JP2007229362A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】多彩な開放動作を実現できる開閉式入賞手段を限られた遊技領域内に配置することが可能な弾球遊技機を提供する。
【解決手段】入賞口33とその入賞口33に通じる開口部31,32を開閉する開閉手段36,38とを有する開閉式入賞手段17を備えた弾球遊技機で、開口部31,32とそれに対応する開閉手段36,38とを1つのユニット上に複数組設けたものである。
【選択図】図13

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
パチンコ機等の弾球遊技機では、例えば所定の始動口に遊技球が入賞することを条件に、遊技領域の略中央に配置された液晶ディスプレイにより図柄の変動表示を行い、その変動後の停止図柄が予め定められた組み合わせとなって大当たりが発生した場合に、大入賞手段(開閉式入賞手段)を開放して遊技者に多大な利益を還元するように構成されたものが主流となっている。
この大入賞手段としては、下部側の横軸廻りに揺動して入賞口を開閉する開閉板を備えたものや、前後方向の軸廻りに揺動して入賞口を開閉する開閉羽根を備えたもの等があり、一般的な弾球遊技機ではそれらのうちの1種類を搭載したものが多い(例えば特許文献1)。
特開2005−279312号公報
このように1種類の大入賞手段しか搭載していない従来の弾球遊技機では、大当たりとなった場合の大入賞手段の開放動作が画一的で変化に乏しく、演出効果を長期間維持できない問題があった。
また、例えば異なる種類の大入賞手段を複数搭載することも考えられるが、液晶ディスプレイの大画面化が進み、実質的な遊技領域が極めて狭くなっている現状では、大入賞手段を複数配置することはスペース的に困難である。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、多彩な開放動作を実現できる開閉式入賞手段を限られた遊技領域内に配置することが可能な弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、入賞口33とその入賞口33に通じる開口部31,32を開閉する開閉手段36,38とを有する開閉式入賞手段17を備えた弾球遊技機において、前記開口部31,32とそれに対応する前記開閉手段36,38とを1つのユニット上に複数組設けたものである。
本発明によれば、複数種類の開閉手段を組み合わせて多彩な開放動作を実現できると共に、複数種類の開閉式入賞手段を別個に設ける場合と比べてスペース効率がよく、液晶ディスプレイの大画面化によって実質的な遊技領域が極めて狭くなっている現状の弾球遊技機でも容易に配置することが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図20は本発明をパチンコ機に採用した一実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3の前側にはガラス扉4と前面板5とが上下に配置され、前枠3に開閉自在に枢支されている。
前面板5の前側には発射用の遊技球を貯留する上皿6が、前面板5の下側で前枠3の前側には余剰球等を貯留する下皿7が、夫々配置されている。下皿7の一側、例えば向かって右側には、遊技球を発射する発射手段(図示省略)の発射ハンドル8が、前枠3の前側に突出状に設けられている。
11は遊技盤で、ガラス扉4の後側に対応するように、前枠3の裏側に着脱自在に装着されている。遊技盤11の前面側には、発射手段から発射された遊技球を案内するガイドレール12が環状に装着されると共に、そのガイドレール12の内側の遊技領域13に、センターケース14、普通図柄始動手段15、特別図柄始動手段16、大入賞手段(開閉式入賞手段)17、普通入賞手段18等の各種遊技部品が配置されている。なお、その遊技領域13の前側はガラス扉4に嵌め込まれたガラス板で覆われている。
センターケース14には、図2に示すように、演出特別図柄表示手段21を構成する液晶表示手段22の他、普通図柄表示手段23、特別図柄表示手段24、普通保留個数表示手段25、特別保留個数表示手段26、特別遊技状態表示手段27等が設けられている。
普通図柄表示手段23は、普通図柄を変動表示するためのもので、例えば「○」「×」の2種類の普通図柄に対応する2個の発光体(例えばLED)により構成されており、通過ゲート等よりなる普通図柄始動手段15が遊技球を検出することを条件にそれら2つの発光体が所定時間交互に点滅して、普通図柄始動手段15による遊技球検出時に取得された当たり判定用乱数値が予め定められた当たり判定値と一致する場合には当たり態様に対応する「○」側の発光体が発光した状態で、それ以外の場合には外れ態様に対応する「×」側の発光体が発光した状態で、点滅が終了するようになっている。
