JP2013227965A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】鞍乗型車両の跨ぎやすさおよび地面への両足のつけやすさに影響を与えることなくエンジンに空気を円滑に供給できるエアクリーナを備えた、鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】鞍乗型車両10は、フレーム12、エンジン14、エアクリーナ16、吸気通路40およびシート42を備える。エアクリーナ16はケース44とフィルタユニット46とを有する。ケース44は第1ケース部48と第2ケース部50とを含み、左右に分割可能に構成される。第1ケース部48は、空気を吸入するための筒状部56aを有する。フィルタユニット46は、吸気通路40よりも後方かつ筒状部56aの開口端56bよりも前方に設けられる。フィルタユニット46は、前後方向において吸気通路40の開口端41に対向しかつ平面視において第1ケース部48と第2ケース部50との接続部Jに交差する。
【選択図】図2

Description

この発明は鞍乗型車両に関し、より特定的には、エアクリーナを備えた鞍乗型車両に関する。
従来、エアクリーナを備えた鞍乗型車両が知られている。
たとえば、特許文献1に記載されている自動二輪車では、エンジンのシリンダヘッドの後方において、サイドフレーム、シートレールおよびクロスフレームによって囲まれた領域にエアクリーナが配置される。
エアクリーナは、エアクリーナケースと、エアクリーナケース内に設けられる板状のエアフィルタとを有する。エアクリーナケースの側面には吸気用孔が設けられ、エアクリーナケースの前面にはキャブレータ連結口が設けられる。エアクリーナは、キャブレータ連結口を介してキャブレータに直接連結される。
上述のような構成において、吸気用孔からエアクリーナケース内に流入した空気は、エアフィルタによって浄化された後、キャブレータ連結口およびキャブレータを介してエンジンに供給される。
特開2003−127950号公報
ところで、上述のエアクリーナにおいては、エアフィルタは、自動二輪車の幅方向に直交するように設けられるので、エアフィルタを通過する空気は自動二輪車の幅方向に流れる。一方、キャブレータ連結口は前方に向かって開口しているので、キャブレータ連結口を通過する空気は自動二輪車の前後方向に流れる。すなわち、エアフィルタを通過した空気は、キャブレータ連通口に流入するために、その流れの向きを約90度変えなければならない。この場合、エアクリーナケース内における空気の円滑な流通が妨げられるので、エンジンに空気を円滑に供給することができない。それにより、エンジンが求める吸気量を十分に確保できないおそれがある。
そのため、エンジンに空気を円滑に供給することができない場合には、エンジンが求める吸気量を確保するために、エアクリーナケースの容積を大きくしなければならない。しかしながら、エアクリーナの周辺に配置される装置との位置関係を考慮すると、エアクリーナケースの前後方向の寸法を大きくすることは難しい。また、エアクリーナケースの幅方向の寸法を大きくした場合、運転者が自動二輪車を跨ぐ際(乗車する際)にエアクリーナおよびエアクリーナの周辺に配置されるフレームが邪魔になるとともに、運転者の両足を地面につけにくくなるおそれがある。このため、エアクリーナケースの幅方向の寸法を大きくすることも難しい。これらの結果、エアクリーナケースの容積を大きくすることは難しい。
それゆえに、この発明の主たる目的は、鞍乗型車両の跨ぎやすさおよび地面への両足のつけやすさに影響を与えることなくエンジンに空気を円滑に供給できるエアクリーナを備えた、鞍乗型車両を提供することである。
上述の目的を達成するために、請求項1に記載の鞍乗型車両は、エンジンと、シートと、エンジンの後方かつシートの下方に設けられるエアクリーナと、エンジンおよびエアクリーナを連通させる吸気通路と、エンジン、シートおよびエアクリーナを支持するフレームとを備えた鞍乗型車両であって、エアクリーナは、空気を吸入するための吸入部を有しかつ吸入部よりも前方において吸気通路が接続されるケースと、ケース内において吸気通路よりも後方かつ吸入部よりも前方に設けられるフィルタユニットとを含み、吸気通路は、ケース側の開口端を有し、ケースは、当該鞍乗型車両の幅方向の一方側に向かって開口する第1ケース部と、当該鞍乗型車両の幅方向の他方側に向かって開口しかつ上記一方側から第1ケース部に接続される第2ケース部とを含み、フィルタユニットは、当該鞍乗型車両の前後方向において開口端に対向しかつ平面視において第1ケース部と第2ケース部との接続部に交差する。
請求項2に記載の鞍乗型車両は、請求項1に記載の鞍乗型車両において、背面視においてフィルタユニットと開口端とが重なることを特徴とする。
請求項3に記載の鞍乗型車両は、請求項1または2に記載の鞍乗型車両において、第1ケース部はフレームに固定され、第2ケース部は、ケース内の液体を排出するためにフィルタユニットよりも前方に設けられる第1排出部を含みかつ第1ケース部に対して着脱可能に設けられ、当該鞍乗型車両の幅方向において第1ケース部は第2ケース部よりも大きく、平面視において、前後方向に延びる当該鞍乗型車両の中心線は第1ケース部を通ることを特徴とする。
請求項4に記載の鞍乗型車両は、請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗型車両において、エアクリーナは、第1ケース部と第2ケース部とによって挟まれる環状の第1シール部材と、フィルタユニットの外周面に沿って設けられる環状の第2シール部材とをさらに含み、フィルタユニットの下方において第1シール部材と第2シール部材とが接触することを特徴とする。
