JP2019179338A - 準備計画作成方法および準備計画作成装置 - Google Patents

準備計画作成方法および準備計画作成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】配置手段に部材を配置する最適な計画を作成することができる準備計画作成方法および準備計画作成装置を提供する。【解決手段】管理コンピュータ(準備計画作成装置)における準備計画作成方法は、生産順序と製品の生産に着手可能な着手可能時刻および生産期限時刻とを含む生産計画情報、ロット情報(部材情報、作業量情報)、台車情報(配置手段情報)、勤務計画情報(作業者情報)を取得する情報取得工程(ST1)と、生産計画情報と台車情報(配置手段情報)とに基づいて、対象ロット(一の品種)の生産に使用する使用台車(使用配置手段)を選択する使用配置手段選択工程(ST4、ST5、ST7〜9)と、選択された使用台車を準備作業計画における対象ロットの使用台車に決定する準備作業計画決定工程(ST10、ST11)と、を含んでいる。【選択図】図9

Description

本発明は、製品を生産する生産設備に取り付ける配置手段に部材を配置する計画を作成する準備計画作成方法および準備計画作成装置に関する。
基板に電子部品を実装した実装基板などの製品を生産する生産ラインでは、複数の品種の製品が生産される。生産する製品の品種を変更する際は、生産ラインにおいて製品の生産に使用される部材を変更する段取り替えが実行される。段取り替えには、生産ラインで実行される内段取りの他、製品の生産と並行して生産ラインとは別の場所で実行される外段取りがある。複数の品種の製品を生産する生産計画を作成する際は、段取り替え等の準備計画も考慮して、製品が納期内に生産可能な計画が作成される(例えば、特許文献1)。
特許文献1の生産計画作成装置では、組成の異なる合金(製品)を溶解炉(生産設備)で順番に製造するにあたり、前に製造した合金の残留物が次に製造する合金の組成に影響を及ぼす場合に、残留物を希釈する炉洗い処理(段取り替え)を実行するように生産計画を作成している。
特開2010―244506号公報
ところで、特許文献1の生産計画作成装置では、製品の生産と段取り替えが時間的に重複しない条件で生産計画を作成しているが、段取り替えには製品の生産と並行して実行できるものや、ある製品の生産が完了しないと作業を開始できないものなど多くの制約条件がある。これらの制約条件を考慮して段取り替えを実行する準備計画を作成するには多くの時間を要し、また生産計画を遅延させずに最適な準備計画を作成することが困難であるという問題点があった。
そこで本発明は、配置手段に部材を配置する最適な計画を作成することができる準備計画作成方法および準備計画作成装置を提供することを目的とする。
本発明の準備計画作成方法は、複数の品種の製品を生産する生産設備に取り付けて前記製品の生産に使用される部材を配置する配置手段に前記品種に対応する部材を配置する準備作業計画を作成する準備計画作成装置における準備計画作成方法であって、複数の品種の製品を生産する生産順序と前記品種毎の製品の生産に着手可能な着手可能時刻および生産期限時刻とを含む生産計画情報と、前記品種の生産に用いられる前記部材に関する部材情報と、前記生産設備に取り付けられている配置手段および取り外されている配置手段の状態に関する配置手段情報と、前記配置手段に部材を配置する配置作業の作業量に関する作業量情報と、前記配置作業を実行する作業者の数に関する作業者情報と、を取得する情報取得工程と、前記生産計画情報と前記配置手段情報とに基づいて、一の品種の生産に使用する配置手段である使用配置手段を選択する使用配置手段選択工程と、前記選択された使用配置手段を前記準備作業計画における前記一の品種の使用配置手段に決定する準備作業計画決定工程と、を含む。
本発明の準備計画作成装置は、複数の品種の製品を生産する生産設備に取り付けて前記製品の生産に使用される部材を配置する配置手段に前記品種に対応する部材を配置する準備作業計画を作成する準備計画作成装置であって、複数の品種の製品を生産する生産順序と前記品種毎の製品の生産に着手可能な着手可能時刻および生産期限時刻とを含む生産計画情報と、前記品種の生産に用いられる前記部材に関する部材情報と、前記生産設備に取り付けられている配置手段および取り外されている配置手段の状態に関する配置手段情報と、前記配置手段に部材を配置する配置作業の作業量に関する作業量情報と、前記配置作業を実行する作業者の数に関する作業者情報と、を取得する情報取得部と、前記生産計画情報と前記配置手段情報とに基づいて、一の品種の生産に使用する配置手段である使用配置手段を選択する使用配置手段選択部と、前記選択された使用配置手段を前記準備作業計画における前記一の品種の使用配置手段に決定する準備作業計画決定部と、を備える。
本発明によれば、配置手段に部材を配置する最適な計画を作成することができる。
本発明の一実施の形態の部品実装システムの構成説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムが備える部品実装ラインの構成説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムが備える部品実装装置の平面図 本発明の一実施の形態の部品実装システムが備える部品実装装置の部分断面図 本発明の一実施の形態の管理コンピュータ(準備計画作成装置)の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の管理コンピュータ(準備計画作成装置)で使用されるロット情報の一例の説明図 本発明の一実施の形態の管理コンピュータ(準備計画作成装置)で使用される台車情報の一例の説明図 本発明の一実施の形態の管理コンピュータ(準備計画作成装置)において作成された準備作業計画の一例の説明図 本発明の一実施の形態の管理コンピュータ(準備計画作成装置)における準備計画作成方法のフロー図 本発明の一実施の形態の管理コンピュータ(準備計画作成装置)における第1の台車選択処理のフロー図 本発明の一実施の形態の管理コンピュータ(準備計画作成装置)における第2の台車選択処理のフロー図 本発明の一実施の形態の管理コンピュータ(準備計画作成装置)で使用される保管台車が設定された台車情報の一例の説明図 本発明の一実施の形態の管理コンピュータ(準備計画作成装置)において作成された(a)作業遅延が発生した準備作業計画の一例の説明図(b)作業遅延を解消した準備作業計画の一例の説明図
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、部品実装システム、部品実装ライン、部品実装装置、台車の仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図3、及び後述する一部では、水平面内で互いに直交する2軸方向として、基板搬送方向のX方向(図3における左右方向)、基板搬送方向に直交するY方向(図3における上下方向)が示される。図4では、水平面と直交する高さ方向としてZ方向(図4における上下方向)が示される。Z方向は、部品実装装置が水平面上に設置された場合の上下方向または直交方向である。
