JP2013238909A - 作業計画立案装置及び作業計画立案方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産システムに対して実行する作業の実行計画を立案し、最適なタイミングで報知することのできる作業計画立案装置を提供する。
【解決手段】作業計画立案装置100は、複数の作業それぞれについて作業時刻及び準備時間を算出する算出部110と、準備が作業時刻までに完了するように、各準備の準備開始時刻を決定する作業計画部120と、重複して実行する必要のある準備の数である並列数が所定の閾値を上回る場合に、並列数が前記所定の閾値以下となるように1以上の準備開始時刻をずらす再構成部130と、準備開始時刻以前の所定のタイミングで、各準備の実行が必要であることを作業者に報知する報知部140とを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、生産システムに対して実行する作業の実行計画を立案し、開始タイミングで報知する作業計画立案装置及び作業計画立案方法に関するものである。
基板に部品を実装する従来の部品実装装置において、例えば、実装する部品を格納するテープフィーダ等の交換には、オペレータによる補助作業が必要となる。そこで、補助作業のタイミングをオペレータに告知する方法が、例えば特許文献1に開示されている。
具体的には、特許文献1には、オペレータによる作業時間を測定し、この測定結果に基づいて告知タイミングを更新する方法が開示されている。これにより、オペレータの作業能力に見合ったタイミングで告知できるようになると記載されている。
特開2005−353847号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている告知方法は、個々の装置に対する告知タイミングを最適化するに過ぎず、生産システム全体で必要な補助作業の告知タイミングを最適化しているとは言い難い。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、生産システムに対して実行する作業の実行計画を立案し、最適なタイミングで報知することのできる作業計画立案装置及び作業計画立案方法を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る作業計画立案装置は、生産システムに対して実行する作業の実行計画を立案する。具体的には、作業計画立案装置は、複数の前記作業それぞれについて、当該作業を実行する作業時刻、及び当該作業の実行に必要な準備に要する準備時間を算出する算出部と、複数の前記準備それぞれについて、前記算出部で算出された前記作業時刻及び前記準備時間に基づいて、当該準備が前記作業時刻までに完了するように、当該準備の準備開始時刻を決定する作業計画部と、前記作業計画部で決定された前記準備開始時刻に各作業を開始した場合において、重複して実行する必要のある前記準備の数である並列数が所定の閾値を上回る場合に、前記並列数が前記所定の閾値以下となるように、1以上の前記準備開始時刻をずらす再構成部と、前記複数の準備それぞれについて、前記準備開始時刻以前の所定のタイミングで、前記準備の実行が必要であることを作業者に報知する報知部とを備える。
上記構成によれば、重複して実行する必要のある準備が常に閾値(典型的には、作業者の人数)以下となるので、準備の遅れが発生するのを有効に防止することができる。その結果、生産システムに対して実行する作業の実行計画を立案し、最適なタイミングで報知することのできる作業計画立案装置を得ることができる。
一例として、前記再構成部は、重複して実行する必要のある複数の前記準備のうち、準備終了時刻の最も早い準備の前記準備開始時刻を、前記並列数が前記所定の閾値以下となるように繰り上げてもよい。
これにより、作業計画部で立案された作業計画の変更を最小限に抑えられる。
他の例として、前記再構成部は、重複して実行する必要のある複数の前記準備のうち、準備終了時刻の自由度の最も高い準備の前記準備開始時刻を、前記並列数が前記所定の閾値以下となるように繰り上げてもよい。
これにより、準備終了時刻の自由度が低い(少ない)様な材料の劣化等の心配のある準備の準備終了時刻が前倒しされることがなくなる。その結果、生産システム全体の作業計画を最適化できる。
さらに、該作業計画立案装置は、前記生産システムのスループットを測定する測定部を備えてもよい。そして、前記算出部は、前記測定部で測定された過去の所定期間におけるスループットに基づいて、前記複数の作業それぞれの前記作業時刻を算出してもよい。
さらに、該作業計画立案装置は、前記準備に要した実際の時間である実績時間を測定する測定部を備えてもよい。そして、前記算出部は、前記測定部で測定された前記実績時間に基づいて、前記複数の準備それぞれの前記準備時間を算出してもよい。
このように、実際の測定値を用いて作業時刻、及び/又は、準備時間を算出することにより、より信頼性の高い作業計画を立案することができる。
さらに、該作業計画立案装置は、前記準備の実行が必要であることを前記報知部で報知してから実際に前記準備が実際に開始されるまでの待機時間を測定する測定部を備えてもよい。そして、前記報知部は、前記準備の準備開始時刻から前記測定部で測定された過去の前記待機時間だけ遡ったタイミングで、当該準備の実行が必要であることを報知してもよい。
