JP2013230670A - 記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 支持体とインク受容層とを有する記録媒体において、前記インク受容層が、無機粒子、バインダー、ポリジアリルジメチルアミン塩酸塩、スルホニル基を有するカチオン性ポリマー、及び多価金属を含有することを特徴とする記録媒体。
【選択図】 なし
Description
本発明の記録媒体は、支持体の少なくとも一方の面にインク受容層を有する。以下、本発明の記録媒体を構成する各成分について、それぞれ説明する。
本発明において、記録媒体が有するインク受容層は、無機粒子、バインダー、ポリジアリルジメチルアミン塩酸塩、スルホニル基を有するカチオン性ポリマー、及び多価金属を含有する。
本発明において、インク受容層に用いる無機粒子としては、平均一次粒子径が、1nm以上であることが好ましい。また、平均一次粒子径が1μm以下であることが好ましく、30nm以下であることがより好ましい。更には、平均一次粒子径が3nm以上10nm以下であることが好ましい。本発明において、無機粒子の平均一次粒子径は、電子顕微鏡によって観察したときの無機粒子の一次粒子の投影面積と等しい面積を有する円の直径の数平均粒子径である。このとき少なくとも100点以上で測定を行う。
インク受容層に用いるアルミナ水和物は、下記一般式(X)により表されるものを好適に用いることができる。
一般式(X):Al2O3−n(OH)2n・mH2O
(一般式(X)中、nは0、1、2、又は3を表し、mは0以上10以下、好ましくは0以上5以下の数を表す。mH2Oは、多くの場合、結晶格子の形成に関与しない脱離可能な水相を表すものであるため、mは整数でない値をとることができる。また、アルミナ水和物を加熱するとmは0の値をとり得る。ただし、mとnは同時に0にはならない。)
インク受容層に用いるシリカは、通常その製造法により湿式法と乾式法(気相法)に大別される。湿式法としては、ケイ酸塩の酸分解により活性シリカを生成し、これを適度に重合させ凝集沈降させて含水シリカを得る方法が知られている。一方、乾式法(気相法)としては、ハロゲン化珪素の高温気相加水分解による方法(火炎加水分解法)、ケイ砂とコークスとを電気炉中でアークによって加熱還元気化し、これを空気で酸化する方法(アーク法)によって無水シリカを得る方法が知られている。本発明においては、乾式法(気相法)により得られるシリカ(以下、「気相法シリカ」ともいう)を用いることが好ましい。これは、気相法シリカは、比表面積が特に大きいので、インクの吸収性、保持の効率が特に高く、また、屈折率が低いので、受容層に透明性を付与でき、良好な発色性が得られるためである。具体的に、気相法シリカとしては、アエロジル(日本アエロジル製)、レオロシールQSタイプ(トクヤマ製)などが挙げられる。
本発明において、インク受容層にはバインダーを含有する。バインダーとしては、上記無機粒子を結着し、被膜を形成する能力のある材料であって、かつ、本発明の効果を損なわないものであれば、特に制限なく利用することができる。
本発明において、インク受容層は、架橋剤を含有することができる。架橋剤としては、例えば、アルデヒド系化合物、メラミン系化合物、イソシアネート系化合物、ジルコニウム系化合物、アミド系化合物、アルミニウム系化合物、ホウ酸、及びホウ酸塩などが挙げられる。これらの架橋剤は、必要に応じて1種又は2種以上を用いることができる。上記した架橋剤の中でも、インク受容層のクラックの発生を抑制する効果の大きい、ホウ酸及びホウ酸塩を用いることが好ましい。
本発明において、インク受容層にはポリジアリルジメチルアミン塩酸塩を含有する。ポリジアリルジメチルアミン塩酸塩の重量平均分子量は、100,000以下が好ましく、更には2,000以上50,000以下であることがより好ましい。具体的に、ポリジアリルジメチルアミン塩酸塩としては、シャロールDC902P(第一工業製薬製)、PAS−H−1L(ニットーボーメディカル製)などが挙げられる。
本発明において、インク受容層にはスルホニル基を有するカチオン性ポリマーを含有する。スルホニル基を有するカチオン性ポリマーは、ジアリルアミン塩酸塩、メチルジアリルアミン塩酸塩、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドなどのカチオン性モノマーと、二酸化硫黄の共重合により得られる。具体的に、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーとしては、下記一般式(1)で表される化合物及び下記一般式(2)で表される化合物が挙げられる。