請求項5に記載の鞍乗型車両は、請求項4に記載の鞍乗型車両において、第1シール部材は、環状の主シール部と、主シール部から主シール部の内側に向かって延びる補助シール部とを含み、第1ケース部は、前後方向に延びる第1底部と、第1底部の上記他方側の縁部から上方に延びる第1側壁部と、第1底部から上方に突出しかつ当該鞍乗型車両の幅方向に延びて第1側壁部に接続される第1支持部とを含み、第2ケース部は、前後方向に延びる第2底部と、第2底部の上記一方側の縁部から上方に延びる第2側壁部と、第2底部から上方に突出しかつ当該鞍乗型車両の幅方向に延びて第2側壁部に接続される第2支持部とを含み、第1底部と第2底部とは、主シール部を間に挟んで接続され、第1支持部と第2支持部とは、補助シール部を間に挟んで接続され、フィルタユニットの下端部は、第1支持部および第2支持部によって支持され、第1支持部、第2支持部および補助シール部は、フィルタユニットの後方に設けられることを特徴とする。
請求項6に記載の鞍乗型車両は、請求項5に記載の鞍乗型車両において、ケースは、ケース内の液体を排出するために第1底部または第2底部に設けられる第2排出部を含み、第2排出部は、第1支持部の下端部、第2支持部の下端部および補助シール部の下端部よりも後方に設けられることを特徴とする。
請求項1に記載の鞍乗型車両では、エアクリーナの吸入部からケース内に吸い込まれた空気は、フィルタユニットを通過した後、吸気通路を介してエンジンに供給される。ここで、フィルタユニットは、鞍乗型車両の前後方向において吸気通路の開口端に対向する。この場合、フィルタユニットを通過した空気は、その流れの向きを大きく変えることなく吸気通路の開口端へ流れる。これにより、エアクリーナのケース内において空気を円滑に流すことができる。また、フィルタユニットは、平面視において第1ケース部と第2ケース部との接続部に交差するように設けられる。言い換えると、フィルタユニットは、第1ケース部内の領域および第2ケース部内の領域にまたがって設けられる。この場合、フィルタユニットの面積(より具体的には、フィルタユニットのうち空気が通過する領域の面積)を十分に大きくできるので、ケース内において空気をより円滑に流すことができる。これらの結果、エアクリーナのケースの容積を大きくすることなくエンジンに空気を円滑に供給でき、エンジンが求める吸気量を十分に確保できる。すなわち、請求項1に記載の鞍乗型車両のエアクリーナによれば、鞍乗型車両の跨ぎやすさおよび地面への両足のつけやすさに影響を与えることなく、エンジンに空気を円滑に供給でき、エンジンが求める吸気量を十分に確保できる。
請求項2に記載の鞍乗型車両では、背面視においてフィルタユニットと開口端とが重なる。このようにフィルタユニットおよび開口端を配置することによって、フィルタユニットから開口端への空気の流れを十分に円滑にできる。
請求項3に記載の鞍乗型車両では、第1ケース部がフレームに固定され、第2ケース部が第1ケース部に対して着脱可能に設けられる。言い換えると、第2ケース部はエアクリーナのキャップとして機能する。ここで、第2ケース部は第1ケース部よりも幅方向の寸法が小さいので、第2ケース部は第1ケース部に対して容易に着脱できる。このように、着脱容易な第2ケース部をキャップとして用いることによって、エアクリーナのメンテナンス(フィルタユニットの掃除等)が容易になる。また、この鞍乗型車両では、ケース内の液体を排出するための第1排出部が、フィルタユニットよりも前方において第2ケース部に設けられる。ここで、第2ケース部は、鞍乗型車両の幅方向において、鞍乗型車両の中心線よりも一方側に設けられる。このため、第2ケース部に第1排出部を設けることによって、鞍乗型車両の側方(一方側)からの第1排出部の視認性が向上する。これにより、鞍乗型車両のメンテナンス時に、作業者は第1排出部の位置を容易に認識することができる。その結果、ケース内の空間のうちフィルタユニットの前方の空間(以下、前方空間という)に溜まった液体を第1排出部から排出する際の作業効率が向上する。
請求項4に記載の鞍乗型車両では、第1ケース部と第2ケース部との接続部を密閉するための第1シール部材が、フィルタユニットの下方において、ケースの内周面とフィルタユニットの外周面との間を密閉するための第2シール部材に接触する。この場合、フィルタユニットの下方において、ケース内の空間のうちフィルタユニットの後方の空間(以下、後方空間という)と前方空間とが連通することを抑制できる。これにより、後方空間の液体等が前方空間に流入することを抑制できるので、前方空間の空気の汚染を十分に抑制できる。
請求項5に記載の鞍乗型車両では、エアクリーナにおいて、第1ケース部の第1支持部および第2ケース部の第2支持部によってフィルタユニットの下端部が支持される。第1ケース部において第1支持部は、第1底部から上方に突出しかつ鞍乗型車両の幅方向に延びて第1側壁部に接続され、第2ケース部において第2支持部は、第2底部から上方に突出しかつ鞍乗型車両の幅方向に延びて第2側壁部に接続される。第1支持部および第2支持部は、フィルタユニットの後方に設けられかつ互いに接続される。このような構成により、後方空間の液体が前方空間に流入することを第1支持部および第2支持部によって抑制できる。また、第1底部と第2底部とは、主シール部を間に挟んで接続され、第1支持部と第2支持部とは、フィルタユニットの後方に設けられる補助シール部を間に挟んで接続される。このような構成により、主シール部および補助シール部によって、後方空間の液体が第1底部と第2底部との間および第1支持部と第2支持部との間を通って前方空間に流入することを十分に抑制できる。したがって、第1支持部および第2支持部によって後方空間に液体が溜まった場合でも、その液体が前方空間に流入することを十分に抑制できる。
請求項6に記載の鞍乗型車両では、エアクリーナのケースは、ケース内の液体を排出するための第2排出部を第1底部または第2底部に有し、第2排出部は、第1支持部の下端部、第2支持部の下端部および補助シール部の下端部よりも後方に設けられる。この場合、後方空間に液体が溜まった場合でも、その液体を第2排出部を介して効率よく排出できる。
この発明によれば、鞍乗型車両の跨ぎやすさおよび地面への両足のつけやすさに影響を与えることなくエンジンに空気を円滑に供給できるエアクリーナを備えた、鞍乗型車両が得られる。
