油を油タンクの貯留部に貯留し易くすることができる。
前記排出部は、前記底壁の前記周縁から離間した位置に設けてあり、前記底壁は、前記ミシンが前記起立位置にある場合に前記周縁から前記排出部に向かって下方に傾斜する傾斜部を備えてもよい。この場合、ミシンが起立位置にある場合に底壁は周縁から排出部に向かって下方に傾斜するので、底壁に落下する潤滑油を、容易に排出部に導くことができる。
前記底壁に設けられ、前記排出部へ向かう前記潤滑油をろ過するフィルタを備えてもよい。底壁に落下する潤滑油に布くず等が混入していた場合であっても、潤滑油が排出部を通過する際に、フィルタが布くず等を取り除き、ろ過する。故に、ミシンは接続部材内部で潤滑油が詰まることを確実に防止することができる。
前記油受け台の下端部と、前記貯留部の下端部とは、前記ミシンが前記起立位置にある場合に、同じ高さにあってもよい。この場合、油受け台の下端部、油タンクの下端部が同じ高さであることで、油タンク全体の高さを抑制することができる。故に、ミシンはベッド部下側のスペースを広くとることができる。
前記排出部の開口部である第二開口部は、前記流入部よりも前記水平軸から離間し、且つ前記ミシンが前記傾倒位置にある場合に前記流入部より上方に位置してもよい。ミシンが傾倒位置にある場合、第二開口部は流入部より上方に位置するので、油受け台の底壁が受けた潤滑油を、排出部から排出し易くすることができる。
前記第二開口部は、前記ミシンが前記傾倒位置にある場合に前記水平面より下側方向を向いてもよい。ミシンが傾倒位置にある場合、第二開口部は下側を向く。故に、ミシンが傾倒位置にある場合に、油受け台の底壁が受けた潤滑油が排出部から逆流するのを防ぐことができる。
本発明の第二の態様に係る油タンクは、ベッド部に脚柱部が立設するミシンに取り付け可能であり潤滑油を収容可能な油タンクであって、前記ベッド部に対し前記脚柱部と反対側且つ前記脚柱部と対向するよう前記ベッド部に固定され、前記脚柱部の内部で落下する潤滑油を受ける油受け台と、前記ベッド部に対し前記脚柱部と反対側の前記ベッド部に固定され、前記油受け台が受けた前記潤滑油を貯留する貯留部と、前記油受け台と前記貯留部とを接続し且つ内部を前記潤滑油が流れる接続部材とを備え、前記油受け台は、前記脚柱部の内部で落下する潤滑油が通る第一開口部を形成する外周壁と、前記第一開口部と対向し且つ周縁から前記外周壁が立設する底壁と、前記底壁に設けられ且つ前記接続部材の一端部が接続し前記潤滑油を排出する排出部とを備え、前記貯留部は、前記接続部材の前記一端部側とは異なる他端部側が接続される流入部を介して流入する前記潤滑油を貯留することを特徴とする。
ベッド部が起立位置と傾倒位置との間を回動可能である場合、油タンクは、ベッド部と共に水平軸を中心に回動する。ベッド部は常に第一開口部を覆う。故に、油タンクは油受け台内部に布くず及び埃が侵入しにくい。油タンクの内部にある潤滑油は大気との接触が制限される。故に、油タンクは潤滑油を酸化による劣化から防ぐことができる。
ミシン2の正面図である。 ミシン2の外観及びベッド部21の内部を左斜め下方からみた斜視図である。 ミシン2の縦断面図である。 ミシン2内部の駆動機構を右斜め上方からみた斜視図である。 油受け台11及び貯留部14を右斜め上方からみた斜視図である。 油タンク10の平面図である。 図6の油受け台11の、A−A線における矢視方向断面図である。 ミシン2が起立位置である場合の、図6のA−A線における矢視方向断面図である。 ミシン2が傾倒位置にある場合の、図6のA−A線における矢視方向断面図である。 油受け台11に潤滑油150が落下した場合の、図6のA−A線における矢視方向断面図である。 油受け台11に潤滑油150が落下した場合の、図6のB−B線における矢視方向断面図である。 傾倒位置にあるミシン2の油受け台11に潤滑油150が落下した場合の、図6のA−A線における矢視方向断面図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。以下の説明では、図1の表面側、背面側、上側、下側、右側、及び左側を、夫々ミシン2の前側、後側、上側、下側、右側、及び左側とする。
