JP2013240455A - 薬剤払出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のソフトバッグ6がそれぞれ収容される複数のカセットを有し、一の面側に位置する払出位置から、ソフトバッグ6を、順次、1つずつ払出可能な薬剤収容部1と、払い出されたソフトバッグ6を保持して搬送可能な第1薬剤搬送部2と、搬送されたソフトバッグ6を受取可能で、水平面内で回転させることにより方向変換可能である第2薬剤搬送部3と、搬送されたソフトバッグ6を回収する複数の分割領域を、第2薬剤搬送部3によるソフトバッグ6の搬送方向に沿って形成されたトレイ27を搬送するトレイ搬送部4と、第1薬剤搬送部2を駆動制御してソフトバッグ6を搬送し、第2薬剤搬送部3及びトレイ搬送部4を駆動制御して、ソフトバッグ6をトレイ27の該当する分割領域に回収させる制御部5とを備える。
【選択図】図1
Description
薬剤払出装置を、
複数のソフトバッグがそれぞれ収容される複数のカセットを有し、一の面側に位置する払出位置から、前記ソフトバッグを、順次、1つずつ払出可能な薬剤収容部と、
前記薬剤収容部から払い出されたソフトバッグを保持して搬送可能な第1薬剤搬送部と、
前記第1薬剤搬送部によって搬送されたソフトバッグを受取可能で、水平面内で回転させることにより方向変換可能である第2薬剤搬送部と、
前記第2薬剤搬送部によって搬送されたソフトバッグを回収する複数の分割領域を、前記第2薬剤搬送部によるソフトバッグの搬送方向に沿って形成されたトレイを搬送するトレイ搬送部と、
前記第1薬剤搬送部を駆動制御してソフトバッグを搬送し、前記第2薬剤搬送部及び前記トレイ搬送部を駆動制御して、前記ソフトバッグを前記トレイの該当する分割領域に回収させる制御部と、
を備えた構成としたものである。
方向変換することなく、トレイへと供給することができる。
前記押圧部は、前記注出部を押圧するのが好ましい。
前記制御部は、前記ソフトバッグの種類に応じて、前記回転搬送部に搬送して方向変換させた後、前記搬送手段によってトレイへと搬送する処理と、前記搬送手段に搬送して方向変換することなくそのままトレイへと搬送する処理とのいずれか一方を実行可能であるのが好ましい。
図8〜図10のフローチャートに示すように、受信した処方データの内容に基づいて、まず、該当するソフトバッグ6が収容されているカセット6へと薬剤回収容器7を移動させる(ステップS1)。薬剤回収容器7の移動が完了すれば、薬剤回収容器7のベルト9a,10aを正転させる(ステップS2)。そして、カセット6内のコイルを1回転させて薬剤回収容器7内にソフトバッグ6を排出する(ステップS3)。ソフトバッグ6は、注出部6aが全て同一方向側に位置するように配置されている。ここでは、図1中、右側に位置するように配置されている。
図11に示すように、前記薬剤払出処理でソフトバッグ6が払い出された薬剤回収容器7を第2薬剤搬送部3の上方の待機位置へと移動させる(ステップS31)。
ここでは、払い出されたソフトバッグ6が、トレイ27の分割領域に収容可能な通常サイズであれば回転搬送部17上の所定位置に移動させ、そうでない大型サイズであれば回動コンベア部18上の所定位置に移動させる。通常、服用時期(例えば、朝、昼、夜)の順で、該当するソフトバッグ6を払い出すが、大型サイズであれば、そのトレイ27には最後に払い出す。但し、大型サイズのソフトバッグ6を別のトレイ27に払い出すのであれば、払出順序は任意に設定できる。また、ソフトバッグ6のサイズ如何に拘わらず、1つのトレイ27に入りきらない場合には、別のトレイ27に収容するようにすればよい。
図12に示すように、ソフトバッグ6が回転搬送部17に載置された場合、回転搬送部17のベルト17aを逆転駆動し(ステップS41)、ソフトバッグ6をガイド板25へと当接させる。これにより、回転搬送部17に載置されたソフトバッグ6の傾きを矯正することができる。このとき、第2薬剤検出センサ20によってソフトバッグ6が検出される。そして、回転搬送部17を90度回転させる。(ステップS42)。この間、ベルト17aは逆転駆動状態を維持する。したがって、回転搬送部17の回転動作中であっても、ソフトバッグ6が位置ずれすることがない。そして、回転搬送部17が90度回転すれば、ベルト17aの駆動を停止する(ステップS43)。
図13に示すように、トレイ搬送部4では、ベルト4aを駆動することにより、トレイ27が原点位置に移動したことがトレイ検出センサ28によって検出されると(ステップS61)、一旦、この位置にトレイ27を停止させる(ステップS62)。そして、回動コンベア部18の供給準備位置に位置するソフトバッグ6を、トレイ27の最下流側に位置する分割領域(第1分割領域)内に供給できるようにトレイ27を排出開始位置に移動させる(ステップS63)。この状態で、回動コンベア部18のベルト18bを回転駆動し、供給準備位置に位置するソフトバッグ6をトレイ27内へと供給する(ステップS64)。このとき、回動コンベア部18を水平面に対して第1傾斜角度まで傾斜させる(ステップS65)。これにより、回動コンベア部18の一部がトレイ27内に進入し、ソフトバッグ6を滑らせつつ、横向きにした状態のままスムーズにトレイ27内へと供給することができる。
2…第1薬剤搬送部
3…第2薬剤搬送部
4…トレイ搬送部
5…制御部
6…ソフトバッグ
7…薬剤回収容器
8…枠体
9…第1底板
10…第2底板
11…第1薬剤検出センサ
12…ガイドローラ
13…水平ビーム
14…昇降ベルト
15…プーリ
16…整列押出部
17…回転搬送部
18…回動コンベア部
