JP2013246151A - コイル形状測定装置及びコイル形状測定方法 - Google Patents

コイル形状測定装置及びコイル形状測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013246151A
JP2013246151A JP2012122353A JP2012122353A JP2013246151A JP 2013246151 A JP2013246151 A JP 2013246151A JP 2012122353 A JP2012122353 A JP 2012122353A JP 2012122353 A JP2012122353 A JP 2012122353A JP 2013246151 A JP2013246151 A JP 2013246151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
steel strip
strip coil
shape measuring
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012122353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6106953B6 (ja
JP6106953B2 (ja
Inventor
Tetsuya Fukushima
哲也 福嶋
Hideyuki Yuzawa
秀行 湯澤
Yoshiharu Kusumoto
義治 楠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2012122353A priority Critical patent/JP6106953B6/ja
Priority claimed from JP2012122353A external-priority patent/JP6106953B6/ja
Publication of JP2013246151A publication Critical patent/JP2013246151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6106953B2 publication Critical patent/JP6106953B2/ja
Publication of JP6106953B6 publication Critical patent/JP6106953B6/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】メンテナンス面で好適な構成で、鋼帯の欠陥を適切に検出するためのコイル形状測定装置及びコイル形状測定方法を提供する。
【解決手段】コイル形状測定装置10は、コイル1の端面に対して半径方向にスリット光11aを照射するレーザー光源11と、コイル1の端面に照射されたスリット光が形成する像を撮像するカメラ12とを備える。レーザー光源11及びカメラ12は、コイル1の中心軸Cから半径方向に所定距離だけ離れた測定位置で、アーム13によって保持される。そして、このアーム13を、コイル1の中心軸Cを中心に回転させながら、コイル端面をカメラ12で撮像し、撮像した画像に対して所定の画像処理を施す光切断法により、コイル1の端面形状を測定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷間圧延処理、焼鈍処理、メッキ処理等のラインを通過する鋼帯の端部に発生する欠陥を検出するために、鋼帯コイルの端面形状を測定するコイル形状測定装置及びコイル形状測定方法に関する。
鋼帯端部に耳伸び、耳割れ、巻きずれ等の欠陥部があると、冷間圧延、焼鈍、メッキ等の処理を行う際に、その欠陥部を起点に鋼帯が破断したり絞りが発生したりするトラブルを引き起こすことがある。そのため、このようなトラブルを引き起こすことが懸念される鋼帯端部の欠陥は、ラインを通過する前に検出し、除去することが望ましい。
ところが、オペレータがライン装入前に全ての鋼帯コイルの端面を目視で検査する方法を採用すると、小径コイル操業時のコイルピッチが短い場合等は、当該作業を含む入側段取り作業がネックとなり、ライン速度を低下せざるを得ない。
そこで、鋼帯の耳割れを検出する方法として、例えば特許文献1に記載の技術がある。この技術は、渦流探傷装置を用いた疵検出法であり、製造ライン中に、移動中の鋼帯に対して所定のギャップの間隔を存して2つの渦流検出センサを設け、鋼帯に耳割れ等の欠陥部があることに起因して発生する渦電流の乱れを検知することで、当該欠陥部を検出するというものである。
特開2004−28638号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術にあっては、耳割れを検出することはできるが、同様に鋼帯の破断や絞りの原因となる耳伸びや巻きずれといった欠陥については検出することができない。
また、上記特許文献1に記載の記述では、鋼帯コイルを巻き解いて移動させた状態で鋼帯端部の欠陥を検出するものであり、欠陥検出装置の設置は製造ライン内に制約される。そのため、当該装置の鋼帯長手方向の分解能はライン速度に大きく左右され、冷間圧延ライン等の高速ラインでは微小欠陥の検出が困難となる。
