JP2000105104A - 巻取り紙の偏芯検査装置 - Google Patents

巻取り紙の偏芯検査装置

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JP2000105104A
JP2000105104A JP10274493A JP27449398A JP2000105104A JP 2000105104 A JP2000105104 A JP 2000105104A JP 10274493 A JP10274493 A JP 10274493A JP 27449398 A JP27449398 A JP 27449398A JP 2000105104 A JP2000105104 A JP 2000105104A
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JP
Japan
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roll
paper
photographing means
photographing
eccentricity
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Akiyuki Noda
明亨 野田
Toshiyuki Kurashige
利行 倉重
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Nippon Paper Industries Co Ltd
Jujo Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻取紙ロールの偏芯量を計測する巻取り紙の
偏芯検査装置であって、機械的計測によって人為的な誤
差の発生を防止し、非接触によって検査することによっ
て円滑な検査を行える偏芯検査装置とする。 【解決手段】 一対の支持ロール3a、3bに支持された巻
取紙ロール1の外周面の最下部に臨んで第1カメラ4を
設け当該部分の画像を捕捉する。第1カメラ4の撮像範
囲に形成される座標系の原点を通る鉛直上方に第2カメ
ラ6を昇降自在に設け、巻取紙ロール1のコア2の画像
を捕捉する。コア2の画像からコア2の中心を求める。
第1カメラ4と第2カメラ6の距離は既知であるから、
コア2の中心と第1カメラ4の画像の最下部との距離を
求めれば、巻取紙ロール1の半径を求めることができ、
支持ロール3a、3bを回動させて巻取紙ロール1を回動さ
せてその最大値と最小値を求め、これらの差から偏芯量
を求めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、抄紙機で抄造さ
れワインダなどで巻き直された巻取り紙の外径寸法を計
測して該巻取り紙の偏芯状態を検査する巻取り紙の偏芯
検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】長網式抄紙機などで抄造される紙は、生
産性を向上させるなどのために、通常4m以上の幅で抄
かれ、抄紙機出口において当該幅でロール状に巻き取ら
れる。斯かるロール状に巻取られた紙ロールは、輸送上
の問題や、印刷機や加工機などの幅その他需要者による
使用の態様上の問題などのため、抄造されたままの幅員
で印刷工場などに出荷できない場合がある。このような
場合には、製紙工場では、抄造された巻取紙ロールをワ
インダやリワインダに供して、スリッターなどで所望の
幅員に裁断し、必要に応じて巻取長さを調整して、需要
者の印刷機などの仕様に適合するよう小巻に巻き直して
出荷している。そして、小巻に巻き直す際には、芯に紙
管、いわゆるコアが用いられる。
【0003】この小巻にされた巻取り紙のロール(以
下、「巻取紙ロール」という。)は、印刷工場などにお
いては入荷された状態で印刷機などに供給され、印刷が
施される。このとき、巻取紙ロールの断面形状が真円で
なく、偏芯した状態にあると、印刷機を走行する際にば
たついたり、断紙や印刷のズレなどを生じてしまい適正
な印刷を行えなかったり、ばたついた紙が印刷機に咬み
込まれたりしてしまうおそれがある。このため、製紙工
場では、各巻取紙ロールについて、偏芯量を検査し、偏
芯量が許容範囲に収まっているもののみを出荷するよう