また、普通図柄表示手段23の変動表示中に普通図柄始動手段15が遊技球を検出した場合には、その検出時に取得された当たり判定用乱数値が予め定められた上限保留個数、例えば4個を限度として記憶されると共に、例えば上限保留個数と同数の発光体よりなる普通保留個数表示手段25がその発光個数により当たり判定用乱数値の記憶個数(以下、普通保留個数)を表示して、その時点での普通保留個数を遊技者に報知するようになっている。
特別図柄始動手段16は、開閉自在な左右一対の開閉爪16aを備えた可変作動式の電動式チューリップ等により構成され、センターケース14の下側に配置されており、普通図柄表示手段23の変動後の停止図柄が当たり態様となって普通利益状態が発生したときに、開閉爪16aが所定時間開状態に作動するようになっている。
特別図柄表示手段24は、1個又は複数個、例えば1個の特別図柄を変動表示可能な7セグメント式等の表示手段により構成されており、特別図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に特別図柄を所定時間変動表示して、特別図柄始動手段16による遊技球検出時に取得された大当たり判定乱数値が予め定められた大当たり判定値と一致する場合には所定の大当たり態様で、それ以外の場合には外れ態様で停止するようになっている。
特別図柄には、例えば10種類の数字図柄「0」〜「9」と記号図柄「−」とが用いられており、「0」〜「9」が大当たり態様、「−」が外れ態様に設定されている。
また、特別図柄の変動表示中に特別図柄始動手段16が遊技球を検出した場合には、その検出時に取得された大当たり判定乱数値等が所定の上限保留個数、例えば4個を限度として記憶されると共に、例えば上限保留個数と同数の発光体よりなる特別保留個数表示手段26がその発光個数により大当たり判定乱数値の記憶個数(以下、特別保留個数)を表示して、その時点での特別保留個数を遊技者に報知するようになっている。
特別遊技状態表示手段27は、いわゆる確変、時短等の特別遊技状態の発生とその種類とを表示するためのもので、例えば「確変」「時短」の2種類の特別遊技状態に対応する2個の発光体により構成されており、特別図柄表示手段24の変動後の特別図柄が大当たり態様となることに基づいて発生する特別利益状態(大当たり状態)の終了後に特別遊技状態が発生したときに、その特別遊技状態の種類に対応して何れかの発光体を発光させるようになっている。
演出特別図柄表示手段21は、特別図柄表示手段24による特別図柄の変動表示と時間的に同調して演出特別図柄を変動表示するもので、1個又は複数個、例えば左右方向に3個の演出特別図柄を例えば各種の演出画像と共に液晶表示手段22の表示画面に変動表示可能に構成されており、特別図柄始動手段16が遊技球を検出することを条件に、特別図柄の変動開始と同時に所定の変動パターンに従って演出特別図柄の変動を開始すると共に、特別図柄の変動停止と同時に最終停止するように、演出特別図柄を左、右、中等の所定の順序で停止させるようになっている。
演出特別図柄には、例えば「0」〜「9」の10種類の数字図柄が用いられ、「6・6・6」「7・7・7」等、3つの図柄が全て同じ図柄で揃ったものが大当たり態様、少なくとも1つの図柄が異なるものが外れ態様となっている。
なお、演出特別図柄表示手段21による演出特別図柄の変動後の停止図柄は、特別図柄表示手段24による特別図柄が大当たり態様で停止する場合にはその特別図柄と同じ数字図柄よりなる大当たり態様となり、特別図柄が外れ態様で停止する場合には任意の外れ態様となる。例えば、特別図柄が「7」で停止する場合には演出特別図柄は「7・7・7」で停止し、特別図柄が「−」で停止する場合には演出特別図柄は「3・4・5」等の任意の外れ態様で停止するようになっている。
大入賞手段17は、特別図柄表示手段24の変動後の特別図柄が大当たり態様となることに基づいて特別利益状態(大当たり状態)が発生したときに、所定の開放パターンに従って開状態に変化して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるもので、図3〜図13に示すように、上向きに開口する第1開口部31と左右両側に向けて開口する第2開口部32の2種類の開口部から遊技球を受け入れ可能な入賞口33が形成された本体ケース34と、前後方向にスライド可能な開閉板35により第1開口部31を開閉する第1開閉手段36(図16,図17参照)と、前後方向軸廻りに揺動可能な開閉羽根37により第2開口部32を開閉する第2開閉手段38(図18,図19参照)とを備えた1つのユニットとして構成されている。
本体ケース34は、前ケース体41と、中間ケース体42と、後ケース体43とで構成されている。
前ケース体41は、開閉板35が前後方向移動可能に挿通される開閉板挿通孔44と入賞口33とが上下に隣接して形成され且つ遊技盤11の前面側に沿って装着される前飾り板46と、入賞口33の下縁側に沿って前飾り板46の前側に突設された前部底板47と、開閉板挿通孔44の左右両側に対応して前飾り板46の前側に突設された区画リブ48と、開閉板挿通孔44の外周を取り囲むように前飾り板46の後側に突設された上枠部49と、入賞口33の外周を取り囲むように前飾り板46の後側に突設された前枠部50とを例えば一体に備えている。
