JP2006087810A - ミシンのオイルタンク - Google Patents

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Abstract

【課題】 オイルタンクに回収された潤滑用の油に混入している不純物を確実に除去して専用の戻り油室に貯留でき、ミシン機枠を傾けた場合でも不純物の給油室への流出を防止できるようにすること。
【解決手段】
透明な合成樹脂からなる密閉箱状のタンク本体21と、タンク本体21の内部を仕切り壁22により、戻り油34Aを収容する戻り油室23と、給油ポンプ8に接続され給油用の油34を収容する給油室24とを形成し、その仕切り壁22に戻り油室23の上部から給油室24に油を導く切欠き部22dを形成したオイルタンク9を設け、戻り油室23の内部の下部には、ミシン機枠1Aを傾けた際に戻り油室23に残留する油量を小さくするための上げ底22aが形成され、上げ底22aは、ミシン機枠1Aを傾けた状態における戻り油室23の底部に複数のV字状凹部22bを形成するように階段状である。
【選択図】 図6

Description

本発明は、オイルタンクに収容された供給用の油をポンプで強制的に摺動部に潤滑させてからオイルタンクに回収した油に混入している金属粉等の不純物を除去して、オイルタンク内に設けた小部屋に分別して貯留できるようにしたものに関する。
従来、高速回転で使用される電動型ミシンにおいては、耐久性の面から軸受けメタル等の回転及び摺動する部分への潤滑油の給油が不可欠である。特に、針棒上下動機構や回転釜駆動機構等への給油は重要である。しかし、給油量が少ない場合には、発熱して焼き付きを起こすことになる一方、給油量が多い場合には、オイル垂れが起こり、加工布や縫糸に潤滑油が付着し、縫製品の品質低下を招く虞がある。
そこで、最近では、密閉型のオイルタンクを装備し、オイルタンクに収容した潤滑油を駆動部や摺動部に必要量だけポンプで潤滑させる、所謂、オイルタンク方式によるドライ型ミシンが実用化されてきている。
例えば、特許文献1のミシンの給油装置は、アーム部の底部にオイルタンクを設け、このオイルタンクに収容した潤滑油を、供給チューブを介して、先ず上軸メタルに供給され、油たまりに溜まった潤滑油を供給チューブを介して釜の駆動部に供給され、最終的にサブタンクに溜まった潤滑油を、下軸の回転で駆動されるプランジャーポンプでオイルタンクに戻すようにしてある。
特開平1−119287号公報 (第3頁、図1,図2)
前述した特許文献1に記載のミシンの給油装置においては、オイルタンクに貯留した潤滑油を上軸メタルや釜の駆動部に潤滑させ、潤滑後の潤滑油をポンプでオイルタンクに回収するようにしてあるため、オイルタンクに回収された潤滑油には、駆動部の金属片(金属粉)だけでなく、縫糸による糸屑等の不純物が混入し、オイルタンクの底部に溜まることになる。
しかし、オイルタンク内の潤滑油を底部の供給口から供給チューブにより潤滑させるようにしてあるため、オイルタンクの底部に溜まった不純物が潤滑油と共に駆動部に供給されるようになるという問題がある。
そこで、例えば、オイルタンク内の底部に、ゴミ溜め用凹部を形成し、オイルタンクに回収された潤滑油に含まれる不純物をそのゴミ溜め用凹部に貯留させることも考えられる。しかし、作業者が釜調節のためにミシン本体をテーブルに対して奥側に倒して傾斜させるような場合、そのゴミ溜め用凹部に溜まった不純物が潤滑油とともにオイルタンク内に流出し、ゴミ溜め効果を発揮できないという問題がある。
更に、ミシンの出荷時に、或いは作業者が潤滑油の全てを交換するような場合、ミシン本体を奥側に傾けて、オイルタンク内の潤滑油をドレインから排出させる場合、ゴミ溜め用凹部に溜まった潤滑油の全てを排出できないという問題がある。
