JP2013240455A - 薬剤払出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可撓性を有するソフトバッグであっても、トレイ内の分割領域内に、自動かつ確実に供給する。
【解決手段】複数のソフトバッグ6がそれぞれ収容される複数のカセットを有し、一の面側に位置する払出位置から、ソフトバッグ6を、順次、1つずつ払出可能な薬剤収容部1と、払い出されたソフトバッグ6を保持して搬送可能な第1薬剤搬送部2と、搬送されたソフトバッグ6を受取可能で、水平面内で回転させることにより方向変換可能である第2薬剤搬送部3と、搬送されたソフトバッグ6を回収する複数の分割領域を、第2薬剤搬送部3によるソフトバッグ6の搬送方向に沿って形成されたトレイ27を搬送するトレイ搬送部4と、第1薬剤搬送部2を駆動制御してソフトバッグ6を搬送し、第2薬剤搬送部3及びトレイ搬送部4を駆動制御して、ソフトバッグ6をトレイ27の該当する分割領域に回収させる制御部5とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、薬剤払出装置に関するものである。
従来、薬剤払出装置として、複数の薬剤収容空間を有するトレイに対して正確に薬剤を投入するために、トレイの搬送経路に対して略直交する方向において、ピックアップ手段からの薬剤投入位置に対するトレイの平面的な相対位置を変化させる移動機構を備えた構成のものが公知である(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来の薬剤払出装置では、トレイへの薬剤の供給がピックアップ手段によって行われており、ソフトバッグのように柔らかいものであれば、トレイ内の所望の薬剤収容空間内へ適切に搬送できないという問題がある。
特開2011−4972号公報
本発明は、可撓性を有するソフトバッグであっても、トレイ内の分割領域内に、自動かつ確実に供給することのできる薬剤払出装置を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
薬剤払出装置を、
複数のソフトバッグがそれぞれ収容される複数のカセットを有し、一の面側に位置する払出位置から、前記ソフトバッグを、順次、1つずつ払出可能な薬剤収容部と、
前記薬剤収容部から払い出されたソフトバッグを保持して搬送可能な第1薬剤搬送部と、
前記第1薬剤搬送部によって搬送されたソフトバッグを受取可能で、水平面内で回転させることにより方向変換可能である第2薬剤搬送部と、
前記第2薬剤搬送部によって搬送されたソフトバッグを回収する複数の分割領域を、前記第2薬剤搬送部によるソフトバッグの搬送方向に沿って形成されたトレイを搬送するトレイ搬送部と、
前記第1薬剤搬送部を駆動制御してソフトバッグを搬送し、前記第2薬剤搬送部及び前記トレイ搬送部を駆動制御して、前記ソフトバッグを前記トレイの該当する分割領域に回収させる制御部と、
を備えた構成としたものである。
この構成により、第1薬剤搬送部を備えることにより、薬剤収容部の各カセットからソフトバッグを自動的に取り出して搬送することができる。そして、第2薬剤搬送部を備えることにより、第1薬剤搬送部によって搬送されたソフトバッグを受け取って必要に応じて方向を変換することができる。さらに、ソフトバッグを搬送することによりトレイ搬送部によって搬送されたトレイへと供給することができる。このように、可撓性を有するソフトバッグであっても、自動的にトレイへと供給することができる。
前記第1薬剤搬送部及び前記第2薬剤搬送部は、前記ソフトバッグを横向きに寝かせた状態で搬送可能であるのが好ましい。
この構成により、ソフトバッグの搬送を安定した状態で行うことができる。
前記第1薬剤搬送部は、前記薬剤収容部から払い出されたソフトバッグを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送されたソフトバッグを当接させる当接面とを有するのが好ましい。
この構成により、可撓性を有するソフトバッグの位置決めを自動的に行うことができる。
前記第1薬剤搬送部は、当接面側を中心として回動可能な底板を有し、前記底板を回動させて斜め下方に向かわせることにより保持したソフトバッグを、前記第2薬剤搬送部に移送可能であるのが好ましい。
この構成により、第1薬剤搬送部から第2薬剤搬送部へのソフトバッグの移送を、スムーズに行わせることが可能となる。
前記第2薬剤搬送部は、前記第1薬剤搬送部から移送されたソフトバッグを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送されたソフトバッグを当接させる当接面とを有するのが好ましい。
この構成により、第2薬剤搬送部でソフトバッグを方向変換する前に、一旦、当接面を基準として位置決めすることができるので、方向変換を位置ずれすることなく適切に行うことが可能となる。
前記第2薬剤搬送部は、回転して前記ソフトバッグを方向変換する回転搬送部を備えるようにすればよい。
前記第2薬剤搬送部は、前記ソフトバッグを押圧して所定位置に位置決めする押圧部を有するのが好ましい。