入賞口33は、例えば横長矩形状で、前飾り板46の略中央に形成されている。また、前枠部50は、図9等に示すように、左右の側枠板50a,50b、上側の上枠板50c及び下側の下枠板50dにより略矩形枠状に形成されており、その左右の側枠板50a,50bと上枠板50cとが入賞口33の外周に沿って入賞室45の側壁及び上壁の一部を形成し、下枠板50dは入賞口33の下縁部よりも下側に離間して配置されている。
開閉板挿通孔44は、入賞口33の上側に上枠板50cの板厚分を隔てて左右方向細長状に形成されており、その左右方向幅は入賞口33と略同じか若干短く、その上縁部は、例えば前飾り板46の上縁側に沿って略円弧状に形成されている。
また、上枠部49は開閉板挿通孔44の外周に沿って設けられており、図9等に示すようにその下枠板49dは前枠部50側の下枠板50dの一部を共用している。
前部底板47は、第1開口部31及び第2開口部32から入賞した遊技球を後側、即ち入賞口33側に案内するもので、前飾り板46から前側のガラス板の近傍まで後下がりの傾斜状に突設されている。
区画リブ48は、入賞口33の上縁側に形成される第1開口部31と入賞口33の左右両縁側に形成される第2開口部32とを区画するもので、前飾り板46から前側のガラス板の近傍まで突設されており、左右の区画リブ48,48の間が第1開口部31、左右の区画リブ48,48と前部底板47の左右両端部47a,47aとの間が第2開口部32となっている。
区画リブ48の上面48aは、開閉板挿通孔44の上縁側の円弧形状に滑らかに接続される外向き傾斜状に形成されており、上側から落下してきた遊技球、及び開閉板35上を左右に流下してきた遊技球を更にその左右両側に案内するようになっている。
また、前飾り板46には、入賞口33の下部側の左右近傍に、開閉羽根37の回転シャフト51をその前端側で回転自在に保持する前軸受孔52(図13参照)が形成され、更にそれら前軸受孔52の下側には、開閉羽根37の下部側を覆う部分円筒状の羽根カバー部53が、前向き突出状に一体形成されている。
更に、前飾り板46には、例えば遊技盤11へのネジ止め用の固定孔46aが複数形成されると共に、中間ケース体42及び後ケース体43を固定するための複数の固定基部46b,46cが後ろ向き突出状に一体形成されている。本実施形態では、図9,図10等に示すように、側枠板50a,50bの左右方向外側近傍に各1個の固定基部46b,46bが、下枠板50dの上側近傍に1個の固定基部46cが設けられている。
中間ケース体42は、前ケース体41側の前枠部50の後側に連結される中枠部61と、前ケース体41側の前部底板47の後側に連結される中間底板62とを一体に備えている。
中枠部61は、前枠部50側の側枠板50a,50b、上枠板50c、下枠板50dの後側に夫々連結される側枠板61a,61b、上枠板61c、下枠板61dにより略矩形状に形成されており、その左右の側枠板61a,61bと上枠板61cとが入賞室45の側壁及び上壁の一部を形成している。
中間底板62は、入賞室45の底壁の一部を構成するもので、中枠部61の左右の側枠板61a,61b間に架設され、図6,図9,図10等に示すように、その前端側は前枠部50側の側枠板50a,50b間に嵌合されて前部底板47の後端側に連結されており、前部底板47により入賞口33内に案内されてきた遊技球を更に入賞室45の奥側に案内するように後下がりの傾斜状に形成されている。
また、中枠部61の後端側は、図6,図9,図10等に示すように、中間底板62よりも下側において中壁板63により略閉鎖されている。
更に、中枠部61の左右両端側には、前ケース体41の左右の固定基部46b,46bが挿通される挿通部64a,64aが突出状に設けられ、また中壁板63には、前ケース体41の下側の固定基部46cが挿通される挿通孔64bが形成されている。
後ケース体43は、中間ケース体42側の中枠部61の後側に連結される後枠部71と、この後枠部71の後端側を略閉鎖する後壁板72と、中間ケース体42側の中間底板62の後側に配置される後部底板73とを一体に備えている。
後枠部71は、中枠部61側の側枠板61a,61b、上枠板61c、下枠板61dの後側に夫々連結される側枠板71a,71b、上枠板71c、下枠板71dにより略矩形状に形成されており、その左右の側枠板71a,71bと上枠板71cとが入賞室45の側壁及び上壁の一部を形成している。
また、後枠部71の下枠板71dには、例えばその左右方向一端側に、入賞口33内に入賞した遊技球を遊技盤11の後側に排出するための排出孔74(図11)が下向きに形成されている。
後部底板73は、入賞室45の底壁の一部を構成するもので、入賞口33内に入賞した遊技球を排出孔74側に案内するように、入賞室45の後壁を構成する後壁板72とその前側の中壁板63との間に、排出孔74側が低い左右方向の傾斜状に設けられている。