にしている。
【0004】従来のこの巻取紙ロールの偏芯量の検査
は、人手によって行われている。すなわち、ノーズと呼
ばれる円筒状又は円錐状のチャッキング金物を巻取紙ロ
ールの前記コアの中に差し込み、該ノーズを中心として
回動自在に支持されたスケールを回転させながらその目
盛を読み取ることにより、巻取紙ロールの外周全長に亘
って中心からの半径を測定している。そして、その最大
値と最小値との差が一定値以上のものは、不良品とし
て、出荷を停止することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の人手による方法では、手間がかかるうえに、ノ
ーズとコアの間にノーズを回転させるための隙間が必要
であり、この隙間が大きい場合に測定誤差の原因となっ
たり、小さい場合にはノーズの回転がスムーズに行え
ず、測定作業が停滞するという問題がある。また、目盛
りを目視することにより半径を測定するため、人的な測
定誤差も生じ、不良巻取紙ロールを見落としてしまうお
それがある。
【0006】そこで、この発明は、機械的に偏芯量を測
定することによって人的な測定誤差の発生を取り除き、
巻取紙ロールに非接触で測定することによって円滑な測
定を行えるようにした巻取り紙の偏芯検査装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る巻取り紙の偏芯
検査装置は、適宜間隔を設けて平行に配した一対の支持
ロールからなり、偏芯検査に供する巻取紙ロールを載置
させて支持すると共に、該巻取紙ロールを回動自在に支
持するロール支持手段と、前記巻取紙ロールの外周部の
一部を撮像範囲に収めることができる位置に、撮影光学
系の光軸を前記支持ロールの軸方向と平行にして配設し
た第1撮影手段と、前記巻取紙ロールの紙管の全体を撮
影することができる位置に、撮影光学系の光軸を前記第
1撮影手段の前記光軸と平行にして配設した第2撮影手
段とからなり、前記第2撮影手段で紙管の端部を撮影
し、前記ロール支持手段によって巻取紙ロールを回動さ
せながら前記第1撮影手段で該巻取紙ロールの外周部を
撮影し、前記第2撮影手段で捕捉した紙管の画像から該
紙管の中心を求め、前記第1撮影手段で捕捉した外周部
の画像から該巻取紙ロールの偏芯量を測定することを特
徴としている。
【0008】巻取紙ロールを前記ロール支持手段で支持
させて、前記第2撮影手段で紙管の端部の画像を捕捉す
ると共に、前記第1撮影手段で巻取紙ロールの外周部の
画像を捕捉する。これら第1撮影手段と第2撮影手段の
光軸間の距離が既知であれば、第2撮影手段で捕捉され
た画像から得られた紙管の中心と第1撮影手段で捕捉さ
れた外周部との間の距離、即ち巻取紙ロールの半径を算
出することができる。この半径の算出を、巻取紙ロール
を回動させながら連続して、あるいは所定の角度ごとに
行なえば、巻取紙ロールの外径寸法を得ることができ
る。
【0009】例えば、第2撮影手段に撮像範囲内に形成
された座標を第2座標系とした場合、前記紙管の中心は
この第2座標系の座標として求めることができる。な
お、紙管はほぼ真円と考えられるから、紙管の外周の3
点の座標からその中心位置を求めることができる。ま
た、第1撮影手段によって捕捉された巻取紙ロールの外
周部の測定点は、該第1撮影手段の撮像範囲内に形成さ
れた第1座標系の座標として求めることができる。そし
て、この第1座標系の原点と前記第2座標系の原点との
距離は既知、又は自動的に計測することができる機構を
採用することで容易に知ることができるから、第1座標
系の原点の位置を第2座標系の座標で表すことができ
る。したがって、外周部の測定点を第2座標系の座標で
表すことができるので、該第2座標系上の座標として紙
管の中心と測定点との距離を求めれば巻取紙ロールの半
径を求めることができ、その最大値と最小値との差を求
めれば偏芯量を求めることができる。そして、この偏芯
量が許容範囲内にある巻取紙ロールを出荷する。
【0010】また、前記ロール支持手段は一対の支持ロ
ールで構成されているから、このロール支持手段に巻取
紙ロールを支持させた状態では、該巻取紙ロールは一対
の支持ロールの間位置に位置する。このため、該巻取紙
ロールの中心は、ほぼこれら支持ロールの中点の鉛直線
