JP2013229462A - 洗浄機構を備えた加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】導電性及び可撓性を備えたシート状カバー部材を用い、シート状カバー部材を移動手段の作用によって開口部を開閉するとともに、移動手段をアースすることで、静電気が速やかにアースされる構成を提供する。
【解決手段】シート状カバー部材は、筐体の上面からローラーを介し筐体の側壁に沿うように屈曲して配設され、シート状カバー部材の静電気が移動手段を介してアースされる、洗浄機構を備えた加工装置とする。
【選択図】図2
【解決手段】シート状カバー部材は、筐体の上面からローラーを介し筐体の側壁に沿うように屈曲して配設され、シート状カバー部材の静電気が移動手段を介してアースされる、洗浄機構を備えた加工装置とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、被加工物の表面に洗浄液を供給して被加工物を洗浄する洗浄装置を備えた加工装置に関する。
従来、板状の被加工物について加工を行うダイシング装置、レーザー加工装置、グラインディング装置では、加工に伴って被加工物の加工屑等が発生するため、加工後に被加工物を洗浄する必要がある。この洗浄を実施するために、洗浄機構を備えた加工装置が知られている(特許文献1参照。)。
洗浄機構の開口部は、洗浄水の飛散を防止するために閉鎖する必要がある。特許文献1では、開口部を閉鎖するための板状のカバー部材を設けた構成について開示されている。
他方、二枚のフィルム片をカールして伸縮自在に構成するカーテンの構造について開示する文献も存在する(特許文献2参照。)。
特許文献1のように板状のカバー部材を設ける構成では、カバー部材の水平方向の移動を許容するためのスペースが必要となる。このため、装置ハウジング(筐体)の上面の面積が狭い場合や、装置ハウジング上の他の装置と干渉するような場合には、適用することが困難なこととなる。
また、装置ハウジングよりも外側に水平に突出するようにカバー部材をずらすことも考えられるが、装置の置き場所が限定されることや、通路の通行を妨げる、など、新たな課題が生じることが懸念される。
また、カバー部材が水平にスライドすると発塵してしまう可能性があり、被加工物に異物を付着させることも懸念される。
他方、特許文献2に開示されるようなフィルムによるカバー部材の構成については、フィルムが帯電してしまうことが懸念され、静電気を嫌う被加工物の場合には使用できないという問題が有った。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、導電性及び可撓性を備えたシート状カバー部材を用い、シート状カバー部材を移動手段の作用によって開口部を開閉させるとともに、移動手段をアースすることで静電気が速やかにアースされる構成を提供することである。
本発明によると、被加工物を保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された被加工物を加工するための加工手段と、加工手段によって加工された被加工物を洗浄する洗浄機構と、チャックテーブルに保持された加工後の被加工物を洗浄機構に搬送する搬送手段と、を備える加工装置において、洗浄機構は、上面に開口部が形成された筐体と、筐体内に配設され被加工物を保持し回転するスピンナーテーブルと、スピンナーテーブルに保持された被加工物に洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、開口部を開閉可能に遮蔽するカバー手段と、を具備し、カバー手段は、開口部を遮蔽可能な大きさの導電性及び可撓性を有するシート状カバー部材と、シート状カバー部材の一端に連結された錘と、開口部に隣接して配設され、シート状カバー部材の幅より広い幅を有してシート状カバー部材を下方から支持しつつ錘を垂下させるローラーと、シート状カバー部材の錘が連結される側の端部と反対側の端部と連結され、開口部を挟んで対向する第一位置と第二位置の間で移動され、シート状カバー部材を開口部を遮蔽する遮蔽位置と開口部を開放する開放位置との間で移動させるアースされた移動手段と、からなり、シート状カバー部材は、筐体の上面からローラーを介し筐体の側壁に沿うように屈曲して配設され、シート状カバー部材の静電気が移動手段を介してアースされる、洗浄機構を備えた加工装置が提供される。
請求項2に記載の発明によると、シート状カバー部材は、樹脂製のシートに金属材料が被覆されている加工装置が提供される。
本発明によれば、導電性及び可撓性を備えたシート状カバー部材を用い、シート状カバー部材を移動手段の作用によって移動させて開口部を開閉するとともに、移動手段をアースすることで、静電気を速やかにアースすることができる。
また、シート状カバー部材はその可撓性を利用して、自由端部には錘を設置し、屈曲させて筐体の側壁に沿って垂れ下がらせることで、開放時のカバー部材収容に関する問題を解決することができる。