なお、後部底板73と下枠板71dとの間には、排出孔74を通過する遊技球を検出する遊技球検出スイッチ75が装着されている。
また、後枠部71の左右両端側には、開閉羽根37の回転シャフト51をその後端側で回転自在に保持する後軸受部76が、前軸受孔52の後側に対応して側枠板71a,71bから突設されている。
更に、後枠部71には、前ケース体41の左右の固定基部46b,46bにネジ止めするための固定部77a,77aが側枠板71a,71bの左右両側に、前ケース体41の下側の固定基部46cにネジ止めするための固定部77bが下枠板71dの上側に、夫々一体に設けられている。
また、後枠部71の上側には、開閉板35を前後方向移動可能に保持するスライドガイド78が装着され、上枠板71cの上側に突設されたガイド固定基部79に着脱自在に固定されている。
ガイド固定基部79は、上枠板71cの左右方向中央に配置されており、その後部側がネジ止め用の固定基部79a、前部側がその固定基部79aよりも上側に突出する位置決め部79bとなっている。
スライドガイド78は、略水平に配置される略矩形状の上部ガイド板78aと、この上部ガイド板78aの左右両端側から下向きに延設される側部ガイド板78b,78bとで扁平な門型状に形成されている。上部ガイド板78aには、位置決め部79bが嵌合可能な位置決め孔78cと、固定基部79aに対するネジ止め用の固定孔78dが形成されており、スライドガイド78は、位置決め孔78cに位置決め部79bを嵌合させた状態で固定孔78dを介して固定基部79aにネジ止めすることにより後枠部71の上側に着脱自在に固定されている。
なお、このスライドガイド78と上枠板71cとの間に、開閉板35を前後方向に案内するガイド孔80が形成されている。
本体ケース34は、前ケース体41側の固定基部46b,46cを中間ケース体42側の挿通部64a,64bに夫々前側から挿通させ、更にそれら固定基部46b,46cを後ケース体43の固定部77a,77bに夫々ネジ止めして、前ケース体41、中間ケース体42及び後ケース体43を互いに結合することにより形成されている。
第1開閉手段36は、図16,図17等に示すように、開閉板35を有する開閉スライド部材81と、この開閉スライド部材81を前後方向に駆動する第1ソレノイド82と、この第1ソレノイド82の駆動軸83と開閉スライド部材81とを連結する第1リンク部材84とを備えている。
開閉スライド部材81は、第1開口部31を略塞ぐ大きさの開閉板35と、この開閉板35の後側に突設された摺動板85とを一体に備えている。
開閉板35は、開閉板挿通孔44に前後方向移動可能に挿通されており、開閉板挿通孔44の上縁部に沿って正面視略円弧状に形成されている。
摺動板85は、略水平な矩形板状で、その左右方向幅はガイド孔80の左右方向幅と略等しく、その板厚はガイド孔80の上下方向幅よりも小さく形成されている。
摺動板85には、その板厚方向の両方に突出する前後方向の突条部86が、左右方向に複数本、例えば摺動板85の左右両縁部に沿って2本設けられており、その突条部86の上下方向幅はガイド孔80の上下方向幅と略等しくなっている。
更に摺動板85には、その後縁側に沿って左右方向の長穴状に形成されたリンク係合孔87と、そのリンク係合孔87の前側に前後方向の長穴状に形成された基部挿通孔88とが設けられている。
そして、開閉スライド部材81は、ガイド固定基部79を基部挿通孔88に挿通させた状態で、摺動板85を本体ケース34の上面側とスライドガイド78との間のガイド孔80内に前後方向摺動自在に挿通させることにより本体ケース34の上側に装着されており、開閉板35が前飾り板46の前側に突出して第1開口部31を略閉鎖する閉鎖位置(前進位置)と、開閉板35が前飾り板46の後側に退避して第1開口部31を開放する開放位置(後退位置)との間で前後方向移動可能となっている。
なお、摺動板85の後端側には、開閉スライド部材81が閉鎖位置まで前進したときにスライドガイド78の後端側に略当接して前向きの移動を規制する前進規制部85aが、例えば左右方向突出状に一体形成されている。
第1ソレノイド82は、本体ケース34の後側に、駆動軸83を左右方向の一方側、例えば右側に向けた横向き状態で配置され、本体ケース34よりも後側に配置された後部装着板91の前面側に着脱自在に装着されている。
第1リンク部材84は、上下方向の回転軸92と、この回転軸92に対して半径方向に突設された駆動側リンク93と、回転軸92に対して駆動側リンク93とは異なる半径方向、例えば駆動側リンク93に略直交する方向に突設された作動側リンク94と、駆動側リンク93の先端側から回転軸92に平行に突設された駆動側係合軸93aと、作動側リンク94の先端側から回転軸92に平行に突設された作動側係合軸94aとを例えば一体に備えている。
