JP2005169664A - インクジェット記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 耐水性に優れ、ブロンズの目立たない高画質画像を出力し得るインクジェット記録媒体を提供すること。
【解決手段】 基材の少なくとも片面に顔料を含有するインク受容層を1層以上有するインクジェット記録媒体において、該インク受容層中にナフトエ酸を含有させる。ナフトエ酸としては2−ナフトエ酸、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−エトキシ−2−ナフトエ酸、6−プロポキシ−2−ナフトエ酸、1,4−ジヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸、1−ナフトエ酸、4−アミノスルホニル−1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−エトキシナフトエ酸、4−フルオロスルホニル−1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−アミノ−2−ナフトエ酸及び6−アミノ−2−ナフトエ酸からなる群から選ばれる1種以上が好ましく用いられる。
【選択図】 なし
【解決手段】 基材の少なくとも片面に顔料を含有するインク受容層を1層以上有するインクジェット記録媒体において、該インク受容層中にナフトエ酸を含有させる。ナフトエ酸としては2−ナフトエ酸、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−エトキシ−2−ナフトエ酸、6−プロポキシ−2−ナフトエ酸、1,4−ジヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸、1−ナフトエ酸、4−アミノスルホニル−1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−エトキシナフトエ酸、4−フルオロスルホニル−1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−アミノ−2−ナフトエ酸及び6−アミノ−2−ナフトエ酸からなる群から選ばれる1種以上が好ましく用いられる。
【選択図】 なし
Description
本発明はインクジェット記録媒体に関し、詳しくは、耐水性に優れ、ブロンズの目立たない高画質な画像を出力し得るインクジェット記録媒体に関する。
インクジェット記録方式は、記録ヘッドからインクの液滴を吐出させ、紙等の記録媒体にインクを付着させて画像を記録する記録方式である。インクジェット記録媒体としては、PPC用紙に代表される普通紙を用いることも可能であるが、高精細な印刷が求められる写真や高精細イラストレーション等のフルカラー用途等においては、より高度なインク吸収性を備えた記録媒体を用いる必要がある。このような記録媒体としては、塗工タイプなどと称される、基材上にシリカ等の顔料を主体とするインク受容層を塗設した構成のインクジェット記録媒体がある(例えば、特許文献1参照)。このインクジェット記録媒体は、インク受容層中の隣接顔料間の空隙や顔料粒子自体が持つ細孔により、高度なインク吸収性を発現し、インクの乾燥速度が速い、画像濃度が高い、にじみが少ないといった理想的なインクジェット特性を有している。
ところで、インクジェット記録用インクとして一般に普及している水性染料インクは、色再現性に優れ、高画質の画像を提供し得る反面、記録画像の耐水性に劣るという欠点がある。これまで、記録画像の耐水性を改良するために様々な方法が提案されているが、染料定着剤としてカチオン性の水溶性高分子を記録媒体中に含有させ、インクを水に不溶化させる方法が主流である。カチオン性水溶性高分子としては、ジシアンジアミド重縮合物、ポリアミン、ポリエチレンイミン、ポリビニルアミン共重合物、アルキルアミン−エピクロルヒドリン重縮合物等が使用されている(例えば、特許文献2及び3参照)。
また、特にシアンインク、とりわけ、色材として金属フタロシアニン系染料を使用したシアンインクは、ベタ印刷部のような高濃度領域において、その反射光の色味が本来の白色から赤茶色に変色するいわゆるブロンズ現象を起こしやすいという欠点がある。ブロンズ現象は、画像全体の色バランスを乱し、光沢感にバラツキを生じさせるなど、記録物の品質に多大な悪影響を及ぼすため、ブロンズ現象の防止はインクジェット記録技術の重要課題となっている。
記録画像の耐水性及び耐ブロンズ性の両特性の向上を図った記録媒体としては、例えば、炭素数1〜4のモノアルキルアミン又は炭素数8までのジアルキルアミンから選ばれるアルキルアミンとシクロヘキサン環を有する1級又は2級脂環式アミン、及びエピハロヒドリンの反応によって得られる繰り返し単位を有する水溶性重縮合物を、記録用紙を構成する支持体の内部又は表面の少なくとも一方に含有させたインクジェット記録用紙がある(特許文献4参照)。
特開昭64−11877号公報
特開昭60−11389号公報
特開平6−92012号公報
特開2000−53765号公報