この発明の一実施形態に係る鞍乗型車両を示す側面図である。 鞍乗型車両の主要部の構成を示す側面図解図である。 フレームとエアクリーナとの関係を示す平面図である。 エアクリーナを示す正面図である。 エアクリーナを右側から見た側面図である。 エアクリーナを左側から見た側面図である。 図5のA−A線断面図解図である。 第1ケース部を左側から見た側面図である。 第2ケース部を右側から見た側面図である。 ケースを示す断面図解図である。 フィルタユニットを示す図であり、(a)はフィルタユニットを示す背面図であり、(b)は(a)のD−D線断面図である。 エアクリーナの内部構造を示す断面図解図である。 図8のE−E線断面図解図である。 図8のF−F線断面図解図である。
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態について説明する。この実施形態における前後、左右、上下とは、鞍乗型車両10のシート42に運転者がハンドル26に向かって着座した状態を基準とした前後、左右、上下を意味する。また、図中において、「Fr」は前方、「Rr」は後方、「R」は右方、「L」は左方をそれぞれ示す。
図1は、この発明の一実施形態に係る鞍乗型車両10を示す側面図であり、図2は、鞍乗型車両10の主要部の構成を示す側面図解図である。なお、図2においては、後述するエアクリーナ16の内部構造を簡略化して示している。
図1および図2を参照して、自動二輪車である鞍乗型車両10は、フレーム12、エンジン14およびエアクリーナ16を有する。エンジン14およびエアクリーナ16は、フレーム12に支持される。フレーム12は、ヘッドパイプ18、メインフレーム部20およびシートフレーム部22を含む。
図1を参照して、ヘッドパイプ18には、ステアリングシャフト24が回転可能に挿入される。ステアリングシャフト24の上端部にハンドル26が取り付けられ、ステアリングシャフト24の下端部にフロントフォーク28が取り付けられる。フロントフォーク28の下端部に前輪30が回転可能に支持される。
図1および図2を参照して、メインフレーム部20は、上メインフレーム部20aおよび下メインフレーム部20bを含む。上メインフレーム部20aは、側面視において略L字形状を有し、ヘッドパイプ18から後方斜め下方に延びた後、下方に向かって屈曲する。下メインフレーム部20bは、上メインフレーム部20aよりも下方において、ヘッドパイプ18から後方斜め下方に延びる。エンジン14は、上メインフレーム部20aと下メインフレーム部20bとの間において、上メインフレーム部20aおよび下メインフレーム部20bに支持される。
図1を参照して、上メインフレーム部20aの下端部には、スイングアーム32が揺動可能に支持される。スイングアーム32の後端部に後輪34が回転可能に支持される。エンジン14において発生される駆動力は、図示しない伝達機構を介して後輪34に伝達される。これにより、後輪34が回転し、鞍乗型車両10が前進する。
図1および図2を参照して、エンジン14の前面に排気通路36が接続される。排気通路36は、エンジン14の前方および下方を通って、鞍乗型車両10の後方に向かって延びる。排気通路36の後端部には、マフラー38が設けられる。
エンジン14の後面に吸気通路40が接続される。吸気通路40は、エンジン14とエアクリーナ16とを連通させる。エンジン14は、エアクリーナ16および吸気通路40を介して空気を吸入する。図2を参照して、吸気通路40は、エンジン14に接続される第1吸気管40a、エアクリーナ16に接続される第2吸気管40b、および第1吸気管40aと第2吸気管40bとの間に設けられるスロットルボディ40cを含む。吸気通路40(第2吸気管40b)は、エアクリーナ16側に開口端41を有する。この実施形態では、開口端41は、エアクリーナ16内に設けられる。
図3は、フレーム12とエアクリーナ16との関係を示す平面図である。
図1〜図3を参照して、シートフレーム部22は、左右に配置される一対の上シートフレーム部22aおよび左右に配置される一対の下シートフレーム部22b(図1,2参照:左側の下シートフレーム部22bのみ図示)を含む。各上シートフレーム部22aの先端部は、上メインフレーム部20aの略中央部に接続される。図3を参照して、一対の上シートフレーム部22aは、互いに左右方向に離れるように、上メインフレーム部20aから後方に延びる。図1を参照して、一対の上シートフレーム部22aにシート42が支持される。シート42の少なくとも一部は、エンジン14よりも後方に設けられる。
図1および図2を参照して、一対の下シートフレーム部22bは、一対の上シートフレーム部22aの下方において、上メインフレーム部20aの下部から後方斜め上方に延びる。一対の下シートフレーム部22bは、上メインフレーム部20aの下部と一対の上シートフレーム部22aの後部とを連結する。
図1を参照して、エアクリーナ16は、エンジン14の後方かつシート42の下方に設けられる。図1および図2を参照して、エアクリーナ16は、側面視において、一対の上シートフレーム部22aと一対の下シートフレーム部22bとの間に設けられる。エアクリーナ16の後端部は、メインフレーム部20よりも後方に位置する。
以下、エアクリーナ16について詳細に説明する。
図4は、エアクリーナ16を示す正面図であり、図5は、エアクリーナ16を右側から見た側面図であり、図6は、エアクリーナ16を左側から見た側面図である。
図3〜図6を参照して、エアクリーナ16は、ケース44およびケース44内に設けられるフィルタユニット46(図3,5,6参照)を有する。ケース44は、左右方向(鞍乗型車両10の幅方向)に分割可能に構成され、第1ケース部48と第2ケース部50とを含む。図3および図4を参照して、鞍乗型車両10の幅方向において、第1ケース部48の寸法(最大値)は第2ケース部50の寸法(最大値)よりも大きい。図3を参照して、鞍乗型車両10の平面視において、鞍乗型車両10の中心線CLは第1ケース部48を通る。なお、中心線CLは、鞍乗型車両10の平面視において鞍乗型車両10の幅方向における中心を通りかつ前後方向に延びる線である。ケース44は、たとえば、樹脂材料からなる。