この構成により、ソフトバッグの位置ずれを調整して次の搬送を安定した状態で行うことが可能となる。
前記第2薬剤搬送部は、前記押圧部によって所定位置に位置決めされたソフトバッグを前記トレイ側に向かって搬送可能とすればよい。
前記第2薬剤搬送部の搬送手段は、前記ソフトバッグの搬送方向側を前記トレイに向かって接近するように回動可能に構成されているのが好ましい。
この構成により、第2薬剤搬送部からトレイへのソフトバッグの搬送を、より一層安定した状態で行うことができる。特に、ソフトバッグを該当する分割領域に供給する際に有効である。
前記制御部は、前記第1薬剤搬送部を駆動制御してソフトバッグを第2薬剤搬送部に搬送した後、前記第2薬剤搬送部を駆動制御して前記回転搬送部を水平面内で回転させることにより方向変換した後、前記第2薬剤搬送部及び前記トレイ搬送部を駆動制御して前記ソフトバッグを前記トレイの該当する分割領域に回収させるようにすればよい。
この構成により、ソフトバッグの方向を変換することにより、該当する分割領域に収容しやすい状態としてトレイへと供給することができる。
前記制御部は、前記第1薬剤搬送部を駆動制御してソフトバッグを第2薬剤搬送部の搬送手段に搬送した後、前記第2薬剤搬送部及び前記トレイ搬送部を駆動制御して前記ソフトバッグを方向変換することなく、そのまま前記トレイに回収させるようにしてもよい。
この構成により、分割領域には収容できないサイズのソフトバッグであれば、そのまま
方向変換することなく、トレイへと供給することができる。
前記制御部は、前記回動搬送部で前記ソフトバッグを方向変換する際、前記搬送手段は前記当接面側への搬送状態を維持させるのが好ましい。
この構成により、回動搬送部でソフトバッグを方向変換する際にも、このソフトバッグが当接面に当接した状態を維持することになり、位置ずれすることがない。
前記ソフトバッグは、一端側に設けた注出部が他の部分よりも硬質な材料で構成され、
前記押圧部は、前記注出部を押圧するのが好ましい。
この構成により、押圧部による位置決めを正確に行うことができ、その後のトレイの分割領域への供給を適切に行うことが可能となる。
前記第2薬剤搬送部は、前記ソフトバッグを方向変換可能な回転搬送部と、前記ソフトバッグを前記トレイ側に向かって搬送可能な搬送部とを備え、
前記制御部は、前記ソフトバッグの種類に応じて、前記回転搬送部に搬送して方向変換させた後、前記搬送手段によってトレイへと搬送する処理と、前記搬送手段に搬送して方向変換することなくそのままトレイへと搬送する処理とのいずれか一方を実行可能であるのが好ましい。
この構成により、ソフトバックの種類(サイズ)の違いに応じた適切な状態で、トレイへと収容することができる。
本発明によれば、薬剤収容部から払い出したソフトバッグを、第1薬剤搬送部によって搬送し、第2薬剤搬送部によって方向変換した後、トレイ搬送部によって搬送するトレイの分割領域へと供給することができる。つまり、可撓性を有するソフトバッグであっても、自動的にトレイの分割領域へと供給することができる。
本実施形態に係る薬剤払出装置の概略を示す斜視図である。 図1の第1薬剤搬送部を示す斜視図である。 図2の薬剤収容容器の斜視図である。 図1の第2薬剤搬送部を示す斜視図である。 図4を異なる角度から見た斜視図である。 図1のトレイ搬送部を示す斜視図である。 本実施形態に係る薬剤払出装置のブロック図である。 図7の制御部で実行する薬剤払出処理の内容を示すフローチャートである。 図7の制御部で実行する薬剤払出処理の内容を示すフローチャートである。 図7の制御部で実行する薬剤払出処理の内容を示すフローチャートである。 図7の制御部で実行する第1薬剤搬送処理の内容を示すフローチャートである。 図7の制御部で実行する第2薬剤搬送処理の内容を示すフローチャートである。 図7の制御部で実行する第3薬剤搬送処理の内容を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「側」、「端」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本実施形態に係る薬剤払出装置を示す。この薬剤払出装置は、薬剤収容部1と、第1薬剤搬送部2と、第2薬剤搬送部3と、トレイ搬送部4と、これら各部材の動作を制御する制御部5(図7参照)と、を備える。
薬剤収容部1は、上下左右(Y軸方向及びX軸方向)に並設した複数の棚にカセット(図示せず)をそれぞれ着脱可能としたものである。各カセットには、金属製の線材を螺旋状としたコイルが回転可能に配置されている。コイルは、一端部を回転可能に支持され、他端側がフリーとなった片持ち構造である。コイルの各巻線の間には、薬剤(ここでは、横向きで、注出部を同じ側に位置させた状態で並設される複数のソフトバッグ6(輸液バッグ)。ソフトバッグ6は注出部6aを有している。注出部6aはソフトバッグ6の他の部分よりも硬質な樹脂材料で構成されている。)がそれぞれ保持され、奥行き方向に並設されている。そして、コイルの(後方側)一端部に図示しないモータ等から駆動力が伝達されると、コイルが自由端側の巻線方向へと回転し、各巻線に保持されたソフトバッグ6が、順次、自由端側から排出されるようになっている。薬剤収容部1の前方側下部には、コイルの回転によって前方へと押し出されたソフトバッグ6の下縁に引っ掛かり、このソフトバッグ6を強制的に倒して排出可能とする突条部(図示せず)が形成されている。
