JP2013228175A - グロープラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力センサを搭載したグロープラグにおいて、セラミックヒータの後端部の過熱を抑制することのできる技術を提供する。
【解決手段】グロープラグは、絶縁性セラミックによって形成された柱状の基体と、抵抗発熱する抵抗発熱体と、抵抗発熱体と電気的に接続される電極取出部とを有するセラミックヒータと、セラミックヒータを内部に収容する筒状のハウジングと、ハウジングとセラミックヒータとを連結しつつ、セラミックヒータの変位を許容する可動部材と、セラミックヒータの変位に基づいて燃焼ガスの圧力を検出する圧力センサと、セラミックヒータの後端部に嵌め込まれると共に、ハウジングに連結され、セラミックヒータの変位を圧力センサに伝達する圧力伝達部材と、を備える。圧力伝達部材の熱伝導率は、セラミックヒータの基体の熱伝導率よりも大きい。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧力センサを搭載したグロープラグに関するものである。
発熱体としてセラミックヒータを採用したグロープラグに関する技術としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。この技術では、セラミックヒータは、その先端が突出した状態で、後端部が金属製の筒状部材の内部に収容されており、セラミックヒータの後端部の外周と筒状部材の内周は接した状態となっている。そして、筒状部材の先端側には、テーパ状のテーパ部が形成されている。この筒状部材のテーパ部がエンジンのプラグホールのシート面に接することによって、エンジンの燃焼室の気密が確保されるとともに、この筒状部材のテーパ部が、セラミックヒータの熱をエンジンへと逃がす放熱経路として機能している。これにより、セラミックヒータの後端部の過熱が抑制されている。
セラミックヒータの後端部の過熱を抑制する理由は、セラミックヒータが燃焼ガスに曝されてセラミックヒータの後端部が過熱されると、セラミックヒータの後端部に設けられる電極取出部が酸化して、電極取出部を介した導通性の確保ができなくなるといったおそれや、電極取出部が酸化膨張してしまい、セラミックヒータが破損してしまうといったおそれがあるからである。なお、この電極取出部は、セラミックヒータの外表面に露出すると共に、セラミックヒータ内部に配置される抵抗発熱体と電気的に接続されており、外部から抵抗発熱体へ通電される通電経路の一部として用いられている。
ところで、燃焼ガスの圧力を検出する圧力センサとしての機能を搭載したグロープラグに関する技術としては、例えば、特許文献2に開示されたものが知られている。この燃焼ガスの圧力を検出する圧力センサとしての機能を搭載したグロープラグでは、セラミックヒータは、燃焼圧に応じて変位することができるように、特許文献1のような、テーパ部を有する筒状部材を用いることなく、ベローズ状や薄膜状などの弾性変形可能な薄肉の可動部材によって支持される。
特開2011−33318号公報 特開2011−89689号公報
ところが、この薄肉の可動部材では熱伝導が十分でなく、上記のような、セラミックヒータの後端部から可動部材、可動部材からエンジンへといった放熱経路を十分に確保することができず、セラミックヒータの後端部が過熱してしまうといったおそれがあった。
本発明は、上述した従来の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、圧力センサを搭載したグロープラグにおいて、セラミックヒータの後端部の過熱を抑制することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために、以下の形態または適用例を取ることが可能である。
[適用例1]
軸線に沿って延びるセラミックヒータであり、絶縁性セラミックによって形成された柱状の基体と、前記基体の内部に埋設され、通電によって抵抗発熱する抵抗発熱体と、前記抵抗発熱体と電気的に接続され、セラミックヒータの後端部の外表面に露出する電極取出部とを有する前記セラミックヒータと、
前記セラミックヒータの先端を突出させた状態で前記セラミックヒータを内部に収容する筒状のハウジングと、
前記ハウジングの内部の気密を確保するとともに、直接または他の部材を介して前記ハウジングと前記セラミックヒータとを連結しつつ、弾性変形することによって、前記セラミックヒータの、前記ハウジングに対する前記軸線に沿った変位を許容する可動部材と、