このように、作業者に報知してから実際に準備が開始されるまでのタイムラグを考慮することにより、準備の遅れに起因する生産システムのスループットの低下を有効に防止することができる。
また、前記報知部は、前記準備開始時刻までの間に、徐々に報知間隔を狭めながら繰り返し報知してもよい。
一例として、前記作業とは、前記生産システムで使用される部品を交換することを指してもよい。また、前記準備とは、新たな部品を前記生産システムで使用可能な状態にすることを指してもよい。
本発明の一形態に係る作業計画立案方法は、生産システムに対して実行する作業の実行計画を立案する方法である。具体的には、作業計画立案方法は、複数の前記作業それぞれについて、当該作業を実行する作業時刻、及び当該作業の実行に必要な準備に要する準備時間を算出する算出ステップと、複数の前記準備それぞれについて、前記算出ステップで算出された前記作業時刻及び前記準備時間に基づいて、当該準備が前記作業時刻までに完了するように、当該準備の準備開始時刻を決定する作業計画ステップと、前記作業計画ステップで決定された前記準備開始時刻に各作業を開始した場合において、重複して実行する必要のある前記準備の数である並列数が所定の閾値を上回る場合に、前記並列数が前記所定の閾値以下となるように、1以上の前記準備開始時刻をずらす再構成ステップと、前記複数の準備それぞれについて、前記準備開始時刻以前の所定のタイミングで、前記準備の実行が必要であることを作業者に報知する報知ステップとを含む。
本発明によれば、生産システムに対して実行する作業の実行計画を立案し、最適なタイミングで報知することのできる作業計画立案装置を得ることができる。
実施の形態1に係る部品実装システムの構成を示す外観図である。 実施の形態1に係る部品実装装置の外観図である。 部品実装装置の内部の主要な機械的構成を示す構成図である。 ヘッドと部品カセットとの位置関係を示す模式図である。 実施の形態1に係るスクリーン印刷装置を模式的に示す図である。 実施の形態1に係る作業計画立案装置の機能ブロック図である。 実施の形態1に係る作業計画立案装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る作業計画の例を示す図である。 図8に示される準備開始時刻、準備終了時刻、及び作業時刻をプロットしたチャートである。 実施の形態1に係る再構成後の作業計画の例を示す図である。 図10に示される準備開始時刻、準備終了時刻、及び作業時刻をプロットしたチャートである。 各作業と当該作業の自由度とを対応付けた表の一例を示す図である。 実施の形態2に係る再構成後の作業計画の例を示す図である。 図13に示される準備開始時刻、準備終了時刻、及び作業時刻をプロットしたチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る生産システムの一例である部品実装システムの構成を示す外観図である。
部品実装システム10は、上流側の生産設備から下流側の生産設備に基板20を搬送し、基板20に電子部品などの部品が実装された実装基板20aを生産する生産システムの一例である。この部品実装システム10は、図1に示されるように、2台の部品実装装置200a、200b(以下、総称して「部品実装装置200」と表記する)と、スクリーン印刷装置300と、3台の検査装置400a、400b、400c(以下、総称して「検査装置400」と表記する)と、接着剤塗布装置500と、リフロー炉600とを備える。
なお、部品実装装置200、スクリーン印刷装置300、検査装置400、接着剤塗布装置500、及びリフロー炉600は、それぞれ実装基板を生産するための実装基板生産装置の一例である。
また、この部品実装システム10は、通信回線を通じて、作業計画立案装置100に接続されている。部品実装システム10と作業計画立案装置100とを接続する通信回線の具体例は特に限定されず、有線であってもよいし、無線であってもよいし、その組み合わせであってもよい。
スクリーン印刷装置300は、基板20をストックするストッカ(図示せず)から基板20を受け取り、ペースト状のはんだであるソルダーペーストを基板20の表面にスクリーン印刷する装置である。
接着剤塗布装置500は、基板20上に接着剤を塗布する装置である。
部品実装装置200は、部品を基板20に実装する装置である。具体的には、複数の部品実装装置200a、200bは、上流から下流に向けて搬送される基板20に部品を実装していく。つまり、まず上流側の部品実装装置200aが基板20を受け取り、その基板20に対して部品を実装する。そして、部品実装装置200aで部品が実装された基板20が下流側の部品実装装置200bに送り出され、部品実装装置200bでさらに部品が実装される。このようにして、各部品実装装置200に基板20が順次送られ、部品が実装される。
リフロー炉600は、部品が実装された基板20を熱することにより、はんだ等を溶かした後、部品を基板20上に固定させる装置である。
検査装置400は、基板20上の状態を検査する装置である。具体的には、図1に示される部品実装システム10は、スクリーン印刷装置300によるはんだ付け状態の外観を検査する検査装置400と、部品実装装置200による基板20上の部品の装着状態を検査する検査装置400bと、リフロー炉600による熱処理後の基板20上の状態を検査する検査装置400cとを備える。
また、検査装置400cで検査された実装基板20aは、実装基板20aをストックするストッカ(図示せず)に送られる。
(部品実装装置200)