なお、ソフトバッグ6の寸法が長ければ、その長手方向に沿ってコイルを2以上並設するようにしてもよい。コイルを2つ設ける場合、回転方向が逆向きで、かつ、回転により保持した薬剤が中央部(コイルの間の位置)へと押し出される方向とするのが好ましい。また、コイルを2つ設ける場合、一端側に互いに噛合するギアをそれぞれ設けて、単一のモータで動力を伝達できるようにするのが好ましい。また、図示しないが、カセットには、ソフトバッグ6の注出部6aをガイドするためのガイド部(例えば、並設されるソフトバッグ6の注出部6aの下方側に沿って形成される突条)が形成されている。このガイド部によってソフトバッグ6の注出部6a(先端開口がシールで覆われている。)がカセットの内側面側に移動して摺接することが防止される。これにより、注出部6aのシールが剥がれたり、注出部6a自身が変形したりすることを防止することができる。さらに、カセット内を横向きで前方へと移動するソフトバッグ6の下縁部は、カセットの底面を前後方向に延びる4本の突条によって4点支持されている。これにより、ソフトバッグ6の下縁が変形して次のソフトバッグ6と干渉するといったことを防止でき、ソフトバッグ6が詰まるといった不具合を発生させることがない。
図2に示すように、第1薬剤搬送部2は、XY軸方向に移動可能に設けた薬剤回収容器7を備える。
図3に示すように、薬剤回収容器7は、前面板、天井板及び両側板からなる枠体8を備える。また、薬剤回収容器7の底面は一対の底板(第1底板9及び第2底板10)で構成されている。各底板9,10は、両側部にそれぞれ回転軸9a1,9a2、10a1,10a2を備え、回転軸9a1,9a2、10a1,10a2の間には、その回転軸方向に沿って3列でベルト9b,10bがそれぞれ掛け渡されている。第1底板9と第2底板10は、隣接する回転軸9a2,10a1の一端部同士がベルト等の連動部材7aで連結されて連動可能となっている。
第1底板9の基部側(薬剤収容部1とは反対側)の回転軸9a1は、図示しないモータにより正逆回転駆動可能となっている。そして、モータを正逆回転駆動すると、この回転軸9a1が正逆回転することにより第1底板9の各ベルト9bが正逆回転し、さらに、反対側の回転軸9a2が回転することにより、連動部材7aを介して第2底板10の各ベルト10bが同期して正逆回転する。
第2底板10は、第1底板9に、基部側の回転軸10a1を中心として回動可能に連結されている。第2底板10の回動範囲は、第1底板9と同一平面上の位置から上側である。第2底板10の先端側(薬剤収容部1側)の両側面には、発光素子及び受光素子からなる第1薬剤検出センサ11が設けられ、カセット6から払い出されたソフトバッグ6を検出できるようになっている。また、第2底板10の先端側下部にはガイドローラ12が回転可能に設けられている。ガイドローラ12は、薬剤回収容器7から第2薬剤搬送部3にソフトバッグ6を受け渡すときに、第2底板10との干渉を回避するためのものである。
図2に示すように、薬剤回収容器7は、薬剤収容部1の前面に平行でX軸方向に延びる水平ビーム13に、往復移動可能に支持されている。水平ビーム13は、両端部を昇降ベルト14に固定され、昇降ベルト14は、薬剤収容部1の両側上下にそれぞれ配置したプーリ15に掛け渡されている。そして、プーリ15は回転軸15aの両端部に設けられており、回転軸15aをモータ15bの駆動で回転させることにより、水平ビーム13すなわち薬剤回収容器7が昇降可能となっている。
図4及び図5に示すように、第2薬剤搬送部3は、整列押出部16、回転搬送部17、及び、回動コンベア部18を備え、薬剤収容部1の下方側前方に配置される。第2薬剤搬送部3は、第1薬剤搬送部2によって搬送されたソフトバッグ6を受け取って回転させ、第3薬剤搬送へと搬送する。
整列押出部16は、ベルト19aに固定されて一体的に往復移動可能な押出板19を備える。ベルト19aは、所定間隔で配置した一対のロール19bに掛け渡されている。一方のロール19bは、モータ19cの駆動により正逆回転する。押出板19の位置は、一対のセンサ19d,19eによって検出され、後述する回転搬送部17上のソフトバッグ6を所定位置に位置決めする押出位置と、そこから退避した待機位置とにそれぞれ位置決め可能となっている。
回転搬送部17は、図示しない回転軸を中心として回転可能に支持されている。回転搬送部17は、図示しないモータの駆動により、図4及び図5に示す受取位置と、そこから反時計回り方向に約90度回転した搬出位置との間で回転する。なお、ここで、回転搬送部17を90度回転させているのは、後述するように、トレイ27の各分割容器に対して、その長手方向にソフトバッグ6を沿わせるためである。また、回転搬送部17は、所定間隔で配置される一対のベルト17aを備えている。ベルト17は、両端のロータ17b同士が互いに連結され、図示しないモータの駆動により同期して正逆回転可能となっている。また、ベルト17aの一端側には鉛直上方へと延びるガイド板17cが取り付けられている。ガイド板17cの中央部には開口が形成され、そこには第2薬剤検出センサ20が取り付けられている。