19…押出板
20…第2薬剤検出センサ
21…反射板
22…延設板
23…第3薬剤検出センサ
24…案内板
25…側板
26…第4薬剤検出センサ
27…トレイ
28…トレイ検出センサ
Claims (14)
- 複数のソフトバッグがそれぞれ収容される複数のカセットを有し、一の面側に位置する払出位置から、前記ソフトバッグを、順次、1つずつ払出可能な薬剤収容部と、
前記薬剤収容部から払い出されたソフトバッグを保持して搬送可能な第1薬剤搬送部と、
前記第1薬剤搬送部によって搬送されたソフトバッグを受取可能で、水平面内で回転させることにより方向変換可能である第2薬剤搬送部と、
前記第2薬剤搬送部によって搬送されたソフトバッグを回収する複数の分割領域を、前記第2薬剤搬送部によるソフトバッグの搬送方向に沿って形成されたトレイを搬送するトレイ搬送部と、
前記第1薬剤搬送部を駆動制御してソフトバッグを搬送し、前記第2薬剤搬送部及び前記トレイ搬送部を駆動制御して、前記ソフトバッグを前記トレイの該当する分割領域に回収させる制御部と、
を備えたことを特徴とする薬剤払出装置。 - 前記第1薬剤搬送部及び前記第2薬剤搬送部は、前記ソフトバッグを横向きに寝かせた状態で搬送可能であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤払出装置。
- 前記第1薬剤搬送部は、前記薬剤収容部から払い出されたソフトバッグを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送されたソフトバッグを当接させる当接面とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の薬剤払出装置。
- 前記第1薬剤搬送部は、前記当接面側を中心として回動可能な底板を有し、前記底板を回動させて斜め下方に向かわせることにより保持したソフトバッグを、前記第2薬剤搬送部に移送可能であることを特徴とする請求項3に記載の薬剤払出装置。
- 前記第2薬剤搬送部は、前記第1薬剤搬送部から移送されたソフトバッグを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送されたソフトバッグを当接させる当接面とを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
- 前記第2薬剤搬送部は、回転して前記ソフトバッグを方向変換する回転搬送部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
- 前記第2薬剤搬送部は、前記ソフトバッグを押圧して所定位置に位置決めする押圧部を有することを特徴とする請求項6に記載の薬剤払出装置。
- 前記第2薬剤搬送部は、前記押圧部によって所定位置に位置決めされたソフトバッグを前記トレイ側に向かって搬送可能であることを特徴とする請求項7に記載の薬剤払出装置。
- 前記第2薬剤搬送部の搬送手段は、前記ソフトバッグの搬送方向側を前記トレイに向かって接近するように回動可能に構成されていることを特徴とする請求項5に記載の薬剤払出装置。
- 前記制御部は、前記第1薬剤搬送部を駆動制御してソフトバッグを第2薬剤搬送部に搬送した後、前記第2薬剤搬送部を駆動制御して前記回転搬送部を水平面内で回転させることにより方向変換した後、前記第2薬剤搬送部及び前記トレイ搬送部を駆動制御して前記ソフトバッグを前記トレイの該当する分割領域に回収させることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
- 前記制御部は、前記第1薬剤搬送部を駆動制御してソフトバッグを第2薬剤搬送部の搬送手段に搬送した後、前記第2薬剤搬送部及び前記トレイ搬送部を駆動制御して前記ソフトバッグを方向変換することなく、そのまま前記トレイに回収させることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
- 前記制御部は、前記回動搬送部で前記ソフトバッグを方向変換する際、前記搬送手段は前記当接面側への搬送状態を維持させることを特徴とする請求項8に記載の薬剤払出装置。
- 前記ソフトバッグは、一端側に設けた注出部が他の部分よりも硬質な材料で構成され、
前記押圧部は、前記注出部を押圧することを特徴とする請求項7又は8に記載の薬剤払出装置。 - 前記第2薬剤搬送部は、前記ソフトバッグを方向変換可能な回転搬送部と、前記ソフトバッグを前記トレイ側に向かって搬送可能な搬送部とを備え、
前記制御部は、前記ソフトバッグの種類に応じて、前記回転搬送部に搬送して方向変換させた後、前記搬送手段によってトレイへと搬送する処理と、前記搬送手段に搬送して方向変換することなくそのままトレイへと搬送する処理とのいずれか一方を実行可能であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤払出装置。
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JP7334473B2 (ja) | 2019-05-29 | 2023-08-29 | ニプロ株式会社 | 服薬管理システム |
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2012
- 2012-05-18 JP JP2012114995A patent/JP6015125B2/ja active Active
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