また、屈曲部の支持をシート状カバー部材の移動に合わせて回転するローラーで行うため、シート状カバー部材が擦れたりして傷付き発塵するなどの不具合発生を防止できる。
シート状カバー部材は、樹脂シートに金属材料(アルミ等)を被膜(蒸着)させることで容易に実現可能であり、この構成により、十分な可撓性と耐久性を両立することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1には、本発明の一実施形態である洗浄装置を備えた加工装置としての切削装置の斜視図が示されている。
切削装置1は、略直方体状の装置ハウジング2を具備している。この装置ハウジング2には、被加工物である半導体ウェーハなどを保持するチャックテーブル3が切削送り方向である矢印Xで示す切削送り方向に移動可能に配設されている。
チャックテーブル3は、吸着チャック支持台3aと、吸着チャック支持台3a上に装着された吸着チャック3bを具備しており、吸着チャック3bの表面である載置面上に例えば円板状のウェーハが保持されるようになっている。
装置ハウジング2の上面20には、チャックテーブル3を間に挿通させるような開口部22が形成された門型フレーム24が立設されており、門型フレーム24には、互いに対向するように一対の切削ユニット4,6が設けられている。各切削ユニット4,6は、それぞれ高速回転する切削ブレードを備えている。
各切削ユニット4,6は、Z軸方向移動基台4a,6aによってZ軸方向に移動制御され、また、Y軸方向移動基台4b,6bによってY軸方向に移動制御される。これにより、各切削ユニット4,6の切削ブレードをY軸位置、Z軸位置を所定の位置にアライメントすることが可能となり、切削ブレードを高速回転させた状態としてチャックテーブル3をX軸方向に加工送りすることで、所定の位置に切削加工がなされるようになっている。
チャックテーブル3上において切削加工された被加工物は、図示せぬ搬送装置によって洗浄装置30内のスピンナーテーブル31に保持される。図2に示すように、洗浄装置30は、切削加工がされた被加工物を洗浄するためのものであり、被加工物を保持して回転するスピンナーテーブル31と、スピンナーテーブル31上の被加工物に洗浄水を供給するための洗浄水ノズル33,33を備える構成としている。
装置ハウジング2の上面20には、上下方向の筒状穴部を構成する洗浄ハウジング32の開口部34が形成されており、開口部34の下方には洗浄装置30が収容される構成としている。そして、この開口部34が発明において特徴的な構成であるカバー装置40によって閉鎖、開放されるようになっている。
図2及び図3に示すように、カバー装置40は、開口部34を遮蔽可能な大きさの導電性及び可撓性を有するシート状カバー部材42と、シート状カバー部材42の一端に連結された錘44と、開口部34に隣接して配設され、シート状カバー部材42の幅より広い幅を有してシート状カバー部材42を下方から支持しつつ錘44を垂下させるローラー46と、シート状カバー部材42の錘44が連結される側の端部と反対側の端部と連結され、開口部34を挟んで対向する第一位置Aと第二位置Bの間で移動され、シート状カバー部材42の開口部34を遮蔽する遮蔽位置(第一位置A:図3)と開口部34を開放する開放位置(第二位置B:図3)間で移動させるアースされた移動機構48とを有する。
シート状カバー部材42は、帯状のシート部材であって、開口部34を上側から覆うことが可能な長さ、横幅を有する構成としている。シート状カバー部材42は、例えば、PETシート(ポリエチレンテレフタラートシート)などの樹脂シートの片面にアルミなどの金属材料が蒸着(皮膜形成)されているシートを、金属材料が両面(外側面)になるように貼り合わせることで構成される。
装置ハウジング2の上面20と、上面20から連続的に下方へ向かう側壁21の間に形成される角部25には、ローラー46が設けられる。ローラー46の軸方向は、シート状カバー部材42の横幅方向と一致する方向とされる。
ローラー46は、シート状カバー部材42が摩擦で傷付き発塵することを防ぐため、摩擦抵抗の高い材料を用いることが好ましい。ただし、摩擦抵抗が高いと静電気が生じやすくなるため静電気対策が必要となる。このため、詳しくは後述するように、ブラケット49aを介してアース接続が行われる。
なお、摩擦抵抗が高い材質で導電性の高い材質を入手するのは困難と考えられるため、ローラー46の部位でアース接続する構成とするよりも、ブラケット49aを介してアース接続する形態が好ましい。
ローラー46の上側からは、シート状カバー部材42が掛けられる。ローラー46に掛けられたシート状カバー部材42の長手方向の一端側は、装置ハウジング2の上面20の上方に位置付けられ、他端側は装置ハウジング2の側壁21の側方に位置付けられることで、ローラー46の部位によってシート状カバー部材42が折り曲げられるようにして支持される。
シート状カバー部材42においてローラー46の部位よりも下方に垂れ下げられた部位は、装置ハウジング2の側壁21に対向するように配置され、その下端部には錘44が設けられている。