まず図1を参照して、部品実装システム1の構成を説明する。部品実装システム1は、フロアFに配置された3本の部品実装ラインL1〜L3を通信ネットワーク2によって接続し、管理コンピュータ3によって管理する構成となっている。部品実装ラインL1〜L3は、フロアFに設けられた生産エリアApに配置されている。各部品実装ラインL1〜L3は、後述するように部品実装装置を含む複数の生産設備を連結して構成され、基板に電子部品を実装した実装基板を生産する機能を有している。なお、部品実装システム1が備える部品実装ラインL1〜L3は3本である必要はなく、2本及び4本以上でも良い。
フロアFに設けられた生産エリアApとは異なる準備エリアAsには、配置作業支援装置4が配置されている。配置作業支援装置4は、通信ネットワーク2を介して管理コンピュータ3に接続されている。配置作業支援装置4には、後述する配置作業の対象となる交換用の台車5が接続される。準備エリアAsには、配置作業の実行前、実行中、または実行後など、多様な状態の複数の台車5が保管されている。
図1において、配置作業支援装置4に接続された台車5には、これから部品実装ラインL1〜L3において生産する実装基板の品種に対応する作業指示に従って、電子部品を供給する複数のテープフィーダ9(図3参照)などを台車5に装着する配置作業が作業者によって実行される。配置作業支援装置4に接続された台車5にテープフィーダ9が装着されると、台車5を介して配置作業支援装置4よりテープフィーダ9に電力が供給されて、テープフィーダ9が内蔵するフィーダ制御部(図示省略)が管理コンピュータ3と通信可能な状態となる。
作業者には、作業を実行する人に加えて、生産する実装基板の品種に対応する作業指示に従って、電子部品を供給する複数のテープフィーダ9などを台車5に装着する配置作業を実行する作業装置が含まれる。なお、作業装置は、その装置内部で配置作業を完結させる構成でもよいし、人が実行する作業手順に近い配置作業をその装置外部で実行する多関節ロボットを含む構成でもよい。また、作業者数は、人と作業装置の一方のみでも両方含んでいてもよい。
これにより、台車5へのテープフィーダ9の装着状況、テープフィーダ9に装着される電子部品を保持するキャリアテープ16(図4参照)のテープフィーダ9への補給状況などの配置作業の状況を、管理コンピュータ3において取得することができる。配置作業では、キャリアテープ16がテープフィーダ9に取り付けられる。そして、配置作業支援装置4が備えるコードリーダ4aにより、キャリアテープ16を巻回状態で収納するリール17に付されたバーコード17a(図4参照)などの情報を読み取って照合する作業が実行される。なお、準備エリアAsに配置される配置作業支援装置4は1台である必要はなく、2台以上でも良い。
このように、配置作業支援装置4に接続された台車5を含む準備エリアAsにある台車5には、部品実装ラインL1〜L3における実装基板の生産と並行して配置作業を実行することができる。部品実装ラインL1〜L3において生産する実装基板の品種を変更する際、作業者は準備エリアAsにおいてテープフィーダ9が装着された台車5を部品実装ラインL1〜L3まで移動させ、部品実装装置に装着されている台車5と交換する交換作業を実行する。
次に図2を参照して、部品実装ラインL1〜L3の詳細な構成を説明する。部品実装ラインL1〜L3は同様の構成をしており、以下、部品実装ラインL1について説明する。部品実装ラインL1は、基板搬送方向の上流側(紙面左側)から下流側(紙面右側)に向けて、はんだ印刷装置M1、印刷検査装置M2、部品実装装置M3〜M6、実装検査装置M7、リフロー装置M8などの生産設備を直列に連結して構成されている。なお、部品実装ラインL1は通信ネットワーク2を介して接続される生産設備群であって、物理的に生産設備同士が連結されていなくてもよい。
はんだ印刷装置M1、印刷検査装置M2、部品実装装置M3〜M6、実装検査装置M7、リフロー装置M8は、通信ネットワーク2を介して管理コンピュータ3に接続されている。はんだ印刷装置M1は、はんだ印刷作業部によって上流側から搬入された基板Bにマスクを介してはんだを印刷するはんだ印刷作業を実行する。印刷検査装置M2は、はんだ検査カメラを含む印刷検査作業部によって基板Bに印刷されたはんだの状態を検査する印刷検査作業を実行する。なお、はんだ印刷装置M1と並設して、もしくははんだ印刷装置M1の代わりにはんだを基板Bに塗布するはんだ塗布装置を備えてもよい。また、部品実装ラインL1は、印刷検査装置M2を備えなくてもよい。
部品実装装置M3〜M6は、部品実装作業部によって基板Bに電子部品Dを実装する部品実装作業を実行する。なお、部品実装ラインL1は、部品実装装置M3〜M6が4台の構成に限定されることなく、部品実装装置M3〜M6が1〜3台であっても5台以上であってもよい。実装検査装置M7は、部品検査カメラを含む実装検査作業部によって基板Bに搭載された電子部品Dの状態を検査する実装検査作業を実行する。リフロー装置M8は、装置内に搬入された基板Bを基板加熱部によって加熱して、基板B上のはんだを硬化させ、基板Bの電極部と電子部品Dとを接合する基板加熱作業を実行する。なお、部品実装ラインL1は、実装検査装置M7を備えなくてもよい。
次に図3、図4を参照して、部品実装装置M3〜M6の構成を説明する。部品実装装置M3〜M6は同様の構成であり、ここでは部品実装装置M3について説明する。部品実装装置M3は、電子部品Dを基板Bに実装する機能を有している。図3において、基台6の中央には、基板搬送機構7がX方向に設置されている。基板搬送機構7は、上流側から搬入された基板BをX方向へ搬送し、以下に説明する実装ヘッドによる実装作業位置に位置決めして保持する。また、基板搬送機構7は、部品実装作業が完了した基板Bを下流側に搬出する。基板搬送機構7の両側方には、部品供給部8が設置されている。
部品供給部8には、それぞれ複数のテープフィーダ9がX方向に並列に装着された台車5が取り付けられている。テープフィーダ9は、電子部品Dを格納するポケットが形成されたキャリアテープを部品供給部8の外側から基板搬送機構7に向かう方向(テープ送り方向)にピッチ送りすることにより、実装ヘッドが電子部品Dをピックアップする部品取出し位置に電子部品Dを供給する。
図3において、基台6の上面におけるX方向の両端部には、リニア駆動機構を備えたY軸テーブル10が配置されている。Y軸テーブル10には、同様にリニア機構を備えたビーム11がY方向に移動自在に結合されている。ビーム11には、実装ヘッド12がX方向に移動自在に装着されている。実装ヘッド12は、複数(ここでは8つ)のノズルユニット12aを備えている。図4において、各ノズルユニット12aの下端部には、電子部品Dを真空吸着して保持する吸着ノズル12bが装着されている。