さらに、設置スペースが充分にあるラインでないと設置できない、設置環境が厳しくメンテナンスが困難(油が飛び散る、鋼帯のバタつきによる装置の破損、振動による装置の光軸ズレ)等の問題もあった。
そこで、本発明は、メンテナンス面で好適な構成で、鋼帯の欠陥を適切に検出するためのコイル形状測定装置及びコイル形状測定方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明に係るコイル形状測定装置は、光切断法により鋼帯コイルの端面形状を測定するコイル形状測定装置であって、前記鋼帯コイルの端面に対して、当該鋼帯コイルの半径方向にスリット光を照射する投光手段と、前記投光手段により前記鋼帯コイルの端面に照射されたスリット光が形成する像を、前記スリット光の照射方向とは異なる角度から撮像する撮像手段と、前記投光手段及び前記撮像手段を、前記鋼帯コイルの中心軸から当該鋼帯コイルの半径方向に所定距離だけ離れた位置で保持する保持手段と、前記保持手段を、前記鋼帯コイルの中心軸を中心に回転する回転手段と、前記回転手段で前記保持手段を回転させながら前記撮像手段で撮像した画像に対して所定の画像処理を施す光切断法により、前記鋼帯コイルの端面形状を測定する形状測定手段と、を備えることを特徴としている。
このように、鋼帯コイルの端面形状を測定するので、その測定結果をもとに鋼帯端部に発生している耳伸び、耳割れ、巻きずれ等の欠陥を素早く検出することができる。そのため、小径コイル操業時のコイルピッチが短い場合であっても、入側段取り作業のネックによるライン速度低下を防止することができ、ラインの増産が可能となる。また、オペレータがライン装入前にコイル端面を目視で検査する必要がないため、設備運転に必要な人員を削減することができる。
さらに、投光手段と撮像手段とを鋼帯コイルの中心軸を中心に回転させてコイル端面を測定するので、鋼板コイルの端面を円周方向に検査することができる。したがって、耳割れや耳伸びといった欠陥によって発生する鋼帯コイルの端面形状の変化を適切に検出することができる。
また、鋼帯コイルを巻いたままの状態で測定するため、鋼帯の製造ライン外での測定が可能である。すなわち、製造ラインを移動中の鋼帯に対して測定を行うものではないため、装置の鋼帯長手方向の分解能がライン速度に左右されることがなく、微小欠陥を適切に検出することができる。さらに、製造ライン内の設置スペースが充分に無いラインであっても測定が可能であると共に、製造ライン外で測定することでメンテナンスも容易となる。
さらに、上記において、前記投光手段が、前記鋼帯コイルの端面に対して、前記鋼帯コイルの外半径と内半径との差よりも短い前記スリット光を照射するように構成される場合、前記投光手段と前記撮像手段との相対位置関係を保ったまま、前記保持手段を異なる前記測定位置に移動可能な移動手段を備えることを特徴としている。
これにより、スリット光の長さが鋼帯コイルの外半径と内半径との差に満たない場合であっても、鋼帯コイルの端面全体を測定することが可能となる。そのため、カメラ台数を削減することができ、その分のコストを削減することができる。
また、上記において、前記回転手段は、前記測定位置が前記鋼帯コイルの端面の内径部側であるほど、前記保持手段の回転速度を速くすることを特徴としている。
このように、鋼帯コイルの内径部は外径部と比較して撮像するデータ数が少ないことを考慮し、回転速度を速く設定するので、全体の測定時間を短縮することができる。
また、上記において、前記形状測定手段で測定した前記鋼帯コイルの端面形状を表示する表示手段を備えることを特徴としている。
これにより、オペレータは、表示された鋼帯コイルの端面形状から欠陥発生の有無を判断することができる。さらに、鋼帯コイルの端面形状のパターンから、欠陥の種類を判別することも可能となる。
さらに、本発明に係るコイル形状測定方法は、光切断法により鋼帯コイルの端面形状を測定するコイル形状測定方法であって、前記鋼帯コイルの端面に対して、当該鋼帯コイルの半径方向にスリット光を照射する光源と、前記鋼帯コイルの端面に照射されたスリット光が形成する像を、前記スリット光の照射方向とは異なる角度から撮像するカメラとを、前記鋼帯コイルの中心軸から当該鋼帯コイルの半径方向に所定距離だけ離れた測定位置で保持した状態で、前記鋼帯コイルの中心軸を中心に回転させ、このときカメラで撮像した画像に対して所定の画像処理を施す光切断法により、前記鋼帯コイルの端面形状を測定することを特徴としている。
このように、メンテナンス面で好適な構成で鋼帯コイルの端面形状を測定することができるので、その測定結果をもとに鋼帯端部に発生している耳伸び、耳割れ、巻きずれ等の欠陥を適切に検出することができる。
本発明によれば、光切断法を用いて鋼帯コイルの端面形状を測定するので、鋼帯端部に耳割れ、耳伸び及び巻きずれの何れの欠陥が発生した場合であっても、端面形状の測定結果に基づいてこれらを適切に検出することができる。また、製造ライン外での測定が可能であるため、メンテナンス面で好適な構成とすることができる。
本実施形態におけるコイル形状測定装置の構成を示す図である。 鋼帯端部に発生する欠陥の種類について示す図である。 欠陥検出部で実行する欠陥検出処理手順を示すフローチャートである。 欠陥検出処理で用いる各変数を説明する図である。 本実施形態の動作を説明するための図である。 凹ヘゲ検出結果の一例を示す図である。 凸ヘゲ検出結果の一例を示す図である。 耳伸び検出結果の一例を示す図である。 巻きずれ検出結果の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