ベルト17aの間の領域では、一端側に反射板21が設けられ、他端側に延設板22が設けられている。反射板21は、第2薬剤検出センサ20の発光素子からの光を、第2薬剤検出センサ20の受光素子へと反射するためのものである。反射板21であるので、万一、ソフトバッグ6から薬液が漏れ出たとしても、センサを設ける場合のように、薬液が付着して故障する等の心配がない。また、汚れた場合の清掃も楽である。延設板22は、回転搬送部17が搬出位置に回転した際、載置されたソフトバッグ6を次に続く回動コンベア部18へとスムーズに移動させるための補助として機能する。
回転搬送部17と回動コンベア部18との境界部分を通過するソフトバッグ6は、第3薬剤検出センサ23(図7にブロック図としてのみ記載する。)によって検出される。また、回動コンベア部18のガイド板25に隣接する部分には、案内板24が設けられている。案内板24は、回動コンベア部18側に向かって徐々に下方側へと傾斜する傾斜面24aを有する。この傾斜面24aは、回転搬送部側から回動コンベア部18側に向かうに従って徐々に幅寸法が大きくなるように形成されている。案内板24が設けられることにより、硬質な注出部6aと、それ以外の柔らかい部分とからなるソフトバッグ6であっても、引っ掛かることなくスムーズに回動コンベア部18側へと搬送することができる。
回動コンベア部18は、一対のローラ18a間にベルト18bを掛け渡したもので、図示しないモータの駆動によりアーム18cを回動させることにより、一端側(回転搬送部側)を中心として回動し、ベルト18bを傾斜させることが可能となっている。回動コンベア部18を傾斜させることにより搬送するソフトバッグ6を、後述するトレイ27へとスムーズに搬入することが可能となっている。
また、回動コンベア部18の両側には側板25が配置されている(図4及び図5では、一方のガイド板25のみ図示)。図示された側板25の(回転搬送部17側の)一端部には、舌片25aが形成されている。舌片25aは、案内板側に突出し、突出方向に向かうに従って徐々に回動コンベア部18から離れるように傾斜している。
また、回動コンベア部18の搬送方向下流側には、第4薬剤検出センサ26(図7にブロック図としてのみ記載する。)が設けられている。第4薬剤検出センサ26は、回動コンベア部18の搬送方向終端側でソフトバッグ6を検出する。第4薬剤検出センサ26によって搬送されたソフトバッグ6の先頭側が検出されることによりベルト18bの駆動が停止されるようになっている。そのときのソフトバッグ6の位置がトレイ27への供給準備位置である。
図6に示すように、トレイ搬送部4は、所定間隔で配置した回転軸の間で、その両端部に設けた各ローラ間に掛け渡したベルト4aを、搬送方向に2つ連続して配置した構成である。各ベルト4aは、いずれか一方の回転軸を図示しないモータで正逆回転させることにより、載置されたトレイ27を移動させる。トレイ27は、原点位置でトレイ検出センサ28(図7にブロック図としてのみ記載する。)によって検出される。
トレイ27は、トレイ搬送部4による搬送方向に分割されている。図6では、4分割されているが、その分割数や分割位置は仕切板27aの枚数や装着位置を変更することにより自由に調整することができる。なお、各分割領域は、処方時期に合わせたものであり、ここでは「朝」、「昼」、「夕」、「眠前」に対応させている。
図7に示すように、制御部5は、図示しないサーバ等かから処方データを受信すると、各薬剤検出センサ20,23,26,28での検出信号に基づいて、薬剤収容部1、第1薬剤搬送部2、第2薬剤搬送部3及びトレイ搬送部4のモータ等を駆動制御することにより、後述する薬剤払出処理、第1薬剤搬送処理、第2薬剤搬送処理及びトレイ搬送処理を実行する。
次に、前記構成からなる薬剤払出装置の動作について、図8から図13のフローチャートに従って説明する。なお、以下に説明する第1〜第3リトライ処理は、全てソフトバッグ5の詰まりを解消するために行うものである。
(薬剤払出処理)
図8〜図10のフローチャートに示すように、受信した処方データの内容に基づいて、まず、該当するソフトバッグ6が収容されているカセット6へと薬剤回収容器7を移動させる(ステップS1)。薬剤回収容器7の移動が完了すれば、薬剤回収容器7のベルト9a,10aを正転させる(ステップS2)。そして、カセット6内のコイルを1回転させて薬剤回収容器7内にソフトバッグ6を排出する(ステップS3)。ソフトバッグ6は、注出部6aが全て同一方向側に位置するように配置されている。ここでは、図1中、右側に位置するように配置されている。
ここで、薬剤回収容器7に設けた第1薬剤検出センサ11がソフトバッグ6を検出し、オン状態となったか否か(第1薬剤検出センサ11からオン信号を受信したか否か)を判断する(ステップS4)。