図3において、Y軸テーブル10およびビーム11は、実装ヘッド12を水平方向(X方向、Y方向)に移動させる実装ヘッド移動機構13を構成する。実装ヘッド移動機構13および実装ヘッド12は、部品供給部8に装着されているテープフィーダ9の部品取出し位置から電子部品Dを吸着ノズル12bによって吸着してピックアップし、基板搬送機構7に保持された基板Bの実装位置に移送して実装する部品実装作業を実行する。
図3、図4において、ビーム11には、ビーム11の下面側に位置して実装ヘッド12とともに一体的に移動するヘッドカメラ14が装着されている。実装ヘッド12が移動することにより、ヘッドカメラ14は基板搬送機構7の実装作業位置に位置決めされた基板Bの上方に移動して、基板Bに設けられた基板マーク(図示せず)を撮像して基板Bの位置を認識する。
部品供給部8と基板搬送機構7との間には、部品認識カメラ15が設置されている。部品認識カメラ15は、部品供給部8から電子部品Dを取り出した実装ヘッド12が上方を移動する際に、吸着ノズル12bに保持された電子部品Dを撮像して保持位置などを認識する。実装ヘッド12による電子部品Dの基板Bへの部品実装作業では、ヘッドカメラ14による基板Bの認識結果と部品認識カメラ15による電子部品Dの認識結果とを加味して実装位置の補正が行われる。
図4において、台車5の前側には、電子部品Dを収納するキャリアテープ16が巻回されたリール17が保持されている。テープフィーダ9は、リール17に収納されているキャリアテープ16をテープ送り方向に搬送して実装ヘッド12による部品取り出し位置に電子部品Dを供給する。
このように、部品実装装置M3〜M6は、製品である電子部品Dを実装した実装基板を生産する生産設備であり、部品実装装置M3〜M6を備える部品実装ラインL1〜L3は実装基板を生産する生産ラインである。そして、台車5は、部品実装ラインL1〜L3を構成する部品実装装置M3〜M6に取り付けて製品(実装基板)の生産に使用される部材(テープフィーダ9、リール17)を配置する配置手段である。
次に図5を参照して、管理コンピュータ3の構成について説明する。管理コンピュータ3は、処理部20、記憶装置である生産計画記憶部26、準備作業計画記憶部27、作業者情報記憶部28の他、入力部29、表示部30を備えている。処理部20はCPUなどのデータ処理装置であり、内部処理部として情報取得部21、使用配置手段選択部22、準備作業計画決定部23、遅延判断処理部24、保管設定部25を備えている。なお、管理コンピュータ3は、ひとつのコンピュータで構成する必要はなく、複数のデバイスで構成してもよい。例えば、記憶装置の全てもしくは一部をサーバを介してクラウドに備えてもよい。
入力部29は、キーボード、タッチパネル、マウスなどの入力装置であり、操作コマンドやデータ入力時などに用いられる。表示部30は液晶パネルなどの表示装置であり、各記憶部が記憶する各種データを表示する他、入力部29による操作のための操作画面、警告報知画面などの各種情報を表示する。
図5において、生産計画記憶部26には、生産計画情報26a、ロット情報26bなどが記憶されている。生産計画情報26aには、生産される実装基板のロットを特定するロット番号毎に、実装基板を生産する部品実装ラインL1〜L3を特定するライン番号、生産の開始時刻と終了時刻、生産に着手可能な着手可能時刻および生産期限時刻、実装基板の生産順序などを含む生産計画が記憶されている。ロット情報26bには、生産される実装基板のロットを特定するロット番号毎に、実装基板の品種を特定する品種番号、品種の生産に使用される部材(テープフィーダ9、リール17)の数、台車5に部材を配置する配置作業の作業量、実装基板の生産枚数などが記憶されている。
ここで図6を参照して、ロット情報26bの例について説明する。ロット情報26bには、ロット番号41、品種番号42、部材数43、外し作業時間44、付け作業時間45、生産枚数46が含まれている。ロット番号41は、部品実装ラインL1〜L3において生産される実装基板のロットを特定する情報である。品種番号42は、実装基板の品種を特定する情報である。部材数43は、品種の生産に使用される部材の数である。外し作業時間44は、1人の作業者が配置作業として台車5から部材を取り外す作業時間の合計である。
付け作業時間45は、1人の作業者が配置作業として品種(ロット)に対応する部材を台車5に取り付ける作業時間の合計である。生産枚数46は、各ロットの実装基板の生産枚数である。この例では、ロット情報26bにはロットAからロットHの8ロット分の情報が含まれている。ロットBとロットGでは、同じ品種X2の実装基板が生産される。このように、ロット情報26bには、品種(ロット)の生産に用いられる部材に関する部材情報(部材数43)、配置手段(台車5)に部材を配置する配置作業の作業量に関する作業量情報(外し作業時間44、付け作業時間45)が含まれている。
図5において、準備作業計画記憶部27には、準備作業計画情報27a、台車情報27bなどが記憶されている。準備作業計画情報27aには、実装基板の品種毎に、台車5(配置手段)に品種に対応する部材(テープフィーダ9、リール17)を配置する配置作業の開始時刻と終了時刻などを含む準備作業計画が記憶されている。台車情報27bには、部品実装ラインL1〜L3に同時に取り付けて実装基板の生産に使用される複数の台車5を特定する台車群番号と、台車群を構成する台車5の数、台車群の所在、台車の状況などが記憶されている。
ここで図7を参照して、台車情報27bの例について説明する。台車情報27bには、台車群番号51、台車使用数52、台車所在53、台車状況54が含まれている。台車群番号51は、台車群を特定する情報である。台車使用数52は、台車群で使用される台車5の台数である。台車所在53は、台車群の所在を特定する情報である。例えば、「L1」「L2」は、台車群C1〜C4がそれぞれ部品実装ラインL1、部品実装ラインL2にあることを示している。「準備エリア」は、台車群C1〜C4が準備エリアAsにあることを示している。
「保管中」は、部品実装装置M3〜M6から取り外された台車群C1〜C4が後に生産される品種(ロット)の生産に使用可能な場合に、後の生産まで他の生産に使用せずに保管している保管台車であることを示している(図12の台車群C2を参照)。台車状況54は、台車群C1〜C4に部材が配置されているか否かを示している。部材が配置されている使用中台車、使用済み台車、準備済み台車、保管台車は台車状況54に品種番号42が記憶されており、部材が配置されていない空台車は台車状況54が空欄(−)である。