本発明の記録媒体はインク受容層中に多価金属を含有する。本発明において、インク受容層が含有する「多価金属」は、多価金属イオンの形態や多価金属塩の形態を含む。多価金属としては、二価以上の金属が挙げられる。二価の金属としては、ベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、ジルコニウム及びラジウムなどのアルカリ土類金属、三価以上の金属としてはアルミニウム、イットリウム、ジルコニウム、鉄やその他の遷移金属が挙げられる。本発明において、前記多価金属は水酸化物、塩化物、硝酸塩などの水溶性の塩の形態でインク受容層用の塗工液に添加することが好ましい。尚、本発明において、水溶性とは、常温常圧下で水に1質量%以上溶解することを意味する。
本発明において、インク受容層がスルホニル基を有するカチオン性ポリマーとは異なる含硫黄化合物を含有することが、画像の耐光性の観点から好ましい。含硫黄化合物としては、β‐チオジグリコール、3,6‐ジチアオクタンジオール、2,2’‐チオジグリコール酸、3,3’‐チオジプロピオン酸、2,2’‐チオビス(エチルアミン)、3−メチルチオプロピルアミンなどが挙げられる。また、含硫黄化合物が高分子化合物であってもよい。
本発明において、インク受容層は、これまで述べてきた材料以外のその他の材料を含有してもよい。その他の材料としては、pH調整剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、界面活性剤、離型剤、浸透剤、着色顔料、着色染料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防黴剤、耐水化剤、染料定着剤、硬化剤、耐候材料などが挙げられる。
本発明の記録媒体に用いる支持体は、特に限定されず、上質紙、中質紙、コート紙、アート紙、キャストコート紙などの紙類、合成紙、白色プラスチックフィルム、透明プラスチックフィルム、又は半透明プラスチックフィルム、樹脂被覆紙などを用いることができる。
本発明において、記録媒体を製造する方法は、特に限定されないが、インク受容層用の塗工液を支持体に塗工する工程を有する記録媒体の製造方法が好ましい。以下、記録媒体の製造方法について説明する。
本発明の記録媒体において、支持体の作製方法としては、一般的に用いられている紙の作製方法を適用することができる。抄紙装置としては、例えば長網抄紙機、丸網抄紙機、円胴、ツインワイヤーなどが挙げられる。
本発明の記録媒体において、支持体上にインク受容層を形成する方法としては、無機粒子、バインダー、ポリジアリルジメチルアミン塩酸塩、スルホニル基を有するカチオン性ポリマー、及び多価金属と、必要に応じてその他の材料を混合し、塗工液を作製し、塗工液を支持体上に塗工し、乾燥する方法が好ましい。塗工方法としては、上記[支持体の製造方法]で例示した何れの方法も用いることができる。塗工液の塗工量は、乾燥固形分換算で、5g/m2以上45g/m2以下が好ましい。5g/m2以上とすることで、インク吸収性を良好なものとすることができる。また、45g/m2以下とすることで、コックリングの発生を抑制できる。また、インク受容層形成後に、記録媒体の表面を平滑にするために、カレンダー処理、熱カレンダー処理、スーパーカレンダー処理などを行ってもよい。
<支持体の作製>
下記条件にて支持体を作製した。まず、下記組成の紙料を固形分濃度が3質量%となるように水で調製した。
・パルプ 100部
(濾水度450mlCSF(Canadian Standarad Freeness)の、広葉樹晒しクラフトパルプ(LBKP)80部、及び濾水度480mlCSFの、針葉樹晒しクラフトパルプ(NBKP)20部)
・カチオン化澱粉 0.60部
・重質炭酸カルシウム 10部
・軽質炭酸カルシウム 15部
・アルキルケテンダイマー 0.10部
・カチオン性ポリアクリルアミド 0.03部
イオン交換水79.23部に対して、ポリジアリルジメチルアミン塩酸塩であるシャロールDC902P(第一工業製薬製、固形分の含有量が50質量%)を1.54部(気相法シリカ100質量部に対して、固形分換算で4質量部)を添加した。このカチオンポリマー水溶液をT.K.ホモミキサーMARKII2.5型(特殊機化工業製)で3,000rpmの回転条件で攪拌しながら気相法シリカAEROSIL300(EVONIK製)19.23部を少量ずつ添加した。更にナノマイザー(吉田機械興業製)で2回処理を行い、固形分の含有量が20質量%の気相法シリカゾルAを調製した。