そして、第1リンク部材84は、第1ソレノイド82に対する駆動軸83側に配置され、駆動側リンク93を前側に、作動側リンク94を左右方向の中央側に夫々向けた状態で、例えば後部装着板91の前面側に固定された第1軸受部材95によりその回転軸92を回転自在に支持され、更に駆動側係合軸93aが連結部材96を介して駆動軸83に連結され、作動側係合軸94aがリンク係合孔87に係合されている。
連結部材96は、駆動軸83の先端側に固定される軸固定部96aと、駆動側係合軸93aが回転自在及び前後方向摺動自在に係合する軸係合部96bとを例えば一体に備えている。
これにより、第1ソレノイド82がOFFからONに切り替えられ、駆動軸83が引き込み方向(本実施形態では左方向)に移動すると(図16→図17)、第1リンク部材84が平面視時計方向に回転して、開閉スライド部材81が閉鎖位置から開放位置まで後ろ向きに移動し、第1開口部31が開放される(図17及び図14)。また、第1ソレノイド82がONからOFFに切り替えられ、駆動軸83が突出方向(本実施形態では右方向)に移動すると(図17→図16)、第1リンク部材84が平面視反時計方向に回転して、開閉スライド部材81が開放位置から閉鎖位置まで前向きに移動し、第1開口部31が閉鎖される(図16及び図13)。
第2開閉手段38は、図18,図19等に示すように、開閉羽根37を有する左右一対の開閉揺動部材101と、これら開閉揺動部材101を前後方向軸廻りに個別に揺動駆動する一対の第2ソレノイド102と、これら第2ソレノイド102の駆動軸103と開閉揺動部材101とを連結する一対の第2リンク部材104とを備えている。
開閉揺動部材101は、第2開口部32を略塞ぐ大きさの開閉羽根37と、この開閉羽根37の下端部37dの近傍から後ろ向きに突設された回転シャフト51とを備えており、その回転シャフト51の前後両端側が夫々前軸受孔52、後軸受部76により回転自在に支持されている。
開閉羽根37は、左右方向内側の内側案内面37aが略平面状、左右方向外側の外側案内面37bが略曲面状で、上側の先端部37cに向けて先細り状に形成されており、内側案内面37aが略垂直となって第2開口部32を閉鎖する閉鎖位置(内側揺動位置)と、内側案内面37aが内下がりの傾斜状となって第2開口部32を開放する開放位置(外側揺動位置)との間で揺動可能となっている。
なお、開閉羽根37の下端部37dは、前飾り板46側の羽根カバー部53により下側から略覆われている。
第2ソレノイド102は、左右の開閉羽根37に対して1個ずつ設けられており、本体ケース34の後側で且つ第1ソレノイド82の下側に、駆動軸103を夫々左右方向の外側に向けた横向き状態で左右に隣接して配置され、後部装着板91の前面側に着脱自在に装着されている。
なお、後部装着板91は、例えば本体ケース34側から後ろ向きに突設された図示しない取付基部等を介して本体ケース34側に固定されている。また、後部装着板91は、第1ソレノイド82を装着する第1装着部91aとその他の第2ソレノイド102、第1軸受部材95等を装着する第2装着部91bとが前後に段差状となるように形成されており、図6等に示すように、第1ソレノイド82は第2ソレノイド102よりも若干前側で支持されている。
第2リンク部材104は、回転シャフト51に固定される固定部104aと、この固定部104aから回転シャフト51の半径方向に突設されたリンク104bと、このリンク104bの先端側から後ろ向きに突設され且つ連結部材105を介して駆動軸103に連結される係合軸104cとを例えば一体に備えており、例えばリンク104bが略下向きとなるように回転シャフト51の後端側に固定されている。
連結部材105は、駆動軸103の先端側に固定されており、例えばその前面側に、係合軸104cが回転及び上下方向移動可能に係合する長孔状の軸係合孔105aが設けられている。
これにより、第2ソレノイド102がOFFからONに切り替えられ、駆動軸103が引き込み方向(本実施形態では左右方向内向き)に移動すると(図18→図19)、第2リンク部材104を介して回転シャフト51が回転して、開閉羽根37が閉鎖位置から開放位置まで外向きに揺動し、第2開口部32が開放される(図19及び図15)。また、第2ソレノイド102がONからOFFに切り替えられ、駆動軸103が突出方向(本実施形態では左右方向外向き)に移動すると(図19→図18)、第2リンク部材104を介して回転シャフト51が逆方向に回転して、開閉羽根37が開放位置から閉鎖位置まで内向きに揺動し、第2開口部32が閉鎖される(図18及び図13)。
なお、以上説明した大入賞手段17は、1つのユニットとして組み上げられた後、その後端側を遊技盤11に形成された装着孔に前側から嵌合させて前飾り板46を遊技盤11の前面側に当接させ、固定孔46aを介して遊技盤11にネジ止め固定されるようになっている。
図20は、大入賞手段17の動作制御を行う大入賞手段制御部111の概略構成を示したブロック図である。なお、この大入賞手段制御部111は、例えば図示しない主制御基板上に構成される。
