JP2015213678A - 遊技機用可変入賞装置及びそれを備えた遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
遊技盤に直接又は他部材を介して間接的に取り付けられると共に所定の開口部が形成されてなる枠体と、
前記遊技盤の盤面と平行な所定の左右方向に沿った回動軸を中心として回動し得るように前記枠体に直接又は他部材を介して間接的に保持され、少なくとも前記開口部を開放する開放位置と前記開口部を閉塞する閉塞位置とに変位し得る構成をなし、前記左右方向の一端側に被作用部が形成されてなる開閉扉と、
前記左右方向に沿って往復動し得るように配置された変位部材と、前記変位部材を駆動する駆動部と、を備えた駆動源と、
前記開閉扉に隣接して配置されると共に前記被作用部に作用する作用部が形成され、前記変位部材と連動して前記左右方向に沿って移動するように構成された伝達部材と、
を備え、
前記駆動源での前記変位部材の変位に応じて前記伝達部材が連動し、前記被作用部に対する前記作用部の相対位置が変化することに伴い、前記作用部が、前記回動軸を中心として前記被作用部を回動させるように作用し、前記開閉扉が前記開放位置と前記閉塞位置との間で回動動作することを特徴とする。
この構成では、伝達部材が駆動源の変位部材と同様の動きで連動するため、駆動源で発生した変位部材の動きが伝達部材に正確に反映され易くなり、その動きが開閉扉にも正確に伝わりやすくなる。更に、伝達部材が開閉扉の側方に隣接して左右に変位する構成であるため、開閉扉及びこれに作用する伝達部材のスペースが前後方向や上下方向に嵩張りにくくなり、しかも、変位部材と伝達部材とがいずれも左右方向に沿って移動する構成であるため、開閉扉、伝達部材、駆動源を、前後方向及び上下方向の嵩張りを抑えてコンパクトに構成しやすくなる。
この構成によれば、伝達部材の左右方向に沿ったスライド動作を、より簡易な構成で開閉扉の回動動作に変換することができる。更に、筒状部に軸状部が挿入された状態を維持しつつ左右方向に沿った相対移動によってスライド動作を回動動作に変換することができるため、回動部材と伝達部材の位置関係(特に、前後方向や上下方向の位置関係)をより正確に保ちながら安定的に開閉扉を開閉しやすくなる。
このように、作用部を軸状部として構成し、枠体のガイド孔によって往復動可能に支持することで、伝達部材(特に作用部)を規定方向に安定的に移動させることが可能となる。しかも、軸状部は、円筒状の外周面から窪んだ構成で溝状の螺旋状部が形成されているため、ガイド孔によって軸状部を支持する際に螺旋状部が支持の安定性を阻害しにくくなり、ガイド孔の内周面が軸状部の円筒状の外周面を支持しながら円滑にスライド動作がなされる。
この構成によれば、駆動源の動作がより正確に伝達部材に伝わりやすくなり、ひいては、開閉扉をより正確に開閉しやすくなる。しかも、変位部材と伝達部材の間に他の部材を多数介在させる必要がないため、部品点数の抑制及び装置全体の小型化を一層図り易くなる。
このように作用部を左右方向一方側の軸受として兼用すれば、開閉扉付近の枠体領域をより削減することができ、軽量化、小型化をより促進しやすくなる。
以下、本発明に係る遊技機用可変入賞装置10及びそれを備えた遊技機1を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、遊技機1の概要を説明する。
図1に示す遊技機1は、いわゆるパチンコ機として構成されるものであり、木板(ベニヤ板)、アクリル板等によって構成される遊技盤2の盤面2a(前面)に沿って遊技球の発射を誘導するガイドレール5が設けられ、このガイドレール5等によって区画された形態で遊技領域が形成されている。また、遊技盤2の中央付近には、各種表示を行い得る液晶表示部3が配置され、この液晶表示部3の下方には、始動口7が配置されている。そして、始動口7の下方には、本発明に係る遊技機用可変入賞装置10が配置されている。また、遊技機1には、遊技盤2の前方において当該遊技盤2の盤面2aとほぼ平行に透明板(ガラス板等)が配置され、ガイドレール5等によって区画された遊技領域内において透明板と遊技盤2との間を遊技球が流下するように構成されている。なお、図1では、透明板の図示を省略している。
次に、遊技機用可変入賞装置10の構造を説明する。
遊技機用可変入賞装置10(以下、入賞装置10ともいう)は、図1のように、遊技機1の遊技盤2に固定されて用いられるものであり、その一部が遊技盤2の前方側から視認可能となるように遊技盤2の前方側に露出した状態で配置される。なお、以下の代表例では、入賞装置10の枠体20が遊技盤2に直接固定された構成を例示するが、入賞装置10は、遊技盤2に取り付けられていればよく、例えば、枠体20が他部材を介して間接的に遊技盤2に固定されていてもよい。また、図1等に示す代表例では、開口部22(図2(B)等参照:後述)が大入賞口として機能するアタッカーとしての例を示すが、遊技球が枠体に形成された開口部内に入り込んで入賞し得る構成であれば電動チューリップや役物等の様々な入賞装置に適用できることは勿論である。