部品実装装置M3〜M6に取り付けて生産に使用中の使用中台車は、台車所在53に「L1」「L2」が記憶されている。使用済み台車は部品実装装置M3〜M6から取り外されて前の部材が配置されている台車群C1〜C4であり、準備済み台車は後の生産のための部材の配置が終了している台車群C1〜C4である。このように、台車情報27bには、生産設備(部品実装装置M3〜M6)に取り付けられている配置手段(台車群C1〜C4)および取り外されている配置手段の状態に関する配置手段情報(台車状況54)が含まれている。
図5において、作業者情報記憶部28には、勤務計画情報28aなどが記憶されている。勤務計画情報28aには、生産時刻毎のフロアFで配置作業を含む各種の作業を実行する作業者の数(作業者数)に関する作業者情報などが含まれている。
図5において、処理部20は、品種(ロット)の生産順序、生産の開始時刻と終了時刻など生産計画は変更しない条件で、台車5(台車群C1〜C4)への部材(テープフィーダ9、リール17)を配置する配置作業の順序、作業者数を最適化した準備作業計画を作成する準備計画作成処理を実行する。情報取得部21は、生産計画情報26a、ロット情報26b(部材情報、作業量情報)、台車情報27b(配置手段情報)、勤務計画情報28a(作業者情報)を取得する。
保管設定部25は、生産計画情報26aに含まれる生産順序とロット情報26bに含まれる生産予定のロットに関する情報(ロット番号41、品種番号42)に基づいて、生産設備から取り外された配置手段(台車群C1〜C4)が後に生産される品種(ロット)の生産に使用可能な場合、当該配置手段を保管台車(保管配置手段)と設定する保管設定処理を実行する。保管設定部25は、台車情報27bの台車所在53を「保管中」に設定することで、該当する台車群C1〜C4を保管台車に設定する。
ここで図8を参照して、保管設定部25によって設定された保管台車の例について説明する。図8には、2本の部品実装ラインL1,L2において、4つの台車群C1〜C4に部材(テープフィーダ9、リール17)を配置して実装基板を生産する生産計画(上段)と、生産計画に基づいて作成された準備作業計画(下段)の例が示されている。
上段に示す生産計画には、部品実装ラインL1(ライン番号「L1」)と部品実装ラインL2(ライン番号「L2」)において生産予定のロットが生産時刻に沿って示されている。部品実装ラインL1では、ロットA、ロットC、ロットE、ロットG、ロットHをこの順序で生産することが計画されている。部品実装ラインL2では、ロットB、ロットD、ロットFをこの順序で生産することが計画されている。各ロットを示す長方形の前辺(図面で左端)の位置が生産の開始時刻であり、後辺(図面で右端)の位置が生産の終了時刻を示している。
下段に示す準備作業計画には、台車群番号「C1」〜「C4」に対応する台車群C1〜C4に部材を配置する配置作業の内容(配置する部材の品種番号42)と作業時間、取り付けられる部品実装ラインL1、L2が生産時刻に沿って示されている。各台車群C1〜C4の配置作業の内容と作業時間を示す長方形の後辺(図面で右端)の位置が配置作業終了時刻である。
図8において、品種X2のロットBの使用台車である台車群C2が部品実装ラインL2の部品実装装置M3〜M6から取り外されると、保管設定部25は取り外された台車群C2に対して保管設定処理を実行する。この例では、ロットBの後に生産されるロットGはロットBと同じ品種X2であるため、保管設定部25は、台車群C2を保管台車に設定する。これによって、台車群C2は部材を取り外すことなく保管され、ロットGの生産で部品実装ラインL1の部品実装装置M3〜M6に取り付けられる。
図5において、使用配置手段選択部22は、生産計画情報26aと台車情報27b(配置手段情報)とに基づいて、一の品種(ロット)の生産に使用する台車群C1〜C4(配置手段)である使用台車(使用配置手段)を選択する。以下、使用台車を選択する対象となっている品種(ロット)を「対象ロット」と称する。使用配置手段選択部22は、対象ロットの使用台車を選択する際に、空台車がある場合は空台車である台車群C1〜C4を使用台車に選択し、空台車がないが使用済み台車がある場合は使用済み台車である台車群C1〜C4を使用台車に選択する。
さらに使用配置手段選択部22は、空台車も使用済み台車もないが保管台車があり、保管台車が対象ロットに使用予定の台車群C1〜C4でない場合は、保管台車のうち使用する順序が遅い台車群C1〜C4を使用台車に選択する。すなわち、使用配置手段選択部22は、保管台車(保管配置手段)を除いた台車群C1〜C4(配置手段)の中から使用台車(使用配置手段)を選択できる場合は保管台車を除いた台車群C1〜C4の中から使用台車を選択し、保管台車を除いた台車群C1〜C4の中から使用台車を選択できない場合は保管台車を含めた台車群C1〜C4の中から使用台車を選択する。
図5において、遅延判断処理部24は、内部処理部として最大作業者数算出部24a、配置作業終了時刻算出部24bを備えている。最少作業者数算出部23aは、勤務計画情報28a(作業者情報)に基づいて、使用台車(使用配置手段)に対する対象ロットの配置作業を、その時刻に実行可能な最大の作業者の数(作業者数)である最大作業者数を算出する。配置作業終了時刻算出部24bは、ロット情報26bに含まれる作業量情報に基づいて、最大作業者数の作業者による使用台車(選択された使用配置手段)に対する配置作業が終了する配置作業終了時刻を算出する。
より具体的には、配置作業終了時刻算出部24bは、使用済み台車と保管台車(部材が配置されている状態の使用配置手段)に対する配置作業の場合、外し作業時間44(使用台車から部材を取り除く作業の作業時間)と、付け作業時間45(使用台車に一の品種に対応する部材を配置する作業の作業時間)を合算し、最大作業者数で割って作業時間を算出する。また、配置作業終了時刻算出部24bは、空台車(部材が配置されていない状態の使用配置手段)に対する配置作業の場合、外し作業時間44は合算せずに、付け作業時間45を最大作業者数で割って作業時間を算出する。
遅延判断処理部24は、配置作業終了時刻算出部24bによって算出された配置作業終了時刻が、対象ロットの着手可能時刻より後である遅延作業が発生するか否かを判断する。すなわち、遅延判断処理部24は、ロット情報26bに含まれる作業量情報と勤務計画情報28a(作業者情報)とに基づいて、使用台車(選択された使用配置手段)に対する配置作業が終了する配置作業終了時刻が、対象ロット(一の品種)の着手可能時刻より後である作業遅延が発生するか否かを判断する。
図5において、準備作業計画決定部23は、内部処理部として最少作業者数算出部23aを備えている。準備作業計画決定部23は、遅延判断処理部24によって作業遅延が発生しないと判断された場合、使用配置手段選択部22によって選択された使用台車(使用配置手段)を準備作業計画における対象ロット(一の品種)の使用台車に決定する。最少作業者数算出部23aは、作業遅延が発生することなく決定された使用台車に対する配置作業を実行可能な最少の作業者の数である最少作業者数を算出する。