(構成)
図1は、本実施形態におけるコイル形状測定装置の構成を示す図である。
図中、符号1は鋼帯コイル(以下、単にコイルという)である。このコイル1は、冷間圧延処理、焼鈍処理、メッキ処理等のラインに装入する前の鋼帯がコイル状に巻き取られたものである。なお、以下の説明では、コイル端面の円の半径にあたる軸を半径方向、コイル端面の円の角度にあたる軸を円周方向、コイル端面の凹凸方向にあたる軸を幅方向という。
この図1において、符号10はコイル形状測定装置である。このコイル形状測定装置10は、コイル1の端面の凹凸形状を測定し、測定した凹凸量から鋼帯端部に発生している凹ヘゲ、凸ヘゲ、耳伸び、巻きずれ等の欠陥を検査する装置である。
図2は、鋼帯端部に発生する欠陥の種類について示す図である。図2において、(a)はヘゲ、(b)は耳伸び、(c)は巻きずれを示す図である。
ヘゲは、図2(a)に示すように、鋼帯端部に幅方向に凹凸をつくるように発生する。ここで、符号2が凹ヘゲ(耳割れ)、符号3が凸ヘゲである。また、耳伸びは、図2(b)の符号4に示すように、コイル1の半径方向と円周方向に対して波状に発生する。さらに、巻きずれは、図2(c)の符号5に示すように、コイル1の端面に、半径方向に対する幅方向のずれとして発生する。
図1に戻って、コイル形状測定装置10は、コイル1の端面から幅方向に所定距離離れた位置に、コイル端面に対して半径方向に線状のレーザー光(スリット光)11aを照射するレーザー光源11と、コイル端面に照射されたスリット光11aが形成する像を、スリット光11aの照射方向とは異なる角度から撮像するカメラ12とを備える。
レーザー光源11は、コイル端面に半径方向の測定幅Lrのスリット光11aを照射する。本実施形態では、測定幅Lrは、コイル1の外半径と内半径との差よりも短いものとする。ここで、測定幅Lrは、カメラ台数Nc(ここではNc=1)、半径方向のカメラ画素数Np及び半径方向のカメラ分解能Rrを用いて、次式で表される。
Lr=Nc・Np・Rr ………(1)
カメラ12で撮像した画像は、欠陥検出部21に入力される。欠陥検出部21は、カメラ12から得られた画像を光切断法にて解析してコイル端面の凹凸に係る情報を取得し、得られた結果をモニタ等の表示部22に表示する。
レーザー光源11及びカメラ12は、コイル1の中心軸Cから半径方向に所定距離だけ離れた測定位置に配置されるように、半径方向に延在するアーム13に保持されている。ここで、レーザー光源11及びカメラ12は、相対位置関係を保ったまま、アーム13の一端から中央位置までの間を移動可能に保持されている。つまり、レーザー光源11及びカメラ12の測定位置は、アーム13の一端から中央位置までの間で任意の位置に移動可能となっている。
また、アーム13は、その中央位置が、コイル1の中心軸Cと同一軸を中心軸とする回転軸14に固定されており、回転軸14は、架台15に中心軸Cを中心に回転可能に支持されている。すなわち、回転軸14が回転すると、それに伴ってアーム13も中心軸Cを中心に回転する。
このように、レーザー光源11及びカメラ12は、コイル端面の円と同心円状の円周方向と半径方向に移動可能となっており、これにより、コイル端面全体を撮像可能となっている。
また、レーザー光源11及びカメラ12の半径方向の移動、並びに回転軸14の回転は、欠陥検出部21からの駆動指令を受けて駆動部23が行う。すなわち、欠陥検出部21は、後述する欠陥検出処理を実行してレーザー光源11及びカメラ12の測定位置や回転軸14の回転速度を設定し、それらに基づいて駆動部23を駆動制御するための駆動指令を出力する。そして、設定した測定位置でレーザー光源11及びカメラ12を回転させながら撮像した画像に基づいて、光切断法を用いてコイル1の端面形状を測定する。
次に、欠陥検出部21で実行する欠陥検出処理について、具体的に説明する。
図3は、欠陥検出部21で実行する欠陥検出処理手順を示すフローチャートである。
先ず、ステップS1で、欠陥検出部21は、コイル端面の測定準備が完了しているか否かを判定する。ここでは、巻き取りが完了したコイル1が、コイル形状測定装置10による測定が開始可能な位置に配置された状態であるか否かを判定する。そして、コイル測定準備が完了していないと判定した場合にはそのまま待機し、コイル測定準備が完了していると判定した場合にはステップS2に移行する。
ステップS2では、欠陥検出部21は、コイル端面の測定に際し、アーム13を回転する回数(最大測定回転回数)Nを、次式をもとに算出する。
N=int{(Or−Ir)/Lr+1} ………(2)
ここで、int( )は、括弧内の演算結果の小数点以下を切り捨てる関数である。また、図4に示すように、Orはコイル外半径、Irはコイル内半径、Lrは上記(1)式で表されるスリット光11aの測定幅である。すなわち、ここでは、カメラ12によってコイル端面全体を撮像するのに要する回転回数を算出する。
次にステップS3では、欠陥検出部21は、アーム13を回転した回数をカウントするための測定カウントKを初期化(K=1)し、ステップS4に移行する。
ステップS4では、欠陥検出部21は、コイル1の中心軸Cからレーザー光源11及びカメラ12の測定位置までの半径方向の距離を示す測定半径Xr(K)を算出し、ステップS5に移行する。
