JP2013238184A - リモートエンジン始動装置および車載機 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンを始動してアイドリング運転を行う際の環境への影響を低減する。
【解決手段】端末装置2からリモートエンジン始動装置3にエンジン始動要求が発信されると、車両情報取得手段8は、車載機4から車両の現在位置を含む車両情報を取得する。制御手段9は、取得した車両情報に基づいて、アイドリング継続時間、車室内の空調能力、アイドリング時のエンジン回転数の上限値、アイドリング時に排出可能な排ガス制限量およびアイドリング時の車両騒音の上限値を示す各制御パラメータを設定する。通信装置7が車載機4にエンジンの始動指令信号と制御パラメータを送信すると、車載機4は、アイドリング継続時間が経過した時または排ガス量の積算量が排ガス制限量に達した時にエンジンを停止する。車両騒音のレベルが車両騒音の上限値よりも高い場合には、空調能力またはエンジンの回転数を下げる。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔操作により車両のエンジンを始動させるリモートエンジン始動装置および車載機に関する。
ユーザが車両に乗車するにあたり、遠隔操作により事前に車両のエンジンを始動させることにより、車室内の空調装置を動作させて車室内の温度を適温に設定し、或いはエンジンの暖機運転を行うリモートエンジン始動装置がある。このリモートエンジン始動装置は利便性の高い装置であるが、ユーザが車両周囲の状況等を把握することなくエンジンを始動させることがあり、好ましくない場合が生じ得る。
例えば、ガレージに車両が駐車されている場合にエンジンを始動すると、ガレージ内の人に不快感を与える虞がある。そこで、車両の現在位置に基づいてエンジンの始動が適切か否かを判定し、適切でないと判定した場合には、リモートエンジン始動装置が視覚的または聴覚的に判定結果を報知し、或いはエンジンの始動を禁止する手段がある(特許文献1参照)。
特開2005−163702号公報
近年、様々な国、州、自治体などでアイドリングストップ条例が発効されている。この条例は、排ガスによる環境汚染、エンジン音による騒音を抑えることなどを目的としている。近年の環境問題の高まりから、ユーザにおいても、アイドリング運転の時間を短縮して排ガス量を低減し、またはエンジン騒音を低減することに努める意識が高まっている。しかしながら、ユーザが、リモート操作でエンジンを始動させるたびに、規制情報、車両周囲の状況などを把握し、アイドリング継続時間、車室内の空調能力、エンジン回転数などを設定することは非常に手間を要する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、エンジンを始動してアイドリング運転を行う際の環境への影響を低減可能なリモートエンジン始動装置および車載機を提供することにある。
請求項1に記載のリモートエンジン始動装置は、遠隔操作により車両のエンジンを始動させる装置である。車両情報取得手段は、エンジンの始動要求に応じて車両の現在位置を含む車両周囲の状況および車両自体の状態を示す車両情報を取得する。制御手段は、取得した車両情報に基づいて、エンジンの始動からエンジンの停止までのアイドリング継続時間、車室内を空調する能力、アイドリング時のエンジン回転数の上限値、アイドリング時に排出可能な排ガス制限量およびアイドリング時の車両騒音の上限値を示す各制御パラメータのうち少なくとも1つを設定する。伝送手段は、エンジンの始動を指令する始動指令信号と設定した制御パラメータを車載機に伝送する。車載機は、始動指令信号に従ってエンジンを始動し、制御パラメータに従ってエンジンの停止、車室内の空調能力およびエンジンの回転数のうち少なくとも1つを制御可能に構成されている。
請求項12に記載のリモートエンジン始動装置の車載機は、リモートエンジン始動装置から伝送された始動指令信号に従ってエンジンを始動させ、エンジン始動からのアイドリング時間がリモートエンジン始動装置から伝送されたアイドリング継続時間に達した時にエンジンを停止させるように制御する。