ポリビニルアルコールPVA235(クラレ製、粘度平均重合度:3,500、けん化度:88mol%)をイオン交換水に溶解して、固形分の含有量が8.0質量%のバインダー溶液を得た。
気相法シリカゾルAに含まれる気相法シリカ固形分100部に対して、それぞれ固形分換算で、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−二酸化硫黄共重合体PAS−A−5(ニットーボーメディカル製、固形分の含有量が40質量%)1.0部、多価金属の水溶性塩である酢酸ジルコウムZA−30(第一稀元素化学工業製、固形分の含有量が30質量%)2.0部、バインダー水溶液20.0部となるように混合し、混合溶液を得た。次いで、得られた混合溶液中のポリビニルアルコール固形分100部に対して、固形分換算で20.0部となるように架橋剤であるオルトホウ酸水溶液(固形分の含有量が5質量%)を混合した。更に、界面活性剤サーフィノール465(日信化学工業製)を塗工液の全質量に対して0.1質量%となるように添加し、インク受容層用塗工液を得た。
上記で得た支持体上に、インク受容層用塗工液を40℃に加温して、乾燥時の膜厚が40μmとなるように、スライドダイを用いて塗工し、50℃で乾燥して、実施例1の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−二酸化硫黄共重合体PAS−A−5の含有量をそれぞれ0.3部、0.5部、2.0部、4.0部とした以外は、同様にして実施例2〜5の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、多価金属の水溶性塩である酢酸ジルコウムZA−30の含有量をそれぞれ0.5部、1.0部、4.0部、6.0部とした以外は、同様にして実施例6〜9の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、多価金属の水溶性塩である酢酸ジルコウムZA−30 2.0部の代わりに、塩基性ポリ塩化アルミニウムHAP−25(理研グリーン製、固形分の含有量が44質量%) 2.0部を用いた以外は、同様にして実施例10の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、多価金属の水溶性塩である酢酸ジルコウムZA−30 2.0部の代わりに、酢酸ジルコニウムZA−30 1.0部及び塩基性ポリ塩化アルミニウムHAP−25 1.0部を用いた以外は、同様にして実施例11の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−二酸化硫黄共重合体PAS−A−5 1.0部の代わりに、ジアリルメチルエチルアンモニウムエチルサルフェイト−二酸化硫黄共重合体PAS−2401(ニットーボーメディカル製、固形分の含有量が25質量%) 1.0部を用いた以外は、同様にして実施例12の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−二酸化硫黄共重合体PAS−A−5 1.0部の代わりに、メチルジアリルアミン塩酸塩−二酸化硫黄共重合体PAS−2201CL(ニットーボーメディカル製、固形分の含有量が25質量%) 1.0部を用いた以外は、同様にして実施例13の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−二酸化硫黄共重合体PAS−A−5 1.0部の代わりに、ジアリルアミン塩酸塩−二酸化硫黄共重合体PAS−92(ニットーボーメディカル製、固形分の含有量が20質量%) 1.0部を用いた以外は、同様にして実施例14の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、更に、含硫黄化合物である3,6−ジチアオクタンジオールを、気相法シリカゾルAに含まれる気相法シリカ固形分100部に対する固形分換算で2.0部添加した以外は、同様にして実施例15の記録媒体を作製した。
<含硫黄高分子化合物分散液の調製>
攪拌装置、温度計、及び還流冷却管を備えた反応容器に、反応溶媒としてアセトン109.00gを添加し、撹拌下で3,6−ジチア−1,8−オクタンジオール40.00g及びメチルジエタノールアミン6.79gを添加し溶解させた後、40℃まで昇温してイソホロンジイソシアネートを62.07g加えた。その後、50℃まで昇温してスズ系触媒を0.20g加え、更に55℃まで昇温して撹拌しながら4時間反応を行って含硫黄高分子化合物を合成した。反応終了後、反応溶液を室温まで冷却し、85%ギ酸3.09gを加えて含硫黄高分子化合物をカチオン化した。更に、イオン交換水446gを加えた後、減圧濃縮してアセトンを除去し、イオン交換水で濃度を調整して固形分の含有量が20質量%の含硫黄高分子化合物分散液を調製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、更に、上記で調製した含硫黄高分子化合物分散液を、気相法シリカゾルAに含まれる気相法シリカ固形分100部に対する固形分換算で2.0部添加した以外は、同様にして実施例16の記録媒体を作製した。