図1〜図4を参照して、ミシン2について説明する。図1に示すように、ミシン2はミシンテーブル15に配置する。ミシンテーブル15は略中央に矩形穴151を備える。ミシン2は矩形穴151の内側に設けてある。なお、図1ではミシン2の正面側にあるミシンテーブル15の図示を省略する。
ミシン2は、ベッド部21と、脚柱部22と、アーム部23とを備える。脚柱部22は、ベッド部21の右側から上方に立設する。脚柱部22は水平面に対して垂直である。アーム部23は脚柱部22の上部から左方に延びる。アーム部23はベッド部21と対向する。図2に示すように、ベッド部21は、油タンク10、下回転軸36、軸受部50(図4参照)、及び全回転釜46等を内部に備える。ベッド部21の内部の詳細は後述する。
図3に示すように、アーム部23の左端部は、押え棒44、バネ45、押え足48、糸調子駆動機構63、押え足駆動機構64、摘み部49等を備える。押え棒44はアーム部23内にて上下方向に延びる。押え棒44の下端は、アーム部23の下端から下方に突出する。押え棒44は下端に押え足48を備える。押え棒44は上端にバネ45が接続する。バネ45はアーム部23内にて上下方向に延びる。アーム部23の上端に設けた摘み部49はバネ45の上端を固定する。バネ45は押え棒44を下方に付勢する。押え足駆動機構64は押え棒44を駆動して押え足48を上下動する。糸調子駆動機構63は糸調子器(図示略)を駆動して、上糸の張力を調節する。
押え足駆動機構64はクランク部材91、押え上げレバー94を備える。クランク部材91は、曲折した板材であり、曲折部分を中心に揺動可能である。クランク部材91は、左右方向に延びる部分の左端が押え棒44と係合する。クランク部材91の下側には押え上げレバー94が設けてある。押え上げレバー94は、クランク部材91の下端と係合する。押え上げレバー94は、作業者が手動で押え足48を上下動できる。
クランク部材91は、上下方向に延びた部分の上端が連竿95の左端と接続する。連竿95はアーム部23の内部を左右方向に延び、脚柱部22の内部に設けたクランク部材97に接続する。クランク部材97は、曲折した板材であり、曲折部分を中心に揺動可能である。クランク部材97は、右方に延びた部分の右端がレバー部材98と接続する。レバー部材98は、上下方向に延び、油タンク10の油受け台11が備える円筒穴101(図5参照、後述)を介して、油タンク10の下方に突出する(図2参照)。レバー部材98は、円筒穴101と対応する位置にカバー部材981を備える。カバー部材981は、円筒穴101を上方から覆う。レバー部材98の下端部は膝操作機構99に接続する。膝操作部材は、油タンク10の油受け台11と貯留部14の間且つ接続部材13の前方に位置する。膝操作機構99は、作業者が操作可能な膝操作部材(図示略)と接続する。作業者は、膝を使って膝操作部材を操作する。
作業者が膝操作部材を操作すると、膝操作機構99は回動する。押え足48は、膝操作機構99の回動に伴って、レバー部材98、クランク部材97、連竿95、クランク部材91、押え棒44を介して、上下に動作する。押え足48は、下方に移動することでベッド部21上にある布(図示略)を押えることができる。押え足48は、上方に移動することでベッド部21上にある布から離間する。
図4を参照し、ミシン2の駆動機構について説明する。ミシン2は、上回転軸31、連結回転軸33、及び下回転軸36を備える。上回転軸31はアーム部23(図3参照)内を左右方向に延びる。連結回転軸33は脚柱部22(図3参照)内を上下方向に延びる。下回転軸36はベッド部21(図3参照)内を左右方向に延びる。
上回転軸31は右端にミシンモータ(図示略)を備える。上回転軸31はミシンモータの駆動によって回転する。軸受部47は、左右方向略中央部分において上回転軸31を支持する。軸受部47は円筒形であり、ミシン機枠(図示略)に支持してある。軸受部47は内部にプランジャーポンプ(図示略)を備える。チューブ形状である第一供給路82は、ミシン機枠に形成した穴部(図示略)に接続する。該穴部は、軸受部47の上側に設けた穴に接続する。故に、軸受部47は上側に設けた穴から、第一供給路82の内部を流れる潤滑油150(図10参照)をミシン機枠の穴部を介して取り込むことができる。