図7は、図5のA−A線断面図解図であり、図8は、第1ケース部48を左側から見た側面図であり、図9は、第2ケース部50を右側から見た側面図である。なお、図7においては、図面が煩雑になることを避けるために、フィルタユニット46の断面を示さず、フィルタユニット46の背面を示している。
図7および図8を参照して、第1ケース部48は、鞍乗型車両10の幅方向の一方側(この実施形態では左側)に向かって開口し、かつ他方側(この実施形態では右側)に膨らむ。図7および図9を参照して、第2ケース部50は、鞍乗型車両10の幅方向の他方側(この実施形態では右側)に向かって開口し、かつ一方側(この実施形態では左側)に膨らむ。図7を参照して、第2ケース部50は、鞍乗型車両10の一方側(この実施形態では左側)から第1ケース部48に接続される。第2ケース部50は、着脱可能に第1ケース部48に接続される。図6および図7を参照して、第1ケース部48と第2ケース部50とは、複数(この実施形態では5つ)の締結部材52によって固定される。締結部材52としては、たとえば、ねじを用いることができる。
図10は、ケース44を示す断面図解図である。なお、図10においては、第1ケース部48のうち図8のB−B線に対応する部分が断面で示され、第2ケース部50のうち図9のC−C線に対応する部分が断面で示されている。
図7、図8および図10を参照して、第1ケース部48は、底部54、側壁部56、前壁部58、天井部60および一対の係止部62,64を含む。底部54は、鞍乗型車両10の前後方向および幅方向に延びる。この実施形態では、底部54は、斜め上方に向かって前から後に延びる。側壁部56は、底部54の右縁部から上方に延びる。前壁部58は、底部54の前縁部から上方に延びる。天井部60は、鞍乗型車両10の前後方向および幅方向に延びかつ底部54の後縁部(上縁部)、側壁部56の上縁部および前壁部58の上縁部に接続される。この実施形態では、底部54が第1底部に相当し、側壁部56が第1側壁部に相当する。
図7および図8を参照して、底部54は、第2ケース部50側の縁部に凸部54aを有する。図8を参照して、前壁部58は、第2ケース部50側の縁部に凸部58aを有する。図7および図8を参照して、天井部60は、第2ケース部50側の縁部に凸部60aを有する。図8を参照して、凸部54a、凸部58aおよび凸部60aは互いに連続して形成される。この実施形態では、凸部54a,58a,60aによって、第1ケース部48の縁部(第2ケース部50側の縁部)に、側面視において環形状を有する主嵌合部48aが形成される。主嵌合部48aは、第2ケース部50の後述する主溝部50a(図9,10参照)に嵌合可能に形成される。
図8および図10を参照して、係止部62は、後方に傾くように下から上に延びかつ正面視C字形状を有する。係止部62は、下係止部62a、上係止部62bおよび縦係止部62cを含む。下係止部62aは、底部54から上方に突出しかつ鞍乗型車両10の幅方向に延びて側壁部56に接続される。上係止部62bは、天井部60から下方に突出しかつ鞍乗型車両10の幅方向に延びて側壁部56に接続される。縦係止部62cは、側壁部56から中心線CL(図3参照)側に向かって突出しかつ上下方向に延びて下係止部62aと上係止部62bとを連結する。この実施形態では、下係止部62aが第1支持部に相当する。
下係止部62aは、第2ケース部50側の端面が主嵌合部48a(凸部54a)の第2ケース部50側の端面と面一になるように形成される。この実施形態では、下係止部62aの第2ケース部50側の端部が補助嵌合部48bとして機能する。補助嵌合部48bは、第2ケース部50の後述する補助溝部50b(図9,10参照)に嵌合可能に形成される。
図8を参照して、補助嵌合部48bは、主嵌合部48aから主嵌合部48aの内側に延びかつ主嵌合部48aに連続して形成される。この実施形態では、主嵌合部48aおよび補助嵌合部48bによって、第1ケース部48の縁部(第2ケース部50側の縁部)に嵌合部48cが形成される。嵌合部48cは、第2ケース部50の後述する嵌合溝部50cに嵌合可能に形成される。
図8を参照して、係止部64は、係止部62よりも前方に設けられかつ後方に傾くように下から上に延びる。係止部64は、係止部62に対して平行に設けられる。図7および図8を参照して、係止部64は、前後方向において係止部62に対向するように設けられ、背面視逆C字形状を有する。係止部64は、下係止部64a、上係止部64bおよび縦係止部64cを含む。下係止部64aは、底部54から上方に突出しかつ鞍乗型車両10の幅方向に延びて側壁部56に接続される。上係止部64bは、天井部60から下方に突出しかつ鞍乗型車両10の幅方向に延びて側壁部56に接続される。縦係止部64cは、側壁部56から中心線CL(図3参照)側に向かって突出しかつ上下方向に延びて下係止部64aと上係止部64bとを連結する。
図3〜図5および図8を参照して、第1ケース部48は、第1ケース部48をフレーム12に取り付けるための複数(この実施形態では3つ)の取付部48dを有する。図2を参照して、この実施形態では、第1ケース部48は、複数の取付部48dおよび複数の締結部材65等を介してシートフレーム部22に固定される。より具体的には、第1ケース部48は、左側の上シートフレーム部22aおよび左側の下シートフレーム部22bに固定される。
図7および図9を参照して、第2ケース部50は、底部66、側壁部68、前壁部70、天井部72および一対の係止部74,76を含む。底部66は、鞍乗型車両10の前後方向および幅方向に延びる。この実施形態では、底部66は、斜め上方に向かって前から後に延びる。側壁部68は、底部66の左縁部から上方に延びる。前壁部70は、底部66の前縁部から上方に延びる。天井部72は、鞍乗型車両10の前後方向および幅方向に延びかつ底部66の後縁部(上縁部)、側壁部68の上縁部および前壁部70の上縁部に接続される。この実施形態では、底部66が第2底部に相当し、側壁部68が第2側壁部に相当する。