<アルミナ水和物ゾルの調製>
イオン交換水80部に対して、アルミナ水和物解膠酸として、メタンスルホン酸0.33部を添加した。このメタンスルホン酸水溶液をT.K.ホモミキサーMARKII2.5型(特殊機化工業製)で3,000rpmの回転条件で攪拌しながらアルミナ水和物DISPERAL HP14(サソール製)19.67部を少量ずつ添加した。添加終了後もそのまま30分間攪拌し、固形分の含有量が20質量%のアルミナ水和物ゾルを調製した。
アルミナ水和物ゾルに含まれるアルミナ水和物固形分100部に対して、それぞれ固形分換算で、ポリジアリルジメチルアミン塩酸塩であるシャロールDC902P 3.0部、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−二酸化硫黄共重合体PAS−A−5 1.0部、多価金属の水溶性塩である酢酸ジルコウムZA−30 2.0部、バインダー水溶液10.0部となるように混合し、混合溶液を得た。次いで、得られた混合溶液中のポリビニルアルコール固形分100部に対して、固形分換算で10.0部となるように架橋剤であるオルトホウ酸水溶液(固形分の含有量が5質量%)を混合した。更に、界面活性剤サーフィノール465(日信化学工業製)を塗工液の全質量に対して0.1質量%となるように添加し、インク受容層用塗工液を得た。
上記で得た支持体上に、インク受容層用塗工液を40℃に加温して、乾燥時の膜厚が40μmとなるように、スライドダイを用いて塗工し、50℃で乾燥して、実施例17の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−二酸化硫黄共重合体PAS−A−5及び多価金属の水溶性塩である酢酸ジルコウムZA−30を添加しなかった以外は、同様にして比較例1の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、多価金属の水溶性塩である酢酸ジルコウムZA−30を添加しなかった以外は、同様にして比較例2の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−二酸化硫黄共重合体PAS−A−5を添加しなかった以外は、同様にして比較例3の記録媒体を作製した。
<気相法シリカゾルBの調製>
イオン交換水78.85部に対して、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−二酸化硫黄共重合体PAS−A−5を1.92部(気相法シリカ100質量部に対して、固形分換算で4質量部)を添加した。このカチオンポリマー水溶液をT.K.ホモミキサーMARKII2.5型(特殊機化工業製)で3,000rpmの回転条件で攪拌しながら気相法シリカAEROSIL300(EVONIK製)19.23部を少量ずつ添加した。更にナノマイザー(吉田機械興業製)で2回処理を行い、固形分の含有量が20質量%の気相法シリカゾルBを調製した。
気相法シリカゾルBに含まれる気相法シリカ固形分100部に対して、それぞれ固形分換算で、多価金属の水溶性塩である酢酸ジルコウムZA−30(第一稀元素化学工業製、固形分の含有量が30質量%)2.0部、バインダー水溶液20.0部となるように混合し、混合溶液を得た。次いで、得られた混合溶液中のポリビニルアルコール固形分100部に対して、固形分換算で20.0部となるように架橋剤であるオルトホウ酸水溶液(固形分の含有量が5質量%)を混合した。更に、界面活性剤サーフィノール465(日信化学工業製)を塗工液の全質量に対して0.1質量%となるように添加し、インク受容層用塗工液を得た。
上記で得た支持体上に、インク受容層用塗工液を40℃に加温して、乾燥時の膜厚が40μmとなるように、スライドダイを用いて塗工し、50℃で乾燥して、比較例4の記録媒体を作製した。