前記ハウジングの内部のうち前記セラミックヒータよりも後端側に配置され、前記セラミックヒータの前記変位に基づいて前記燃焼ガスの圧力を検出する圧力センサと、
前記可動部材よりも後端側の前記ハウジング内に配置される圧力伝達部材であり、前記セラミックヒータの前記後端部に嵌め込まれると共に、前記ハウジングに直接または他部材を介して連結され、前記セラミックヒータの変位を前記圧力センサに伝達する筒状の圧力伝達部材と、
を備えるグロープラグであって、
前記圧力伝達部材の熱伝導率は、前記セラミックヒータの前記基体の熱伝導率よりも大きいことを特徴とする、
グロープラグ。
この構成によれば、圧力伝達部材は、セラミックヒータの後端部に嵌め込まれると共に、ハウジングに直接または他部材を介して連結されているため、セラミックヒータの後端部から圧力伝達部材、圧力伝達部材からハウジング(エンジン)といった放熱経路を確保することができる。また、圧力伝達部材は、セラミックヒータの変位を圧力センサに伝達するものであり、通常、弾性変形する可動部材よりも厚肉で形成されることが多い。そこで、圧力伝達部材の熱伝導率を、セラミックヒータの基体の熱伝導率よりも大きくすることで、圧力伝達部材がセラミックヒータの後端部からハウジング(エンジン)への放熱経路として効果的に機能し、セラミックヒータの熱は、セラミックヒータの後端部から圧力伝達部材へ速やかに伝導するので、燃焼ガスの圧力を測定するための構成を維持したまま、セラミックヒータの後端部の過熱を効果的に抑制することができる。
[適用例2]
適用例1に記載のグロープラグであって、
前記電極取出部は、第1の端子と、前記第1の端子よりも前記セラミックヒータの先端側に設けられた第2の端子とを含み、
前記圧力伝達部材は、前記第2の端子に接続されていることを特徴とする、
グロープラグ。
セラミックヒータは、先端側に近いほど高温になる。したがって、この構成によれば、セラミックヒータの先端側に設けられた第2の端子の位置に放熱経路を設けることになるので、セラミックヒータ150の後端部への熱の伝導を効果的に抑制することができる。結果として、第2の端子だけでなく、第2の端子よりも後端側に設けられた第1の端子への熱の影響も抑制することができる。
[適用例3]
適用例1または適用例2に記載のグロープラグであって、
前記圧力伝達部材は、前記セラミックヒータの前記後端部に圧設されると共に、前記電極取出部に接続された第1の部材と、前記第1の部材の少なくとも後端部の外側に嵌め込まれた第2の部材とを含み、
前記第2の部材の熱伝導率は、前記第1の部材の熱伝導率よりも大きいことを特徴とする、
グロープラグ。
電極取出部との電気的接続を良好にするために、セラミックヒータの後端部に圧力伝達部材を圧入やろう付け等によって圧設することがある。この場合、両者を圧設するための容易性を考慮し、圧力伝達部材として、第1の部材と、第1の部材の少なくとも後端部に嵌め込まれた第2の部材との2つの部材を用いることが好ましい。そして、このように、第1の部材および第2の部材を用いる際には、セラミックヒータの後端部からの熱引きは、第1の部材の熱伝導率よりも、第2の部材の熱伝導率の影響を大きく受ける。したがって、第1の部材の熱伝導率を第2の部材の熱伝導率よりも大きくする場合に比べて、第2の部材の熱伝導率を第1の部材の熱伝導率よりも大きくする場合の方が、セラミックヒータの後端部の過熱を効果的に抑制することができる。
[適用例4]
適用例3に記載のグロープラグであって、
前記第2の部材には、径方向内側に向かって凹む縮径部が形成されており、
前記第1の部材は、前記縮径部よりも後端側にて前記第2の部材と接していることを特徴とする、
グロープラグ。
第1の部材の少なくとも後端部に第2の部材を嵌め込む場合に、第2の部材の嵌め込みの容易性を考慮し、第2の部材には、径方向内側に向かって凹む縮径部を設けることが好ましい。ところが、この際には、第2の部材の縮径部が薄肉となるため、放熱経路を十分に確保することができないことがある。そこで、第1の部材が縮径部よりも後端側にて第2の部材と接することで、縮径部の影響を受けずに、放熱経路を十分に確保でき、セラミックヒータの後端部の過熱をより効果的に抑制することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、グロープラグの製造方法および製造装置等の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態としてのグロープラグ100の断面構成を示す説明図である。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.実施形態:
B.変形例:
A.実施形態:
図1は、本発明の一実施形態としてのグロープラグ100の断面構成を示す説明図である。以下では、図1におけるグロープラグ100の軸線Oの下方をグロープラグ100の先端側とし、上方を後端側として説明する。また、この図1には、セラミックヒータ150の先端側近傍を拡大した図も示した。
グロープラグ100は、自動車用のディーゼルエンジン等の内燃機関において、燃焼の補助を行なう発熱体としての機能を有しており、主な構成要素として、略円筒状のハウジング110と、ハウジング110の後端側に設けられたシール用保護筒120と、ハウジング110の先端側から一部が突出した状態で配置されたセラミックヒータ150と、セラミックヒータ150に電力を供給するための中軸170とを備えている。
グロープラグ100は、さらに、内燃機関のシリンダ内の圧力(燃焼圧)を検出する圧力センサとしての機能を有している。グロープラグ100は、圧力センサとしての機能を実現するための主な構成要素として、可動部材130と、伝達スリーブ134と、歪部材160と、圧力検出素子164とを備えている。これらの構成要素については後述する。
ハウジング110は、略円筒状の部材であり、本実施形態では、炭素鋼によって形成されている。ただし、ハウジング110は、炭素鋼に限らず、ステンレス鋼等の他の材料によって形成されていてもよい。
ハウジング110は、先端側ハウジング112と、中間ハウジング114と、後端側ハウジング116とによって構成されている。後端側ハウジング116には、グロープラグ100を内燃機関のシリンダヘッドに固定するためのネジ溝部117が形成されており、このネジ溝部117がシリンダヘッド(図示せず)のプラグ取り付け孔に螺合することによって、グロープラグ100が内燃機関に固定される。また、先端側ハウジング112の先端面には、テーパ状のテーパ部113が設けられており、このテーパ部113がプラグ取り付け孔に設けられたシート面(図示せず)に接する。これにより、エンジンの燃焼室の気密が確保される。
シール用保護筒120は、後端側ハウジング116の後端側に、歪部材160を挟んだ状態で取り付けられている。シール用保護筒120の内部には、端子金具122および端子バネ124が配置されている。また、シール用保護筒120の後端には、シール部材126が挿入されており、グロープラグ100内を封止している。
端子金具122は、シール用保護筒120の後端に挿入されたシール部材126によって固定されている。端子バネ124は、端子金具122および中軸170に電気的に接続された金属製の弾性部材であり、中軸170の軸線Oに沿った変位を許容する。
セラミックヒータ150は、その先端が突出した状態でハウジング110の内部に収容されている。セラミックヒータ150は、柱状の基体151と、基体151の内部に埋設され、通電によって抵抗発熱する抵抗発熱体152と、セラミックヒータ150の後端部153の外表面に露出すると共に、抵抗発熱体152に電気的に接続される電極取出部154、155とを備えている。
基体151は、軸線Oに沿って延びた柱状の部材であり、本実施形態では、窒化珪素(熱伝導率:17W/(m・K))によって形成されている。ただし、基体151は、窒化珪素に限らず、例えば、アルミナやサイアロン等の他の絶縁性のセラミックによって形成されていてもよい。
抵抗発熱体152は、セラミックヒータ150の先端近傍で折り返すU字状の部材であり、本実施形態では、タングステンカーバイド(熱伝導率:22.5W/(m・K))によって形成されている。ただし、抵抗発熱体152は、タングステンカーバイドに限らず、例えば、二珪化モリブデンや二珪化タングステン等の他の導電性のセラミックによって形成されていてもよい。
電極取出部154は、抵抗発熱体152および中軸170と電気的に接続されており、抵抗発熱体152の正電位側端子として機能する。電極取出部155は、伝達スリーブ134と電気的に接続されており、抵抗発熱体152の接地側端子として機能する。なお、本実施形態では、電極取出部154、155は、抵抗発熱体152と同じ材料で形成されており、抵抗発熱体152と一体となって形成されている。もとより、電極取出部154、155は、抵抗発熱体152と別体であってもよい。