図2は、実施の形態1に係る部品実装装置200の外観図である。図3は、部品実装装置200の内部の主要な機械的構成を示す構成図である。図4は、ヘッド212aと部品カセット214との位置関係を示す模式図である。
図2に示される部品実装装置200は、複数種の部品を供給する2つの部品供給部215a、215bと、基板20を部品実装装置200の内部に搬入する搬入口230とを備える。この部品実装装置200は、搬入口230から搬入された基板20を所定位置で停止させ、部品供給部215a、215bから供給される部品を基板20に実装し、実装基板20aとして下流側に送り出す。
部品実装装置200は、図3に示されるように、基板20に対して部品を実装する2つの実装ユニット210a、210bと、基板20を搬送するための一対の基板搬送レール222a、222bと、一対のビーム駆動ロボット240とを備えている。2つの実装ユニット210a、210bは、協調して基板搬送レール222a、222b上にある基板20に対して部品を実装する。
実装ユニット210aは、部品供給部215a、部品検査部216a、ヘッド212a、及びビーム221aを備えている。同様に、実装ユニット210bは、部品供給部215b、部品検査部216b、ヘッド212b、及びビーム221bを備えている。実装ユニット210aの詳細な構成について説明する。なお、実装ユニット210bの詳細な構成については、実装ユニット210aと同様であるため省略する。
部品供給部215aは、部品テープを収納する複数の部品カセット(フィーダ)214の配列からなる。また、部品供給部215aの各部品カセット214は、基板20の搬送方向(X軸方向)に沿って配列している。なお、部品テープとは、例えば、同一部品種の複数の部品がテープ(キャリアテープ)上に並べられたものであり、リール等に巻かれた状態で供給される。また、部品テープに並べられる(収納される)部品は、例えばチップ部品であって、具体的には0402チップ部品や1005チップ部品などである。
ヘッド212aは、例えばマルチ装着ヘッドと呼ばれるヘッドであって、複数の吸着ノズル(以下、単にノズルという)を備えることができる。例えば、部品供給部215aから10個の部品をヘッド212aのノズルにより吸着して基板20に装着することができる。このようなヘッド212aは、軸状に構成されたビーム221aに対してスライド自在に取り付けられている。ヘッド212aは、例えば、モータなどのアクチュエータの駆動により、ビーム221aに沿ってx軸方向に移動する。
ビーム221aは、基板20の搬送方向(X軸方向)と垂直な方向(Y軸方向)に沿って互いに平行に配置された一対のビーム駆動ロボット240上に、Y軸方向にスライド自在に取り付けられている。したがって、ビーム221aは、例えばモータなどのアクチュエータの駆動により、一対のビーム駆動ロボット240上をY軸方向に沿って移動する。すなわち、ヘッド212aは、ビーム駆動ロボット240およびビーム221aによってX軸方向およびY軸方向に移動する。
基板搬送レール222a、222bは、それぞれX軸方向に対して平行となるように配置されている。ここで、基板搬送レール222aは、部品供給部215a側に寄せて固定されている。一方、基板搬送レール222bは、搬送される基板20のサイズ(幅)に応じてY軸方向に幅調整可能に移動する。部品実装装置200の搬入口230から搬入された基板20は、一対の基板搬送レール222a、222b上に沿って搬送されてストッパーなどによりx軸方向の所定位置で停止される。
部品検査部216aは、ヘッド212aに吸着された部品の形状や吸着状態(位置又は姿勢等)を2次元又は3次元的に検査するために用いられる。また、部品検査部216aは、部品供給部215aにおけるX軸方向に沿った中央付近に配置されている。
このように構成された部品実装装置200において、ヘッド212aは、部品供給部215aから供給される部品を吸着して基板20上に移動し、吸着している部品をその基板20の各実装点に装着し、部品供給部215a上に戻るという一連の動作を繰り返し実行する。ヘッド212bも同様に、部品供給部215bから供給される部品を吸着して基板20上に移動し、吸着している部品をその基板20の各実装点に装着し、部品供給部215b上に戻るという一連の動作を繰り返し実行する。
(スクリーン印刷装置300)
図5は、本実施の形態1に係るスクリーン印刷装置300を模式的に示す図である。なお、図5に示されるスクリーン印刷装置300は、基板20(被印刷物)が搬送される方向に向かった状態を示している。
このスクリーン印刷装置300は、基板20にペースト状のクリームはんだのパターンを印刷する装置であり、電圧の印加状態などを制御する機能部301と、具体的な装置からなる機構部302とを備える。機構部302は、さらに、孔版マスク303と、スキージ304と、テーブル305とを主に備える。
孔版マスク303は、被印刷物である基板20の種類に対応した転写パターンを貫通孔として備えるシート状または板状の部材である。
スキージ304は、孔版マスク303上でクリームはんだをかき寄せるためのゴムからなる角柱状の部材であり、導電性を備えている。このスキージ304は、スキージ304を昇降可能とするスキージヘッド306に保持されている。また、スキージヘッド306は、クリームはんだをかき寄せる方向にスキージ304を移動させることのできる移動機構307に取り付けられている。