特許文献4に開示されているインクジェット記録用紙は、インク受容層が塗設されていないいわゆる普通紙タイプのインクジェット記録媒体であり、高度なインク吸収性が求められるフルカラー用途にこれを用いても、満足できる画質を得ることはできない。特に、最近は、デジタルカメラ等のデジタル機器の普及により、高い光沢感を伴った画像濃度の高い銀塩写真調のインクジェット画像が望まれるようになっているが、特許文献4に開示されているような普通紙タイプのインクジェット記録媒体では、このような要望に応えることはできない。銀塩写真に匹敵するような高画質で且つ耐水性及び耐ブロンズ性に優れた記録画像の出力が可能なインクジェット記録媒体は、未だ提供されていない。
従って、本発明の目的は、耐水性に優れ、ブロンズの目立たない高画質な画像を出力し得るインクジェット記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のインクジェット記録媒体は、基材の少なくとも片面に、顔料を含有するインク受容層を1層以上有するインクジェット記録媒体において、上記インク受容層中にナフトエ酸を含有することを特徴とする。
本発明のインクジェット記録媒体は、インク受容層中にナフトエ酸を含有させただけの比較的簡単な構成でありながら、記録画像の耐水性及び耐ブロンズ性の両特性に優れており、水濡れによるインクの滲みやブロンズ現象が発生し難く、記録物の長期保存が可能である。また、このインクジェット記録媒体のインク受容層は、顔料を含有する多孔タイプのインク受容層でインク吸収性に優れているので、高い光沢感を伴った画像濃度の高い写真画質の出力が可能であり、高精細印刷にも十分に対応できる。
以下、本発明のインクジェット記録媒体について詳細に説明する。本発明のインクジェット記録媒体は、基材の少なくとも片面にインク受容層を1層以上有する構成のいわゆる塗工タイプのインクジェット記録媒体である。
基材としては、インク受容層が塗設可能なものであればよく、特に限定されない。例えば、上質紙、再生紙、サイズ処理紙等の紙;アート紙、コート紙、キャストコート紙、樹脂被覆紙、樹脂含浸紙;ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート等のフィルムやシート状プラスチック基材;不織布、布、織物、金属フィルム、金属板;これらを貼り合わせた複合基材等を用いることができる。表面に凹凸やシボを入れたファンシー紙、色模様紙、エンボス加工紙、あるいはコットン紙のような非木材繊維紙などのいわゆる意匠紙も好ましく用いられる。なかでも、原紙の両面をポリエチレンなどのポリオレフィン樹脂で被覆してなる樹脂被覆紙は、光沢、質感、耐水性、印字後の波打ちなどに優れており、本発明に係る基材として好ましい。
上記基材上に塗設されるインク受容層は、顔料を含有するいわゆる多孔(空隙)タイプのインク受容層であり、顔料に加えて、さらにナフトエ酸を必須成分として含有する。
上記ナフトエ酸としては、例えば、2−ナフトエ酸、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−エトキシ−2−ナフトエ酸、6−プロポキシ−2−ナフトエ酸、1,4−ジヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸、1−ナフトエ酸、4−アミノスルホニル−1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−エトキシナフトエ酸、4−フルオロスルホニル−1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−アミノ−2−ナフトエ酸、6−アミノ−2−ナフトエ酸等が挙げられる。インク受容層中には、これらのうちの1種を単独で含有させてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、2−ナフトエ酸、3−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−エトキシ−2−ナフトエ酸、6−プロポキシ−2−ナフトエ酸、2−エトキシナフトエ酸、3−アミノ−2−ナフトエ酸、6−アミノ−2−ナフトエ酸が特に好ましい。ヒドロキシナフトエ酸は耐ガス性に若干難があり、ヒドロキシナフトエ酸を含有するインク受容層上にシアン系染料を使って印刷を行った場合、その印刷部分が経時変色する現象が発生することがあるので、インクジェット記録媒体の用途等によっては、ヒドロキシナフトエ酸の使用は避けた方が好ましい場合がある。
ナフトエ酸の含有量は、インク受容層の全固形分に対して0.5〜3.5重量%の範囲にあることが好ましい。ナフトエ酸の含有量が0.5重量%未満では、耐水性及び耐ブロンズ性の向上効果に乏しく、3.5重量%超では塗工層のヘイズ(透明性)が低下し、記録画像の十分な発色を確保できないおそれがある。
また、上記インク受容層に使用可能な顔料としては、例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロイダルシリカ、アルミナ、アルミナ水和物、水酸化アルミニウム、リトポン、ゼオライト、加水ハロサイト、水酸化マグネシウム等の白色無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有機顔料等が挙げられる。インク受容層中には、これらのうちの1種を単独で含有させてもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、多孔性無機顔料が好ましく、特に、合成非晶質シリカ、アルミナ化合物(アルミナ水和物、酸化アルミニウム超微粒子)が好ましい。