中軸170は、セラミックヒータ150の後端側に配置された金属製の棒状の部材である。セラミックヒータ150と中軸170とは、金属製の連結筒172によって連結されている。
連結筒172は、導電性を有する筒状の部材であり、圧入によって中軸170およびセラミックヒータ150の外側から嵌められている。連結筒172は、内周側において電極取出部154と電気的に接続されている。すなわち、連結筒172は、中軸170と電極取出部154とを電気的に接続している。連結筒172よりも先端側には、外筒173が圧入によってセラミックヒータ150の後端部153の外側から嵌められている。
外筒173は、導電性を有する筒状の部材であり、本実施形態では、SUS630(熱伝導率:18.4W/(m・K))によって形成されている。ただし、外筒173は、SUS630以外の他の材料で形成されていてもよいが、他の材料の候補については後述する。
外筒173は、内周側において電極取出部155と電気的に接続されており、外周側において伝達スリーブ134と電気的に接続されている。すなわち、外筒173は、電極取出部155と伝達スリーブ134とを電気的に接続している。
以上の構成により、端子金具122に電力が供給されると、端子バネ124、中軸170、連結筒172および電極取出部154を通じて抵抗発熱体152に電力が供給され、セラミックヒータ150が発熱する。なお、電極取出部155は、外筒173、伝達スリーブ134、歪部材160、ハウジング110(テーパ部113)、エンジン(シート面)を通じて接地されている。
次に、内燃機関のシリンダ内の圧力を検出するための構成について説明する。ハウジング110内には、セラミックヒータ150とハウジング110とを連結するとともに、セラミックヒータ150の軸線Oに沿った変位を許容する可動部材130と、セラミックヒータ150の変位を歪部材160に伝達する伝達スリーブ134と、セラミックヒータ150の変位に基づいて変形する歪部材160と、歪部材160の変形量を検出する圧力検出素子164とが設けられている。
可動部材130は、セラミックヒータ150とハウジング110とを連結する金属製のベローズであり、本実施形態では、SUS316によって形成されている。ただし、可動部材130は、ニッケル合金や、ステンレス鋼等の他の材料によって形成されていてもよい。本実施形態では、可動部材130の後端側は、中間ハウジング114に溶接され、可動部材130の先端側は、セラミックヒータ150の外周に設けられた第2外筒174に溶接されている。
セラミックヒータ150は、この可動部材130によってハウジング110に連結されるとともに、この可動部材130の弾性力によって、軸線Oに沿った変位が許容される。また、この可動部材130は、セラミックヒータ150とハウジング110とを連結することで、ハウジング110内の気密を確保する役割も果たす。
伝達スリーブ134は、導電性を有する略円筒状の部材であり、本実施形態では、S45Cの炭素鋼(熱伝導率:55.4W/(m・K))によって形成されている。ただし、伝達スリーブ134は、炭素鋼以外の他の材料で形成されていてもよい。他の材料の候補については後述する。
伝達スリーブ134の先端は、外筒173の後端部の外側に嵌め込まれ、伝達スリーブ134と外筒173とは溶接されている。他方、伝達スリーブ134の後端は、環状の歪部材160の内周部に溶接されている。セラミックヒータ150の軸線Oに沿った変位は、この伝達スリーブ134が軸線Oに沿って変位することによって、歪部材160の内周部に伝達される。
なお、後述するように、伝達スリーブ134および外筒173は、セラミックヒータ150の軸線Oに沿った変位を金属ダイアフラムに伝達する機能の他に、セラミックヒータ150の放熱経路としての機能も有する。
歪部材160は、導電性を有する環状の部材であり、本実施形態では、ステンレス鋼によって形成されたダイアフラムが採用されている。ただし、歪部材160は、ステンレス鋼に限定されず、炭素鋼等の他の材料によって形成されていてもよい。歪部材160は、ハウジング110の内部のうち、可動部材130よりも後端側に配置されており、外周部が後端側ハウジング116とシール用保護筒120との間に挟まれることによって固定されている。
歪部材160の中央には、中軸170が通る開口部161が設けられている。前述のように、歪部材160の内周部には、伝達スリーブ134の後端が溶接されている。このため、燃焼ガスの圧力(燃焼圧)を受けてセラミックヒータ150が軸線Oに沿って変位すると、伝達スリーブ134によってその変位量が歪部材160に伝達され、歪部材160が変形する。