上回転軸31は、軸受部47の右側に、傘状の歯車32を備える。上回転軸31の左端には、針棒上下動機構41が設けてある。針棒上下動機構41は針棒43を支持する。針棒43は下端に縫針42を備える。針棒上下動機構41はミシンモータによる上回転軸31の回転によって駆動する。針棒上下動機構41の駆動によって、針棒43は上下動する。
連結回転軸33は、上端に傘状の歯車34を備える。歯車34は、歯車32と噛み合う。連結回転軸33は上回転軸31の回転によって回転する。連結回転軸33は下端に傘状の歯車35を備える。連結回転軸33は、ミシンモータによって回転する上回転軸31の回転駆動力を後述する下回転軸36に伝達する。
下回転軸36は、右端に傘状の歯車37を備える。歯車37は歯車35と噛み合う。下回転軸36は連結回転軸33の回転に伴い回転する。下回転軸36は左端に全回転釜46を備える。全回転釜46は下回転軸36の回転によって駆動する。全回転釜46は縫針42の上下動と同期して回転する。軸受部50は、全回転釜46の右側に設ける。軸受部50は円筒形である。軸受部50は左右方向に貫通する穴に下回転軸36を通して受ける。軸受部50は、プランジャーポンプ(図示略)を内部に備える。プランジャーポンプは、後述する油タンク10に収容した潤滑油150を、供給路(図示略)を介して吸い込む。プランジャーポンプは、吸い込んだ潤滑油を全回転釜46に供給する。
第一供給路82は、後述する貯留部14の供給口144からベッド部21(図2参照)内を右方に延び、油受け台11の上側で上方に曲折する。第一供給路82は、脚柱部22(図2参照)内を上方に向かって延び、脚柱部22内の上側で左方に曲折する。左方に延びる第一供給路82は、ミシン機枠(図示略)に形成した穴部(図示略)を介して軸受部47の上側の穴(図示略)に繋がる。上回転軸31は、軸受部47の穴と対向する位置に軸穴(図示略)を備える。軸穴は、上回転軸31の内部に形成した横穴(図示略)と連通している。上回転軸31は歯車32付近に、横穴と連通する穴(図示略)を備える。
軸受部47内部のプランジャーポンプは、第一供給路82を介して潤滑油150を汲み上げる。プランジャーポンプは、第一供給路82から汲み上げた潤滑油150を上回転軸31内部の横穴と歯車32近傍の穴を介して、歯車32に供給する。歯車32に供給した潤滑油150は、歯車32が歯車34と共に回転した場合の摩擦による発熱を抑え、焼き付き現象を防止することができる。歯車32に供給した潤滑油150が垂れ落ちた場合、脚柱部22内部で落下する。落下する潤滑油150は後述する油受け台11が受ける。潤滑油150を供給した歯車32が、歯車34と共に回転すると、潤滑油150は霧状となって脚柱部22内部にて飛散し、落下する。落下する潤滑油150は油受け台11が受ける。
図2〜図7を参照し、油タンク10について説明する。図2に示すように、油タンク10はベッド部21の下側に設けてある。油タンク10は、油受け台11と、接続部材13と、貯留部14とを備える。油受け台11は平面視で略長方形形状であり、後述する外周壁121の上側が開口する。接続部材13は円筒形状である。接続部材13は内部に潤滑油150(図10参照)の流路を形成する円形断面のチューブ部材であり、屈曲可能である。貯留部14は中空の略直方体形状である。
図4に示すように、油受け台11は、歯車32、34、連結回転軸33、歯車35、37の下方に設けてある。油受け台11は、上述した脚柱部22(図2参照)内部で落下する潤滑油150を受ける。油受け台11に落下した潤滑油150は、接続部材13(図2参照)を介して貯留部14内部へ流入する。貯留部14は潤滑油150を貯留する。
図5及び図6に示すように、油受け台11は、底壁110と、外周壁121と、円筒穴101と、排出部117とを備える。底壁110は平面視で略長方形の形状である。外周壁121は底壁110の周縁から上方に向かって立設する。外周壁121は上端部の内側全体で第一開口部115を形成する。脚柱部22(図2参照)内部で落下する潤滑油150は、第一開口部115を通る。底壁110は落下する潤滑油150を受ける。