テーブル305は、基板20を保持する基板クランパ308、基板クランパ308により保持される基板20を昇降させるZ軸テーブル309、基板20を回転方向に位置決めするθ軸テーブル310、基板20を水平方向に位置決めするX軸テーブル311及びY軸テーブル312等から構成される。このテーブル305は、基板20にクリームはんだを印刷する際の孔版マスク303と基板20との位置関係を決定する装置である。
機能部301は、孔版マスク303とクリームはんだとの間に電圧を印加するための処理部であり、電圧印加部313と制御部314とを備えている。電圧印加部313は、制御部314からの信号に基づき所定の位置に所定の電圧を印加する。制御部314は、スクリーン印刷装置300の動作状態や印刷工程を監視し、当該動作状態や印刷工程に応じて電圧をどのように印加するかの制御を電圧印加部313に対して行う。
上記構成のスクリーン印刷装置300において、まず、基板クランパ308にチャッキングされた基板20は、θ軸テーブル310、X軸テーブル311、及びY軸テーブル312によって水平方向及びθ方向の位置の微調整が行われ、Z軸テーブル309によって孔版マスク303と密着させられる。
一方、孔版マスク303の上面には、はんだ容器(図示省略)から取り出されたクリームはんだが所定量載置されるとともに、スキージヘッド306によって降下したスキージ304が接触する。そして、電圧印加部313によって所定の電圧が引火された状態のスキージ304を横方向に移動させることにより、孔版マスク303上に載置されたクリームはんだは、かき寄せられるように孔版マスク303上を移動し、孔版マスク303に形成された孔に充填されていく。
(作業計画立案装置100)
次に、図6及び図7を参照して、実施の形態1に係る作業計画立案装置100の構成及びその動作(作業計画立案方法)を説明する。図6は、実施の形態1に係る作業計画立案装置100の機能ブロック図である。図7は、実施の形態1に係る作業計画立案装置100の動作を示すフローチャートである。
まず、本実施の形態1に係る作業計画立案装置100は、図6に示されるように、算出部110と、作業計画部120と、再構成部130と、報知部140と、測定部150とを備える。この作業計画立案装置100は、部品実装システム10に対して実行する作業の実行計画を立案する装置である。なお、作業計画立案装置100は、典型的には、パーソナルコンピュータ上で動作するプログラムとして実現される。
なお、本明細書中の「作業」とは、例えば、部品実装システム10に対して直接的に、使用される部品を交換することを指す。また、「準備」とは、例えば、部品実装システム10に対して間接的に、新たな部品を部品実装システム10で使用可能な状態に準備することを指す。すなわち、1つの作業には1以上の準備が対応付けられている。そして、例えば、1つの作業に対応する全ての準備が完了することにより、その対応する作業を実行することができるという関係にある。
例えば、本実施の形態1に係る部品実装システム10において、部品実装装置200に対して部品カセット214を取り替えること、及びスクリーン印刷装置300に対してはんだ自体やはんだが収納されているはんだ容器を交換することは、「作業」に該当する。また、例えば、新しい部品カセット214を部品実装装置200に対して設置可能な状態に準備すること、及びはんだ容器を冷蔵庫等から取り出して中のクリームはんだを自然解凍させること等は、「準備」に該当する。但し、作業及び準備の具体例はこれに限定されない。
そして、上記の「準備」は、少なくともその一部が作業者の手によって実行される。そのため、図1に示されるように、部品実装システム10が設置されるフロアには、複数の作業者α、βがいるものとする。そして、作業者α、βは、実装基板生産装置のそば、又はバックヤードで所定の準備を実行する。
まず、算出部110は、複数の作業それぞれについて、当該作業を実行する作業時刻、及び当該作業の実行に必要な準備に要する準備時間を算出する(S11)。例えば、算出部110は、現在時刻から所定の時刻までに必要となる全ての作業について、作業を実行する作業時刻及び準備時間を算出する。以下、図8に示されるように、現在時刻(13時)から所定の時刻(17時)までに必要な作業A、B、C、Dの作業時刻及び準備時間を算出する例を説明する。また、作業A、B、C、Dに対応する準備を、それぞれ準備A、B、C、Dと表記する。
ここで、作業時刻とは、当該作業を次に実行する時刻を指す。例えば、部品カセット214の交換時刻Tnextは、直前の交換時刻Tprevと、部品カセット214に格納されている部品数Nと、1枚の基板20を生産するのに要する時間tと、1枚の基板20に実装される当該部品の個数nとを用いて、下記式1によって算出することができる。
next = Tprev + N × t/n ・・・(式1)
はんだ容器の交換作業の場合も上記と同様に考えることができる。すなわち、はんだ容器に入っているクリームはんだの量であって、クリームはんだ印刷において基板20に対して直接使用される量をN、1枚の基板20に使用されるクリームはんだの量をnとして、上記式1を適用すればよい。その他の作業についても同様である。
また、準備時間とは、各作業に対応する準備に要する時間である。この準備時間は、例えば、予め定められた時間であってもよいし、測定部150で実際に測定した実際の準備時間(実績時間)を用いて算出してもよい(詳細は後述)。
