JP2006199489A - フィルムロールの自動交換システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 製袋包装システム50では、第2制御部30が、ストック部52に複数格納されているフィルムロール9の中から、製袋包装機3において梱包される商品の種類に対応するフィルムロール9を選定する。同種のフィルムロール9が複数ある場合には、記憶部31(IDタグ9d)に記憶されているストック部52への搬入日を基準にしてフィルムロール9の選定を行う。
【選択図】 図9
Description
本実施形態に係る製袋包装システム50を構成する製袋包装機3は、図1に示すように、被包装物となるポテトチップス等の食品をフィルムで覆い、筒状となったフィルムを縦および横にシールして袋を製造する機械である。また、製袋包装機3は、後述する製袋包装システム(フィルムロールの自動交換システム)50(図8参照)が有する複数の製袋包装機の中に含まれている。
フィルム供給ユニット6は、製袋包装ユニット5の成形機構13(図3参照)に対してシート状のフィルムFを供給するユニットであって、製袋包装ユニット5に隣接して設けられている。このフィルム供給ユニット6では、第2制御部30によって選定されたフィルムロール9が搬送装置51によってストック部(ストック場所)52から製袋包装機3の横まで搬送されると(図8参照)、これを自動的に装填する。なお、第2制御部30によって選定されたフィルムロール9の自動装填(自動交換)については、後段にて詳述する。
製袋包装ユニット5は、図3に示すように、シート状で送られてくるフィルムFを筒状に成形する成形機構13と、筒状となったフィルムF(以下、筒状フィルムFmという。)を下方に搬送するプルダウンベルト機構14と、筒状フィルムFmの重なり部分を縦にシールする縦シール機構15と、筒状フィルムFmを横にシールすることで袋Bの上下の端部を封止する横シール機構17とを有している。
成形機構13は、チューブ13bと、フォーマー13aとを有している。チューブ13bは、円筒形状の部材であり、上下端が開口している。このチューブ13bの上端の開口部には、計量機2で計量された被包装物Cが投入される。フォーマー13aは、チューブ13bを取り囲むように配置されている。このフォーマー13aの形状は、フィルムロール9から繰り出されてきたシート状のフィルムFがフォーマー13aとチューブ13bとの間を通るときに筒状に成形されるような形状となっている(図3参照)。また、成形機構13のチューブ13bやフォーマー13aは、製造する袋の大きさに応じて取り替えることができる。
プルダウンベルト機構14は、チューブ13bに巻き付いた筒状フィルムFmを吸着して下方に搬送する機構であり、図3に示すように、チューブ13bを挟んで左右両側にそれぞれベルト14cが設けられている。プルダウンベルト機構14では、吸着機能を有するベルト14cを駆動ローラ14aおよび従動ローラ14bによって回して筒状フィルムFmを下方に運ぶ。なお、図3においては、駆動ローラ14a等を回転させるローラ駆動モータの図示を省略している。
縦シール機構15は、チューブ13bに巻き付いた筒状フィルムFmの重なり部分を、一定の圧力でチューブ13bに押しつけながら加熱して縦にシールする機構である。この縦シール機構15は、チューブ13bの正面側に位置しており、ヒーターや、そのヒーターにより加熱され筒状フィルムFmの重なり部分に接触するヒータベルトを有している。また、縦シール機構15は、図示しないが、ヒータベルトをチューブ13bに近づけたり遠ざけたりするための駆動装置も備えている。
横シール機構17は、成形機構13、プルダウンベルト機構14および縦シール機構15の下方に配置されている。横シール機構17は、図3に示すように、ヒーターを内蔵する一対のシールジョー55を含む機構である。
第1制御部20は、計量機2、製袋包装機3における各種制御を行うものであって、CPU、ROM、RAMなどから構成されており、各製袋包装機3の内部に備えられている。また、第1制御部20は、図1および図2に示す操作スイッチ類7やタッチパネル式ディスプレイ8から入力された操作や設定に従って各種制御を行う。
本実施形態では、製袋包装機3に搭載されるフィルムロールとして、図6(a)および図6(b)に示すようなフィルムロール9を用いている。
本実施形態の製袋包装システム50は、図8および図9に示すように、上述した製袋包装機3を複数備えており、各製袋包装機3に対してフィルムロール9の選定から装填、交換、芯材除去までを自動的に行うシステムである。
第2制御部30は、CPU、ROM、RAMなどから構成されており、製袋包装システム50を構成するいずれか1つの製袋包装機3の内部に第1制御部20とともに備えられている。また、第2制御部30は、製袋包装システム50を構成する複数の製袋包装機3、搬送装置51、ストック部52に接続されている。そして、第2制御部30は、製袋包装システム50における各製袋包装機3に対するフィルムロール9の自動装填制御、芯材9aの自動除去制御等の製袋包装システム50全体における各種制御を行う。
本実施形態の製袋包装システム50では、各製袋包装機3においてフィルムロール9の自動装填を行う際には、図9に示す記憶部31(IDタグ9d(図7(a)参照))に格納されている各種データに基づいて、図8に示すストック部52に格納された複数のフィルムロール9の中から適正なフィルムロール9の選定を行う。
製袋包装機3のフィルム供給ユニット6においてフィルムロール9のフィルムFを全て供給して芯材9aだけが残されている場合には、新たなフィルムロール9を装填する前に、この芯材9aを第1シャフト16aから除去する必要がある。本実施形態の製袋包装システム50では、この芯材9aの除去についても、第2制御部30が第1制御部20を介して自動的に行う。
(1)
本実施形態の製袋包装システム50では、第2制御部30が、ストック部52に複数格納されているフィルムロール9の中から、製袋包装機3において梱包される商品の種類に対応するフィルムロール9を選定する。そして、同種のフィルムロール9が複数ある場合には、図9に示すように、記憶部31(IDタグ9d)に記憶されているストック部52への搬入日を基準にしてフィルムロール9の選定を行う。
本実施形態の製袋包装システム50では、図9に示すように、記憶部31(IDタグ9d)に、各フィルムロール9に残っているフィルムFの残量が記憶されている。