図20に示すように、大入賞手段制御部111は、第1開閉手段36の制御、即ち第1ソレノイド82の駆動制御を行う第1開閉手段制御部112と、第2開閉手段38の制御、即ち第2ソレノイド102の駆動制御を行う第2開閉手段制御部113と、所定条件に基づいて、それら第1開閉手段制御部112と第2開閉手段制御部113との何れか一方を選択する開閉手段選択部114とを備えている。
開閉手段選択部114は、特別図柄表示手段24の変動後の特別図柄が大当たり態様となることに基づいて特別利益状態(大当たり状態)が発生したときに、所定条件、例えばその大当たり態様の種類に基づいて、第1開閉手段制御部112と第2開閉手段制御部113との何れか一方を選択するようになっている。
第1開閉手段制御部112と第2開閉手段制御部113の何れか一方が開閉手段選択部114により選択されると、選択された第1開閉手段制御部112又は第2開閉手段制御部113の制御により、第1ソレノイド82又は第2ソレノイド102がOFFからONに切り替えられる。
例えば第1開閉手段制御部112の制御により第1ソレノイド82がOFFからONに切り替えられた場合には、突出位置にあった駆動軸83が引き込み方向に移動するため (図16→図17)、連結部材96を解してこの駆動軸83に連結されている駆動側係合軸93aが左側に移動する。
これにより、第1リンク部材84が回転軸92を中心に平面視時計方向に回転するため、第1リンク部材84の作動側リンク94が後ろ向きに移動し、それによってその作動側リンク94の作動側係合軸94aが係合している開閉スライド部材81も後ろ向きに移動する。
その際、開閉スライド部材81は、本体ケース34の上面側に装着された正面視略門型状のスライドガイド78によりその左右両縁及び上下両面を前後方向摺動自在に保持されており、しかも開閉スライド部材81には、スライドガイド78により保持されている摺動板85の部分に、その板厚方向の両方に突出する前後方向の突条部86が左右両縁部に沿って2本設けられているため、開閉スライド部材81はその上下の摺動面に対して突条部86のみにおいて摺接することとなり、極めてスムーズな移動が可能である。
開閉スライド部材81が後方に移動すると、それによって開閉板35が閉鎖位置から前飾り板46の後側の開放位置まで後退し、第1開口部31が開放される(図14)。
第1開口部31が開放されると、遊技者は多くの遊技球を容易に入賞させることができ、多大な利益が還元される。第1開口部31内に入った遊技球は、前部底板47により入賞口33内に案内され、更に中間底板62、後部底板73により案内されて排出孔74に落下し、遊技球検出スイッチ75に検出された後、遊技盤11の後方に回収される。
一方、例えば第2開閉手段制御部113の制御により第2ソレノイド102がOFFからONに切り替えられた場合には、突出位置にあった駆動軸103が引き込み方向に移動するため(図18→図19)、連結部材105を解してこの駆動軸103に連結されている係合軸104cが左右方向の内側に移動する。
これにより、第2リンク部材104を解して回転シャフト51が所定方向(右側の回転シャフト51は正面視時計方向、左側の回転シャフト51は正面視反時計方向)に回転するため、その回転シャフト51の先端側に固定されている開閉羽根37は略上向きの閉鎖位置から斜め外向きの開放位置まで揺動し、第2開口部32が開放される(図15)。
第2開口部32が開放されると、開閉羽根37の上側に落下してきた遊技球がその内側案内面37aに沿って入賞口33内に案内されるが、閉鎖状態にある開閉板35の上側に落下してきた遊技球についても、その開閉板35の上面側に沿って左右に流下して開閉羽根37の上側に落下し、内側案内面37aに沿って入賞口33内に案内される。
第2開口部32内に入った遊技球は、第1開口部31側から入った場合と同様、前部底板47により入賞口33内に案内され、更に中間底板62、後部底板73により案内されて排出孔74に落下し、遊技球検出スイッチ75に検出された後、遊技盤11の後方に回収される。
第1開口部31又は第2開口部32が開放された後、その開放から所定時間(例えば28秒間)が経過するか、所定時間内に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞すること等の所定条件が成立したときに、第1開閉手段制御部112又は第2開閉手段制御部113の制御により第1ソレノイド82又は第2ソレノイド102がONからOFFに切り替えられる。
これにより、開閉板35又は開閉羽根37は、開放時と全く逆の駆動動作により開放位置から閉鎖位置に変化して(図17→図16、図19→図18)、開放状態にあった第1開口部31又は第2開口部32は閉鎖される(図13)。そして、その開放動作が所定回数(例えば15回)繰り返された後、特別利益状態(大当たり状態)が終了する。