請求項13に記載のリモートエンジン始動装置の車載機は、エンジン始動後のアイドリング時に、車両周囲の騒音レベルを示す車両情報を取得し、その騒音レベルがリモートエンジン始動装置から伝送された車両騒音の上限値よりも高い場合には、車室内を空調する能力を低減し、エンジンの回転数を低下させ、またはエンジンを停止させるように制御する。
請求項14に記載のリモートエンジン始動装置の車載機は、エンジン始動後のアイドリング時に、車両から排出される排ガス量を検出して積算し、その積算量がリモートエンジン始動装置から伝送された排ガス制限量に達した時にエンジンを停止させるように制御する。
これらの構成によれば、リモートエンジン始動装置は、エンジンの始動要求を受けると、車両の現在位置を含む車両情報を取得し、それに基づいて環境に影響を及ぼす種々の制御パラメータを設定する。車載機は、始動指令信号に応じてエンジンを始動し、設定された制御パラメータに従ってアイドリング運転を制御する。その結果、ユーザが自ら制御パラメータを設定することなく、アイドリング運転を行うことによる環境への影響を低減できる。
本発明の第1の実施形態を示すリモートエンジン始動システムの構成図 車載機の構成図 エンジン始動時のシーケンス図 本発明の第2の実施形態を示す図3相当図 本発明の第3の実施形態を示す図1相当図 本発明の第4の実施形態を示す図1相当図 図2相当図
各実施形態において実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態について図1ないし図3を参照しながら説明する。リモートエンジン始動システム1は、図1に示すようにユーザが所持する携帯通信端末装置2、センターに設置されたリモートエンジン始動装置3、および車両に搭載された車載機4から構成されている。携帯通信端末装置2(以下、端末装置2と称す)は、携帯電話機(スマートフォン)など携帯電話網5に接続する機能を有している。
リモートエンジン始動装置3は、コンピュータを主体に構成されており、データベース6と、携帯電話網5に接続する通信装置7を備えている。データベース6には最新の地図データと規制データが記憶されている。地図データは、アイドリングによる車両騒音が問題となる地域と、アイドリングによる車両騒音が問題とならない(或いは問題となりにくい)地域とに区別された地図データである。前者の地域は、さらに住宅街すなわち複数の住宅が近接して存在する地域、図書館や保育園の近接地域などに区別されている。後者の地域は、さらに繁華街すなわち商業施設や店舗などが集まる地域、幹線道路の沿線地域などに区別されている。
規制データは、各国、州、自治体などが発効しているアイドリングストップ条例のように、それぞれの地域において適用される排ガスまたは騒音の規制情報である。この規制情報は、エンジンの始動からエンジンの停止までのアイドリング継続時間の制限(例えば5分)、アイドリング継続時間の例外規定(例えば、気温が規定値以上または規定値以下の場合の制限時間の緩和・適用除外、バスなどの公共車両の場合の制限時間の緩和・適用除外、排ガス規制に適合した車両の制限時間の緩和・適用除外)などを含んでいる。
センターに設置されたリモートエンジン始動装置3は、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより、車両情報取得手段8および制御手段9として機能する。車両情報取得手段8は、端末装置2からエンジンの始動要求を受けると、車両の現在位置を含む車両周囲の状況および車両自体の状態を示す車両情報を取得する。
制御手段9は、取得した車両情報に基づいて、複数の制御パラメータのうち少なくとも1つを設定する。制御パラメータとは、アイドリング運転により発生する排ガスまたは車両騒音に影響する車両の動作状態である。制御パラメータには、アイドリング継続時間、車室内を空調する能力、アイドリング時のエンジン回転数の上限値、アイドリング時に排出可能な排ガス制限量およびアイドリング時の車両騒音の上限値がある。このうち車室内を空調する能力とは、エアコンの設定温度または設定風量に応じた冷房能力または暖房能力である。