Xr(K)=Ir+(K−1/2)Lr ………(3)
ステップS5では、欠陥検出部21は、アーム13を回転する速度である測定速度V(K)を算出し、ステップS6に移行する。
V(K)=f/Y(K)
=f・Rθ/{2π・Xr(K)} ………(4)
ここで、fはカメラ12の測定周波数[点/s]、Y(K)は1周当たりのデータ取得点数[点/周]、Rθはカメラ12の周方向分解能[mm/点]であり、測定半径Xr(K)の単位は[mm]としている。なお、上記(4)式は1周あたりのデータ取得点数Y(K)と1点あたりの分解能Rθとを定めて計測する場合の計算式となる。また、測定速度V(K)は、上記(4)式から分かるように、レーザー光源11及びカメラ12の測定位置がコイル1の内径側であるほど速く設定される。
次にステップS6では、欠陥検出部21は、レーザー光源11及びカメラ12の測定位置が、コイル1の中心軸Cから前記ステップS4で算出した測定半径Xr(K)だけ半径方向に離れた位置となるように、駆動部23を駆動制御してレーザー光源11及びカメラ12を移動する。
次にステップS7では、欠陥検出部21は、回転軸14が前記ステップS5で算出した測定速度V(K)で回転するように、駆動部23を駆動制御して回転軸14を回転する。また、このとき、回転軸14を回転させながらカメラ12によってコイル端面画像を撮像する。
次にステップS8では、欠陥検出部21は、前記ステップS7で撮像した画像に対して所定の画像処理を施す光切断法により当該撮像画像を解析し、コイル1の端面形状を測定する。そして、その結果を表示部22に表示してステップS9に移行する。
ステップS9では、欠陥検出部21は、測定カウントKをインクリメントし、ステップS10に移行する。
ステップS10では、欠陥検出部21は、測定カウントKが前記ステップS2で算出した最大測定回転回数Nに達しているか否かを判定する。そして、K<Nである場合には前記ステップS4に移行し、K=Nである場合にはステップS11に移行する。
ステップS11では、欠陥検出部21は、コイル端面の測定を完了して欠陥検出処理を終了する。
なお、図1において、レーザー光源11が投光手段に対応し、カメラ12が撮像手段に対応し、アーム13が保持手段に対応し、回転軸14及び回転手段に対応し、駆動部23が移動手段に対応している。また、欠陥検出部21が形状測定手段に対応し、表示部22が表示手段に対応している。
(動作)
次に、本実施形態の動作について説明する。
鋼帯をコイル状に巻き取ったコイル1は、先ず、製造ライン外に設置されたコイル形状測定装置10によるコイル端面測定位置へ運ばれる。そして、そのコイル端面測定位置にて、光切断法を利用したラインレーザー変位計を用いてコイル1の端面形状を測定する。
始めに、測定カウントK=1に設定し(図3のステップS3)、コイル端面の最内径部の測定を行う。このとき、測定半径Xr(1)は、上記(3)式をもとに、Xr(1)=Ir+(1/2)Lrに設定され(ステップS4)、測定速度V(1)は、上記(4)式をもとに、V(1)=f・Rθ/{2π・Xr(1)}に設定される(ステップS5)。
したがって、この測定1回目では、レーザー光源11及びカメラ12は、駆動部23によって、図5の点P1で示すコイル1の中心軸Cから半径方向にXr(1)だけ離れた位置に移動される(ステップS6)。
そして、この状態で、駆動部23によって中心軸Cを中心に測定速度V(1)で回転軸14を回転させ、レーザー光源11及びカメラ12をコイル端面と同心円状に円周方向に1周させる(ステップS7)。このとき、レーザー光源11及びカメラ12を1周させながら、カメラ12によってコイル端面を撮像する。
これにより、最内径部の1周分のデータ(斜線で示す測定領域E1のデータ)を取得することができる。そして、カメラ12によって撮像した画像を光切断法に従い解析すると、コイル端面の三次元形状が得られる(ステップS8)。この解析結果は、オペレータが視認可能なように表示部22に表示される。
図6〜図9は、解析結果の一例を示す図である。鋼帯の端部に図2(a)に示すような凹ヘゲ2が発生している場合、図6の符号102に示すように、特定の半径において円周方向にデータを見たとき、局所的に幅方向に凹となるような解析結果が得られる。同様に、鋼帯の端部に図2(a)に示すような凸ヘゲ3が発生している場合には、図7の符号103に示すように、特定の半径において円周方向にデータを見たとき、局所的に幅方向に凸となるような解析結果が得られる。
また、鋼帯の端部に図2(b)に示すような耳伸び4が発生している場合には、図8の符号104に示すように、半径方向と円周方向に対して波状のデータが得られる。さらに、コイル1に図2(c)に示すような巻きずれ5が発生している場合には、図9の符号105に示すように、特定の半径における幅方向のデータが他の半径における幅方向のデータとは異なるような解析結果が得られる。
このように、表示部22に表示された解析結果を確認することで、オペレータはコイル1の端面形状を認識することができる。
また、図2(a)〜(c)に示すような欠陥が発生していない正常時には、幅方向、半径方向及び円周方向において、それぞれ変動のない略一定のデータが得られる。そのため、表示部22に表示された解析結果と正常時のデータとの比較から、オペレータは欠陥の発生の有無を判断することができる。