準備作業計画決定部23は、準備作業計画における対象ロット(一の品種)の配置作業を行う作業者の数を最少作業者数に決定し、決定した対象ロットの使用台車(台車群C1〜C4)と最少作業者数を準備作業計画情報27aに記憶させる。
次に図9〜図11のフローに沿って、図7、図8、図12、図13を参照しながら配置手段(台車群C1〜C4)に品種(ロット)に対応する部材(テープフィーダ9、リール17)を配置する準備作業計画を作成する管理コンピュータ3(準備計画作成装置)における準備計画作成方法について説明する。まず、図8に示す生産計画に対応する準備計画作成について説明する。図9において、まず、情報取得部21は、生産計画情報26a、ロット情報26b(部材情報、作業量情報)、台車情報27b(配置手段情報)、勤務計画情報28a(作業者情報)を取得する(ST1:情報取得工程)。
次いで使用配置手段選択部22は、対象ロット(一の品種)の生産に使用する使用台車(使用配置手段)を選択する(ST2:対象ロット選択工程)。図8の生産時刻T1における台車情報27bが、図7に示す台車情報27bとする。図7において、台車群C1は品種X1の部材が配置されて部品実装ラインL1に取り付けられており、台車群C2は品種X2の部材が配置されて部品実装ラインL2に取り付けられている。そこで、使用配置手段選択部22は、対象ロットとして3番目に生産されるロットCを選択する。
図9において、次いで保管設定部25は、部品実装装置M3〜M6(生産設備)から取り外された台車群C1〜C4(配置手段)が後に生産される品種(ロット)の生産に使用可能な場合、当該台車群C1〜C4を保管台車(保管配置手段)と設定する(ST3:保管設定工程)。図7において、生産時刻T1の時点で、台車群C3、C4が使用台車として選択可能である。このうち、準備エリアAsにある台車群C4には品種X9の部材が配置されている。しかし、生産時刻T1以降に生産されるロットA〜ロットHには品種X9がないため、台車群C4は保管台車には設定されない。
図9において、次いで使用配置手段選択部22は、使用可能な台車群C3、C4に保管台車が含まれているか否かを判断する(ST4:保管台車有無判定工程)。生産時刻T1の時点では、使用可能な台車群C3、C4に保管台車が含まれていないため(ST4においてNo)、使用配置手段選択部22は、使用可能な台車群C3、C4の中から使用台車を選択する(ST5:第1の台車選択処理工程)。
図10において、第1の台車選択処理工程(ST5)では、まず、使用配置手段選択部22は、使用可能な台車群C3、C4の中に空台車があるか否かを判断する(ST21:空台車有無判断工程)。生産時刻T1の時点で、台車群C3が空台車である。使用可能な台車群C3、C4の中に空台車があるため(ST21においてYes)、使用配置手段選択部22は空台車(台車群C3)を使用台車に選択する(ST22:空台車選択工程)。
次いで最大作業者数算出部24aは、勤務計画情報28a(作業者情報)に基づいて、選択された使用台車に対する配置作業をその時刻に実行可能な最大作業者数を算出する(ST23:最大作業者数算出工程)。次いで配置作業終了時刻算出部24bは、ロット情報26bに含まれる作業量情報に基づいて、最大作業者数の作業者による配置作業終了時刻を算出する(ST24:配置作業終了時刻算出工程)。選択された使用台車が空台車のため、配置作業終了時刻算出部24bは、外し作業時間44は合算せずに、付け作業時間45を最大作業者数で割った作業時間に基づいて、配置作業終了時刻を算出する。
次いで遅延判断処理部24は、配置作業終了時刻が対象ロットの着手可能時刻より後である作業遅延が発生するか否かを判断する(ST25:作業遅延判断工程)。このように、最大作業者数算出工程(ST23)、配置作業終了時刻算出工程(ST24)、作業遅延判断工程(ST25)は、作業量情報と作業者情報とに基づいて、選択された使用台車(使用配置手段)に対する配置作業が終了する配置作業終了時刻が、対象ロット(一の品種)の着手可能時刻より後である作業遅延が発生するか否かを判断する遅延判断処理工程(ST31)である。
図8において、対象ロット(ロットC)の配置作業終了時刻は着手可能時刻より前であり、作業遅延は発生していない。そのため、図10において、作業遅延判断工程(ST25)では作業遅延が発生していないと判断され(No)、使用配置手段選択部22は、選択した台車群C3を使用台車に決定して(ST26:使用台車決定工程)、第1の台車選択処理(ST5)を終了する。
図9において、使用配置手段選択部22は、生産予定の全てのロットA〜Hで使用台車の選択が終了したか否かを判断する(ST6:選択終了判断工程)。ここでは全てのロットA〜Hに対する使用台車の選択は終了していないため(ST6においてNo)、対象ロット選択工程(ST2)に戻って次のロットが選択される。すなわち、対象ロットとしてロットDが選択される。
次いで保管設定工程(ST3)が実行されるが使用可能な台車群C4は保管台車に設定されず、保管台車有無判定工程(ST4)において使用可能な台車群C4に保管台車が含まれていないと判定され(No)、第1の台車選択処理工程(ST5)が実行される。図10において、台車群C4は品種X9の部材が配置されている使用済み台車であるため、空台車有無判断工程(ST21)において使用可能な台車群C4の中に空台車はないと判断される(No)。次いで使用配置手段選択部22は、使用可能な台車群C4の中に使用済み台車があるか否かを判断する(ST27:使用済み台車有無判断工程)。
図10において、使用可能な台車群C4の中に使用済み台車があるため(ST27においてYes)、使用配置手段選択部22は使用済み台車(台車群C4)を使用台車に選択する(ST28:使用済み台車選択工程)。次いで遅延判断処理工程(ST31)が実行される。選択された使用台車が使用済み台車(台車群C4)のため、配置作業終了時刻算出工程(ST24)において、配置作業終了時刻算出部24bは、外し作業時間44と付け作業時間45を合算して最大作業者数で割った作業時間に基づいて、配置作業終了時刻を算出する。
図8において、対象ロット(ロットD)の配置作業終了時刻は着手可能時刻より前であり、作業遅延は発生していない。そのため、図10において、作業遅延判断工程(ST25)では作業遅延が発生していないと判断され(No)、使用配置手段選択部22は、選択した台車群C4を使用台車に決定して(ST26:使用台車決定工程)、第1の台車選択処理(ST5)を終了する。次いで選択終了判断工程(ST6)が実行される。ここでは、全てのロットA〜Hに対する使用台車の選択が終了していないため(ST6においてNo)、対象ロット選択工程(ST2)に戻って次の対象ロットとしてロットEが選択される。