通信装置7は、携帯電話網5を介して車載機4と通信することにより、車載機4が検出した上記車両情報を取得し、エンジンの始動を指令する始動指令信号と上記設定した制御パラメータを車載機4に送信する伝送手段である。
リモートエンジン始動装置3と組み合わされて用いられる車載機4は、独立したECU(Electronic Control Unit)として構成されている。このECUは、エンジン10を制御するエンジンECU11、エアコン12(車室内の空調装置)を制御するエアコンECU13などとの間でCANなどの車内LANを介して通信を行う。車載機4は、図2に示すように、マイコンからなる処理部14、メモリ15、センサ入力部16、無線通信部17、GPS処理部18、車内LAN通信部19、インターフェース部20、電源部21などから構成されている。
無線通信部17は、アンテナ22を介して携帯電話網5に接続する。GPS処理部18は、アンテナ23によりGPS衛星からの信号を受信して車両の現在位置を得る。インターフェース部20は、他の車載機器との間で制御信号やモニタ信号などの授受を行う。電源部21は、車載バッテリからバッテリ電圧+Bの供給を受けるとともに、IGスイッチおよびAccスイッチを介してIG信号、Acc信号を受ける。
センサ入力部16は、車両に設けられた位置情報センサ24、車室外温度センサ25、車室内温度センサ26、排ガスセンサ27、騒音センサ28、エンジン回転数センサ29、周囲空間センサ30、バッテリ残量センサ31、燃料残量センサ32などからそれぞれ検出信号または検出値を入力する。位置情報センサ24は、GPS処理部18とは別に車両の現在位置を検出する。この位置情報センサ24に替えて、車載ナビゲーション装置から車両の現在位置を取得してもよい。また、無線通信部17が携帯電話網5に接続する際の基地局5a、5b、…の位置データに基づいて車両の現在位置を取得してもよい。
車室外温度センサ25は、車室外の温度(車両周囲の気温)を検出する。車室内温度センサ26は、車室内の温度を検出する。排ガスセンサ27は、排気ガス中のHCやCO、NOxなどのガス成分(汚染物質)の量を検出する。騒音センサ28は、車両周囲の環境騒音および自ら発する車両騒音を検出する。エンジン回転数センサ29は、エンジンの回転数を検出する。このエンジン回転数センサ29に替えて、エンジンECUから車内LANを介してエンジン回転数を取得してもよい。
周囲空間センサ30は、車両のコーナー、両サイド、屋根などに設けた距離センサにより、車両がガレージ(車庫)などの閉空間内にあるか否かを検出する。バッテリ残量センサ31は、バッテリの残容量を検出する。燃料残量センサ32は、燃料の残量を検出する。これらバッテリの残容量と燃料の残量は、車内LANを介して他のECUから取得してもよい。
次に、本実施形態の作用について図3を参照しながら説明する。端末装置2、リモートエンジン始動装置3の通信装置7および車載機4の無線通信部17は、携帯電話網5を介して相互に通信可能である。ユーザが遠隔操作により車両のエンジンを始動させる場合、端末装置2からリモートエンジン始動装置3への発信操作を行う。これにより、端末装置2からリモートエンジン始動装置3に対し車両のエンジン始動要求が送信される。リモートエンジン始動装置3の車両情報取得手段8は、エンジン始動要求を受信すると、車載機4に対し車両の現在位置を含む車両周囲の状況および車両自体の状態を示す車両情報を検出して通知するよう要求する。
車載機4は、イグニッションスイッチがオフされていても、無線通信部17への着信を受けることができる。車載機4の処理部14は、車両情報の通知要求を受信すると、GPS処理部18または位置情報センサ24により車両の現在位置を検出する。また、車室外温度センサ25により車室外の温度を検出し、騒音センサ28により車両周囲の環境騒音を検出し、周囲空間センサ30により車両がガレージなどの閉空間内にあるか否かを検出する。さらに、メモリ15に予め記憶されている公共車両(バス、緊急車両など)への該当性および排ガス規制の適合性を読み出す。車載機4は、検出しまたは読み出した車両情報からなる通知応答をリモートエンジン始動装置3に送信する。