上記合成非晶質シリカの中でも、特に、気相法により合成された非晶質シリカ(気相法シリカ)は本発明で好ましく用いられる。気相法シリカの一次粒子径は5〜30nmの範囲にあることが好ましい。本発明で好ましく用いられる気相法シリカとしては、例えば、テグサ社製のアエロジル(商品名)が挙げられる。
上記アルミナ水和物は一般式Al2O3・nH2Oで表すことができ、本発明に好ましく用いられるアルミナ水和物は、少なくともnが1を越え3未満の擬ベーマイト構造のアルミナ水和物である。また、アルミナ水和物の形状は、平板状、繊維状、針状、球状、棒状等のいずれでもよいが、インク吸収性の観点から、好ましい形状は平板状である。平板状のアルミナ水和物は、平均アスペクト比3〜8であり、好ましくは平均アスペクト比が3〜6である。アスペクト比は、粒子の「厚さ」に対する「直径」の比で表される。ここで粒子の直径とは、アルミナ水和物を電子顕微鏡で観察したときの粒子の投影面積に等しい円の直径を表す。アスペクト比が上記の範囲より小さい場合は、インク受容層の細孔径分布が狭くなり、インク吸収性が低下する。一方アスペクト比が上記の範囲を超える場合は、粒子を揃えてアルミナ水和物を製造することが困難となる。
本発明で好ましく用いられるアルミナ水和物としては、例えば、カタロイドAS−1、カタロイドAS−2、カタロイドAS−3(以上、触媒化学工業製)アルミナゾル100、アルミナゾル200、アルミナゾル520(以上、日産化学工業製)、M−200(以上、水澤化学工業製)、アルミゾル10、アルミゾル20、アルミゾル132、アルミゾル132S、アルミゾルSH5、アルミゾルCSA55、アルミゾルSV102、アルミゾルSB52(以上、川研ファインケミカル製)等が挙げられる。
上記酸化アルミニウム超微粒子としては、γ型結晶であるγ型酸化アルミニウム微粒子が好ましく用いられる。γ型結晶は結晶学的に分類すると、さらにγグループとδグループに分けることができる。δグループの結晶形態を有する微粒子の方がより好ましい。本発明で好ましく用いられるγ型酸化アルミニウム微粒子としては、例えば、δグループに属する酸化アルミニウムC(日本アエロジル(株)製)、γグループに属するAKP−G015(住友化学(株)製)等が挙げられる。
顔料の含有量は、インク受容層の全固形分に対して20〜90重量%の範囲にあることが好ましい。顔料の含有量が20重量%未満では、インク吸収性が不十分でフルカラー用途には画質的に十分に対応できないおそれがある。逆に、90重量%超では、インク受容層の塗膜強度が不足して、粉落ちなどの不都合が発生するおそれがある。
本発明に係るインク受容層には、上記顔料の接着剤(バインダー)として、インクと親和性を有する水溶性あるいは非水溶性の高分子化合物を含有させることができる。水溶性高分子化合物としては、例えば、メチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、及びヒドロキシエチルセルロース等のセルロース系接着剤、澱粉及びその変性物、ゼラチン及びその変性物、カゼイン、プルラン、アラビアゴム、及びアルブミン等の天然高分子樹脂またはこれらの誘導体、ポリビニルアルコール及びその変性物、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−アクリル共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のラテックスやエマルジョン類、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン等のビニルポリマー、ポリエチレンイミン、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、及び無水マレイン酸またはその共重合体等を挙げられる。好ましくは、ポリビニルアルコールである。
上記非水溶性高分子化合物としては、エタノール、2−プロパノール等のアルコール類やこれらのアルコール類と水との混合溶媒に溶解する非水溶性接着剤が、酸化アルミニウムの分散が安定化されるので特に好ましい。このような非水溶性接着剤としては、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマール等のアセタール樹脂を挙げることができ、特にアセタール化度が5モル%以上20モル%以下の範囲のアセタール樹脂は、水を多少含有させることができ、顔料の分散を容易にすることができるため、特に好ましい。
これらの高分子化合物(バインダー)は、単独乃至複数を併用してもよく、その含有量は、顔料に対して2〜50重量%程度が好ましい。高分子化合物の含有量が対顔料で2重量%未満ではインク受容層の塗膜強度不足を招くおそれがあり、逆に50重量%超ではインク吸収性が低下するおそれがある。
本発明に係るインク受容層には、上述したナフトエ酸、顔料及び高分子化合物の他に、必要に応じ、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、染料定着剤、粘度安定剤、レベリング剤、pH調整剤等を適宜含有させることができる。