上に位置することになる。このため、前記第2撮影手段
をこの鉛直線上に位置させてあれば、確実に紙管の端部
全体の画像を捕捉することができる。そして、該支持ロ
ールの一方または双方を回動させることにより、該支持
ロールと巻取紙ロールの間の摩擦力によって巻取紙ロー
ルが回動する。
【0011】また、請求項2の発明に係る巻取り紙の偏
芯検査装置は、適宜間隔を設けて平行に配した一対の支
持ロールからなり、偏芯検査に供する巻取紙ロールを載
置させて支持すると共に、該巻取紙ロールを回動自在に
支持するロール支持手段と、前記巻取紙ロールを前記ロ
ール支持手段に支持させた状態で、該巻取紙ロールの外
周部の一部であって最下位に位置する部分を撮像範囲に
収めることができる位置に、撮影光学系の光軸を前記支
持ロールの軸方向と平行にして配設した第1撮影手段
と、前記巻取紙ロールの紙管の全体を撮影することがで
きる位置に、撮影光学系の光軸を前記第1撮影手段の前
記光軸と平行にして配設した第2撮影手段とからなり、
前記第2撮影手段で紙管の端部を撮影し、前記ロール支
持手段によって巻取紙ロールを回動させながら前記第1
撮影手段で該巻取紙ロールの外周部を撮影し、前記第2
撮影手段で捕捉した紙管の画像から該紙管の中心を求
め、前記第1撮影手段で捕捉した外周部の画像から該巻
取紙ロールの偏芯量を測定することを特徴としている。
【0012】巻取紙ロールの偏芯量を測定するために
は、前述したように第1座標系の原点と第2座標系の原
点との位置関係が既知である必要がある。他方、偏芯量
の測定をすべき巻取紙ロールの外径寸法は種々のものが
ある。測定すべき巻取紙ロールの外径寸法が変更された
場合であっても、前記ロール支持手段に支持させた状態
において、常にほぼ一定の位置に位置する部分は該巻取
紙ロールの最下部であるから、当該部分の画像を捕捉で
きる位置に前記第1撮影手段を設定しておけば、該第1
撮影手段の位置を変更する必要がない。
【0013】また、請求項3の発明に係る巻取り紙の偏
芯検査装置は、前記第2撮影手段を昇降自在とし、前記
第1撮影手段の光軸と第2撮影手段の光軸との距離を可
変としたことを特徴としている。
【0014】巻取紙ロールの外径には種々のものがある
が、ロール支持手段の高さ位置は一定であるから、外径
が変更されると紙管の中心の高さ位置が変化する。第2
撮影手段を昇降自在としておけば、紙管の中心の高さの
変更に対処することができる。また、第1撮影手段と第
2撮影手段の光軸間の距離または第1座標系と第2座標
系の原点間の位置関係が既知である必要があることは、
前述の通りである。
【0015】前記第1撮影手段を巻取紙ロールの最下位
を臨む位置に配設しておけば、該第1撮影手段が定位置
に固定されているため、第2撮影手段を昇降させること
によって第1撮影手段の光軸と第2撮影手段の光軸との
距離が可変となり、第2撮影手段の昇降時の移動量を測
定すれば、第1座標系と第2座標系の原点間の位置関係
は把握することができる。他方、第1撮影手段を最下位
ではなく、他の位置に配設した場合には、巻取紙ロール
の外径の変化によって該第1撮影手段の位置も変更しな
ければならない。これは、第1撮影手段の光軸と第2撮
影手段の光軸との距離を可変としておくことで対処でき
る。例えば、第1撮影手段と第2撮影手段のそれぞれの
光軸を同一の水平線上に位置させて計測する構造では、
第1撮影手段と第2撮影手段とを共通の水平な昇降自在
のブラケットに支持させ、第1撮影手段を該ブラケット
に案内させて水平方向に摺動自在に設ければ、該第1撮
影手段を摺動させれば、その移動量を測定することによ
り、第1撮影手段と第2撮影手段の光軸間の位置関係は
既知とすることができる。しかも、巻取紙ロールの外径
寸法の変更に応じて第2撮影手段を昇降させれば、紙管
の端部を撮影することができると共に、第1撮影手段も
昇降して該第1撮影手段と第2撮影手段の水平位置関係
を維持させることができる。
【0016】また、請求項4の発明に係る巻取り紙の偏
芯検査装置は、前記第2撮影手段の昇降方向を、前記第
1撮影手段の撮像範囲の所定点を通る鉛直方向としたこ
とを特徴としている。
【0017】前述したように、第1撮影手段を巻取紙ロ
ールの最下位の部分を撮影できる位置に配設しておけ
ば、巻取紙ロールの外径寸法の変更に対しても該第1撮