外周壁121は側壁1211〜1216等を備える。側壁1211は底壁110後端に接続する。側壁1212は底壁110右後端に接続する。側壁1213は底壁110右端に接続する。側壁1214は底壁110右前端に接続する。側壁1215は底壁110前端に接続する。側壁1216は底壁110左端に接続する。
外周壁121は上端部の3箇所に板状のネジ止め部61を備える。側壁1213は、上端且つ後側に、右方に突出するネジ止め部61を備える。側壁1216は、上端の前側及び後側の夫々に、左方に突出するネジ止め部61を備える。3箇所のネジ止め部61は夫々ネジ用穴611を備える。ベッド部21(図2参照)は、各ネジ止め部61に対応するネジ穴(図示外)を備える。作業者は、ネジ用穴611とベッド部21のネジ穴とを位置合わせし、ネジ(図示外)を挿入することで油受け台11をベッド部21に固定することができる。
図5に示すように、底壁110は、第一底壁111と、第二底壁112と、第三底壁113と、第四底壁114とを備える。第一底壁111は底壁110の前側を構成する。第二底壁112は底壁110の後側を構成する。第三底壁113は底壁110の中央部右側を構成する。第四底壁114は底壁110の中央部左側を構成する。排出部117は、第一底壁111、第二底壁112、第三底壁113、第四底壁114の間に設けてある。排出部117は底壁110の周縁から離間した位置に設けてある。
底壁110は、周縁から排出部117に向かって下方に傾斜する傾斜部である。具体的には、第一底壁111は、前側から後側に向かって下方に傾斜する。第二底壁112は、後側から前側に向かって下方に傾斜する。第三底壁113は、右側から左側に向かって下方に傾斜する。第四底壁114は、左側から右側に向かって下方に傾斜する。故に、底壁110に落下した潤滑油150は、排出部117へと向かう。
第一底壁111の後側部分には、上方に突出する突起部120を2つ設けてある。2つの突起部120は左右方向に並んでいる。第二底壁112の前側部分には、上方に突出する突起部130を2つ設けてある。2つの突起部130は左右方向に並んでいる。
底壁110の第三底壁113及び排出部117の前後両側には、夫々フィルタ140が設けてある。フィルタ140は、スポンジ等の樹脂製の部材であり、左右方向を長手方向とする略直方体形状である。突起部120は前側のフィルタ140を貫通する。故に、第一底壁111にてフィルタ140を固定的に設けることができる。突起部130は後側のフィルタ140を貫通する。故に、第二底壁112にてフィルタ140を固定的に設けることができる。
底壁110に落下した潤滑油150には、布くず及び埃が混入する場合がある。フィルタ140は布くず及び埃を除去し、排出部117へ向かう潤滑油150をろ過することができる。
円筒穴101は第四底壁114から上方に延びる。円筒穴101は上下方向に貫通する。円筒穴101にはレバー部材98(図3参照)が通る。円筒穴101の上端部の高さは、外周壁121の上端部の高さと略同一である(図11参照)。円筒穴101の上端部の高さは、外周壁121の上端部の高さと略同一でなくてもよい。該場合、円筒穴101の上端部の高さは、前述のカバー部材981の下端部がレバー部材98の上下動によって円筒穴101の上端部から離間しない高さであればよい。
図6、図7に示すように、排出部117は、後側に開口する第二開口部118を備える。第二開口部118は、第二底壁112の下方に位置する。接続部材13の一端部側は、第二開口部118に接続する。接続部材13の他端部側は、後述する貯留部14の流入部141に接続する。排出部117の第二開口部118を通過する潤滑油150は、接続部材13の内部及び後述する流入部141を介して貯留部14の内部へ流れる。
図6に示すように、接続部材13は平面視でL字状に曲折した形状で、チューブ部材である。接続部材13は、排出部117の第二開口部118から曲折部分までは後側に向かって延びる。接続部材13は、曲折部分から左方に向かって後述する流入部141まで延びる。
貯留部14は、上端部の2箇所にネジ止め部62を備える。ネジ止め部62は板状である。貯留部14の右側側面は、上端かつ前側に、右方に突出するネジ止め部62を備える。貯留部14の左側側面は、上端かつ前側に、左方に突出するネジ止め部62を備える。2箇所のネジ止め部62は夫々ネジ用穴621を備える。ベッド部21(図2参照)は、各ネジ止め部62に対応するネジ穴(図示外)を備える。作業者は、ネジ用穴621とベッド部21のネジ穴とを位置合わせし、ネジ(図示外)を挿入することで貯留部14をベッド部21に固定することができる。尚、図6においては、貯留部14の上面を省略して図示する。
