JP2013236706A - 遊技機用可変入賞装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技機用可変入賞装置10は、開閉部材20が閉鎖位置にある状態で当該開閉部材20を開放位置に変位させようとする外力が加えられた場合に、その外力に伴って開閉部材20が伝達機構50を動かそうとする際にロック受け部20eがロック部51hの回動軌跡上に位置し続ける。これにより第1伝達部材51の回動が規制されて開閉部材20が後方に退避できなくなり、開閉部材20が開放位置に変位することが阻止される。
【選択図】図10
Description
遊技機の遊技盤に直接又は他部材を介して間接的に固定され、前記遊技盤の前面と直交する前後方向において少なくとも前記遊技盤の前方側で、前記遊技盤の前面に沿って流下する遊技球を下方側に進入させつつ取り込む入賞口が形成されてなる筐体と、
前記前後方向に沿ってスライドするように前記筐体に直接又は他部材を介して間接的に支持され、少なくとも自身の一部を前記遊技盤の盤面の前方側に配置して前記入賞口を閉鎖する閉鎖位置と、その閉鎖位置のときよりも後方側に退避して前記入賞口を開放する開放位置との間でスライド動作するように配置された開閉部材と、
駆動力を生じさせる駆動源と、
前記前後方向と交差する回動軸線回りに回動可能に保持された伝達部材を備え、前記駆動源の駆動力を受けて前記伝達部材が回動するように構成されると共に、当該伝達部材の回動動作に連係させて前記開閉部材をスライド動作させる伝達機構と、
を備え、
前記開閉部材には、当該開閉部材が前記閉鎖位置と前記開放位置とで変位する際に前後方向に変位するロック受け部が形成される一方、
前記伝達部材には、当該伝達部材が回動変位する際に前記ロック受け部の変位軌跡と交差する回動軌跡に沿って回動変位するロック部が形成され、
前記開閉部材が前記閉鎖位置にある状態で前記駆動源の駆動力により前記伝達部材が回動する場合には、前記伝達部材の動作開始に伴う前記ロック部の後方移動により当該ロック部の回動軌跡上から前記ロック受け部が外れた状態で前記伝達部材が回動し、その回動動作と連係して前記開閉部材が前記開放位置に変位するようになっており、
前記開閉部材が前記閉鎖位置にある状態で前記開閉部材を前記開放位置に変位させようとする外力が加えられた場合には、その外力に伴って前記開閉部材が前記伝達機構を動かそうとする際に前記ロック受け部が前記ロック部の回動軌跡上に入り込んで当該ロック部の移動を受け止めることで前記伝達部材の回動が規制され、前記開閉部材が前記開放位置に変位することが阻止されることを特徴とする。
一方、入賞装置の通常の開放動作時には、支障なく開閉部材をスライド動作させることができる。即ち、不正開放操作によらず、駆動源の駆動力により伝達部材が回動する場合には、伝達部材の動作開始に伴うロック部の後方移動により当該ロック部の回動軌跡上からロック受け部が外れた状態で伝達部材が回動するため、その回動動作と連動して開閉部材を開放位置に変位させることができる。
前記被作用部は、前記開閉部材が前記閉鎖位置と前記開放位置とで変位する際に前後方向に変位するように構成されており、
前記伝達部材における前記開閉部材と連係する先端部分には、少なくとも一部が前記開閉部材の前記被作用部よりも前方側に位置すると共に、当該先端部分が後方側へ移動することに伴い前記被作用部を後方側に押圧する第1押圧部と、少なくとも一部が前記被作用部よりも後方側に位置すると共に、当該先端部分が前方側へ移動することに伴い前記被作用部を前方側に押圧する第2押圧部とが形成され、
前記開閉部材において前記ロック受け部が前記被作用部よりも前方側に配置され、
前記ロック部は、前記第1押圧部の先端部によって形成されており、
前記開閉部材が前記閉鎖位置にある状態で前記駆動源の駆動力により前記伝達部材が回動する場合には、その回動に応じた前記第1押圧部の後方移動に伴い当該第1押圧部の先端に位置する前記ロック部が前記被作用部と前記ロック受け部の間に入り込むように移動しつつ後方側に移動するようになっており、
前記開閉部材が前記閉鎖位置にある状態で前記開閉部材を前記開放位置に変位させようとする外力が加えられた場合には、その外力に伴って前記開閉部材が前記第2押圧部を押圧して前記伝達機構を動かそうとする際に、当該開閉部材に設けられた前記ロック受け部が前記第1押圧部の先端に設けられた前記ロック部の前方側で当該ロック部に当接することで、前記第1押圧部の後方への移動が規制され、前記開閉部材がその当接位置よりも後方に変位することが阻止されるように構成されていてもよい。