請求項1に係るミシンのオイルタンクは、ミシン機枠に設けられたオイルタンクにおいて、タンク本体と、タンク本体の内部を戻り油を収容する戻り油室と、給油ポンプに接続され給油用の油を収容する給油室とに仕切る仕切り壁と、仕切り壁に形成され戻り油室の上部から給油室に油を導く切欠き部とを備えたものである。
ミシンの摺動部や駆動部を循環してオイルタンクに回収された戻り油は、仕切り壁で仕切られた専用の戻り油室に一旦収容されるので、戻り油に混入している金属粉等の不純物は戻り油室に沈殿することで貯留される。但し、このように、不純物が除去された綺麗な油は切欠き部を経て給油室に移動し、給油ポンプによりミシンの摺動部や駆動部に繰り返して循環供給される。
請求項2に係るミシンのオイルタンクは、請求項1の発明において、前記タンク本体がミシンのベッド部のミシン機枠に固定され、戻り油室の内部の下部には、ミシン機枠を傾けた際に戻り油室に残留する油量を小さくするための上げ底が形成され、上げ底は、ミシン機枠を傾けた状態における戻り油室の底部に複数の凹部を形成するように階段状に形成されたものである。
請求項3に係るミシンのオイルタンクは、請求項1又は2の発明において、前記戻り油室の内部に、外部から取り油室へ戻される油流の流速を下げる為の邪魔板を設けたものである。
請求項4に係るミシンのオイルタンクは、請求項1〜3の何れかの発明において、前記戻り油室の上部に外部から戻り油室へ戻される油を濾過するフィルタ部材を設けたものである。
請求項1の発明によれば、ミシン機枠に設けられたオイルタンクにおいて、タンク本体と、タンク本体の内部を戻り油を収容する戻り油室と、給油ポンプに接続され給油用の油を収容する給油室とに仕切る仕切り壁と、仕切り壁に形成され戻り油室の上部から給油室に油を導く切欠き部とを備えたので、オイルタンクの給油室の給油用の油が給油ポンプにより駆動部や摺動部に供給されて戻り油室に収容された戻り油に金属粉等の不純物が混入している場合には、その不純物を専用の戻り油室に沈殿させるようにして確実に除去することができる。
しかも、不純物が除去された綺麗な油は切欠き部を経て給油室に移動することができるため、給油ポンプによりミシンの摺動部や駆動部に繰り返して循環供給することができる。
請求項2の発明によれば、前記タンク本体がミシンのベッド部のミシン機枠に固定され、戻り油室の内部の下部には、ミシン機枠を傾けた際に戻り油室に残留する油量を小さくするための上げ底が形成され、上げ底は、ミシン機枠を傾けた状態における戻り油室の底部に複数の凹部を形成するように階段状に形成されたので、出荷時に際してオイルタンク内の潤滑油を排出させる場合、或いは作業者が潤滑油の全てを交換するような場合に、ミシン機枠を傾けた際には、上げ底により戻り油室に残留する油量を小さくすることができ、オイルタンクからの油の排出量を増大させることができる。
また、作業者がメンテナンス等でミシン機枠を傾けた際に、戻り油室に残留する油が給油室に移動するに際して、戻り油室に貯留されている不純物は底部に階段状に形成された複数の凹部により、給油室への流出を確実に防止することができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項3の発明によれば、前記戻り油室の内部に、外部から戻り油室へ戻される油流の流速を下げる為の邪魔板を設けたので、外部から戻り油室へ戻される油流の流速が高い場合でも、戻り油を邪魔板に衝突させてその流速を下げることができるため、戻り油は仕切り壁を超えて給油室に流入するようなことがなく、戻り油室に確実に戻すことができる。その他請求項1と同様の効果を奏する。
請求項4の発明によれば、前記戻り油室の上部に外部から戻り油室へ戻される油を濾過するフィルタ部材を設けたので、ミシンの駆動部や摺動部を経て回収された戻り油に混入している大きな不純物を、戻り油室に戻される直前にフィルタ部材で確実に濾過して除去することができる。その他請求項1又は2と同様の効果を奏する。