最内径部の測定が終了すると、測定カウントK=2とし(ステップS9)、1つ外側の測定半径Xr(2)と測定速度V(2)とを決定する(ステップS4,S5)。このとき、測定半径Xr(2)は、上記(3)式をもとに、Xr(2)=Ir+(3/2)Lrに設定され、測定速度V(2)は、上記(4)式をもとに、V(2)=f・Rθ/{2π・Xr(2)}に設定される。測定速度V(2)は、測定速度V(1)よりも遅い速度となる。
したがって、この測定2回目では、レーザー光源11及びカメラ12は、駆動部23によって、図5の点P2で示すコイル1の中心軸Cから半径方向にXr(2)だけ離れた位置に移動される(ステップS6)。そして、この状態で、駆動部23によって中心軸Cを中心に測定速度V(2)で回転軸14を回転させ、レーザー光源11及びカメラ12をコイル端面と同心円状に円周方向に1周させる(ステップS7)。
この場合にも、レーザー光源11及びカメラ12を1周させながら、カメラ12によってコイル端面を撮像する。これにより、測定領域E2のデータを取得することができる。取得した測定領域E2の画像の解析結果についても、オペレータが視認可能なように表示部22に表示される。
このように、最内径部から外径部へ向けて測定領域を移動させながら、コイル1の端面形状を測定する。そして、最外形部の測定が終了しK=Nとなると(ステップS10でYes)、コイル1の端面形状の測定を完了する(ステップS11)。
(実施例)
次に、実施例により本発明の効果を具体的に説明する。
ここでは、実施例として、冷間圧延設備の出側に本コイル形状測定装置10を適用し、コイル1の端面形状を測定した。すなわち、冷間圧延設備による圧延後にコイル1を抜き出し、コイル形状測定装置10によるコイル端面検査を行った。
その結果、凹ヘゲ(耳割れ)2については、幅方向2.5mm×円周方向4.0mmの欠陥サイズのものまで検出することができた。また、凸ヘゲ3については、幅方向1.0mm×円周方向1.0mmの欠陥サイズのものまで検出することができた。さらに、耳伸び3については、半径方向1.8mm×円周方向62mmの欠陥サイズのものまで検出することができた。
また、比較例として、従来の渦流検出センサを用いた欠陥検出装置を冷間圧延設備内に設置し、冷間圧延ラインを移動中の鋼帯の端部に発生している欠陥(耳割れ)を検出する方法について検討した。その結果、検出可能な最小欠陥は、鋼帯長手方向(円周方向)3mm×幅方向5mm程度であり、本実施例のように微小な欠陥を検出できないという結果となった。
このように、本コイル形状測定装置10は、製造ラインを移動中の鋼帯に対して測定を行うものではないため、装置の鋼帯長手方向(円周方向)の分解能がライン速度に左右されることがなく、微小欠陥を適切に検出することができる。
また、光切断法を用いて鋼帯コイルの端面形状を測定し、モニタ表示するので、鋼帯端部に耳割れ、耳伸び及び巻きずれの何れの欠陥が発生した場合であっても、オペレータは表示された端面形状の測定結果に基づいてこれらを適切に検出することができる。また、製造ライン外での測定が可能であるため、メンテナンス面で好適な構成とすることができる。
さらに、オペレータがライン装入前にコイル端面を目視で検査する必要がないため、検査に要する時間や人員を削減することができる。そのため、小径コイル操業時のコイルピッチが短い場合であっても、入側段取り作業のネックによるライン速度低下を防止することができるなど、ラインの増産が可能となる。
ここで、端面形状の測定に際しては、レーザー光源及びカメラを、鋼帯コイルの中心軸から半径方向に所定距離だけ離れた測定位置で保持した状態で、当該鋼帯コイルの中心軸を中心に回転させながらコイル端面を撮像する。鋼板コイルの端面を、円周方向、即ち鋼帯長手方向に検査することができる。したがって、耳割れや耳伸びといった欠陥によって発生する形状の変化を適切に検出することができる。
また、レーザー光源及びカメラの測定位置を半径方向に移動可能に構成するので、スリット光の測定幅が鋼帯コイルの外半径と内半径との差よりも短い場合であっても、鋼帯コイルの端面全体を測定することが可能となる。そのため、カメラの設置を1台のみとすることもでき、コストを削減することができる。
さらに、レーザー光源及びカメラの回転速度を、撮像するデータ数が少ない内径側ほど速く設定するので、全体の測定時間を短縮することができる。
(変形例)
なお、上記実施形態においては、表示部22に表示された解析結果から、オペレータが目視により欠陥発生の有無を判断する場合について説明したが、コイル形状測定装置10が撮像画像の解析結果と正常時のデータとを比較することで、欠陥発生の有無を自動的に判断し、その判断結果を表示部22に表示するようにしてもよい。更には、欠陥の種類(ヘゲ、耳伸び、巻きずれ等)に応じて解析結果のパターンが異なることを利用し、解析結果に基づいて欠陥の種類を判別し、これを表示部22に表示することもできる。
また、上記実施形態においては、カメラ12を1台のみ配置する場合について説明したが、カメラ12の台数はこれに限定されるものではない。例えば、カメラ12をアーム13に当該アーム13の中央位置を挟んで両側に1台ずつ(計2台)配置すれば、アーム13を1周した場合に測定できる半径方向のデータ量が倍増するため、測定時間を短縮することができる。