前記伝達機構には、前記駆動源の駆動力を前記回動片の回動動作に変換すると共に前記駆動源の駆動に応じて前記伝達部材を直接又は他部材を介して連係動作させる変換部材が設けられ、
前記回動片と連動する構成で前記変換部材から作用を受ける回動片側被作用部が形成されており、
前記回動片側被作用部は、前記回動片が前記第1回動位置と前記第2回動位置とで変位する際に所定の回動軌跡に沿って回動変位するように構成され、
前記変換部材には、前記回動片側被作用部に作用する変換部材側作用部と、前記回動片側被作用部の回動軌跡と交差する変位軌跡に沿って変位する変換部材側ロック部とが形成され、
前記回動片が前記第1回動位置にある状態で前記駆動源の駆動力により前記変換部材が変位する際には、前記回動片側被作用部の回動軌跡上から前記変換部材側ロック部が外れるように移動した上で前記変換部材側作用部が前記回動片側被作用部に作用し、その作用に応じて前記回動片が前記第2回動位置に変位するようになっており、
前記回動片が前記第1回動位置にある状態で前記回動片を前記第2回動位置に変位させようとする外力が加えられた場合には、その外力に応じて前記回動片と連動しようとする前記回動片側被作用部の回動軌跡上に前記変換部材側ロック部が位置し続けることで当該回動片側被作用部及び前記回動片の回動が規制され、前記回動片が前記第2回動位置に変位することが阻止されるようになっていてもよい。
以下、本発明に係る遊技機用可変入賞装置10及びそれを備えた遊技機1を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。まず、図1を参照して遊技機1の構成を概説する。
図1に示す遊技機1は、いわゆるパチンコ機として構成されるものであり、木板(ベニヤ板)、アクリル板等によって構成される遊技盤2の盤面(前面2a)に沿って遊技球の発射を誘導するガイドレール5が設けられ、このガイドレール5等によって区画された形態で遊技領域が形成されている。また、遊技盤2の中央付近には、各種表示を行い得る液晶表示部3が配置され、この液晶表示部3の下方には、本発明に係る遊技機用可変入賞装置10が配置されている。なお、遊技機1には、遊技盤2の前方において当該遊技盤2の盤面(前面2a)とほぼ平行に透明板(ガラス板等)が配置され、ガイドレール5等によって区画された遊技領域内において透明板と遊技盤2との間を遊技球が流下するように構成されている。
図1に示すように、遊技機用可変入賞装置10(以下、入賞装置10ともいう)は、遊技機1の遊技盤2に固定されて用いられるものであり、その一部が遊技盤2の前方側から視認可能となるように露出した状態で配置されるようになっている。なお、第1実施形態に係る構成としては、図9、図10に示す第1の例(回動体30,31等を有さない構成)と、図2〜図8、図11〜図14に示す第2の例(回動体30,31等を有する構成)とが挙げられる。まずは、図9、図10に示す第1の例(代表例)について説明する。
以下、図9、図10に示す第1の例(代表例)について説明する。なお、代表例の構成は、回動体30,31等が省略され、例えば図2(A)に示す回動片32,33の位置に立壁(側壁)が設けられた構成となっている点が後述の変更例(図2〜図8等)と異なり、それ以外は変更例と同様である。よって、以下の説明では、図2〜図8等の構成が上記のように変更されたものとして適宜図2〜図8等を参照して説明する。
図5〜図8に示すように、筐体80は、遊技盤2に直接又は他部材を介して間接的に固定され、遊技盤2の前面2aと直交する前後方向において少なくとも遊技盤2の前方側に、遊技盤2の前面2aに沿って流下する遊技球を下方側に進入させつつ取り込む入賞口12が形成されてなるものである。この筐体80は、入賞装置10の最前面に配置されて前面側の意匠を形成すると共に入賞口12から入賞した遊技球を受け止めるように構成される前板部81と、遊技盤2に当接して固定される台板部82と、後述する開閉部材20、伝達機構50、ソレノイド60等を支持し収容する機能を有する前側ベース部83及び後側ベース部85によって構成されており、図2、図4(B)等に示すように遊技領域から遊技球を入り込ませる入賞口12を構成すると共に、その入賞口12に入り込んだ遊技球を導く遊技球誘導路14を構成するように機能している。