以上のようにして、シート状カバー部材42は、筐体である装置ハウジング2の上面20からローラー46を介し筐体の側壁21に沿うように屈曲して配設される。本実施形態では、シート状カバー部材42がローラー46において、略90度屈曲して配置される状態となる。
本実施形態の錘44は、シート状カバー部材42の横幅方向に一連に設けられる棒状の部材にて構成され、ローラー46と錘44の間においてシート状カバー部材42に略均一なテンションを生じさせることで、シート状カバー部材42のヨレやシワの発生が防がれる。
シート状カバー部材42において装置ハウジング2の上面20に対向する位置に配置される端部には、棒状のアーム部材43が設けられている。本実施形態のアーム部材43は、シート状カバー部材42の横幅方向に一連に設けられる棒状の部材にて構成され、ローラー46とアーム部材43の間においてシート状カバー部材42に略均一なテンションを生じさせることで、シート状カバー部材42のヨレやしわの発生が防がれるようになっている。
アーム部材43の長手方向の一側端部は、移動機構48の移動ブロック48aと連結されており、移動ブロック48aのY軸方向に移動に応じてアーム部材43がY軸方向に移動する。
移動機構48は、Y軸方向に設けられる案内パイプ48bと、案内パイプ48bに沿って移動する移動ブロック48aを具備している。案内パイプ48bは、その両端部が装置ハウジング2の上面20に配設されたブラケット49a,49bによって支持されている。
ブラケット49a,49bは、装置ハウジング2の上面20に立設する壁面70に設けられ、両ブラケット49a,49bの間に案内パイプ48bが架設される。
なお、本実施形態では、一本の案内パイプ48bに移動ブロック48aをスライドさせる構成とし、移動ブロック48aによってアーム部材43がいわゆる方持ち状態とされるものであるが、このほか、二本の案内パイプを平行に設けて二つの移動ブロックの間にアーム部材43を架設することで、アーム部材43がいわゆる両持ち状態とされるものとしてもよい。
移動ブロック48aには案内パイプ48bが挿通される挿通穴が設けられ、移動ブロック48aは案内パイプ48bに沿うように案内される。また、移動ブロック48aは磁性材によって形成されており、案内パイプ48b内で移動する永久磁石に引き連られるようにして、案内パイプ48bに沿って移動する。案内パイプ48b内の永久磁石は、移動制御手段50によって移動が制御される。
移動制御手段50は、案内パイプ48bの両端からエアーを選択的に供給するエアー供給手段51を具備している。エアー供給手段51は、エアー供給源52と、エアー供給源52と上記案内パイプ48bの両端とを接続するエアーパイプ53,54,55と、エアーパイプ53とエアーパイプ54,55との間に配設された電磁切替弁56とからなる。
電磁切替弁56は、一方のソレノイド56aが附勢(ON)されるとエアーパイプ53とエアーパイプ54が連通され、他方のソレノイド56bが附勢(ON)されるとエアーパイプ53とエアーパイプ54が連通される。
以上の構成において、電磁切替弁56の一方のソレノイド56aが附勢(ON)されエアーパイプ53とエアーパイプ54が連通されると、図において右側のブラケット49b側にエアーが供給され、永久磁石が左側へと移動する。これに伴い移動ブロック48aが左側へと移動し、シート状カバー部材42が開口部34の上方を覆う遮蔽位置(第一位置A)位置付けられる。
他方、電磁切替弁56の他方のソレノイド56bが附勢(ON)されエアーパイプ53とエアーパイプ55が連通されると、図において左側のブラケット49a側にエアーが供給され、永久磁石が右側へと移動する。これに伴い移動ブロック48aが右側へと移動し、シート状カバー部材42が開口部34の上方を解放する開放位置開放位置(第二位置B)に位置付けられる。
また、移動機構48のブラケット49aは、アース線49cを介してアース接続されており、これによりシート状カバー部材42の静電気を逃すことができる。なお、このアースを実現するために、シート状カバー部材42、アーム部材43、移動ブロック48a、案内パイプ48b、ブラケット49aは、いずれも導電性を有する部材にて構成されるものとする。
以上のようにして、本発明を実施することができる。
即ち、図1乃至図3に示すように、被加工物を保持するチャックテーブル3と、チャックテーブル3に保持された被加工物を加工するための切削ユニット(加工手段)4,6と、切削ユニット4,6によって加工された被加工物を洗浄する洗浄装置(洗浄機構)30と、チャックテーブル3に保持された加工後の該加工物を洗浄装置30に搬送する図示せぬ搬送装置(搬送手段)と、を備える切削装置(加工装置)1が構成される。
即ち、図1乃至図3に示すように、被加工物を保持するチャックテーブル3と、チャックテーブル3に保持された被加工物を加工するための切削ユニット(加工手段)4,6と、切削ユニット4,6によって加工された被加工物を洗浄する洗浄装置(洗浄機構)30と、チャックテーブル3に保持された加工後の該加工物を洗浄装置30に搬送する図示せぬ搬送装置(搬送手段)と、を備える切削装置(加工装置)1が構成される。