実施例15の<インク受容層用塗工液の調製>において、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−二酸化硫黄共重合体PAS−A−5を添加しなかった以外は、同様にして比較例5の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−二酸化硫黄共重合体PAS−A−5 1.0部の代わりに、スルホニル基を有さないカチオン性ポリマーであるメチルジアリルアミン重合体PAS−M−1L(ニットーボーメディカル製、固形分の含有量が25質量%) 1.0部を用いた以外は、同様にして比較例6の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−二酸化硫黄共重合体PAS−A−5 1.0部の代わりに、スルホニル基を有さないカチオン性ポリマーであるアリルアミン塩酸塩重合体PAA−HCL−05(ニットーボーメディカル製、固形分の含有量が40質量%) 1.0部を用いた以外は、同様にして比較例7の記録媒体を作製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、スルホニル基を有するカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−二酸化硫黄共重合体PAS−A−5 1.0部の代わりに、スルホニル基を有さないカチオン性ポリマーであるジアリルジメチルアンモニウムクロリド−アクリルアミド共重合体PAS−J−81L(ニットーボーメディカル製、固形分の含有量が25質量%) 1.0部を用いた以外は、同様にして比較例8の記録媒体を作製した。
<気相法シリカゾルCの調製>
イオン交換水76.92部に対して、分散剤としてカチオンポリマーであるポリジメチルアミノメタクリレートの四級化物 ユニセンスFPV1000L(センカ製、固形分の含有量が20質量%)を3.85部(気相法シリカ100質量部に対して、固形分換算で4質量部)を添加した。このカチオンポリマー水溶液をT.K.ホモミキサーMARKII2.5型(特殊機化工業製)で3,000rpmの回転条件で攪拌しながら気相法シリカAEROSIL300(EVONIK製)19.23部を少量ずつ添加した。更にナノマイザー(吉田機械興業製)で2回処理を行い、固形分の含有量が20質量%の気相法シリカゾルCを調製した。
実施例1の<インク受容層用塗工液の調製>において、気相法シリカゾルAの代わりに、気相法シリカゾルCを用いた以外は、同様にして比較例9の記録媒体を作製した。
本発明においては下記の各評価項目の評価基準において、A〜Cを好ましいレベルとし、D及びEを許容できないレベルとした。尚、下記の各評価は、インクカートリッジBCI−321(キヤノン製)を装着したインクジェット記録装置PIXUS MP990(キヤノン製)を用いて行った。記録条件は、温度:23℃、相対湿度:50%とした。また、上記インクジェット記録装置では、解像度600dpi×600dpiで1/600インチ×1/600インチの単位領域に約11ngのインクを1滴付与する条件で記録された画像を、記録デューティが100%であると定義するものである。
上記で得られた各記録媒体に対して、上記インクジェット記録装置を用いて、「光沢プロ プラチナグレード」モードにて、ブラックパッチ(2.5cm×2.5cm)を、光学濃度が1.0±0.1になるように記録した。得られた画像を、オゾン曝露試験機OMS−H(スガ試験機製)に入れて、温度:23℃、相対湿度:50%の条件で濃度5ppmのオゾンに72時間曝露した。そして、分光光度計Spectrolino(Gretag Macbeth製)を用いて、曝露試験前後のブラックパッチの光学濃度を測定し、以下の式により、シアン、マゼンタ、イエローの各成分の濃度残存率を算出した。
濃度残存率(%)=(試験後の画像濃度/試験前の画像濃度)×100
A:シアン成分の濃度残存率が82%以上であった
B:シアン成分の濃度残存率が79%以上82%未満であった
C:シアン成分の濃度残存率が76%以上79%未満であった
D:シアン成分の濃度残存率が73%以上76%未満であった
E:シアン成分の濃度残存率が73%未満であった。
上記で得られた各記録媒体に対して、上記インクジェット記録装置を用いて、「光沢プロ プラチナグレード 色補正なし」モードにて、2.5cm×2.5cmのブラックのベタ画像(記録デューティが100%の画像)を記録した。得られた画像の光学濃度を光学反射濃度計530分光濃度計(X−Rite製)を用いて測定した。得られた光学濃度の値から画像の発色性を評価した。尚、光学濃度の値が大きい程、画像の発色性が高い。評価基準は以下の通りである。評価結果を表2に示す。
A:光学濃度が2.35以上であった
B:光学濃度が2.25以上2.35未満であった
C:光学濃度が2.15以上2.25未満であった
D:光学濃度が2.05以上2.15未満であった
E:光学濃度が2.05未満であった。