開閉部材20は、前後方向に沿ってスライドするように筐体80に直接又は他部材を介して間接的に支持され、少なくとも自身の一部を遊技盤2の遊技盤2の前面2a(盤面)の前方側に配置して入賞口12を閉鎖する閉鎖位置(図2〜図4、図9、図10(A)等)と、その閉鎖位置のときよりも後方側に退避して入賞口12を開放する開放位置(図10(B)等)との間でスライド動作するように配置されている。
伝達機構50は、前後方向と交差する方向(例えば、左右方向)の回動軸線G1回りに回動可能に保持され且つ開閉部材20に連係して該開閉部材20を閉鎖位置と開放位置との間で変位させるようにスライド動作させる第1伝達部材51と、回動軸線G1に平行(例えば左右方向)して配置された回動軸線G3回りに回動可能に保持され且つ第1伝達部材51と連係される第2伝達部材52と、一対のプランジャ62,62に装着され且つソレノイド60の駆動力を第2伝達部材52の回動動作に変換するための変換部材40とを備えている。これにより、伝達機構50は、ソレノイド60の駆動力が変換部材40及び第2伝達部材52を介して第1伝達部材51に伝達され、第1伝達部材51が回動するように構成されており、当該第1伝達部材51の回動動作に連係させて開閉部材20をスライド動作させ、開閉部材20を閉鎖位置と開放位置とで変位させるように構成されている。
上述したように、第1伝達部材51には、当該第1伝達部材51が回動変位する際に開閉部材20のロック受け部20eの変位軌跡(即ち、前後方向の移動経路)と交差する回動軌跡Dに沿って回動変位するロック部51hが形成されている。ロック部51hは、図10(A)のような位置からやや上方且つ後方に向かいながら回動し、回動軸線G1よりも後側ではやや下方且つ後方に向かいながら回動して図10(B)の位置に至るように構成されている。なお、逆も同様の経路となる。また、このロック部51hの回動軌跡Dは、回動軸線G1の真上の位置が頂上(最も高い位置)となるように構成されている。
ロック機構は、主としてロック受け部20eとロック部50hとによって実現されている。図10(A)のように開閉部材20が閉鎖位置にある状態で開閉部材20を開放位置に変位させようとする外力が加えられた場合には、その外力に伴って開閉部材20が伝達機構50を動かそうとする際に、図10(C)のようにロック受け部20eがロック部51hよりも先に回動軌跡D上に入り込み、ロック部51の移動を阻害することになる。具体的には、図10(C)のように開閉部材20に設けられたロック受け部20eが、第1押圧部51eの先端に設けられたロック部51hの前方側且つ上方側で当該ロック部51hに当接する。このとき、ロック部51は、構造上、上方側に移動しなければ後方側に回動できないが、ロック部51の上方への移動は、ロック部51の上方且つ前側に当接するロック受け部20e(前後方向のみに移動し得る部分)によって規制されるため、ロック部51の行き場がなくなることになる。このため、ロック部51は、ロック受け部20eからの押圧力を受けても図10(C)のような当接位置に位置し続けることになり、第1伝達部材51はそれ以上後方側へ回動できなくなる。従って、不正操作によって開閉部材20を後方側に強制的に移動させようとしても図10(C)のような当接位置よりも後方に変位することが阻止される。
次に、第1実施形態の変更例について説明する。
図2〜図8、図11〜図14に示す第2の例(変更例)は、主として回動体30,31を加えた点が上記第1の例(代表例)と異なっており、それ以外は上記第1の例(代表例)と同様である。よって同様の構成については代表例と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
開閉部材20の開閉動作は代表例と同様であり、開閉部材20が閉鎖位置にある状態でソレノイド60の駆動力により第1伝達部材51が回動する際には、図10(A)、図10(B)と同様、第1伝達部材51の動作開始に伴うロック部51hの後方移動により当該ロック部51hの移動方向(回動軌跡におけるロック部51hの移動先)からロック受け部20eが外れ、この状態で第1伝達部材51が回動する。具体的には、開閉部材20が閉鎖位置にある状態でソレノイド60の駆動力により第1伝達部材51が回動すると、その回動に応じた第1押圧部51eの後方移動に伴い、まず図10(A)のように第1押圧部51eは被作用部20dに当接する位置まで変位し、この状態で被作用部20dを後方側に押すことになる。そして、第1伝達部材51の更なる回動動作に伴い、第1押圧部51eの先端に位置するロック部51hが被作用部20dとロック受け部20eとの間に入り込むように上方側に移動しつつ後方側に移動することになり、このような第1押圧部51eの動作と連係して開閉部材20が開放位置に切り替わる(図10(B))。つまり、ロック受け部20eよりも先にロック部51hが回動軌跡Dを移動するため、ロック受け部20eがロック部51hによって阻害されず、開閉部材20は問題なく後方位置(開放位置)に移動することになる。