第1薬剤検出センサ11からオン信号を受信できない場合(ステップS4:NO)、所定時間(ここでは、3秒)待機した後(ステップS19)、ベルト9a,10aを逆転させる(ステップS20)。そして、再び、第1薬剤検出センサ11でソフトバッグ6を検出したか否かを判断する(ステップS21)。検出されれば、ステップS22に移行し、検出されなければ、第1リトライ処理を行ったか否かを判断する(ステップS23)。第1リトライ処理が行われていなければ(ステップS23:NO)、薬剤回収容器7を所定寸法(ここでは、10mm)上昇させる第1リトライ処理を実行する(ステップS24)。既に第1リトライ処理が行われているのであれば(ステップS23:YES)、薬剤回収容器7を降下させて元の位置に復帰させる(ステップS24)。但し、このステップS24の処理は行わなくてもよい。この場合、ソフトバッグ6が欠品していると判断すればよい。
第1薬剤検出センサ11からオン信号を受信した場合(ステップS4:YES)、続いて、第1薬剤検出センサ11がオフ状態となったか否か(第1薬剤検出センサ11からオフ信号を受信したか否か)を判断する(ステップS5)。
第1薬剤検出センサ11がオン状態となった後、オフ状態とならなければ(ステップS5:NO)、所定時間(ここでは、2秒)待機する(ステップS8)。そして、第2リトライ処理が3回実行されているか否かを判断する(ステップS9)。既に第2リトライ処理が実行されていれば(ステップS9:YES)、第3リトライ処理が3回実行されたか否かを判断する(ステップS10)。既に第3リトライ処理が実行されていれば(ステップS10:YES)、ソフトバッグ6が詰まった判断し、ユーザに報知する。
第2リトライ処理が3回実行されていなければ(ステップS9:NO)、第2リトライ処理を実行する。すなわち、薬剤回収容器7でベルトを所定時間(ここでは、2秒間)逆転駆動した後(ステップS11)、正転駆動する(ステップS12)。そして、ステップS5に戻る。
第3リトライ処理が3回実行されていなければ(ステップS10:NO)、2回実行されたか否かを判断し(ステップS13)、2回実行されていなければ、1回実行されたか否かを判断する(ステップS16)。第3リトライ処理が1回も実行されていなければ(ステップS16:NO)、薬剤回収容器7を第1設定寸法(ここでは、10mm)だけ降下させる1回目の第3リトライ処理を実行した後(ステップS18)、ステップS5に戻る。1回目の第3リトライ処理が実行されていれば(ステップS16:YES)、薬剤回収容器7を第2設定寸法(ここでは、20mm)だけ上昇させる2回目の第3リトライ処理を実行した後(ステップS17)、ステップS5に戻る。また、2回目の第3リトライ処理が実行されていれば、(ステップS13:YES)、薬剤回収容器7を第3設定寸法(ここでは、10mm)だけ上昇させ、第4設定寸法(ここでは、40mm)だけ降下させる3回目の第3リトライ処理を実行した後(ステップS15)、ステップS5に戻る。
第1薬剤検出センサ11がオン状態となった後、オフ状態となれば(ステップS5:YES)、ベルト9a,10aを所定時間正転駆動した状態に維持した後(ステップS6)、停止する(ステップS7)。すなわち、ソフトバッグ6を確実に所定位置まで搬入できるようにする。これにより、カセット6から薬剤回収容器7へのソフトバッグ6の払出が完了する。
(第1薬剤搬送処理)
図11に示すように、前記薬剤払出処理でソフトバッグ6が払い出された薬剤回収容器7を第2薬剤搬送部3の上方の待機位置へと移動させる(ステップS31)。
ここでは、払い出されたソフトバッグ6が、トレイ27の分割領域に収容可能な通常サイズであれば回転搬送部17上の所定位置に移動させ、そうでない大型サイズであれば回動コンベア部18上の所定位置に移動させる。通常、服用時期(例えば、朝、昼、夜)の順で、該当するソフトバッグ6を払い出すが、大型サイズであれば、そのトレイ27には最後に払い出す。但し、大型サイズのソフトバッグ6を別のトレイ27に払い出すのであれば、払出順序は任意に設定できる。また、ソフトバッグ6のサイズ如何に拘わらず、1つのトレイ27に入りきらない場合には、別のトレイ27に収容するようにすればよい。
薬剤回収容器7が待機位置に位置すれば、さらに排出位置へと降下させる(ステップS32)。薬剤回収容器7が排出位置に至れば、ベルト9a,10aを逆転させ、薬剤回収容器7からソフトバッグ6の排出を開始する(ステップS33)。また、モータを駆動して第1底板9を第1開放位置まで回動させる(ステップS34)。そして、第1底板9を第1開放位置に位置決めした状態で、ベルト9a,10aの回転によりソフトバッグ6の排出動作を所定時間継続する(ステップS35)。但し、この排出動作を継続する時間は、薬剤の種類に応じて異なる時間に設定されている。そして、前記排出動作では、第1底板9と第2底板10とは同一平面上には位置せず、第2底板10は第1底板に対して傾斜した状態となる。つまり、水平面に対して第1底板9が傾斜し、第2底板10がほぼ水平となる。