リモートエンジン始動装置3の制御手段9は、受信した車両情報に基づいて制御パラメータを設定する。制御手段9は、データベース6から車両の現在位置で適用される規制データを読み出し、規制情報に規定されたアイドリング状態の継続可能時間を求める。適用される規制情報によっては、車室外の温度(気温)が規定値以上または規定値以下の場合、バスなどの公共車両の場合、救急車などの緊急車両の場合、排ガス規制に適合した車両の場合などに、継続可能時間を長くするように制限が緩和され、または継続可能時間の適用自体が除外されることもある。制御手段9は、こうした例外規定を含め、アイドリングに関する規制情報において規定されたアイドリング状態の継続可能時間を超えない範囲内で、アイドリング継続時間(制御パラメータ)を設定する。
制御手段9は、データベース6から車両の現在位置周辺の地図データを読み出し、車両の現在位置が、アイドリングによる車両騒音が問題となる地域か否かを判定する。ここで、アイドリングによる車両騒音が問題となる地域とは住宅街、図書館や保育園の近接地域などであり、アイドリングによる車両騒音が問題とならない地域とは繁華街、幹線道路の沿線地域などである。また、制御手段9は、検出された車両周囲の騒音レベル(エンジン停止中なので自身の車両騒音は含まれていない)が規定値よりも低いか否かを判定する。地図データでは繁華街、幹線道路の沿線地域とされていても、実際には閑静な地域もあり得るからである。
制御手段9は、車両の現在位置が車両騒音の問題となる地域であるまたは車両周囲の騒音レベルが規定値よりも低いと判定すると、騒音の原因となる車室内の空調能力とアイドリング時のエンジン回転数の上限値およびアイドリング時の車両騒音の上限値(何れも制御パラメータ)のうち少なくとも1つを規定値よりも低く設定する。
制御手段9は、アイドリングに関する規制情報に規定されたアイドリング期間における排ガス規制量を読み出し、この排ガス規制量を超えない範囲内でアイドリング時に排出可能な排ガス制限量(制御パラメータ)を設定する。この場合、車両の現在位置が住宅街である、または車両がガレージなどの閉空間内にあると判定すると、アイドリング時に排出可能な排ガス制限量を規定値よりも低く設定する。車両がガレージなどの閉空間内にあると判定した場合には、エンジンの始動指令信号の送信を禁止してもよい。
リモートエンジン始動装置3は、制御パラメータの設定が終了すると、その制御パラメータを端末装置2に送信する。端末装置2は表示部を備えており、受信した制御パラメータを画面に表示する。この表示は、例えば「規制によりアイドリング運転の継続時間は5分間です。」、「車両が住宅街にあるためエアコンの能力を下げています。」、「車両が狭い空間内にあるためエンジンを始動できませんでした。」などである。
リモートエンジン始動装置3は、エンジンの始動指令信号と設定した制御パラメータを車載機4に送信する。車載機4の処理部14は、始動指令信号を受信すると、エンジンECU11に対しエンジンの始動を要求してエンジンを始動させる。アイドリング運転時のエンジン回転数は、制御パラメータにより定められたエンジン回転数の上限値以下に抑えられる。また、エアコンECU13に対しエアコン12の運転を開始させる。アイドリング運転時の空調能力は、制御パラメータにより定められた空調能力以下に抑えられる。
車載機4は、エンジン10およびエアコン12が正常に始動したか否かを示す始動結果をリモートエンジン始動装置3に送信し、リモートエンジン始動装置3はその始動結果を端末装置2に送信する。端末装置2は、始動結果を画面に表示する。この表示は、例えば「エンジンが正常に始動しました。」、「エアコンが運転を開始しました。」などである。
エンジンの始動後、車載機4は、車両情報例えば車室外の温度、車室内の温度、バッテリの残容量および燃料の残量を継続的(例えば定期的)に検出してリモートエンジン始動装置3に送信し、リモートエンジン始動装置3はその車両情報を端末装置2に送信する。端末装置2は、ユーザに有用な当該車両情報を画面に表示する。
処理部14は、エンジンの始動後、リモートエンジン始動装置3から受信したアイドリング継続時間が経過すると、エンジンECU11に対しエンジンの停止を指令する。また、処理部14は、エンジン始動後のアイドリング運転時に、排ガスセンサ27により車両の排ガス量を検出し、その積算量がリモートエンジン始動装置3から受信した排ガス制限量に達したときも、エンジンECU11に対しエンジンの停止を指令する。