図10において、空台車有無判断工程(ST21)、空台車選択工程(ST22)、使用済み台車有無判断工程(ST27)、使用済み台車選択工程(ST28)は、使用可能な台車群C1〜C4の中から使用台車の候補を選択する使用台車候補選択工程(ST30)である。使用台車候補選択工程(ST30)は、使用可能な台車群C1〜C4の中に空台車と使用済み台車の両方がある場合は、空台車を優先的に使用台車の候補に選択する。
図10において、第1の台車選択処理工程(ST5)では、使用可能な台車群C1〜C4の中に空台車も使用済み台車もない場合(ST21においてNo、かつ、ST27においてNo)、または、使用可能な台車群C1〜C4の中に空台車または使用済み台車はあるが(ST21においてYes、または、ST27においてYes)、空台車または使用済み台車を使用台車に選択すると作業遅延が発生する場合(ST25においてYes)、使用配置手段選択部22は管理コンピュータ3の表示部30に使用台車が選択できないとの警告を報知させる(ST29:警告報知工程)。
図8において、対象ロット(ロットE)の生産の開始時刻の前(生産時刻T2)に使用可能な台車群C1〜C4は、ロットAの生産に使用される品種X1の部材が配置された台車群C1(使用済み台車)と、ロットBの生産に使用される品種X2の部材が配置された台車群C2(使用済み台車)である。生産時刻T2以降に生産されるロットE〜ロットHには品種X1がないため、保管設定工程(ST3)において台車群C1は保管台車に設定されない。一方、品種X2はロットGとして生産されるため、保管設定工程(ST3)において台車群C2が保管台車に設定される。
図9において、使用可能な台車群C1、C2の中に保管台車(台車群C2)が含まれているため、保管台車があると判定され(ST4においてYes)、使用配置手段選択部22は、保管台車(台車群C2)が対象ロット(ロットE)の生産で使用される台車群C2であるか否かを判定する(ST7:保管台車判定工程)。保管台車(台車群C2)は対象ロット(ロットE)の生産では使用されないため(ST7においてNo)、使用配置手段選択部22は、使用可能な台車群C1、C2の中から使用台車を選択する(ST8:第2の台車選択処理工程)。
図11において、第2の台車選択処理工程(ST8)では、まず、第1の台車選択処理工程(ST5)と同様に使用台車候補選択工程(ST30)が実行される。使用台車候補選択工程(ST30)では、使用可能な台車群C1、C2の中に使用済み台車(台車群C1)が含まれているため(ST27においてYes)、台車群C1が使用台車の候補として選択される(ST28)。次いで、第1の台車選択処理工程(ST5)と同様に遅延判断処理工程(ST31)が実行される。
図8において、対象ロット(ロットE)の配置作業終了時刻は着手可能時刻より前であり、作業遅延は発生していない。そのため、図11において、遅延判断処理工程(ST31)において作業遅延が発生していないと判断され(No)、使用台車決定工程(ST26)において選択された台車群C1が使用台車に決定されて、第2の台車選択処理(ST8)を終了する。台車群C1がロットEの使用台車に決定された時点の台車情報27bを図12に示す。
次いで全てのロットA〜Hに対する使用台車の選択が終了していないため(ST6においてNo)、対象ロット選択工程(ST2)に戻って次の対象ロットとしてロットFが選択される。図8において、ロットFの生産の開始時刻の前(生産時刻T3)に使用可能な台車群C1〜C4は、ロットCの生産に使用される品種X3の部材が配置された台車群C3(使用済み台車)と、品種X2の部材が配置された台車群C2(保管台車)である。以下、ロットEと同様の工程が実行されて、ロットFの使用台車は台車群C3に決定される。
次いで全てのロットA〜Hに対する使用台車の選択が終了していないため(ST6においてNo)、対象ロット選択工程(ST2)に戻って次の対象ロットとしてロットGが選択される。図8において、ロットGの生産の開始時刻の前(生産時刻T4)に使用可能な台車群C1〜C4は、品種X2の部材が配置された台車群C2(保管台車)と、ロットDの生産に使用される品種X4の部材が配置された台車群C4(使用済み台車)である。
図9において、使用可能な台車群C2、C4の中に保管台車(台車群C2)が含まれているため、保管台車有無判定工程(ST4)において保管台車があると判定され(ST4においてYes)、保管台車判定工程(ST7)が実行される。保管台車(台車群C2)は対象ロット(ロットG)の生産で使用するため(ST7においてYes)、使用配置手段選択部22は、保管台車(台車群C2)を対象ロット(ロットG)の使用台車に割り当てる(ST9:保管台車割り当て工程)。
次いで選択終了判断工程(ST6)が実行される。ここでは、全てのロットA〜Hに対する使用台車の選択が終了していないため(ST6においてNo)、対象ロット選択工程(ST2)に戻って次の対象ロットとしてロットHが選択される。図8において、ロットHの生産の開始時刻の前(生産時刻T5)に使用可能な台車群C1〜C4は、ロットDの生産に使用される品種X4の部材が配置された台車群C4(使用済み台車)と、ロットEの生産に使用される品種X5の部材が配置された台車群C1(使用済み台車)である。以下、ロットDと同様の工程が実行されて、ロットHの使用台車は先に配置作業に着手可能なロットDで使用された後の台車群C4(使用済み台車)に決定される。
図9において、次いで選択終了判断工程(ST6)が実行される。ここでは、全てのロットA〜Hに対する使用台車の選択が終了したため(ST6においてYes)、次いで最少作業者数算出部23aは、作業遅延が発生することなく使用配置手段に対する配置作業を実行可能な最少作業者数を全てのロットA〜Hについて算出する(ST10:最少作業者数算出工程)。
次いで準備作業計画決定部23は、選択された使用台車(使用配置手段)を準備作業計画における対象ロット(一の品種)の使用台車に決定する(ST11:計画決定工程)。決定された準備作業計画は、準備作業計画情報27aとして記憶される。これにより、配置作業を実行する作業者数を生産計画に影響を与えない最少の人数に最適化した準備作業計画を作成することができる。
このように、最少作業者数算出工程(ST10)、計画決定工程(ST11)は、対象ロット(一の品種)の配置作業を行う作業者の数を最少作業者数とした準備作業計画を決定する準備作業計画決定工程である。また、保管台車有無判定工程(ST4)、第1の台車選択処理(ST5)、保管台車判定工程(ST7)、第2の台車選択処理(ST8)、保管台車割り当て工程(ST9)は、生産計画情報26aと台車情報27b(配置手段情報)とに基づいて、対象ロット(一の品種)の生産に使用する使用台車(使用配置手段)を選択する使用配置手段選択工程である。