上記で得られた各記録媒体に対して、上記インクジェット記録装置を用いて、「光沢プロ プラチナグレード」モードにて、ブラックパッチ(2.5cm×2.5cm)を、光学濃度が1.0±0.1になるように記録した。得られた画像を、キセノン光試験装置 低温サイクルキセノンウェザーメーターXL−75(スガ試験機製)に入れて、槽内の温度:23℃、槽内の相対湿度:50%、ブラックパネルの温度:23℃の条件で、積算照度35,000klx・hourで曝露した。そして、分光光度計Spectrolino(Gretag Macbeth製)を用いて、曝露試験前後のブラックパッチの光学濃度を測定し、以下の式により、シアン、マゼンタ、イエローの各成分の濃度残存率を算出した。
濃度残存率(%)=(試験後の画像濃度/試験前の画像濃度)×100
A:イエロー成分の濃度残存率が85%以上であった
B:イエロー成分の濃度残存率が82%以上85%未満であった
C:イエロー成分の濃度残存率が79%以上82%未満であった
D:イエロー成分の濃度残存率が76%以上79%未満であった
E:イエロー成分の濃度残存率が76%未満であった。
上記で得られた各記録媒体に対して、上記インクジェット記録装置を用いて、「光沢プロ プラチナグレード 色補正なし」モードにて、20ポイントの文字“A”を白抜き(インクを付与しない)にした、シアンとイエローの2次色(ブルー)のベタ画像を記録した。このとき、シアンの記録デューティを150%、マゼンタの記録デューティを150%とした。得られた画像を、温度:30℃、相対湿度:90%の高湿条件で1週間保存し、画像の白抜き部分を目視で観察することで、画像の耐湿性を評価した。評価基準は以下の通りである。評価結果を表2に示す。
A:白抜き文字部への色の滲み出しは観察されなかった
B:白抜き文字部への色の滲み出しが僅かに見られたが、気にならないレベルであったC:白抜き文字部への色の滲み出しが見られたが、白抜き部分の線幅は保存試験前の半分以上であった
D:白抜き文字部への色の滲み出しが見られ、白抜き部分の線幅が保存試験前の半分未満になっていた
E:白抜き文字部への色の滲み出しが顕著に見られ、元の文字が認識できないレベルであった。
上記で得られた各記録媒体を、温度:90℃、相対湿度:50%の高温条件で72時間保存し、保存試験前後の記録媒体の白紙部分について、分光光度計Spectrolino(Gretag Macbeth製)を用いて、L*値、a*値、及びb*値を測定し、以下の式により△Eを算出した。
△E={(試験前の記録物のL*値−試験後の記録物のL*値)2+(試験前の記録物のa*値−試験後の記録物のa*値)2+(試験前の記録物のb*値−試験後の記録物のb*値)2}1/2
A:△Eが2.8未満であった
B:△Eが2.8以上3.3未満であった
C:△Eが3.3以上3.6未満であった
D:△Eが3.6以上3.9未満であった
E:△Eが3.9以上であった。
Claims (7)
- 支持体とインク受容層とを有する記録媒体において、
前記インク受容層が、無機粒子、バインダー、ポリジアリルジメチルアミン塩酸塩、スルホニル基を有するカチオン性ポリマー、及び多価金属を含有することを特徴とする記録媒体。 - 前記無機粒子が、気相法シリカである請求項1に記載の記録媒体。
- 前記スルホニル基を有するカチオン性ポリマーが、下記一般式(1)で表される化合物を含む請求項1又は2に記載の記録媒体。
(一般式(1)において、R1及びR2は水素原子又はアルキル基を表す。尚、R1とR2が同時に水素原子となる場合を除く。X−は、ハロゲンイオン、硫酸イオン、スルホン酸イオン、アルキルスルホン酸イオン、酢酸イオン、アルキルカルボン酸イオン、又はリン酸イオンを表す。nは整数である。) - 前記多価金属が、ジルコニウム及びアルミニウムから選ばれる少なくとも1種を含む請求項1乃至3の何れか1項に記載の記録媒体。
- 前記インク受容層に占める、前記ポリジアリルジメチルアミン塩酸塩の含有量が、前記無機粒子100質量部に対し、1質量部以上10質量部以下である請求項1乃至4の何れか1項に記載の記録媒体。
- 前記インク受容層に占める、前記スルホニル基を有するカチオン性ポリマーの含有量が、前記無機粒子100質量部に対し、0.1質量部以上5質量部以下である請求項1乃至5の何れか1項に記載の記録媒体。
- 前記インク受容層に占める、前記多価金属の含有量が、前記無機粒子100質量部に対し、0.1質量部以上10質量部以下である請求項1乃至6の何れか1項に記載の記録媒体。
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