貯留部14は、中空の略直方体形状であり、流入部141と、金網142と、磁石143と、供給口144、148と、ネジ止め部62と、空気穴147(図5参照)と、戻し口149とを備える。流入部141は貯留部14の右側側面の後側下方に設けてある。流入部141は左右方向に貫通する貫通穴を備える。流入部141は前述の接続部材13の他端部側と接続する。金網142は貯留部14の供給口144、148と戻し口149との間の内部に設けてある。金網142は貯留部14の内部において前後方向に亘って設けてある。金網142は、貯留部14の内部を、第一貯留室145と第二貯留室146とに分ける。第一貯留室145は貯留部14の内部の金網142より右側であり、第二貯留室146は貯留部14の内部の金網142より左側である。磁石143は、第二貯留室146の底面に接着固定する。供給口144は、第二貯留室146の前側側面の右側に設けてある。供給口148は、第二貯留室146の前側側面の左側に設けてある。供給口144、148は、前後方向に貫通する貫通穴を備える。戻し口149は、前後方向に貫通する貫通穴を備える。戻し口149は、第一貯留室145の前側側面の左側に設けてある。空気穴147(図5参照)は貯留部14の上面に設けてある。空気穴147は、貯留部14内部の空気圧を調整する。
排出部117の第二開口部118は、流入部141よりも高い位置にある(図3参照)。接続部材13は、正面視でやや左下に傾く。故に、排出部117から排出される潤滑油150は、自重により、接続部材13の内部を流入部141に向かって流れ易い。
油受け台11(特に排出部117)、貯留部14の下端部は略同じ高さにある(図3参照)。故に、油タンク10全体の高さを抑制することができ、ベッド部21の下側のスペースを広くとることができる。膝操作機構99は、接続部材13の前側且つ油受け台11と貯留部14の間にある(図3参照)。故に、ミシン2はベッド部21の下側に広く空いたスペースを確保できる。該スペースに膝操作部材(図示略)を配置することができ、ミシン2の操作性を向上することができる。
第一供給路82は供給口144に接続する(図2参照)。軸受部47(図4参照)内部のプランジャーポンプ(図示外)は、貯留部14にて留まる潤滑油150を供給口144及び第一供給路82を介して汲み上げる。供給口148は、供給路(図示略)を介して軸受部50(図4参照)に接続する。軸受部50内部のプランジャーポンプ(図示外)は、貯留部14にて留まる潤滑油150を供給口148及び供給路(図示略)を介して汲み上げる。戻し口149は、軸受部50内部のプランジャーポンプが汲み上げた潤滑油150を排出路(図示略)を介して貯留部14(第一貯留室145)内部に回収できる。
図8及び図9を参照して、ミシン2の起立位置(図8参照)と、起立位置から傾倒した傾倒位置(図9参照)との間の切り換えについて説明する。ミシン2が起立位置にある場合、脚柱部22は水平面に対して垂直になる。
図8に示すように、ベッド部21の後部と、矩形穴151の後部とは、ヒンジ機構27を介して連結してある。ヒンジ機構27は水平軸271と回動部材272とを備える。ミシンテーブル15には、矩形穴151に面した穴152が設けてある。水平軸271は穴152において左右方向に設けてある。言い換えると、水平軸271はベッド部21の後端部側にアーム部23と平行に設けてある。ミシンテーブル15は水平軸271の左右方向の端部を支持する。
回動部材272は、水平軸271の周囲を回動可能な板状形状である。回動部材272の一端部側は水平軸271の外周に沿って巻回する。回動部材272の他端部側は、ベッド部21の後部と連結する。ミシン2は、起立位置(図8参照)と傾倒位置(図9参照)との間で、水平軸271を中心に回動可能である。ミシン2が起立位置、傾倒位置のいずれに位置する場合であっても、第二開口部118は、流入部141よりも水平軸271から離間する。