次に図13(a)に示す生産計画を参照して、準備計画作成において発生する作業遅延の例について説明する。図13(a)に示す生産計画では、部品実装ラインL1でロットA、ロットC、ロットE、ロットGをこの順序で生産することが計画されている。部品実装ラインL2では、ロットB、ロットD、ロットF、ロットHをこの順序で生産することが計画されている。ロットDの生産時間が短いこと、ロットHを部品実装ラインL2で生産することが、図8に示す生産計画と異なっている。ロットA〜ロットEの使用台車を決定する工程は図8と同様であるため説明を省略し、以下、対象ロット選択工程(ST2)においてロットFが対象ロットに選択された時点以降の工程を説明する。
図13(a)において、ロットEの使用台車が決定された時点の台車情報27bは、図12に示す台車情報27bと同じである。すなわち、ロットFの生産の開始前(生産時刻T6)に使用可能な台車群C1〜C4は、ロットCの生産に使用される品種X3の部材が配置された台車群C3(使用済み台車)と、品種X2の部材が配置された台車群C2(保管台車)である。
図9において、保管設定工程(ST3)では台車群C3は保管台車に設定されないが、使用可能な台車群C2、C3の中に保管台車(台車群C2)が含まれているため、保管台車有無判定工程(ST4)において保管台車があると判定され(ST4においてYes)、保管台車判定工程(ST7)が実行される。保管台車(台車群C2)は対象ロット(ロットF)の生産で使用されないため(ST7においてNo)、第2の台車選択処理工程(ST8)が実行される。
図11において、第2の台車選択処理工程(ST8)では、まず、使用台車候補選択工程(ST30)が実行され、使用済み台車である台車群C3が使用台車の候補として選択される。次いで遅延判断処理工程(ST31)が実行される。図13(a)において、対象ロット(ロットF)の配置作業終了時刻は着手可能時刻より後であり、作業遅延Tdが発生している。そのため、図11において、遅延判断処理工程(ST31)で作業遅延Tdが発生したと判断され(Yes)、使用配置手段選択部22は保管台車(台車群C2)を使用台車に選択する(ST41:保管台車選択工程)。保管台車が複数ある場合、使用配置手段選択部22は生産の開始時刻が一番遅い保管台車を使用台車に選択する。
次いで次いで遅延判断処理工程(ST31)が実行される。選択された使用台車が保管台車(台車群C2)のため、配置作業終了時刻算出工程(ST24)において、配置作業終了時刻算出部24bは、外し作業時間44と付け作業時間45を合算して最大作業者数で割った作業時間に基づいて、配置作業終了時刻を算出する。
図13(b)に、ロットFの使用台車として台車群C2を選択して配置作業終了時刻を算出した例を示す。ここでは、作業遅延Tdは発生していない。そのため、図11において、作業遅延判断工程(ST25)では作業遅延Tdが発生していないと判断され(No)、使用配置手段選択部22は、選択した台車群C2を使用台車に決定して(ST26:使用台車決定工程)、第2の台車選択処理(ST8)を終了する。
なお、使用台車候補選択工程(ST30)において、使用可能な台車群C1〜C4の中に空台車も使用済み台車もない場合も(ST21においてNo、かつ、ST27においてNo)、保管台車選択工程(ST41)が実行される。また、保管台車を使用台車として選択して作業遅延Tdが発生した場合(ST25においてYes)、警告報知工程(ST29)が実行される。
このように、第2の台車選択処理工程(ST5)では、使用可能な台車群C1〜C4の中に空台車も使用済み台車もない場合(ST21においてNo、かつ、ST27においてNo)、または、使用可能な台車群C1〜C4の中に空台車または使用済み台車はあるが(ST21においてYes、または、ST27においてYes)、空台車または使用済み台車を使用台車に選択すると作業遅延が発生する場合(ST25においてYes)、保管台車選択工程(ST41)が実行されて保管台車が使用台車として選択される。そして、保管台車を使用台車として選択して作業遅延Tdが発生した場合は(ST25においてYes)、警告報知工程(ST29)が実行される。
上記説明したように、管理コンピュータ3(準備計画作成装置)における準備計画作成方法は、生産計画情報26a、ロット情報26b(部材情報、作業量情報)、台車情報27b(配置手段情報)、勤務計画情報28a(作業者情報)を取得する情報取得工程(ST1)と、生産計画情報26aと台車情報27b(配置手段情報)とに基づいて、対象ロット(一の品種)の生産に使用する使用台車(使用配置手段)を選択する使用配置手段選択工程(ST4、ST5、ST7〜9)と、選択された使用台車を準備作業計画における対象ロットの使用台車に決定する準備作業計画決定工程(ST10、ST11)と、を含んでいる。
また、本実施の形態の管理コンピュータ3は、生産計画情報26a、ロット情報26b(部材情報、作業量情報)、台車情報27b(配置手段情報)、勤務計画情報28a(作業者情報)を取得する情報取得部21と、生産計画情報26aと台車情報27b(配置手段情報)とに基づいて、対象ロット(一の品種)の生産に使用する使用台車(使用配置手段)を選択する使用配置手段選択部22と、選択された使用台車を準備作業計画における対象ロットの使用台車に決定する準備作業計画決定部23と、を備える、生産設備(部品実装装置M3〜M6)に取り付けて製品(実装基板)の生産に使用される部材(テープフィーダ9、リール17)を配置する配置手段(台車5、台車群C1〜C4)に品種(ロット)に対応する部材を配置する準備作業計画を作成する準備計画作成装置である。
これによって、配置手段(台車5、台車群C1〜C4)に部材(テープフィーダ9、リール17)を配置する最適な計画を作成することができる。
以上、本発明の一実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は、生産ラインで生産される生産物の種類、組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。例えば生産ラインは、生産物である家電製品を組み立てる家電生産ラインであっても、生産物である食品加工製品を製造する食品加工ラインであってもよい。
本発明の準備計画作成方法および準備計画作成装置は、配置手段に部材を配置する最適な計画を作成することができるという効果を有し、電子部品を基板に実装する分野において有用である。
3 管理コンピュータ(準備計画作成装置)
5 台車(配置手段)
9 テープフィーダ(部材)
17 リール(部材)
C1〜C4 台車群(配置手段)
D 電子部品
M3〜M6 部品実装装置(生産設備)
Td 作業遅延

Claims (14)

  1. 複数の品種の製品を生産する生産設備に取り付けて前記製品の生産に使用される部材を配置する配置手段に前記品種に対応する部材を配置する準備作業計画を作成する準備計画作成装置における準備計画作成方法であって、