以上説明したように、本実施形態のパチンコ機では、大入賞手段17を構成する1つのユニット上に、入賞口33に通じる開口部とそれに対応する開閉手段とを、第1開口部31と第1開閉手段36、第2開口部32と第2開閉手段38の2組設けているため、これら2種類の開閉手段36,38を組み合わせて多彩な開放動作を実現できると共に、2種類の大入賞手段を別個に設ける場合と比べてスペース効率がよく、液晶ディスプレイの大画面化によって実質的な遊技領域が極めて狭くなっている現状のパチンコ機でも容易に配置することが可能である。
また、それら2組の開口部31,32及び開閉手段36,38を、1つの入賞口33に対して設けているため、入賞口33に関する構成、例えば遊技球検出スイッチ75等は複数組設ける必要がなく、更なる小型化、低コスト化が可能である。
また、入賞口33は、上向きに開口する第1開口部31と、左右両側に向けて開口する第2開口部32の2種類の開口部から遊技球を受け入れ可能に構成され、前進位置で第1開口部31を閉鎖し、後退位置で第1開口部31を開放する前後方向移動可能な開閉板35を有する第1開閉手段36と、内側揺動位置で第2開口部32を閉鎖し、外側揺動位置で第2開口部32を開放するように前後方向軸廻りに揺動可能な開閉羽根37を有する第2開閉手段38とを備えているため、大入賞手段全体を更にコンパクトにまとめることができ、しかも種類の異なる開閉板35と開閉羽根37との組み合わせで多彩な開閉動作が実現可能である。
第1開口部31の左右両側で且つ第2開口部32の上側に、それら第1開口部31と第2開口部32とを区画する区画リブ48を設け、この区画リブ48の上面側を、遊技球を左右に誘導する傾斜状に形成しているため、開閉板35と開閉羽根37との間に遊技球が停留する不具合を防止でき、また第1開口部31と第2開口部32とを明確に規定できる。
第1開閉手段36は、開閉板35とその後側に設けられた摺動板85とを一体に備えた開閉スライド部材81を備え、この開閉スライド部材81は、摺動板85を入賞口33の上側に設けられたガイド孔80に前後方向摺動自在に挿通させることにより支持されており、しかもその摺動板85には、その板厚方向の両方に突出する前後方向の突条部86が左右方向に複数本設けられているため、極めてスムーズな開閉動作が可能である。
開閉板35の上面は、左右方向に遊技球を案内する略円弧状に形成されているため、開閉板35の閉鎖時にその上側に落下した遊技球をその左右にスムーズに案内することができると共に、その際に開閉羽根37が開放していれば、開閉板35により左右に案内された遊技球を第2開口部32に入賞させることができ、開閉羽根37による入賞可能範囲を実質的に広くできる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、本実施形態では2つの開閉手段36,38を異なる種類(第1開閉手段36は開閉板35の前後方向スライドによる開閉、第2開閉手段38は開閉羽根37の揺動による開閉)としたが、同じ種類の開閉手段としてもよいし、その他の種類、例えば開閉板の左右方向軸廻りの揺動による開閉を行う開閉手段を採用してもよい。
開口部とそれに対応する開閉手段とを1つのユニット上に3組以上設けてもよい。
実施形態では、1つの入賞口33に対して開口部31,32とそれに対応する開閉手段36,38とを複数組設けた例を示したが、複数の入賞口に対して夫々個別に開口部とそれに対応する開閉手段とを設けてもよい。即ち、入賞口とそれに対応する開口部及び開閉手段とを1つのユニット上に複数組設けてもよい。
開閉板35の上面は略円弧状に限らず、遊技球を左右に振り分けられる形状であればよい。また、遊技球をより安定的に左右に誘導すべく、開閉板35の上面に左右方向への溝を設けてもよい。
前飾り板46と略平行な前面板を、例えば区画リブ48,48の前縁側と前部底板47の前縁側とを接続するように設けることで、不正行為防止効果が期待できる。またその前面板の前側、その他の大入賞手段17の前側に表示手段を一体的に設けてもよい。またこの表示手段により、何れの開閉手段が開状態であるかを報知してもよい。
特定の領域で遊技球の入賞を検出した場合に利益状態を発生させるように構成された弾球遊技機(旧第2種パチンコ機)において、1つのユニットに搭載された複数の開口部のうち、何れか1つの開口部からの入賞とそれ以外の開口部からの入賞とで利益状態の発生率を異ならせるように構成してもよい。
特定の領域で遊技球を検出した場合に利益状態を発生させる第1の利益状態発生手段と、特定の図柄を表示した場合に利益状態を発生させる第2の利益状態発生手段とを有し、1つのユニットに設けられた複数の開閉手段をそれら各利益状態発生手段に対応するように駆動制御するように構成してもよい。
開閉手段選択部114が、第1開閉手段制御部112、第2開閉手段制御部113等の複数の開閉手段制御部の2以上を同時に選択可能としてもよい。即ち、複数の開閉手段を同時に開状態とするように制御することも可能である。