次に、作業計画部120は、複数の準備それぞれについて、算出部110で算出された作業時刻及び準備時間に基づいて、当該準備が作業時刻までに完了するように、当該準備の準備開始時刻を決定する(S12)。具体的には、作業計画部120は、作業時刻の所定時間前(例えば、15分前)に対応する準備が終了するように、各準備の準備開始時刻を決定する。また、準備終了時刻は、決定された準備開始時刻に準備時間を加算することで算出できる。決定された準備開始時刻及び準備終了時刻を、図8に示す。
次に、再構成部130は、複数の準備それぞれの準備開始時刻及び準備時間に基づいて、並列数と所定の閾値とを比較する(S13)。より具体的には、再構成部130は、作業計画部120で決定された準備開始時刻に各作業を開始した場合において、前述の現在時刻から所定の時刻の間で並列数が所定の閾値を上回る時間帯を特定する。ここで、「並列数」とは、複数の準備のうち、重複して実行する必要のある準備の数である。但し、並列数が1である場合は、重複して実行する必要のある準備の数は0であり、単純に準備の数が1であることを示す。また、「所定の閾値」とは、例えば、部品実装システム10に対する作業及び準備を担当する作業者の人数である。
図9は、図8に示される準備開始時刻(実線の図示左側の◆印)、準備終了時刻(実線の図示右側の◆印)、及び作業時刻(☆印)をプロットしたチャートである。図9の例では、13時30分〜14時15分及び16時15分〜16時45分の間の並列数が1であり、14時15分〜15時30分及び16時〜16時15分の間の並列数が2であり、15時30分〜16時の間の並列数が3である。また、本実施の形態1では、所定の閾値を2(図1の作業者α、βの2人の場合)とする。すなわち、再構成部130は、15時30分〜16時の間の並列数が閾値を上回ると判断する(S13でYes)。
次に、再構成部130は、並列数が閾値以下となるように、1以上の準備の準備開始時刻をずらす(S14)。図8及び図9の例では、15時30分〜16時の間の並列数が2以下となるように、準備A、B、Cの一部又は全部の準備開始時刻をずらせばよい。一方、ステップS13において、全ての時間帯において並列数が閾値以下となる(並列数が閾値を上回る時間帯が存在しない)と判断された場合は、ステップS14の処理はスキップされる。
本実施の形態1に係る再構成部130は、重複して実行する必要のある複数の準備A、B、Cのうち、準備終了時刻の最も早い準備Aの準備開始時刻を繰り上げる(前倒しする)。準備Aの準備開始時刻を繰り上げた後の図8に対応する図を図10に、図9に対応する図を図11に示す。すなわち、この例における再構成部130は、図10及び図11に示されるように、準備Aの準備開始時刻を14時15分から13時45分に30分繰り上げればよい。同様に、再構成部130は、準備Aの準備終了時刻を16時から15時30分に30分繰り上げる。その結果、準備Aの準備終了時刻から作業Aの作業時刻までの間のタイムラグが45分と、他の作業B、C、Dより長くなる。
次に、報知部140は、複数の準備それぞれについて、準備開始時刻以前の所定のタイミングで、準備の実行が必要であることを各作業者に報知する(S15)。なお、作業者への報知の方法は特に限定されないが、例えば、作業対象の装置が備えるディスプレイ及び警告灯等を用いて報知してもよいし、各作業者が携帯する携帯端末に通知するようにしてもよい。
なお、所定のタイミングとは、各準備の準備開始時刻ちょうどであってもよいし、各準備の準備開始時刻から所定の待機時間だけ遡った時刻であってもよい。待機時間とは、報知してから実際に準備が開始されるまでに要すると推定される時間であって、予め定められた固定値であってもよいし、測定部150での測定結果に応じて決定してもよい(詳細は後述)。
また、報知部140は、各準備A、B、C、Dそれぞれの報知を、全ての作業者α、βに対して行ってもよい。この場合、各準備A、B、C、Dを実際に誰が実行するかについては、作業者α、βの判断に委ねられる。一方、報知部140は、複数の作業者α、βのうちの一部に対してだけ行ってもよい。具体的には、報知部140は、各作業者α、βの各準備A、B、C、Dに対する習熟度、又は各作業者α、βの作業負荷等を考慮して、誰に対して報知するかを決定すればよい。
このように、実施の形態1に係る作業計画立案装置100によれば、重複して実行する準備の数が作業者の人数を超えないように準備の実行タイミングを決定し、適切なタイミングで各準備の実行を報知することができる。その結果、全ての準備を対応する作業時刻までに完了させることが可能となる。
ここで、図11の準備A〜Dのみに着目すれば、確かに並列数が閾値以下となっているが、作業A〜Dを含めて考えると、14時45分には準備A、Cに加えて作業Dを実行する必要があることが分かる。すなわち、重複して実行すべき準備及び作業の数の合計を並列数(前述の並列数と区別して「第2の並列数」と表記する)とすると、14時45分における第2の並列数(=3)は閾値(=2)を上回る。このような場合は、例えば、下記の2通りの対応が考えられる。
まず、第2の並列数が閾値を上回るタイミングの作業(例えば、図11の作業D)が、例えば部品カセット214の交換やはんだ容器の交換等の短時間で実行可能な作業である場合には、準備(例えば、図11の準備C)の実行を報知するタイミングで当該作業Dの実行を優先して行うように、各作業者α、βに指示すればよい。
一方、作業の実行にある程度の時間を必要とする場合には、図7のステップS13において第2の並列数と閾値とを比較し、ステップS14において第2の並列数が閾値以下となるように、準備開始時刻をずらせばよい。これを図9の例に当てはめると、例えば、準備Aの準備開始時刻を13時以前に繰り上げて、準備Aが14時45分までに終了するようにすればよい。