本実施形態におけるミシンのオイルタンクは、密閉型のタンク本体の内部に仕切り壁で仕切って、小さな戻り油室と大きな給油室を別個に形成し、駆動部や摺動部を経て回収された戻り油を一旦戻り油室に戻すことで、戻り油に混入した不純物を戻り油室に分別して貯留させるようにしてある。
先ず、オイルタンクを装着する電子ミシン1について簡単に説明する。図1に示すように、この電子ミシン1は、一般的な家庭用の電子ミシンと同様のもので、作業用テーブル10上に載置され、ベッド部2と、ベッド部2の右端部から立設された脚柱部3と、脚柱部3の上端からベッド部2に対向するように左方へ延びるアーム部4を有する。
アーム部4内には、図示しないミシンモータで駆動される主軸により針棒を上下動させる針棒上下動機構(図示略)、天秤を駆動する天秤駆動機構(図示略)等が設けられている。ベッド部2には、主軸と同期して回転する釜軸(下軸)6により駆動される回転釜7と、その釜軸6に設けられたプランジャー型の給油ポンプ8と、この給油ポンプ8により回転釜7に潤滑用の油34を供給するオイルタンク9が設けられている。
ここで、給油ポンプ8について簡単に説明しておく。図2,図3に示すように、給油ポンプ8は、ベッド部2のミシン機枠1Aに固定され、釜軸6を回転可能に枢支する円筒状の軸受けメタルであるポンプメタル11内に油路11aが形成されるとともに、プランジャーピン12と、圧縮コイルバネ13と、ネジ14とを有している。
吸入口15には供給チューブ18を介してオイルタンク9の給油口31に接続され、排出口16には戻しチューブ19を介してオイルタンク9の戻し口29に接続されている。戻しチューブ19の途中部には、釜軸6内に形成された油路6bを介して回転釜7に供給する油量を調節する調節バルブ20が介設されている。但し、プランジャーピン12に対応する釜軸6の部位には、偏心部6aが形成されている。
縫製に際して釜軸6が所定の回転方向に回転された場合、吸入口15には負圧が生じ、その負圧によって吸引力が発生し、オイルタンク9から供給チューブ18を介して油34が給油ポンプ8内に吸引される。給油ポンプ8内に吸引された油34は、釜軸6の回転により偏心部6aとポンプメタル11の内面との隙間によって排出口16に移送され、圧縮コイルバネ13のバネ力でプランジャーピン12が摺動し、調節バルブ20の調節量に応じて、排出口16から戻しチューブ19を介してオイルタンク9に戻される。
次に、オイルタンク9について説明する。図4〜図6に示すように、オイルタンク9は、ベッド部2の釜軸6の直ぐ後側に配設された密閉状の容器である。オイルタンク9は、合成樹脂からなる透明な箱状のタンク本体21の内部の前端部且つ左端部において、所定高さを有する平面視L字状の仕切り壁22がタンク本体21に接着固定されている。
それ故、オイルタンク9には、仕切り壁22により、小部屋からなる戻り油室23と、その戻り油室23以外の大型の給油室24とが形成されている。尚、タンク本体21の左側面壁21aと右側面壁21bには、オイルタンク9をベッド部2のミシン機枠1Aの所定位置に固定するための固定部25,26が夫々一体形成されている。
戻り油室23の内部の下部には、幅方向の全幅に亙って、側面視にて階段状の上げ底22aが仕切り壁22と一体的に形成されている。即ち、電子ミシン1を傾けた状態においては、後述するように、上げ底22aの階段状の形状によりV字状凹部22bが形成されるようになる。また、上げ底22aと仕切り壁22の後部壁22cとの空間には、戻り油34Aが入らないようになっている。
後部壁22cの上端部の左右方向の中央部には、戻り油室23の上部から給油室24に油34を導くV字状の切欠き部22dが形成されている。仕切り壁22の後部壁22cと側部壁22eとで形成された戻り油室23の上端部には、平面視矩形状のフィルタ部材27が配設され、仕切り壁22の上端部とタンク本体21とに固定されている。戻り油室23に油34を戻す戻し口29が、フィルタ部材27の直ぐ上側に対応する前面壁21cの上端部に形成され、前述した戻しチューブ19の他端部が連結されている。