影手段を固定して設けることができる。したがって、第
2撮影手段を昇降させれば、第1撮影手段との光軸間の
距離が変更されて、巻取紙ロールの外径寸法の変更に対
応することができる。しかも、第2撮影手段の昇降方向
を第1撮影手段の撮像範囲の所定点を通る鉛直方向とし
ておけば、第2撮影手段の撮像範囲の所定点と第1撮影
手段の撮像範囲の所定点との間の距離を容易に認識でき
るので、巻取紙ロールの偏芯量を容易に演算することが
できる。なお、上記所定点は、前記第1座標系と第2座
標系のそれぞれの原点であれば、後述する演算が容易と
なる。
【0018】また、請求項5の発明に係る巻取り紙の偏
芯検査装置は、前記巻取紙ロールを回動させながら、前
記第1撮影手段で、該巻取紙ロールが所定の角度に位置
するごとに該巻取紙ロールの外周部の画像を捕捉するこ
とを特徴としている。
【0019】巻取紙ロールの偏芯量を求めるに際して
は、該巻取紙ロールの最大半径と最小半径とを求めるの
であるから、該巻取紙ロールの外周全体にわたって画像
を捕捉せずとも所定角度ごとに捕捉し、巻取紙ロールの
概略の外径を求めても構わない。なお、回動角度を小さ
くして画像の捕捉点を多くすれば検査精度を向上させる
ことができる。また、画像の捕捉は、巻取紙ロールを回
動させながら、該巻取紙ロールが所定の角度位置に回動
した際に第1撮影手段の撮像範囲を通過する時点で行な
えばよい。
【0020】また、請求項6の発明に係る巻取り紙の偏
芯検査装置は、前記第1撮影手段及び第2撮影手段をC
CDカメラで構成したことを特徴としている。
【0021】前記それぞれの撮影手段をCCDカメラで
構成することにより、巻取り紙の偏芯検査装置を小型化
及び軽量化することができる。
【0022】さらに、前記第1撮影手段は巻取紙ロール
の外周面の位置を捕捉するために設けられるものである
から、外周面の位置を捕捉することができるものであれ
ば撮影手段に限られず、そのため請求項7の発明に係る
巻取り紙の偏芯検査装置は、前記第1撮影手段を、測定
位置の所定位置からのずれを検出することができるライ
ンセンサとしたことを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係る巻取り紙の偏芯検査装置
を具体的に説明する。
【0024】図1はこの実施形態に係る巻取り紙の偏芯
検査装置の構成を説明するための概略の側面図で、偏芯
量の検査に供される巻取紙ロール1は、紙管即ちコア2
に巻き取られて形成されており、その幅員や巻取長さは
需要者の要求に応じたものとしてある。
【0025】前記巻取紙ロール1はロール支持手段3に
載置されて支持される。このロール支持手段3は、図3
に示すように、適宜な距離を設けて配設されたほぼ等し
い径を備えた一対の回動自在な支持ロール3a、3bからな
り、これらの支持ロール3a、3bの回動軸は同一の水平面
内で平行に配されている。そして、一方あるいは双方の
支持ロール3a、3bを図示しない駆動源の動力によって回
動させるようにしてある。
【0026】前記一対の支持ロール3a、3bの間位置に
は、該支持ロール3a、3bに載置された巻取紙ロール1の
最下位となる外周部に臨んで第1撮影手段としてCCD
カメラによる第1カメラ4が配設されており、この第1
カメラ4によって巻取紙ロール1の外周部の画像が捕捉
されるようにしてある。この第1カメラ4はその撮影光
学系の光軸が、ロール支持手段3に支持された巻取紙ロ
ール1のコア2の中心軸と平行となるように設けられて
いると共に、同方向に移動自在となるように第1アクチ
ュエータ5に設けられている。
【0027】前記第1カメラ4の撮像範囲内の所定点、
例えば光軸と交差する点の鉛直線上であって該第1カメ
ラ4の上方に、巻取紙ロール1のコア2の端部を臨ませ
て、該第1カメラ4の光軸と平行な光軸を有する撮影光
学系を備えたCCDカメラからなる第2カメラ6が、第
2撮影手段として設けられている。この第2カメラ6に
よってコア2の端部全体の画像が捕捉されるようにして
あると共に、第2アクチュエータ7に設けられて前記鉛
直線に沿って昇降自在とされている。
【0028】また、前記第2アクチュエータ7は上部が
第3アクチュエータ8に支持されており、該第2アクチ
ュエータ7が支持ロール3a、3bの中心軸と平行な方向に
沿って移動自在とされている。したがって、この第2ア