本実施形態の製袋包装システム50では、第2制御部30が、生産計画に基づくその日のフィルム使用予定量と、現在製袋包装機3に装填されているフィルムロール9のフィルム残量とを比較して、使用予定量のほうが上回っている場合には、同種のフィルムロール9をストック部52から取り出して製袋包装機3の横に待機させる。
本実施形態の製袋包装システム50では、各フィルムロール9の対応商品(品目)、フィルムFの巾、材質、搬入日、フィルム残量等の情報を記憶する記憶部31を、IDタグ9dとして各フィルムロール9に取り付けている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、図8に示すように、製袋包装システム50に含まれる各製袋包装機3が個々に対応する仮受け部60を有している例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、製袋包装システム50全体の制御を行う第2制御部30が、各製袋包装機3の制御を行う第1制御部20を介して、フィルムロール9の自動装填、交換、芯材除去等の制御を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、支持部16および仮受け部60におけるブラケット16b,60bの移動をエアシリンダ16c,60cによって行う例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、フィルムロール9の選定に際して、同種のフィルムロールについてはフィルムロール9の搬入日に基づいて搬入日が古いものから優先して選定し、搬入日が同じフィルムロールについてはフィルム残量の少ないものから優先して選定する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、フィルムロール9のフィルムFが全て供給されて第1シャフト16aに残された芯材9aを廃棄する際には、仮受け部60によって芯材9aを受け取って廃棄場所まで搬送して廃棄する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、製袋包装機3を制御する第1制御部20と、製袋包装システム50を制御する第2制御部30とが別々に設けられている例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、製袋包装システム50が5台の製袋包装機3を備えており、各製袋包装機3に対するフィルムロール9の自動交換、自動装填の制御を行う例を挙げて説明した。しかし、本発明は製袋包装システム50に含まれる製袋包装機3の台数について上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、フィルムロール9のフィルムFの終端F1を、仮固定する粘着性部材9bとして、両面テープを用いた例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、自動交換するロール体としてフィルムロール9,19を自動交換する例を挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。
3 製袋包装機(包装機)
5 製袋包装ユニット
6 フィルム供給ユニット
6a 送出モータ
6b 爪部材
6c 搬送ベルト(フィルム搬送部)
6d オートスプライサ(スプライサ部)
9 フィルムロール
9a 紙管(芯材)
9b 粘着性部材
9d IDタグ(記憶部)
13 成形機構
15 縦シール機構
16 支持部
16a 第1シャフト(第1支持軸)
16b ブラケット(移動機構、板材)
16c エアシリンダ(駆動機構)
17 横シール機構
19 フィルムロール
20 第1制御部
30 第2制御部(制御部)
31 記憶部
50 製袋包装システム(フィルムロールの自動交換システム)
51 搬送装置
52 ストック部
53 廃棄場所
55 シールジョー
60 仮受け部
60a 第2シャフト(第2支持軸)
60b ブラケット(移動機構、板材)
60c エアシリンダ(駆動機構)
62 ストック支持部
62a 第3シャフト
62b 読取部
F フィルム
F0 始端
F1,F11 終端
Claims (4)
- 物品の梱包を行う包装機に対して前記物品に対応するフィルムロールを選定して自動的に前記包装機に装填するフィルムロールの自動交換システムであって、
所定のストック場所に配置されている複数の前記フィルムロールのそれぞれの搬入日を記憶する記憶部と、
前記フィルムロールを装填する際には、同種の前記フィルムロールの中で前記搬入日が古いフィルムロールを優先して選定する制御部と、
を備えているフィルムロールの自動交換システム。 - 前記記憶部には、前記フィルムロールごとのフィルム残量が記憶されている、
請求項1に記載のフィルムロールの自動交換システム。 - 前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記フィルム残量と、生産計画に基づいてこれから梱包に使用される使用予定量とを比較して、前記使用予定量が前記フィルム残量を上回る場合には、使用される前記フィルムロールと同種の前記フィルムロールの装填準備を行う、
請求項2に記載のフィルムロールの自動交換システム。 - 前記記憶部は、各フィルムロールに取り付けられている、
請求項1から3のいずれか1項に記載のフィルムロールの自動交換システム。
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JP2005015886A JP4440791B2 (ja) | 2005-01-24 | 2005-01-24 | フィルムロールの自動交換システム |
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JP2009234710A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ウェブ芯取り外し方法およびウェブ巻取紙保持装置ならびに輪転印刷機 |
JP2020164203A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社フジシール | フィルムロール供給装置、フィルム供給システム、及び、フィルムロール |
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- 2005-01-24 JP JP2005015886A patent/JP4440791B2/ja not_active Expired - Fee Related
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