圧力検出素子164は、歪部材160の上面(後端側の面)に設けられており、歪部材160の変形量に基づいて圧力を検出する。本実施形態では、圧力検出素子164として、ピエゾ抵抗素子が用いられている。ただし、圧力検出素子164としては、ピエゾ抵抗素子の他に、歪部材160の変形量を検出することのできる他の素子を採用することができる。例えば、圧力検出素子164としては、抵抗線を用いたひずみゲージや、半導体を用いたひずみゲージ等を採用することができる。
本実施形態の圧力検出素子164(ピエゾ抵抗素子)は、歪部材160の変形量に応じてその抵抗値が変化する。圧力検出素子164には、ハウジング110内の所定の部位に設けられた集積回路(図示せず)が電気的に接続されている。
集積回路は、圧力検出素子164の抵抗値の変化を検出することによって、内燃機関の燃焼圧を検出する。集積回路は、こうして検出された燃焼圧を示す電気信号を、ハウジング110の後端から挿入された配線を通じて外部のECU等に出力する。
このような構成のグロープラグ100においては、外筒173および伝達スリーブ134は、セラミックヒータ150の後端部153の過熱を抑制する主な放熱経路として機能する。これは、外筒173および伝達スリーブ134は、セラミックヒータ150の後端部153に嵌め込まれると共に、ハウジング110に歪部材160を介して連結されているため、セラミックヒータ150の後端部153から外筒173、外筒173から伝達スリーブ134、伝達スリーブ134からハウジング110(歪部材160を介して)といった放熱経路が確保できるからである。また、外筒173および伝達スリーブ134は、セラミックヒータ150の変位を圧力検出素子164に伝達する機能も有しており、通常、弾性変形する可動部材130よりも厚肉に形成されることが多いからである。
そのうえ、上述したように、本実施形態では、基体151は、窒化珪素(熱伝導率:17W/(m・K))によって形成されている。そして、外筒173は、SUS630(熱伝導率:18.4W/(m・K))によって形成されており、伝達スリーブ134は、S45Cの炭素鋼(熱伝導率:55.4W/(m・K))によって形成されている。すなわち、外筒173および伝達スリーブ134は、基体151の熱伝導率よりも大きい熱伝導率を有する材料によって形成されている。
このため、外筒173および伝達スリーブ134は、セラミックヒータ150の後端部153からハウジング110への放熱経路として効果的に機能する。したがって、セラミックヒータ150の熱は、セラミックヒータ150の後端部153から外筒173および伝達スリーブ134へ速やかに伝導し、セラミックヒータ150の後端部153の過熱を効果的に抑制することができる。
なお、外筒173や伝達スリーブ134は、セラミックヒータ150の基体151の熱伝導率よりも大きい熱伝導率を有していればよく、ステンレス鋼や炭素鋼以外の他の材料によって形成されていてもよい。例えば、外筒173や伝達スリーブ134は、金や銀、銅、アルミニウム、ニッケル、鉄、白金、またはこれらの合金などの導電性を有する他の部材によって形成されていてもよい。参考に、これらの熱伝導率を以下に示す。
金(Au)の熱伝導率:約320W/(m・K)
銀(Ag)の熱伝導率:約420W/(m・K)
銅(Cu)の熱伝導率:約400W/(m・K)
アルミニウム(Al)の熱伝導率:約240W/(m・K)
AL7075の熱伝導率:129.8W/(m・K)
AL2017の熱伝導率:134.0W/(m・K)
ニッケル(Ni)の熱伝導率:約80W/(m・K)
鉄(Fe)の熱伝導率:約84W/(m・K)
白金(Pt)の熱伝導率:約70W/(m・K)
また、外筒173や伝達スリーブ134は、窒化アルミニウム(熱伝導率:約170W/(m・K))などの導電性を有しない材料によって形成されていてもよい。この場合には、導電性を有しない部材の表面に対してめっき処理(例えば金めっきや銅めっき等)を施すことが好ましい。こうすれば、電極取出部155の接地側端子としての機能を確保することができる。
さらに、本実施形態では、外筒173は、セラミックヒータ150の後端部153の後端側に設けられている電極取出部154ではなく、セラミックヒータ150の後端部153の先端側に設けられている電極取出部155に接続されている。この理由について説明する。セラミックヒータ150は、先端側に近いほど高温になるため、セラミックヒータ150の先端側に設けられた電極取出部155の位置、すなわち、セラミックヒータ150の先端側により近い位置に放熱経路を設ければ、セラミックヒータ150の後端部153への熱の伝導を効果的に抑制することができるからである。この結果、セラミックヒータ150の後端部153の過熱をさらに効果的に抑制することができる。