続いて、モータを駆動して第1底板9をさらに回動させる(ステップS36)。但し、この状態では、第2底板10のガイドローラ12が第2薬剤搬送部3の一部に当接しており、第1底板9のそれ以上の回動は阻止されている。そして、薬剤回収容器7を待機位置へと上昇させると(ステップS37)、第2底板10が自重により、第1底板9に対して、その同一平面側へと回動し、第1底板9は第2開放位置へと回動する。
このように、第1底板9上に横向き状態で位置するソフトバッグ6は、最初に傾斜した第1底板9でのベルト9bの駆動により第2底板10へと搬送される。そして、水平面上に位置する第2底板10上をベルト10bの駆動により水平方向に搬送されながら、徐々にこの第2底板10が傾斜することになる。したがって、ソフトバッグ6を横向きの状態に維持したままで、薬剤回収容器7から第2薬剤搬送部3へとスムーズに排出することができる。
ソフトバッグ6の排出動作が完了すれば、モータを逆転駆動し、第1底板9を第2底板10と共に元の閉鎖位置へと回動させ(ステップS38)、ベルト9a,10aの駆動を停止することにより(ステップS39)、第1薬剤搬送処理を終了する。
(第2薬剤搬送処理)
図12に示すように、ソフトバッグ6が回転搬送部17に載置された場合、回転搬送部17のベルト17aを逆転駆動し(ステップS41)、ソフトバッグ6をガイド板25へと当接させる。これにより、回転搬送部17に載置されたソフトバッグ6の傾きを矯正することができる。このとき、第2薬剤検出センサ20によってソフトバッグ6が検出される。そして、回転搬送部17を90度回転させる。(ステップS42)。この間、ベルト17aは逆転駆動状態を維持する。したがって、回転搬送部17の回転動作中であっても、ソフトバッグ6が位置ずれすることがない。そして、回転搬送部17が90度回転すれば、ベルト17aの駆動を停止する(ステップS43)。
続いて、モータを駆動して整列押出部16の押出板19を押出位置へと前進させる(ステップS44)。このとき、ソフトバッグ6は、硬質な注出部6a側を押出板19によって押圧されるように供給されている。したがって、ソフトバッグ6は押出板19による押出位置に対して正確に位置決めされる。このとき、ソフトバッグ6の注出部を除いた部分が丁度一対のベルト17aによって均等に支持される。このため、ベルト17aの駆動によりソフトバッグ6を傾くことなくスムーズに搬送することが可能となる。なお、このときのソフトバッグ6の向きは、トレイ27の幅方向(トレイ27の搬送方向に対して水平面上で直交する方向)となっている。
ここで、第4薬剤検出センサ26での検出信号に基づいて、回動コンベア部18上に先に搬送されたソフトバッグ6が位置するか否かを判断する(ステップS45)。回動コンベア部18上にソフトバッグ6があると判断すれば、そのまま待機し、ないと判断すればベルト17aを駆動して、ソフトバッグ6を回動コンベア部18へと搬送する(ステップS46)。
そして、第2薬剤検出センサ20からオン信号が入力されたままであるにも拘わらず(ステップS47:NO)、第4薬剤検出センサ26からオン信号が入力されれば(ステップS48:YES)、回動コンベア部18のベルト18bの駆動を強制的に停止する(ステップS49)。この場合、第2薬剤検出センサ20が故障している等の不具合が発生していると判断し、その旨をユーザに報知する(ステップS50)。
また、第4薬剤検出センサ26からオン信号が入力されることなく(ステップS48:NO)、所定時間(ここでは、5秒)経過すれば(ステップS51)、回動コンベア部18のベルトの駆動を停止する(ステップS52)。この場合、回転搬送部17からはソフトバッグ6が搬出されておらず、詰まり等の不具合が発生していると判断し、その旨をユーザに報知する(ステップS53)。
一方、第2薬剤検出センサ20からオフ信号が入力されれば(ステップS47:YES)、その後第3薬剤検出センサ23からオン信号が入力され(ステップS54:YES)、次いでオフ信号が入力され(ステップS55:YES)、さらに第4薬剤検出センサ26からオン信号が入力されることにより(ステップS56:YES)、回転搬送部17のベルト17aの駆動を停止する(ステップS57)。第3薬剤検出センサ23からオン信号が入力されないか(ステップS54:NO)、オン信号が入力されるか(ステップS55:NO)、あるいは、第4薬剤検出センサ26からオフ信号が入力されるか(ステップS56:NO)、のいずれかの場合には、前記同様、ステップS48〜S50の処理を実行する。なお、第4薬剤検出センサ26によってソフトバッグ6の先頭部分が検出されることにより停止した位置が、ソフトバッグ6の供給準備位置である。
なお、回動コンベア部18では、薬剤回収容器7から直接供給される場合には、ベルト18bを回転駆動してこのソフトバッグ6を下流側へと搬送する。そして、第4薬剤検出センサ26からオン信号が入力されれば、ベルトの駆動を停止するようにすればよい。
以上のようにして、ソフトバッグ6が供給準備位置に位置決めされれば、次のトレイ搬送処理に移行する。そして、トレイ搬送処理で、供給準備位置のソフトバッグ6がトレイ27内に供給される毎に、順次、次のソフトバッグ6を供給準備位置に搬送して待機させておく。
(トレイ搬送処理)