処理部14は、エンジンの始動後も騒音センサ28により騒音レベルを検出する。この騒音レベルは、環境騒音とエンジン始動による車両騒音とを含んでいる。そこで、処理部14は、検出した騒音レベルからエンジン始動前に検出した騒音レベルを減算して車両騒音を求める。処理部14は、求めた車両騒音のレベルが受信した車両騒音の上限値よりも高い場合、エアコンECU13に対し空調能力の低下を指令し、またはエンジンECU11に対しエンジンの回転数の低下を指令する。これによってもなお車両騒音のレベルが車両騒音の上限値よりも高い場合には、エンジンを停止させる。
エンジン10を停止した場合、車載機4は、エンジン停止通知をリモートエンジン始動装置3に送信し、リモートエンジン始動装置3はそのエンジン停止通知を端末装置2に送信する。端末装置2は、エンジン停止通知を画面に表示する。この表示は、例えば「アイドリング運転が5分に達しましたのでエンジンを停止しました。」、「アイドリング運転の排ガス量が制限値に達しましたのでエンジンを停止しました。」などである。
以上説明した本実施形態によれば、センターに設けられたリモートエンジン始動装置3は、遠隔操作によりエンジンの始動要求を受けると、車載機4から車両の現在位置を含む車両情報を取得し、それに基づいて環境に影響を及ぼす種々の制御パラメータを設定する。車載機4は、リモートエンジン始動装置3から受信した始動指令信号に応じてエンジンを始動し、制御パラメータに従ってアイドリング運転を制御する。この構成により、ユーザが自ら制御パラメータを設定することなく、環境への影響を低減しながらエンジンの始動とその後のアイドリング運転を行うことができる。
制御手段9は、アイドリング継続時間、車室内の空調能力、エンジン回転数の上限値、排出可能な排ガス制限量および車両騒音の上限値を示す各制御パラメータのうち少なくとも1つを設定すればよい。アイドリング継続時間および/または排ガス制限量を設定し、車載機4が当該制御パラメータに従ってアイドリング運転時間を制御することにより、車両の現在位置で適用されるアイドリングに関する規制(法、条例)に適合させることができる。
また、車室内の空調能力、エンジン回転数の上限値および車両騒音の上限値の少なくとも1つを設定することにより、車両騒音を低減することができる。リモートエンジン始動装置3のデータベース6は、アイドリングによる車両騒音が問題となる地域と問題とならない地域とを区別した地図データを記憶している。制御手段9は、車両の現在位置が何れの地域に属するかに応じてまたは検出した車両騒音レベルに応じて、車室内の空調能力、エンジン回転数の上限値または車両騒音の上限値を設定する。これにより、車両騒音が問題となる地域に駐車している場合に限りアイドリング時の車両騒音を低減でき、車室内の温度調節や暖機運転が不必要に制限されることを回避できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について図4を参照しながら説明する。本実施形態は、第1の実施形態に対し、始動指令信号を送信してエンジンを始動した後もリモートエンジン始動装置3が主体となってアイドリング運転を制御し、車載機4に対しエンジンの停止を指令する構成において異なる。
車載機4は、エンジンの始動後もリモートエンジン始動装置3に対し継続的(例えば定期的)に、騒音センサ28により検出した騒音レベルおよび排ガスセンサ27により検出した車両の排ガス量を送信する。第1の実施形態と同様に、車室外の温度、車室内の温度、バッテリの残容量、燃料の残量などの車両情報を送信してもよい。
制御手段9は、受信した騒音レベルからエンジン始動前に受信した騒音レベルを減算して車両騒音を求める。そして、求めた車両騒音のレベルが車両騒音の上限値よりも高い場合には、車室内の空調能力およびエンジン回転数の上限値のうち少なくとも1つを低減し、その設定変更された制御パラメータを車載機4に送信する。車載機4は、この制御パラメータに従ってエアコンECU13に対し空調能力の低下を指令し、またはエンジンECU11に対しエンジンの回転数の低下を指令する。このフィードバック制御は継続的に実行される。