また、仮に、外筒173が、セラミックヒータ150の後端部153の先端側に設けられている電極取出部155には接続されておらず、セラミックヒータ150の後端部153の後端側に設けられている電極取出部154に接続されている場合には、電極取出部154の過熱を抑制することはできるものの、電極取出部155の過熱は抑制することができない。これに対して、本実施形態では、電極取出部155の過熱を抑制することができるとともに、セラミックヒータ150の後端部153、すなわち電極取出部154への熱の伝導を効果的に抑制することができるので、電極取出部154の過熱も抑制することができる。
さらに、本実施形態では、伝達スリーブ134の熱伝導率は、外筒173の熱伝導率よりも大きくなっている。この理由について説明する。本実施形態では、電極取出部155との電気的接続を良好にするために、セラミックヒータ150の後端部153に外筒173を圧入している。そして、両者の圧入の容易性を考慮し、本実施形態では、外筒173と、外筒173の後端部に嵌め込まれる伝達スリーブ134との2つの部材を用いている。そして、外筒173および伝達スリーブ134を用いる際には、セラミックヒータ150の後端部153からの熱引きは、外筒173の熱伝導率よりも、伝達スリーブ134の熱伝導率の影響を大きく受ける。したがって、外筒173の熱伝導率を伝達スリーブ134の熱伝導率よりも大きくする場合に比べて、伝達スリーブ134の熱伝導率を外筒173の熱伝導率よりも大きくする場合の方が、セラミックヒータ150の後端部153の過熱をさらに効果的に抑制することができるからである。
さらに、本実施形態では、伝達スリーブ134の先端側には、径方向内側に向かって凹む縮径部135が形成されている。これは、外筒173の後端部に伝達スリーブ134を嵌め込む場合に、伝達スリーブ134の嵌め込みの容易性を向上させるためである。ただし、薄肉の縮径部135が形成されていると、放熱経路を十分に確保することができない場合がある。そこで、本実施形態では、外筒173は、縮径部135よりも後端側にて伝達スリーブ134と接している。これにより、縮径部135の影響を受けずに、放熱経路を十分に確保でき、セラミックヒータ150の後端部153の過熱をより効果的に抑制することができる。
このように、本実施形態によれば、外筒173および伝達スリーブ134の熱伝導率は、セラミックヒータ150の基体151の熱伝導率よりも大きいので、外筒173および伝達スリーブ134がセラミックヒータ150の放熱経路として効果的に機能し、セラミックヒータ150の後端部153の過熱を効果的に抑制することができる。
なお、本実施形態において、外筒173および伝達スリーブ134は、本発明の「圧力伝達部材」に相当し、外筒173は、本発明の「第1の部材」に相当し、伝達スリーブ134は、本発明の「第2の部材」に相当する。また、歪部材160および圧力検出素子164は、本発明の「圧力センサ」に相当し、電極取出部154は、本発明の「第1の端子」に相当し、電極取出部155は、本発明の「第2の端子」に相当する。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記実施形態では、可動部材130は、第2外筒174を介して、セラミックヒータ150に連結されている。しかし、可動部材130は、セラミックヒータ150に直接連結(固定)されていてもよい。また、上記実施形態では、可動部材130は、中間ハウジング114に溶接されている。しかし、可動部材130は、ハウジング110の他の部位に溶接されていてもよく、他の部材を介してハウジング110に連結されていてもよい。すなわち、可動部材130は、直接または他の部材を介してハウジング110とセラミックヒータ150とを連結していればよい。
B2.変形例2:
上記実施形態では、セラミックヒータ150の後端部153に外筒173が圧入されている。しかし、外筒173は省略されていてもよく、伝達スリーブ134がセラミックヒータ150の電極取出部155に直接接続されていてもよい。なお、この場合には、伝達スリーブ134と電極取出部155との電気的接続を考慮すると、伝達スリーブ134は、セラミックヒータ150の後端部153に圧入やろう付け等によって圧設されることが好ましい。この場合には、伝達スリーブ134が本発明の「圧力伝達部材」に相当することになる。