底部66は、第1ケース部48側の縁部に、第1ケース部48側に向かって開口する溝部66aを有する。溝部66aは、係止部74よりも前方でかつ係止部76よりも後方において、上方に向かって開口する開口部66bを有する。図9を参照して、前壁部70は、第1ケース部48側の縁部に、第1ケース部48側に向かって開口する溝部70aを有する。図7および図9を参照して、天井部72は、第1ケース部48側の縁部に、第1ケース部48側に向かって開口する溝部72aを有する。図9を参照して、溝部66a、溝部70aおよび溝部72aは互いに連続して形成される。この実施形態では、溝部66a,70a,72aによって、第2ケース部50の縁部(第1ケース部48側の縁部)に、側面視において環形状を有する主溝部50aが形成される。
図9および図10を参照して、係止部74は、後方に傾くように下から上に延びかつ正面視逆C字形状を有する。係止部74は、下係止部74a、上係止部74bおよび縦係止部74cを含む。下係止部74aは、底部66から上方に突出しかつ鞍乗型車両10の幅方向に延びて側壁部68に接続される。上係止部74bは、天井部72から下方に突出しかつ鞍乗型車両10の幅方向に延びて側壁部68に接続される。縦係止部74cは、側壁部68から中心線CL(図3参照)側に向かって突出しかつ上下方向に延びて下係止部74aと上係止部74bとを連結する。この実施形態では、下係止部74aが第2支持部に相当する。
下係止部74aは、第1ケース部48側の縁部に補助溝部50bを有する。補助溝部50bは、第1ケース部48側に向かって開口する。補助溝部50bは、主溝部50aから主溝部50aの内側に延びかつ主溝部50aに連続して形成される。この実施形態では、主溝部50aおよび補助溝部50bによって、第2ケース部50の縁部(第1ケース部48側の縁部)に嵌合溝部50cが形成される。
図10を参照して、この実施形態では、係止部62と係止部74とが接続される。より具体的には、下係止部62aと下係止部74aとが接続され、上係止部62bと上係止部74bとが接続される。
図9を参照して、係止部76は、係止部74よりも前方に設けられかつ後方に傾くように下から上に延びる。係止部76は、係止部74に対して平行に設けられる。図7および図9を参照して、係止部76は、前後方向において係止部74に対向するように設けられ、背面視C字形状を有する。係止部76は、下係止部76a、上係止部76bおよび縦係止部76cを含む。下係止部76aは、底部66から上方に突出しかつ鞍乗型車両10の幅方向に延びて側壁部68に接続される。上係止部76bは、天井部72から下方に突出しかつ鞍乗型車両10の幅方向に延びて側壁部68に接続される。縦係止部76cは、側壁部68から中心線CL(図3参照)側に向かって突出しかつ上下方向に延びて下係止部76aと上係止部76bとを連結する。
図7を参照して、この実施形態では、係止部64と係止部76とが接続される。より具体的には、下係止部64aと下係止部76aとが接続され、上係止部64bと上係止部76bとが接続される。
図9を参照して、第2ケース部50の底部66は、第1排出部78および第2排出部80を有する。第1排出部78および第2排出部80はそれぞれ、下方に向かって突出するように設けられる。第1排出部78は筒形状を有し、底部66を上下に貫通する貫通孔78aを有する。第2排出部80は筒形状を有し、底部66を上下に貫通する貫通孔80aを有する。第1排出部78は底部66の前端部に設けられ、第2排出部80は底部66と係止部74との接続部の近傍に設けられる。図5を参照して、第1排出部78は、フィルタユニット46よりも前方に設けられる。第2排出部80は、フィルタユニット46の下端部、下係止部62a,74a(図10参照)の下端部および後述する補助シール部86b(図12参照)の下端部よりも後方に設けられる。なお、通常時には、第1排出部78および第2排出部80には、たとえばキャップ(図示せず)が被せられる。
図11は、フィルタユニット46を示す図であり、(a)はフィルタユニット46を示す背面図であり、(b)は(a)のD−D線断面図である。
図11を参照して、フィルタユニット46は、枠部82およびフィルタ部84を有する。枠部82は、内枠部82a、外枠部82b、および内枠部82aと外枠部82bとを連結する連結部82cを含む。フィルタ部84は直方体形状を有し、空気流入面84aおよび空気流出面84bを有する。フィルタ部84は、空気流入面84aおよび空気流出面84bが露出するように内枠部82aに保持される。詳細な説明は省略するが、フィルタ部84としては、公知のエアクリーナに用いられている種々のフィルタ部(たとえば、不織布)を用いることができる。
図12は、エアクリーナ16の内部構造を示す断面図解図である。
図2および図12を参照して、係止部62と係止部64との間および係止部74と係止部76との間にフィルタユニット46の外枠部82bが嵌め込まれる。フィルタユニット46の前後方向の移動は、外枠部82bが係止部62,64,74,76に係止されることによって規制される。フィルタユニット46は、フィルタ部84が係止部64,76よりも前方に突出するように設けられる。
上述したように、係止部62,64,74,76は後方に傾くように下から上に延びるので、係止部62と係止部64との間および係止部74と係止部76との間に嵌め込まれる外枠部82bは後方に傾くように配置される。このため、フィルタユニット46(より具体的には枠部82)は、係止部62,74によって後方から支持される。より具体的には、図10を参照して、下係止部62a,74aによってフィルタユニット46(図12参照)の下端部が支持され、上係止部62b,74bによってフィルタユニット46の上端部が支持され、縦係止部62c,74cによってフィルタユニット46の両側部が支持される。