測定部150は、準備及び作業に関する様々の情報を測定し、測定結果を算出部110及び報知部140等に通知する。実施の形態1に係る測定部150は、例えば、部品実装システム10のスループット、各準備に要した実際の時間である実績時間、及び報知部140による報知から実際に準備が開始されるまでの待機時間等を測定する。但し、測定部150によって測定される情報は、これらに限定されない。また、測定部150は、本実施の形態1に係る作業計画立案装置100に必須の構成要素ではなく、省略することができる。
なお、算出部110は、測定部150で測定された過去の所定期間における部品実装システム10のスループットに基づいて、複数の作業それぞれの作業時刻を算出してもよい。例えば、式1における1枚の基板20を生産するのに要する時間tは、理論値を初期値として用いるが、その後は測定部150で測定された実測値を用いて補正し、更新していくのが望ましい。
また、測定部150は、例えば、各実装基板生産装置又は作業者の携帯する携帯端末等から各種情報を収集することによって、上記の各情報を測定する。例えば、実装基板生産装置又は携帯端末には、(a)報知を確認したこと、(b)準備を開始したこと、及び(c)準備を完了したこと、のそれぞれを通知するための通知手段(ボタン等)が設けられている。
そして、それぞれのタイミングで対応するボタンを作業者が押下することにより、測定部150は、例えば、準備を開始した時刻と準備を完了した時刻との差から実績時間を測定することができ、報知を確認した時刻と準備を開始した時刻との差から待機時間を測定することができる。
そして、算出部110は、測定部150で測定された実績時間に基づいて、複数の準備それぞれの準備時間を算出してもよい。算出部110は、例えば、各準備の準備時間として、過去の所定期間における同一の準備の実績時間の平均値を用いてもよい。また、算出部110は、測定部150で測定された各準備の実績時間を作業者別に集計(平均値を算出)してもよい。そして、算出部110は、準備を担当する可能性のある作業者の実績時間の平均値のうちの最大値を、各準備の準備時間としてもよい。
また、算出部110は、測定部150で測定された実績時間に基づいて、複数の準備それぞれの準備完了時刻を算出してもよい。例えば、測定部150で測定された過去の実績時間のうちの最大値に相当する時間を要したとしても、準備の完了が対応する作業時刻に間に合うように、余裕を持って準備完了時刻を設定するのが望ましい。
また、報知部140は、準備開始時刻から測定部150で測定された過去の待機時間だけ遡ったタイミングで、当該準備の実行が必要であることを報知してもよい。このように、報知部140は、作業計画立案装置100からの報知を作業者が見てから実際に準備を開始するまでのタイムラグを考慮して、報知タイミングを前倒しするのが望ましい。前倒しする時間は、直前に測定された待機時間であってもよいし、過去の所定期間に測定された待機時間の平均値等を用いてもよい。
さらに、報知部140は、最初に報知してから準備開始時刻(又は、報知を確認したことを示すボタンが押下される)までの間、報知を繰り返し実行してもよい。その際の報知の間隔は、準備開始時刻に近づくほど小さくする(狭める)のが望ましい。これにより、作業者が報知に気づかなかったために準備の開始が遅れるのを、有効に防止することができる。
(実施の形態2)
次に、図12〜図14を参照して、本発明の実施の形態2に係る作業計画立案方法を説明する。図12は、各作業と当該作業の自由度とを対応付けた表の一例を示す図である。図13は、実施の形態2に係る再構成後の作業計画の例を示す図である。図14は、図13に示される準備開始時刻(実線の図示左側の◆印)、準備終了時刻(実線の図示右側の◆印)、及び作業時刻(☆印)をプロットしたチャートである。
なお、以下、実施の形態1との共通点の詳しい説明は省略し、相違点を中心に説明する。実施の形態2は、再構成部130の動作(図7のステップS14の処理)が実施の形態1と異なり、それ以外の構成及び処理は共通する。そこで、作業計画部120によって図8に示されるように作業計画が立案されたものとして、以下の説明を行う。
まず、実施の形態2に係る再構成部130は、図12に示される作業と準備終了時刻の自由度との対応表を記憶している。ここで、「準備終了時刻の自由度」とは、準備終了時刻のずらし易さを表す尺度であり、自由度が高いとは準備終了時刻をずらし易いことを指し、自由度が低いとは準備終了時刻をずらし難いことを指す。図12に示される例では、作業Aの自由度が最も小さく、作業Cの自由度が次に小さく、作業B、Dの自由度が最も大きい。各作業の自由度は、例えば下記のように決定される。
一般的に、準備終了時刻から作業時刻までのタイムラグを長くしてもよい作業は、自由度が高く設定される。具体的には、部品実装装置200の部品カセット214は、準備が完了してから実際に交換するまでの間が多少長くても問題ない。すなわち、部品カセット214の準備の自由度は、相対的に高く設定してもよい。
一方、準備終了時刻から作業時刻までのタイムラグを長くするのが難しい作業は、自由度が低く設定される。具体的には、例えば、スクリーン印刷装置300のはんだ容器は、室温で長時間放置すると中のクリームはんだが劣化するので、自然解凍が終了した直後に交換するのが望ましい。すなわち、はんだ容器の準備の自由度は、相対的に低くする必要がある。