制御手段9は、車載機4からエンジンが正常に始動したことを示す始動結果を受信した時点からの経過時間を計測し、アイドリング継続時間が経過すると、車載機4に対しエンジンの停止指令信号を送信する。また、制御手段9は、車載機4から受信した排ガス量を積算し、その積算量が排ガス制限量に達したときも、車載機4に対しエンジンの停止指令信号を送信する。車載機4は、受信した停止指令信号に従ってエンジンを停止させる。
本実施形態によれば、処理能力の高いコンピュータ装置を利用可能なリモートエンジン始動装置3が、エンジンの始動およびその後のアイドリング運転を制御するので、車載機4の処理負担を軽減できる。その他、第1の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について図5を参照しながら説明する。本実施形態のリモートエンジン始動システム41は、携帯通信端末装置とリモートエンジン始動装置とが機能として一体化されている構成において第1の実施形態と異なる。すなわち、携帯通信端末装置42(以下、端末装置42と称す)は、周知の携帯電話機の機能に加え、既述したデータベース6、携帯電話網5に無線接続する通信装置7、車両情報取得手段8および制御手段9を備えている。データベース6は、半導体メモリから構成されている。
ユーザが端末装置42を操作してエンジンの始動要求を入力すると、端末装置42の車両情報取得手段8は、車載機4に対し車両情報の通知要求を送信する。車載機4は、検出した車両情報からなる通知応答を端末装置42に送信する。車両情報取得手段8は車両情報を受信し、制御手段9は、受信した車両情報に基づいて制御パラメータを設定する。端末装置42は、制御パラメータの設定が終了すると、エンジンの始動指令信号と設定した制御パラメータを車載機4に送信する。各動作の詳細およびその効果は、第1の実施形態で述べた通りである。本実施形態によれば、センターの利用が不要となり、より簡易なリモートエンジン始動システムを構築できる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態について図6および図7を参照しながら説明する。本実施形態のリモートエンジン始動システム51は、車載機とリモートエンジン始動装置とが機能として一体化されている構成において第1の実施形態と異なる。すなわち、車載機52は、上述した地図データと規制データとからなるデータベースをメモリ15に記憶している。マイコンからなる処理部53は、車両情報取得手段および制御手段として機能する。また、車載機とリモートエンジン始動装置との一体化により、制御パラメータを伝送する伝送手段は、処理部53の内部配線に相当する。
端末装置2から車載機52に対し車両のエンジン始動要求が送信されると、リモートエンジン始動装置3と車載機4とで実行されていた処理を全て車載機52が実行する。すなわち、車載機52は、エンジン始動要求を受信すると必要な車両情報を検出し、その車両情報に基づいて制御パラメータを設定する。制御パラメータの設定が終了するとエンジンを始動し、アイドリング継続時間が経過した時または排ガス量の積算量が排ガス制限量に達した時にエンジンを停止する。また、車両騒音のレベルが車両騒音の上限値よりも高い場合には、車室内の空調能力およびエンジン回転数の上限値のうち少なくとも1つを低減する。本実施形態によっても、センターの利用が不要となり、より簡易なリモートエンジン始動システムを構築できる。その他、第1の実施形態と同様の作用および効果が得られる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形、拡張を行うことができる。
第1ないし第3の実施形態の制御手段9および第4の実施形態の処理部53は、アイドリング継続時間、空調能力、エンジン回転数の上限値、排ガス制限量および車両騒音の上限値を示す各制御パラメータのうち少なくとも1つを設定すればよい。この場合、車載機4、52、端末装置42またはリモートエンジン始動装置3は、当該少なくとも1つ設定された制御パラメータに係るアイドリング運転の制御を実行する。