さらに、上記実施形態においては、コイル端面全体を測定対象とする場合について説明したが、コイル端面の特定領域(例えば、外径部側の一定領域)のみを測定対象とすることもできる。
1…鋼帯コイル、10…コイル形状測定装置、11…レーザー光源(投光手段)、12…カメラ(撮像手段)、13…アーム(保持手段)、14…回転軸(回転手段)、15…架台、21…欠陥検出部(形状測定手段)、22…表示部(表示手段)、23…駆動部(移動手段)

Claims (5)

  1. 光切断法により鋼帯コイルの端面形状を測定するコイル形状測定装置であって、
    前記鋼帯コイルの端面に対して、当該鋼帯コイルの半径方向にスリット光を照射する投光手段と、
    前記投光手段により前記鋼帯コイルの端面に照射されたスリット光が形成する像を、前記スリット光の照射方向とは異なる角度から撮像する撮像手段と、
    前記投光手段及び前記撮像手段を、前記鋼帯コイルの中心軸から当該鋼帯コイルの半径方向に所定距離だけ離れた測定位置で保持する保持手段と、
    前記保持手段を、前記鋼帯コイルの中心軸を中心に回転する回転手段と、
    前記回転手段で前記保持手段を回転させながら前記撮像手段で撮像した画像に対して所定の画像処理を施す光切断法により、前記鋼帯コイルの端面形状を測定する形状測定手段と、を備えることを特徴とするコイル形状測定装置。
  2. 前記投光手段が、前記鋼帯コイルの端面に対して、前記鋼帯コイルの外半径と内半径との差よりも短い前記スリット光を照射するように構成される場合、
    前記投光手段と前記撮像手段との相対位置関係を保ったまま、前記保持手段を異なる前記測定位置に移動可能な移動手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のコイル形状測定装置。
  3. 前記回転手段は、前記測定位置が前記鋼帯コイルの端面の内径部側であるほど、前記保持手段の回転速度を速くすることを特徴とする請求項2に記載のコイル形状測定装置。
  4. 前記形状測定手段で測定した前記鋼帯コイルの端面形状を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のコイル形状測定装置。
  5. 光切断法により鋼帯コイルの端面形状を測定するコイル形状測定方法であって、
    前記鋼帯コイルの端面に対して、当該鋼帯コイルの半径方向にスリット光を照射する光源と、前記鋼帯コイルの端面に照射されたスリット光が形成する像を、前記スリット光の照射方向とは異なる角度から撮像するカメラとを、前記鋼帯コイルの中心軸から当該鋼帯コイルの半径方向に所定距離だけ離れた測定位置で保持した状態で、前記鋼帯コイルの中心軸を中心に回転させ、このときカメラで撮像した画像に対して所定の画像処理を施す光切断法により、前記鋼帯コイルの端面形状を測定することを特徴とするコイル形状測定方法。
JP2012122353A 2012-05-29 コイル形状測定装置及びコイル形状測定方法 Expired - Fee Related JP6106953B6 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012122353A JP6106953B6 (ja) 2012-05-29 コイル形状測定装置及びコイル形状測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012122353A JP6106953B6 (ja) 2012-05-29 コイル形状測定装置及びコイル形状測定方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013246151A true JP2013246151A (ja) 2013-12-09
JP6106953B2 JP6106953B2 (ja) 2017-04-05
JP6106953B6 JP6106953B6 (ja) 2017-07-19

Family

ID=

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015008820A1 (ja) * 2013-07-19 2015-01-22 株式会社ニコン 形状測定装置、構造物製造システム、形状測定方法、構造物製造方法、形状測定プログラム、及び記録媒体
WO2019035695A1 (ko) * 2017-08-18 2019-02-21 주식회사 포스코 코일의 킹크 측정 장치 및 방법
CN110017784A (zh) * 2018-01-09 2019-07-16 宝山钢铁股份有限公司 一种卷曲钢卷端部在线质检装置和方法
CN111623716A (zh) * 2020-07-08 2020-09-04 哈尔滨市科佳通用机电股份有限公司 一种货车车轮直径尺寸动态检测装置及检测方法
CN112432592A (zh) * 2019-08-26 2021-03-02 宝山钢铁股份有限公司 一种卧式钢卷卷形质量检测装置及其检测方法
CN114441549A (zh) * 2021-12-31 2022-05-06 武汉钢铁有限公司 钢卷质量检测系统及方法
CN114777673A (zh) * 2022-05-05 2022-07-22 中冶赛迪重庆信息技术有限公司 钢卷卷曲形态确定方法、系统、设备及介质