そこで、図5〜7に示すように、戻り油室23内の上側には、給油ポンプ8から戻り油室23へ戻される戻り油34Aの油流の流速を下げる為の邪魔板28が斜め前方に傾斜させた前傾姿勢で設けられている。即ち、図8に示すように、その邪魔板28は透明な合成樹脂製の薄板からなり、戻し口29に対向状に前傾姿勢に配設されている。
ここで、タンク本体21の右側面壁21bには、オイルゲージ17(図1参照)にオイルチューブ33を介して供給するサブ供給口30が設けられている。また、タンク本体21の前面壁21cの給油室の左端部に対応する下側部位には、供給チューブを18を介して油34を給油ポンプ8に給油する給油口31が形成され、タンク本体21の底面壁には、給油室24に収容されている油34の全てを排出させる排油口32が下向きに設けられている。
次に、このように構成されたオイルタンク9の作用及び効果について説明する。
縫製に際して釜軸6が回転駆動されると、前述したように、釜軸6の回転により給油ポンプ8が作動し、給油室24の油34が供給チューブ18を経て給油ポンプ8内に吸引され、調節バルブ20の調節量に応じた油34が釜軸6内の油路6bを通って回転釜7に供給され、回転釜7に供給されなかった戻り油34Aは戻しチューブ19と戻し口29を経てオイルタンク9の戻り油室23に回収される(図5,図8参照)。
このように、給油ポンプ8の作動により、給油ポンプ8からの戻り油34Aが戻しチューブ19を介して戻り油室23へ戻される際に、戻り油34Aは前傾姿勢の邪魔板28に衝突してその流速が小さくなり、下向きに向きを変えてフィルタ部材27上に落下する。このように、戻り油室23へ戻される戻り油34Aの油流の流速が高い場合でも、戻り油34Aを邪魔板28に衝突させてその流速を下げることができるため、戻り油34Aは仕切り壁22を超えて給油室24に流入するようなことがなく、戻り油室23に確実に戻すことができる。
邪魔板28に衝突してその流速が小さくなった戻り油34Aがフィルタ部材27を通過した後、戻り油室23に収容される。このように、釜軸6の駆動部や摺動部を経て回収された戻り油34Aに、糸屑等の大きな不純物が混入している場合であっても、戻り油室23に戻される直前にフィルタ部材27で確実に濾過して除去することができる。
最終的に、フィルタ部材27で濾過された戻り油34Aは、仕切り壁22で仕切られた専用の戻り油室23に収容される。それ故、給油ポンプ8により戻り油室23に回収して収容された戻り油34Aに金属粉等の不純物が混入している場合には、その不純物を専用の戻り油室23に沈殿させるようにして確実に除去することができる。
戻り油室23に回収して収容された戻り油34Aの油量が仕切り壁22の上端部まで増加した場合には、仕切り壁22の上端部に形成した切欠き部22dを介して、不純物が混入していない綺麗な油34が給油室24に移動することができるため、給油ポンプ8により回転釜7に繰り返して循環給油させることができる。
ところで、図9,図10に示すように、メーカーにおいて、オイルタンク9に潤滑用の油34を補給して電子ミシン1を試運転してから出荷するに際して、或いは作業者がオイルタンク9内の油34の全てを交換するような場合に、ミシン機枠1Aを傾けた際には、戻り油室23の内部の下部に形成された上げ底22aにより、戻り油室23に残留する油量を小さくすることができ、戻り油室23の殆どの戻り油34Aを給油室24に移動させることができ、給油室24からの油34の排出量を増大させることができる。
しかも、作業者がメンテナンス等で電子ミシン1(ミシン機枠1A)を傾けた際に、戻り油室23に残留する戻り油34Aが仕切り壁22を超えて給油室24に移動するに際して、戻り油室23の底に貯留されている不純物は、上げ底22aに形成された複数のV字状凹部22bの何れかに必ず引っ掛かるようになり、戻り油室23内の不純物の給油室24側への流出を確実に防止することができる。