クチュエータ7の移動によって前記第2カメラ6がコア
2の端部に接近、離隔して該端部を撮像範囲に確実に収
めることができるようにしてある。また、前記第2アク
チュエータ7には、第2カメラ6の上方に巻取紙ロール
1の端面までの距離を検出する赤外線センサなどの距離
センサ9が設けられている。
【0029】図2及び図3はこの巻取り紙の偏芯検査装
置を実装した場合の概略の構造を示すもので、この偏芯
検査装置によって検査することができる最も小径な巻取
紙ロール1aと最も大径の巻取紙ロール1bとを併記してあ
る。これら巻取紙ロール1を前記一対の支持ロール3a、
3bに載置させると、その外径の大きさに拘わらず、該巻
取紙ロール1のコア2の中心が支持ロール3a、3bの軸間
距離の中点の上方に位置することになる。そして、前記
第1カメラ4と第2カメラ6などからなる偏芯検査装置
は、ロール支持手段3に載置された巻取紙ロール1の両
側に配設されている。このため、巻取紙ロール1の偏芯
検査は該巻取紙ロール1の両端部で行なえるようにして
ある。
【0030】また、前記第1カメラ4と第2カメラ6に
よって捕捉された位置データや、第1カメラ4と第2カ
メラの光軸間の距離などに関するデータは、図示しない
処理装置に入力される。
【0031】以上により構成されたこの実施形態に係る
巻取り紙の偏芯検査装置について、その作用を図4を参
照しながら以下に説明する。
【0032】検査に供される巻取紙ロール1は、図示し
ない搬送装置によってこの偏芯検査装置に給送され、ロ
ール支持手段3に載置されると、該巻取紙ロール1のコ
ア2の中心が、該ロール支持手段3の中点のほぼ鉛直線
上に位置することになる。前記第2アクチュエータ7を
作動させて第2カメラ6をコア2の画像を捕捉すること
ができる高さ位置まで昇降させて移動させる。このと
き、第2カメラ6の移動量を基準位置からの距離として
計測する。この計測は、例えば第2アクチュエータ7に
パルスモータを利用してそのパルス数をカウントした
り、エンコーダなどを設けておけば容易に認識すること
ができる。なお、基準位置は第1カメラ4の設置位置と
の関係で既知の位置であり、第2カメラ6の移動量を計
測することにより該第2カメラ6と第1カメラ4の距離
を認識することができる。また、前記第1アクチュエー
タ5を作動させて、巻取紙ロール1の外周部の画像を所
望の状態で確実に捕捉することができる位置に、第1カ
メラ4を位置させると共に、第3アクチュエータ8を作
動させて、第2カメラ6をコア2の全体の画像を捕捉で
きる位置に位置させる。なお、このとき前記距離センサ
9によって得られた巻取紙ロール1の端面までの距離を
参考にして第2カメラ6を移動させれば、迅速に所望の
位置に位置させることができる。
【0033】前記第2カメラ6でコア2のコア画像Cを
捕捉すると、該コア2がほぼ真円であるから、その中心
Qをコア画像Cの位置データから求めることができる。
図4において点Pは第2カメラ6の撮像範囲によって形
成される基準座標系の原点を示し、該撮像範囲内の所定
点であり例えば該第2カメラ6の光軸と撮像面との交点
である。この基準座標系の原点Pの座標を(xSP
SP)=(xS0、yS0)とする。コア画像Cはこの第2
カメラ6で捕捉されるから、その中心Qは基準座標系の
座標として求めることができ、この座標を(xSQ
SQ)とする。
【0034】また、第2カメラ6によるコア画像Cの捕
捉と同時に、第1カメラ4によって巻取紙ロール1の外
周部の画像を捕捉する。図4において、点Rを第1カメ
ラ4の撮像範囲で形成される第1座標系の原点とし、前
記基準座標系の原点Pとこの原点Rとを結ぶ直線は鉛直
線である。したがって、巻取紙ロール1の最下位の点L
k はこの鉛直線上に位置し、第1カメラ4によって捕捉
された画像からこの点Lk の第1座標系上の座標を求め
ることができる。しかも、第1座標系の原点Rの基準座
標系における座標(xSR、ySR)=(xS0、ySR)は既
知であるから、上記点Lk の基準座標系における座標
(xSLK、ySLK)=(xS0、ySLK )を求めることがで
きる。すなわち、前記原点Pと原点Rとの距離をi、原
点Rと点Lk との距離をλk とすると、コア2の中心Q
の基準座標系における座標は(xSQ、ySQ)であるか