上記インク受容層は、上記各種成分を含有させた塗工液を上記基材上に塗工して形成してもよく、また、ナフトエ酸以外の上記各種成分を含有させた塗工液を上記基材上に塗工して塗工層を一旦形成した後、この塗工層に、ナフトエ酸をアルコールなどの適当な溶媒に溶かしたナフトエ酸溶液を塗工することにより形成してもよい。
上記塗工液あるいはナフトエ酸溶液の塗工は、各種ブレードコーター、ロールコーター、エアーナイフコーター、バーコーター、ロッドブレードコーター、カーテンコーター、ショートドウェルコーター、サイズプレス等の各種装置を用いて、オンマシンあるいはオフマシンで常法通り行うことができる。
上記インク受容層の塗工量は、固形分換算で10〜40g/m2とすることが好ましく、20〜30g/m2とすることがさらに好ましい。インク受容層の塗工量が10g/m2未満では、インク吸収性が不十分でフリード等の不都合が生じるおそれがある。一方、塗工量を40g/m2超としても大きな効果は望めず、却って、カールや粉落ちなどの不都合が生じるおそれがある。
上記インク受容層の面質は特に限定されず、例えば、光沢感が微妙に調整された艶消し調(マット調)、半光沢調(ラスター調)、光沢感に優れる高光沢調など、インクジェット記録媒体の用途等に応じて適宜調整することができる。例えば、デジタルカメラにより撮影した画像を出力する場合のように、フォトライクなインクジェット画像が望まれる場合は、いわゆる光沢紙のような面質感を有したインクジェット記録媒体が好ましく、そのためには、インク受容層の表面のJIS−P8142で規定する75度光沢度が40%以上となるようにすることが好ましい。光沢感を高めるには、塗設されたインク受容層をカレンダー処理により平滑化する方法を利用することができる。その際のカレンダー処理装置としては、グロスカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカレンダーなどを用いることができ、特に、熱を加えながら平滑化処理する熱カレンダー処理は好ましく用いられる。また、塗設されたインク受容層の表面を金属若しくはフィルム等の鏡面に写し取るいわゆるキャスト法によっても、インク受容層の光沢を高めることができる。
以下に、本発明の実施例及び本発明の効果を示す試験例を挙げて、本発明をより具体的に説明するが、本発明は、斯かる実施例により何等制限されるものではない。
〔実施例1〕
下記気相法シリカと下記シャロールDC902Pを含む水溶液を高圧ホモジナイザーで分散し、下記ポリビニルアルコール等を加えて下記組成となるようなインク受容層用塗工液を調製した。
<インク受容層用塗工液の組成>
・気相法シリカ(平均一次粒子径7nm) 100部
・メチルジアリルアンモニウムクロライド重縮合物 3部
(商品名:シャロールDC902P、第一工業製薬(株)製)
・ポリビニルアルコール 25部
(商品名:PVA235、(株)クラレ製)
・ほう酸 4部
・塩基性ポリ水酸化アルミニウム 3部
(商品名:ピュラケムWT、理研グリーン株製)
・両性界面活性剤 0.3部
(商品名:SWAM AM−2150、日本サーファクタント製)
下記気相法シリカと下記シャロールDC902Pを含む水溶液を高圧ホモジナイザーで分散し、下記ポリビニルアルコール等を加えて下記組成となるようなインク受容層用塗工液を調製した。
<インク受容層用塗工液の組成>
・気相法シリカ(平均一次粒子径7nm) 100部
・メチルジアリルアンモニウムクロライド重縮合物 3部
(商品名:シャロールDC902P、第一工業製薬(株)製)
・ポリビニルアルコール 25部
(商品名:PVA235、(株)クラレ製)
・ほう酸 4部
・塩基性ポリ水酸化アルミニウム 3部
(商品名:ピュラケムWT、理研グリーン株製)
・両性界面活性剤 0.3部
(商品名:SWAM AM−2150、日本サーファクタント製)
基材として、LBKP(50部)とLBSP(50部)のパルプ配合からなる170g/m2の原紙の表面に、低密度ポリエチレン(70部)と高密度ポリエチレン(20部)と酸化チタン(10部)とからなる樹脂組成物を25g/m2塗布し、裏面に高密度ポリエチレン(50部)と低密度ポリエチレン(50部)とからなる樹脂組成物を25g/m2塗布して、総厚が235μmの樹脂被覆紙を用意した。
上記樹脂被覆紙(基材)の原紙表面側の面の全面に、上記インク受容層用塗工液を、塗工量が固形分換算で26g/m2(厚みとしては約30μm)となるようにワイヤーバーを用いて塗工した後、これを乾燥させて塗工層を形成した。そして、この塗工層に、2−ナフトエ酸(関東化学製)の5%エタノール溶液を、塗布後の湿潤状態での塗工量が12g/m2となるようにワイヤーバーを用いて塗工した後、これを乾燥させることによりインク受容層を形成した(ナフトエ酸の含有量はインク受容層の全固形分に対して2重量%)。このインク受容層の表面のJIS−P8142で規定する75度光沢度は50.6%であった。以上のように作製したインクジェット記録媒体を実施例1のサンプルとした。
〔実施例2〕