洗浄装置30は、上面20に開口部34が形成された装置ハウジング(筐体)2と、装置ハウジング2ないに配設され被加工物を保持して回転するスピンナーテーブル31と、スピンナーテーブル31上の被加工物に洗浄水を供給するための洗浄水ノズル(洗浄水供給手段)33,33と、開口部34を開閉可能に遮蔽するカバー装置(カバー手段)40と、を具備している。
カバー装置40は、開口部34を遮蔽可能な大きさの導電性及び可撓性を有するシート状カバー部材42と、シート状カバー部材42の一端に連結された錘44と、開口部34に隣接して配設され、シート状カバー部材42の幅より広い幅を有してシート状カバー部材42を下方から支持しつつ錘44を垂下させるローラー46と、シート状カバー部材42の錘44が連結される側の端部と反対側の端部と連結され、開口部34を挟んで対向する第一位置と第二位置の間で移動され、シート状カバー部材42の開口部34を遮蔽する遮蔽位置と開口部34を開放する開放位置間で移動させるアースされた移動機構(移動手段)48とを有する。
そして、シート状カバー部材42は、筐体である装置ハウジング2の上面20からローラー46を介し筐体の側壁21に沿うように屈曲して配設され、シート状カバー部材42の静電気が移動機構48を介してアースされることとなっている。
以上の形態によれば、導電性及び可撓性を備えたシート状カバー部材42を用い、シート状カバー部材42を移動機構48の作用によって移動させて開口部34を開閉するとともに、移動機構48をアースすることで、静電気を速やかにアースすることができる。
また、シート状カバー部材42はその可撓性を利用して、自由端部には錘44を設置し、屈曲させて装置ハウジング2の側壁21に沿って垂れ下がらせることで、開放時のカバー部材収容に関する問題を解決することができる。
また、屈曲部の支持をシート状カバー部材42の移動に合わせて回転するローラー46で行うため、シート状カバー部材42が擦れたりして傷付き発塵するなどの不具合発生を防止できる。
さらに、シート状カバー部材42は、樹脂シートに金属材料(アルミ等)を皮膜(蒸着)させることで容易に実現可能であり、この構成により、十分な可撓性と耐久性を両立することが可能となる。
1 切削装置
2 装置ハウジング
3 チャックテーブル
4 切削ユニット
6 切削ユニット
20 上面
21 側壁
30 洗浄装置
31 スピンナーテーブル
32 洗浄ハウジング
33 洗浄水ノズル
34 開口部
40 カバー装置
42 シート状カバー部材
43 アーム部材
44 錘
46 ローラー
48 移動機構
48a 移動ブロック
48b 案内パイプ
49a ブラケット
49b ブラケット
49c アース線
50 移動制御手段
2 装置ハウジング
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21 側壁
30 洗浄装置
31 スピンナーテーブル
32 洗浄ハウジング
33 洗浄水ノズル
34 開口部
40 カバー装置
42 シート状カバー部材
43 アーム部材
44 錘
46 ローラー
48 移動機構
48a 移動ブロック
48b 案内パイプ
49a ブラケット
49b ブラケット
49c アース線
50 移動制御手段
Claims (2)
- 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工するための加工手段と、該加工手段によって加工された該被加工物を洗浄する洗浄機構と、該チャックテーブルに保持された加工後の該被加工物を該洗浄機構に搬送する搬送手段と、を備える加工装置において、
該洗浄機構は、
上面に開口部が形成された筐体と、
該筐体内に配設され被加工物を保持し回転するスピンナーテーブルと、
該スピンナーテーブルに保持された該被加工物に洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、
該開口部を開閉可能に遮蔽するカバー手段と、を具備し、
該カバー手段は、
該開口部を遮蔽可能な大きさの導電性及び可撓性を有するシート状カバー部材と、
該シート状カバー部材の一端に連結された錘と、
該開口部に隣接して配設され、該シート状カバー部材の幅より広い幅を有して該シート状カバー部材を下方から支持しつつ該錘を垂下させるローラーと、
該シート状カバー部材の該錘が連結される側の端部と反対側の端部と連結され、該開口部を挟んで対向する第一位置と第二位置の間で移動され、該シート状カバー部材を該開口部を遮蔽する遮蔽位置と該開口部を開放する開放位置との間で移動させるアースされた移動手段と、からなり、
該シート状カバー部材は、該筐体の上面から該ローラーを介し該筐体の側壁に沿うように屈曲して配設され、
該シート状カバー部材の静電気が該移動手段を介してアースされる、
洗浄機構を備えた加工装置。 - 前記シート状カバー部材は、樹脂製のシートに金属材料が被覆されている請求項1記載の加工装置。
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