図13に示すように、トレイ搬送部4では、ベルト4aを駆動することにより、トレイ27が原点位置に移動したことがトレイ検出センサ28によって検出されると(ステップS61)、一旦、この位置にトレイ27を停止させる(ステップS62)。そして、回動コンベア部18の供給準備位置に位置するソフトバッグ6を、トレイ27の最下流側に位置する分割領域(第1分割領域)内に供給できるようにトレイ27を排出開始位置に移動させる(ステップS63)。この状態で、回動コンベア部18のベルト18bを回転駆動し、供給準備位置に位置するソフトバッグ6をトレイ27内へと供給する(ステップS64)。このとき、回動コンベア部18を水平面に対して第1傾斜角度まで傾斜させる(ステップS65)。これにより、回動コンベア部18の一部がトレイ27内に進入し、ソフトバッグ6を滑らせつつ、横向きにした状態のままスムーズにトレイ27内へと供給することができる。
ベルト18bの回転駆動から所定時間が経過すれば(ステップS66)、回動コンベア部18を元の水平位置に向かって第1傾斜角度よりも小さい第2傾斜角度まで回動させる(ステップS67)。この場合、ベルト18bの回転駆動時間は、トレイ27内に既に他の薬剤が収容されていれば、その収容状態に応じて異なる時間とすればよい。また、回動コンベア部18の傾斜角度(第2傾斜角度)も、先に収容されている薬剤の収容状態に応じて変更すればよい。なお、トレイ27内の薬剤の収容状態は、分割領域の(トレイ27の搬送方向の)間隔と、収容しようとするソフトバッグ6のサイズ等から複数段階に分けてランク分けしておき、各ランクに応じてベルト18bの回転駆動時間と回動コンベア部18の傾斜角度(第2傾斜角度)を決定するようにすればよい。
また、トレイ27を下流側へと移動させる(ステップS68)。これにより、回動コンベア部18上に一部が引っ掛かった状態のソフトバッグ6を完全にトレイ27内へと移送することができる。なお、ソフトバッグ6を供給する位置は、必ずしも第1分割領域から始まるものには限られない。例えば、トレイ27内が、その搬送方向下流側から順に、「朝」、「昼」、「夕」と分割されており、ソフトバッグ6を「夕」にのみ払い出す場合、1回目のトレイ27への払出は第3分割領域となる。
このようにして第1分割領域内にソフトバッグ6が供給されれば、トレイ27を一旦原点位置に移動させ、今度は最下流から2番目に位置する分割領域(第2分割領域)内に次のソフトバッグ6を供給できるようにトレイ27を移動させる。第2分割領域へのソフトバッグ6の供給処理は前記ステップS61〜S68の第1分割領域内への供給処理と同様である。そして、各分割領域内に供給すべきソフトバッグ6が全て供給されれば(ステップS69)、トレイ搬送処理を終了する。但し、大型サイズのソフトバッグ6がある場合、分割領域内への供給が完了した後、それらの上方に供給するようにすればよい。また、別のトレイ27を供給し、そこに供給するようにすることも可能である。
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
前記実施形態では、ソフトバッグ6を、主に、ベルトによって搬送するように構成したが、ベルトに代えて、回転駆動可能なローラや、ソレノイド等で駆動するプッシャー等を利用することもできる。
但し、ベルトでのみ搬送するように構成することで、次のような利点がある。すなわち、ロボットアームや吸着ユニットを用いてソフトバッグ6を払い出す場合に比べて簡単な制御で払い出すことが可能となる。また、ソフトバッグ6の回転も第2薬剤搬送部3の水平面上で行えるので、ロボットアームや吸着ユニットのような大掛かりな装置で回転作業をする必要はなく、スペースの拡大を招くこともない。さらに、ロボットアームや吸着ユニットを使用する場合のように、吸着位置や掴み位置を特定する必要がないため、薬品の包装形態や材質に関係なく、ベルト上に載置さえできれば、どんな薬剤であっても、トレイの分割領域に向きをそろえた状態で整列投入することができる。
また、前記実施形態では、回転搬送部17を90度回転させるようにしたが、その回転角度はトレイ27の搬送方向に合わせて自由に設定することが可能である。
また、前記実施形態では、トレイ27内に払い出す印刷物については言及しなかったが、所定の理由により、該当する分割領域に払い出すことができなかった場合には、トレイ搬送部4の下流側で、その旨を印刷した用紙を払い出すようにすればよい。例えば、トレイ27内が「朝」、「昼」、「夕」、「眠前」の4つの服用時期に分割されており、全ての服用時期においてソフトバッグ6の払出があり、「昼」の分割領域に既に多量のアンプルが収容されており、ソフトバッグ6を収容するスペースがない場合には、その旨を用紙に印刷して払い出すようにすればよい。
1…薬剤収容部
2…第1薬剤搬送部
3…第2薬剤搬送部
4…トレイ搬送部
5…制御部
6…ソフトバッグ
7…薬剤回収容器
8…枠体
9…第1底板
10…第2底板
11…第1薬剤検出センサ
12…ガイドローラ
13…水平ビーム
14…昇降ベルト
15…プーリ
16…整列押出部
17…回転搬送部
18…回動コンベア部
19…押出板
20…第2薬剤検出センサ