次に、前記実施の形態の変更形態について説明する。
1〕オイルタンク8Aにおいて、戻り油室23の上側に設ける邪魔板28を、図11に示すように、前後に設けた2枚の邪魔板28a,28bで構成したり、前側の邪魔板28aと後側の邪魔板28bを平面視にてジグザグ状に配設して設けるようにしてもよい。更に、邪魔板28を平行に配設した複数枚の板部材で構成するようにしてもよい。
2〕但し、仕切り壁22をタンク本体21の上面壁まで延長して設ける場合には、戻し口29に戻された戻り油34Aが給油室24に流入することがないため、邪魔板28を省略するようにしてもよい。
3〕タンク本体21の上面壁のうちの戻し油室の上側に対応する部位に開口穴を設け、戻り油室23に溜まった金属粉やゴミを、その開口部を介して掃除により除去できるようにしてもよい。
4〕オイルタンク9の左端部分や右端部分等、オイルタンク9内の一部を仕切り壁22で仕切るように形成して、各種の形状の戻り油室23を設けるようにし、戻し口29を戻り油室23の近傍位置に適宜設けるようにしてもよい。
5〕電子ミシン1を傾けた状態で上げ底22aに形成されるV字状凹部22bが下側程大きくなるように、上げ底22aを階段状に形成するようにしてもよい。
6〕本発明は以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施例に種々の変更を付加して実施することができ、本発明はそれらの変更形態をも包含するものである。
本発明の実施例に係る電子ミシン及びオイルタンクの斜視図である。 オイルタンクと給油ポンプとによる油の循環経路を示す説明図である。 給油ポンプを説明する要部縦断側面図である。 電子ミシンの一部切欠き正面図である。 電子ミシンの一部切欠き右側面図である。 一部を切り欠いたオイルタンクの斜視図である。 オイルタンクの平面図である。 オイルタンクの要部縦断側面図である。 傾けた状態の電子ミシンの一部切欠き右側面図である。 傾けた状態のオイルタンクの要部縦断側面図である。 変更形態に係る図8相当図である。
符号の説明
1 電子ミシン
1A ミシン機枠
2 ベッド部
9 オイルタンク
8 給油ポンプ
8A 給油ポンプ
21 タンク本体
22 仕切り壁
22a 上げ底
22b V字状凹部
22d 切欠き部
23 戻り油室
24 給油室
27 フィルタ部材
28 邪魔板
28a 邪魔板
28b 邪魔板
34 油
34A 戻り油

Claims (4)

  1. ミシン機枠に設けられたオイルタンクにおいて、
    タンク本体と、
    前記タンク本体の内部を戻り油を収容する戻り油室と、給油ポンプに接続され給油用の油を収容する給油室とに仕切る仕切り壁と、
    前記仕切り壁に形成され戻り油室の上部から給油室に油を導く切欠き部と、
    を備えたことを特徴とするミシンのオイルタンク。
  2. 前記タンク本体がミシンのベッド部のミシン機枠に固定され、
    前記戻り油室の内部の下部には、ミシン機枠を傾けた際に戻り油室に残留する油量を小さくするための上げ底が形成され、
    前記上げ底は、ミシン機枠を傾けた状態における戻り油室の底部に複数の凹部を形成するように階段状に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のミシンのオイルタンク。
  3. 前記戻り油室の内部に、外部から戻り油室へ戻される油流の流速を下げる為の邪魔板を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のミシンのオイルタンク。
  4. 前記戻り油室の上部に外部から戻り油室へ戻される油を濾過するフィルタ部材を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のミシンのオイルタンク。
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