図3を参照して、フィルタユニット46は、鞍乗型車両10の平面視において、第1ケース部48と第2ケース部50との接続部Jに交差するように設けられる。この実施形態では、鞍乗型車両10の平面視において、フィルタ部84の空気流入面84aおよび空気流出面84bのそれぞれが接続部Jと交差する。また、鞍乗型車両10の平面視において、中心線CLはフィルタユニット46を通る。この実施形態では、鞍乗型車両10の平面視において、中心線CLは、フィルタ部84の空気流入面84aおよび空気流出面84bを通る。
図12を参照して、第2ケース部50の嵌合溝部50cに、環状の第1シール部材86が嵌め込まれる。第1シール部材86は、主溝部50aに嵌め込まれる環状の主シール部86aと、補助溝部50bに嵌め込まれる補助シール部86bとを含む。補助シール部86bは、主シール部86aから主シール部86aの内側に向かって延びるように形成される。この実施形態では、主シール部86aと補助シール部86bとは一体的に形成される。図7を参照して、第1シール部材86は、第1ケース部48と第2ケース部50との接続部Jを密閉するために設けられる。
図7および図12を参照して、フィルタユニット46の外周面に沿って環状の第2シール部材88が設けられる。より具体的には、外枠部82bの外周面を覆うように、第2シール部材88が設けられる。フィルタユニット46は、第2シール部材88がケース44の内周面とフィルタユニット46(外枠部82b)の外周面とによって挟まれるように、ケース44に収容される。第2シール部材88は、ケース44の内周面とフィルタユニット46の外周面との間を密閉するために設けられる。第1シール部材86および第2シール部材88は、たとえば、樹脂材料(ゴム等)からなる。
図7、図8および図12を参照して、第1ケース部48と第2ケース部50とを接続する際には、第1シール部材86が嵌合部48cによって押し潰されるように、嵌合部48cが嵌合溝部50cに嵌め込まれる。図7および図12を参照して、フィルタユニット46の下方において、第1シール部材86は、嵌合溝部50cの開口部66bを通って第2シール部材88に接触する。なお、第2シール部材88が開口部66bを通って第1シール部材86に接触してもよい。
図13は、図8のE−E線断面図解図であり、図14は、図8のF−F線断面図解図である。
図5、図8、図13および図14を参照して、側壁部56は、ケース44の内方に向かって延びる筒状部56aを有する。筒状部56aは、その先端に開口端56bを有し、ケース44の内部と外部とを連通させる。図5を参照して、フィルタユニット46は開口端56bよりも前方に設けられる。この実施形態では、開口端56bが吸入部に相当する。
図3〜図5および図13を参照して、前壁部58は、上メインフレーム部20aを避けるように右部が後方に凹んだ形状を有する。これにより、鞍乗型車両10の側面視においてケース44とフレーム12(より具体的には、上メインフレーム部20a)とが重なるように、エアクリーナ16を配置できる。図4、図5および図13を参照して、前壁部58は、上メインフレーム部20aよりも第2ケース部50側に貫通孔58bを有する。貫通孔58bに、吸気通路40(図2,3参照)の第2吸気管40b(図2,3参照)が差し込まれる。
図2および図3を参照して、吸気通路40のケース44側の開口端41は、ケース44内においてフィルタユニット46よりも前方に設けられる。開口端41は、鞍乗型車両10の前後方向において、フィルタユニット46のフィルタ部84(より具体的には、空気流出面84b)に対向する。
図2を参照して、鞍乗型車両10の側面視において、開口端41の少なくとも一部は、フィルタ部84(空気流出面84b)の上端よりも下方でかつ下端よりも上方に位置する。図3を参照して、鞍乗型車両10の平面視において、開口端41の少なくとも一部は、フィルタ部84(空気流出面84b)の右縁よりも左側でかつ左縁よりも右側に位置する。したがって、鞍乗型車両10の背面視において、フィルタユニット46と開口端41とが重なる。より具体的には、鞍乗型車両10の背面視において、フィルタ部84(空気流出面84b)と開口端41とが重なる。この実施形態では、鞍乗型車両10の背面視において、開口端41の全体がフィルタユニット46と重なる。
詳細な説明は省略するが、この実施形態では、鞍乗型車両10の背面視において、開口端56bの少なくとも一部とフィルタユニット46(フィルタ部84)とが重なる。したがって、この実施形態では、鞍乗型車両10の背面視において、開口端56bおよび開口端41がともにフィルタユニット46と重なる。より具体的には、鞍乗型車両10の背面視において、開口端56bおよび開口端41がともにフィルタ部84(空気流出面84b)と重なる。この実施形態では、鞍乗型車両10の背面視において、開口端41の全体および開口端56bの全体がフィルタユニット46と重なる。
図5および図6を参照して、ケース44内の空間は、フィルタユニット46によって2つの空間に区画される。より具体的には、ケース44内の空間は、フィルタユニット46の後方の後方空間44aと、フィルタユニット46の前方の前方空間44bとに区画される。言い換えると、ケース44内の空間は、フィルタユニット46よりも開口端56b側の後方空間44aと、フィルタユニット46よりも開口端41(図3参照)側の前方空間44bとに区画される。後方空間44aは、ケース44内の空間のうち、吸気の流れにおいてフィルタユニット46よりも上流側の空間である。前方空間44bは、ケース44内の空間のうち、吸気の流れにおいてフィルタユニット46よりも下流側の空間である。後方空間44aは、開口端56bを介してケース44の外部に連通する。前方空間44bは、開口端41(図3参照)を介して吸気通路40(図3参照)に連通する。上述の第1排出部78は、前方空間44bとケース44の外部とを連通させ、第2排出部80は、後方空間44aとケース44の外部とを連通させる。
鞍乗型車両10では、エアクリーナ16の外部の空気は、開口端56bを介して後方空間44aに吸入される。後方空間44aに流入した空気は、空気流入面84aからフィルタ部84に流入し、フィルタ部84において浄化された後、空気流出面84bから前方空間44bへ流出する。図3を参照して、前方空間44b内の浄化された空気は、開口端41から吸気通路40に流入し、エンジン14(図2参照)に供給される。