ら、コア2の中心Qから点Lk までの距離Lは、
【数1】L = ((i+λk+ySQ2+xSQ 21/2 から求めることができる。なお、巻取紙ロール1が偏芯
のないものであれば、コア2の中心は点Pと点Rとを結
ぶ鉛直線上に位置しているから、
【数2】L0= i+λk+ySQ で求めることができる。
【0035】そして、前記支持ロール3a、3bを回動させ
て、巻取紙ロール1を適宜角度回動させる。巻取紙ロー
ル1が偏芯している場合には、コアCの中心Qは定位置
にはなく、巻取紙ロール1の回動に応じて不規則に旋回
しながら位置をずらす。しかし、巻取紙ロール1を適宜
角度回動させるごとに、前述したように、基準座標系に
おける中心Qの座標と点Lk の座標を求めることによっ
て、巻取紙ロール1の半径を測定することができる。測
定は回動角度を細かくして行なうことによって、巻取紙
ロール1の外径寸法をほぼ正確に把握することができる
が、巻取紙ロール1の偏芯量は半径の最大値と最小値と
から求めることができるから、例えば等角度間隔で回動
させて順次求めた半径から巻取紙ロール1の外径形状を
求めて、半径の最大値と最小値とを求めても構わない。
また、適宜な等間隔で点Lk を求めると共に、前記Lを
それぞれ算出し、隣接する点Lk の測定値におけるLが
増から減へあるいは減から増へ増減関係が変化した場合
に、これら隣接する点Lkの間で測定点Lk を多数にし
てLを算出すれば、ほぼ正確に半径の最大値と最小値と
を算出することができる。
【0036】そして、算出された巻取紙ロール1の半径
の最大値と最小値の差を偏芯量として定義すればよい。
【0037】前述した説明において、第1カメラ4及び
第2カメラ6で撮影したコア2や巻取紙ロール1の画像
を処理して所定の点の座標を求めるにあたっては、これ
らのカメラ4、6にCCDカメラを用いて、その撮像面
の画素のコントラストを画像処理することによって求め
ることができる。なお、所定の測定点の画像のコントラ
ストを鮮明にするために、例えばコア2には巻取紙ロー
ル1の色と明確なコントラストを現出させることができ
る色彩を備えた芯材などを挿入して、画像を捕捉すれば
よい。
【0038】前述の説明では、第1カメラ4と第2カメ
ラ6のそれぞれの撮影光学系の光軸が鉛直線上にあるも
のとして説明したが、例えば鉛直に起立させて設けたガ
イドレールの適宜位置に第1カメラ4を固定すると共
に、第2カメラ6を該ガイドレールに摺動自在に設けれ
ば、これら第1カメラ4と第2カメラ6の光軸は常に鉛
直線上に位置させることができる。しかし、これら第1
カメラ4と第2カメラ6とを各別に設ける場合には、こ
れらカメラ4、6が鉛直線上からずれてしまうおそれが
ある。斯かる場合には、例えば巻取紙ロール1を模した
真円のダミーロールを支持ロール3a、3bに支持させ、該
ダミーロールのコアを第2カメラ6で撮影し、その画像
から得られたコアの中心を基準座標系の原点とする。次
いで、径の異なるダミーロールを同様に支持ロールに支
持させ、前記第2アクチュエータ7を作動させて第2カ
メラ6を昇降させて該ダミーロールのコアの画像を捕捉
する。このときのコアの中心に前記原点が一致するよう
に第2カメラ6の取付け状態などを調整すれば、第2カ
メラ6は鉛直線上を昇降することになる。
【0039】以上に説明した作用では、第1カメラ4と
第2カメラ6とによって捕捉された画像から得られた位
置データは図示しない処理装置に入力され、該処理装置
によって前記数1、数2式に示した演算が行なわれ、ま
た該処理装置から支持ロール3a、3bを回動させる駆動信
号が送出されて巻取紙ロール1を所定の角度で回動させ
るなどが行なわれる。なお、第1カメラ4と第2カメラ
6とによって捕捉された画像をモニタに表示させて、該
モニタを視認しながら作業を行うようにすれば、より操
作が容易となる。
【0040】図5に、この発明に係る巻取り紙の偏芯検
査装置と、従来の検査方法とによって巻取紙ロール1の
偏芯量を測定した場合の最大偏芯量と測定に要した時間
に関する結果を示す。同図において、実施例1はこの発
明の巻取り紙の偏芯検査装置によって直径が1050mmの巻
取紙ロール1bについて測定した結果を示し、実施例2は
同じく 900mmの巻取紙ロール1aについて測定した結果を
示す。また、比較例1及び比較例2は、それぞれ従来か