    複数の品種の製品を生産する生産順序と前記品種毎の製品の生産に着手可能な着手可能時刻および生産期限時刻とを含む生産計画情報と、前記品種の生産に用いられる前記部材に関する部材情報と、前記生産設備に取り付けられている配置手段および取り外されている配置手段の状態に関する配置手段情報と、前記配置手段に部材を配置する配置作業の作業量に関する作業量情報と、前記配置作業を実行する作業者の数に関する作業者情報と、を取得する情報取得工程と、
    前記生産計画情報と前記配置手段情報とに基づいて、一の品種の生産に使用する配置手段である使用配置手段を選択する使用配置手段選択工程と、
    前記選択された使用配置手段を前記準備作業計画における前記一の品種の使用配置手段に決定する準備作業計画決定工程と、を含む、準備計画作成方法。
  2. さらに、前記作業量情報と前記作業者情報とに基づいて、前記選択された使用配置手段に対する前記配置作業が終了する配置作業終了時刻が、前記一の品種の前記着手可能時刻より後である作業遅延が発生するか否かを判断する遅延判断処理工程を含み、
    前記作業遅延が発生しない場合、前記準備作業計画決定工程を実行する、請求項1に記載の準備計画作成方法。
  3. さらに、前記生産設備から取り外された配置手段が後に生産される品種の生産に使用可能な場合、当該配置手段を保管配置手段と設定する保管設定工程を含み、
    前記使用配置手段選択工程において、前記保管配置手段を除いた配置手段の中から前記使用配置手段を選択できる場合は前記保管配置手段を除いた配置手段の中から前記使用配置手段を選択し、前記保管配置手段を除いた配置手段の中から前記使用配置手段を選択できない場合は前記保管配置手段を含めた配置手段の中から前記使用配置手段を選択する、請求項1または2に記載の準備計画作成方法。
  4. 前記遅延判断処理工程は、
    前記作業者情報に基づいて、前記使用配置手段に対する前記配置作業を実行可能な最大の作業者の数である最大作業者数を算出する最大作業者数算出工程と、
    前記作業量情報に基づいて、前記最大作業者数の作業者による前記配置作業終了時刻を算出する配置作業終了時刻算出工程と、を含む、請求項1から3のいずれかに記載の準備計画作成方法。
  5. 前記準備作業計画決定工程は、
    前記作業遅延が発生することなく前記使用配置手段に対する前記配置作業を実行可能な最少の作業者の数である最少作業者数を算出する最少作業者数算出工程を含み、
    前記準備作業計画決定工程において、前記準備作業計画における前記一の品種の前記配置作業を行う作業者の数を前記最少作業者数に決定する、請求項1から4のいずれかに記載の準備計画作成方法。
  6. 前記部材が配置されている状態の前記使用配置手段に対する配置作業には、前記使用配置手段から前記部材を取り除く作業と、前記使用配置手段に前記一の品種に対応する部材を配置する作業が含まれ、
    前記部材が配置されていない状態の前記使用配置手段に対する配置作業には、前記使用配置手段から前記部材を取り除く作業は含まれず、前記使用配置手段に前記一の品種に対応する部材を配置する作業が含まれる、請求項1から5のいずれかに記載の準備計画作成方法。
  7. 生産する前記製品は電子部品を実装した実装基板であり、前記生産設備は部品実装装置である、請求項1から6のいずれかに記載の準備計画作成方法。
  8. 複数の品種の製品を生産する生産設備に取り付けて前記製品の生産に使用される部材を配置する配置手段に前記品種に対応する部材を配置する準備作業計画を作成する準備計画作成装置であって、
    複数の品種の製品を生産する生産順序と前記品種毎の製品の生産に着手可能な着手可能時刻および生産期限時刻とを含む生産計画情報と、前記品種の生産に用いられる前記部材に関する部材情報と、前記生産設備に取り付けられている配置手段および取り外されている配置手段の状態に関する配置手段情報と、前記配置手段に部材を配置する配置作業の作業量に関する作業量情報と、前記配置作業を実行する作業者の数に関する作業者情報と、を取得する情報取得部と、
    前記生産計画情報と前記配置手段情報とに基づいて、一の品種の生産に使用する配置手段である使用配置手段を選択する使用配置手段選択部と、
    前記選択された使用配置手段を前記準備作業計画における前記一の品種の使用配置手段に決定する準備作業計画決定部と、を備える、準備計画作成装置。
  9. さらに、前記作業量情報と前記作業者情報とに基づいて、前記選択された使用配置手段に対する前記配置作業が終了する配置作業終了時刻が、前記一の品種の前記着手可能時刻より後である作業遅延が発生するか否かを判断する遅延判断処理部を備え、
    前記作業遅延が発生しない場合、前記準備作業計画決定部は、前記選択された使用配置手段を前記準備作業計画における前記一の品種の使用配置手段に決定する、請求項8に記載の準備計画作成装置。
  10. さらに、前記生産設備から取り外された配置手段が後に生産される品種の生産に使用可能な場合、当該配置手段を保管配置手段と設定する保管設定部を備え、
    前記使用配置手段選択部は、前記保管配置手段を除いた配置手段の中から前記使用配置手段を選択できる場合は前記保管配置手段を除いた配置手段の中から前記使用配置手段を選択し、前記保管配置手段を除いた配置手段の中から前記使用配置手段を選択できない場合は前記保管配置手段を含めた配置手段の中から前記使用配置手段を選択する、請求項8または9に記載の準備計画作成装置。
  11. 前記遅延判断処理部は、
    前記作業者情報に基づいて、前記使用配置手段に対する前記配置作業を実行可能な最大の作業者の数である最大作業者数を算出する最大作業者数算出部と、
    前記作業量情報に基づいて、前記最大作業者数の作業者による前記配置作業終了時刻を算出する配置作業終了時刻算出部と、を有す、請求項8から10のいずれかに記載の準備計画作成装置。
  12. 前記準備作業計画決定部は、
    前記作業遅延が発生することなく前記使用配置手段に対する前記配置作業を実行可能な最少の作業者の数である最少作業者数を算出する最少作業者数算出部を有し、
    前記準備作業計画決定部は、前記準備作業計画における前記一の品種の前記配置作業を行う作業者の数を前記最少作業者数に決定する、請求項8から11のいずれかに記載の準備計画作成装置。
  13. 前記部材が配置されている状態の前記使用配置手段に対する配置作業には、前記使用配置手段から前記部材を取り除く作業と、前記使用配置手段に前記一の品種に対応する部材を配置する作業が含まれ、
    前記部材が配置されていない状態の前記使用配置手段に対する配置作業には、前記使用配置手段から前記部材を取り除く作業が含まれず、前記使用配置手段に前記一の品種に対応する部材を配置する作業が含まれる、請求項8から12のいずれかに記載の準備計画作成装置。
  14. 生産する前記製品は電子部品を実装した実装基板であり、前記生産設備は部品実装装置である、請求項8から13のいずれかに記載の準備計画作成装置。
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