アイドリング継続時間を設定する場合、車両の現在位置の他に、規制情報に応じて車室外の温度、公共車両への該当性および排ガス規制の適合性のうちの少なくとも1つの車両情報を取得すればよい。規制情報にその他の規制ある場合には、その規制に応じて他の車両情報を取得すればよい。
第2の実施形態において、車載機4は、騒音センサ28により検出した騒音レベルおよび排ガスセンサ27により検出した車両の排ガス量のうち少なくとも1つを送信する構成としてもよい。
第3の実施形態においても、第2の実施形態と同様に、端末装置42がエンジンの始動およびその後のアイドリング運転を制御するように構成してもよい。
第3、第4の実施形態において、端末装置42と車載機4との間の通信、端末装置2と車載機52との間の通信は、携帯電話網5による通信に替えて近距離無線通信例えばBluetooth(登録商標)通信、無線LANによる通信を用いてもよい。
騒音センサ28は、主として車両周囲の環境騒音を検出する騒音センサと、主として車両騒音を検出する騒音センサとに分けて設けてもよい。
データベース6やメモリ15から地図データと規制データを読み出すことに替えて、他のデータベース、WEBページなどから地図データと規制データをダウンロードする構成としてもよい。
車両情報および制御パラメータは上述したものに限られない。
図面中、3はリモートエンジン始動装置、4は車載機、7は通信装置(伝送手段)、8は車両情報取得手段、9は制御手段、10はエンジン、42は携帯通信端末装置(リモートエンジン始動装置)、52は車載機(リモートエンジン始動装置)、53は処理部(車両情報取得手段、制御手段)である。

Claims (14)

  1. 遠隔操作により車両のエンジン(10)を始動させるリモートエンジン始動装置(3,42,52)において、
    エンジンの始動要求に応じて車両の現在位置を含む車両周囲の状況および車両自体の状態を示す車両情報を取得する車両情報取得手段(8,53)と、
    前記取得した車両情報に基づいて、エンジンの始動からエンジンの停止までのアイドリング継続時間、車室内を空調する能力、アイドリング時のエンジン回転数の上限値、アイドリング時に排出可能な排ガス制限量およびアイドリング時の車両騒音の上限値を示す各制御パラメータのうち少なくとも1つを設定する制御手段(9,53)と、
    エンジンの始動を指令する始動指令信号と前記設定した制御パラメータを、前記始動指令信号に従ってエンジンを始動し、前記制御パラメータに従ってエンジンの停止、車室内の空調能力およびエンジンの回転数のうち少なくとも1つを制御可能な車載機(4,52)に伝送する伝送手段(7)とを備えたことを特徴とするリモートエンジン始動装置。
  2. 前記制御手段は、前記取得した車両の現在位置において適用されるアイドリングに関する規制情報において規定されたアイドリング状態の継続可能時間を超えない範囲内で、前記取得した車両情報に基づいて前記アイドリング継続時間を設定することを特徴とする請求項1記載のリモートエンジン始動装置。
  3. 前記車両情報取得手段は、車両の現在位置の他に車室外の温度、公共車両への該当性および排ガス規制の適合性のうちの少なくとも1つの車両情報を取得し、
    前記制御手段は、前記車両の現在位置の他に取得した少なくとも1つの車両情報と前記取得した規制情報に基づいて前記アイドリング継続時間を設定することを特徴とする請求項2記載のリモートエンジン始動装置。
  4. 前記車両情報取得手段は、車両の現在位置の他に車両周囲の騒音レベルを示す車両情報を取得し、
    前記制御手段は、前記取得した車両の現在位置が住宅街である場合または前記取得した車両周囲の騒音レベルが低い場合に、前記車室内を空調する能力、前記アイドリング時のエンジン回転数の上限値および前記アイドリング時の車両騒音の上限値のうち少なくとも1つを低く設定することを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のリモートエンジン始動装置。
  5. 前記車両情報取得手段は、前記始動指令信号が前記車載機に伝送された後も車両周囲の騒音レベルを示す車両情報を取得し、