ら使用されている通常のノーズを用いて人手によって従
来と同様に巻取紙ロール1bと巻取紙ロール1aの偏芯量を
測定した結果を示す。比較例3及び比較例4は、それぞ
れコア2に合せて調整して作成したノーズを用いて人手
によって慎重にほぼ正確に巻取紙ロール1bと巻取紙ロー
ル1aの偏芯量を測定した結果を示す。
【0041】図5に示す測定結果を比較すると、この発
明に係る偏芯検査装置で測定された最大偏芯量は、比較
例3、4に示す人手によってほぼ正確に測定された最大
偏芯量に近い値となってほぼ満足するデータを取得する
ことができた。しかも、測定時間は従来の方法の場合よ
りも1/4に短縮することができ、測定時間の点でも有
利なものである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る巻
取り紙の偏芯検査装置によれば、紙管を撮影する第2撮
影手段と巻取紙ロールの外周部を撮影する第1撮影手段
とを設けて、これら撮影手段によって捕捉された画像か
ら、巻取紙ロールの偏芯量を求めるようにしたから、人
手によらず偏芯量の検査を行うことができ、人為的な測
定誤差の発生を排除することができる。しかも、巻取紙
ロールに非接触で検査を行えるから、検査を円滑に行う
ことができる。
【0043】また、巻取紙ロールを前記一対の支持ロー
ルの載置させることにより、該巻取紙ロールの中心がこ
れら一対の支持ロールの中点の鉛直線上にほぼ位置する
から、前記第2撮影手段はこの中点を通る鉛直線上に設
定すればよい。しかも、巻取紙ロールの外径寸法が変更
された場合であってもその中心は上記鉛直線上にあるか
ら、第2撮影手段をこの鉛直線に沿って昇降させること
により、種々の外径寸法の巻取紙ロールの偏芯量を測定
することができる。
【0044】また、請求項2の発明に係る巻取り紙の偏
芯検査装置によれば、ロール支持手段によって支持され
た巻取紙ロールの最下位の部分の画像を第1撮影手段で
捕捉するようにしたから、巻取紙ロールの外径寸法が変
更された場合でも、該第1撮影手段の位置を変更するこ
となく巻取紙ロールの外周部の画像を捕捉することがで
きる。
【0045】そして、請求項3の発明に係る巻取り紙の
偏芯検査装置によれば、第2撮影手段を昇降自在とする
ことにより外径寸法の異なる種々の巻取紙ロールの偏芯
量を容易に計測することができる。
【0046】また、請求項4の発明に係る巻取り紙の偏
芯検査装置によれば、第2撮影手段の昇降方向を、第1
撮影手段の撮像範囲の所定点を通る鉛直方向とすること
により、これら第1撮影手段と第2撮影手段の間の距離
を容易に認識することができるから、偏芯量を求める演
算が簡単になる。
【0047】また、請求項5の発明に係る巻取り紙の偏
芯検査装置によれば、第1撮影手段で捕捉する巻取紙ロ
ールの外周部の画像の数と第2撮影手段で捕捉する紙管
の画像の数を減じられるから、取得すべきデータが減じ
られ、該画像を処理するための処理装置の能力を小さく
することができる。したがって、巻取り紙の偏芯検査装
置のコストを削減することができる。
【0048】また、請求項6の発明に係る巻取り紙の偏
芯検査装置によれば、第1及び第2撮影手段の小型化を
図ることができることにより、巻取り紙の偏芯検査装置
の小型化を図ることができる。
【0049】そして、請求項7の発明に係る巻取り紙の
偏芯検査装置によれば、さらに安価な偏芯検査装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る巻取り紙の偏芯検査装置の構造
を説明するための概略の正面図である。
【図2】この発明に係る巻取り紙の偏芯検査装置を実装
した場合の概略の構造を示す正面図である。
【図3】図2における側面図である。
【図4】この発明に係る巻取り紙の偏芯検査装置によっ
て偏芯量を算出する原理を説明するための図である。
【図5】この発明に係る巻取り紙の偏芯検査装置で測定
した場合の結果と従来の方法によって測定した場合の結
果、手作業によって慎重に測定した場合の結果を比較す
る図である。
【符号の説明】