ミシン2が起立位置にある場合、ベッド部21の上面とミシンテーブル15の上面とが同一の高さ位置になる。ミシンテーブル15におけるミシン2の後方には、角柱153が立設してある。図9に示すように、ミシン2が水平軸271を中心に後方へ回動した場合、ミシン2の後側側面は角柱153と接触する。角柱153は傾倒位置にあるミシン2を支持する。作業者はミシン2が傾倒位置にある場合に保守作業を行う。
ミシン2が傾倒位置にある場合であっても、排出部117、第二開口部118は流入部141よりも高い位置(上方)にある。排出部117の第二開口部118は、水平面に対して下側方向を向く。故に、ミシン2が傾倒位置にある場合でも、排出部117の第二開口部118を通る潤滑油150は、排出部117から逆流せず接続部材13内部を通って流入部141へと流れる。
図10〜図12を参照してミシン2が起立位置(図8参照)にある場合の、潤滑油150が油タンク10内を流れる経路について説明する。ミシン2が起立位置にある場合、軸受部47(図4参照)から歯車32(図4参照)に供給した潤滑油150は脚柱部22(図3参照)内部を落下する。油受け台11の底壁110は落下する潤滑油150を受ける。
図10に示すように、第一底壁111及び第二底壁112に落下した潤滑油150は、夫々、排出部117に向かって(矢印C及び矢印D方向)流れる。図11に示すように、第三底壁113及び第四底壁114に落下した潤滑油150は、排出部117に向かって(矢印F及び矢印G方向)流れる。図10及び図11に示すように、排出部117に流れる潤滑油150は、第二開口部118、接続部材13、流入部141を通過して、貯留部14の内部へ(矢印E方向)流入する。貯留部14は潤滑油150を貯留部14内部にて貯留する。図11に示すように、油受け台11の底壁110は、貯留部14の底面よりも高い位置にある。即ち、油受け台11の底壁110上の潤滑油150の油面は、貯留部14内部の潤滑油150の油面より上側にある。故に、排出部117に流れる潤滑油150は、貯留部14の内部へ流入することができる。
図11に示すように、貯留部14は、潤滑油150を第一貯留室145及び第二貯留室146にて貯留する。貯留部14内部の第二貯留室146にある潤滑油150は、金網142を通過する。金網142は、潤滑油150に微小な綿埃等が混入していた場合、綿埃等を除去する。第二貯留室146内にある磁石143は、第二貯留室146にある潤滑油150に鉄粉が混入する場合、鉄粉を捕捉する。
図12を参照して、ミシン2が傾倒位置にある場合の油タンク10内の潤滑油150について説明する。ミシン2が傾倒位置にある場合、潤滑油150は脚柱部22(図3参照)内部の後部を伝って落下する。油受け台11は、落下する潤滑油150を受ける。
油受け台11の第一底壁111にある潤滑油150は、第一底壁111よりも下側にある排出部117または第一底壁111に向かって(矢印H方向)流れる。排出部117に流れる潤滑油150は、第二開口部118及び接続部材13を通って、流入部141に向かって(矢印I方向)流れる。貯留部14は、流入部141を介して流入する潤滑油150を内部にて貯留する。
油受け台11の第二底壁112にある潤滑油150は、第二底壁112よりも下側にある側壁1211に向かって(矢印J方向)流れる。潤滑油150は、第二底壁112と側壁1211の間の空間に溜まる。故に、ミシン2が傾倒位置にある場合でも、脚柱部22から落下する潤滑油150は油受け台11から外部に漏れることがない。潤滑油150は、ミシン2が起立位置(図8参照)に戻った場合に、上述したように排出部117、接続部材13、流入部141を通って貯留部14の内部へ流入する。
なお、第三底壁113及び第四底壁114(図5参照)にある潤滑油150は、同様に、第二底壁112よりも下側にある側壁1211に向かって(矢印J方向)流れる。潤滑油150は第二底壁112と側壁1211の間の空間に溜まる。
以上説明したように、ベッド部21に固定する油受け台11及び貯留部14は、ベッド部21と連動して水平軸271を中心に回動する。油受け台11及び貯留部14に接続する接続部材13も同様に、ベッド部21と連動して回動する。ミシン2が起立位置、傾倒位置いずれに位置する場合であっても、ベッド部21は、油受け台11の第一開口部115を常に覆う。油受け台11にある潤滑油150には、布くず及び埃が侵入しにくい。油受け台11、接続部材13、貯留部14の内部にある潤滑油150は大気との接触が制限される。故に、油タンク10は潤滑油150を酸化による劣化から防止することができる。