そこで、実施の形態2に係る再構成部130は、重複して実行する必要のある複数の準備のうち、準備終了時刻の自由度の最も高い準備の準備開始時刻を繰り上げる(前倒しする)(S14)。図8及び図12を参照すると、重複して実行する必要のある準備A、B、Cのうち、最も自由度が高いのは、準備Bである。
そこで、再構成部130は、図13及び図14に示されるように、準備Bの準備開始時刻を15時30から13時30分に2時間繰り上げればよい。同様に、再構成部130は、準備Bの準備終了時刻を16時15分から14時15分に2時間繰り上げる。その結果、準備Bの準備終了時刻から作業Bの作業時刻までの間のタイムラグが2時間15分と、他の作業A、C、Dより長くなる。
これにより、準備完了後すぐに作業を行うべき準備(例えば、はんだ容器の準備)の準備開始時刻は繰り上げられず、準備完了後しばらく放置しても問題ない準備(例えば、部品カセット214の準備)の準備開始時刻が優先的に繰り上げられる。これにより、実施の形態1の効果に加えて、さらに運転計画の再構成に伴う材料の劣化等を有効に防止することができる。
なお、実施の形態1、2では部品実装システム10の作業計画を立案する例を示したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、上記の各実施の形態1、2によれば、例えば、液晶パネルの生産システム等のあらゆる生産システムの作業計画を立案し、適切なタイミングで報知を行うことができる。
また、実施の形態1、2では、部品実装システム10に対して、部品カセット214やはんだ容器の交換に伴う準備及び作業の計画を立案する例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、異方性導電膜(ACF)、溶剤、又は接合部材等の交換に伴う準備及び作業の計画を立案する場合にも適用することができる。
(その他の実施の形態)
なお、本発明を上記実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されないのはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニット、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムで実現され得る。RAMまたはハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
(2)上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。ROMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、ROMからRAMにコンピュータプログラムをロードし、ロードしたコンピュータプログラムにしたがって演算等の動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
(3)上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、各装置に脱着可能なICカードまたは単体のモジュールから構成されてもよい。ICカードまたはモジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。ICカードまたはモジュールには、上記の超多機能LSIが含まれてもよい。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムにしたがって動作することにより、ICカードまたはモジュールは、その機能を達成する。このICカードまたはこのモジュールは、耐タンパ性を有してもよい。
(4)本発明は、上記に示す方法で実現されてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムで実現してもよいし、コンピュータプログラムからなるデジタル信号で実現してもよい。
また、本発明は、コンピュータプログラムまたはデジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなどに記録したもので実現してもよい。また、これらの記録媒体に記録されているデジタル信号で実現してもよい。
また、本発明は、コンピュータプログラムまたはデジタル信号を、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送してもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、メモリは、コンピュータプログラムを記憶しており、マイクロプロセッサは、コンピュータプログラムにしたがって動作してもよい。
また、プログラムまたはデジタル信号を記録媒体に記録して移送することにより、またはプログラムまたはデジタル信号をネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施してもよい。
(5)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせてもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示した実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