WO2024018758A1 (ja) * 2022-07-20 2024-01-25 株式会社日立ハイテク 形状計測装置、及び形状計測方法
CN117647192A (zh) * 2024-01-30 2024-03-05 山东恒力源精密机械制造有限公司 一种活塞环扭曲度检测方法
JP7468571B2 (ja) 2021-08-03 2024-04-16 Jfeスチール株式会社 鋼帯コイルの巻き形状判定モデルの生成方法、巻き形状判定方法および処置工程設定方法、ならびに鋼帯コイルの製造方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50107964A (ja) * 1974-01-31 1975-08-25
JPS55133551A (en) * 1979-04-06 1980-10-17 Hitachi Ltd Device for driving circular face plate
JPH0914933A (ja) * 1995-06-30 1997-01-17 Nkk Corp コイル巻取形状測定方法及びその測定装置並びにコイル巻取形状監視装置
JPH11138654A (ja) * 1997-11-06 1999-05-25 Bridgestone Corp タイヤ形状判定装置及びタイヤ選別方法
JP2000337827A (ja) * 1999-03-25 2000-12-08 Fuji Photo Film Co Ltd 外観検査方法及び外観検査装置
JP2003097923A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Kawasaki Steel Corp コイル巻姿測定方法および装置
JP2009041934A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Kobe Steel Ltd 形状測定装置,形状測定方法
JP2010230671A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Yujin Instec Co Ltd シートロールの形状検査方法及び検査装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50107964A (ja) * 1974-01-31 1975-08-25
JPS55133551A (en) * 1979-04-06 1980-10-17 Hitachi Ltd Device for driving circular face plate
JPH0914933A (ja) * 1995-06-30 1997-01-17 Nkk Corp コイル巻取形状測定方法及びその測定装置並びにコイル巻取形状監視装置
JPH11138654A (ja) * 1997-11-06 1999-05-25 Bridgestone Corp タイヤ形状判定装置及びタイヤ選別方法
JP2000337827A (ja) * 1999-03-25 2000-12-08 Fuji Photo Film Co Ltd 外観検査方法及び外観検査装置
JP2003097923A (ja) * 2001-09-26 2003-04-03 Kawasaki Steel Corp コイル巻姿測定方法および装置
JP2009041934A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Kobe Steel Ltd 形状測定装置,形状測定方法
JP2010230671A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Yujin Instec Co Ltd シートロールの形状検査方法及び検査装置

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015008820A1 (ja) * 2013-07-19 2015-01-22 株式会社ニコン 形状測定装置、構造物製造システム、形状測定方法、構造物製造方法、形状測定プログラム、及び記録媒体
US20160161250A1 (en) * 2013-07-19 2016-06-09 Nikon Corporation Shape measurement device, structural object production system, shape measurement method, structural object production method, shape measurement program, and recording medium
JPWO2015008820A1 (ja) * 2013-07-19 2017-03-02 株式会社ニコン 形状測定装置、構造物製造システム、形状測定方法、構造物製造方法、形状測定プログラム、及び記録媒体
US10371507B2 (en) 2013-07-19 2019-08-06 Nikon Corporation Shape measurement device, structural object production system, shape measurement method, structural object production method, shape measurement program, and recording medium