    前記制御手段は、前記始動指令信号が前記車載機に伝送された後も、前記取得した車両周囲の騒音レベルに応じて前記車室内を空調する能力および前記アイドリング時のエンジン回転数の上限値のうち少なくとも1つを継続的に設定し、
    前記伝送手段は、前記設定した制御パラメータを前記車載機に継続的に伝送することを特徴とする請求項4記載のリモートエンジン始動装置。
  6. 前記制御手段は、前記取得した車両の現在位置が住宅街である場合に前記アイドリング時に排出可能な排ガス制限量を低く設定することを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載のリモートエンジン始動装置。
  7. 前記車両情報取得手段は、車両の現在位置の他に車両が閉じた空間内にあるか否かを示す車両情報を取得し、
    前記制御手段は、車両が閉じた空間内にある場合には前記アイドリング時に排出可能な排ガス制限量を低く設定し、またはエンジンの始動を禁止することを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載のリモートエンジン始動装置。
  8. 前記制御手段は、前記取得した車両の現在位置において適用されるアイドリングに関する規制情報において規定されたアイドリング期間における排ガス規制量を超えない範囲内で、前記アイドリング時に排出可能な排ガス制限量を設定することを特徴とする請求項6または7記載のリモートエンジン始動装置。
  9. 前記車載機(4)および前記エンジンの始動要求を行う装置(2)とは別体の装置として設けられており、
    前記車両情報取得手段(8)は、前記エンジンの始動要求に応じて前記車載機に対し前記車両情報を要求し、前記車載機から送られる前記車両情報を受信するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載のリモートエンジン始動装置。
  10. 前記エンジンの始動要求を行う装置(42)と一体化されており、
    前記車両情報取得手段(8)は、前記エンジンの始動要求に応じて前記車載機(4)に対し前記車両情報を要求し、前記車載機から送られる前記車両情報を受信するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載のリモートエンジン始動装置。
  11. 前記車載機(52)と一体化されており、前記始動指令信号に従ってエンジンを始動し、前記制御パラメータに従ってエンジンの停止、車室内の空調能力およびエンジンの回転数のうち少なくとも1つを制御可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし8の何れかに記載のリモートエンジン始動装置。
  12. 請求項2または3記載のリモートエンジン始動装置の車載機(4,52)であって、
    前記リモートエンジン始動装置(3,52)から伝送された始動指令信号に従ってエンジンを始動させ、エンジン始動からのアイドリング時間が前記リモートエンジン始動装置から伝送されたアイドリング継続時間に達した時にエンジンを停止させるように制御することを特徴とするリモートエンジン始動装置の車載機。
  13. 請求項4記載のリモートエンジン始動装置の車載機(4,52)であって、
    エンジン始動後のアイドリング時に、車両の騒音レベルを示す車両情報を取得し、その騒音レベルが前記リモートエンジン始動装置から伝送された車両騒音の上限値よりも高い場合には、車室内を空調する能力を低減し、エンジンの回転数を低下させ、またはエンジンを停止させるように制御することを特徴とするリモートエンジン始動装置の車載機。
  14. 請求項6ないし8の何れかに記載のリモートエンジン始動装置の車載機(4,52)であって、
    エンジン始動後のアイドリング時に、車両から排出される排ガス量を検出して積算し、その積算量が前記リモートエンジン始動装置から伝送された排ガス制限量に達した時にエンジンを停止させるように制御することを特徴とするリモートエンジン始動装置の車載機。
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