本発明は、生産システムの作業計画の立案に有利に利用される。
10 部品実装システム
20 基板
20a 実装基板
100 作業計画立案装置
110 算出部
120 作業計画部
130 再構成部
140 報知部
150 測定部
200,200a,200b 部品実装装置
210a,210b 実装ユニット
212a,212b ヘッド
214 部品カセット
215a,215b 部品供給部
216a,216b 部品検査部
221a,221b ビーム
222a,222b 基板搬送レール
230搬入口
240 ビーム駆動ロボット
300 スクリーン印刷装置
301 機能部
302 機構部
303 孔版マスク
304 スキージ
305 テーブル
306 スキージヘッド
307 移動機構
308 基板クランパ
309 Z軸テーブル
310 θ軸テーブル
311 X軸テーブル
312 Y軸テーブル
313 電圧印加部
314 制御部
400,400a,400b,400c 検査装置
500 接着剤塗布装置
600 リフロー炉

Claims (9)

  1. 生産システムに対して実行する作業の実行計画を立案する作業計画立案装置であって、
    複数の前記作業それぞれについて、当該作業を実行する作業時刻、及び当該作業の実行に必要な準備に要する準備時間を算出する算出部と、
    複数の前記準備それぞれについて、前記算出部で算出された前記作業時刻及び前記準備時間に基づいて、当該準備が前記作業時刻までに完了するように、当該準備の準備開始時刻を決定する作業計画部と、
    前記作業計画部で決定された前記準備開始時刻に各作業を開始した場合において、重複して実行する必要のある前記準備の数である並列数が所定の閾値を上回る場合に、前記並列数が前記所定の閾値以下となるように、1以上の前記準備開始時刻をずらす再構成部と、
    前記複数の準備それぞれについて、前記準備開始時刻以前の所定のタイミングで、前記準備の実行が必要であることを作業者に報知する報知部とを備える
    作業計画立案装置。
  2. 前記再構成部は、重複して実行する必要のある複数の前記準備のうち、準備終了時刻の最も早い準備の前記準備開始時刻を、前記並列数が前記所定の閾値以下となるように繰り上げる
    請求項1に記載の作業計画立案装置。
  3. 前記再構成部は、重複して実行する必要のある複数の前記準備のうち、準備終了時刻の自由度の最も高い準備の前記準備開始時刻を、前記並列数が前記所定の閾値以下となるように繰り上げる
    請求項1に記載の作業計画立案装置。
  4. 該作業計画立案装置は、さらに、前記生産システムのスループットを測定する測定部を備え、
    前記算出部は、前記測定部で測定された過去の所定期間におけるスループットに基づいて、前記複数の作業それぞれの前記作業時刻を算出する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業計画立案装置。
  5. 該作業計画立案装置は、さらに、前記準備に要した実際の時間である実績時間を測定する測定部を備え、
    前記算出部は、前記測定部で測定された前記実績時間に基づいて、前記複数の準備それぞれの前記準備時間を算出する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業計画立案装置。
  6. 該作業計画立案装置は、さらに、前記準備の実行が必要であることを前記報知部で報知してから実際に前記準備が実際に開始されるまでの待機時間を測定する測定部を備え、
    前記報知部は、前記準備の準備開始時刻から前記測定部で測定された過去の前記待機時間だけ遡ったタイミングで、当該準備の実行が必要であることを報知する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業計画立案装置。
  7. 前記報知部は、前記準備開始時刻までの間に、徐々に報知間隔を狭めながら繰り返し報知する
    請求項6に記載の作業計画立案装置。
  8. 前記作業とは、前記生産システムで使用される部品を交換することを指し、
    前記準備とは、新たな部品を前記生産システムで使用可能な状態にすることを指す
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の作業計画立案装置。
  9. 生産システムに対して実行する作業の実行計画を立案する作業計画立案方法であって、
    複数の前記作業それぞれについて、当該作業を実行する作業時刻、及び当該作業の実行に必要な準備に要する準備時間を算出する算出ステップと、
    複数の前記準備それぞれについて、前記算出ステップで算出された前記作業時刻及び前記準備時間に基づいて、当該準備が前記作業時刻までに完了するように、当該準備の準備開始時刻を決定する作業計画ステップと、
    前記作業計画ステップで決定された前記準備開始時刻に各作業を開始した場合において、重複して実行する必要のある前記準備の数である並列数が所定の閾値を上回る場合に、前記並列数が前記所定の閾値以下となるように、1以上の前記準備開始時刻をずらす再構成ステップと、
    前記複数の準備それぞれについて、前記準備開始時刻以前の所定のタイミングで、前記準備の実行が必要であることを作業者に報知する報知ステップとを含む
    作業計画立案方法。
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