ミシン2が少なくとも傾倒位置に位置する場合に、排出部117は、流入部141よりも上方に位置する。ミシン2が傾倒位置に位置する場合、底壁110にある潤滑油150は、自重により排出部117及び接続部材13を経由して流入部141へと流れ易くなる。故に、油タンク10は底壁110に落下する潤滑油150を貯留部14に貯留し易くすることができる。
排出部117は底壁110の周縁から離間した位置に設けてある。ミシン2が起立位置にある場合、第一底壁111、第二底壁112、第三底壁113、第四底壁114は夫々、周縁から排出部117へ向かって下方に傾斜する。故に、油タンク10は底壁110に落下する潤滑油150を、排出部117に容易に導くことができる。
底壁110において、排出部117の前側及び後側にはフィルタ140が設けてある。潤滑油150に布くず等が混入していた場合であっても、排出部117に向かう潤滑油150がフィルタ140を通過することで、フィルタ140は布くず等を取り除き、ろ過する。故に、油タンク10は接続部材13の内部で布くず等が貯まり、潤滑油150が接続部材13の内部で詰まることを確実に防止することができる。
ミシン2が起立位置にある場合、油受け台11及び貯留部14の下端部は略同じ高さにある。故に、油タンク10全体の高さを抑制することができる。この結果、ベッド部21の下側のスペースを広くとることができる。
第二開口部118は、流入部141よりも水平軸271から離間している。さらに、ミシン2が傾倒位置にある場合に、第二開口部118は流入部141より上方に位置する。故に、ミシン2が傾倒位置にある場合に、底壁110が受けた潤滑油150を排出部117から流入部141へ向けて排出し易くすることができる。
ミシン2が傾倒位置にある場合に、第二開口部118は水平面よりも下側を向く。故に、ミシン2が傾倒位置にある場合に、底壁110が受けた潤滑油150が排出部117から逆流するのを防ぐことができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。上記実施形態では、油受け台11及び貯留部14はネジでベッド部21に固定しているが、これに限定されない。例えば、油受け台11及び貯留部14に凸部を設け、ベッド部21に凸部と対応する凹部を設けてもよい。凸部と凹部とが嵌り合うことで、油受け台11及び貯留部14はベッド部21に固定される。
上記実施形態では、ミシン2が起立位置、傾倒位置にある場合に、排出部117は、流入部141よりも上方に位置しているが、これに限定されない。例えば、排出部117が流入部141よりも下方に位置してもよい。油受け台11内の潤滑油150の油面が、貯留部14内の潤滑油150の油面よりも上側にあれば、潤滑油150は貯留部14に向かって流れる。
上記実施形態では、排出部117は底壁110の周縁から離間するがこれに限定されない。例えば、排出部117は、側壁1211の近傍に設けてもよい。上記実施形態では、第一底壁111、第二底壁112、第三底壁113、第四底壁114が下方へ向かう傾斜部であるが、これに限定されない。例えば、第一底壁111の後側及び第三底壁113の左側にのみ、下方へ向かう傾斜部を設けてもよい。この場合であっても、底壁110にある潤滑油150は、排出部117へ向かって流れる。
上記実施形態では、第二開口部118が後側に開口するが、これに限定されない。例えば、第二開口部118が左側に開口し、接続部材13を介して流入部141に接続してもよい。第二開口部118が流入部141より水平軸271から離間していれば、少なくともミシン2が傾倒位置にある場合、潤滑油150は貯留部14に向かって流れる。
2 ミシン
10 油タンク
11 油受け台
13 接続部材
14 貯留部
21 ベッド部
22 脚柱部
23 アーム部
110 底壁
111 第一壁部
112 第二壁部
113 第三壁部
114 第四壁部
115 第一開口部
117 排出部