1 巻取紙ロール 2 コア(紙管) 3 ロール支持手段 3a、3b 支持ロール 4 第1カメラ(第1撮影手段) 5 第1アクチュエータ 6 第2カメラ(第2撮影手段) 7 第2アクチュエータ 8 第3アクチュエータ 9 距離センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA17 AA26 BB06 DD02 DD06 FF04 GG10 JJ03 JJ05 JJ25 JJ26 KK02 MM04 MM24 QQ31 3F055 AA01 DA09 DA10 FA00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適宜間隔を設けて平行に配した一対の支
    持ロールからなり、偏芯検査に供する巻取紙ロールを載
    置させて支持すると共に、該巻取紙ロールを回動自在に
    支持するロール支持手段と、 前記巻取紙ロールの外周部の一部を撮像範囲に収めるこ
    とができる位置に、撮影光学系の光軸を前記支持ロール
    の軸方向と平行にして配設した第1撮影手段と、 前記巻取紙ロールの紙管の全体を撮影することができる
    位置に、撮影光学系の光軸を前記第1撮影手段の前記光
    軸と平行にして配設した第2撮影手段とからなり、 前記第2撮影手段で紙管の端部を撮影し、 前記ロール支持手段によって巻取紙ロールを回動させな
    がら前記第1撮影手段で該巻取紙ロールの外周部を撮影
    し、 前記第2撮影手段で捕捉した紙管の画像から該紙管の中
    心を求め、前記第1撮影手段で捕捉した外周部の画像か
    ら該巻取紙ロールの偏芯量を測定することを特徴とする
    巻取り紙の偏芯検査装置。
  2. 【請求項2】 適宜間隔を設けて平行に配した一対の支
    持ロールからなり、偏芯検査に供する巻取紙ロールを載
    置させて支持すると共に、該巻取紙ロールを回動自在に
    支持するロール支持手段と、 前記巻取紙ロールを前記ロール支持手段に支持させた状
    態で、該巻取紙ロールの外周部の一部であって最下位に
    位置する部分を撮像範囲に収めることができる位置に、
    撮影光学系の光軸を前記支持ロールの軸方向と平行にし
    て配設した第1撮影手段と、 前記巻取紙ロールの紙管の全体を撮影することができる
    位置に、撮影光学系の光軸を前記第1撮影手段の前記光
    軸と平行にして配設した第2撮影手段とからなり、 前記第2撮影手段で紙管の端部を撮影し、 前記ロール支持手段によって巻取紙ロールを回動させな
    がら前記第1撮影手段で該巻取紙ロールの外周部を撮影
    し、 前記第2撮影手段で捕捉した紙管の画像から該紙管の中
    心を求め、前記第1撮影手段で捕捉した外周部の画像か
    ら該巻取紙ロールの偏芯量を測定することを特徴とする
    巻取り紙の偏芯検査装置。
  3. 【請求項3】 前記第2撮影手段を昇降自在とし、前記
    第1撮影手段の光軸と第2撮影手段の光軸との距離を可
    変としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の巻取り紙の偏芯検査装置。
  4. 【請求項4】 前記第2撮影手段の昇降方向を、前記第
    1撮影手段の撮像範囲の所定点を通る鉛直方向としたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の巻取り紙の偏芯検査装
    置。
  5. 【請求項5】 前記巻取紙ロールを回動させながら、前
    記第1撮影手段で、該巻取紙ロールが所定の角度に位置
    するごとに該巻取紙ロールの外周部の画像を捕捉するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の巻取り紙の偏芯検査装置。
  6. 【請求項6】 前記第1撮影手段及び第2撮影手段をC
    CDカメラで構成したことを特徴とする請求項1ないし
    請求項5のいずれかに記載の巻取り紙の偏芯検査装置。
  7. 【請求項7】 前記第1撮影手段を、測定位置の所定位
    置からのずれを検出することができるラインセンサとし
    たことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか
    に記載の巻取り紙の偏芯検査装置。
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