開閉部材20のロック機構は上記代表例と同様であり、図10(A)のように開閉部材20が閉鎖位置にある状態で開閉部材20を開放位置に変位させようとする外力が加えられた場合には、その外力に伴って開閉部材20が伝達機構50を動かそうとする際に、図10(C)のようにロック受け部20eがロック部51hよりも先に回動軌跡D上に入り込み、ロック部51の移動を阻害することになる。具体的には、図10(C)のように開閉部材20に設けられたロック受け部20eが、第1押圧部51eの先端に設けられたロック部51hの前方側且つ上方側で当該ロック部51hに当接する。このとき、ロック部51は、構造上、上方側に移動しなければ後方側に回動できないが、ロック部51の上方への移動は、ロック部51の上方且つ前側に当接するロック受け部20e(前後方向のみに移動し得る部分)によって規制されるため、ロック部51の行き場がなくなることになる。このため、ロック部51は、ロック受け部20eからの押圧力を受けても図10(C)のような当接位置に位置し続けることになり、第1伝達部材51はそれ以上後方側へ回動できなくなる。従って、不正操作によって開閉部材20を後方側に強制的に移動させようとしても図10(C)のような当接位置よりも後方に変位することが阻止される。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
2…遊技盤
2a…前面
10…遊技機用可変入賞装置(入賞装置)
12…入賞口
20…開閉部材
20d…被作用部
20e…ロック受け部
32,33…回動片
37a,38a …操作ピン(回動片側被作用部)
40…変換部材
40c,40c…係合孔(変換部材側作用部)
40d…変換部材側ロック部
50…伝達機構
51…第1伝達部材(伝達部材)
51d…作用部
51e…第1押圧部
51f…第2押圧部
51h…ロック部
60…ソレノイド(駆動源)
G1,G2…回動軸線
Claims (5)
- 遊技機の遊技盤に直接又は他部材を介して間接的に固定され、前記遊技盤の前面と直交する前後方向において少なくとも前記遊技盤の前方側で、前記遊技盤の前面に沿って流下する遊技球を下方側に進入させつつ取り込む入賞口が形成されてなる筐体と、
前記前後方向に沿ってスライドするように前記筐体に直接又は他部材を介して間接的に支持され、少なくとも自身の一部を前記遊技盤の盤面の前方側に配置して前記入賞口を閉鎖する閉鎖位置と、その閉鎖位置のときよりも後方側に退避して前記入賞口を開放する開放位置との間でスライド動作するように配置された開閉部材と、
駆動力を生じさせる駆動源と、
前記前後方向と交差する回動軸線回りに回動可能に保持された伝達部材を備え、前記駆動源の駆動力を受けて前記伝達部材が回動するように構成されると共に、当該伝達部材の回動動作に連係させて前記開閉部材をスライド動作させる伝達機構と、
を備え、
前記開閉部材には、当該開閉部材が前記閉鎖位置と前記開放位置とで変位する際に前後方向に変位するロック受け部が形成される一方、
前記伝達部材には、当該伝達部材が回動変位する際に前記ロック受け部の変位軌跡と交差する回動軌跡に沿って回動変位するロック部が形成され、
前記開閉部材が前記閉鎖位置にある状態で前記駆動源の駆動力により前記伝達部材が回動する場合には、前記伝達部材の動作開始に伴う前記ロック部の後方移動により当該ロック部の回動軌跡上から前記ロック受け部が外れた状態で前記伝達部材が回動し、その回動動作と連係して前記開閉部材が前記開放位置に変位するようになっており、
前記開閉部材が前記閉鎖位置にある状態で前記開閉部材を前記開放位置に変位させようとする外力が加えられた場合には、その外力に伴って前記開閉部材が前記伝達機構を動かそうとする際に前記ロック受け部が前記ロック部の回動軌跡上に入り込んで当該ロック部の移動を受け止めることで前記伝達部材の回動が規制され、前記開閉部材が前記開放位置に変位することが阻止されることを特徴とする遊技機用可変入賞装置。 - 前記開閉部材には、前記伝達機構から作用を受ける被作用部が形成され、