以下、鞍乗型車両10の作用効果を説明する。
鞍乗型車両10のエアクリーナ16では、フィルタユニット46は、鞍乗型車両10の前後方向において吸気通路40の開口端41に対向する。この場合、フィルタユニット46を通過した空気は、その流れの向きを大きく変えることなく吸気通路40の開口端41へ流れる。これにより、エアクリーナ16のケース44内において空気を円滑に流すことができる。また、フィルタユニット46は、鞍乗型車両10の平面視において第1ケース部48と第2ケース部50との接続部Jに交差するように設けられる。言い換えると、フィルタユニット46は、第1ケース部48内の領域および第2ケース部50内の領域にまたがって設けられる。この場合、フィルタユニット46の面積(より具体的には、フィルタ部84の空気流入面84aおよび空気流出面84bの面積)を十分に大きくできるので、ケース44内において空気をより円滑に流すことができる。これらの結果、ケース44の容積を大きくすることなくエンジン14に空気を円滑に供給でき、エンジン14が求める吸気量を十分に確保できる。すなわち、鞍乗型車両10のエアクリーナ16によれば、鞍乗型車両10の跨ぎやすさおよび地面への両足のつけやすさに影響を与えることなく、エンジン14に空気を円滑に供給でき、エンジン14が求める吸気量を十分に確保できる。
エアクリーナ16では、鞍乗型車両10の背面視において、フィルタユニット46と開口端41とが重なる。このようにフィルタユニット46および開口端41を配置することによって、フィルタユニット46から開口端41への空気の流れを十分に円滑にできる。
エアクリーナ16では、第1ケース部48がフレーム12のシートフレーム部22に固定され、第2ケース部50が第1ケース部48に対して着脱可能に設けられる。言い換えると、第2ケース部50はエアクリーナ16のキャップとして機能する。ここで、第2ケース部50は第1ケース部48よりも幅方向の寸法が小さいので、第2ケース部50は第1ケース部48に対して容易に着脱できる。このように、着脱容易な第2ケース部50をキャップとして用いることによって、エアクリーナ16のメンテナンス(フィルタユニット46の掃除等)が容易になる。また、エアクリーナ16では、ケース44内の液体を排出するための第1排出部78が、フィルタユニット46よりも前方において第2ケース部50に設けられる。ここで、第2ケース部50は、鞍乗型車両10の幅方向において、鞍乗型車両10の中心線CLよりも一方側(この実施形態では左側)に設けられる。このため、第2ケース部50に第1排出部78を設けることによって、鞍乗型車両10の側方(この実施形態では左方)からの第1排出部78の視認性が向上する。これにより、鞍乗型車両10のメンテナンス時に、作業者は第1排出部78の位置を容易に認識することができる。その結果、前方空間44bに溜まった液体(たとえばオイル)を第1排出部78から排出する際の作業効率が向上する。
エアクリーナ16では、第1ケース部48と第2ケース部50との接続部Jを密閉するための第1シール部材86が、フィルタユニット46の下方において、ケース44の内周面とフィルタユニット46の外周面との間を密閉するための第2シール部材88に接触する。この場合、フィルタユニット46の下方において後方空間44aと前方空間44bとが連通することを抑制できる。これにより、後方空間44aの液体等が前方空間44bに流入することを抑制できるので、前方空間44bの空気の汚染を十分に抑制できる。
エアクリーナ16では、第1ケース部48の下係止部62aおよび第2ケース部50の下係止部74aによってフィルタユニット46の下端部が支持される。下係止部62aは底部54から上方に突出しかつ鞍乗型車両10の幅方向に延びて側壁部56に接続され、下係止部74aは底部66から上方に突出しかつ鞍乗型車両10の幅方向に延びて側壁部68に接続される。下係止部62a,74aは、フィルタユニット46の後方に設けられかつ互いに接続される。このような構成により、後方空間44aの液体が前方空間44bに流入することを下係止部62a,74aによって抑制できる。また、底部54と底部66とは、主シール部86aを間に挟んで接続され、下係止部62aと下係止部74aとは、フィルタユニット46の後方に設けられる補助シール部86bを間に挟んで接続される。このような構成により、主シール部86aおよび補助シール部86bによって、後方空間44aの液体が底部54と底部66との間および下係止部62aと下係止部74aとの間を通って前方空間44bに流入することを十分に抑制できる。したがって、下係止部62a,74aによって後方空間44aに液体が溜まった場合でも、その液体が前方空間44bに流入することを十分に抑制できる。
エアクリーナ16のケース44は、ケース44内の液体を排出するための第2排出部80を有し、第2排出部80は、下係止部62a,74aの下端部および補助シール部86bの下端部よりも後方に設けられる。この場合、後方空間44aに液体が溜まった場合でも、その液体を第2排出部80を介して効率よく排出できる。
上述の実施形態では、第2ケース部50が第1排出部78を有する場合について説明したが、第1ケース部が第1排出部を有してもよい。たとえば、第1ケース部の底部に第1排出部が設けられてもよい。
上述の実施形態では、第2ケース部50が第2排出部80を有する場合について説明したが、第1ケース部が第2排出部を有してもよい。たとえば、第1ケース部の底部に第2排出部が設けられてもよい。
上述の実施形態では、右側に第1ケース部48が配置されかつ左側に第2ケース部50が配置される場合について説明したが、左側に第1ケース部が配置されかつ右側に第2ケース部が配置されてもよい。この場合、エアクリーナは、たとえば上述のエアクリーナ16を左右反転させた構成にすればよい。
上述の実施形態では、空気を吸入するための吸入部(開口端56b)が第1ケース部48に設けられているが、吸入部が第2ケース部に設けられてもよい。