また、実施形態のように1つの開閉手段が2以上の開閉部材(例えば左右一対の開閉羽根37)を備え、それら開閉部材毎に駆動手段を設けている場合には、それらを異なるタイミングで開閉するように制御してもよい。
また、複数の開閉手段の何れを作動させるかを、例えば遊技者が選択可能に構成してもよい。
また、複数の開口部31,32に対応して夫々遊技球検出スイッチを設け、各遊技球検出スイッチ毎の検出個数を別々に記憶する第1の記憶手段と、それら複数の遊技球検出スイッチの検出個数の合算値を記憶する第1の記憶手段とを備え、第1の記憶手段による記憶個数に基づいて通常状態における演出、大当たり中の演出、開閉状態等を異ならせるように構成してもよい。
更に、実施形態では本発明をパチンコ機に適用した例を示したが、アレンジボール機等の他の弾球遊技機においても同様に実施可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施形態を示すパチンコ機の正面図である。 遊技盤の正面図である。 大入賞手段の正面図である。 大入賞手段の平面図である。 大入賞手段の右側面図である。 図3におけるX−X断面図である。 図3におけるY−Y断面図である。 図5におけるA−A断面図である。 図5におけるB−B断面図である。 図5におけるC−C断面図である。 図5におけるD−D断面図である。 図5におけるE−E断面図である。 第1開口部及び第2開口部を共に閉鎖した状態を示す大入賞手段の斜視図である。 第1開口部を開放した状態を示す大入賞手段の斜視図である。 第2開口部を開放した状態を示す大入賞手段の斜視図である。 閉鎖状態にある第1開閉手段の斜視図である。 開放状態にある第1開閉手段の斜視図である。 閉鎖状態にある第2開閉手段の斜視図である。 開放状態にある第2開閉手段の斜視図である。 大入賞手段の制御系の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
17 大入賞手段(開閉式入賞手段)
31 第1開口部
32 第2開口部
33 入賞口
35 開閉板
36 第1開閉手段
38 第2開閉手段
48 区画リブ
80 ガイド孔
81 開閉スライド部材
85 摺動板
86 突条部

Claims (7)

  1. 入賞口(33)とその入賞口(33)に通じる開口部(31)(32)を開閉する開閉手段(36)(38)とを有する開閉式入賞手段(17)を備えた弾球遊技機において、前記開口部(31)(32)とそれに対応する前記開閉手段(36)(38)とを1つのユニット上に複数組設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 1つの入賞口(33)に対して前記開口部(31)(32)とそれに対応する前記開閉手段(36)(38)とを複数組設けたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記入賞口(33)は、上向きに開口する第1開口部(31)と、左右両側に向けて開口する第2開口部(32)の2種類の開口部から遊技球を受け入れ可能に構成され、前進位置で前記第1開口部(31)を閉鎖し、後退位置で前記第1開口部(31)を開放する前後方向移動可能な開閉板(35)を有する第1開閉手段(36)と、内側揺動位置で前記第2開口部(32)を閉鎖し、外側揺動位置で前記第2開口部(32)を開放するように前後方向軸廻りに揺動可能な開閉羽根(37)を有する第2開閉手段(38)とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記第1開口部(31)の左右両側で且つ前記第2開口部(32)の上側に、それら第1開口部(31)と第2開口部(32)とを区画する区画リブ(48)を設け、該区画リブ(48)の上面側を、遊技球を左右に誘導する傾斜状に形成したことを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記第1開閉手段(36)は、前記開閉板(35)とその後側に設けられた摺動板(85)とを一体に備えた開閉スライド部材(81)を備え、該開閉スライド部材(81)は、前記摺動板(85)を前記入賞口(33)の上側に設けられたガイド孔(80)に前後方向摺動自在に挿通させることにより支持されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の弾球遊技機。
  6. 前記摺動板(85)には、その板厚方向の両方に突出する前後方向の突条部(86)が左右方向に複数本設けられていることを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
  7. 前記開閉板(35)の上面は、左右方向に遊技球を案内する略円弧状に形成されていることを特徴とする請求項3〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
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