前記被作用部は、前記開閉部材が前記閉鎖位置と前記開放位置とで変位する際に前後方向に変位するように構成されており、
前記伝達部材における前記開閉部材と連係する先端部分には、少なくとも一部が前記開閉部材の前記被作用部よりも前方側に位置すると共に、当該先端部分が後方側へ移動することに伴い前記被作用部を後方側に押圧する第1押圧部と、少なくとも一部が前記被作用部よりも後方側に位置すると共に、当該先端部分が前方側へ移動することに伴い前記被作用部を前方側に押圧する第2押圧部とが形成され、
前記開閉部材において前記ロック受け部が前記被作用部よりも前方側に配置され、
前記ロック部は、前記第1押圧部の先端部によって形成されており、
前記開閉部材が前記閉鎖位置にある状態で前記駆動源の駆動力により前記伝達部材が回動する場合には、その回動に応じた前記第1押圧部の後方移動に伴い当該第1押圧部の先端に位置する前記ロック部が前記被作用部と前記ロック受け部の間に入り込むように移動しつつ後方側に移動するようになっており、
前記開閉部材が前記閉鎖位置にある状態で前記開閉部材を前記開放位置に変位させようとする外力が加えられた場合には、その外力に伴って前記開閉部材が前記第2押圧部を押圧して前記伝達機構を動かそうとする際に、当該開閉部材に設けられた前記ロック受け部が前記第1押圧部の先端に設けられた前記ロック部の前方側で当該ロック部に当接することで、前記第1押圧部の後方への移動が規制され、前記開閉部材がその当接位置よりも後方に変位することが阻止されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用可変入賞装置。 - 少なくとも自身の一部を前記遊技盤の盤面の前方側に配置した状態で前記遊技盤の盤面と交差する回動軸線を中心として回動可能に支持され、前記入賞口に遊技球が進入し難い状態となる第1回動位置と、前記第1回動位置のときよりも遊技球が進入し易い状態となる第2回動位置とに変位可能な回動片を備え、
前記伝達機構には、前記駆動源の駆動力を前記回動片の回動動作に変換すると共に前記駆動源の駆動に応じて前記伝達部材を直接又は他部材を介して連係動作させる変換部材が設けられ、
前記回動片と連動する構成で前記変換部材から作用を受ける回動片側被作用部が形成されており、
前記回動片側被作用部は、前記回動片が前記第1回動位置と前記第2回動位置とで変位する際に所定の回動軌跡に沿って回動変位するように構成され、
前記変換部材には、前記回動片側被作用部に作用する変換部材側作用部と、前記回動片側被作用部の回動軌跡と交差する変位軌跡に沿って変位する変換部材側ロック部とが形成され、
前記回動片が前記第1回動位置にある状態で前記駆動源の駆動力により前記変換部材が変位する際には、前記回動片側被作用部の回動軌跡上から前記変換部材側ロック部が外れるように移動した上で前記変換部材側作用部が前記回動片側被作用部に作用し、その作用に応じて前記回動片が前記第2回動位置に変位するようになっており、
前記回動片が前記第1回動位置にある状態で前記回動片を前記第2回動位置に変位させようとする外力が加えられた場合には、その外力に応じて前記回動片と連動しようとする前記回動片側被作用部の回動軌跡上に前記変換部材側ロック部が位置し続けることで当該回動片側被作用部及び前記回動片の回動が規制され、前記回動片が前記第2回動位置に変位することが阻止されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遊技機用可変入賞装置。 - 前記遊技球の流下方向を上下方向とし、当該上下方向及び前記前後方向と直交する方向を左右方向としたとき、少なくとも一対の前記回動片が左右に離れて配置されており、且つそれら一対の前記回動片は、前記閉鎖位置にある前記開閉部材の左右両端部の下方にそれぞれ位置していることを特徴とする請求項3に記載の遊技機用可変入賞装置。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機用可変入賞装置を備えたことを特徴とする遊技機。
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