21…反射板
22…延設板
23…第3薬剤検出センサ
24…案内板
25…側板
26…第4薬剤検出センサ
27…トレイ
28…トレイ検出センサ

Claims (14)

  1. 複数のソフトバッグがそれぞれ収容される複数のカセットを有し、一の面側に位置する払出位置から、前記ソフトバッグを、順次、1つずつ払出可能な薬剤収容部と、
    前記薬剤収容部から払い出されたソフトバッグを保持して搬送可能な第1薬剤搬送部と、
    前記第1薬剤搬送部によって搬送されたソフトバッグを受取可能で、水平面内で回転させることにより方向変換可能である第2薬剤搬送部と、
    前記第2薬剤搬送部によって搬送されたソフトバッグを回収する複数の分割領域を、前記第2薬剤搬送部によるソフトバッグの搬送方向に沿って形成されたトレイを搬送するトレイ搬送部と、
    前記第1薬剤搬送部を駆動制御してソフトバッグを搬送し、前記第2薬剤搬送部及び前記トレイ搬送部を駆動制御して、前記ソフトバッグを前記トレイの該当する分割領域に回収させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする薬剤払出装置。
  2. 前記第1薬剤搬送部及び前記第2薬剤搬送部は、前記ソフトバッグを横向きに寝かせた状態で搬送可能であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤払出装置。
  3. 前記第1薬剤搬送部は、前記薬剤収容部から払い出されたソフトバッグを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送されたソフトバッグを当接させる当接面とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の薬剤払出装置。
  4. 前記第1薬剤搬送部は、前記当接面側を中心として回動可能な底板を有し、前記底板を回動させて斜め下方に向かわせることにより保持したソフトバッグを、前記第2薬剤搬送部に移送可能であることを特徴とする請求項3に記載の薬剤払出装置。
  5. 前記第2薬剤搬送部は、前記第1薬剤搬送部から移送されたソフトバッグを搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって搬送されたソフトバッグを当接させる当接面とを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
  6. 前記第2薬剤搬送部は、回転して前記ソフトバッグを方向変換する回転搬送部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
  7. 前記第2薬剤搬送部は、前記ソフトバッグを押圧して所定位置に位置決めする押圧部を有することを特徴とする請求項6に記載の薬剤払出装置。
  8. 前記第2薬剤搬送部は、前記押圧部によって所定位置に位置決めされたソフトバッグを前記トレイ側に向かって搬送可能であることを特徴とする請求項7に記載の薬剤払出装置。
  9. 前記第2薬剤搬送部の搬送手段は、前記ソフトバッグの搬送方向側を前記トレイに向かって接近するように回動可能に構成されていることを特徴とする請求項5に記載の薬剤払出装置。
  10. 前記制御部は、前記第1薬剤搬送部を駆動制御してソフトバッグを第2薬剤搬送部に搬送した後、前記第2薬剤搬送部を駆動制御して前記回転搬送部を水平面内で回転させることにより方向変換した後、前記第2薬剤搬送部及び前記トレイ搬送部を駆動制御して前記ソフトバッグを前記トレイの該当する分割領域に回収させることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
  11. 前記制御部は、前記第1薬剤搬送部を駆動制御してソフトバッグを第2薬剤搬送部の搬送手段に搬送した後、前記第2薬剤搬送部及び前記トレイ搬送部を駆動制御して前記ソフトバッグを方向変換することなく、そのまま前記トレイに回収させることを特徴とする請求項6から9のいずれか1項に記載の薬剤払出装置。
  12. 前記制御部は、前記回動搬送部で前記ソフトバッグを方向変換する際、前記搬送手段は前記当接面側への搬送状態を維持させることを特徴とする請求項8に記載の薬剤払出装置。
  13. 前記ソフトバッグは、一端側に設けた注出部が他の部分よりも硬質な材料で構成され、
    前記押圧部は、前記注出部を押圧することを特徴とする請求項7又は8に記載の薬剤払出装置。
  14. 前記第2薬剤搬送部は、前記ソフトバッグを方向変換可能な回転搬送部と、前記ソフトバッグを前記トレイ側に向かって搬送可能な搬送部とを備え、
    前記制御部は、前記ソフトバッグの種類に応じて、前記回転搬送部に搬送して方向変換させた後、前記搬送手段によってトレイへと搬送する処理と、前記搬送手段に搬送して方向変換することなくそのままトレイへと搬送する処理とのいずれか一方を実行可能であることを特徴とする請求項1に記載の薬剤払出装置。
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