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液に代えて、3−メトキシ−2−ナフトエ酸(関東化学製)の5%エタノール溶液を用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを実施例2のサンプルとした。
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液に代えて、3−メトキシ−2−ナフトエ酸(関東化学製)の5%エタノール溶液を用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを実施例2のサンプルとした。
〔実施例3〕
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液に代えて、6−メトキシ−2−ナフトエ酸(関東化学製)の5%エタノール溶液を用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを実施例3のサンプルとした。
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液に代えて、6−メトキシ−2−ナフトエ酸(関東化学製)の5%エタノール溶液を用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを実施例3のサンプルとした。
〔実施例4〕
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液に代えて、6−エトキシ−2−ナフトエ酸(関東化学製)の5%エタノール溶液を用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを実施例4のサンプルとした。
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液に代えて、6−エトキシ−2−ナフトエ酸(関東化学製)の5%エタノール溶液を用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを実施例4のサンプルとした。
〔実施例5〕
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液に代えて、6−プロポキシ−2−ナフトエ酸(関東化学製)の5%エタノール溶液を用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを実施例5のサンプルとした。
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液に代えて、6−プロポキシ−2−ナフトエ酸(関東化学製)の5%エタノール溶液を用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを実施例5のサンプルとした。
〔実施例6〕
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液に代えて、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸(関東化学製)の5%エタノール溶液を用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを実施例6のサンプルとした。
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液に代えて、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸(関東化学製)の5%エタノール溶液を用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを実施例6のサンプルとした。
〔実施例7〕
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液に代えて、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸(関東化学製)の5%エタノール溶液を用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを実施例7のサンプルとした。
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液に代えて、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸(関東化学製)の5%エタノール溶液を用いた以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを実施例7のサンプルとした。
〔比較例1〕
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液を上記塗工層に塗工しなかった以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを比較例1のサンプルとした。
実施例1において、2−ナフトエ酸の5%エタノール溶液を上記塗工層に塗工しなかった以外は実施例1と同様にしてインクジェット記録媒体を作製し、これを比較例1のサンプルとした。
〔試験例〕