118 第二開口部
121 外周壁
140 フィルタ
141 流入部
150 潤滑油
271 水平軸

Claims (8)

  1. ベッド部と、
    前記ベッド部から立設された脚柱部と、
    前記ベッド部に対向し、前記脚柱部から延びるアーム部とを備え、
    前記脚柱部が水平面に対して垂直になる起立位置と、前記起立位置から前記脚柱部が傾倒した傾倒位置との間で、前記ベッド部の一端部側に前記アーム部と平行に設けられた水平軸を中心に回動可能なミシンであって、
    潤滑油を収容可能な油タンクを備え、
    前記油タンクは、
    前記ベッド部に対し前記脚柱部と反対側且つ前記脚柱部と対向するよう前記ベッド部に固定され、前記脚柱部の内部で落下する前記潤滑油を受ける油受け台と、
    前記ベッド部に対し前記脚柱部と反対側の前記ベッド部に固定され、前記油受け台が受けた前記潤滑油を貯留する貯留部と、
    前記油受け台と前記貯留部とを接続し且つ内部を前記潤滑油が流れる接続部材とを備え、
    前記油受け台は、
    前記脚柱部の内部で落下する前記潤滑油が通る第一開口部を形成する外周壁と、
    前記第一開口部と対向し且つ周縁から前記外周壁が立設する底壁と、
    前記底壁に設けられ且つ前記接続部材の一端部が接続し前記潤滑油を排出する排出部とを備え、
    前記貯留部は、
    前記接続部材の前記一端部側とは異なる他端部側が接続される流入部を介して流入する前記潤滑油を貯留することを特徴とするミシン。
  2. 前記排出部は、前記ミシンが少なくとも前記傾倒位置にある場合に、前記流入部よりも高い位置にあることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記排出部は、前記底壁の前記周縁から離間した位置に設けてあり、
    前記底壁は、前記ミシンが前記起立位置にある場合に前記周縁から前記排出部に向かって下方に傾斜する傾斜部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のミシン。
  4. 前記底壁に設けられ、前記排出部へ向かう前記潤滑油をろ過するフィルタを備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のミシン。
  5. 前記油受け台の下端部と、前記貯留部の下端部とは、前記ミシンが前記起立位置にある場合に、同じ高さにあることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のミシン。
  6. 前記排出部の開口部である第二開口部は、前記流入部よりも前記水平軸から離間し、且つ前記ミシンが前記傾倒位置にある場合に前記流入部より上方に位置することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のミシン。
  7. 前記第二開口部は、前記ミシンが前記傾倒位置にある場合に前記水平面より下側方向を向くことを特徴とする請求項6に記載のミシン。
  8. ベッド部に脚柱部が立設するミシンに取り付け可能であり潤滑油を収容可能な油タンクであって、
    前記ベッド部に対し前記脚柱部と反対側且つ前記脚柱部と対向するよう前記ベッド部に固定され、前記脚柱部の内部で落下する前記潤滑油を受ける油受け台と、
    前記ベッド部に対し前記脚柱部と反対側の前記ベッド部に固定され、前記油受け台が受けた前記潤滑油を貯留する貯留部と、
    前記油受け台と前記貯留部とを接続し且つ内部を前記潤滑油が流れる接続部材とを備え、
    前記油受け台は、
    前記脚柱部の内部で落下する前記潤滑油が通る第一開口部を形成する外周壁と、
    前記第一開口部と対向し且つ周縁から前記外周壁が立設する底壁と、
    前記底壁に設けられ且つ前記接続部材の一端部が接続し前記潤滑油を排出する排出部とを備え、
    前記貯留部は、
    前記接続部材の前記一端部側とは異なる他端部側が接続される流入部を介して流入する前記潤滑油を貯留することを特徴とする油タンク。
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