上述の実施形態では、吸気通路40が第1ケース部48の前壁部58に接続されているが、吸気通路とケースとの接続場所は上述の例に限定されない。吸気通路が吸入部およびフィルタユニットよりも前方においてケースに接続されているのであれば、たとえば、吸気通路が第1ケース部の底部、側壁部または天井部に接続されてもよく、吸気通路が第2ケース部に接続されてもよい。
上述の実施形態では、吸気通路40のケース44側の端部がケース44内に挿入されているが、吸気通路はケース内に挿入されていなくてもよい。たとえば、吸気通路40と第1ケース部48の貫通孔58bとが連通するように、前壁部58の外面に吸気通路40の開口端41が接続されてもよい。
上述の実施形態では、ケース44が2つのケース部(第1ケース部48および第2ケース部50)を含む場合について説明したが、ケースが3つ以上のケース部を含んでもよい。
上述の実施形態では、第1シール部材86が一体的に形成された主シール部86aおよび補助シール部86bを含む場合について説明したが、第1シール部材が別個に形成された主シール部および補助シール部を含んでもよい。
上述の実施形態では、第1ケース部48に嵌合部48cが設けられ、第2ケース部50に嵌合溝部50cが設けられているが、第1ケース部に嵌合溝部が設けられ、第2ケース部に嵌合部が設けられてもよい。
この発明が適用される鞍乗型車両は自動二輪車に限定されない。この発明は、エンジンの後方かつシートの下方にエアクリーナが配置される種々の鞍乗型車両(たとえば、不整地走行用車両(ATV:ALL−TERRAIN VEHICLE))に適用できる。
10 鞍乗型車両
12 フレーム
14 エンジン
16 エアクリーナ
40 吸気通路
41,56b 開口端
42 シート
44 ケース
46 フィルタユニット
48 第1ケース部
50 第2ケース部
54,66 底部
56,68 側壁部
62a,74a 下係止部
78 第1排出部
80 第2排出部
86 第1シール部材
86a 主シール部
86b 補助シール部
88 第2シール部材
CL 中心線
J 接続部

Claims (6)

  1. エンジンと、シートと、前記エンジンの後方かつ前記シートの下方に設けられるエアクリーナと、前記エンジンおよび前記エアクリーナを連通させる吸気通路と、前記エンジン、前記シートおよび前記エアクリーナを支持するフレームとを備えた鞍乗型車両であって、
    前記エアクリーナは、空気を吸入するための吸入部を有しかつ前記吸入部よりも前方において前記吸気通路が接続されるケースと、前記ケース内において前記吸気通路よりも後方かつ前記吸入部よりも前方に設けられるフィルタユニットとを含み、
    前記吸気通路は、前記ケース側の開口端を有し、
    前記ケースは、当該鞍乗型車両の幅方向の一方側に向かって開口する第1ケース部と、前記幅方向の他方側に向かって開口しかつ前記一方側から前記第1ケース部に接続される第2ケース部とを含み、
    前記フィルタユニットは、当該鞍乗型車両の前後方向において前記開口端に対向しかつ平面視において前記第1ケース部と前記第2ケース部との接続部に交差する、鞍乗型車両。
  2. 背面視において前記フィルタユニットと前記開口端とが重なる、請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記第1ケース部は前記フレームに固定され、
    前記第2ケース部は、前記ケース内の液体を排出するために前記フィルタユニットよりも前方に設けられる第1排出部を含みかつ前記第1ケース部に対して着脱可能に設けられ、
    前記幅方向において前記第1ケース部は前記第2ケース部よりも大きく、
    平面視において、前記前後方向に延びる当該鞍乗型車両の中心線は前記第1ケース部を通る、請求項1または2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記エアクリーナは、前記第1ケース部と前記第2ケース部とによって挟まれる環状の第1シール部材と、前記フィルタユニットの外周面に沿って設けられる環状の第2シール部材とをさらに含み、
    前記フィルタユニットの下方において前記第1シール部材と前記第2シール部材とが接触する、請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  5. 前記第1シール部材は、環状の主シール部と、前記主シール部から前記主シール部の内側に向かって延びる補助シール部とを含み、
    前記第1ケース部は、前記前後方向に延びる第1底部と、前記第1底部の前記他方側の縁部から上方に延びる第1側壁部と、前記第1底部から上方に突出しかつ前記幅方向に延びて前記第1側壁部に接続される第1支持部とを含み、
    前記第2ケース部は、前記前後方向に延びる第2底部と、前記第2底部の前記一方側の縁部から上方に延びる第2側壁部と、前記第2底部から上方に突出しかつ前記幅方向に延びて前記第2側壁部に接続される第2支持部とを含み、
    前記第1底部と前記第2底部とは、前記主シール部を間に挟んで接続され、
    前記第1支持部と前記第2支持部とは、前記補助シール部を間に挟んで接続され、
    前記フィルタユニットの下端部は、前記第1支持部および前記第2支持部によって支持され、
    前記第1支持部、前記第2支持部および前記補助シール部は、前記フィルタユニットの後方に設けられる、請求項4に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記ケースは、前記ケース内の液体を排出するために前記第1底部または前記第2底部に設けられる第2排出部を含み、
    前記第2排出部は、前記第1支持部の下端部、前記第2支持部の下端部および前記補助シール部の下端部よりも後方に設けられる、請求項5に記載の鞍乗型車両。
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