上記各サンプル(インクジェット記録媒体)について、発色性、耐水性、耐ブロンズ性、耐ガス性をそれぞれ下記の方法により評価した。これらの評価結果を下記〔表1〕に示す。
上記各サンプル(インクジェット記録媒体)について、発色性、耐水性、耐ブロンズ性、耐ガス性をそれぞれ下記の方法により評価した。これらの評価結果を下記〔表1〕に示す。
(発色性の評価方法)
セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−930Cに上記各サンプルをセットし、各サンプルの被記録面に対してシアンの水性染料インク(セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−G800に標準搭載されているシアンインク)をデューティー100%で吐出させてカラーパッチを印刷した。このカラーパッチについて、グレタグマクベス社製のスペクトロリーノSPM−50を用い、視野角2度、光源D50、フィルター無しの条件で反射光学濃度(OD)を測定し、ODが2.3以上のものをA(画像濃度が高く発色性良好)、2.0以上2.3未満のものをB(実用上問題なし)、2.0未満のものをC(実用不可)とした。
セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−930Cに上記各サンプルをセットし、各サンプルの被記録面に対してシアンの水性染料インク(セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−G800に標準搭載されているシアンインク)をデューティー100%で吐出させてカラーパッチを印刷した。このカラーパッチについて、グレタグマクベス社製のスペクトロリーノSPM−50を用い、視野角2度、光源D50、フィルター無しの条件で反射光学濃度(OD)を測定し、ODが2.3以上のものをA(画像濃度が高く発色性良好)、2.0以上2.3未満のものをB(実用上問題なし)、2.0未満のものをC(実用不可)とした。
(耐水性の評価方法)
セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−930Cに上記各サンプルをセットし、各サンプルの被記録面に対してシアンの水性染料インク(セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−G800に標準搭載されているシアンインク)をデューティー100%で吐出させてカラーパッチを印刷した。このカラーパッチ上に0.3μlの純水を滴下し、室温23℃、湿度50%RHの環境下で24時間経過した後の該カラーパッチの印刷状態を目視で観察して、インクの滲み出しが全く見られないものをA(耐水性良好)、インクの滲み出しが若干でも見られるものをB(実用不可)とした。
セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−930Cに上記各サンプルをセットし、各サンプルの被記録面に対してシアンの水性染料インク(セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−G800に標準搭載されているシアンインク)をデューティー100%で吐出させてカラーパッチを印刷した。このカラーパッチ上に0.3μlの純水を滴下し、室温23℃、湿度50%RHの環境下で24時間経過した後の該カラーパッチの印刷状態を目視で観察して、インクの滲み出しが全く見られないものをA(耐水性良好)、インクの滲み出しが若干でも見られるものをB(実用不可)とした。
(耐ブロンズ性の評価方法)
セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−930Cに上記各サンプルをセットし、各サンプルの被記録面に対してシアンの水性染料インク(セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−G800に標準搭載されているシアンインク)をデューティー10%〜100%まで10%刻みで振ったカラーパッチをそれぞれ印刷した。このようにして得られた印刷物を室温23℃、湿度50%RHの環境下に24時間放置してから各カラーパッチの印刷状態を目視で観察し、下記評価基準により評価した。
評価基準
A:デューティー10%〜100%の全てのカラーパッチでブロンズ現象(本来の青色から光沢のある赤茶色に変色する現象)の発生が確認できない。耐ブロンズ性良好。
B:デューティー70%以上のカラーパッチではブロンズ現象の発生が確認できるが、デューティー60%以下のカラーパッチではブロンズ現象の発生が確認できない。実用上問題なし。
C:デューティー60%以下のカラーパッチでブロンズ現象の発生が確認できる。実用不可。
セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−930Cに上記各サンプルをセットし、各サンプルの被記録面に対してシアンの水性染料インク(セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−G800に標準搭載されているシアンインク)をデューティー10%〜100%まで10%刻みで振ったカラーパッチをそれぞれ印刷した。このようにして得られた印刷物を室温23℃、湿度50%RHの環境下に24時間放置してから各カラーパッチの印刷状態を目視で観察し、下記評価基準により評価した。