また、上記実施形態では、セラミックヒータ150の後端部153に外筒173が圧入されている。しかし、外筒173がセラミックヒータ150の後端部153にろう付けによって圧設されていてもよい。
一方、外筒173や伝達スリーブ134の間に、他の部材が介在していてもよい。この場合には、外筒173、伝達スリーブ134および当該他の部材が本発明の「圧力伝達部材」に相当することになる。
また、上記実施形態では、伝達スリーブ134とハウジング110との間には、歪部材160が介在している。しかし、伝達スリーブ134と歪部材160とが一体にて形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、縮径部135が伝達スリーブ134の最先端に設けられている。しかし、縮径部135が伝達スリーブ134の中央部(つまり、最先端でない部分)に設けられていてもよい。この場合であっても、外筒173は、縮径部135よりも後端側にて伝達スリーブ134と接することが好ましい。
100…グロープラグ
110…ハウジング
113…テーパ部
112…先端側ハウジング
114…中間ハウジング
116…後端側ハウジング
117…ネジ溝部
120…シール用保護筒
122…端子金具
124…端子バネ
126…シール部材
130…可動部材
134…伝達スリーブ
135…縮径部
150…セラミックヒータ
151…基体
152…抵抗発熱体
154…電極取出部
153…後端部
155…電極取出部
160…歪部材
161…開口部
164…圧力検出素子
170…中軸
172…連結筒
173…外筒
174…第2外筒

Claims (4)

  1. 軸線に沿って延びるセラミックヒータであり、絶縁性セラミックによって形成された柱状の基体と、前記基体の内部に埋設され、通電によって抵抗発熱する抵抗発熱体と、前記抵抗発熱体と電気的に接続され、セラミックヒータの後端部の外表面に露出する電極取出部とを有する前記セラミックヒータと、
    前記セラミックヒータの先端を突出させた状態で前記セラミックヒータを内部に収容する筒状のハウジングと、
    前記ハウジングの内部の気密を確保するとともに、直接または他の部材を介して前記ハウジングと前記セラミックヒータとを連結しつつ、弾性変形することによって、前記セラミックヒータの、前記ハウジングに対する前記軸線に沿った変位を許容する可動部材と、
    前記ハウジングの内部のうち前記セラミックヒータよりも後端側に配置され、前記セラミックヒータの前記変位に基づいて前記燃焼ガスの圧力を検出する圧力センサと、
    前記可動部材よりも後端側の前記ハウジング内に配置される圧力伝達部材であり、前記セラミックヒータの前記後端部に嵌め込まれると共に、前記ハウジングに直接または他部材を介して連結され、前記セラミックヒータの変位を前記圧力センサに伝達する筒状の圧力伝達部材と、
    を備えるグロープラグであって、
    前記圧力伝達部材の熱伝導率は、前記セラミックヒータの前記基体の熱伝導率よりも大きいことを特徴とする、
    グロープラグ。
  2. 請求項1に記載のグロープラグであって、
    前記電極取出部は、第1の端子と、前記第1の端子よりも前記セラミックヒータの先端側に設けられた第2の端子とを含み、
    前記圧力伝達部材は、前記第2の端子に接続されていることを特徴とする、
    グロープラグ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のグロープラグであって、
    前記圧力伝達部材は、前記セラミックヒータの前記後端部に圧設されると共に、前記電極取出部に接続された第1の部材と、前記第1の部材の少なくとも後端部の外側に嵌め込まれた第2の部材とを含み、
    前記第2の部材の熱伝導率は、前記第1の部材の熱伝導率よりも大きいことを特徴とする、
    グロープラグ。
  4. 請求項3に記載のグロープラグであって、
    前記第2の部材には、径方向内側に向かって凹む縮径部が形成されており、
    前記第1の部材は、前記縮径部よりも後端側にて前記第2の部材と接していることを特徴とする、
    グロープラグ。
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