本構成の遊技機用可変入賞装置10は、上述したように、ソレノイド90のプランジャ94と連動して左右方向に沿って移動するように、開閉扉40に隣接して伝達部材60が設けられ、この伝達部材60には、開閉扉40の被作用部に作用する作用部が形成されている。そして、ソレノイド90でのプランジャ94の変位に応じて伝達部材60が連動するように構成され、被作用部に対する作用部の相対位置が変化することに伴い、作用部が、回動軸を中心として被作用部を回動させるように作用し、開閉扉40が開放位置と閉塞位置との間で回動動作するようになっている。この構成では、伝達部材60がソレノイド90のプランジャ94と同様の動きで連動するため、ソレノイド90で発生したプランジャ94の動きが伝達部材60に正確に反映され易くなり、その動きが開閉扉40にも正確に伝わりやすくなる。更に、伝達部材60が開閉扉40の側方に隣接して左右に変位する構成であるため、開閉扉40及びこれに作用する伝達部材60のスペースが前後方向や上下方向に嵩張りにくくなり、しかも、プランジャ94と伝達部材60とがいずれも左右方向に沿って移動する構成であるため、開閉扉40、伝達部材60、ソレノイド90を、前後方向及び上下方向の嵩張りを抑えてコンパクトに構成しやすくなる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
2…遊技盤
2a…盤面
10…遊技機用可変入賞装置
20…枠体
22…開口部
30…ガイド孔
40…開閉扉
42…筒状部(被作用部)
50…凸部(被作用部)
60…伝達部材
62…軸状部(作用部)
70…螺旋状部(作用部、係合部)
90…ソレノイド(駆動源)
92…コイル部(駆動部)
94…プランジャ(変位部材)
Claims (6)
- 遊技盤に直接又は他部材を介して間接的に取り付けられると共に所定の開口部が形成されてなる枠体と、
前記遊技盤の盤面と平行な所定の左右方向に沿った回動軸を中心として回動し得るように前記枠体に直接又は他部材を介して間接的に保持され、少なくとも前記開口部を開放する開放位置と前記開口部を閉塞する閉塞位置とに変位し得る構成をなし、前記左右方向の一端側に被作用部が形成されてなる開閉扉と、
前記左右方向に沿って往復動し得るように配置された変位部材と、前記変位部材を駆動する駆動部と、を備えた駆動源と、
前記開閉扉に隣接して配置されると共に前記被作用部に作用する作用部が形成され、前記変位部材と連動して前記左右方向に沿って移動するように構成された伝達部材と、
を備え、
前記駆動源での前記変位部材の変位に応じて前記伝達部材が連動し、前記被作用部に対する前記作用部の相対位置が変化することに伴い、前記作用部が、前記回動軸を中心として前記被作用部を回動させるように作用し、前記開閉扉が前記開放位置と前記閉塞位置との間で回動動作することを特徴とする遊技機用可変入賞装置。 - 前記作用部又は前記被作用部のうち、いずれか一方が筒状部として構成され、いずれか他方が前記筒状部内に挿入される軸状部として構成されており、
前記筒状部の内壁部又は前記軸状部の外壁部のうち、いずれか一方には、溝部又は凸条部が螺旋状に構成されてなる螺旋状部が形成され、いずれか他方には、前記螺旋状部に係合して前記螺旋状部に沿って相対移動する係合部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用可変入賞装置。 - 前記作用部が前記軸状部として構成され、前記被作用部が前記筒状部として構成されており、
前記軸状部の外壁部には、円筒状の外周面が構成され、前記円筒状の外周面から窪んだ構成で前記溝部が螺旋状に構成されてなる前記螺旋状部が形成され、
前記筒状部の内壁部には、前記係合部として前記螺旋状部に入り込む凸部が形成され、
前記枠体には、前記軸状部と嵌合するガイド孔が形成されており、
前記ガイド孔には、前記軸状部の前記円筒状の外周面を支持する円筒状の内周面が前記左右方向に沿って構成されており、
前記軸状部は、前記円筒状の外周面が前記ガイド孔の前記円筒状の内周面に支持されつつ前記左右方向に沿って移動する構成であることを特徴とする請求項2に記載の遊技機用可変入賞装置。 - 前記伝達部材は、前記変位部材に固定されており、当該変位部材と一体的に移動することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の遊技機用可変入賞装置。
- 前記伝達部材の前記作用部は、前記被作用部を回転可能に支持することで前記開閉扉における前記左右方向一端側を支持する軸受として兼用され、
前記開閉扉における前記左右方向他端側の部分は、前記枠体に形成された軸受部に回転可能に支持されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機用可変入賞装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の遊技機用可変入賞装置を備えたことを特徴とする遊技機。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021159628A (ja) * | 2020-04-02 | 2021-10-11 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2021159627A (ja) * | 2020-04-02 | 2021-10-11 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
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JPH08182814A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-16 | Heiwa Corp | 回転軸を備えたソレノイド |
JP2008043504A (ja) * | 2006-08-15 | 2008-02-28 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
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