評価基準
A:デューティー10%〜100%の全てのカラーパッチでブロンズ現象(本来の青色から光沢のある赤茶色に変色する現象)の発生が確認できない。耐ブロンズ性良好。
B:デューティー70%以上のカラーパッチではブロンズ現象の発生が確認できるが、デューティー60%以下のカラーパッチではブロンズ現象の発生が確認できない。実用上問題なし。
C:デューティー60%以下のカラーパッチでブロンズ現象の発生が確認できる。実用不可。
(耐ガス性の評価方法)
セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−930Cに上記各サンプルをセットし、各サンプルの被記録面に対してシアンの水性染料インク(セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−G800に標準搭載されているシアンインク)をODが0.9〜1.1の範囲に入るようにデューティーを調整して吐出させ、カラーパッチを印刷した。このようにして得られた印刷物に対して、スガ試験機製のガス腐食試験機GS−UV型を用いて、温度24℃、湿度60%RH、二酸化窒素濃度10ppm、暴露時間24時間の条件で、ガス暴露処理を行った。そして、ガス暴露処理後の各印刷物のカラーパッチのCIE−L*a*b*座標を、濃度計(Spectrolino Gretag社製)を用いて測定し、次式により色差(ΔE)を求め、ΔEが1未満のものをA(耐ガス性良好)、ΔEが1以上3未満のものをB(実用上問題なし)、ΔEが3以上のものをC(実用不可)とした。
ΔE={(L*−L0*)2+(a*−a0*)2+(b*−b0*)2}1/2
L*、a*、b* :ガス暴露処理後の各座標値
L0*、a0*、b0*:ガス暴露処理前の各座標値
セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−930Cに上記各サンプルをセットし、各サンプルの被記録面に対してシアンの水性染料インク(セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−G800に標準搭載されているシアンインク)をODが0.9〜1.1の範囲に入るようにデューティーを調整して吐出させ、カラーパッチを印刷した。このようにして得られた印刷物に対して、スガ試験機製のガス腐食試験機GS−UV型を用いて、温度24℃、湿度60%RH、二酸化窒素濃度10ppm、暴露時間24時間の条件で、ガス暴露処理を行った。そして、ガス暴露処理後の各印刷物のカラーパッチのCIE−L*a*b*座標を、濃度計(Spectrolino Gretag社製)を用いて測定し、次式により色差(ΔE)を求め、ΔEが1未満のものをA(耐ガス性良好)、ΔEが1以上3未満のものをB(実用上問題なし)、ΔEが3以上のものをC(実用不可)とした。
ΔE={(L*−L0*)2+(a*−a0*)2+(b*−b0*)2}1/2
L*、a*、b* :ガス暴露処理後の各座標値
L0*、a0*、b0*:ガス暴露処理前の各座標値
Claims (5)
- 基材の少なくとも片面に、顔料を含有するインク受容層を1層以上有するインクジェット記録媒体において、
上記インク受容層中にナフトエ酸を含有することを特徴とするインクジェット記録媒体。 - 上記ナフトエ酸として、2−ナフトエ酸、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−エトキシ−2−ナフトエ酸、6−プロポキシ−2−ナフトエ酸、1,4−ジヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸、1−ナフトエ酸、4−アミノスルホニル−1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−エトキシナフトエ酸、4−フルオロスルホニル−1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−アミノ−2−ナフトエ酸及び6−アミノ−2−ナフトエ酸からなる群から選ばれる1種以上を上記インク受容層中に含有することを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録媒体。
- 上記顔料として、気相法シリカ及び/又はアルミナ化合物を上記インク受容層中に含有することを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェット記録媒体。
- 上記基材が、原紙の両面をポリオレフィン樹脂で被覆してなる樹脂被覆紙であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録媒体。
- 上記インク受容層の表面のJIS−P8142で規定する75度光沢度が40%以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクジェット記録媒体。
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