WO2019035695A1 (ko) * 2017-08-18 2019-02-21 주식회사 포스코 코일의 킹크 측정 장치 및 방법
CN111051811A (zh) * 2017-08-18 2020-04-21 Posco公司 卷板的扭折检测装置及方法
CN111051811B (zh) * 2017-08-18 2022-05-31 Posco公司 卷板的扭折检测装置及方法
CN110017784A (zh) * 2018-01-09 2019-07-16 宝山钢铁股份有限公司 一种卷曲钢卷端部在线质检装置和方法
CN110017784B (zh) * 2018-01-09 2021-02-19 宝山钢铁股份有限公司 一种卷曲钢卷端部在线质检装置和方法
CN112432592B (zh) * 2019-08-26 2022-03-18 宝山钢铁股份有限公司 一种卧式钢卷卷形质量检测装置及其检测方法
CN112432592A (zh) * 2019-08-26 2021-03-02 宝山钢铁股份有限公司 一种卧式钢卷卷形质量检测装置及其检测方法
CN111623716A (zh) * 2020-07-08 2020-09-04 哈尔滨市科佳通用机电股份有限公司 一种货车车轮直径尺寸动态检测装置及检测方法
JP7468571B2 (ja) 2021-08-03 2024-04-16 Jfeスチール株式会社 鋼帯コイルの巻き形状判定モデルの生成方法、巻き形状判定方法および処置工程設定方法、ならびに鋼帯コイルの製造方法
CN114441549A (zh) * 2021-12-31 2022-05-06 武汉钢铁有限公司 钢卷质量检测系统及方法
CN114441549B (zh) * 2021-12-31 2024-02-23 武汉钢铁有限公司 钢卷质量检测系统及方法
CN114777673A (zh) * 2022-05-05 2022-07-22 中冶赛迪重庆信息技术有限公司 钢卷卷曲形态确定方法、系统、设备及介质
CN114777673B (zh) * 2022-05-05 2023-05-23 中冶赛迪信息技术(重庆)有限公司 钢卷卷曲形态确定方法、系统、设备及介质
WO2024018758A1 (ja) * 2022-07-20 2024-01-25 株式会社日立ハイテク 形状計測装置、及び形状計測方法
CN117647192A (zh) * 2024-01-30 2024-03-05 山东恒力源精密机械制造有限公司 一种活塞环扭曲度检测方法
CN117647192B (zh) * 2024-01-30 2024-04-19 山东恒力源精密机械制造有限公司 一种活塞环扭曲度检测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6106953B2 (ja) 2017-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5257998B2 (ja) シートロールの形状検査装置
JP5974787B2 (ja) 鋼帯コイルのエッジ欠陥検出方法およびエッジ欠陥検出装置
JP5828817B2 (ja) 条鋼材の形状検査方法
US9384541B2 (en) Bead filler inspection apparatus, bead filler inspection program and bead filler inspection method
JP5288297B2 (ja) ねじ付き管の端部形状測定方法
JP5923054B2 (ja) 形状検査装置
TW202146886A (zh) 用於三百六十度檢測物件之系統及方法
KR20140100127A (ko) 권취 롤의 측면 형상 결함검사장치
JP4901578B2 (ja) 表面検査システム及び表面検査システムの検査性能の診断方法
JP5794895B2 (ja) 円筒形状物の外観検査装置
JP2010071778A (ja) 大径管の外径測定装置
JP2014167429A (ja) 円筒体検査装置
JP6106953B6 (ja) コイル形状測定装置及びコイル形状測定方法
JP6106953B2 (ja) コイル形状測定装置及びコイル形状測定方法
JP4466831B2 (ja) グリーンタイヤの表面検査装置
JP2019060825A (ja) 管の内面検査装置
JP5912992B2 (ja) タイヤ検査装置及びタイヤ検査方法
JP2023077632A (ja) 検査装置および検査方法
JP5674581B2 (ja) 検査装置及び検査方法
JP2010142770A (ja) 軸体搬送装置とそれを用いた軸体大径部の外径検査装置
JP6107212B2 (ja) 物品の形状測定方法及び測定装置
KR20170074594A (ko) 코일의 빌드업 측정 장치
JPS618610A (ja) 鋼板表面検査装置
JP2000105104A (ja) 巻取り紙の偏芯検査装置
JP5178689B2 (ja) 表面形状測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6106953

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees